JPH0692337A - 自動計量包装値付装置 - Google Patents

自動計量包装値付装置

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Publication number
JPH0692337A
JPH0692337A JP26028991A JP26028991A JPH0692337A JP H0692337 A JPH0692337 A JP H0692337A JP 26028991 A JP26028991 A JP 26028991A JP 26028991 A JP26028991 A JP 26028991A JP H0692337 A JPH0692337 A JP H0692337A
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JP
Japan
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product
unit
weighing
buffer
packaging
Prior art date
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Pending
Application number
JP26028991A
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English (en)
Inventor
Masayuki Osawa
正幸 大澤
Yoshiyuki Takamura
佳幸 高村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Fuji Pack System Ltd
Original Assignee
Fuji Pack System Ltd
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】商品を貼付部に搬送する前にイメージデータの
描画を完了させ、従って装置全体の処理速度を向上させ
る。 【構成】計量部、包装部、印字・貼付部、ラベルプリン
タからなるものにおいて、ラベルプリンタは、計量部に
載せられた商品に貼り付けるラベルのイメージデータが
計量完了後直ぐに描画される第1バッファ、第2バッフ
ァ及び第3バッファに3分割されたイメージバッファ
と、各部毎にエリアが設け、搬送された商品のイメージ
データが描画されているバッファNo.等を各エリア毎
に記憶するバッファ管理メモリとを設け、印字・貼付部
に搬送された商品に対して、バッファ管理メモリの印字
・貼付部エリアに記憶されたバッファNo.に該当する
バッファに描画されたイメージデータに基づいてラベル
を印字するもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、商品に対する計量、
包装、ラベルの印字及び貼り付けの一連作業を自動的に
行う自動計量包装値付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動計量包装値付装置において
は、1つの商品の計量、包装、ラベル印字及び貼り付け
の一連作業が複数のサイクル(搬送動作)により行われ
ている。すなわち、自動計量包装値付装置は、計量部、
包装部、貼付部とそれらの間において商品の搬送を行う
搬送部とから構成され、さらにラベルプリンタを備えて
いる。まず、1番目の商品の商品コードの入力により商
品情報が呼出され、その商品がその計量部に載せられる
と計量が行われる。計量が完了するとその商品は搬送部
により次の包装部に搬送されると共に計量部により得ら
れた重量データと呼出された商品情報に基づいて印字バ
ッファ全体にイメージデータが描画される。商品が包装
部に載せられ、印字バッファにイメージデータが描画完
了すると1回目のサイクルが終了する。
【0003】すると次の商品が計量部に載せられるか又
は排出動作を指示するまで待機状態になる。2番目の商
品が計量部に載せられる場合、その商品の商品コードの
入力により商品情報が呼出され、その商品の計量が行わ
れる。その商品の計量が完了するとその商品は搬送部に
より次の包装部へ搬送されると共に計量部により得られ
た重量データと呼出された商品情報とをメモリに記憶さ
せておく。一方、先に計量され包装部に搬送されていた
1番目の商品は、次の搬送部に載せられて次の貼付部へ
搬送される準備がなされる。そして2番目の商品が包装
部に載せられると2回目のサイクルが終了する。
【0004】さらに3番目の商品が計量部に載せられる
場合には、その商品の商品コードの入力により商品情報
