JPH069366Y2 - けい光ランプ装置 - Google Patents

けい光ランプ装置

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JPH069366Y2
JPH069366Y2 JP1987140241U JP14024187U JPH069366Y2 JP H069366 Y2 JPH069366 Y2 JP H069366Y2 JP 1987140241 U JP1987140241 U JP 1987140241U JP 14024187 U JP14024187 U JP 14024187U JP H069366 Y2 JPH069366 Y2 JP H069366Y2
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JP
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electrolytic capacitor
fluorescent lamp
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capacitor
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幸夫 吉川
敏也 田中
明弘 上田
勝秀 御園
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、一端に口金を有するカバー内に点灯回路部品
を収容するとともに、このカバーの他端に屈曲形けい光
ランプを支持した片口金形のけい光ランプ装置に関す
る。
(従来の技術) 最近、一端に白熱電球用のねじ込み形口金を取付けたカ
バー内に点灯回路部品を収容し、このカバーの他端にU
字形、W字形、H字形、鞍形などの屈曲形けい光ランプ
を取付けたけい光ランプ装置が開発されている。この種
のけい光ランプ装置は、白熱電球と互換性を有すること
から省エネルギー光源として普及しつつある。
ところで、この種の従来のけい光ランプ装置では、カバ
ー内に高周波点灯回路部品を収容するようになっている
が、高周波点灯回路には電解コンデンサが必要であるこ
と、電解コンデンサは背が高く、太いので、この一部を
口金内に収納することにより、カバーの小形化ができる
こと、は従来知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の電解コンデンサの一部を口金内に収納するもの
は、コンデンサの円滑な収納のためにコンデンサと口金
が同心円的になるように設計されていた。このため、コ
ンデンサの径が口金内の空間の3/4以上を占める程度
に口金と点灯回路部品である電解コンデンサとの隙間が
小さい場合は、2本のリード線の挿通が不可能となる
か、かりに可能であっても挿通作業が極めて困難であ
る。さらに口金シェルに接続する1本については、その
接続作業を狭い隙間で行う必要があり、その接続作業は
極めて困難である。さらに、口金シェルとリード線との
電気的接続は通常電気溶接かまたはハンダ付けである
が、この接続工程中の発熱がコンデンサを破損するおそ
れがある。また、隙間が小さすぎて無理に2本のリード
線を挿通するとコンデンサに力が加わり、この結果コン
デンサのハンダ付部分に応力が発生する。この応力と、
点灯中の熱膨脹と消灯時の収縮のくり返しによるヒート
サイクルとが複合原因となってコンデンサのハンダはが
れにつながる問題がある。
例えば実開昭57−154004号に開示されているけ
い光ランプ装置にあっては、コンデンサと口金とが同軸
的に配置されており、また、コンデンサのわきの隙間や
この隙間を通るリード線の処理については説明されてい
ないが、図面から判断する限り図面に開示されている程
度の隙間ではリード線の挿通はかなり困難と考えられ
る。また、可能としてもゆとりが無いので口金シェルと
リード線の接続の際の熱によりコンデンサが熱損傷する
可能性があるヒートサイクルによるコンデンサのハンダ
部分のはがれが発生するおそれが大きい。
また、実開昭58−192457号開示のけい光ランプ
装置についてもコンデンサは口金と同心円的に配置され
たものであり、また、コンデンサが口金内の空間に対し
て余り大きくないので、スペース確保のためにコンデン
サを偏心する発想は全くない。また仮にコンデンサを大
きくした場合には、上記と同様の問題が発生する。
さらに特開昭59−121702号に開示されているけ
い光ランプ装置については口金内に挿入されているもの
が、点灯管であつて、電解コンデンサではないので、リ
ード線を挿通するスペースは十分あり、部品を偏心して
