JPH0693539A - 検反装置 - Google Patents

検反装置

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Publication number
JPH0693539A
JPH0693539A JP24102192A JP24102192A JPH0693539A JP H0693539 A JPH0693539 A JP H0693539A JP 24102192 A JP24102192 A JP 24102192A JP 24102192 A JP24102192 A JP 24102192A JP H0693539 A JPH0693539 A JP H0693539A
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JP
Japan
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light
sensor head
woven cloth
width direction
receiving
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Pending
Application number
JP24102192A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Miyake
洋 三宅
Akiyoshi Itou
日藝 伊藤
Shigeto Ozaki
繁人 尾崎
Atsuhisa Andou
敦久 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0693539A publication Critical patent/JPH0693539A/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/89Investigating the presence of flaws or contamination in moving material, e.g. running paper or textiles
    • G01N21/892Investigating the presence of flaws or contamination in moving material, e.g. running paper or textiles characterised by the flaw, defect or object feature examined
    • G01N21/898Irregularities in textured or patterned surfaces, e.g. textiles, wood
    • G01N21/8983Irregularities in textured or patterned surfaces, e.g. textiles, wood for testing textile webs, i.e. woven material
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03JAUXILIARY WEAVING APPARATUS; WEAVERS' TOOLS; SHUTTLES
    • D03J1/00Auxiliary apparatus combined with or associated with looms
    • D03J1/007Fabric inspection on the loom and associated loom control

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)
  • Looms (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】検反装置に関し、センサヘッドの小型化及び軽
量化を図ることを目的とする。 【構成】長手方向に移動する織布Wに対して該織布Wの
幅方向に収容ボックス1を配設し、前記収容ボックス1
内には前記織布Wの幅方向に往復動して織布Wに光を照
射し、その照射した光の反射光を受光して検反情報を得
るためのセンサヘッド8を設けた検反装置において、前
記収容ボックス1内にはセンサヘッド8に向かって光を
照射する発光体12を配設し、前記センサヘッド1内に
は発光体12からの光を織布の検反領域に照射し、その
