JPH0692825B2 - 空気浄化装置 - Google Patents

空気浄化装置

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JPH0692825B2
JPH0692825B2 JP62240785A JP24078587A JPH0692825B2 JP H0692825 B2 JPH0692825 B2 JP H0692825B2 JP 62240785 A JP62240785 A JP 62240785A JP 24078587 A JP24078587 A JP 24078587A JP H0692825 B2 JPH0692825 B2 JP H0692825B2
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air
purification unit
unit
lamp
ozone
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照夫 角田
礼司 中
宮吉 亀田
孝介 田中
正栄 川島
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/04Treating air flowing to refrigeration compartments
    • F25D2317/041Treating air flowing to refrigeration compartments by purification
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、空気浄化装置に係り、特に、例えば冷蔵庫、
空気調和機等の冷凍サイクル装置における空気循環系の
脱臭および殺菌に好適な空気浄化装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、冷蔵庫等の脱臭装置としては、例えば、実開昭47
−22566号公報記載のように、活性炭などの脱臭剤の入
った脱臭ケースを取付けて悪臭を除去しようとしてい
た。
また、冷蔵庫内の殺菌に関しては、例えば、実開昭58−
9692号公報記載のように、殺菌性のガスを庫内に発散さ
せる方式のものが知られていた。
さらに、脱臭効果を長期間維持させる装置として、例え
ば特開昭61−93381号公報,実開昭61−205381号公報記
載のように、オゾン発生装置、オゾン反応室およびオゾ
ン分離装置を庫内の冷気循環経路に配設した食品貯蔵庫
が知られている。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来技術において、実開昭47−22566号公報記載の
脱臭ケースでは、特に濃度の高い悪臭成分ガスがあると
脱臭剤の吸着能力は早く低下し、脱臭効果が長く持続で
きないことについて配慮されていなかった。
また、実開昭58−9692号公報記載の殺菌性ガスを庫内に
発散させるものでは、脱臭効果と殺菌効果の両効果を長
く持続できないことについて配慮されていなかった。
さらに、オゾン発生装置等を用いて脱臭効果を長期間維
持させるようにした特開昭61−93381号公報,実開昭61
−205381号公報記載の技術も、脱臭および殺菌の両効果
を長時間維持することについては十分配慮されていなか
った。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになさ
れたもので、コンパクトな浄化ユニットを空気循環経路
に設け、脱臭および殺菌の両効果を長時間持続できる空
気浄化装置の提供を、その目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明に係る空気浄化装置
の構成は、紫外線およびオゾン発生線を放射するランプ
と、このランプを覆うように空間を有し当該ランプの対
向面に光觸媒層を形成する箱体とからなる浄化ユニット
を、空気循環経路の一部に設置したものである。
[作用] 空気循環経路内に設置した浄化ユニットは、中央部に紫
外線およびオゾン発生線を放射する特殊なランプを有
し、このランプを覆うように空間を有し、当該ランプの
対向面に光觸媒層を有する箱体を形成している。
ランプから放射する254nmの紫外線は光觸媒層を分解さ
せ、この光觸媒層表面において悪臭成分を分解させる。
と同時に、ランプから放射する185nmのオゾン発生線に
よりオゾンを発生させる。オゾンは微量であるが、循環
する空気にくり返し負荷させることによりオゾンリッチ
の空気とすることにより殺菌効果を得ることができる。
[実施例] 以下、本発明の各実施例を第1図ないし第6図を参照し
て説明する。
まず、第1図は、本発明の一実施例に係る冷蔵庫の縦断
面図、第2図は、第1図の浄化ユニット取付状態を示す
要部拡大断面図、第3図は、第2図のA−A矢視断面
図、第4図は、浄化ユニットに用いるランプの回路図で
ある。
第1図において、1は、冷気循環式の冷凍冷蔵庫、2は
冷凍室、3は冷蔵室である。4は、冷凍冷蔵庫1の内部
に設けた冷却器で、外周部は断熱材で覆われている。5
は空気循環用のファン、6は、冷気の一部を冷蔵室3へ
