JPH069207Y2 - 浴室壁材の取付構造 - Google Patents

浴室壁材の取付構造

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JPH069207Y2
JPH069207Y2 JP1988056301U JP5630188U JPH069207Y2 JP H069207 Y2 JPH069207 Y2 JP H069207Y2 JP 1988056301 U JP1988056301 U JP 1988056301U JP 5630188 U JP5630188 U JP 5630188U JP H069207 Y2 JPH069207 Y2 JP H069207Y2
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wall material
wall
recess
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back surface
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JP1988056301U
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JPH01159038U (ja
Inventor
浩二 寺田
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ナショナル住宅産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、浴室壁材の取付構造に関し、詳しくは取付具
が見えて外観を低下させ、そして、取付けにおいて壁材
を不測に損傷するのを防止する技術に係るものである。
[従来の技術] 従来、例えば木製のような浴室壁材は釘のような取付具
が壁下地に打ち込まれて取付けられるものであった。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このように釘のような取付具が壁材に打ち込
まれて取付けられるものにおいては、その釘のような取
付具が露出し、又、亀裂が生じ、外観を低下させるとい
う問題があった。
このような問題を解消するのに、実開昭50−1463
11号のように、壁材に係合凹所を形成し、この係合凹
所に保持材を装填し、保持材を壁下地に釘打ちし、釘及
び保持材を係合凹所において隠す構成のものが提案され
ているが、かかる構成のものにおいては、保持材で押さ
えている壁材部分を損傷する虞があるという問題があっ
た。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、壁材を確実に取付けるもので
あるながらその取付具を隠し、亀裂等が生じることもな
く、外観を高めることができる浴室壁材の取付構造を提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の浴室壁材の取付構造は、壁材単板9の一側縁の
裏面部に凸部11が形成され、他側縁の裏面部に凹所1
0が形成され、複数枚の壁材単板9が上記凸部11と凹
所10との係合にて連結され、これら壁材単板9……の
裏面に複数本の下地桟12が壁材単板9の連結方向に架
設されて壁材1がパネル化されて構成され、更に、複数
本の下地桟12の端部が壁材単板9の凹所10の背部に
延出されて壁材1の一側端面と裏面とに開口する係合凹
所2を形成し、この係合凹所2に係合して隠されるとと
もに壁材1を係合保持する保持材3を壁下地4に釘のよ
うな取付具5にて取付け、保持材3に係合凹所2を係合
させるとともに保持材3を係合凹所2内に隠して成るこ
とを特徴とするものである。
[作用] このように、壁材1の一側端面と裏面とに開口する係合
凹所2を形成し、この係合凹所2に係合して隠されると
ともに壁材1を係合保持する保持材3を壁下地4に釘の
ような取付具5にて取付け、保持材3を係合凹所2を係
合させるとともに保持材3を係合凹所2内に隠すことに
よって、壁下地4に釘のような取付具5にて取付けられ
た保持材3に対して壁材1の係合凹所2を係合させて壁
材1を保持材3に保持させ、釘のような取付具5が壁材
1の表面に露出するのを回避し、釘打ちに伴う亀裂等の
トラブルも回避し、外観を高め、しかも、複数枚の壁材
単板9,9を凹凸係合して連結し、かつ裏面に複数本の
下地桟12を架設して、壁材単板9を複数枚連結してパ
ネル化した壁材1の強度を充分なものにしながら、この
ようにパネル化した壁材1を壁下地4に取付けるのに、
保持材3が壁材1の係合凹所10に係合し、保持材3が
係合凹所10を形成する下地桟12を押さえるのであ
り、このように下地桟12を押さえて壁材1を壁下地4
に取付けるから、取付け構成において壁材自体、つま
り、壁材単板9を損傷するのを回避するようにしたもの
である。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
