JPH0692559A - エレベータの異常検出装置 - Google Patents
エレベータの異常検出装置Info
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- JPH0692559A JPH0692559A JP4248048A JP24804892A JPH0692559A JP H0692559 A JPH0692559 A JP H0692559A JP 4248048 A JP4248048 A JP 4248048A JP 24804892 A JP24804892 A JP 24804892A JP H0692559 A JPH0692559 A JP H0692559A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 保守員が各乗場へ移動することなくエレベー
タの着床位置のレベル差が許容範囲内にあるか否か判断
でき、更に常時着床位置のレベル差の異常を監視できる
エレベータの異常検出装置を提供することにある。 【構成】 エレベータは制御装置１により運行が制御さ
れ、乗りかご位置は乗りかご位置信号発生装置２の信号
により、又エレベータ速度は走行速度検出装置３により
それぞれ把握される。エレベータの異常検出装置４は、
エレベータの乗りかごが所定位置に到達し、かつ、減速
状態にあるとき、その時点でのエレベータの速度を取り
出して所定速度と比較する。エレベータの速度が所定速
度を超えているとき、乗りかごの着床位置レベル差が異
常であると判断して異常信号を出力する。
タの着床位置のレベル差が許容範囲内にあるか否か判断
でき、更に常時着床位置のレベル差の異常を監視できる
エレベータの異常検出装置を提供することにある。 【構成】 エレベータは制御装置１により運行が制御さ
れ、乗りかご位置は乗りかご位置信号発生装置２の信号
により、又エレベータ速度は走行速度検出装置３により
それぞれ把握される。エレベータの異常検出装置４は、
エレベータの乗りかごが所定位置に到達し、かつ、減速
状態にあるとき、その時点でのエレベータの速度を取り
出して所定速度と比較する。エレベータの速度が所定速
度を超えているとき、乗りかごの着床位置レベル差が異
常であると判断して異常信号を出力する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータの異常検出
装置、特に乗りかごの着床位置の異常を検出するのに好
適なエレベータの異常検出装置に関する。
装置、特に乗りかごの着床位置の異常を検出するのに好
適なエレベータの異常検出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】エレベータの乗りかご着床位置は、使用
年数が経つにつれ、機器の故障や動作変化により乗りか
ごの移動速度や減速開始点、減速度が納入当初に比較し
変化してくるため、着床位置レベル差を発生する場合が
ある。ここで着床位置レベル差とは、着床時の乗り場床
と乗りかご床との差をいう。
年数が経つにつれ、機器の故障や動作変化により乗りか
ごの移動速度や減速開始点、減速度が納入当初に比較し
変化してくるため、着床位置レベル差を発生する場合が
ある。ここで着床位置レベル差とは、着床時の乗り場床
と乗りかご床との差をいう。
【０００３】前記着床位置レベル差が大きいと段差が生
じて安全面でも問題となるため、保守員は点検時に着床
レベル差をを確認し所定値以上のレベル差であるなら補
正を行う必要がある。従来、この着床位置レベル差の測
定は、各乗り場にエレベータを停止させ着床レベル差を
スケールで実測していた。この種の他の装置としては、
特開平２−８９７８０号公報に開示のものが知られてい
る。
じて安全面でも問題となるため、保守員は点検時に着床
レベル差をを確認し所定値以上のレベル差であるなら補
正を行う必要がある。従来、この着床位置レベル差の測
定は、各乗り場にエレベータを停止させ着床レベル差を
スケールで実測していた。この種の他の装置としては、
特開平２−８９７８０号公報に開示のものが知られてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、着
