JP2835670B2 - 配管ジョイント付スチ―ムトラップ - Google Patents
配管ジョイント付スチ―ムトラップInfo
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- JP2835670B2 JP2835670B2 JP4328398A JP32839892A JP2835670B2 JP 2835670 B2 JP2835670 B2 JP 2835670B2 JP 4328398 A JP4328398 A JP 4328398A JP 32839892 A JP32839892 A JP 32839892A JP 2835670 B2 JP2835670 B2 JP 2835670B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は蒸気系から蒸気は排出す
ることなく、凝縮水である復水やエア―あるいは非凝縮
性のガス等を自動的に系外に排出するスチ―ムトラップ
に関し、特に、種々の配管取り付け状態に応じてスチ―
ムトラップを取り付けることのできるものに関する。ス
チ―ムトラップは、蒸気配管や蒸気使用装置に取り付け
られるのであるが、復水を効率良く排出するために、蒸
気配管や蒸気使用装置の下部末端に取り付けられる場合
が多い。これらの下部末端においては、スチ―ムトラッ
プの取り付けスペ―スや取り付け方向が、その他の配管
や装置により限定されたものとなってしまうことが多か
った。トラップの取り付けスペ―スや方向が限定された
ものになっていたとしても、比較的広範囲の対象に取り
付けることができるトラップとして、配管ジョイント付
のスチ―ムトラップが用いられている。
ることなく、凝縮水である復水やエア―あるいは非凝縮
性のガス等を自動的に系外に排出するスチ―ムトラップ
に関し、特に、種々の配管取り付け状態に応じてスチ―
ムトラップを取り付けることのできるものに関する。ス
チ―ムトラップは、蒸気配管や蒸気使用装置に取り付け
られるのであるが、復水を効率良く排出するために、蒸
気配管や蒸気使用装置の下部末端に取り付けられる場合
が多い。これらの下部末端においては、スチ―ムトラッ
プの取り付けスペ―スや取り付け方向が、その他の配管
や装置により限定されたものとなってしまうことが多か
った。トラップの取り付けスペ―スや方向が限定された
ものになっていたとしても、比較的広範囲の対象に取り
付けることができるトラップとして、配管ジョイント付
のスチ―ムトラップが用いられている。
【０００２】
【従来の技術】従来の配管ジョイント付スチ―ムトラッ
プとして、例えば特開昭６１−１６０６９９号公報に示
されたものがある。これは、縦配管や横配管に任意に切
り替えることの配管部材と、スチ―ムトラップとを接続
部材を介して組み合わせたもので、トラップの取り付け
スペ―スが狭かったり、縦方向や横方向であっても、配
管部材を適宜回転して配管接続することにより、スチ―
ムトラップを取り付けることができるものである。
プとして、例えば特開昭６１−１６０６９９号公報に示
されたものがある。これは、縦配管や横配管に任意に切
り替えることの配管部材と、スチ―ムトラップとを接続
部材を介して組み合わせたもので、トラップの取り付け
スペ―スが狭かったり、縦方向や横方向であっても、配
管部材を適宜回転して配管接続することにより、スチ―
ムトラップを取り付けることができるものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
スチ―ムトラップを分解点検したり取り替えたりする場
合に、その入口側に別途開閉弁を設けておかなければな
らず、この開閉弁を閉じてトラップに蒸気や復水が流入
しないようにしてからでないと分解したり取り替えたり
することができない問題があった。また上記従来のもの
では、ストレ―ナを取り付けることができないために、
スチ―ムトラップの弁部に配管中の錆やスケ―ル等の異
物が混入付着して蒸気漏洩を起す問題があった。一方、
スチ―ムトラップのケ―シング内にストレ―ナを設けた
ものでは、トラップの交換の際にストレ―ナも同時に交