壁材1はパネル化されている。即ち、第3図に示すよう
に、壁材単板9の一側縁の裏面部に凸部11が形成さ
れ、他側縁の裏面部に凹所10が形成され、複数枚の壁
材単板9が上記凸部11と凹所10との係合にて連結さ
れ、これら壁材単板9……の裏面に複数本の下地桟12
が壁材単板9の連結方向に架設されて壁材1がパネル化
されて構成されている。かかる場合、複数本の下地桟1
2の端部が壁材単板9の凹所10の背部に延出されてい
る。このように、パネル化された壁材1において、その
一側端部には第1図のように、一側端面と裏面とに開口
する係合凹所2を全長に形成してある。この係合凹所2
に係合して隠されるとともに壁材1を係合保持する断面
L形で桟状の保持材3を形成してある。壁材1の他側端
面6は壁材1の表面と略直角な端面に形成されている。
しかして第1図に示すように、壁材1の他側端面6にお
いて釘のような取付具5にて壁材1を壁下地4に取付
け、次に桟状の保持材3を釘のような取付具5にて壁下
地4に取付け、その後、壁材1の係合凹所2を保持材3
に係合し、保持材3の突片7に係合凹所2の係合溝8内
を係合し、このようにして壁材1を保持材3に係合保持
し、壁材1の他側端面6側の取付具5を隠すとともに保
持材3を隠し、外観良く壁材1を取付けるのである。
かかる場合、パネル化された壁材1は、下地桟12に接
着剤及びステープル(図示せず)にて連結してパネル化
し、施工性を高めたものである。第4図は更に他の実施
例を示していて、壁材1の裏面に防水パネル13を取着
し、木製の壁材1の防水性を高めたものである。第4図
中、14は浴室床ハーフ、15はコーキング剤である。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、壁材の一側端面と裏面とに開口
する係合凹所を形成し、この係合凹所に係合して隠され
るとともに壁材を係合保持する保持材を壁下地に釘のよ
うな取付具にて取付け、保持材に係合凹所を係合させる
とともに保持材を係合凹所内に隠すから、壁下地に釘の
ような取付具にて取付けられた保持材に対して壁材の係
合凹所を係合させて壁材を保持材に保持させ、釘のよう
な取付具が壁材の表面に露出するのを回避し、釘打ちに
伴う亀裂等のトラブルも回避し、外観を高めることがで
き、しかも、複数枚の壁材単板を凹凸係合して連結し、
かつ裏面に複数本の下地桟を架設して、壁材単板を複数
枚連結してパネル化した壁材の強度を充分なものにしな
がら、このようにパネル化した壁材を壁下地に取付ける
のに、保持材が壁材の係合凹所に係合し、保持材が係合
凹所を形成する下地桟を押さえるのであり、このように
下地桟を押さえて壁材を壁下地に取付けるから、取付け
構成において壁材自体、つまり、壁材単板を損傷するの
を回避できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は同上の壁
材の他の実施例の正面図、第3図は同上の断面図、第4
図は同上の他の実施例の施工状態の部分断面図であり、
1は壁材、2は係合凹所、3は保持材、4は壁下地、5
は取付具である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁材単板の一側縁の裏面部に凸部が形成さ
    れ、他側縁の裏面部に凹所が形成され、複数枚の壁材単
    板が上記凸部と凹所との係合にて連結され、これら壁材
    単板の裏面に複数本の下地桟が壁材単板の連結方向に架
    設されて壁材がパネル化されて構成され、更に、複数本
    の下地桟の端部が壁材単板の凹所の背部に延出されて壁
    材の一側端面と裏面とに開口する係合凹所を形成し、こ
    の係合凹所に係合して隠されるとともに壁材を係合保持
    する保持材を壁下地に釘のような取付具にて取付け、保
    持材に係合凹所を係合させるとともに保持材を係合凹所
    内に隠して成る浴室壁材の取付構造。
JP1988056301U 1988-04-26 1988-04-26 浴室壁材の取付構造 Expired - Lifetime JPH069207Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01159038U JPH01159038U (ja) 1989-11-02
JPH069207Y2 true JPH069207Y2 (ja) 1994-03-09

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ID=31282182

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50146311U (ja) * 1974-05-21 1975-12-04

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JPH01159038U (ja) 1989-11-02

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