床位置レベル差を測定するため乗り場でエレベータを停
止させてスケールで測定後、つぎの乗り場へ移動すると
いった作業を繰り返すこととなり、保守員の作業時間や
エレベータの点検時間が長くなるという問題があった。
床位置レベル差を測定するため乗り場でエレベータを停
止させてスケールで測定後、つぎの乗り場へ移動すると
いった作業を繰り返すこととなり、保守員の作業時間や
エレベータの点検時間が長くなるという問題があった。
【０００５】また上記特開平２−８９７８０号公報に開
示のエレベータの保守装置では、エレベータの制御装置
内に記憶されている乗りかご着床位置レベルデータと乗
りかご位置データから着床位置レベル差を算出する方式
であるため、エレベータの制御装置内の乗りかご着床位
置レベルデータ記憶回路の故障や記憶回路の電源装置の
不良が発生すると乗りかごの着床位置レベル差が演算出
来なくなる不具合が発生するという問題もあった。
示のエレベータの保守装置では、エレベータの制御装置
内に記憶されている乗りかご着床位置レベルデータと乗
りかご位置データから着床位置レベル差を算出する方式
であるため、エレベータの制御装置内の乗りかご着床位
置レベルデータ記憶回路の故障や記憶回路の電源装置の
不良が発生すると乗りかごの着床位置レベル差が演算出
来なくなる不具合が発生するという問題もあった。
【０００６】本発明は、前述したようなエレベータの着
床位置レベル測定に鑑みてなされたものであり、その目
的は、上記従来技術における課題を解決し、保守員が、
エレベータの異常検出装置から送出された結果から短時
間に各階床の着床位置レベル差の異常を知ることができ
るエレベータの異常検出装置を提供することにある。
床位置レベル測定に鑑みてなされたものであり、その目
的は、上記従来技術における課題を解決し、保守員が、
エレベータの異常検出装置から送出された結果から短時
間に各階床の着床位置レベル差の異常を知ることができ
るエレベータの異常検出装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、多階床間を走行するエレベータの異常を
検出するエレベータの異常検出装置において、エレベー
タの乗りかごが各階床の所定位置に到達したか否かを判
断する位置判断手段と、この位置判断手段により所定位
置に到達したと判断されたときその時点でのエレベータ
の走行状態を判断する走行状態判断手段と、この走行状
態判断手段によりエレベータが減速状態にあると判断さ
れたときその時点でのエレベータの速度を予め定められ
た所定速度と比較する比較手段と、この比較手段による
比較の結果エレベータの速度が前記所定速度を超えてい
るとき着床レベル差の異常信号を出力する出力手段とを
設けたことを特徴とする。
め、本発明は、多階床間を走行するエレベータの異常を
検出するエレベータの異常検出装置において、エレベー
タの乗りかごが各階床の所定位置に到達したか否かを判
断する位置判断手段と、この位置判断手段により所定位
置に到達したと判断されたときその時点でのエレベータ
の走行状態を判断する走行状態判断手段と、この走行状
態判断手段によりエレベータが減速状態にあると判断さ
れたときその時点でのエレベータの速度を予め定められ
た所定速度と比較する比較手段と、この比較手段による
比較の結果エレベータの速度が前記所定速度を超えてい
るとき着床レベル差の異常信号を出力する出力手段とを
設けたことを特徴とする。
【０００８】
【作用】エレベータの異常検出装置は、エレベータの乗
りかごが所定位置に到達し、かつ、減速状態にあると
き、その時点でのエレベータの速度を取り出して所定速
度と比較する。エレベータの速度が所定速度を超えてい
るとき、乗りかご着床位置レベル差が異常であると判断
して異常信号を出力する。
りかごが所定位置に到達し、かつ、減速状態にあると
き、その時点でのエレベータの速度を取り出して所定速
度と比較する。エレベータの速度が所定速度を超えてい
るとき、乗りかご着床位置レベル差が異常であると判断
して異常信号を出力する。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図により説明する。
