JPH0693165A - ガラス繊維強化薄肉成形品用熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
ガラス繊維強化薄肉成形品用熱可塑性樹脂組成物Info
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Abstract
え、優れた薄肉成形品を得ることの出来る熱可塑性樹脂
組成物を提供する。 【構成】(A)芳香族ポリカーボネート樹脂30〜49
重量%、(B)ゴム状重合体の存在下に芳香族ビニル単
量体およびこれと共重合可能な単量体とを共重合して得
られるグラフト共重合体10〜70重量%、(C)芳香
族ビニル単量体およびこれらと共重合可能な単量体とを
共重合して得られる芳香族ビニル系共重合体0〜60重
量%から成り、上記(B)成分の各未グラフト共重合体
成分と(C)成分との混合物の比粘度が0.02〜0.
09である熱可塑性樹脂組成物100重量部に対し、
(D)平均長さ0.1〜1.5mm、平均径5〜20μ
mのガラス繊維を1〜50重量部、および、(E)平均
粒径が0.1〜1mm、平均厚み1〜10μmのフレー
ク状ガラスを1〜50重量部含有させて成る。
Description
形品用熱可塑性樹脂組成物に関するものであり、詳しく
は、流動性が良好であり、しかも、高剛性で且つ反り等
の寸法変形のない薄肉成形品を得ることが出来るガラス
繊維強化薄肉成形品用熱可塑性樹脂組成物に関するもの
である。
ウジング・シャーシ等にも薄肉成形品を要求している。
芳香族ポリカーボネートと芳香族ビニル系共重合体とか
ら成る樹脂組成物は、薄肉成形品用に使用されるが、そ
れ自体では、剛性が高く、反り等変形のない成形品は得
られない。従来より、熱可塑性樹脂にガラス繊維やフレ
ーク状ガラスを配合することは一般に知られているが、
上記のようなガラス充填剤を単に配合するだけでは、剛
性、耐衝撃性、流動性、寸法安定性を兼ね供えた樹脂組
成物を得ることは困難である。
鑑みなされたものであり、その目的は、剛性、耐衝撃
性、流動性、寸法安定性を兼ね供え、薄肉成形品を得る
ことの出来る熱可塑性樹脂組成物を提供することにあ
る。
は、(A)数平均分子量が15,000〜35,000
である芳香族ポリカーボネート樹脂30〜49重量%、
(B)ゴム状重合体の存在下に芳香族ビニル単量体およ
びこれと共重合可能な単量体とを共重合して得られるグ
ラフト共重合体10〜70重量%、(C)芳香族ビニル
単量体およびこれらと共重合可能な単量体とを共重合し
て得られる芳香族ビニル系共重合体0〜60重量%から
成り(上記(A)〜(C)成分の合計量は100重量
%)、上記(B)成分の未グラフト共重合体成分と
(C)成分との混合物の比粘度が0.02〜0.09で
ある熱可塑性樹脂組成物100重量部に対し、(D)平
均長さ0.1〜1.5〜mm、平均径5〜20μmのガ
ラス繊維を1〜50重量部、および、(E)平均粒径が
0.1〜1mm、平均厚み1〜10μmのフレーク状ガ
ラスを1〜50重量部含有させて成ることを特徴とする
ガラス繊維強化薄肉成形品用熱可塑性樹脂組成物に存す
る。
発明の熱可塑性樹脂組成物を構成する各原料成分(A)
〜(E)について順次説明する。 (A)芳香族ポリカーボネート樹脂 本発明において、芳香族ポリカーボネート樹脂として
は、特に制限されず、各種のものを使用できる。例え
ば、溶剤法、すなわち、塩化メチレン等の溶剤中で公知
の酸受容体、分子量調整剤の存在下に二価フェノールと
ホスゲン等のカーボネート前駆体とを反応させる所謂ホ
スゲン法、二価フェノールとジフェニルカーボネート等
のカーボネート前駆体とを反応させるエステル交換法な
どによって得られる芳香族ポリカーボネート樹脂が代表
的である。
は、ビスフェノール類が挙げられ、特に、2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(以下、「ビス−
フェノールA」と略記する)が好ましい。また、ビス−
フェノールAの一部または全部をブロム化ビス−フェノ
ールA等の他の二価フェノールで置換したものであって
もよい。芳香族ポリカーボネート樹脂は、機械的強度お
よび成形性の観点から、その数平均分子量が15,00