換してしまわなければならない問題があった。トラップ
は内蔵した弁部と弁座部の開閉により復水のみを排出す
るのであるが、長期間使用するにつれてこの弁部と弁座
部が摩耗により変形してしまい、蒸気を漏洩してしま
う。従って、ある期間使用したトラップは新規なトラッ
プと交換されるのであるが、この場合トラップケ―シン
グにストレ―ナを内蔵しているものでは、弁、弁座部と
共に何等摩耗もしていないストレ―ナをも同時に交換し
なければならず不経済なものとなっていたのである。
スチ―ムトラップを分解点検したり取り替えたりする場
合に、その入口側に別途開閉弁を設けておかなければな
らず、この開閉弁を閉じてトラップに蒸気や復水が流入
しないようにしてからでないと分解したり取り替えたり
することができない問題があった。また上記従来のもの
では、ストレ―ナを取り付けることができないために、
スチ―ムトラップの弁部に配管中の錆やスケ―ル等の異
物が混入付着して蒸気漏洩を起す問題があった。一方、
スチ―ムトラップのケ―シング内にストレ―ナを設けた
ものでは、トラップの交換の際にストレ―ナも同時に交
換してしまわなければならない問題があった。トラップ
は内蔵した弁部と弁座部の開閉により復水のみを排出す
るのであるが、長期間使用するにつれてこの弁部と弁座
部が摩耗により変形してしまい、蒸気を漏洩してしま
う。従って、ある期間使用したトラップは新規なトラッ
プと交換されるのであるが、この場合トラップケ―シン
グにストレ―ナを内蔵しているものでは、弁、弁座部と
共に何等摩耗もしていないストレ―ナをも同時に交換し
なければならず不経済なものとなっていたのである。
【０００４】従って本発明の技術的課題は、入口側に別
途開閉弁を設けることなくスチ―ムトラップの分解や交
換ができると共に、ストレ―ナを取り付けることがで
き、且つ、トラップの交換ごとにストレ―ナをも交換す
ることのない配管ジョイント付スチ―ムトラップを得る
ことである。
途開閉弁を設けることなくスチ―ムトラップの分解や交
換ができると共に、ストレ―ナを取り付けることがで
き、且つ、トラップの交換ごとにストレ―ナをも交換す
ることのない配管ジョイント付スチ―ムトラップを得る
ことである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために講じた本発明の技術的手段は、スチームトラ
ップ部を内蔵するトラップケーシングと、縦配管あるい
は横配管と接続する配管ジョイント部材とをそれぞれ別
体で形成し、当該トラップケーシングと配管ジョイント
部材とを接続部材としての取り付けフランジを介して組
み合わせて、配管状態に応じて上記トラップケーシング
と配管ジョイント部材とを回動して固着するものにおい
て、配管ジョイント部材に入口通路とトラップ連通路と
出口通路とを形成し、当該配管ジョイント部材の入口通
路とトラップ連通路との間に流入してきた異物を漉し取
るストレーナを配置すると共に、トラップケーシングの
スチームトラップ部にトラップ入口通路とトラップ出口
通路を形成して、上記ストレーナを配置したトラップ連
通路をトラップ入口通路と接続し、トラップ出口通路を
上記出口通路と接続し、上記配管ジョイント部材の入口
通路とトラップ連通路を遮断する閉止部材を上記ストレ
ーナ内に設けたものである。
するために講じた本発明の技術的手段は、スチームトラ
ップ部を内蔵するトラップケーシングと、縦配管あるい
は横配管と接続する配管ジョイント部材とをそれぞれ別
体で形成し、当該トラップケーシングと配管ジョイント
部材とを接続部材としての取り付けフランジを介して組
み合わせて、配管状態に応じて上記トラップケーシング
と配管ジョイント部材とを回動して固着するものにおい
て、配管ジョイント部材に入口通路とトラップ連通路と
出口通路とを形成し、当該配管ジョイント部材の入口通
路とトラップ連通路との間に流入してきた異物を漉し取
るストレーナを配置すると共に、トラップケーシングの
スチームトラップ部にトラップ入口通路とトラップ出口
通路を形成して、上記ストレーナを配置したトラップ連
通路をトラップ入口通路と接続し、トラップ出口通路を
上記出口通路と接続し、上記配管ジョイント部材の入口
