JPH0692525A - カール矯正装置 - Google Patents
カール矯正装置Info
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- JPH0692525A JPH0692525A JP4272430A JP27243092A JPH0692525A JP H0692525 A JPH0692525 A JP H0692525A JP 4272430 A JP4272430 A JP 4272430A JP 27243092 A JP27243092 A JP 27243092A JP H0692525 A JPH0692525 A JP H0692525A
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- Japan
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- curl
- recording paper
- decurling
- roller
- straightening
- Prior art date
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H23/00—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs
- B65H23/04—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally
- B65H23/34—Apparatus for taking-out curl from webs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2511/00—Dimensions; Position; Numbers; Identification; Occurrences
- B65H2511/10—Size; Dimensions
- B65H2511/14—Diameter, e.g. of roll or package
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2511/00—Dimensions; Position; Numbers; Identification; Occurrences
- B65H2511/20—Location in space
- B65H2511/21—Angle
- B65H2511/214—Inclination
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2513/00—Dynamic entities; Timing aspects
- B65H2513/40—Movement
Landscapes
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カール量の大小にかかわらず常にカールの矯
正を適切に実行可能にすると共に,このカール矯正を簡
単な構成で実現して経済性を向上させる。 【構成】 記録紙101の搬送過程において記録紙10
1に発生しているカールを矯正するデカーリングローラ
103/デカーリングガイド104と,デカーリングロ
ーラ103/デカーリングガイド104から構成される
カール矯正部において記録紙101の搬送を一時中断さ
せるために駆動部109を制御する制御部110とを具
備する。
正を適切に実行可能にすると共に,このカール矯正を簡
単な構成で実現して経済性を向上させる。 【構成】 記録紙101の搬送過程において記録紙10
1に発生しているカールを矯正するデカーリングローラ
103/デカーリングガイド104と,デカーリングロ
ーラ103/デカーリングガイド104から構成される
カール矯正部において記録紙101の搬送を一時中断さ
せるために駆動部109を制御する制御部110とを具
備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ロール状記録紙を用い
たファクシミリ装置やプリンタ等に利用されるカール矯
正装置に関し,より詳細には,ロール状記録紙のカール
を簡易な構成により効果的に矯正できるカール矯正装置
に関する。
たファクシミリ装置やプリンタ等に利用されるカール矯
正装置に関し,より詳細には,ロール状記録紙のカール
を簡易な構成により効果的に矯正できるカール矯正装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,ファクシミリ装置やプリンタ等の
記録装置では一般的にロール状記録紙が用いられてい
る。この場合,記録装置では記録紙がロール状のためカ
ールがついてしまい,それが原因となって記録紙の搬送
性やスタック性を低下させていた。このような不具合を
解消するため,記録装置には一般的にカール矯正装置
(デカーリング装置)を設けて記録紙のカールを除去し
ている。
記録装置では一般的にロール状記録紙が用いられてい
る。この場合,記録装置では記録紙がロール状のためカ
ールがついてしまい,それが原因となって記録紙の搬送
性やスタック性を低下させていた。このような不具合を
解消するため,記録装置には一般的にカール矯正装置
(デカーリング装置)を設けて記録紙のカールを除去し
ている。
【0003】例えば,従来のカール矯正装置としては図
9に示す構成のものがあり,図において,101はロー
ル状の記録紙,102は記録紙101を所定方向へ送り
込む送込みローラ,103,104はカール矯正手段と
してのデカーリングローラ,デカーリングガイド,10
5は記録紙101を所定方向へ送り出す送出しローラ,
106はプラテンローラ,107は記録紙101上に印
字処理を実行するサーマルヘッド,108は記録紙10
1を所定長に裁断するカッターである。
9に示す構成のものがあり,図において,101はロー
ル状の記録紙,102は記録紙101を所定方向へ送り
込む送込みローラ,103,104はカール矯正手段と
してのデカーリングローラ,デカーリングガイド,10
5は記録紙101を所定方向へ送り出す送出しローラ,
106はプラテンローラ,107は記録紙101上に印
字処理を実行するサーマルヘッド,108は記録紙10
1を所定長に裁断するカッターである。
【0004】以上の構成において,その動作を説明す
る。矢印A方向に送込みローラ102により送り込まれ
た記録紙101は,デカーリングガイド104によって
デカーリングローラ103に導かれ,該デカーリングロ
