JPH0694191A - ディスク式スチ―ムトラップ - Google Patents
ディスク式スチ―ムトラップInfo
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- JPH0694191A JPH0694191A JP27084592A JP27084592A JPH0694191A JP H0694191 A JPH0694191 A JP H0694191A JP 27084592 A JP27084592 A JP 27084592A JP 27084592 A JP27084592 A JP 27084592A JP H0694191 A JPH0694191 A JP H0694191A
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- Japan
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- outlet
- valve seat
- inlet
- outlet passage
- pressure chamber
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Abstract
塞しないディスク式スチ―ムトラップを得ること。 【構成】 出口通路10の出口11側端に逆止弁座14
を形成する。出口通路10に転動部材15を自由状態で
配置する。転動部材15は上端が環状溝6内に位置する
2本の棒材16,17と、棒材16,17の下端に取り
付けられ逆止弁座14を開閉する逆止弁体18とからな
る。排出流体によって棒材16,17が転動し、上端部
分で異物の付着を防止すると共に、逆流時に逆止弁体1
8が逆止弁座14に着座して閉じ、異物が出口通路10
に逆流することを防止する。
Description
的蒸気室の圧力変化に応じて弁ディスクが開閉すること
により、蒸気配管系に発生する復水を自動的に排出する
ディスク式スチ―ムトラップに関し、特に、流体中の異
物が付着堆積して出口通路を閉鎖してしまうことを防止
できるようにしたものに関する。
3を参照して説明する。これは、本体1と蓋体2とで内
部に変圧室3を形成し、本体1の変圧室3側の中心に入
口通路4を開けて入口5と変圧室3を連通せしめ、入口
通路4の外周囲に環状溝6を設けて、入口通路4と環状
溝6の間に内輪弁座7を、環状溝6の外周囲に内輪弁座
7と同心円状で同一平面の外輪弁座8を設け、環状溝6
の一部から出口通路10を開けて変圧室3を出口11に
連通せしめ、変圧室3内に弁ディスク12を自由状態で
配したものである。弁ディスク12を変圧室3の圧力変
化によって自力的に制御して内外輪弁座7,8に離着座
させ、復水を自動的に排出する。
溝6の一部から出口通路10を連通しているために環状
溝6と出口通路10の接続部には段部9が形成され、こ
の段部9に異物13が付着堆積して出口通路10が狭め
られ排出流量の減少、ひいては出口通路10が閉塞して
しまうという問題があった。すなわち、スチ―ムトラッ
プは一般的に蒸気使用機器の出口側とか配管の管末に取
付けられることが多く従って蒸気使用機器とか配管中に
比べトラップ内の温度は低下し、流体中に含まれている
鉄イオンや銅イオンが析出し易くなり、トラップケ―シ
ングにおいて最も電荷密度の高くなる段部9(すなわち
凸部)においてまず最初に析出付着し、その初期の析出
付着物を核として錆やスケ―ルと共に成長して堆積する
のである。またスチ―ムトラップは一般的に出口が排水
管を介して排水ピットに連結されることが多く従って逆
流が生じた場合に、排水ピット内の異物の逆流によって
出口通路が閉鎖してしまうという問題もあった。
よって出口通路が狭められたり閉塞してしまうことを防
止できるディスク式スチ―ムトラップを得ることであ
る。
するために講じた本発明の技術的手段は、入口と出口を
形成した本体に蓋部材を取り付けて内部に入口と出口が
開口する変圧室を形成し、入口及び出口の変圧室側開口
端に内外輪弁座からなる弁座面を形成し、内輪弁座面に
入口と変圧室を連通する入口通路を形成し、内外輪弁座
面の間に環状溝を形成して、該環状溝の一部から変圧室
と出口を連通する出口通路を形成し、内外輪弁座の弁座
面に離着座する弁ディスクを変圧室に配置したものにお
いて、出口通路に逆止弁座を形成し、環状溝内に一端を
位置せしめた転動部材を出口通路に配置し、逆止弁座を
出口側から開閉する逆止弁体を転動部材の他端に設けた
ものである。
出口通路に配置した転動部材は、弁ディスクが開弁して
流体が通過するときに転動し、環状溝内に位置した部分
が、堆積して出口通路を狭めようとする異物を取除く。
また転動部材に設けた逆止弁体は、逆流が生じた場合に
逆止弁座に着座して閉じ、異物が出口通路に逆流するこ
と防止する。従って、異物の堆積よって出口通路が狭め
られたり閉塞してしまうことを防止できる。
明する(図1と図2参照)。尚、図3と同一の構成要素
には同一の符号を付して説明する。本体1に同一軸上に
入口5と出口11を形成し、この入口5及び出口11と
連通する変圧室3を蓋部材2と本体1とで形成する。入
口5と出口11の変圧室3側開口端に内輪弁座7と外輪
弁座8を同心円状で同一平面に形成してその間に環状溝