通路とトラップ連通路を遮断する閉止部材を上記ストレ
ーナ内に設けたものである。
【０００６】
【作用】上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
配管ジョイント部材を蒸気使用装置と接続した蒸気配管
と接続する。蒸気使用装置で発生した復水と蒸気の混合
流体は配管ジョイント部材を介してスチ―ムトラップに
流入し、復水のみが出口通路から系外に排出される。配
管ジョイント部材の入口通路とトラップ連通路との間に
ストレ―ナを配置したことにより、配管ジョイント部材
の入口通路から流入してきた流体中の異物はこのストレ
―ナに漉し取られ、トラップ部に流入することはない。
従って、トラップの弁、弁座部において異物の付着によ
る蒸気漏洩を生じることがない。また、ストレ―ナを配
管ジョイント部材に設けると共に、入口通路とトラップ
連通路の間に閉止部材を設けたことにより、スチ―ムト
ラップの交換の際には、トラップのみを交換すれば良く
ストレ―ナをトラップと同時に交換しなくても良くな
り、不経済性を解消することができると共に、配管ジョ
イント部材と別体にその入口側に別途開閉弁を設ける必
要もない。
配管ジョイント部材を蒸気使用装置と接続した蒸気配管
と接続する。蒸気使用装置で発生した復水と蒸気の混合
流体は配管ジョイント部材を介してスチ―ムトラップに
流入し、復水のみが出口通路から系外に排出される。配
管ジョイント部材の入口通路とトラップ連通路との間に
ストレ―ナを配置したことにより、配管ジョイント部材
の入口通路から流入してきた流体中の異物はこのストレ
―ナに漉し取られ、トラップ部に流入することはない。
従って、トラップの弁、弁座部において異物の付着によ
る蒸気漏洩を生じることがない。また、ストレ―ナを配
管ジョイント部材に設けると共に、入口通路とトラップ
連通路の間に閉止部材を設けたことにより、スチ―ムト
ラップの交換の際には、トラップのみを交換すれば良く
ストレ―ナをトラップと同時に交換しなくても良くな
り、不経済性を解消することができると共に、配管ジョ
イント部材と別体にその入口側に別途開閉弁を設ける必
要もない。
【０００７】
【実施例】上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説
明する（図１及び図２参照）。本実施例においては、ス
チ―ムトラップとしてディスク式スチ―ムトラップを用
いた例を示す。図１は鉛直配管取り付け状態を示す断面
図であり、図２は図１における左側面図である。図１に
おいて、トラップケ―シング１と蓋１５でスチ―ムトラ
ップ部２を形成し、配管ジョイント部材３とトラップケ
―シング１とを取り付けフランジ２１を介して図２に示
すボルト４で固着する。配管ジョイント部材３は、同軸
上に入口通路５と出口通路７を形成し、その中央部にト
ラップ部２と連通するトラップ連通路６を設け、入口通
路５とトラップ連通路６の間に円筒状で多数の細孔を有
するスクリ―ン９を配置してストレ―ナを形成する。ス
クリ―ン９内に、入口通路５とトラップ連通路６とを遮
断する閉止部材としての閉止弁３０を配置する。閉止弁
３０の下部は棒状３１で、パッキング３２と固定プラグ
３３を貫通して端部の２面取り部３５を外部に突設す
る。図１に示す状態は、閉止弁３０により入口通路５と
トラップ連通路６の間が遮断された状態を示す。閉止弁
３０のすぐ下部には、スクリ―ン９の内径に沿う形状の
円筒状ブラシ３６を、スナップリング３７，３８により
取り付ける。２面取り部３５を回転して閉止弁３０を開
閉する場合に、このブラシ３６も回転して、スクリ―ン
９の内面側を掃除することができるものである。スクリ
―ン９の円筒内面は閉止弁３０を介して入口通路５と連
通し、円筒外面はトラップ連通路６と連通する。スクリ
―ン９の下端部は配管ジョイント部材３にねじ結合した
プラグ１０で固着する。
明する（図１及び図２参照）。本実施例においては、ス
チ―ムトラップとしてディスク式スチ―ムトラップを用
いた例を示す。図１は鉛直配管取り付け状態を示す断面
図であり、図２は図１における左側面図である。図１に
おいて、トラップケ―シング１と蓋１５でスチ―ムトラ