ーラ103によりカール方向とは逆方向に曲げられてカ
ールが矯正される。その後,送出しローラ105により
サーマルヘッド107とプラテンローラ106から構成
されている印字部へ送り出され画像情報に基づく印字処
理が実行され,カッター108により所定長に裁断され
た後排出される。
る。矢印A方向に送込みローラ102により送り込まれ
た記録紙101は,デカーリングガイド104によって
デカーリングローラ103に導かれ,該デカーリングロ
ーラ103によりカール方向とは逆方向に曲げられてカ
ールが矯正される。その後,送出しローラ105により
サーマルヘッド107とプラテンローラ106から構成
されている印字部へ送り出され画像情報に基づく印字処
理が実行され,カッター108により所定長に裁断され
た後排出される。
【0005】ところが,上記図9に示したカール矯正装
置にあっては,デカーリングローラ103の外径を強度
的にあまり小さくすることができないため,デカーリン
グローラ103の外径が大きく(曲率が大きく)なり,
デカーリング効果が低下するという不具合があった。例
えば,ロール径が大きい(カール量が小さい)場合の記
録紙101に対する矯正は十分なものとなるが,巻芯付
近のロール径が小さい(カール量が大きい)場合の記録
紙101に対しては十分に矯正することができなかっ
た。
置にあっては,デカーリングローラ103の外径を強度
的にあまり小さくすることができないため,デカーリン
グローラ103の外径が大きく(曲率が大きく)なり,
デカーリング効果が低下するという不具合があった。例
えば,ロール径が大きい(カール量が小さい)場合の記
録紙101に対する矯正は十分なものとなるが,巻芯付
近のロール径が小さい(カール量が大きい)場合の記録
紙101に対しては十分に矯正することができなかっ
た。
【0006】上記の不具合を解決するため,図10に示
す構成のカール矯正装置(特公平2−33622号に開
示されている「巻癖矯正装置」)が提案されている。図
において,1001は上ガイド板,1002は下ガイド
板,1003は駆動ローラ,1004は送込みテンショ
ンローラ,1005は送出しテンションローラ,100
6は右ガイド板,1007は左ガイド板である。
す構成のカール矯正装置(特公平2−33622号に開
示されている「巻癖矯正装置」)が提案されている。図
において,1001は上ガイド板,1002は下ガイド
板,1003は駆動ローラ,1004は送込みテンショ
ンローラ,1005は送出しテンションローラ,100
6は右ガイド板,1007は左ガイド板である。
【0007】上記巻癖矯正装置は,送込みテンションロ
ーラ1004と送出しテンションローラ1005の駆動
ローラ1003に対する圧接力が異なるように設定し,
上ガイド板1001及び下ガイド板1002に約130
度回転のR部(曲率部分)を設けており,この部分で記
録紙101のデカーリングを実行する。ところが,この
場合,巻芯付近でのロール径が小さい(カール量が大き
い)場合の記録紙101に対しては十分に矯正すること
が可能となるが,反対に,ロール径が大きい(カール量
が小さい)場合の記録紙101に対してはデカーリング
が強すぎるため逆カールが発生するという不具合があっ
た。
ーラ1004と送出しテンションローラ1005の駆動
ローラ1003に対する圧接力が異なるように設定し,
上ガイド板1001及び下ガイド板1002に約130
度回転のR部(曲率部分)を設けており,この部分で記
録紙101のデカーリングを実行する。ところが,この
場合,巻芯付近でのロール径が小さい(カール量が大き
い)場合の記録紙101に対しては十分に矯正すること
が可能となるが,反対に,ロール径が大きい(カール量
が小さい)場合の記録紙101に対してはデカーリング
が強すぎるため逆カールが発生するという不具合があっ
た。
【0008】このような不具合を解決するため,カール
量が大きい記録紙101に対してのみデカーリングを実
行するものとして,図11に示す構成のカール矯正装置
が提案されている。分岐ガイド板202の入口部分の高
さC以下のカール量のときはデカーリングを実行せずに
そのままの状態で排紙させ(搬送路D),入口部分の高
さC以上のカール量のときはデカーリングローラ103
と加圧板204の圧接によりデカーリングを実行してい
た(搬送路E)。
量が大きい記録紙101に対してのみデカーリングを実
行するものとして,図11に示す構成のカール矯正装置
が提案されている。分岐ガイド板202の入口部分の高
さC以下のカール量のときはデカーリングを実行せずに
そのままの状態で排紙させ(搬送路D),入口部分の高
さC以上のカール量のときはデカーリングローラ103
と加圧板204の圧接によりデカーリングを実行してい
た(搬送路E)。
【0009】また,図12に示した従来のカール矯正装
置(特公昭60−44217号公報に開示された「記録
紙のカール取り装置」)にあっては,送込みローラ12
01と送出しローラ1202の間にデカーリングローラ
103を設け,送込みローラ1201と送出しローラ1
202による搬送速度或いは摩擦係数が各々異なるよう
に構成されている。
置(特公昭60−44217号公報に開示された「記録
紙のカール取り装置」)にあっては,送込みローラ12
01と送出しローラ1202の間にデカーリングローラ
103を設け,送込みローラ1201と送出しローラ1
202による搬送速度或いは摩擦係数が各々異なるよう
に構成されている。
【0010】上記の構成において,デカーリングローラ
103部で,記録紙101をカール方向と逆方向に屈曲
させ,送込みローラ1201と送出しローラ1202に
よる搬送速度或いは摩擦係数を変化させて搬送すること
によりカール矯正を実行するものである。
103部で,記録紙101をカール方向と逆方向に屈曲
させ,送込みローラ1201と送出しローラ1202に
よる搬送速度或いは摩擦係数を変化させて搬送すること
によりカール矯正を実行するものである。
【0011】また,図13は,従来のファクシミリ受信
装置の構成を示す説明図であり,サーマルヘッド107
の前にカール矯正装置としてのデカーリングローラ10
3を設けたものである。
装置の構成を示す説明図であり,サーマルヘッド107
の前にカール矯正装置としてのデカーリングローラ10
3を設けたものである。
【0012】また,その他,ロール状記録紙のカールを
デカーリングローラ及びガイド部材等によりカールと逆
方向にしごいて矯正する技術としては,特公平1−57
019号公報に開示されている「カール取り装置」,実
公昭63−33882号公報に開示されている「ロール