照射した光の反射光を受光する受光部20を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は織布の欠点を光学的に検
出する検反装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】織布の検反工程を製織工程から切り離し
て織布の良否判定を行う場合には、織布を織り上げた後
でなければ織布の良否を判定することができない。その
ため、綜絖あるいは筬羽間への経糸通しの際の通し違
い、あるいは開口運動の際の上下経糸同士の絡みによる
経糸の連れ込みが生じても織り上げ完了時まで織機の稼
働が継続され、このような経方向の欠点が織り上げ完了
時まで続いてしまう。このような織布の欠点は製織中に
早期に発見して修復されることが望ましい。
【0003】この問題を解決する方法として本願出願人
は特願平3−139145号において、織機に設置され
ることにより製織工程において織布の欠点を検反するこ
とができる検反装置を提案している。
【0004】図6に示すように、この検反装置41は織
前W1とエキスパンジョンバー42との間に設置され、
上部に透明な材質からなる窓43が嵌め込まれた収容ボ
ックス44と、収容ボックス44の上面に窓43を覆う
ように配置された反射板45aとを備えている。そし
て、前記織布Wと対向する反射板45aの下面は鏡面に
加工されている。又、織前W1にて織成された織布Wは
巻取りローラに巻き取られながら収容ボックス44の上
面と反射板45aの下面にて挟まれた状態で移動する。
【0005】そして、前記収容ボックス44内の底部に
は走行レール45が収容ボックス44の長手方向に沿っ
て設けられ、この走行レール45には走行台46を介し
てセンサヘッド47が設けられ、この走行レール45に
沿ってセンサヘッド47が移動可能に支持されている。
前記走行台46は走査ベルト48に固定され、この走査
ベルト48は収容ボックス44内の左右両端に設けられ
たプーリ49に巻掛けられている。そして、図示しない
モータの正逆回転に伴うプーリ49の正逆回転に伴って
往復移動される走査ベルト48及び走行台46を介し
て、センサヘッド47が走行レール45に案内されて織
布Wの幅方向へ所定速度で走査される。
【0006】その際、センサヘッド47は検出窓47a
から織布Wに対して垂直に光を照射し、織布Wに照射さ
れた光は織布Wの裏面で直接あるいは織布Wの経糸Tの
間隙を通って反射板45aの下面にて反射される。セン
サヘッド47はその反射光を検出窓47aから受光し、
特に織布Wの経糸方向の欠点を検反する。
【0007】即ち、図7に示すように、センサヘッド4
7のケース内部には下部に投光器50が上向きに配置さ
れ、投光器50の上方にはハーフミラー51が直交方向
に対して45°傾斜した状態で配置されている。そし
て、ハーフミラー51の上方に集光用の凸レンズ52が
配設されている。前記投光器50は凸レンズ52から織
布Wへの照射光が平行光となるように、凸レンズ52の
焦点位置に配置され、投光制御回路53により駆動され
る。前記ハーフミラー51の右側には差動構成の空間フ
ィルタ54が配置され、該空間フィルタ54には受光量
に応じて電気信号を出力する受光素子よりなる一対の櫛
型フィルタ部が形成されている。
【0008】前記空間フィルタ54は受光した織布Wの
像を電気信号に変換して差動演算回路55に出力し、差
動演算回路55は空間フィルタ54の各出力信号からそ
の出力差分を求める。この差分に基づく出力信号の出力
周波数のゲインが予め設定した値を超えた時に、判定回
路56が織布Wに経糸不良等の欠点があることを判定
し、ランプ点灯や警告音発生等の適宜な手段により警告
を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記検反装
置のセンサヘッド47は図示しないモータによる正逆回
転に伴うプーリ49の正逆回転に伴って往復移動される
走査ベルト48及び走行台45を介してセンサヘッド4
7が走行レール45に案内される。そのため、図示しな
い駆動モータにかかる負荷を小さくしたいという要望が
ある。
【0010】又、検反装置における収容ボックス44の
コンパクト化、特に収容ボックス44の幅方向のコンパ
クト化を図りたいとう要望がある。しかしながら、前記
センサヘッド47内には投光器50、投光制御回路53
や、空間フィルタ54、差動演算回路55及び判定回路
56が設けられている。そのため、その分センサヘッド
47が重くなって駆動モータにかかる負荷が大きくなる
とともに、センサヘッド47のケースが大きくなるた
め、収容ボックス44が大きくなってしまうという問題
がある。