ップ部２を形成し、配管ジョイント部材３とトラップケ
―シング１とを取り付けフランジ２１を介して図２に示
すボルト４で固着する。配管ジョイント部材３は、同軸
上に入口通路５と出口通路７を形成し、その中央部にト
ラップ部２と連通するトラップ連通路６を設け、入口通
路５とトラップ連通路６の間に円筒状で多数の細孔を有
するスクリ―ン９を配置してストレ―ナを形成する。ス
クリ―ン９内に、入口通路５とトラップ連通路６とを遮
断する閉止部材としての閉止弁３０を配置する。閉止弁
３０の下部は棒状３１で、パッキング３２と固定プラグ
３３を貫通して端部の２面取り部３５を外部に突設す
る。図１に示す状態は、閉止弁３０により入口通路５と
トラップ連通路６の間が遮断された状態を示す。閉止弁
３０のすぐ下部には、スクリ―ン９の内径に沿う形状の
円筒状ブラシ３６を、スナップリング３７，３８により
取り付ける。２面取り部３５を回転して閉止弁３０を開
閉する場合に、このブラシ３６も回転して、スクリ―ン
９の内面側を掃除することができるものである。スクリ
―ン９の円筒内面は閉止弁３０を介して入口通路５と連
通し、円筒外面はトラップ連通路６と連通する。スクリ
―ン９の下端部は配管ジョイント部材３にねじ結合した
プラグ１０で固着する。
【０００８】スチ―ムトラップ部２は、トラップ連通路
６と接続するトラップ入口通路１１と、変圧室１３と変
圧室１３内に自由状態で配置したディスク弁１２と、デ
ィスク弁１２の下面に形成した円筒状凹溝１６と、円筒
状凹溝１６と接続するトラップ出口通路８とで形成す
る。トラップ出口通路８は円筒状凹溝１７と接続して出
口通路７と連通する。円筒状凹溝１７とトラップ入口通
路１１の端部には気密を維持するためのガスケット１
８，１９を取り付ける。取り付けフランジ２１は平板リ
ング状に形成して内面に段部を設け、トラップケ―シン
グ１に取り付けた固定リング２０と段部をはめ合わせ
て、配管ジョイント部３に設けたフランジ部２２と対向
して配置し２本のボルト４で固着することにより、トラ
ップケ―シング１と配管ジョイント部材３とを組み合わ
せる。
６と接続するトラップ入口通路１１と、変圧室１３と変
圧室１３内に自由状態で配置したディスク弁１２と、デ
ィスク弁１２の下面に形成した円筒状凹溝１６と、円筒
状凹溝１６と接続するトラップ出口通路８とで形成す
る。トラップ出口通路８は円筒状凹溝１７と接続して出
口通路７と連通する。円筒状凹溝１７とトラップ入口通
路１１の端部には気密を維持するためのガスケット１
８，１９を取り付ける。取り付けフランジ２１は平板リ
ング状に形成して内面に段部を設け、トラップケ―シン
グ１に取り付けた固定リング２０と段部をはめ合わせ
て、配管ジョイント部３に設けたフランジ部２２と対向
して配置し２本のボルト４で固着することにより、トラ
ップケ―シング１と配管ジョイント部材３とを組み合わ
せる。
【０００９】次に作用を説明する。図１に示す状態は、
入口通路５と出口通路７を上から下へ鉛直縦方向に配置
し、トラップ部２も同じく縦方向に取り付けた状態を示
しており、例えば、トラップ部２を縦方向のままで、入
出口通路を水平の横方向に変更する場合は、ボルト４を
緩めて配管ジョイント部材３を９０度回転することによ
り、配管状態を適宜変更することができるものである。
入口通路５と出口通路７を上から下へ鉛直縦方向に配置
し、トラップ部２も同じく縦方向に取り付けた状態を示
しており、例えば、トラップ部２を縦方向のままで、入
出口通路を水平の横方向に変更する場合は、ボルト４を
緩めて配管ジョイント部材３を９０度回転することによ
り、配管状態を適宜変更することができるものである。
【００１０】閉止弁３０を押し下げて入口通路５とトラ
ップ連通路６を連通している場合、入口通路５から流入
してきた復水と蒸気の混合流体は、スクリ―ン９の細孔
を通過することにより流体中の異物が越し取られ、トラ
ップ連通路６とトラップ入口通路１１を経てディスク弁
１２の下部に溜まる。変圧室１３内の蒸気圧力が自然放
熱により低下すると、ディスク弁１２を押し下げる力よ
りも押し上げる力の方が強くなり、ディスク弁１２が上