状記録紙の巻癖矯正装置」,特開平3−86569号公
報に開示されている「記録装置」等がある。
デカーリングローラ及びガイド部材等によりカールと逆
方向にしごいて矯正する技術としては,特公平1−57
019号公報に開示されている「カール取り装置」,実
公昭63−33882号公報に開示されている「ロール
状記録紙の巻癖矯正装置」,特開平3−86569号公
報に開示されている「記録装置」等がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記に
示されるような従来のカール矯正装置にあっては,以下
のような問題点があった。第1に,図11に示したカー
ル矯正装置にあっては,カール量を2通りで識別(検
知)するため大まかなカール量検知となり,十分な矯正
が行われなかった。
示されるような従来のカール矯正装置にあっては,以下
のような問題点があった。第1に,図11に示したカー
ル矯正装置にあっては,カール量を2通りで識別(検
知)するため大まかなカール量検知となり,十分な矯正
が行われなかった。
【0014】第2に,図12に示したカール矯正装置に
あっては,巻芯付近の記録紙でカール量が大である場
合,カールを十分に矯正できず,記録紙101を常に平
面状に矯正することが困難であった。また,複数のロー
ラが必要となるため構成する部品点数が多く,且つ,構
成が煩雑化するという問題点があった。
あっては,巻芯付近の記録紙でカール量が大である場
合,カールを十分に矯正できず,記録紙101を常に平
面状に矯正することが困難であった。また,複数のロー
ラが必要となるため構成する部品点数が多く,且つ,構
成が煩雑化するという問題点があった。
【0015】第3に,図13に示したカール矯正装置に
あっては,記録部の前にデカーリング部があるため,長
時間に渡って記録紙101を使用しない状態で放置して
おいた場合,デカーリング部分にて記録紙101に癖が
ついてしまうという問題点があった。
あっては,記録部の前にデカーリング部があるため,長
時間に渡って記録紙101を使用しない状態で放置して
おいた場合,デカーリング部分にて記録紙101に癖が
ついてしまうという問題点があった。
【0016】本発明は,上記に鑑みてなされたものであ
って,カール量の大小にかかわらず常にカールの矯正を
適切に実行可能にすると共に,このカール矯正を簡単な
構成で実現して経済性を向上させることを目的とする。
って,カール量の大小にかかわらず常にカールの矯正を
適切に実行可能にすると共に,このカール矯正を簡単な
構成で実現して経済性を向上させることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は,上記の目的を
達成するために,記録紙の搬送過程において記録紙に発
生しているカールを矯正するカール矯正手段と,前記カ
ール矯正手段において記録紙の搬送を一時中断させる制
御手段とを具備するカール矯正装置を提供するものであ
る。
達成するために,記録紙の搬送過程において記録紙に発
生しているカールを矯正するカール矯正手段と,前記カ
ール矯正手段において記録紙の搬送を一時中断させる制
御手段とを具備するカール矯正装置を提供するものであ
る。
【0018】また,前記制御手段は,記録紙のカール量
に基づいて搬送の中断時間或いは(及び)中断回数を制
御することが望ましい。
に基づいて搬送の中断時間或いは(及び)中断回数を制
御することが望ましい。
【0019】また,記録紙の搬送過程において記録紙に
発生しているカールを矯正するカール矯正手段と,前記
カール矯正手段を駆動する駆動手段と,記録紙のロール
径を検出するロール径検出手段と,前記ロール径検出手
段の検出値に基づいて前記駆動手段を制御する制御手段
とを具備するカール矯正装置を提供するものである。
発生しているカールを矯正するカール矯正手段と,前記
カール矯正手段を駆動する駆動手段と,記録紙のロール
径を検出するロール径検出手段と,前記ロール径検出手
段の検出値に基づいて前記駆動手段を制御する制御手段
とを具備するカール矯正装置を提供するものである。
【0020】また,記録紙の搬送過程において記録紙に
発生しているカールを矯正するカール矯正手段と,前記
カール矯正手段を駆動する駆動手段と,記録紙のカール
量を検出するカール量検出手段と,前記カール量検出手
段の検出値に基づいて前記駆動手段を制御する制御手段
とを具備するカール矯正装置を提供するものである。
発生しているカールを矯正するカール矯正手段と,前記
カール矯正手段を駆動する駆動手段と,記録紙のカール
量を検出するカール量検出手段と,前記カール量検出手
段の検出値に基づいて前記駆動手段を制御する制御手段
とを具備するカール矯正装置を提供するものである。
【0021】また,記録紙のカール方向と逆方向に曲折
するカール矯正ローラと,支点軸を中心に前記カール矯
正ローラの入口側及び出口側に圧接する加圧板とを具備
し,前記カール矯正ローラと前記加圧板との出口側圧力
に対して入口側圧力が大きくなるように支点位置と加圧
位置とを設定するカール矯正装置を提供するものであ
る。
するカール矯正ローラと,支点軸を中心に前記カール矯
正ローラの入口側及び出口側に圧接する加圧板とを具備
し,前記カール矯正ローラと前記加圧板との出口側圧力
に対して入口側圧力が大きくなるように支点位置と加圧
位置とを設定するカール矯正装置を提供するものであ
る。
【0022】
【作用】本発明によるカール矯正装置は,記録紙がデカ
ーリング手段によってカールを矯正されながら搬送する
とき,制御手段は記録紙のカール量に基づいてデカーリ
ング手段を一時中断させる。この場合の一時中断は記録
紙の先端或いは後端或いはその両端部分で実行し,更
に,カール量の検知は記録紙のロール径の変化,或いは
カール量を検知することによって実行し,該カール量に
基づいて中断回数,中断時間を変化させて記録紙のカー
ルを適性に矯正する。
ーリング手段によってカールを矯正されながら搬送する
とき,制御手段は記録紙のカール量に基づいてデカーリ
ング手段を一時中断させる。この場合の一時中断は記録
紙の先端或いは後端或いはその両端部分で実行し,更
に,カール量の検知は記録紙のロール径の変化,或いは
カール量を検知することによって実行し,該カール量に
基づいて中断回数,中断時間を変化させて記録紙のカー
ルを適性に矯正する。
【0023】また,デカーリングローラと加圧板との出
口側圧力に対して入口側圧力が大きくなるように支点位
置と加圧位置とを設定し,入口側と出口側で記録紙に対
する張力を生じさせ,カール方向と逆側に記録紙をしご
くことにより記録紙のカールを矯正する。