0〜35,000、好ましくは15,000〜25,0
00のものでなければならない。上記の数平均分子量
は、以下の表1に記載した条件下にGPC法により測定
した値である。
合体の存在下に芳香族ビニル単量体およびこれと共重合
可能な単量体とを共重合して得られるグラフト共重合体
を使用する。好ましいグラフト共重合体は、芳香族ビニ
ル単量体40〜80重量%、シアン化ビニル単量体20
〜40重量%および必要に応じこれらと共重合可能なビ
ニル単量体0〜30重量%から成る単量体混合物(合計
100重量%)30〜80重量部をゴム状重合体20〜
70重量部の存在下に重合して得られるグラフト共重合
体である。なお、上記の芳香族ビニル単量体、シアン化
ビニル単量体、これらと共重合可能なビニル単量体につ
いては、後述の(C)芳香族ビニル系共重合体において
列挙した各単量体を使用することが出来る。
ト率が10〜200%であり、未グラフト部分の共重合
体の比粘度が0.04〜0.10であることが好まし
い。ゴム状重合体としては、ブタジエン単独重合体、ブ
タジエン及びこれと共重合可能なスチレン又はアクリロ
ニトリ等のビニル単量体より成る共重合体、アクリル酸
エステル単独重合体、アクリル酸エステル及びこれと共
重合可能なビニル単量体より成る共重合体、エチレン−
プロピレン−非共役ジエン共重合体(EPDM)等が使
用される。
般に、公知のいずれの重合技術も採用することが出来
る。例えば、懸濁重合、乳化重合のような水性不均一重
合、塊状重合、溶液重合、生成重合体の非溶媒中で行う
沈殿不均一重合、その他、これらを組合せた重合などを
採用可能である。
これらと共重合可能な単量体とを共重合して得られる。
好ましい芳香族ビニル系共重合体は、芳香族ビニル単量
体40〜80重量%、シアン化ビニル単量体0〜40重
量%及びこれらと共重合可能な単量体0〜60重量%か
ら成る芳香族ビニル系共重合体である。本発明において
は、2種以上の芳香族ビニル系共重合体の混合物を使用
することも出来る。また、本発明においては、上記
(B)成分の未グラフト共重合体成分と(C)成分との
混合物の比粘度は0.02〜0.09であることが必要
である。
α−メチルスチレン、ビニルトルエン、t−ブチルスチ
レン、クロロスチレン等のスチレン単量体およびその置
換単量体が挙げられる。特に、スチレン又はα−メチル
スチレンが好適に使用される。シアン化ビニル単量体と
しては、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、α−
メタクリロニトリル等が挙げられる。
単量体と共重合可能な単量体としては、メチルアクリル
酸エステル、エチルアクリル酸エステル等のアクリル酸
エステル単量体、メチルメタクリル酸エステル、エチル
メタクリル酸エステル等のメタクリル酸エステル単量
体、アクリル酸、メタクリル酸等のビニルカルボン酸単
量体、マレイミド、N−メチルマレイミド、N−フェニ
ルマレイミド等のマレイミド系単量体、無水マレイン
酸、アクリル酸アミド、メタクリル酸アミド、アセナフ
チレン、N−ビニルカルバゾール等が挙げられる。特
に、アクリロニトリル、アクリル酸エステル、メタクリ
ル酸エステル、マレイミド、N−メチルマレイミド又は
N−フェニルマレイミドが好適に使用される。
フト共重合体成分と(C)成分との混合物(以下、「共
重合体成分」と言う)の比粘度は、2−ブタノン0.1
%(g/100ml)溶液の条件下、次のようにして測
定することが出来る。 (1)先ず、試料(本発明の組成物)を23℃のアセト
ン中に分散・溶解し、遠心分離法により、アセトン不溶
分(グラフトゴム)とアセトン可溶分(共重合体成分)
とに分離する。 (2)次いで、アセトン可溶分からアセトンを乾燥除去
し、グラフトゴムを除いた共重合体成分を得る。 (3)次いで、上記共重合体成分を2−ブタノン0.1
%(g/100ml)溶液となし、ウベローデ型毛細管
粘度計を用いて25℃で粘度測定を行い、比粘度
(ηSP)を求める。
〜1.5mm、平均径5〜20μmのものを使用する。
特に、エポキシ系集束剤およびシラン系集束剤との混合
集束剤にて表面処理されたガラス繊維を使用するのが好
ましい。エポキシ系集束剤としては、ビスフェノールA
系エポキシ集束剤が好適であり、また、シラン系集束剤