図１は本発明の実施例に係るエレベータの異常検出装置
のブロック図、図２は走行速度と着床位置レベル差との
関係を示す特性図、図３は図１に示す装置の動作を示す
フローチャートである。
図１は本発明の実施例に係るエレベータの異常検出装置
のブロック図、図２は走行速度と着床位置レベル差との
関係を示す特性図、図３は図１に示す装置の動作を示す
フローチャートである。
【００１０】図１で、１はエレベータの制御装置であ
り、昇降路内を走行する乗りかごを昇降させる巻上機を
制御する。２は巻上機により乗りかごを昇降させた際、
これに応動して乗りかごの位置信号を発生させる乗りか
ご位置信号発生装置である。前記制御装置１は昇降路最
上方の機械室に設置されている。又、乗りかご位置信号
発生装置２は乗りかご上部に設置され、昇降路内のガイ
ドレールに取り付けられ各階床ごとに設けられたしゃへ
い板と対向することにより乗りかご位置信号を発生す
る。走行速度検出装置３は、巻上機に設置されたエレベ
ータの走行速度を検出する。
り、昇降路内を走行する乗りかごを昇降させる巻上機を
制御する。２は巻上機により乗りかごを昇降させた際、
これに応動して乗りかごの位置信号を発生させる乗りか
ご位置信号発生装置である。前記制御装置１は昇降路最
上方の機械室に設置されている。又、乗りかご位置信号
発生装置２は乗りかご上部に設置され、昇降路内のガイ
ドレールに取り付けられ各階床ごとに設けられたしゃへ
い板と対向することにより乗りかご位置信号を発生す
る。走行速度検出装置３は、巻上機に設置されたエレベ
ータの走行速度を検出する。
【００１１】エレベータの異常検出装置４は前記制御装
置１に接続され、着床位置レベル差の異常を判定するＭ
ＰＵ４ａ、ＭＰＵ４ａの実行プログラムを格納するＲＯ
Ｍ４ｂ、各種データや異常判定値を格納するＲＡＭ４
ｄ、このＲＡＭ４ｄに記憶した各種データやＭＰＵ４ａ
にて演算した結果を表示する表示装置４ｃ、同じくＲＡ
Ｍ４ｄに記憶した各種データやＭＰＵ４ａにて演算した
結果を通信回線を通じ監視センタ５に通信する通信回路
４ｅから構成されている。
置１に接続され、着床位置レベル差の異常を判定するＭ
ＰＵ４ａ、ＭＰＵ４ａの実行プログラムを格納するＲＯ
Ｍ４ｂ、各種データや異常判定値を格納するＲＡＭ４
ｄ、このＲＡＭ４ｄに記憶した各種データやＭＰＵ４ａ
にて演算した結果を表示する表示装置４ｃ、同じくＲＡ
Ｍ４ｄに記憶した各種データやＭＰＵ４ａにて演算した
結果を通信回線を通じ監視センタ５に通信する通信回路
４ｅから構成されている。
【００１２】図２に示すように、エレベータの乗りかご
が呼びの発生した階に近づき減速を開始し、乗りかご上
部の乗りかご位置信号発生装置２が、昇降路内のガイド
レールに取り付けられたしゃへい板に対向する位置（本
実施例では、乗り場床手前１００ｍｍ程度）に達したと
きのエレベータの走行速度と、その後、減速を完了し停
止した時の着床位置レベル差には、ある相関関係があ
る。すなわち、乗りかごが減速を開始し所定位置（上述
の如く本実施例では、乗り場床手前１００ｍｍ程度）を
通過する走行速度が、第２図のｖ1 までの範囲であるな
らば、着床位置レベル差はＬ1 以下の許容範囲内である
が、機器の異常により速度ｖ1 を超える走行速度となる
と、着床位置レベル差もそれに比例して許容範囲を超
え、大きくなっていく。従って、エレベータの異常検出
装置４は、前記所定位置を通過する走行速度を計測し、
測定した走行速度が予め設定された所定値ｖ1 を超えた
ことを検出することにより、着床位置レベル差が異常と
なったことを知ることができる。なお、前記所定値ｖ1
は、エレベータの運転状態、少なくとも、乗りかごの積
載荷重ごとや運転方向ごとに設定しておくと検出精度が
上がる。また、前記所定値ｖ1 の検出を、本実施例では
昇降路内のガイドレールに取り付けられたしゃへい板に
対向する位置で行っているが、ロータリーエンコーダに
よりその位置に対応する位置を定めることも容易に可能
である。更に、昇降路内のガイドレールに取り付けられ
たしゃへい板の位置は可変することができ、この取付け
位置が、乗り場床に近いほど、エレベータの走行速度に
よる着床位置レベル差の検出精度は良くなる。