が呼出され、その商品の計量が行われる。その商品の計
量が完了するとその商品は搬送部により次の包装部へ搬
送されると共に計量部により得られた重量データと呼出
された商品情報とをメモリに記憶させておく。一方、先
に貼付部への搬送部に載せられていた1番目の商品は、
貼付部へ搬送され、ラベルプリンタにより印字バッファ
に描画されたイメージデータに基づいてラベルが印字発
行される。1番目の商品が貼付部に載せられ、ラベルが
発行されると、1番目の商品はそのラベルが貼り付けら
れて排出される。包装部に載せられていた2番目の商品
は、次の搬送部に載せられて次の貼付部へ搬送される準
備がなされる。そして3番目の商品が包装部に載せられ
ると3回目のサイクルが終了する。
【0005】この状態で排出動作が指示されると、まず
貼付部への搬送部に載せられていた2番目の商品が貼付
部へ搬送されると共に、メモリに記憶された2番目の商
品の重量データと商品情報に基づいて印字バッファ全体
にイメージデータが描画され、この印字バッファに描画
されたイメージデータに基づいて、ラベルプリンタによ
りラベルが印字発行される。2番目の商品が貼付部に載
せられ、ラベルが発行されると、2番目の商品はそのラ
ベルが貼り付けられて排出される。一方、包装部に載せ
られていた3番目の商品は、次の搬送部に載せられて次
の貼付部への搬送される準備がなされる。
【0006】続いて、貼付部への搬送部に載せられた3
番目の商品は貼付部へ搬送されると共に、メモリに記憶
された3番目の商品の重量データと商品情報に基づいて
印字バッファ全体にイメージデータが描画され、この印
字バッファに描画されたイメージデータに基づいて、ラ
ベルプリンタによりラベルが印字発行される。3番目の
商品が貼付部に載せられ、ラベルプリンタによりラベル
が発行されると、3番目の商品はラベルが貼り付けられ
て排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】自動計量包装値付装置
における処理速度は、各部(計量部、包装部、貼付部)
の処理速度と、商品の搬送速度で決まる。
【0008】しかし近年食品衛生法の改正に伴ないラベ
ルに添加物、原材料の印字が義務付けられた事により、
ラベルが大きくなると共に印字情報も増大した。従っ
て、印字バッファへの描画時間が長くなっている。
【0009】ところが従来の自動計量包装値付装置にお
いては、複数の異なる商品を連続して処理する場合に、
処理の2番目以降の商品から、前の商品のラベル発行後
に貼付部への搬送部から貼付部へ搬送が開始されてから
でないと印字バッファにイメージデータが描画できない
ため、2番目以降の商品は貼付部においてラベルが発行
されるまで待機する時間が長くなる。
【0010】すなわち、食品衛生法の改正により長くな
ったイメージデータの描画処理にかかる時間が、貼付部
での処理時間を長くし、自動計量包装値付装置全体の処
理速度を低下させているという問題があった。
【0011】そこでこの発明は、商品を貼付部に搬送す
る前にイメージデータの描画を完了させることができ、
従って装置全体の処理速度を向上できる自動計量包装値
付装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、商品を計量
する計量部と、計量完了後の商品を自動包装する包装部
と、計量部により計量された商品に貼り付けられるラベ
ルを印字発行するラベルプリンタと、包装完了後の商品
にラベルプリンタにより印字発行されたラベルを貼付け
る貼付部と、計量部と包装部との間及び包装部と貼付部
との間にそれぞれ設けられた商品の移送手段とを備えた
自動計量包装値付装置において、ラベルプリンタは、商
品毎の商品情報を記憶した商品情報記憶手段と、複数の
印字バッファに分割されたイメージデータ記憶手段と、
計量部により計量して得た商品の重量情報と商品情報記
憶手段から呼出されたその商品の商品情報とに基づい
て、各印字バッファにイメージデータを順次描画する描
画制御手段と、この描画制御手段により描画された順番
で、該当する印字バッファに描画されたイメージデータ
に基づいてラベルを印字させる印字制御手段とを設けた
ものである。
【0013】
【作用】このような構成の本発明において、計量部で商
品の計量が完了すると、その計量により得た重量データ
と商品情報記憶手段から呼び出されたその商品の商品情
報とに基づいて、描画制御手段により、イメージデータ
記憶手段の各印字バッファにイメージデータを順次描画
する。描画制御手段により描画された順番で、印字制御
手段により、該当する印字バッファに描画されたイメー
ジデータに基づいてラベルが印字される。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。
