JPH0693536B2 - 立体配線回路基板の製造方法 - Google Patents

立体配線回路基板の製造方法

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JPH0693536B2 JP1096881A JP9688189A JPH0693536B2 JP H0693536 B2 JPH0693536 B2 JP H0693536B2 JP 1096881 A JP1096881 A JP 1096881A JP 9688189 A JP9688189 A JP 9688189A JP H0693536 B2 JPH0693536 B2 JP H0693536B2
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裕 渡辺
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は小型電子計算機,通信,映像機器等各種電子機
器に利用することができる弾力性能を備えた立体配線回
路基板の製造方法に関するもので、その目的とするとこ
ろは、電子機器の軽薄短少化及び小型軽量化に即応し、
かつ、従前のリジット又はフレキシブル配線板の製造設
備をそのまま使用することにより、信頼性が高く、しか
も、量産性に優れた立体配線回路基板の製造方法を提供
することにある。
〔従来の技術〕
近年、例えば、プログラム内蔵方式の小型電子計算機、
所謂パーソナル・コンピュータ等の電子機器において
は、装置の小形化,高性能化,多機能化等各種の要求に
伴い、前記機器に使用するプリント配線板も配線の高密
度化、回路の微細化等の対応が当然必要となってくる。
そして、現在実用化されているプリント配線板の基板
は、主にガラス基材エポキシ樹脂積層板が使用されてい
るが、この積層板は硬質基板であるため、偏平な状態で
しか使用できず、即ち、湾曲させての立体的な3次元的
な使用が全くできなかった。このため、前記の積層板は
機器のデットスペースを有効に利用することができない
ばかりか、平面的な使用しかはかれないため、電子機器
の軽薄短少化や小形軽量化に寄与させるには限界があっ
た。
しかるに、最近、硬質基板としての性能を備えながら、
折り曲げ可能な銅張積層板が、例えば、米国のロジャー
ズ社で商品名・「ベンドフレックス」として開発されて
いる。この積層板は従来の硬質積層板とフレキシブル積
層板との中間的な特性を備えた基板で、その構成はポリ
エステル繊維とガラス繊維とからなる不織布に、エポキ
シ樹脂を含浸硬化させた絶縁部分の片面又は両面に銅箔
をラミネートすることにより、室温で簡単に折り曲げる
ことができるように設けられている。第9図は前記折り
曲げ可能な積層板を使用した実施例を示すもので、1は
小形電子計算機等に使用するキーボード、2は折り曲げ
可能な積層板、3はこの積層板2上に配設したキーボー
ドスイッチで、その端子4をキーボードスイッチ3配設
位置の積層板2の導電部に半田付けにて接続する。この
積層板2においては、室温での折り曲げが容易に行える
ので、第9図のように、キーボードスイッチ3を、人間
光学的に考慮して操作しやすいように湾曲配置させるめ
に、曲成しての使用が可能となり、キーボードスイッチ
3はすべて同種のものを使うことができる利点がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記の折り曲げ可能な積層板2は、不織布にポリエステ
ル繊維とガラス繊維とを使用することによって伸び率の
向上をはかっているが、絶縁部分はマトリックスとして
熱硬化性の変性エポキシ樹脂を使用している関係上、室
温での折り曲げができるものの、キーボードスイッチ3
の操作を頻繁に繰返した場合、前記室温で曲面成形した
積層板2の湾曲度が次第に崩れて原形(平板状)に近い
状態に回復してしまい、キーボードスイッチ3の配列曲
面を不定型な状態に変形させ、キーボードスイッチ3の