循環させるように設けた自動温度調節器、7は、冷凍室
2と冷蔵室3との仕切部に設けた冷気通路で、この冷気
通路7は、冷蔵室3の冷気を冷却器4へ戻すための通路
である。8は、冷気通路7の冷気戻り口7aに着脱自在に
設置する浄化ユニットである。
浄化ユニット8の詳細は、第2図,第3図に示す。
9aは、冷気戻り口7aに設けた電源供給用ソケット、9b
は、浄化ユニット8の外側に突出して設けたプラグで、
このプラグ9bは、浄化ユニット8の内部に設けた特殊な
ランプ10に電源を供給するものである。このランプ10
は、紫外線(254nm)とオゾン発生線(185nm)とを放射
するもので、浄化ユニット8の中央部に設けられてい
る。11,12は、前記ランプ10を覆うようにし、かつ、空
間を形成させたカバであり、そのカバの内面すなわちラ
ンプ10の対向面に光觸媒層をコーテイングしている。13
は、浄化ユニット8を構成させる箱構成材であり、断熱
材などを用いる。
8aは、浄化ユニット8の空気吸込口、8bは空気吐出口で
あり、浄化ユニット8を冷気戻り口7aに着装したとき、
冷気通路7に空気吐出口8bが合うように組み立てるもの
である。
14は、浄化ユニット8を冷気戻り口7aに着装したとき
に、これを閉ざす蓋である。
ランプ10の詳細は第4図に示す。
第4図において、1点鎖線で囲んだ部分が発光部15であ
り、2点鎖線で囲んだ部分が電源回路部16を示す。商用
電源から直接特殊ランプを点灯させるよう発光部15と電
源回路部16とは一体構造とすることができる。17a,17b
は発光体で処理したフィラメントである。18a,18bはコ
ンデンサ、19a,19bはダイオード、20は双方向性のサイ
リスタである。双方向性サイリスタのブレークオーバー
電圧を選択することによりフィラメントへの印加電圧を
調節することができる。
このように構成した浄化ユニット付き冷凍冷蔵庫の作用
を次に説明する。
冷気戻り口7aに設けた浄化ユニット8の内部を通る冷気
は冷気通路7を経て冷却器4に達すると、冷凍室2を循
環して戻る冷気と混合するので、浄化ユニット8を通る
冷気は冷凍冷蔵庫1の庫内全体に拡がる。
浄化ユニット8内の中央部に設けたランプ10を覆うよう
に設けたカバ11,12の内面には光觸媒層が形成されてお
り、この光觸媒は、光エネルギーを化学エネルギーに変
える物質で、半導体である。
半導体にバンドギャップ以上のエネルギーを与える価電
子帯にある電子が飛び上がり伝導体中の励起された電子
や価電子帯に生じた正孔が化学的反応を誘引する。半導
体表面、すなわち光觸媒表面にある水酸基OH-1は正孔に
よりOHラジカルとなりOHラジカルの酸化力により悪臭成
分を酸化分解させる作用をなす。
光觸媒を励起させる光エネルギーは、主にランプ10から
放射する254nmの紫外線の作用である。また、ランプ10
から放射する185nmのオゾン発生線はオゾンを発生させ
る。オゾンは自然分解するが、オゾン臭をやっと認別で
きる程度の低濃度、例えば0.01〜0.03ppm程度にして、
循環する冷気にくり返し付加させることによりオゾンリ
ッチな冷気が庫内を循環することになり、したがって、
オゾンの殺菌効果により冷凍冷蔵庫1の庫内を清浄化す
ることができる。
また、オゾンは殺菌効果と同時に悪臭成分を酸化分離す
る作用があるが、オゾン自身にも臭いがあり、微量のオ
ゾン臭が残るようなことがあっても本浄化ユニット8の
作用により、余分なオゾンを分解することができるの
で、特殊な吸着フィルターあるいはオゾン分解用触媒を
必要としない。
本実施例によれば、冷気循環式の冷凍冷蔵庫において、
冷凍室2と冷蔵室3との仕切部に設けた冷気通路7の冷
気戻り口7aに、紫外線およびオゾン発生線を放射できる
ランプ10と、空間を設けてランプ10を覆うカバ11,12を
設け、このカバ11,12のランプ対向面に光觸媒層を設け
た浄化ユニット8を内装させるように構成したことによ
り、光觸媒層を紫外線で励起させて光觸媒層表面にOHラ
ジカルを発現させて悪臭成分を酸化分解させ脱臭効果を
得るとともに、ランプ10から放射されるオゾン発生線に
より冷蔵庫内の冷気をオゾンリッチの空気とし殺菌効果
を得ることができる。
また、浄化ユニット8を冷気通路7に設けたことによ
り、冷蔵室3の有効内容積を減らすことがなく、脱臭,
殺菌効果を長時間持続しうる冷凍冷蔵庫を提供すること
ができる。
次に、第5図は、本発明の他の実施例に係る冷凍冷蔵庫
の要部断面図である。図中、第1,2図と同一符号のもの
は、先の実施例と同等部分であるから、その説明を省略
する。
第5図の実施例では、冷気循環式の冷凍冷蔵庫1Aの冷蔵
室3の背面に浄化ユニット8Aを設置したものである。浄
化ユニット8Aは、冷蔵室3内の冷気循環経路の中に設置
されていると言える。この浄化ユニット8Aは、第2,3図
で示した浄化ユニットにくらべ、空気吐出口8bに小形の
送風機21を具備している。このように送風器21を内蔵す
ることによって、浄化ユニット8A内に冷気が強制的に導
かれて庫内を循環するようになるので、先の第1,2図の
実施例と同様の作用,効果が期待され、脱臭および殺菌
の両効果を長時間持続できる。
次に、第6図は、本発明のさらに他の実施例に係る空気