【0015】図1(イ)において、1は商品が計量され
ると共に、その商品の商品コードが入力される計量部で
ある。この計量部1により計量された商品は、第1の移
送部2により包装部3に搬送される。この包装部3にお
いて商品は包装されるようになっている。この包装部3
により包装された商品は、第2の移送部4により印字・
貼付部5に搬送される。この印字・貼付部5において商
品は、その商品に対するラベルが印字発行されて、発行
されたラベルが貼り付けられて排出されるようになって
いる。図2に要部回路構成のブロック図を示す。
【0016】プリンタ部CPU(中央処理装置)11、
貼付部CPU12及び包装部CPU13は、制御部本体
を構成するもので、前記プリンタ部CPU11と前記貼
付部CPU12及び前記プリンタ部CPU11と前記包
装部CPU13とはそれぞれバスにより接続されてい
る。
【0017】前記プリンタ部CPU11は、ラベルプリ
ンタ(図示せず)及び前記計量部1と制御するもので、
前記ラベルプリンタを構成する紙送りのための第1のス
テッピングモータ14及び印字ヘッド15を制御するプ
リンタコントローラ16、計量部1を構成する秤部1
7、キー操作部18、前記プリンタ部CPU11が行う
処理のプログラムデータが記憶された第1のROM(リ
ード・オンリー・メモリ)19、前記プリンタ部CPU
11が処理を行うときに使用する各種メモリのエリアと
共にイメージデータ記憶手段としてのイメージバッファ
20aが形成された第1のRAM(ランダム・アクセス
・メモリ)20、表示部21は、第1のシステムバス2
2を介して前記プリンタ部CPU11と接続されてい
る。
【0018】なお前記第1のRAM20には、さらに商
品毎の商品情報が記憶された商品情報記憶手段としての
PLU(プライス・ルック・アップ)ファイル(図示せ
ず)が記憶されると共に、図3に示すようなプリセット
メモリNo.により重量、単価、値段、加工日、有効日
等を登録するプリセットメモリ20b及び図4に示すよ
うな商品位置にしたがって計量部、包装部、印字・貼付
部により前記イメージバッファ20aの分割されたエリ
アを指定するバッファNo.とプリセットメモリNo.
とを登録するバッファ管理メモリ20cが形成されてい
る。前記イメージバッファ20aは、図6乃至図8に示
すように、印字バッファとしての第1バッファA、第2
バッファB及び第3バッファCの3つバッファに分割さ
れている。
【0019】前記貼付部CPU12は、前記ラベルプリ
ンタにより印字発行されたラベルを包装済みの商品に貼
り付けを行うため貼付装置(貼付アーム)(図示せず)
を制御するもので、前記貼付装置を構成する第2のステ
ッピングモータ22を駆動するアームコントローラ2
3、貼付装置に設けられたセンサからの信号をデジタル
信号で出力する第1のセンサ部24、前記貼付部CPU
12が行う処理のプログラムデータが記憶された第2の
ROM25、前記貼付部CPU12が処理を行うときに
使用される各種メモリのエリアが形成された第2のRA
M26は、第2のシステムバス27を介して前記貼付部
CPU12と接続されている。
【0020】前記包装部CPU13は、商品の包装を行
う包装装置(図示せず)を制御するもので、包装装置を
構成するAC(交流)モータ28を駆動する駆動部2
9、前記包装装置に設けられたセンサからの信号をデジ
タル信号で出力する第2のセンサ部30、前記包装部C
PU13が行う処理のプログラムデータが記憶された第
3のROM31、前記包装部CPU13が処理を行うと
きに使用される各種メモリのエリアが形成された第3の
RAM32は、第3のシステムバス33を介して前記包
装部CPU13と接続されている。図5に前記プリンタ
部CPU11が行う要部処理の流れ図を示す。
【0021】まずキー操作部18により品番呼出しか、
秤部17による計量完了かを判断する。そして品番呼出
し及び計量完了でなければどちらか一方と判断されるま
で待機状態になっている。
【0022】そこで品番呼出しと判断されれば、入力さ
れた商品コードにより商品情報を呼出して表示部21に
PLU表示として商品情報を表示させる。そしてPLU
呼出フラグを第1のRAM20にセットして、この要部
処理の最初に戻るようになっている。そこで計量完了と
判断されれば、ステップ1として第1のRAM20にP
LU呼出フラグが有りか否か(セットされているか否
か)を確認する。PLU呼出フラグが有ればPLU呼出
フラグをリセットし、包装部3において商品の有無をチ
ェックして、商品が有るか否か判断する。
【0023】包装部3に商品がなければ、第1のRAM
20に形成されたイメージバッファ20aの第1バッフ