操作性を損う問題があった。
又、前記の問題点に鑑み、第10図で示すように、例え
ば、約0.5mm厚の基板上に銅箔をエッジング加工したリ
ジット又はフレキシブル配線板6を、あらかじめ、配線
板6のスルーホール部分と同位置に孔あけ加工を行い、
かつ、これら孔明部分に絶縁を施して所要の曲面形状に
湾曲成形したアルミ板等の金属板7を貼着し、この金属
板7上にキーボードスイッチ8を配設し、その端子9を
配線板6の導電部に半田付けにて接続するようにしたプ
リント配線板10も開発されている。
前記金属板7を備えた配線板10においては、キーボード
スイッチ8の繰返し操作による原形(曲面形状)復帰に
は問題は生じないが、これがために、アルミ板等金属板
の使用は、部品点数の増加により製造工程が複雑化する
とともに、重量が増え、電子機器の軽薄短少,小形軽量
化に逆行し、かつ、製造工程の増加により生産性が阻害
され、製造原価を高くする等の問題があった。
本発明は前記の種々の問題点に鑑み、特殊加工した偏平
な絶縁基板をベースにして導体パターンを形成したあ
と、前記絶縁基板を湾曲成形した場合、この絶縁基板に
力を加えても元の偏平状態に復帰することなく湾曲状態
を維持することができる立体配線回路基板の製造方法を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
本発明は熱可塑性の高粘度飽和ポリエステル樹脂をベー
スとして、ガラス繊維及び無機フィラーを充填複合し、
これを押し出し成形した絶縁基板に、その結晶化前、即
ち、非結晶の状態で導体パターンを形成し、このあと、
熱変形加工を行って前記絶縁基板を結晶化させることに
より、自己復帰性に優れた配線板の製造を可能とし、こ
の配線板を、その製造途中において所要の曲率で曲面変
形させて結晶化させることにより、ある程度の弾力性に
富み、しかも、前記曲面変形部に力を加えても、元の偏
平状態に戻ることが全くなく、曲面変形状態を保持する
ことができる立体配線回路基板の製造を可能とし、この
配線板の使用によって電子機器の軽薄短小化及び軽量小
形化に寄与できるようにしたことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図ないし第4図によって説
明する。
最初に、本発明の立体配線回路基板に使用する絶縁基板
の製造について説明する。前記絶縁基板は、熱可塑性の
高粘度飽和ポリエステル樹脂に、ガラス繊維と無機フィ
ラーとを充填複合し、これを所要の厚さ(約0.5〜1mm)
でシート状に押し出して成形することによって得られ、
この絶縁基板は、例えば、ユニチカ株式会社で開発され
た電気絶縁材料で、商品名「ユニレート」がこれに該当
する。この絶縁基板はシート状に押出成形された時点で
は非結晶状態にあって弾力性に富み、所要の温度で加熱
すると、結晶化されて所定の形状を恒久的に維持すると
ともに、必要以上の外力を加えた場合も偏平状となら
ず、所定形状に自己復帰することができるよう弾力性を
備えて設けられる。
次に、前記非結晶状態の絶縁基板を用いて、例えば、第
4図に示す小形電子計算機用のキーボード11に使用する
立体配線回路基板12を製造する場合の実施例を第1図な
いし第4図によって説明する。
第1図において、前記シート状の押出して所要厚さに積
層して成形した非結晶状態の絶縁基板上に、接着シート
を約50℃の温度により、10kg/cm2の加圧条件下で約20分
の時間をかけて仮接着し、つづいて、前記接着シート上
に、厚さ35μの銅箔を、熱ロールプレスにて、約60℃,1
0kg/cm2の条件下で加熱及び加圧してラミネート処理を
行う。次に導体パターンを形成するためのエッチングレ
ジストを銅箔上に印刷して硬化させ、つづいて、エッジ
ング液を用いてエッジング処理を行い、更に、この上か
ら、電子部品の実装時、半田付け作業の必要な部分を除
きソルダレジストを、印刷し、かつ、硬化する。このあ
と、前記各処理を施した絶縁基板をプレス金型によって