口側圧力に対して入口側圧力が大きくなるように支点位
置と加圧位置とを設定し,入口側と出口側で記録紙に対
する張力を生じさせ,カール方向と逆側に記録紙をしご
くことにより記録紙のカールを矯正する。
【0024】
〔実施例1〕以下,本発明の一実施例を添付図面を参照
して説明する。図1は,本発明によるカール矯正装置
(実施例1)を用いた記録装置の概略構成を示す説明図
である。101は紙管等の軸芯にロール状の記録紙を巻
回した記録紙,102は記録紙101を挟持して回転す
る送込みローラ,103は記録紙101のカール方向と
逆方向に巻回するようにデカーリングガイド104に沿
って記録紙101を搬送するデカーリングローラ,10
4は記録紙101のカール方向と逆方向に曲折しデカー
リングローラ103と対向する位置に配置されたデカー
リングガイド,105はデカーリング処理後の記録紙1
01を搬送する送出しローラである。
して説明する。図1は,本発明によるカール矯正装置
(実施例1)を用いた記録装置の概略構成を示す説明図
である。101は紙管等の軸芯にロール状の記録紙を巻
回した記録紙,102は記録紙101を挟持して回転す
る送込みローラ,103は記録紙101のカール方向と
逆方向に巻回するようにデカーリングガイド104に沿
って記録紙101を搬送するデカーリングローラ,10
4は記録紙101のカール方向と逆方向に曲折しデカー
リングローラ103と対向する位置に配置されたデカー
リングガイド,105はデカーリング処理後の記録紙1
01を搬送する送出しローラである。
【0025】また,106は高平滑性の表面を有し,そ
の表面に記録紙101を巻回して正逆回転するプラテン
ローラ,107は記録密度に対応して多数の記録電極を
1ライン分配列したサーマルヘッド,108は記録処理
された記録紙を所定長で裁断するカッターである。ま
た,109はデカーリングローラ103を駆動する駆動
部,110は駆動部109に駆動信号等を出力する制御
部,111は制御部110の制御プログラム等を格納す
るメモリである。
の表面に記録紙101を巻回して正逆回転するプラテン
ローラ,107は記録密度に対応して多数の記録電極を
1ライン分配列したサーマルヘッド,108は記録処理
された記録紙を所定長で裁断するカッターである。ま
た,109はデカーリングローラ103を駆動する駆動
部,110は駆動部109に駆動信号等を出力する制御
部,111は制御部110の制御プログラム等を格納す
るメモリである。
【0026】以上のように構成された記録装置の動作に
ついて説明する。送込みローラ102によって矢印A方
向に送り込まれた記録紙101は,デカーリングガイド
104に沿ってデカーリングローラ103まで搬送さ
れ,該デカーリングローラ103によりカールと反対方
向に曲げられて搬送される。このとき,制御部110は
予め設定された所定のタイミングでデカーリングローラ
103の回転を一時的に停止させる。その結果,カール
の大きい部分に対する良好なデカーリングが可能とな
る。該デカーリングされた記録紙101は,サーマルヘ
ッド107とプラテンローラ106に圧接された状態で
1ラインずつ搬送され,同時に,サーマルヘッド107
の記録電極へ画像信号に対応した通電が実行されること
によって所定の記録画像を得る。そして,記録処理され
た記録紙101は,カッター108によって所定長に裁
断され,機外に排紙される。
ついて説明する。送込みローラ102によって矢印A方
向に送り込まれた記録紙101は,デカーリングガイド
104に沿ってデカーリングローラ103まで搬送さ
れ,該デカーリングローラ103によりカールと反対方
向に曲げられて搬送される。このとき,制御部110は
予め設定された所定のタイミングでデカーリングローラ
103の回転を一時的に停止させる。その結果,カール
の大きい部分に対する良好なデカーリングが可能とな
る。該デカーリングされた記録紙101は,サーマルヘ
ッド107とプラテンローラ106に圧接された状態で
1ラインずつ搬送され,同時に,サーマルヘッド107
の記録電極へ画像信号に対応した通電が実行されること
によって所定の記録画像を得る。そして,記録処理され
た記録紙101は,カッター108によって所定長に裁
断され,機外に排紙される。
【0027】〔実施例2〕図2は,本発明によるカール
矯正装置(実施例2)を用いた記録装置の概略構成を示
す説明図であり,記録処理後にカール矯正処理を実行す
るような構成を採用している。201は裁断後の記録紙
101を案内する下ガイド板,202は記録紙101を
デカーリングローラ103部へ導く分岐ガイド板であ
り,その入口部分は下ガイド板201面に対して隙間C
となるように設置されている。また,分岐ガイド板20
2の上部にデカーリングローラ103を設け,更に,回
動支点203を中心に回動する加圧板204を構成し,
該加圧板204は,その他端をデカーリングローラ10
3に対して圧接するためスプリング205によって所定
方向に付勢されている。また,206はデカーリング処
理後の記録紙101をスタックする排紙トレイである。
なお,その他の要素及びその機能は図1と同一符号を付
し,その説明を省略する。
矯正装置(実施例2)を用いた記録装置の概略構成を示
す説明図であり,記録処理後にカール矯正処理を実行す
るような構成を採用している。201は裁断後の記録紙
101を案内する下ガイド板,202は記録紙101を
デカーリングローラ103部へ導く分岐ガイド板であ
り,その入口部分は下ガイド板201面に対して隙間C
となるように設置されている。また,分岐ガイド板20
2の上部にデカーリングローラ103を設け,更に,回
動支点203を中心に回動する加圧板204を構成し,
該加圧板204は,その他端をデカーリングローラ10
3に対して圧接するためスプリング205によって所定
方向に付勢されている。また,206はデカーリング処
理後の記録紙101をスタックする排紙トレイである。
なお,その他の要素及びその機能は図1と同一符号を付
し,その説明を省略する。
【0028】以上のように構成された記録装置の動作に
ついて説明する。送込みローラ102によって矢印B方
向に送り込まれた記録紙101は,サーマルヘッド10
7とプラテンローラ106に圧接された状態で1ライン
ずつ搬送され,同時に,サーマルヘッド107の記録電
極に対し画像信号に対応した通電が実行されることによ
って所定の記録画像を得る。そして,記録処理された記
録紙101は,カッター108によって所定長に裁断さ
れる。その後,記録紙101のカール量(高さ)が隙間
Cより小さい場合,記録紙101は下ガイド板201と