としては、γ−アミノプロピルエトキシシラン、N−β
−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリエトキシ
シラン、N−β−(アミノエチル)−N′−β′−(ア
ミノエチル)−γ−アミノプロピルトリエトキシシラン
の内の1種または2種以上の組合わせが好適である。本
発明において、ガラス繊維の平均長さ及び平均径は、本
発明の熱可塑性樹脂組成物の燃焼残差(灰)を光学顕微
鏡写真にて撮影し、画像解析装置を使用して測定した値
を意味する。
(平面部分長)が0.1〜1mm、平均厚み1〜10μ
mのものを使用する。特に、シラン系展着剤で表面処理
されたフレーク状ガラスを使用するのが好ましい。シラ
ン系展着剤としては、上記と同様のシラン系集束剤を成
分とするものが好適である。シラン系集束剤は、1種ま
たは2種以上組合わせて使用することが出来る。本発明
において、フレーク状ガラス繊維の平均粒径および平均
厚みは、原料フレーク状ガラスの各値、または、本発明
の熱可塑性樹脂組成物の燃焼残差(灰)を光学顕微鏡写
真にて撮影し、画像解析装置を使用して測定した値を意
味する。
配合割合について説明する。本発明の熱可塑性樹脂組成
物において、原料成分(A)〜(C)は、次の割合で配
合される。すなわち、(A)芳香族ポリカーボネート樹
脂は30〜49重量%、(B)グラフト共重合体は10
〜70重量%、任意成分である(C)芳香族ビニル系共
重合体は0〜60重量%である(上記(A)〜(C)の
合計量は100重量%)。そして、上記の熱可塑性樹脂
組成物100重量部に対し、(D)ガラス繊維を1〜5
0重量部、および、(E)フレーク状ガラスを1〜50
重量部含有させる。
各原料成分(A)〜(E)の種類とその配合がいずれも
重要であり、これらの条件の何れか一方でも満足されな
い場合は、本発明が目的とする各物性のバランスが優れ
た熱可塑性樹脂組成物は得られない。
必要に応じ、ハロゲン系難燃剤や難燃助剤を配合するこ
とが可能である。ハロゲン系難燃剤としては、次の
(1)〜(3)に列挙した化合物が挙げられる。 (1)デカブロモジフェニルエーテル、オクタブロモジ
フェニル、オクタブロモジフェニルエーテル又はテトラ
ブロモビスフェノールAからのオリゴカーボネート及び
その高分子量臭素化合物 (2)テトラブロモビスフェノールAとエポキシとの共
重合体のオリゴマー及び高分子量体 (3)上記(2)に記載のオリゴマー又は高分子量体の
末端をアルキル等で封止した化合物 上記の中では、特に、(2)及び(3)に記載の化合物
が好適に使用される。一方、難燃助剤としては、三酸化
アンチモン、炭酸アンチモン、三酸化ビスマス、炭酸ビ
スマス、五酸化アンチモン等が使用可能である。これら
の中では、特に、三酸化アンチモンが好適に使用され
る。
明するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。以下の例において
「部」とあるのは、「重量部」を表わす。なお、以下の
諸例においては、次の原料成分を使用した。 (A)芳香族ポリカーボネート樹脂(PC) ビスフェノールAをベースとする数平均分子量:220
00の芳香族ポリカーボネート樹脂。
グラフト共重合体成分比粘度:0.048)。すなわ
ち、過硫酸カリウムを開始剤とし、粒径0.25μmの
スチレン・ブタジエンゴムラテックス39重量部(ゴム
分)にスチレン/アクリロニトリル=70/30重量比
の単量体混合物(61重量部)を乳化グラフト重合す
る。
S) スチレン/アクリロニトリル=70/30重量比の共重
合体(比粘度0.075) (D1)ガラス繊維(GF) ビスフェノールA系エポキシ集束剤100重量部とγ−
アミノプロピルエトキシシラン2重量部の組み合わせか
ら成る混合集束剤で表面処理した繊維径(直径)13μ
m、繊維長3mmのガラス単繊維(集束剤の使用量はガ
ラス繊維に対して0.8重量%)。
レングリコールから成るウレタン系収束剤100重量部
とN−β−(アミノエチル)−N′−β′−(アミノエ
チル)−γ−アミノプロピルトリエトキシシラン2重量
部の組み合わせから成る混合集束剤で表面処理した繊維
径(直径)13μm、繊維長3mmのガラス単繊維(集