電子部品実装用の孔部分と、外形形状を整えるためのプ
レス打抜き作業を同時に行って偏平状のプリント配線板
を製造を行う。この時点で前記プリント配線板は弾力性
に富むフレキシブルな非結晶状態下にある。次に、前記
プリント配線板を使用する電子機器に対応すべく所定の
曲面形状に成形加工する。本実施例ではキーボード11の
プリント配線板として使用すべく、第2図に示すような
曲面成形用のアルミ製の雄,雌整形金型13,14を用い
る。即ち、前記偏平状のプリント配線板を所定の曲面形
状に形成すべく、金型13,14間に挟み込み、これら金型1
3,14を図示しないホットプレスの加熱板間に挿入し、該
加熱板によって成型金型13,14の温度を約160℃まで上昇
させ後プレス操作を行い、整形金型13,14を10kg/cm2
加圧しながら該金型13,14の温度を約180℃近くまで上昇
させ、温度が180℃に達した時点でプレス圧力を更に30k
g/cm2に増圧してこの状態を約20分間維持する。これを
常温まで冷却してプレス操作を終え、金型13,14から成
形を終えたプリント配線板を取出すと第3図に示すよう
に、所定の曲率で曲面成形した立体配線回路基板12を製
造することができる。この回路基板12はホットプレスに
よる約20分間の加熱及び加工作業により、軟弱な非結晶
の状態から腰が強い完全に結晶化した状態に進み、結晶
化前の偏平化状態に戻そうとする外力をかけても、その
外力を解いた時点で曲成状態に戻り、その曲率及び形状
に全く変化は認められなかった。次に、前記立体配線回
路基板12を使用したキーボード11の構成を説明すると、
第4図において、キーボードスイッチ15は、前記所定の
曲率で曲成した立体配線回路基板12上に湾曲配置し、端
子16を回路基板12裏面の導電部に半田付にて接続するこ
とにより、第4図で示すように、キーボードスイッチ15
を回路基板12の曲面に沿って操作しやすい状態に湾曲配
置させたカーブ式のキーボード11を製作することができ
る。
なお、立体配線回路基板12には図示しない電子部品が実
装されることは云うまでもない。
次に、本発明の第2実施例として前記非結晶の絶縁基板
とフレキシブルプリント配線板とを組合せた第5図に示
す立体配線回路基板18の構成を説明する。第6図におい
て、Bステージ状態の樹脂含浸フィルム上に、厚さ35μ
の銅箔を熱ロールプレスにて、約60℃,10kg/cm2の条件
下で約20分の時間をかけて加熱及び加圧してラミネート
処理を行う。次に約70℃の温度で3日間のセミキュアー
を行い、このあと、更に、約150℃の温度で10時間のア
フターキュアーを行ってフレキシブルプリント材料を製
作する。つづいて、前記基板に導体パターンを形成する
ためのエッジングレジストを前記銅箔上に印刷(又はフ
ォトレジスト)して硬化させ、引きつづき、エッジング
液を用いてエッジング処理を行い、更に、実装時に半田
付け作業の必要な部分を除いてソルダレジストを、印刷
し、かつ、硬化させて被覆する。このあと、前記各処理
を行ったフレキシブルプリント基板をプレス金型によっ
て孔明けと外形を整形するためのプレス打抜き作業を同
時に行ってフレキシブルプリント配線板の製造を終え
る。次に非結晶の絶縁基板上に接着シートを第1実施例
で説明したように仮接着し、第5図で示すように、接着
シートのみを仮接着した前記絶縁基板12aをフレキシブ
ルプリント配線板17の上に載せ、これらを、約100℃,10
kg/cm2の条件下で熱ロールプレスにてラミネート処理を
行って立体配線回路基板18を製造する。このあと、所要
の形状に熱変形加工を行うが、この工程は第1実施例と
同様であるため、その説明を省略する。
つづいて、前記第2実施例にて製造した立体配線回路基
板18をキーボード11に使用する例を第5図によって説明
する。即ち、所定の曲率で曲面成形した絶縁基板12aと
フレキシブルプリント配線板17との接合部分に、第4図
と同様にキーボードスイッチ15を配置し、その端子16を