分岐ガイド板202の間(搬送路D)を経由して排紙ト
レイ206に排出される。即ち,カール量が少ないとき
はデカーリングを実行しないで排紙する。
ついて説明する。送込みローラ102によって矢印B方
向に送り込まれた記録紙101は,サーマルヘッド10
7とプラテンローラ106に圧接された状態で1ライン
ずつ搬送され,同時に,サーマルヘッド107の記録電
極に対し画像信号に対応した通電が実行されることによ
って所定の記録画像を得る。そして,記録処理された記
録紙101は,カッター108によって所定長に裁断さ
れる。その後,記録紙101のカール量(高さ)が隙間
Cより小さい場合,記録紙101は下ガイド板201と
分岐ガイド板202の間(搬送路D)を経由して排紙ト
レイ206に排出される。即ち,カール量が少ないとき
はデカーリングを実行しないで排紙する。
【0029】一方,記録紙101のカール量(高さ)が
隙間Cより大きい場合,記録紙101は分岐ガイド板2
02と加圧板204の間(搬送路E)に進入し,デカー
リングローラ103に達して,カール方向と逆方向に曲
げられて搬送される。このとき,制御部110は予め設
定された所定のタイミングでデカーリングローラ103
の回転を一時的に停止させる。その結果,カールの大き
い部分に対する良好なデカーリングが可能となる。その
後,カールを矯正された記録紙は排紙トレイ206に排
出される。
隙間Cより大きい場合,記録紙101は分岐ガイド板2
02と加圧板204の間(搬送路E)に進入し,デカー
リングローラ103に達して,カール方向と逆方向に曲
げられて搬送される。このとき,制御部110は予め設
定された所定のタイミングでデカーリングローラ103
の回転を一時的に停止させる。その結果,カールの大き
い部分に対する良好なデカーリングが可能となる。その
後,カールを矯正された記録紙は排紙トレイ206に排
出される。
【0030】ところで,図3にカール矯正が実行されて
いない記録紙101の状態を示す。図示の如く,記録紙
101は搬送方向先端及び後端付近になるほど記録紙1
01自体の重さによる影響が少ないために浮き上がり,
所謂,カール状態となる。従って,前述のデカーリング
部分での記録紙101の一時的な停止箇所は,記録紙1
01の搬送方向先端付近或いは後端付近,或いは両端付
近とすることが有効である。更に,記録紙101の先端
或いは後端に近づくに従って記録紙101の一時停止の
ピッチを小刻みに実行したほうがカール矯正効果が向上
する。このような記録紙101へのデカーリング制御を
実行すると,図4に示す如く,ほぼフラットな状態の記
録紙101が得られる。なお,図3及び図4の黒△印は
記録紙101の一時的な停止箇所を示唆している。
いない記録紙101の状態を示す。図示の如く,記録紙
101は搬送方向先端及び後端付近になるほど記録紙1
01自体の重さによる影響が少ないために浮き上がり,
所謂,カール状態となる。従って,前述のデカーリング
部分での記録紙101の一時的な停止箇所は,記録紙1
01の搬送方向先端付近或いは後端付近,或いは両端付
近とすることが有効である。更に,記録紙101の先端
或いは後端に近づくに従って記録紙101の一時停止の
ピッチを小刻みに実行したほうがカール矯正効果が向上
する。このような記録紙101へのデカーリング制御を
実行すると,図4に示す如く,ほぼフラットな状態の記
録紙101が得られる。なお,図3及び図4の黒△印は
記録紙101の一時的な停止箇所を示唆している。
【0031】〔実施例3〕図5は,本発明によるカール
矯正装置(実施例3)を用いた記録装置の概略構成を示
す説明図である。この装置は,新品の状態のロール径1
01a(大径)→101b(中径)→101c(巻芯付
近の小径)へ移行する記録紙101のロール径の変化に
対してアーム501を追従動作可能に当接させてある。
更に,該アーム501の回転支軸には可変抵抗502が
設けられ,ロール径を検知する構成となっている。即
ち,可変抵抗502の抵抗値はアーム501の回転角に
伴って変化するように構成されており,更に,その抵抗
値を検出して制御部110へ該情報を出力することによ
りデカーリング部分での搬送中断タイミングや回数,及
び搬送中断時間を制御可能に構成している。また,50
3は記録紙101を収容するホルダーである。なお,そ
の他の要素及びその機能は図1及び図2と同一符号を付
し,その説明を省略する。
矯正装置(実施例3)を用いた記録装置の概略構成を示
す説明図である。この装置は,新品の状態のロール径1
01a(大径)→101b(中径)→101c(巻芯付
近の小径)へ移行する記録紙101のロール径の変化に
対してアーム501を追従動作可能に当接させてある。
更に,該アーム501の回転支軸には可変抵抗502が
設けられ,ロール径を検知する構成となっている。即
ち,可変抵抗502の抵抗値はアーム501の回転角に
伴って変化するように構成されており,更に,その抵抗
値を検出して制御部110へ該情報を出力することによ
りデカーリング部分での搬送中断タイミングや回数,及
び搬送中断時間を制御可能に構成している。また,50
3は記録紙101を収容するホルダーである。なお,そ
の他の要素及びその機能は図1及び図2と同一符号を付
し,その説明を省略する。
【0032】以上のように構成された記録装置の動作に
ついて説明する。制御部110が,アーム501と可変
抵抗502により記録紙101のロール径(101a〜
101c)を検知した後,記録紙101は,送込みロー
ラ102を介してプラテンローラ106とサーマルヘッ
ド107からなる記録部にて受信データを記録し,カッ
ター108で所定長に裁断される。その後,記録紙10
1は加圧板204と下ガイド板201との間を経由し,
記録紙101の先端がデカーリングローラ103に到達
する。更に,記録紙101はデカーリングローラ103
と加圧板204で圧接されながらカール方向とは逆方向
に曲げられて搬送され,制御部110の駆動部109に
対する制御により記録紙101の径の変化(101a→
101c)に対応した回数或いは時間,その搬送が一時
中断される。その後,ほぼフラットに矯正された記録紙
101は,排紙トレイ206上に排紙される。
ついて説明する。制御部110が,アーム501と可変
抵抗502により記録紙101のロール径(101a〜
101c)を検知した後,記録紙101は,送込みロー
ラ102を介してプラテンローラ106とサーマルヘッ
ド107からなる記録部にて受信データを記録し,カッ
ター108で所定長に裁断される。その後,記録紙10
1は加圧板204と下ガイド板201との間を経由し,