ァAに、計量により得た重量データと第1のRAMに形
成されたPLUファイルから呼び出された商品情報とに
基づいてイメージデータを描画する(描画制御手段)。
描画が完了すると、バッファ管理メモリ20cの計量部
エリアにその描画したイメージデータに関する情報を記
憶させる事により、バッファ管理メモリ20cの内容を
更新させる。そして計量完了した商品を包装部3に搬送
する1サイクルが終了するまで待機して、1サイクルが
終了すると、この要部処理の最初に戻るようになってい
る。
【0024】また、包装部3に商品があれば、バッファ
管理メモリ20cを参照して空きバッファ(第1バッフ
ァA〜第3バッファCのうち登録されていないバッフ
ァ)に、計量により得た重量データとPLUファイルか
ら呼び出された商品情報に基づいてイメージデータを描
画する(描画制御手段)。描画が完了すると、バッファ
管理メモリ20cの計量部エリアにその描画したイメー
ジデータに関する情報を記憶させる事により、バッファ
管理メモリ20cの内容を更新させる。
【0025】次にステップ2として、印字・貼付部5に
おいて商品の有無をチェックして、商品があるか否かを
判断する。印字・貼付部5に商品がなければ、計量完了
した商品を包装部3に搬送する1サイクルが終了するま
で待機して、1サイクルが終了すると、この要部処理の
最初に戻るようになっている。また印字・貼付部5に商
品があれば、バッファ管理メモリ20cの印字・貼付部
エリアに登録されたプリセットメモリNo.が「0」か
否か確認する。プリセットメモリNo.が「0」でなけ
れば、印字・貼付部エリアに登録されたバッファNo.
により指定されたバッファのイメージデータを、プリセ
ットメモリ20bのそのプリセットメモリNo.により
登録されたデータにより変更して描画する。
【0026】次にバッファ管理メモリ20cの印字・貼
付部エリアに登録されたバッファNo.により指定され
たそのバッファに描画されたイメージデータに基づい
て、ラベルを印字発行し(印字制御手段)、包装済みの
商品に貼り付けが行われる。そして、計量完了した商品
を包装部3に搬送する1サイクルが終了するまで待機し
て、1サイクルが終了すると、この要部処理の最初に戻
るようになっている。
【0027】また、ステップ1のPLU呼出フラグが有
りか(セットされているか)否かの判断において、第1
のRAM20にPLU呼出フラグがセットされていなけ
れば、計量された重量データと呼出済みの商品情報に基
づいて得るデータを、プリセットメモリ20bの空きN
o.に登録する。そして、バッファ管理メモリ20cの
計量部エリアに、そのプリセットメモリ20bに登録し
たデータに関する情報を記憶させることにより、バッフ
ァ管理メモリ20cの内容を更新する。そして前述した
ステップ2の印字・貼付部における商品の有無のチェッ
クを行う処理に移行するようになっている。
【0028】このような構成の本実施例において、商品
は概略的には図1(イ)に示すように、計量部1で計量
され、第1の移送部2により包装部3に搬送される。包
装部3で包装され、第2の移送部4により印字・貼付部
5に搬送される。印字・貼付部5でラベルが印字発行さ
れて、包装済みの商品にそのラベルが貼られ、そして排
出される。
【0029】詳細に述べれば、例えば、3つの商品(商
品「α」はウインナーソーセージ200g、商品「β」
はウインナーソーセージ100g、商品「γ」はつぼ漬
け200gとする)を連続して処理する場合では、まず
図1(ロ)のaに示すように、「α」という商品の商品
コードがキー操作部18により入力され、その商品が計
量部1に載せられると、その入力された商品コードによ
りその商品の商品情報が呼び出されると共に、秤部17
により計量が行われる。計量が完了すると、計量により
得た重量データと呼び出された商品情報に基づいて、図
6(a)に示すようにイメージバッファ20aの第1バ
ッファAに、まず重量データに関係のない固定データを
描画し、続いて図6(b)に示すように、重量データに
基づく変動データを描画して、ラベルのイメージデータ
が描画される。このイメージデータに関する情報がバッ
ファ管理メモリ20cの計量部エリアに登録される。す
ると、第1の移送部2により商品「α」を搬送して、図
1(ロ)のbに示すように、商品「α」が包装部3に載
せられると、商品「α」に包装が行われて、1サイクル
が終了したことになる。
【0030】次に図1(ロ)のcに示すように、商品
「β」が計量部1に載せられる。この時には前商品
「α」と同じ商品コードなので商品情報の呼出は行われ
ずに、計量が行われる。計量が完了すると商品「β」に
関しては、その重量データから得られる変動データが、