【0011】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的はセンサヘッドの小型化及
び軽量化を図ることができる検反装置を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、請求項1においては、長手方向に移動する
織布に対して該織布の幅方向に収容ボックスを配設し、
前記収容ボックス内には前記織布の幅方向に往復動して
織布に光を照射し、その照射した光の反射光を受光して
検反情報を得るためのセンサヘッドを設けた検反装置に
おいて、前記収容ボックス内にはセンサヘッドに向かっ
て光を照射する発光手段を配設し、前記センサヘッド内
には発光手段からの光を織布の検反領域に照射し、その
照射した光の反射光を受光する受光手段を設けたことを
その要旨とする。
【0013】請求項2においては、長手方向に移動する
織布に対して該織布の幅方向に収容ボックスを配設し、
前記収容ボックス内には前記織布の幅方向に往復動して
織布に光を照射し、その照射した光の反射光を受光して
検反情報を得るためのセンサヘッドを設けた検反装置に
おいて、前記センサヘッド内には織布の検反領域に光を
照射する発光手段を配設するとともに、その照射した光
の反射光をセンサヘッドの外部に導出する光学的手段を
設け、前記収容ボックス内には前記光学的手段によって
導出された織布に照射した光の反射光を受光する受光手
段を設けたことをその要旨とする。
【0014】請求項3においては、長手方向に移動する
織布に対して該織布の幅方向に収容ボックスを配設し、
前記収容ボックス内には前記織布の幅方向に往復動して
織布に光を照射し、その照射した光の反射光を受光して
検反情報を得るためのセンサヘッドを設けた検反装置に
おいて、前記収容ボックス内にはセンサヘッドに向かっ
て光を照射する発光手段を配設し、前記センサヘッド内
には発光手段からの光を織布の検反領域に照射し、その
照射した光をセンサヘッドの外部に導出する光学的手段
を設け、前記収容ボックスには前記光学的手段によって
導出された織布に照射した光の反射光を受光する受光手
段を設けたことをその要旨とする。
【0015】
【作用】請求項1では、収容ボックス内の発光手段から
センサヘッドに向かって光が照射される。そして、セン
サヘッドが織布の幅方向に対して往復動すると、発光手
段から照射される光によって検反する織布の検反領域が
移動する。すると、センサヘッド内の受光手段は発光手
段からの光を織布の検反領域に照射し、その照射した光
の反射光を受光する。
【0016】従って、発光手段をセンサヘッドの外部に
設けたため、その分センサヘッドの軽量化及びコンパク
ト化が図られる。請求項2では、センサヘッド内の発光
手段から織布の検反領域に光が照射される。そして、セ
ンサヘッドが織布の幅方向に対して往復動すると、発光
手段から照射される光によって検反する織布の検反領域
が移動する。又、発光手段から織布の検反領域に照射し
た光の反射光はセンサヘッド内の光学的手段によって該
センサヘッドの外部に導出される。そして、収容ボック
ス内の受光手段は光学的手段によってセンサヘッドの外
部に導出される織布に照射した光の反射光を受光する。
【0017】従って、受光手段をセンサヘッドの外部に
設けたため、その分センサヘッドの軽量化及びコンパク
ト化が図られる。請求項3では、収容ボックス内の発光
手段からセンサヘッドに向かって光が照射される。又、
センサヘッド内の光学的手段は発光手段からの光を織布
の検反領域に照射し、その照射した光の反射光をセンサ
ヘッドの外部に導出する。そして、収容ボックス内の受
光手段は光学的手段によってセンサヘッドの外部に導出
される織布に照射した光の反射光を受光する。又、セン
サヘッドが織布の幅方向に対して往復動すると、発光手
段から照射される光によって検反する織布の検反領域が
移動する。
【0018】従って、発光手段及び受光手段をセンサヘ
ッドの外部に設けたため、その分センサヘッドの軽量化
及びコンパクト化が図られる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1,
図2に基づいて説明する。織前とエキスパンションバー
との間の織布通過位置の直下には、長手方向に移動する
織布Wの幅方向(図1の左右方向)に該織布Wの幅より
長尺となる収容ボックス1が配設されている。前記収容
ボックス1の上部には窓2が形成され、この窓2にはガ
ラスあるいは合成樹脂の透明部材よりなるプレート3が
嵌め込まれている。そのため、前記収容ボックス1内に
埃、風綿等の異物が侵入しないようになっている。又、