スペースを確保する発想は全くない。
本考案は、口金内の空間と電解コンデンサとの隙間を確
保できてワイヤの挿通ならびに口金シェルとの接続が容
易となり、また、口金シェルとの接続にあたって接続加
工時の熱が電解コンデンサの熱損傷を防止できるけい光
ランプ装置を提供しようとするものである。さらに本考
案は、ワイヤを挿通する隙間を確保して、電解コンデン
サのハンダはがれの原因を低減したけい光ランプ装置を
提供することを目的とするものである。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案のけい光ランプ装置は、一端に円筒部が形成さ
れ、この円筒部にねじ込み形口金が設けられたカバー
と、このカバー内に回路基板に接着されて収容された点
灯回路部品と、上記カバーの他端に取付けられたけい光
ランプとを有し、 上記円筒部は円筒形の内部空間と、円筒部先端から口金
のシェルの縁部が被冠される深さまで円筒部の軸方向に
沿って縦に形成されたスリツトとを有し、 上記点灯回路部品は、円筒部の上記内部空間の径よりも
わずかに小さな径を有する円筒形の電解コンデンサを有
し、 上記電解コンデンサは、その先端が、上記内部空間内に
口金の中心軸に対して偏心して収容され、かつ電解コン
デンサの側面がスリット先端に位置するとともに、電解
コンデンサの側面と上記内部空間を形成する円筒部の内
壁との隙間は、一方側が、上記点灯回路部品と上記口金
とを電気的に接続する少なくとも2本のワイヤが通る程
度以上の隙間であり、反対側は、ワイヤが通りにくい程
度の以下の隙間であり、 電解コンデンサの回路基板上の配置は、コンデンサ先端
の口金中心軸に対する偏心にあわせてを偏位されてお
り、 上記一方の隙間には少なくとも2本のワイヤが位置し、
一方のワイヤは上記ねじ込み形口金のほぼ中心軸上にあ
るアイレット端子に接続されており、他方のワイヤは上
記隙間位置において上記スリットを通して口金シェルの
縁部に導出されているとともに、口金シェルの縁部に加
熱工程を有する接続手段により接続されていることを特
徴とする。
(作用) 本考案によると、電解コンデンサの先端を口金内に形成
された空間内にこの口金の中心から偏心して挿入したの
で、この偏心方向と反対側の口金と上記電解コンデンサ
との間に最低限の隙間が確保でき、したがってこの隙間
にワイヤを挿通させることができ、隙間が大きくなる
分、挿通作業ならびに小さい隙間での口金シェルとワイ
ヤとの接続作業が容易になる。
また、口金シェルとワイヤの接続部からコンデンサが離
れた分、接続作業により発生する熱がコンデンサに伝わ
りにくくなり、この結果、コンデンサの熱損傷のおそれ
が少なくなる。
さらに、ワイヤを挿通する隙間を最低限確保できたこと
でコンデンサに力が加わることが少なくなり、この結
果、コンデンサのハンダ付部分に発生する応力も少なく
なり、ヒートサイクルによるハンダはがれも少なくな
る。特にまた、コンデンサが基板上も偏心しているため
にワイヤを口金軸中心に近い位置に寄せることができ、
このためワイヤがコンデンサに与える無理な力は小さく
なる。これによってもコンデンサのハンダ付部分に発生
する応力が少なくなって、ヒートサイクルによるハンダ
はがれも少なくなる。
さらに口金シェルへのワイヤを通すためのスリットが円
筒部に形成されているので、狭い空間にもかかわらず、
口金シェルへのワイヤを通し易く、また、コンデンサと
円筒部内壁との間にワイヤが位置する距離が小さくな
り、コンデンサと円筒部内壁との間にワイヤがはさまっ
てしまう可能性も小さくなる。
(実施例) 以下本考案について、図示の一実施例にもとづき説明す
る。
第3図は全体の組立て状態の断面図を示し、1は合成樹
脂製のカバーであり、このカバー1の一端には円筒状の
内部空間を形成している円筒部2が突設されており、こ
の円筒部2には口金3が被着されている。内部空間の径
は約21mmである。この口金3は、E26形のねじ込み
形であり、上記円筒部2に接着剤、またはかしめ等によ
り固定されている。
上記カバー1の他端開口には例えば合成樹脂よりなる閉
塞部材4が取付けられており、この閉塞部材4にてカバ
ー1の開口部が閉塞されている。この閉塞部材4は軸方
向に離間する一対の円板形仕切り盤5,6にて構成され
ており、これら仕切り盤5,6はこれらの間に介在され
た連結リブ7…により所定の間隔を存して対向されてい
る。したがって、これら離間対向する仕切り盤5,6間
に断熱空気層8が形成されている。なお、断熱空気層8
は全周に亙って外部と連通されている。
上記閉塞部材4の一方の円板形仕切り盤5には、上記カ
バー1の開口部が嵌り合う嵌合周壁9が形成され、この
嵌合周壁9に上記カバー1の開口部が被冠されて接着剤