図3に示すようにプリセットメモリ20bに記憶され、
図4(a)に示すようにこの情報がバッファ管理メモリ
20cの計量部エリアに記憶されることにより、バッフ
ァ管理メモリ20cの内容が更新される。すなわち、前
商品「α」のイメージデータの情報がバッファ管理メモ
リ20cの包装部エリアに移動する。なお図4において
バッファNo.では、例えば「BF1」により第1バッ
ファを示している。そして、図1(ロ)のdに示すよう
に、まず包装部3の載せられている商品「α」が第2の
移送部4に載せられてから、商品「β」が第1の移送部
2により搬送され包装部3に載せられる。すると商品
「β」に包装が行われて、2回目の1サイクルが終了し
たことになる。
【0031】次に図1(ロ)のeに示すように、商品
「γ」の商品コードが入力され、その商品が計量部1に
載せられる。すると、商品「γ」の入力された商品コー
ドによりその商品の商品情報が呼び出されると共に、計
量が行われる。計量が完了すると、計量により得た重量
データと呼び出された商品情報に基づいて、図7(a)
に示すようにイメージバッファ20aの第2バッファB
に、まず固定データを描画し、続いて図7(b)に示す
ように重量データに基づく変動データを描画して、ラベ
ルのイメージデータが描画される。そして図4(b)に
示すように、このイメージデータに関する情報がバッフ
ァ管理メモリ20cの計量部エリアに記憶されることに
より、バッファ管理メモリ20cの内容が更新される。
すなわち、商品「α」のイメージデータに関する情報は
バッファ管理メモリ20cの印字・貼付部エリアに移動
し、商品「β」の変動データの情報は包装部エリアに移
動する。そして図1(ロ)のfに示すように、まず第2
の移送部4に載せられている商品「α」は、搬送されて
印字・貼付部5に載せられ、包装部3に載せられている
商品「β」は、第2の移送部4に載せられてから、商品
「γ」が、第1の移送部2により搬送されて包装部3に
載せられる。すると商品「γ」に包装が行われて、3回
目の1サイクルが終了したことになる。
【0032】ここで印字・貼付部5に商品「α」が有る
ので、バッファ管理メモリ20cの印字・貼付部エリア
に登録されているバッファNo.及びプリセットメモリ
No.により、イメージバッファ20aの第1バッファ
Aに描画されたイメージデータに基づいてラベルが印字
発行されると共に、図4(c)に示すようにバッファ管
理メモリ20cの内容を0データの情報を計量部エリア
に記憶させることにより更新して、図1(ロ)のgに示
すように、商品「α」はそのラベルが貼り付けられて排
出される。
【0033】ここで排出動作を指示すると、図1(ロ)
のhに示すように、まず第2の移送部4に載せられてい
る商品「β」が搬送されて印字・貼付部5にのせられ、
包装部3に載せられている商品「γ」が第2の移送部4
にのせられる。
【0034】ここで印字・貼付部5に商品「β」が有る
ので、バッファ管理メモリ20cの印字・貼付部エリア
に登録されているバッファNo.及びプリセットメモリ
No.により、図8に示すように、プリセットメモリ2
0bに記憶された変動データにより第1バッファAの変
動データのみを変更して描画し、その描画されたイメー
ジデータに基づいてラベルが印字発行されると共に、バ
ッファ管理メモリ20cの内容を0データの情報を計量
部エリアに記憶させることにより更新して、図1(ロ)
のiに示すように、商品「β」はそのラベルが貼り付け
られて排出される。
【0035】そして、次に図1(ロ)のjに示すよう
に、商品「γ」が搬送されて印字・貼付部5に載せら
れ、同様にして、第2バッファBに描画されたイメージ
データに基づいてラベルが印字発行され、商品「γ」は
そのラベルが貼り付けられて排出される。
【0036】このように本実施例によれば、イメージバ
ッファ20を3つに分割し、それぞれの分割されたエリ
ア(第1バッファ、第2バッファ及び第3バッファ)を
管理するバッファ管理メモリ20cを設けたことによ
り、商品の計量完了後すぐに描画を開始させることがで
き、商品を印字・貼付部に搬送する前にイメージデータ
の描画を完了させる事ができる。従って、商品が印字・
貼付部に載せられるとすぐにラベル印字が開始されるの
で、装置全体の処理速度を向上させることができる。
【0037】さらに、プリセットメモリ20bを設けた
ことにより、前の商品と同じ商品コードの商品が連続し
て処理される場合には、新たなイメージバッファのエリ
アを使用しないで、変動データのみをプリセットメモリ
20bに記憶させて、印字時にその変動データを前の商
品のイメージデータの変動データのみを変更させる事が
できる。そのため、イメージデータの描画にかかる時間