束剤の使用量はガラス繊維に対して0.8重量%)。 (E)フレーク状ガラス γ−アミノプロピルトリエトキシシランより成る展着剤
で表面処理した平均粒径(平面部分長)1mm、平均厚
さ5μmのフレーク状ガラス。
た配合割合(重量部)に従って秤量してタンブラーで混
合した。得られた混合物をベント付2軸押出し機を用い
て揮発分を除去しながら混練し、押出機中間部分からガ
ラス繊維(D)及びフレーク状ガラス(E)を供給する
ことにより樹脂組成物のペレットを作成した。
性測定用の試験片を成形し、曲げモジュラス、アイゾッ
ト衝撃強度(ノッチ付)、荷重たわみ温度(HDT)を
それぞれ測定した。また、流動性試験、反りの測定、ガ
ラス繊維の数平均繊維長の測定をそれぞれ実施した。結
果を表2及び3に示す。
る。 (1)曲げモジュラス(Kg/cm2 ) JIS K7113に準拠して測定した。 (2)アイゾット衝撃強度(ノッチ付)(Kg・cm/
cm) JIS K7110(ノッチ付)に準拠して測定した。 (3)荷重たわみ温度(HDT)(℃) JIS K7207 A法(アニールなし)に準拠して
測定した。
2mm、幅8mmの螺施状の金型に、樹脂温度260
℃、射出圧力910kg/cm2 の条件下、樹脂組成物
試料を射出し、スパイラルフロー長さ(cm)を測定し
た。 (5)反り 日精樹脂工業社製のFS80型射出成形機を用い、厚み
1.6mm、150mm角の平板状の金型(2mm幅の
サイドゲート)に、樹脂温度260℃、射出圧力910
kg/cm2 の条件下、樹脂組成物試料を射出し、得ら
れた平板成形品の反ゲート側のセンターの反り量(m
m)を測定した。 (6)ガラス繊維の数平均繊維長(mm) 成形品の燃焼残差(灰)を光学顕微鏡写真にて撮影し、
画像解析装置を使用して測定した。
物は、剛性、流動性、耐衝撃性、寸法安定性の良さを兼
ね備えている。すなわち、非強化樹脂のもつ優れた耐衝
撃性と流動性を保ちつつ、高い剛性と良好な寸法安定性
を示している(実施例1〜5)。 (2)本発明で規定するガラス充填材を用いない場合
は、剛性、流動性、耐衝撃性の優れた樹脂組成物が得ら
れない(比較例2及び3)。 (3)本発明で規定する範囲外の樹脂組成物を用いた場
合は、耐衝撃性、剛性、流動性のバランスが悪い(比較
例1)。
のような特別に顕著な効果を奏し、その産業上の利用価
値は極めて大である。 (1)本発明に係わる熱可塑性樹脂組成物は、種類の異
なるガラス充填材を含有することにより、寸法安定性に
優れ、高い剛性を併せ持ち、更に、優れた成形加工性を
有し、優れた外観の薄肉成形品を得ることが出来る。 (2)本発明に係わる熱可塑性樹脂組成物は、ポリカー
ボネート樹脂と所定の芳香族ビニル系共重合体樹脂より
成る熱可塑性樹脂組成物を使用することにより、上記の
特性の他に、優れた耐衝撃性と流動性を有する。
は、(A)数平均分子量が15,000〜35,000
である芳香族ポリカーボネート樹脂30〜49重量%、
(B)ゴム状重合体の存在下に芳香族ビニル単量体およ
びこれと共重合可能な単量体とを共重合して得られるグ
ラフト共重合体10〜70重量%、(C)芳香族ビニル
単量体およびこれらと共重合可能な単量体とを共重合し
て得られる芳香族ビニル系共重合体0〜60重量%から
成り(上記(A)〜(C)成分の合計量は100重量
%)、上記(B)成分の未グラフト共重合体成分と
(C)成分との混合物の比粘度が0.02〜0.09で
ある熱可塑性樹脂組成物100重量部に対し、(D)平
均長さ0.1〜1.5mm、平均径5〜20μmのガラ
ス繊維を1〜50重量部、および、(E)平均粒径が
0.1〜1mm、平均厚み1〜10μmのフレーク状ガ
ラスを1〜50重量部含有させて成ることを特徴とする
ガラス繊維強化薄肉成形品用熱可塑性樹脂組成物に存す
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 (A)数平均分子量が15,000〜3
5,000である芳香族ポリカーボネート樹脂30〜4
9重量%、(B)ゴム状重合体の存在下に芳香族ビニル
単量体およびこれと共重合可能な単量体とを共重合して
得られるグラフト共重合体10〜70重量%、(C)芳
香族ビニル単量体およびこれらと共重合可能な単量体と
を共重合して得られる芳香族ビニル系共重合体0〜60
重量%から成り(上記(A)〜(C)成分の合計量は1