またはかしめ、あるいは係合などの手段で固定されてい
る。このため上記カバー1内は閉塞部材4によって外方
と区間された部屋10を構成している。
カバー1内の上記部屋10内には、高周波点灯回路部品11
が収容されている。
この高周波点灯回路部品11は、第1図に示すように、円
板形回路基板12の上面に取付けられている。
高周波点灯回路部品11としては、公知の前波整流器、ト
ランジスタ、共振用コンデンサ、発振コイルおよび円筒
形アルミニウム電解コンデンサ13が用いられている。そ
して、これら高周波点灯回路部品11のうち、高さが一番
高い部品すなわち円筒形アルミニウム電解コンデンサ13
は、第1図および第2図に示すように、円板形回路基板
12の略中央に立設されている。ただし、円筒形アルミニ
ウム電解コンデンサ13の中心線01−01は回路基板の
中心線02−02に対して1.5mm偏心した位置に立設
されている。円筒形アルミニウムコンデンサ13の直径は
16mmである。この大きさは口金内のスペース約径21
mmに対し3/4以上の大きさである。そして、他の高周
波点灯回路部品、すなわち上記前波整流器、トランジス
タ、共振用コンデンサ、発振コイルなどは詳図しない
が、上記円筒形アルミニウム電解コンデンサ13を取巻く
ようにしてこの周囲に配置されている。
このような高周波点灯回路部品には導電ワイヤとしての
絶縁被覆リード線14a,14bの一端がハンダにて接続され
ている。これら絶縁被覆リード線14a,14bの他端は後述
するが口金3に接続される。
上記のような点灯回路部品11を取付した回路基板12は、
前記嵌合周壁9の内面に周方向に間隔を存して形成され
た支持リブ15に取付けられている。
この場合、上記回路基板12は、この回路基板12の中心線
02−02がカバー1の中心線、つまりけい光ランプ装
置全体の軸線0−0に一致するように取り付けられ、従
って、円筒片アルミニウム電解コンデンサ13の中心線0
1−01は軸線0−0に対して1.5mmだけ偏心され
る。
そして、回路基板12を、前記嵌合周壁9の内面の支持リ
ブ15に取付けた場合、上記円筒形アルミニウム電解コン
デンサ13の上端部は、カバー1の円筒部2に収容される
ようになっており、この場合、円筒形アルミニウム電解
コンデンサ13の中心線01−01は軸線0−0に対して
1.5mm偏心されているので、円筒部2内においても第
3図に示すように、円筒部2の中心に対して1.5mm偏
心する。したがって、この1.5mmの偏心方向と反対側
には、円筒部2とアルミニウム電解コンデンサ13の間に
最大幅約4mmの隙間が形成され、反対側の隙間は1mmだ
けとなる。
この4mm隙間には、前記絶縁被覆リード線14a,14bが挿
通される。これら絶縁被覆リード線14a,14bは、その一
方14aが、円筒部2に形成されたスリット16を挿通され
て口金シェル3aにこの隙間部分でハンダ付けされてい
るとともに、他方はアイレット端子3bにハンダ付けさ
れている。
なお、上記カバー1の側壁には上記部屋10と外気とを連
通させる通気孔17……が形成されている。
上記閉塞部材4の他方の円板形仕切り盤6には、屈曲形
のけい光ランプ20が取付けられている。
屈曲形けい光ランプ20は、U字形、W字形等であっても
よいが、本実施例では2本のU字形ガラスバルブ21a,21
b(一方のみを図示する)を並置して鞍形の放電路を形
成したけい光ランプを使用している。これらU字形に加
工された2本のガラスバルブ21a,21bはその各一端部相
互を融着して接合され、各他端にはそれぞれ図示しない
が封着されている。
このような屈曲形けい光ランプ20は、両端部および融着
部が接着剤23を介して前記閉塞部材4の他方の円板形仕
切り盤6に固定されている。
上記けい光ランプ20における両端部および融着部の接着
箇所は、下面側から合成樹脂製の覆い板24にて隠されて
おり、この覆い板24は上記仕切り盤6に接着剤、または
嵌合などの手段で固定されている。
このような構成のけい光ランプ装置によると、高周波点
灯回路部品11のうちで1番高さが高いことにより目立つ
円筒形アルミニウム電解コンデンサ13を、回路基板12の
中心線02−02に対して偏心して取付けたので、円板
形の回路基板12における高周波点灯回路部品11の配置が
非対象となり、回路基板12に方向性が生じる。したがっ
て、嵌合周壁9の内面に形成した支持リブ15に取付ける
場合、取付け方向を識別することができ、取付け間違い
の発生が少なくなる。
また、上記円筒形アルミニウム電解コンデンサ13の上端
部が、カバー1の円筒部2(内径約21mm)に収容され
た場合、円筒形アルミニウム電解コンデンサ13(外形約
16mm)の中心線01−01は軸線0−0に対して1.