を大幅に短縮させることができる。
【0038】なお本実施例においては、イメージバッフ
ァを3つのバッファに分割したが、もちろんこれに限る
ものではなく、2つでも、4つでもそれ以上でも良いも
のであり、さらに最初からイメージバッファを複数設け
たものであっても良い。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
商品を貼付部に搬送する前にイメージデータの描画を完
了させることができ、従って装置全体の処理速度を向上
できる自動計量包装値付装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の概略構成と商品の搬送状
態とを示す図。
【図2】同実施例の回路構成を示すブロック図。
【図3】同実施例のプリセットメモリの構成を示す図。
【図4】同実施例のバッファ管理メモリの構成を示す
図。
【図5】同実施例のプリンタ部CPUが行う要部処理の
流れを示す図。
【図6】同実施例のイメージバッファの描画状態の例を
示す図。
【図7】同実施例のイメージバッファの他の描画状態の
例を示す図。
【図8】同実施例のイメージバッファの他の描画状態の
例を示す図。
【符号の説明】
1…計量部、3…包装部、5…印字・貼付部、11…プ
リンタ部CPU、17…秤部、20a…イメージバッフ
ァ、20b…プリセットメモリ、20c…バッファ管理
メモリ。A…第1バッファ、B…第2バッファ、C…第
3バッファ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を計量する計量部と、計量完了後の
    商品を自動包装する包装部と、前記計量部により計量さ
    れた商品に貼り付けられるラベルを印字発行するラベル
    プリンタと、包装完了後の商品に前記ラベルプリンタに
    より印字発行されたラベルを貼付ける貼付部と、前記計
    量部と前記包装部との間及び前記包装部と前記貼付部と
    の間にそれぞれ設けられた商品の移送手段とを備えた自
    動計量包装値付装置において、前記ラベルプリンタは、
    商品毎の商品情報を記憶した商品情報記憶手段と、複数
    の印字バッファに分割されたイメージデータ記憶手段
    と、前記計量部により計量して得た商品の重量情報と前
    記商品情報記憶手段から呼出されたその商品の商品情報
    とに基づいて、前記各印字バッファにイメージデータを
    順次描画する描画制御手段と、この描画制御手段により
    描画された順番で、該当する前記印字バッファに描画さ
    れたイメージデータに基づいてラベルを印字させる印字
    制御手段とを設けたことを特徴とする自動計量包装値付
    装置。
JP26028991A 1991-10-08 1991-10-08 自動計量包装値付装置 Pending JPH0692337A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26028991A JPH0692337A (ja) 1991-10-08 1991-10-08 自動計量包装値付装置

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JP26028991A JPH0692337A (ja) 1991-10-08 1991-10-08 自動計量包装値付装置

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JPH0692337A true JPH0692337A (ja) 1994-04-05

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JP26028991A Pending JPH0692337A (ja) 1991-10-08 1991-10-08 自動計量包装値付装置

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JP (1) JPH0692337A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100905216B1 (ko) * 2007-12-14 2009-07-01 안용우 전자식 저울이 구비된 랩 포장기

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100905216B1 (ko) * 2007-12-14 2009-07-01 안용우 전자식 저울이 구비된 랩 포장기

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