昇して開弁する。ディスク弁１２が開弁すると復水は円
筒状凹溝１６とトラップ出口通路８と同じく円筒状凹溝
１７を経て出口通路７に至り系外に排除される。復水が
排出され、蒸気が変圧室１３内に流入すると、ディスク
弁１２下面を通過する流体の速度が瞬時に上昇して静圧
低下を来たすと共に、変圧室１３内の蒸気圧力も上昇す
ることにより、ディスク弁１２は閉弁して、蒸気の出口
通路７側への排出を防止する。
ップ連通路６を連通している場合、入口通路５から流入
してきた復水と蒸気の混合流体は、スクリ―ン９の細孔
を通過することにより流体中の異物が越し取られ、トラ
ップ連通路６とトラップ入口通路１１を経てディスク弁
１２の下部に溜まる。変圧室１３内の蒸気圧力が自然放
熱により低下すると、ディスク弁１２を押し下げる力よ
りも押し上げる力の方が強くなり、ディスク弁１２が上
昇して開弁する。ディスク弁１２が開弁すると復水は円
筒状凹溝１６とトラップ出口通路８と同じく円筒状凹溝
１７を経て出口通路７に至り系外に排除される。復水が
排出され、蒸気が変圧室１３内に流入すると、ディスク
弁１２下面を通過する流体の速度が瞬時に上昇して静圧
低下を来たすと共に、変圧室１３内の蒸気圧力も上昇す
ることにより、ディスク弁１２は閉弁して、蒸気の出口
通路７側への排出を防止する。
【００１１】閉止弁３０を図１に示す状態にして、入口
通路５とトラップ連通路６の間を遮断することにより、
入口通路と接続している図示しない別途の開閉弁を閉じ
ることなくトラップ２を取り替えることができる。ま
た、閉止弁３０を回転することにより同時にスクリ―ン
９を掃除することもできる。
通路５とトラップ連通路６の間を遮断することにより、
入口通路と接続している図示しない別途の開閉弁を閉じ
ることなくトラップ２を取り替えることができる。ま
た、閉止弁３０を回転することにより同時にスクリ―ン
９を掃除することもできる。
【００１２】配管ジョイント部材３内にスクリ―ン９を
配置したことにより、スチ―ムトラップ部２のディスク
弁１２部に流体中の異物が流入することがなく、異物の
混入による蒸気漏洩を防止することができ、且つ、長期
間使用したトラップを新規なものに取り替える場合に、
トラップだけの交換をすれば良くスクリ―ン９を同時に
交換してしまうこともない。
配置したことにより、スチ―ムトラップ部２のディスク
弁１２部に流体中の異物が流入することがなく、異物の
混入による蒸気漏洩を防止することができ、且つ、長期
間使用したトラップを新規なものに取り替える場合に、
トラップだけの交換をすれば良くスクリ―ン９を同時に
交換してしまうこともない。
【００１３】尚、本実施例においては、スチ―ムトラッ
プとしてディスク式スチ―ムトラップを用いた例を示し
たが、その他従来から使用されているトラップ、例え
ば、フロ―ト式トラップやバケット式トラップ、あるい
は、バイメタル式トラップやメンブレン式トラップを用
いることもできる。
プとしてディスク式スチ―ムトラップを用いた例を示し
たが、その他従来から使用されているトラップ、例え
ば、フロ―ト式トラップやバケット式トラップ、あるい
は、バイメタル式トラップやメンブレン式トラップを用
いることもできる。
【００１４】
【発明の効果】本発明は下記の特有の効果を生じる。配
管ジョイント部材の入口通路とトラップ連通路を遮断す
る閉止部材を設けたことにより、入口側に別途開閉弁を
設けることなくトラップの分解や交換を行なうことがで
きると共に、入口通路とトラップ連通路との間にストレ
―ナを設けたことにより、トラップの弁、弁座部におい
て異物の付着による蒸気漏洩を防止することができ、且
つ、トラップの交換時にストレ―ナを同時に交換する必
要もなく不経済性を解消することができる。
管ジョイント部材の入口通路とトラップ連通路を遮断す
る閉止部材を設けたことにより、入口側に別途開閉弁を
設けることなくトラップの分解や交換を行なうことがで
きると共に、入口通路とトラップ連通路との間にストレ
―ナを設けたことにより、トラップの弁、弁座部におい
て異物の付着による蒸気漏洩を防止することができ、且
つ、トラップの交換時にストレ―ナを同時に交換する必
要もなく不経済性を解消することができる。