フレキシブルプリント配線板17裏面の導電部に半田付け
にて接続する。一方、絶縁基板12aから延出するフレキ
シブルプリント配線板17の延出端17a(第5図の右側)
は、第5図で示すように、U字状に曲成して補助プリン
ト配線板19に実装した凹型のコネクタ接触子22に接続す
る。一方、前記コネクタ接触子22を備えた補助プリント
配線板19には、キーボード11に実装する電子部品、例え
ば、LSI等の電子部品21が実装されている。又、20はコ
ネクタ接触子22とフレキシブルプリント配線板17とを機
械的に固定するためのハウジングで、補助プリント配線
板19上に取付けられている。このように、熱変形加工を
行って結晶化させた絶縁基板12aと導体パターンを施し
たフレキシブルプリント配線板17とを組合せて立体配線
回路基板18を形成することにより、フレキシブルプリン
ト配線板17の可撓性を有効利用してこれをU字状に曲成
して立体配線回路基板18の下側に潜らせ、この部位で補
助プリント配線板19と接続することにより、キーボード
11の電子部品21を立体的に配設することができるため、
キーボード11の奥行寸法を大幅に低減することができ、
キーボード11の小形軽量化をはかることができる。
更に、本発明の第3の実施例を第7図により説明する。
第7図及び第8図において、シート状に押出して所要の
厚さで積層して成形した非結晶状態の基板上に、前記第
1,第2実施例で説明したように、接着シートを仮接着し
て絶縁基板22を設け、この絶縁基板22上に銅ペーストを
用いて、例えばスクリーン印刷法にて印刷→硬化処理を
行って銅ペーストによる導電パターン23を形成する。次
いで、前記導電パターン23上に湿式メッキを行うために
活性化パラジュウム24を用いて活性化処理を行い、この
あと、無電解ニッケル−ホウ素合金25にて湿式メッキを
行ってから、第1,第2実施例の如く、ソルダレジスト26
を、印刷し、かつ、硬化処理させて半田付けを行う部分
以外を被覆する。この状態で、前記各処理を施した絶縁
基板22を前記第1,第2実施例と同様にホットプレスを用
いて所要形状に熱変形加工を行い結晶化した立体配線回
路基板27を製造するものである。この場合、無電解ニッ
ケル−ホウ素合金によるメッキ被膜は、不動態化しにく
く、長期保存が可能となり、導電部の半田付け性能を低
下させることなく使用することができるとともに、前記
のように銅箔を使用しないので低価格での製造が可能と
なる。
〔発明の効果〕 、本発明は、以上説明したように、プリント配線板の
製造に際しては、配線板の素板となる弾力性に優れた絶
縁基板の非結晶状態下で、その表面に所要形状の導電パ
ターンを形成し、ついで、前記導電パターンを備えた非
結晶状態の絶縁基板を、その結晶化温度にて結晶化処理
すると同時に、ホットプレス等の加圧手段を用いて所定
の曲率で曲面形状に成形加工することにより、弾力性に
優れた曲面形状の立体配線回路基板を製造するようにし
たもので、本発明においては、特に非結晶状態下の絶縁
基板を結晶化処理する際、金型等を用いて所要の曲率で
曲面成形する工程と、前記結晶化処理工程とを同時に行
うことができるので、この種立体配線回路基板の製造工
程の短縮化をはかることができ、曲面形状の弾力性に優
れた立体配線回路基板を迅速・容易に、かつ、経済的に
製造することができる。
、又、前記非結晶状態の絶縁基板はその結晶化温度で
結晶化処理を行っても、結晶化処理を行った絶縁基板自
体は、材料自体の特性によりある程度の弾力性を備えて
形成されているので、本発明の製造方法によって曲面成
形加工を行なった立体配線回路基板は、その曲面状態下
で外力を加えると、偏平状態に一旦戻ろうとするもの
の、外力が解消されれば、弾力性を備えている関係上、
迅速・確実に原形復帰する。従って、この種の立体配線
回路基板に、例えば、キーボードスイッチを前記回路基
板の曲面に沿って配設し、このキーボードスイッチをそ
れぞれ操作すると、回路基板の湾曲面には、スイッチを