5mm偏心されているので、円筒部2内において、第3図
に示すように、円筒部2の中心に対して偏心する。した
がって、この偏心方向と反対側には、円筒部2とアルミ
ニウム電解コンデンサ13の間に約4mmの隙間が形成さ
れ、他方の隙間は1mmとなる。この4mmの隙間は絶縁被
覆リード線14a,14bを容易にまた中心軸に近づけた状態
で通すことが可能となる。
また、この4mmの隙間は絶縁被覆リード線14aと口金シ
ェル3aとの接続作業をも容易にしている。隙間が狭い
と絶縁被覆リード線14a,14bの挿通が限界であり、絶縁
被覆リード線14bを口金シェル3a側に曲げることが難
しくなり、場合によっては、円筒形アルミニウム電解コ
ンデンサ13に無理な力が加わる原因となる。上記のよう
に4mmの隙間を確保することで、絶縁被覆リード線14a
と口金シェル3aの接続作業を容易にしている。
さらにまた、絶縁被覆リード線14aと、口金シェル3a
のハンダ付の際の熱は4mmという隙間のため円筒形アル
ミニウム電解コンデンサ13に伝わりにくくなり、熱損傷
のおそれが少なくなる。
さらに4mmの隙間があるので、円筒形アルミニウム電解
コンデンサ13に絶縁被覆リード線14a,14bを通すとき等
に無理な力が加わり、こらが円筒形アルミニウム電解コ
ンデンサ13のハンダ付部分に応力を発生させるという問
題が小さくなる。この結果、ヒートサイクルによるハン
ダはがれが生ずるという2次問題も発生しにくくなる。
特にまた、コンデンサが基板上も偏心しているためにワ
イヤを口金軸中心に近い位置に寄せることができ、この
ためワイヤがコンデンサに与える無理な力は小さくな
る。これによってもコンデンサのハンダ付部分に発生す
る応力が少なくなって、ヒートサイクルによるハンダは
がれも少なくなる。
さらに口金シェルへのワイヤを通すためのスリットが円
筒部に形成されているので、狭い空間にもかかわらず、
口金シェルへのワイヤを通し易く、また、コンデンサと
円筒部内壁との間にワイヤが挟まれる距離がスリットの
長さ分だけ小さくなるので、この分ワイヤがはさまって
しまう可能性も小さくなる。
なお、本実施例の場合、点灯中の屈曲形けい光ランプ20
の発熱は、この屈曲形けい光ランプ20が外部に直接剥き
だしであるため直接外気に放熱されるとともに、閉塞部
材4に形成した断熱空気層8の熱遮断作用によりカバー
1側に伝えられるのが防止され、よってけい光ランプ20
の熱によりカバー1内に収容した高周波点灯回路部品11
が熱損傷されることがなくなる。
なお、本考案は上記実施例に制約されるものではない。
すなわち、上記実施例では屈曲形けい光ランプ20を剥き
出しのまま使用するようにしたが、屈曲形けい光ランプ
を透明性または半透明性のグローブで覆った構造のけい
光ランプ装置であっても実施可能である。
また、閉塞部材4および断熱空気層8の存在について
も、実施例に限るものではない。
さらにまた、本考案は屈曲形けい光ランプとして、3本
のU字形バルブを連結して構成したものや、鞍形けい光
ランプなどであってもよい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によると、円筒形電解コンデ
ンサの先端を上記ねじ込み形口金内に形成された円筒形
の空間内に収容するとともに、この電解コンデンサをこ
の口金の中心軸に対して偏心させ、この偏心方向と反対
側に位置して隙間を形成するようにしている。このため
この隙間に上記点灯回路部品と上記口金とを電気的に接
続する少なくとも2本のワイヤを簡単に挿通位置させる
ことができ、また、上記ワイヤの位置をできるだけ口金
の中心軸方向に設定することがてきるので、組立作業性
が向上する。また、2本のワイヤのうちの1本と、口金
シェルとの接続作業がこの隙間位置で行うことも可能と
なる。さらに、上記ワイヤを上記隙間方向のねじ込み形
口金の口金シェルに接続する場合、ハンダなどを使用す
る際、電解コンデンサに熱が加わって損傷するおそれ
が、この電解コンデンサと口金との間の上記隙間によっ
て、少なくなる。
さらにまた、上記隙間により、2本のワイヤを挿通する
際、電解コンデンサに無理な力が加わって電解コンデン
サのハンダ付部分がヒートサイクルにより、ハンダはが
れをおこす問題も少なくなる。特に、コンデンサが基板
上も偏心しているためにワイヤを口金軸中心に近い位置
に寄せることができ、このためワイヤがコンデンサに与
える無理な力は小さくなる。これによってもコンデンサ