調和機室内ユニットの縦断面図である。図中、第2図と
同一符号のものは、先の実施例の浄化ユニットと同等部
分であるから、その説明を省略する。
第6図において、22は、空気調和機の室内ユニット、23
は室内熱交換器、24は、室内熱交換器23の下部に配設さ
れた送風機、8Bは、室内ユニット22の空気吹出部22aに
配置した浄化ユニットであり、この浄化ユニット8Bの設
置位置は、送風機24に近接した位置である。すなわち、
送風機24から送出された冷風(温風)は、室内ユニット
22の空気吹出部22a、浄化ユニット8Bの空気吸込口8aを
経て浄化ユニット8B内空間を通り空気吐出口8bから室内
に流出する。室内空気は、室内ユニット22の空気吸込口
22b、ユニット内、空気吹出口22aを循環して空調が行わ
れるので、浄化ユニット8Bは空気循環経路中に配置され
ていることになる。
第6図の装置によれば、空気調和機の室内ユニット22の
空気吹出部22aに浄化ユニット8Bを設置したので、浄化
ユニット8B内のランプ10による紫外線およびオゾン発生
線の放射により、カバ11,12の光觸媒層を紫外線で励起
させて光觸媒層表面にOHラジカルを発現させて悪臭成分
を酸化分解させ脱臭効果を得るとともに、オゾン発生線
の放射により空調継続とともに室内空気はオゾンリッチ
の空気となり殺菌効果を得ることができる。
また、浄化ユニット8Bは、室内ユニット22の空気吹出部
22aの外側に設置されているので保守が容易であり、脱
臭,殺菌効果を長時間持続することができる。
上記の各実施例は、浄化ユニットを冷凍冷蔵庫,空気調
和機の室内ユニットに適用した例を説明したが、本発明
はこれに限るこのでなく、同様の効果が期待される範囲
で、空気循環経路を構成する装置、例えばエアカーテ
ン、エアサーキュレーション装置、クリーンルーム等の
空気浄化装置に汎用的に適用できるものである。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、コンパクトな浄化
ユニットを空気循環経路に設け、脱臭および殺菌の両効
果を長時間持続できる空気浄化装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る冷蔵庫の縦断面図、
第2図は、第1図の浄化ユニット取付状態を示す要部拡
大断面図、第3図は、第2図のA−A矢視断面図、第4
図は、浄化ユニットに用いるランプの回路図、第5図
は、本発明の他の実施例に係る冷凍冷蔵庫の要部断面
図、第6図は、本発明のさらに他の実施例に係る空気調
和機室内ユニットの縦断面図である。 2…冷凍室、3…冷蔵室、7…冷気通路、8,8A,8B…浄
化ユニット、10…ランプ、11,12…カバ、13…箱体構成
材、21…送風機、22…室内ユニット、22a…空気吹出
部、24…送風機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 孝介 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所栃木工場内 (72)発明者 川島 正栄 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所栃木工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紫外線およびオゾン発生線を放射するラン
    プと、このランプを覆うように空間を有し当該ランプの
    対向面に光觸媒層を形成する箱体とからなる浄化ユニッ
    トを、空気循環経路の一部に設置したことを特徴とする
    空気浄化装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載のものにおい
    て、浄化ユニットを設置すべき空気循環経路の一部は、
    冷凍室と冷蔵室との仕切部に設けた冷気通路内であるこ
    とを特徴とする空気浄化装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載のものにおい
    て、浄化ユニットを設置すべき空気循環経路の一部は、
    冷蔵室内の一面であり、この冷蔵室内に設置する浄化ユ
    ニットは、送風手段を内蔵したことを特徴とする空気浄
    化装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項記載のものにおい
    て、浄化ユニットを設置すべき空気循環経路の一部は、
    空気調和機の室内ユニットの空気吹出部であり、当該室
    内ユニット内の送風機に近接した前記浄化ユニットを位
    置せしめることを特徴とする空気浄化装置。
JP62240785A 1987-09-28 1987-09-28 空気浄化装置 Expired - Lifetime JPH0692825B2 (ja)

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JPS6488079A JPS6488079A (en) 1989-04-03
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