収容ボックス1の上面には窓2を覆う反射板4がその両
端においてボルト5により着脱可能に締付固定されてい
る。前記反射板4の下面は鏡面加工されている。そし
て、前記織布Wは収容ボックス1の上面と反射板4の下
面との間に挟まれた状態で移動するようになっている。
【0020】前記収容ボックス1内には、その底部に織
布Wの幅以上の長さを有する走行レール6が設けられて
いる。前記走行レール6上には走行台7を介して前記織
布W及び反射板4と対峙するセンサヘッド8が走行レー
ル6に沿って走行可能に支持されている。前記センサヘ
ッド8は走査用ベルト9に固定されている。前記走査用
ベルト9は収容ボックス1の左右両端(図1において一
方のみを示す)に設けられたプーリ10間に巻掛けられ
ている。そして、図示しないモータの正逆回転に伴うプ
ーリ10の正逆回転に伴って往復移動される走査用ベル
ト9及び走行台7を介してセンサヘッド8が走行レール
6に案内されて織布Wの幅方向に所定速度で走査される
ようになっている。
【0021】収容ボックス1内の左端部には支持部材1
1を介して支持された発光体12が横向きに固定されて
いる。発光体12はその右側に配設された凸レンズ13
によってセンサヘッド8の左側面へ照射される照射光が
平行光となるように、凸レンズ13の焦点位置に配置さ
れている。そして、本実施例では発光体12は投光制御
回路14により駆動制御されるようになっている。前記
発光体12、凸レンズ13及び投光制御回路14によっ
て発光手段が構成されている。
【0022】前記発光体12から凸レンズ13を介して
平行光が照射されるセンサヘッド8の左側面には透孔1
5が形成され、この透孔15にはガラスあるいは合成樹
脂の透明部材16が嵌め込まれている。前記センサヘッ
ド8内には透明部材16を通過する発光体12からの平
行光を受光するハーフミラー17が垂直方向に対して4
5°傾斜した状態で配置されている。
【0023】ハーフミラー17の上方におけるセンサヘ
ッド8には透孔18が形成され、この透孔18には透明
部材19が嵌め込まれている。従って、凸レンズ13に
よって平行光となった発光体12の光は透明部材16、
ハーフミラー17及び透明部材19を介して織布W及び
反射板4の検反領域に照射されるようになっている。
【0024】ハーフミラー17の下方には検反領域から
の光、即ち織布W及び反射板4からの反射光が織布Wの
表面模様として結像される受光部20が結像用レンズ2
1を介して配設されている。受光部20には空間フィル
タが設けられている。この空間フィルタは差動構成とな
り、受光量に応じた電気信号を出力する多数の受光素子
より構成される櫛型フィルタが受光部20の上面に配設
されている。そして、多数の受光素子は一定のピッチで
平行に配設されている。又、前記受光素子の向きは結像
用レンズ21で集められた光の結像の移動方向と直交す
る方向、即ち織布Wの像の経糸Tと平行となるように配
置されている。
【0025】前記受光部20はセンサヘッド8内に設け
られた差動演算回路22に接続されている。そして、差
動演算回路22は各櫛型フィルタからの出力信号に基づ
いて出力差分を求めるようになっている。差動演算回路
22は補正判定回路23に接続され、前記差動演算回路
22から出力された出力信号に基づいて織布Wの良否を
判定するようになっている。本実施例では、受光部2
0、結像用レンズ21、差動演算回路22及び補正判定
回路23によって受光手段が構成されている。
【0026】尚、前記凸レンズ13によって平行光とな
った発光体12の光は、若干拡散するためセンサヘッド
8が発光体12に近づくときと、センサヘッド8が発光
体12から遠ざかるときとによって受光部20が単位面
積当たりの受光量が異なる。つまり、センサヘッド8が
発光体12に近づくとき、受光部20が単位面積当たり
に受光する受光量が多く、センサヘッド8が発光体12
から遠ざかるとき、受光部20が単位面積当たりに受光
する受光量が少なくなる。そのため、補正判定回路23
は差動演算回路22から出力された出力信号のゲイン補
正を行った後、補正判定回路23は織布Wの良否の判定
を行うようになっている。
【0027】さて、投光制御回路14によって発光する
発光体12の光は凸レンズ13によって平行光となり、
この平行光は透明部材16、ハーフミラー17及び透明
部材19を介して検反領域となる織布W及び反射板4に
照射される。
【0028】この状態で、図示しないモータの正逆回転
に伴うプーリ10の正逆回転に伴って往復移動される走
査用ベルト9及び走行台7を介してセンサヘッド8が走
行レール6に案内されて織布Wの幅方向に所定速度で走