が呼びの発生した階に近づき減速を開始し、乗りかご上
部の乗りかご位置信号発生装置２が、昇降路内のガイド
レールに取り付けられたしゃへい板に対向する位置（本
実施例では、乗り場床手前１００ｍｍ程度）に達したと
きのエレベータの走行速度と、その後、減速を完了し停
止した時の着床位置レベル差には、ある相関関係があ
る。すなわち、乗りかごが減速を開始し所定位置（上述
の如く本実施例では、乗り場床手前１００ｍｍ程度）を
通過する走行速度が、第２図のｖ1 までの範囲であるな
らば、着床位置レベル差はＬ1 以下の許容範囲内である
が、機器の異常により速度ｖ1 を超える走行速度となる
と、着床位置レベル差もそれに比例して許容範囲を超
え、大きくなっていく。従って、エレベータの異常検出
装置４は、前記所定位置を通過する走行速度を計測し、
測定した走行速度が予め設定された所定値ｖ1 を超えた
ことを検出することにより、着床位置レベル差が異常と
なったことを知ることができる。なお、前記所定値ｖ1
は、エレベータの運転状態、少なくとも、乗りかごの積
載荷重ごとや運転方向ごとに設定しておくと検出精度が
上がる。また、前記所定値ｖ1 の検出を、本実施例では
昇降路内のガイドレールに取り付けられたしゃへい板に
対向する位置で行っているが、ロータリーエンコーダに
よりその位置に対応する位置を定めることも容易に可能
である。更に、昇降路内のガイドレールに取り付けられ
たしゃへい板の位置は可変することができ、この取付け
位置が、乗り場床に近いほど、エレベータの走行速度に
よる着床位置レベル差の検出精度は良くなる。
【００１３】次に、本実施例の異常検出装置４の動作を
第３図のフローチャートを参照して説明する。エレベー
タの異常検出装置４のＭＰＵ４ａは制御装置１の信号に
よりエレベータが走行を開始したか否かを判断し（手順
Ｓ１）走行開始の場合、同じく制御装置１を通じ、乗り
かご位置信号発生装置２の信号と乗りかご内の積載荷重
を受け取り、乗りかごの位置が乗りかごドアを開ける位
置（乗り場床手前１００ｍｍ程度）にきたか否かを判定
する（手順Ｓ２）。更に、乗りかごの位置が乗りかごド
アを開ける位置に来ていると判断した場合、ＭＰＵ４ａ
は更にエレベータが減速しているか否かを制御装置１か
らのデータにより判定する（手順Ｓ３）。エレベータが
減速している場合、ＭＰＵ４ａは、制御装置１を通じ走
行速度検出回路３より走行速度データを受け取りＲＡＭ
４ｄに記憶する（手順Ｓ４）。次に、ＭＰＵ４ａはＲＡ
Ｍ４ｄに記憶した前記走行速度データとあらかじめＲＡ
Ｍ４ｄに記憶している乗りかご内の積載荷重に応じた所
定値との比較を行い（手順Ｓ５，Ｓ６）、所定値を超え
ている場合には、着床位置レベル差異常として異常発生
情報、少なくとも、異常の発生信号、発生時間、発生階
床、走行速度、運転方向、乗りかご内の積載荷重を表示
装置４ｃに表示する（手順Ｓ７）。更にＭＰＵ４ａは、
通信回路４ｅを介して監視センタ５へも前記異常発生情
報を送信する（手順Ｓ８）。次に、外部からの指令等に
より、異常検出動作を停止するか否か判断し（手順Ｓ
９）、停止しない場合は手順Ｓ１に戻り、同様の動作
を、エレベータが走行を開始するごとに繰り返す。
第３図のフローチャートを参照して説明する。エレベー
タの異常検出装置４のＭＰＵ４ａは制御装置１の信号に
よりエレベータが走行を開始したか否かを判断し（手順
Ｓ１）走行開始の場合、同じく制御装置１を通じ、乗り
かご位置信号発生装置２の信号と乗りかご内の積載荷重
を受け取り、乗りかごの位置が乗りかごドアを開ける位
置（乗り場床手前１００ｍｍ程度）にきたか否かを判定
する（手順Ｓ２）。更に、乗りかごの位置が乗りかごド
アを開ける位置に来ていると判断した場合、ＭＰＵ４ａ
は更にエレベータが減速しているか否かを制御装置１か
らのデータにより判定する（手順Ｓ３）。エレベータが
減速している場合、ＭＰＵ４ａは、制御装置１を通じ走
行速度検出回路３より走行速度データを受け取りＲＡＭ
４ｄに記憶する（手順Ｓ４）。次に、ＭＰＵ４ａはＲＡ
Ｍ４ｄに記憶した前記走行速度データとあらかじめＲＡ
Ｍ４ｄに記憶している乗りかご内の積載荷重に応じた所
定値との比較を行い（手順Ｓ５，Ｓ６）、所定値を超え