00重量%)、上記(B)成分の未グラフト共重合体成
分と(C)成分との混合物の比粘度が0.02〜0.0
9である熱可塑性樹脂組成物100重量部に対し、
(D)平均長さ0.1〜1.5〜mm、平均径5〜20
μmのガラス繊維を1〜50重量部、および、(E)平
均粒径が0.1〜1mm、平均厚み1〜10μmのフレ
ーク状ガラスを1〜50重量部含有させて成ることを特
徴とするガラス繊維強化薄肉成形品用熱可塑性樹脂組成
物。 - 【請求項2】 ガラス繊維がエポキシ系集束剤およびシ
ラン系集束剤との混合集束剤にて表面処理され、フレー
ク状ガラスがシラン系展着剤で表面処理されている請求
項1に記載のガラス繊維強化薄肉成形品用熱可塑性樹脂
組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26929692A JP3266664B2 (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | ガラス繊維強化薄肉成形品用熱可塑性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0693165A true JPH0693165A (ja) | 1994-04-05 |
JP3266664B2 JP3266664B2 (ja) | 2002-03-18 |
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ID=17470377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26929692A Expired - Fee Related JP3266664B2 (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | ガラス繊維強化薄肉成形品用熱可塑性樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3266664B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001042362A1 (de) * | 1999-12-09 | 2001-06-14 | Basf Aktiengesellschaft | Füllstoffhaltige thermoplastische formmassen auf basis von polycarbonat und styrolcopolymeren |
JP2003213116A (ja) * | 2002-01-24 | 2003-07-30 | Techno Polymer Co Ltd | 熱可塑性樹脂組成物 |
WO2008102893A1 (ja) * | 2007-02-23 | 2008-08-28 | Daicel Polymer Ltd. | 長繊維強化熱可塑性樹脂組成物 |
JP6475401B1 (ja) * | 2017-10-13 | 2019-02-27 | 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社 | ポリカーボネート樹脂組成物 |
-
1992
- 1992-09-11 JP JP26929692A patent/JP3266664B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2008102893A1 (ja) * | 2007-02-23 | 2008-08-28 | Daicel Polymer Ltd. | 長繊維強化熱可塑性樹脂組成物 |
JP2008202012A (ja) * | 2007-02-23 | 2008-09-04 | Daicel Polymer Ltd | 長繊維強化熱可塑性樹脂組成物 |
JP6475401B1 (ja) * | 2017-10-13 | 2019-02-27 | 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社 | ポリカーボネート樹脂組成物 |
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