査され、検反領域が移動する。検反領域からの光、即ち
織布W及び反射板4からの反射光はハーフミラー17及
び結像用レンズ21を介して受光部20の空間フィルタ
が受光する。
【0029】前記受光部20における空間フィルタから
の出力信号に基づいて差動演算回路22は出力差分を求
める。そして、補正判定回路23は差動演算回路22か
らの出力信号のゲイン補正を行った後、織布Wの良否の
判定を行う。
【0030】従って、本実施例においては、発光体12
及び投光制御回路14をセンサヘッド8の外部、つまり
収納ボックス1内に設けたため、その分センサヘッド8
をコンパクトに設計することができる。特に、収容ボッ
クス1の幅方向に対するセンサヘッド8の大きさを小さ
くすれば収容ボックス1の幅方向の大きさをコンパクト
化することができる。
【0031】又、発光体12及び投光制御回路14をセ
ンサヘッド8の外部に設けた分、センサヘッド8を軽量
化することができる。この結果、センサヘッド8を往復
動させる図示しない駆動モータにかかる負荷を軽減させ
ることができる。
【0032】そして、本実施例においては、受光手段を
構成する差動演算回路22及び補正判定回路23をセン
サヘッド8の外部に設けて受光部20及び結像用レンズ
21によって受光手段を構成することも可能である。
【0033】本実施例においては、収容ボックス1内に
1つのセンサヘッド8を配設したが、図3に示すよう
に、走行台7に対して同一構造となる一対のセンサヘッ
ド8を配設した実施例に応用することも可能である。
尚、センサヘッド8は必要に応じて複数設けられる。
【0034】この場合、左側のセンサヘッド8の右側面
に透孔25に透明部材26を嵌め込み、凸レンズ13に
よって平行光となった発光体12の光を右側のセンサヘ
ッド8に照射することができるようにする。
【0035】この構成により、センサヘッド8が複数設
けられても、発光体12を共用することができるため、
センサヘッド8の構成が簡単となるばかりか、センサヘ
ッド8の数が増えても走行台7にかかる重量が少ないた
め、駆動モータにかかる負荷を軽減することができる。
【0036】又、この他の別例を図4に示す。尚、前記
実施例と同一構成及び同一部材については説明の便宜
上、同一番号を付してその詳細な説明を省略する。この
別例は、発光体12、該発光体12の光を平行光にする
凸レンズ13及び発光体12を投光制御する投光制御回
路14をセンサボックス8内に配設している。そして、
前記収容ボックス1の左端部にはセンサボックス8内の
光学的手段としてのハーフミラー17と対向するように
ハーフミラー27を垂直方向に対して45°傾斜した状
態で配置している。前記ハーフミラー27の下方に結像
用レンズ21を介して受光部20を配設し、この受光部
20に対して差動演算回路22及び補正判定回路23を
接続している。
【0037】従って、センサヘッド8の外部に結像用レ
ンズ21、受光部20、差動演算回路22及び補正判定
回路23を設けたため、その分センサヘッド8をコンパ
クト化することができる。特に、収容ボックス1の幅方
向に対するセンサヘッド8の大きさを小さくすれば収容
ボックス1の幅方向の大きさをコンパクト化することが
できる。
【0038】又、結像用レンズ21、受光部20、差動
演算回路22及び補正判定回路23をセンサヘッド8の
外部に設けた分、センサヘッド8を軽量化することがで
きる。この結果、センサヘッド8を往復動させる図示し
ない駆動モータにかかる負荷を軽減させることができ
る。
【0039】更に、この別例において発光手段を構成す
る投光制御回路14をセンサヘッド8の外部に設け、発
光体12及び凸レンズ13によって発光手段を構成する
ことも可能である。
【0040】尚、この別例においては、受光部20が受
光する結像倍率が変動するため、その補正を行った後、
織布Wの良否の判定を行うようにしている。更に、この
他の別例を図5に示す。尚、前記実施例と同一構成及び
同一部材については説明の便宜上、同一番号を付してそ
の詳細な説明を省略する。
【0041】この別例においては、収容ボックス1の左
端部に発光体12の代わりにレーザ装置28、レーザ装
置28から出力されるレーザ光を拡大して平行光にする
ビームエキスパンダ29を配設している。又、収容ボッ
クス1の左端部にハーフミラー27、結像用レンズ2
1、受光部20、差動演算回路22及び補正判定回路2
3を設けている。
【0042】従って、センサヘッド8内にはハーフミラ
ー17だけを設ければ良いため、一層センサヘッド8の
コンパクト化を図ることができる。この結果、収容ボッ
クス1のコンパクト化を図ることができる。