ている場合には、着床位置レベル差異常として異常発生
情報、少なくとも、異常の発生信号、発生時間、発生階
床、走行速度、運転方向、乗りかご内の積載荷重を表示
装置４ｃに表示する（手順Ｓ７）。更にＭＰＵ４ａは、
通信回路４ｅを介して監視センタ５へも前記異常発生情
報を送信する（手順Ｓ８）。次に、外部からの指令等に
より、異常検出動作を停止するか否か判断し（手順Ｓ
９）、停止しない場合は手順Ｓ１に戻り、同様の動作
を、エレベータが走行を開始するごとに繰り返す。
【００１４】以上述べたように、本実施例では、エレベ
ータが走行を開始するたびごとに、走行速度に基づいて
着床位置レベル差の異常判定を行うことから、２４時間
の着床位置レベル差の異常監視を行うことができ、ま
た、保守員が、エレベータの異常検出装置から送出され
た結果より、短時間に各階床の着床位置レベル差の異常
を知ることができるようになり、エレベータの安全性の
向上に大きく寄与することができる。
ータが走行を開始するたびごとに、走行速度に基づいて
着床位置レベル差の異常判定を行うことから、２４時間
の着床位置レベル差の異常監視を行うことができ、ま
た、保守員が、エレベータの異常検出装置から送出され
た結果より、短時間に各階床の着床位置レベル差の異常
を知ることができるようになり、エレベータの安全性の
向上に大きく寄与することができる。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、エレベータの乗りかご
が所定位置に来たときの走行速度が、所定速度を超えて
いることから着床位置レベル差の異常を検出するため、
保守員は乗り場へ移動することなく着床位置レベル差の
異常を知ることができ、保守点検作業の合理化が図れ
る。また、エレベータが走行を開始するたびごとに、着
床位置レベル差の異常判定を行うことから、２４時間の
着床位置レベル差の異常監視を行うことができ、エレベ
ータの安全性の向上に大きく寄与することができる。
が所定位置に来たときの走行速度が、所定速度を超えて
いることから着床位置レベル差の異常を検出するため、
保守員は乗り場へ移動することなく着床位置レベル差の
異常を知ることができ、保守点検作業の合理化が図れ
る。また、エレベータが走行を開始するたびごとに、着
床位置レベル差の異常判定を行うことから、２４時間の
着床位置レベル差の異常監視を行うことができ、エレベ
ータの安全性の向上に大きく寄与することができる。
【図１】本発明の実施例に係るエレベータの異常検出装
置のブロック図である。
置のブロック図である。
【図２】エレベータの走行速度と着床位置レベル差との
相関関係を示す特性図である。
相関関係を示す特性図である。
【図３】図１に示すエレベータの異常検出装置の動作を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
１ エレベータの制御装置 ２ 乗りかご位置信号発生装置 ３ 走行速度検出装置 ４ エレベータの異常検出装置 ４ａ ＭＰＵ ４ｂ ＲＯＭ ４ｃ ＲＡＭ ４ｄ 表示装置 ４ｅ 通信回路 ５ 監視センタ
フロントページの続き (72)発明者 河野 賢治 東京都千代田区神田錦町１丁目６番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内
Claims (4)
- 【請求項１】 多階床間を走行するエレベータの異常を
検出するエレベータの異常検出装置において、エレベー
タの乗りかごが各階床の所定位置に到達したか否かを判
断する位置判断手段と、この位置判断手段により所定位
置に到達したと判断されたときその時点でのエレベータ
の走行状態を判断する走行状態判断手段と、この走行状
態判断手段によりエレベータが減速状態にあると判断さ
れたときその時点でのエレベータの速度を予め定められ
た所定速度と比較する比較手段と、この比較手段による
比較の結果エレベータの速度が前記所定速度を超えてい
るとき着床レベル差の異常信号を出力する出力手段とを
設けたことを特徴とするエレベータの異常検出装置。 - 【請求項２】 請求項１において、前記所定位置は、前
記乗りかごドアを開け始める位置であることを特徴とす