6を形成する。内外輪弁座7,8に離着座する円板状の
弁ディスク12を変圧室3内に配置する。入口5と変圧
室3は内輪弁座7に形成した入口通路4を介して連通
し、変圧室3と出口11は環状溝6の一部から形成した
出口通路10を介して連通する。
4を形成する。出口通路10に転動部材15を自由状態
で配置する。転動部材15は細長い2本の棒材16,1
7と棒材16,17に取り付けた逆止弁体18とからな
る。棒材16,17の上端は環状溝6と出口通路10と
の接続部に形成される段部9よりも上方の環状溝6内に
位置し、外側に曲げられている。逆止弁体18は有頭の
円錐形状で、逆止弁座14を出口11側から開閉する。
転動部材15は排出流体によって転動せしめられ、環状
溝6内に突出した上端部分が異物の付着を防止すると共
に、逆流時に逆止弁体18が逆止弁座14に着座して閉
じ、異物が出口通路10に逆流することを防止する。
積して出口通路が狭められ排出流量の減少や、ひいては
出口通路が閉塞してしまうことがないので、スチ―ムト
ラップ本来の機能を長期に渡って維持することができ
る。また、異物が出口通路の上流側に逆流しないので、
蒸気使用機器の損傷や効率低下を防止することもでき
る。
の断面図である。
の逆流防止状態を示す断面図である。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 入口と出口を形成した本体に蓋部材を取
り付けて内部に入口と出口が開口する変圧室を形成し、
入口及び出口の変圧室側開口端に内外輪弁座からなる弁
座面を形成し、内輪弁座面に入口と変圧室を連通する入
口通路を形成し、内外輪弁座面の間に環状溝を形成し
て、該環状溝の一部から変圧室と出口を連通する出口通
路を形成し、内外輪弁座の弁座面に離着座する弁ディス
クを変圧室に配置したものにおいて、出口通路に逆止弁
座を形成し、環状溝内に一端を位置せしめた転動部材を
出口通路に配置し、逆止弁座を出口側から開閉する逆止
弁体を転動部材の他端に設けたことを特徴とするディス
ク式スチ―ムトラップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27084592A JP2741318B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | ディスク式スチ―ムトラップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27084592A JP2741318B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | ディスク式スチ―ムトラップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0694191A true JPH0694191A (ja) | 1994-04-05 |
JP2741318B2 JP2741318B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=17491802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27084592A Expired - Fee Related JP2741318B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | ディスク式スチ―ムトラップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2741318B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011144887A (ja) * | 2010-01-15 | 2011-07-28 | Tlv Co Ltd | フロート式ドレントラップ |
WO2014007207A1 (ja) * | 2012-07-02 | 2014-01-09 | 株式会社テイエルブイ | ディスク式スチームトラップ |
JP2015045377A (ja) * | 2013-08-28 | 2015-03-12 | 株式会社クレハ | スチームトラップ |
-
1992
- 1992-09-14 JP JP27084592A patent/JP2741318B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011144887A (ja) * | 2010-01-15 | 2011-07-28 | Tlv Co Ltd | フロート式ドレントラップ |
WO2014007207A1 (ja) * | 2012-07-02 | 2014-01-09 | 株式会社テイエルブイ | ディスク式スチームトラップ |
JP2015045377A (ja) * | 2013-08-28 | 2015-03-12 | 株式会社クレハ | スチームトラップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2741318B2 (ja) | 1998-04-15 |
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