JPH0693383B2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JPH0693383B2
JPH0693383B2 JP21654388A JP21654388A JPH0693383B2 JP H0693383 B2 JPH0693383 B2 JP H0693383B2 JP 21654388 A JP21654388 A JP 21654388A JP 21654388 A JP21654388 A JP 21654388A JP H0693383 B2 JPH0693383 B2 JP H0693383B2
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JP
Japan
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turntable
heating chamber
motor
shaft
shaft portion
Prior art date
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JP21654388A
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JPH0266866A (ja
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洋三 石村
英樹 山口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、加熱室の低面部に、ターンテーブル軸部が加
熱室から外部に貫通する近傍に設けたチョーク部の使用
電波に対して示す遮断特性の安定性向上に寄与する構成
に関するものである。
従来の技術 従来の例えば第3図や第4図、第5図に示す高周波加熱
装置では、本体内に加熱室1と、加熱室1に高周波を送
り出すべく高周波発信器(マグネトロン)2および高圧
発信回路を形成している電源トランス3やそれら電源部
品などを冷却するファンモータ4等がある、加熱室1内
には、被加熱物5を載置している載置台6がある。載置
台6はターンテーブル7に軸支され、回動する。ターン
テーブル7は、加熱室1の底面から外部に貫通して、タ
ーンテーブル7の軸部14をモータ8の軸部15に挿入して
回動している。ターンテーブル7の軸部14が加熱室1の
底面から外部に貫通している近傍に使用電波(2450 MH
Z)に対して遮断特性をもつチョーク部9を固着してい
る。チョーク部9の開口部16はターンテーブル7の軸部
14に面して設けている。ターンテーブル7の軸部14が加
熱室1の底部を貫通する寸法D、および、チョーク部9
の各部寸法は開口寸法w、厚み寸法h、奥行き寸法Lは
実験的に下記のごとく求められている。
使用電波の周波数は2450 NHz D=12mm w1=8.5mm w2=2.5mm h=14mm L=35mm また、ターンテーブル7の軸部14から、加熱室1外部
へ、こぼれた煮汁が矢印のごとくモータ8の軸部15を伝
わり、モータ8の内部に入り込まないように、シリコン
ゴム製などの材料で、モータ8の軸部15に挿入するとと
もにターンテーブル7の軸部14に接する嵌合部17と傘状
円錐部18とを持つ水切り具10を設けている。その水切り
具10の寸法について述べる。モータ8の軸部15に挿入す
るとともにターンテーブル7の軸部14に接する嵌合部17
の寸法Pと、傘状円錐部18とモータ8を取りつけるモー
タ取付板11との隙間寸法Qについては、 P=10mm Q=5mm以上 水切り具10の傘状円錐部18に伝わってきた煮汁は矢印の
ごとく、モータ取付板11の突き出し孔12から、モータ8
に煮汁が入ることなく、下に落ちる。
発明が解決しようとする課題 ところが、このような高周波加熱装置第5図において、
量産てみると、加熱室1の底部が点線のごとく、上もし
くは、下へと変動してしまい、ターンテーブル7の軸部
の貫通寸法Dが一定しなくなり、チョーク部9の開口部
とターンテーブル7の軸部との位置関係がバラツクこと
になる。そうなると、ターンテーブル7の軸部が加熱室
1より、貫通した導電性部となり、アンテナとなってし
まう。そして、チョーク部9としては、使用電波の遮断
特性を逸脱してしまい、ついには、電波漏洩量が増大し
てしまい、法定の量すらも越えてしまうことがあった。
またそれらの対策として、ターンテーブル7の軸部の寸
法Dを大きくすればよいが、しかし、ターンテーブル7
の軸部の寸法Dを大きくすれば、水切り具10の嵌合部の
寸法Pがその寸法を小さくするか、モータ取付板11をさ
らに下方に下げて、寸法R(第4図)を小さくすればよ
い。しかし、水切り具10の嵌合部の寸法Pがその寸法を
小さくすれば、モータ8の軸部との嵌合の力が弱まって
機器の使用時に水切り具10が下方に下がってしまい、つ
いには、モータ8がロックしてしまうことすらあった。
また、モータ取付板11をさらに下方に下げて、寸法Rを
小さくすると、モータ8が底板12に当接してしまうの
で、製品外形寸法を大きくしなければならなくなり、コ
ストが大幅に上昇してしまう。
従ってチョーク部9としては、経済的に量産して、使用
電波の遮断特性の安定性を求めようとすること、これ以
上限界があり無理であった。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明の高周波加熱装置は、
本体と、本体内に加熱室と、加熱室の前面を開閉自在に
軸支された扉と、被加熱物を載置する載置台と、載置台
を回動支持するとともに加熱室外に取り付けられたター
ンテーブル用モータと、載置台を載置支持してモータと
を接続する導電性軸部を持つターンテーブルと、モータ
の軸に挿入するとともにターンテーブル軸部に接する嵌
合部と傘状円錐部とを持つ水切り具と、使用電波に対し
て遮断特性を示すとともにターンテーブル軸部が加熱室
から外部に貫通する近傍に設けたチョーク部とを備え、
水切り具の表面に導電性皮膜を被せる構成である。
作用 本発明の高周波加熱装置は、量産時に上下に位置がバラ
ツイても、チョーク部の開口に対して、ターンテーブル
の金属性軸部及び水切り具の導電性カバーが、必ず導電
性部が対面していることとなり、経済的に量産して、使
用電波の遮断特性の安定性を求めることができるという