るエレベータの異常検出装置。 - 【請求項３】 請求項１において、前記所定速度は、前
記乗りかごの積載荷重毎および走行方向毎のうちの少な
くともいずれか一方について設定されていることを特徴
とするエレベータの異常検出装置。 - 【請求項４】 請求項１において、前記異常信号は、乗
りかごの積載荷重、走行速度、走行方向、異常発生階
床、および異常発生時間が含まれていることを特徴とす
るエレベータの異常検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4248048A JPH0692559A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | エレベータの異常検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4248048A JPH0692559A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | エレベータの異常検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0692559A true JPH0692559A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=17172423
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4248048A Pending JPH0692559A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | エレベータの異常検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0692559A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006298645A (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Inventio Ag | エレベータケージの速度を監視するための方法および検出システム |
| CN100395167C (zh) * | 2001-09-28 | 2008-06-18 | 三菱电机株式会社 | 升降机设备 |
| CN102431862A (zh) * | 2011-09-30 | 2012-05-02 | 快意电梯有限公司 | 一种高速电梯速度监控装置及其监控方法 |
| CN104030122A (zh) * | 2013-03-08 | 2014-09-10 | 全椒县宝昱机械设备厂 | 机械式电梯跌落急救装置 |
| WO2020031284A1 (ja) * | 2018-08-08 | 2020-02-13 | 株式会社日立ビルシステム | エレベータ診断システム |
-
1992
- 1992-09-17 JP JP4248048A patent/JPH0692559A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR101225919B1 (ko) * | 2005-04-21 | 2013-01-24 | 인벤티오 아게 | 승강기 승강실의 속도를 모니터링하는 방법 및 검출 시스템 |
| CN102431862A (zh) * | 2011-09-30 | 2012-05-02 | 快意电梯有限公司 | 一种高速电梯速度监控装置及其监控方法 |
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| WO2020031284A1 (ja) * | 2018-08-08 | 2020-02-13 | 株式会社日立ビルシステム | エレベータ診断システム |
| JPWO2020031284A1 (ja) * | 2018-08-08 | 2021-04-30 | 株式会社日立ビルシステム | エレベータ診断システム |
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