操作する毎に外力が加えられるものの、前記のように、
本発明の製造方法によって製造した立体配線回路基板
は、弾力性に優れ、しかも、自己復帰性に富んでいるの
で、容易に原状回復が可能となる。即ち、3次元的な立
体形状に容易に復元できる結果、曲面部にキーボードス
イッチ部材を実装したり、キーボード操作時に生ずる実
用負荷等外力による悪影響や弊害等を一切排除すること
が可能となり、これにより、機械的強度を良好に維持し
て立体配線回路基板を長期にわたり安定した状態で使用
することができ、この種立体配線回路基板の信頼性を著
しく高くすることができる。
、更に、本発明においては、導電パターンを形成した
偏平な非結晶状態下の絶縁基板の段階で、部品実装用の
孔あけ作業や外形の整形作業を行うようになっているの
で、即ち、絶縁基板が結晶化する前の比較的軟質な状態
でプレス打抜き作業を行う方法が採用されているため、
前記孔あけ作業等は、非結晶状態の絶縁基板を特に損傷
させることなく、簡易に行うことができる。
、その上、本発明の製造方法によって製造した立体配
線回路基板は、この回路基板を使用する電子機器の該回
路基板の取付場所と対応する曲率で、かつ、取付場所に
おけるデットスペースを有効利用して任意に曲面成形加
工することができるので、電子機器の軽薄短小化及び小
形軽量化をはかる上で利便であるとともに、その製造に
際しては、従前から使用しているリジット配線板等の製
造工程をそのまま使用することができるので、前記製造
工程の短縮化と相まって、製造設備を新たに導入する必
要がないため、この種立体配線回路基板の製造コストを
大幅に低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の立体配線回路基板の製造工程図、第2
図は金型の側面図、第3図は立体配線回路基板を熱変形
加工した状態を示す側面図、第4図及び第5図は本発明
の立体配線回路基板をキーボードの配線板として使用し
た例をそれぞれ示す要部縦断面図、第6図は本発明の第
2実施例を示す製造工程図、第7図は本発明の第3実施
例を示す製造工程図、第8図は第3実施例によって製造
した立体配線回路基板の要部縦断面図、第9図及び第10
図は従来の配線板のそれぞれ異なる使用状態を示す要部
縦断面図である。 11……キーボード、13,14……整形金型、12,18,26……
立体配線回路基板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性の高粘度飽和ポリエステル樹脂
    に、ガラス繊維と無機フィラーとを充填複合してこれを
    所定の厚さでシート状に押し出し成形して弾力性に富む
    非結晶状態の絶縁基板を形成する工程と、前記非結晶状
    態の絶縁基板上に仮接着した接着シートを介して銅箔を
    熱ロールプレスにより加熱・加圧してラミネート処理を
    行う工程と、前記ラミネート処理を行った非結晶状態の
    絶縁基板上に所定形状の導電パターンを形成する工程
    と、前記導電パターンを形成した偏平な非結晶状態の絶
    縁基板に部品実装用の孔部分と外形整形用のプレス打抜
    きを行う工程と、前記プレス打抜きを行った非結晶状態
    の絶縁基板を曲面成形用の金型に挟み込んでホットプレ
    ス等の加圧手段にセットする工程と、前記非結晶状態の
    絶縁基板を結晶化温度で結晶化処理すると同時に、前記
    加圧手段にて絶縁基板を所定の曲率で曲面成形する工程
    と、前記結晶化及び曲面成形処理をそれぞれ施した絶縁
    基板を曲面状態を維持させた状態で常温まで冷却する工
    程と、更に、前記結晶化処理を施した絶縁基板の曲面に
    キーボードスイッチ等のスイッチ部材を湾曲配置する工
    程とを具備したことを特徴とする立体配線回路基板の製
    造方法。
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