効果を有するのである。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面に基づき説明す
る。従来例と同一のもの同じ番号を付している。第1図
は、加熱室(1)の内部において、被加熱物5を載置台
6の上に載置支持している状態の拡大断面図である。載
置台6はターンテーブル7に軸支され、回動する。ター
ンテーブル7は、加熱室1の底部から外部に貫通して、
ターンテーブル7の金属性軸部14をモータ8の軸部15に
挿入して回動している。ターンテーブル7の軸部14が加
熱室1の底部から外部に貫通している近傍に使用電波
(2450MHz)に対して遮断特性を持つチョーク部9を加
熱室1の底部部に固着しいいる。チョーク部9の開口部
16は、ターンテーブル7の軸部14に面して設けている。
ターンテーブル7の軸部14が加熱室1の底部を貫通する
寸法D、および、チョーク部9の各部寸法は開口寸法
w、厚み寸法h、奥行き寸法Lは従来例で記載のごと
く、 D=12mmw1=8.5mm w2=2.5mm h=14mm L=35mm また、ターンテーブル7の軸部14から加熱室1の外部
へ、こぼれた煮汁が矢印のごとく、モータ8の軸部15を
伝わり、モータ8の内部に入り込まないように、シリコ
ンゴム製などの材料で、モータ8の軸部15に挿入すると
ともにターンテーブル7の軸部14に接する嵌合部17と傘
状円錐部18を持つ水切り具10を設けている。ターンテー
ブル7の金属製軸部14に接するように、水切り具10には
導電性皮膜(蒸着金属性皮膜)13を被せている。また、
この導電性皮膜(蒸着金属性皮膜)13の代わりに、別物
であるが、アルミ材料でカバーを作り、被せてもよいの
はいうまでもない。
その水切り具10の各寸法は従来例で示した通りであり、 P=10mm Q=5mm以上 従って、水切り具10の傘状円錐部18に伝わってきた煮汁
は矢印のごとく、モータ取付板11の突き出し孔12からモ
ータ8に煮汁が入ることなく、下に落ちる。
発明の効果 以上のように本発明の高周波加熱装置によれば、次の効
果を得ることができる。
(1)加熱室の底部のターンテーブルの軸部から侵入し
た煮汁はモータに入ることなく、加熱室外部に落下する
ので、安全性を充分に確保できる。
(2)加熱室の底板部が、量産して、上下に位置がバラ
ツイてもターンテーブルの軸部に水切り具の導電性皮膜
(蒸着金属性皮膜)が接しているので、チョーク部の開
口部の対面には、必ず、金属材料や導電性皮膜(蒸着金
属性皮膜)があるので、製品の外形寸法を大きくするこ
となしで、量産しても、チョーク部は使用電波に対して
遮断特性は、経済的に安定することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の加熱室の底部の拡大断面
図、第2図(a)、(b)は、それぞれ同要部の分解斜
視図、第3図は、一般的な従来の高周波加熱装置の外観
斜視図、第4図は同横断面図、第5図は、同要部の拡大
断面図である。 1……加熱室、2……高周波発信器(マグネトロン)、
3……電源トランス、4……ファンモータ、5……被加
熱物、6……載置台、7……ターンテーブル、8……モ
ータ、9……チョーク部、10……水切り部、11……モー
タ取付板、12……突き出し孔、13……導電性皮膜(蒸着
金属性皮膜)、14……軸部、15……軸部、16……開口
部、17……嵌合部、18……傘状円錐部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体と、前記本体内に加熱室と、前記加熱
    室の前面を開閉自在に軸支された扉と、被加熱物を載置
    する載置台と、前記載置台を回動支持するとともに加熱
    室外に取り付けられたターンテーブル用モータと、前記
    載置台を載置支持して前記モータとを接続する導電性軸
    部を持つターンテーブルと、前記モータの軸に挿入する
    とともにターンテーブル軸部に接する嵌合部と傘状円錐
    部とを持つ水切り具と、使用電波に対して遮断特性を示
    すとともに前記ターンテーブル軸部が前記加熱室から外
    部に貫通する近傍に設けたチョーク部とを備え、前記水
    切り具の表面に導電性皮膜を被せる構成とする高周波加
    熱装置。
JP21654388A 1988-08-31 1988-08-31 高周波加熱装置 Expired - Lifetime JPH0693383B2 (ja)

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JP21654388A JPH0693383B2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31 高周波加熱装置

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JP21654388A JPH0693383B2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31 高周波加熱装置

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Publication Number Publication Date
JPH0266866A JPH0266866A (ja) 1990-03-06
JPH0693383B2 true JPH0693383B2 (ja) 1994-11-16

Family

ID=16690085

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JP21654388A Expired - Lifetime JPH0693383B2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31 高周波加熱装置

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JP2012225575A (ja) 2011-04-20 2012-11-15 Panasonic Corp 高周波加熱調理器

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JPH0266866A (ja) 1990-03-06

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