のハンダ付部分に発生する応力が少なくなって、ヒート
サイクルによるハンダはがれも少なくなる。
さらに口金シェルへのワイヤを通すためのスリットが円
筒部に形成されているので、狭い空間にもかかわらず、
口金シェルへのワイヤを通し易く、また、コンデンサと
円筒部内壁との間にワイヤが挟まれる距離がスリットの
長さ分だけ小さくなるので、この分ワイヤがはさまって
しまう可能性も小さくなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は主要部の分解
した斜視図、第2図は高周波点灯回路部品を取付けた回
路基板の平面図、第3図は全体の断面図である。 1……カバー、2……円筒部、3……口金、 4……閉塞部材、5,6……仕切り盤、 11……高周波点灯回路部品、12……回路基板、 13……アルミニウム電解コンデンサ、 14a,14b……絶縁被覆リード線、 20……屈曲形けい光ランプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 上田 明弘 神奈川県横須賀市船越町1丁目201番地1 株式会社東芝横須賀工場内 (72)考案者 御園 勝秀 神奈川県横須賀市船越町1丁目201番地1 株式会社東芝横須賀工場内 (56)参考文献 特開 昭59−121702(JP,A) 実開 昭57−154004(JP,U) 実開 昭58−192457(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に円筒部が形成され、この円筒部にね
    じ込み形口金が設けられたカバーと、このカバー内に回
    路基板に装着されて収容された点灯回路部品と、上記カ
    バーの他端に取付けられたけい光ランプとを有するけい
    光ランプ装置において、 上記円筒部は円筒形の内部空間と、円筒部先端から口金
    のシェルの縁部が被冠される深さまで円筒部の軸方向に
    沿って縦に形成されたスリットとを有し、 上記点灯回路部品は、円筒部の上記内部空間の径よりも
    わずかに小さな径を有する円筒形の電解コンデンサを有
    し、 上記電解コンデンサは、その先端が、上記内部空間内に
    口金の中心軸に対して偏心して収容され、かつ電解コン
    デンサの側面がスリット先端に位置するとともに、電解
    コンデンサの側面と上記内部空間を形成する円筒部の内
    壁との隙間は、一方側が、上記点灯回路部品と上記口金
    とを電気的に接続する少なくとも2本のワイヤが通る程
    度以上の隙間であり、反対側は、ワイヤが通りにくい程
    度の以下の隙間であり、 電解コンデンサの回路基板上の配置は、コンデンサ先端
    の口金中心軸に対する偏心にあわせてを偏位されてお
    り、 上記一方の隙間には少なくとも2本のワイヤが位置し、
    一方のワイヤは上記ねじ込み形口金のほぼ中心軸上にあ
    るアイレット端子に接続されており、他方のワイヤは上
    記隙間位置において上記スリットを通して口金シェルの
    縁部に導出されているとともに、口金シェルの縁部に加
    熱工程を有する接続手段により接続されていることを特
    徴とするけい光ランプ装置。
  2. 【請求項2】上記電解コンデンサの径は、上記口金内空
    間の径の3/4以上であることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のけい光ランプ装置。
JP1987140241U 1987-09-14 1987-09-14 けい光ランプ装置 Expired - Lifetime JPH069366Y2 (ja)

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JPS6444506U JPS6444506U (ja) 1989-03-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57154004U (ja) * 1981-03-24 1982-09-28
JPS58192457U (ja) * 1982-06-16 1983-12-21 株式会社東芝 けい光ランプ装置
JPS59121702A (ja) * 1982-12-28 1984-07-13 三菱電機株式会社 放電灯装置

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