記録紙101の先端がデカーリングローラ103に到達
する。更に,記録紙101はデカーリングローラ103
と加圧板204で圧接されながらカール方向とは逆方向
に曲げられて搬送され,制御部110の駆動部109に
対する制御により記録紙101の径の変化(101a→
101c)に対応した回数或いは時間,その搬送が一時
中断される。その後,ほぼフラットに矯正された記録紙
101は,排紙トレイ206上に排紙される。
【0033】このように,デカーリング部分において搬
送中断回数,或いは搬送中断時間を記録紙101のロー
ル径(101a〜101c)に基づいて適切に制御する
ため,例えば,新品ロール付近時における大径(カール
量が小さい)から繰り出された記録紙101に対する逆
カール(矯正のし過ぎ)を防止できる。また,巻芯付近
における小径(カール量が大きい)から繰り出された記
録紙101に対する十分なカール取りが効果的に実現す
る。
送中断回数,或いは搬送中断時間を記録紙101のロー
ル径(101a〜101c)に基づいて適切に制御する
ため,例えば,新品ロール付近時における大径(カール
量が小さい)から繰り出された記録紙101に対する逆
カール(矯正のし過ぎ)を防止できる。また,巻芯付近
における小径(カール量が大きい)から繰り出された記
録紙101に対する十分なカール取りが効果的に実現す
る。
【0034】また,上記図5に示した構成におけるカー
ル量の他の検知手段として,重量センサによるロール重
量の変化を検知するもの,或いはカウンタによるパルス
モータのステップ数等を検知するものによっても同様に
デカーリングの中断回数,中断時間を制御することが可
能である。
ル量の他の検知手段として,重量センサによるロール重
量の変化を検知するもの,或いはカウンタによるパルス
モータのステップ数等を検知するものによっても同様に
デカーリングの中断回数,中断時間を制御することが可
能である。
【0035】〔実施例4〕図6は,本発明によるカール
矯正装置(実施例4)を用いた記録装置の概略構成を示
す説明図であり,記録紙101に対する記録部後段にカ
ール量の検知手段とデカーリング部を配置する。601
は第1ガイド板,602は第2ガイド板,603は第3
ガイド板であり,下ガイド板201に対して第1ガイド
板601の入口隙間をG(搬送路J),下ガイド板20
1に対して第2ガイド板602の入口隙間をH(搬送路
K),下ガイド板201に対して第3ガイド板603の
入口隙間をI(搬送路L)となるように構成し,第3ガ
イド板603と加圧板204とは搬送路Mを形成する。
矯正装置(実施例4)を用いた記録装置の概略構成を示
す説明図であり,記録紙101に対する記録部後段にカ
ール量の検知手段とデカーリング部を配置する。601
は第1ガイド板,602は第2ガイド板,603は第3
ガイド板であり,下ガイド板201に対して第1ガイド
板601の入口隙間をG(搬送路J),下ガイド板20
1に対して第2ガイド板602の入口隙間をH(搬送路
K),下ガイド板201に対して第3ガイド板603の
入口隙間をI(搬送路L)となるように構成し,第3ガ
イド板603と加圧板204とは搬送路Mを形成する。
【0036】また,各搬送路J〜Mを跨ぐようにアーム
604を垂下させ,該アーム604は可変抵抗502を
中心に可動する。これは図5に示したものと同様に,可
変抵抗502の抵抗値がアーム501の回転角に伴って
変化するように構成されており,更に,その抵抗値を検
出して制御部110に出力し,該制御部110によりデ
カーリング部分での搬送中断タイミングや回数,及び搬
送中断時間を制御可能に構成している。
604を垂下させ,該アーム604は可変抵抗502を
中心に可動する。これは図5に示したものと同様に,可
変抵抗502の抵抗値がアーム501の回転角に伴って
変化するように構成されており,更に,その抵抗値を検
出して制御部110に出力し,該制御部110によりデ
カーリング部分での搬送中断タイミングや回数,及び搬
送中断時間を制御可能に構成している。
【0037】以上のように構成された記録装置の動作に
ついて説明する。送込みローラ102によって矢印F方
向に搬送された記録紙101は,プラテンローラ106
とサーマルヘッド107からなる記録部において受信デ
ータを記録し,カッター108で所定長に裁断される。
その後,記録紙101はカール高さが隙間G以下のとき
は搬送路Jを通過する。また,カール高さが隙間G以上
H以下のときは搬送路Kを通過する。また,カール高さ
が隙間H以上I以下のときは搬送路Lを通過する。ま
た,カール高さが隙間I以上のときは搬送路Mを通過す
る。このとき,搬送路Jを通過した記録紙101はその
まま排紙トレイ206に排紙され,他の搬送路K,L,
Mを通過する記録紙101はデカーリングローラ103
と加圧板204のデカーリング部で各カール量に基づい
た適切なカール矯正(前述と同様にデカーリングローラ
103の間欠駆動)が実行された後,排紙トレイ206
に排紙されることになる。
ついて説明する。送込みローラ102によって矢印F方
向に搬送された記録紙101は,プラテンローラ106
とサーマルヘッド107からなる記録部において受信デ
ータを記録し,カッター108で所定長に裁断される。
その後,記録紙101はカール高さが隙間G以下のとき
は搬送路Jを通過する。また,カール高さが隙間G以上
H以下のときは搬送路Kを通過する。また,カール高さ
が隙間H以上I以下のときは搬送路Lを通過する。ま
た,カール高さが隙間I以上のときは搬送路Mを通過す
る。このとき,搬送路Jを通過した記録紙101はその
まま排紙トレイ206に排紙され,他の搬送路K,L,
Mを通過する記録紙101はデカーリングローラ103
と加圧板204のデカーリング部で各カール量に基づい
た適切なカール矯正(前述と同様にデカーリングローラ
103の間欠駆動)が実行された後,排紙トレイ206
に排紙されることになる。
【0038】上記のデカーリング部での各カール量に基
づいたデカーリング処理について更に説明すると,各搬
送路K,L,Mの何れかを通過した記録紙101はアー
ム604の先端部分と接触し,該アーム604は接触時
に上方に可動しその可動分を可変抵抗502の抵抗値の
変化として検出する。その後,抵抗値の変化に関する情
報信号から制御部111は,通過する記録紙101のカ
ール量を判断する。そして,該カール量に基づいてデカ
ーリング部での記録紙101の搬送中断回数,或いは
(及び)搬送中断時間を駆動部109を制御することに
より制御してカールをより効果的に矯正するものであ
る。
づいたデカーリング処理について更に説明すると,各搬