【図１】図１は本発明の配管ジョイント付スチ―ムトラ
ップの実施例の断面図である。
ップの実施例の断面図である。
【図２】図２は図１の左側面図である。
１ トラップケ―シング ２ スチ―ムトラップ部 ３ 配管ジョイント部材 ４ ボルト ５ 入口通路 ６ トラップ連通路 ７ 出口通路 ９ スクリ―ン １２ ディスク弁 １３ 変圧室 ２１ 取り付けフランジ ３０ 閉止弁 ３６ ブラシ
Claims (1)
- 【請求項１】 スチームトラップ部を内蔵するトラップ
ケーシングと、縦配管あるいは横配管と接続する配管ジ
ョイント部材とをそれぞれ別体で形成し、当該トラップ
ケーシングと配管ジョイント部材とを接続部材としての
取り付けフランジを介して組み合わせて、配管状態に応
じて上記トラップケーシングと配管ジョイント部材とを
回動して固着するものにおいて、配管ジョイント部材に
入口通路とトラップ連通路と出口通路とを形成し、当該
配管ジョイント部材の入口通路とトラップ連通路との間
に流入してきた異物を漉し取るストレーナを配置すると
共に、トラップケーシングのスチームトラップ部にトラ
ップ入口通路とトラップ出口通路を形成して、上記スト
レーナを配置したトラップ連通路をトラップ入口通路と
接続し、トラップ出口通路を上記出口通路と接続し、上
記配管ジョイント部材の入口通路とトラップ連通路を遮
断する閉止部材を上記ストレーナ内に設けたことを特徴
とする配管ジョイント付スチームトラップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4328398A JP2835670B2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 配管ジョイント付スチ―ムトラップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4328398A JP2835670B2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 配管ジョイント付スチ―ムトラップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06159591A JPH06159591A (ja) | 1994-06-07 |
| JP2835670B2 true JP2835670B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=18209813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4328398A Expired - Fee Related JP2835670B2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 配管ジョイント付スチ―ムトラップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2835670B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009274027A (ja) * | 2008-05-15 | 2009-11-26 | Tlv Co Ltd | 気液分離器 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5031962U (ja) * | 1973-07-16 | 1975-04-08 | ||
| JPS61160699A (ja) * | 1985-01-09 | 1986-07-21 | 株式会社 ヨシタケ製作所 | スチ−ムトラツプ |
-
1992
- 1992-11-13 JP JP4328398A patent/JP2835670B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06159591A (ja) | 1994-06-07 |
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