【0043】更に、センサヘッド8を一層軽量化するこ
とができるので、駆動モータにかかる負荷を軽減させる
ことができる。又、レーザ光を利用したことにより、光
の拡散が極めて少ないため、センサヘッド8が往復動し
ても、受光部20が受光する単位面積当たりの受光量の
変化が少ない。その結果、ゲイン補正を行わなくても織
布Wの良否の判定が可能となる。
【0044】尚、上記の別例と同様に受光部20が受光
する結像倍率が変動するため、その補正を行った後、織
布Wの良否の判定を行うようにしている。又、織機に装
備する検反装置以外に製織後の織布の良否を検査するた
めの検反装置に適用することも可能である。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、セ
ンサヘッドの小型化及び軽量化を図ることができる優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る検反装置の部分縦断面図である。
【図2】本発明に係る検反装置の横断面図である。
【図3】2つのセンサヘッドを使用した検反装置の別例
を示す部分縦断面図である。
【図4】受光部をセンサヘッドの外部に設けた別例を示
す部分縦断面図である。
【図5】発光体及び受光部をセンサヘッドの外部に設け
た別例を示す部分縦断面図である。
【図6】従来の検反装置の構成を示す分解斜視図であ
る。
【図7】センサヘッドの構成を示す部分縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1…収容ボックス、8…センサヘッド、12…発光手段
を構成する発光体、13…発光手段を構成する凸レン
ズ、14…発光手段を構成する投光制御回路、20…受
光判定手段を構成する受光部、21…受光判定手段を構
成する結像用レンズ、22…受光判定手段を構成する差
動演算回路、23…受光判定手段を構成する補正判定回
路、W…織布
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 敦久 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に移動する織布に対して該織布
    の幅方向に収容ボックスを配設し、前記収容ボックス内
    には前記織布の幅方向に往復動して織布に光を照射し、
    その照射した光の反射光を受光して検反情報を得るため
    のセンサヘッドを設けた検反装置において、 前記収容ボックス内にはセンサヘッドに向かって光を照
    射する発光手段を配設し、前記センサヘッド内には発光
    手段からの光を織布の検反領域に照射し、その照射した
    光の反射光を受光する受光手段を設けた検反装置。
  2. 【請求項2】 長手方向に移動する織布に対して該織布
    の幅方向に収容ボックスを配設し、前記収容ボックス内
    には前記織布の幅方向に往復動して織布に光を照射し、
    その照射した光の反射光を受光して検反情報を得るため
    のセンサヘッドを設けた検反装置において、 前記センサヘッド内には織布の検反領域に光を照射する
    発光手段を配設するとともに、その照射した光の反射光
    をセンサヘッドの外部に導出する光学的手段を設け、前
    記収容ボックス内には前記光学的手段によって導出され
    た織布に照射した光の反射光を受光する受光手段を設け
    た検反装置。
  3. 【請求項3】 長手方向に移動する織布に対して該織布
    の幅方向に収容ボックスを配設し、前記収容ボックス内
    には前記織布の幅方向に往復動して織布に光を照射し、
    その照射した光の反射光を受光して検反情報を得るため
    のセンサヘッドを設けた検反装置において、 前記収容ボックス内にはセンサヘッドに向かって光を照
    射する発光手段を配設し、前記センサヘッド内には発光
    手段からの光を織布の検反領域に照射し、その照射した
    光をセンサヘッドの外部に導出する光学的手段を設け、
    前記収容ボックスには前記光学的手段によって導出され
    た織布に照射した光の反射光を受光する受光手段を設け
    た検反装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2009204426A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Sumitomo Electric Ind Ltd 食品検査システム

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