送路K,L,Mの何れかを通過した記録紙101はアー
ム604の先端部分と接触し,該アーム604は接触時
に上方に可動しその可動分を可変抵抗502の抵抗値の
変化として検出する。その後,抵抗値の変化に関する情
報信号から制御部111は,通過する記録紙101のカ
ール量を判断する。そして,該カール量に基づいてデカ
ーリング部での記録紙101の搬送中断回数,或いは
(及び)搬送中断時間を駆動部109を制御することに
より制御してカールをより効果的に矯正するものであ
る。
【0039】〔実施例5〕図7は,本発明によるカール
矯正装置(実施例5)を用いた記録装置の概略構成を示
す説明図であり,図7(a)は,前述の図2に示したデ
カーリング部と同一構成をなし,図7(b)は,図7
(a)の支点位置と加圧位置の関係を示している。図に
おいて,Oは支点(加圧板204の回動支点203),
Aはデカーリングローラ103面に対する加圧板204
の先端部分における入口側接点であり,Bは出口側接点
である。また,Cは加圧位置,FA は入口側圧力,FB
は出口側圧力,FC はスプリング205による加圧力,
θA はFA とOAがなす角度,θB はFB とOBがなす
角度,θC はFC と加圧板204がなす角度である。
矯正装置(実施例5)を用いた記録装置の概略構成を示
す説明図であり,図7(a)は,前述の図2に示したデ
カーリング部と同一構成をなし,図7(b)は,図7
(a)の支点位置と加圧位置の関係を示している。図に
おいて,Oは支点(加圧板204の回動支点203),
Aはデカーリングローラ103面に対する加圧板204
の先端部分における入口側接点であり,Bは出口側接点
である。また,Cは加圧位置,FA は入口側圧力,FB
は出口側圧力,FC はスプリング205による加圧力,
θA はFA とOAがなす角度,θB はFB とOBがなす
角度,θC はFC と加圧板204がなす角度である。
【0040】以上の構成において,その動作及び加圧関
係について説明する。記録紙101は矢印の方向から加
圧板204と分岐ガイド板201とで形成される搬送路
を通過し,記録紙101の先端がデカーリングローラ1
03に到達する。加圧板204は回動支点203を支点
としてスプリング205によってデカーリングローラ1
03面に付勢されており,入口側接点Aと出口側接点B
とにより記録紙101を圧接させる。また,加圧板20
4の圧接部分の断面形状は図示の如く,入口側接点Aと
出口側接点Bの各点で接線に対して垂直方向に力が作用
するように,L字形でなくスプーン形になっており,且
つ,入口側圧力FA >出口側圧力FB となる加圧条件を
以下の(1)式にて設定する。
係について説明する。記録紙101は矢印の方向から加
圧板204と分岐ガイド板201とで形成される搬送路
を通過し,記録紙101の先端がデカーリングローラ1
03に到達する。加圧板204は回動支点203を支点
としてスプリング205によってデカーリングローラ1
03面に付勢されており,入口側接点Aと出口側接点B
とにより記録紙101を圧接させる。また,加圧板20
4の圧接部分の断面形状は図示の如く,入口側接点Aと
出口側接点Bの各点で接線に対して垂直方向に力が作用
するように,L字形でなくスプーン形になっており,且
つ,入口側圧力FA >出口側圧力FB となる加圧条件を
以下の(1)式にて設定する。
【0041】 OB/OA < sinθB /sinθA ・・・・・・(1) 但し,θC <π/2
【0042】このようにデカーリング部の加圧条件を
(1)式を満足するように設定することにより,デカー
リング部での記録紙101は,入口側圧力FA >出口側
圧力FB となるため,入口側接点Aと出口側接点B間で
張力が生じ,カール方向と逆方向にしごかれることによ
ってカールが矯正される。
(1)式を満足するように設定することにより,デカー
リング部での記録紙101は,入口側圧力FA >出口側
圧力FB となるため,入口側接点Aと出口側接点B間で
張力が生じ,カール方向と逆方向にしごかれることによ
ってカールが矯正される。
【0043】また 上記におけるデカーリングローラ1
03の外径をφ4〜φ6mm程度にしても強いカール量
に対する矯正が可能である。更に,上記の如き構成を採
用していることから回動支点203に余裕を持たせるこ
とができ,調整作業が不要となり組立性及びサービス性
が向上し,且つ,高い部品精度とならないため加工性も
向上する。
03の外径をφ4〜φ6mm程度にしても強いカール量
に対する矯正が可能である。更に,上記の如き構成を採
用していることから回動支点203に余裕を持たせるこ
とができ,調整作業が不要となり組立性及びサービス性
が向上し,且つ,高い部品精度とならないため加工性も
向上する。
【0044】また,上記の加圧板204の記録紙101
との接触面を低摩擦部材(例えば,テフロン加工)で形
成することにより,加圧板204のデカーリングローラ
103の回転方向への移動による出口側圧力の低下が排
除され,より強いカール量でも矯正することが可能とな
る。その結果,カール除去性能が高くなるにもかかわら
ず,構成する部品点数が少なく簡易な構成のカール矯正
装置となる。
との接触面を低摩擦部材(例えば,テフロン加工)で形
成することにより,加圧板204のデカーリングローラ
103の回転方向への移動による出口側圧力の低下が排
除され,より強いカール量でも矯正することが可能とな
る。その結果,カール除去性能が高くなるにもかかわら
ず,構成する部品点数が少なく簡易な構成のカール矯正
装置となる。
【0045】更に,上記の如く構成されたカール矯正装
置によれば,加圧板203が回動支点203を中心とし
て,デカーリングローラ103に対して開閉(接離)可
能に構成されているため,ジャム(紙詰まり)発生時に
おける記録紙101を容易に取り除くことができ,メン
テナンス性が向上する。
置によれば,加圧板203が回動支点203を中心とし
て,デカーリングローラ103に対して開閉(接離)可
能に構成されているため,ジャム(紙詰まり)発生時に
おける記録紙101を容易に取り除くことができ,メン
テナンス性が向上する。
【0046】図8は,上記のカール矯正装置を記録装置
に組み込んだ場合の説明図であり,記録処理後にカール
矯正処理が実行される構成となっている。このように記
録処理後にデカーリング処理を実行する構成により,長
時間に渡って使用しない場合においてデカーリング部に
記録紙101がくわえ込まれたままの状態がなくなり,
デカーリング部による癖が付かなくなる。また,記録部
のプラテンローラ106を送込みローラ102の代用と
し,且つ,デカーリングローラ103を排紙ローラの機
能として兼用することができるため,部品点数が少なく
なり経済性に優れたカール矯正装置内蔵の記録装置が実
現する。
に組み込んだ場合の説明図であり,記録処理後にカール
矯正処理が実行される構成となっている。このように記
録処理後にデカーリング処理を実行する構成により,長
時間に渡って使用しない場合においてデカーリング部に
記録紙101がくわえ込まれたままの状態がなくなり,
デカーリング部による癖が付かなくなる。また,記録部
のプラテンローラ106を送込みローラ102の代用と
し,且つ,デカーリングローラ103を排紙ローラの機
能として兼用することができるため,部品点数が少なく
なり経済性に優れたカール矯正装置内蔵の記録装置が実
現する。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によるカー
ル矯正装置によれば,記録紙がデカーリング手段によっ
てカールを矯正されながら搬送するとき,制御手段は記
録紙のカール量に基づいてデカーリング手段を一時中断
させる。この場合の一時中断は記録紙の先端或いは後端
或いはその両端部分で実行し,更に,カール量の検知は
ロール径の変化,或いはカール量を検知することによっ
て実行し,該カール量に基づいて中断回数,中断時間を
変化させて記録紙のカールを適性に矯正するため,ま
た,デカーリングローラと加圧板との出口側圧力に対し
て入口側圧力が大きくなるように支点位置と加圧位置と
を設定し,入口側と出口側で記録紙に対する張力を生じ
させ,カール方向と逆側に記録紙をしごくことにより記
録紙のカールを矯正するため,カール量の大小にかかわ
らず常にカールの矯正が適切に実行されると共に,簡単
な構成で実現されて経済性が向上する。
ル矯正装置によれば,記録紙がデカーリング手段によっ
てカールを矯正されながら搬送するとき,制御手段は記
録紙のカール量に基づいてデカーリング手段を一時中断
させる。この場合の一時中断は記録紙の先端或いは後端
或いはその両端部分で実行し,更に,カール量の検知は
ロール径の変化,或いはカール量を検知することによっ
て実行し,該カール量に基づいて中断回数,中断時間を
変化させて記録紙のカールを適性に矯正するため,ま
た,デカーリングローラと加圧板との出口側圧力に対し
て入口側圧力が大きくなるように支点位置と加圧位置と
を設定し,入口側と出口側で記録紙に対する張力を生じ
させ,カール方向と逆側に記録紙をしごくことにより記
録紙のカールを矯正するため,カール量の大小にかかわ
らず常にカールの矯正が適切に実行されると共に,簡単
な構成で実現されて経済性が向上する。
【図1】本発明によるカール矯正装置(実施例1)を用
いた記録装置の概略構成を示す説明図である。
いた記録装置の概略構成を示す説明図である。
【図2】本発明によるカール矯正装置(実施例2)を用
いた記録装置の概略構成を示す説明図である。
いた記録装置の概略構成を示す説明図である。
【図3】カール矯正が実行されていない記録紙の状態を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図4】本発明によるカール矯正処理後の記録紙の状態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図5】本発明によるカール矯正装置(実施例3)を用
いた記録装置の概略構成を示す説明図である。
いた記録装置の概略構成を示す説明図である。
【図6】本発明によるカール矯正装置(実施例4)を用
いた記録装置の概略構成を示す説明図である。
いた記録装置の概略構成を示す説明図である。
【図7】本発明によるカール矯正装置(実施例5)を用
いた記録装置の概略構成を示す説明図である。
いた記録装置の概略構成を示す説明図である。
【図8】本発明によるカール矯正装置を記録装置に組み
込んだ場合の説明図である。
込んだ場合の説明図である。
【図9】従来におけるカール矯正装置の構成を示す説明
図である。
図である。
【図10】従来におけるカール矯正装置の構成を示す説
明図である。
明図である。
【図11】従来におけるカール矯正装置の構成を示す説
明図である。
明図である。
【図12】従来におけるカール矯正装置の構成を示す説
明図である。
明図である。
【図13】従来におけるカール矯正装置を用いた記録装
置の構成を示す説明図である。
置の構成を示す説明図である。
101 記録紙 103 デカーリ
ングローラ 109 駆動部 110 制御部 203 回動支点 204 加圧板 501 アーム 502 可変抵抗 601 第1ガイド板 602 第2ガイ
ド板 603 第3ガイド板 604 アーム
ングローラ 109 駆動部 110 制御部 203 回動支点 204 加圧板 501 アーム 502 可変抵抗 601 第1ガイド板 602 第2ガイ
ド板 603 第3ガイド板 604 アーム
Claims (5)
- 【請求項1】 記録紙の搬送過程において記録紙に発生
しているカールを矯正するカール矯正手段と,前記カー
ル矯正手段において記録紙の搬送を一時中断させる制御
手段とを具備することを特徴とするカール矯正装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は,記録紙のカール量に基
づいて搬送の中断時間或いは(及び)中断回数を制御す
ることを特徴とする請求項1記載のカール矯正装置。 - 【請求項3】 記録紙の搬送過程において記録紙に発生
しているカールを矯正するカール矯正手段と,前記カー
ル矯正手段を駆動する駆動手段と,記録紙のロール径を
検出するロール径検出手段と,前記ロール径検出手段の
検出値に基づいて前記駆動手段を制御する制御手段とを
具備することを特徴とするカール矯正装置。 - 【請求項4】 記録紙の搬送過程において記録紙に発生
しているカールを矯正するカール矯正手段と,前記カー
ル矯正手段を駆動する駆動手段と,記録紙のカール量を
検出するカール量検出手段と,前記カール量検出手段の
検出値に基づいて前記駆動手段を制御する制御手段とを
具備することを特徴とするカール矯正装置。 - 【請求項5】 記録紙のカール方向と逆方向に曲折する
カール矯正ローラと,支点軸を中心に前記カール矯正ロ
ーラの入口側及び出口側に圧接する加圧板とを具備し,
前記カール矯正ローラと前記加圧板との出口側圧力に対
して入口側圧力が大きくなるように支点位置と加圧位置
とを設定することを特徴とするカール矯正装置。
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