JPH0691B2 - 電気調理器 - Google Patents

電気調理器

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JPH0691B2
JPH0691B2 JP12789091A JP12789091A JPH0691B2 JP H0691 B2 JPH0691 B2 JP H0691B2 JP 12789091 A JP12789091 A JP 12789091A JP 12789091 A JP12789091 A JP 12789091A JP H0691 B2 JPH0691 B2 JP H0691B2
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JP
Japan
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lid
heater
hinge
groove
body case
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優 納谷
明良 横瀬
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Toshiba Corp
Kanazawa Kogyo Co Ltd
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Toshiba Corp
Kanazawa Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気ロースター等の電
気調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】実公昭46−35878号公報には、ス
タンドとしてのベース上に上面が開口された本体ケース
を支持し、この本体ケースの上面開口を開閉する蓋体を
ベースの後部にヒンジを介して回動自在に取付け、蓋体
をヒンジに対して着脱自在に設けるとともに、ヒンジに
取付けたシーズヒータを蓋体の後壁に設けたヒータ通し
部に通して蓋体の内部に配置し、かつ、このヒータと蓋
体の内面との間に反射板を配置した電気調理器が示され
ている。そして、反射板はその前端部にフック状の係合
爪を複数有して、これらをシーズヒータの前端部に係合
させて取付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
電気調理器はその使用により蓋体の内面や反射板が汚れ
るため、これらを清掃する必要がある。しかし、従来は
前記のように反射板がシーズヒータに取付けられてお
り、一度に蓋体および反射板を取外すことができないか
ら、これらを別々に取外して洗い場へ持運ばなければな
らず、取扱いが不便である。しかも、フック状の係合爪
とシーズヒータとの係合は、反射板が不用意にがたつか
ないように強固になっているから、反射板をシーズヒー
タから外しにくいとともに、外す際にシーズヒータに与
える負荷が大きいという問題がある。さらに、反射板を
シーズヒータから取外す際に必然的に手が汚れるため
に、その後に反射板或いは蓋体を洗い場へ持運ぶ際に、
これらの汚れていない箇所に、手に着いた汚れが移ると
いう問題もある。
【0004】本発明の目的は、清掃に際しての蓋体およ
び反射板の取扱いが容易であるとともに、その際に蓋体
の内側に配置されたシーズヒータに負荷を与えることが
なく、しかも汚れが移ることもない電気調理器を得るこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の電気調理器は、ベース上に設置され上面が
開口された箱状の本体ケースと、下面が開口された箱状
をなすとともに、後壁にヒータ通し部を有して前記本体
ケースの上面開口を開閉する蓋体と、前記ベースの後部
に連結して設けられるとともに、前記蓋体を回動自在に
支持したヒンジと、このヒンジに取付けられ前記ヒータ
通し部を通って前記蓋体内に配置されるシーズヒータ
と、前記蓋体の前部内面に突設されるとともに、閉蓋状
態で前向きに開放する保持溝、および閉蓋状態で後向き
に開放し前記シーズヒータの前端部が着脱自在に係合支
持されるヒータ支え溝を有した前側保持金具と、前記蓋
体の後部内面に突設されるとともに、閉蓋状態で前向き
に開放する保持溝を有した後側保持金具と、前後両側部
分を前記前側および後側の両保持金具の保持溝に着脱自
在に差し込んで前記シーズヒータと前記蓋体の内面との
間に配置される反射板とを具備したものである。
【0006】
【作用】本発明の電気調理器において、蓋体内面とこの
蓋体内に配置されるシーズヒータとの間に設けられる反
射板は、蓋体内面に突設された前後保持金具の保持溝に
着脱自在に差込んで、蓋体内面に取付けられている。そ
して、前側保持金具のヒータ支え溝は、閉蓋状態でシー
ズヒータが前傾することを防止するために、このヒータ
を支持しているだけであるので、ヒータ支え溝はシーズ
ヒータに緩く係合しているとともに、この支え溝は蓋体
を開いた状態で下向きに開放する。そのため、蓋体を開
き、この蓋体を上方向に移動させてヒンジから取外すこ
とにより、シーズヒータが通るヒータ通し部を有した蓋
体と、この蓋体の内面に支持された反射板とを、シーズ
ヒータを残して同時に取外すことができる。したがっ
て、これらを一度に洗い場に持運びことができるととも
に、汚れたシーズヒータおよび反射板に手を触れる必要
がないので、汚れが他に移ることもない。しかも、ヒー
タ支え溝は既述のようにシーズヒータの前端部に緩く係
合しているから、容易にシーズヒータから外れることが
でき、したがって、シーズヒータに大きな負荷を与える
ことなく蓋体および反射板を一緒に取外すことができ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図10を参
照して説明する。
【0008】図1および図3中1は遮熱板となる浅い皿
状の金属製ベースで、その左右両端部には夫々耐熱性樹
脂からなる脚兼用の取手2がねじ3などで取付けられて
いる。
【0009】このベース1の後側には図1および図2に
示す下側のヒンジ部材4がねじ5等により連結されてい
る。ヒンジ部材4は、例えば側面形状が略L形の樹脂製
ヒンジカバー6と、このカバー6の下側水平状部の開放
内面を塞いで設けた金属製遮熱板7と、前記カバー6の
垂直状部の開放内面を塞いで設けた下ヒンジ金具8とか
ら形成されている。
【0010】下ヒンジ金具8の前面にはナット等の取付
け具9を介して金属製帯板からなる塞ぎ板10が取付け
られているとともに、この板10を貫通してシーズヒー
タ11が取付けられている。このヒータ11は略水平に
設けられて前方に向けて延びている。さらに、下ヒンジ
金具8はその前面側に左右一対の係止爪12を一体に有
しており、これらの爪12は図1および図3に示すよう
に略3角形状をなして上を向いている。
【0011】前記ベース1上には、図1〜図3に示すよ
うに上面が開放された箱状の本体ケース13が前側から
出し入れ自在に設置されるようになっている。この本体
ケース13は、板金を絞り加工して得たもので、その左
右両側壁には内側に膨出する網支え部14が夫々形成さ
れているとともに、後壁には前記塞ぎ板10で外側から
塞がれる熱源通し部としての横長の通孔15が穿設され
ている。さらに、本体ケース13の内底面には後向きの
係止溝16aを有したヒータ支え16が溶接等により取
付けられているとともに、本体ケース13上面の開口縁
17は下向きに折返されている。
【0012】この本体ケース13は前記ベース1上に沿
うように挿入して設置されるものであって、この際に熱
源11は通孔15を通って本体ケース13内に位置され
るとともに、その先端部がヒータ支え16の係止溝16
aに係合して支持されるようになっている。しかも、本
体ケース13の設置終了の間際には後側の開口縁17が
前記係止爪12を乗り越えて、この爪12に係合される
ようになっている。
【0013】このため、ベース1上に設置された本体ケ
ース13は、係止爪12との係合により前側への不用意
な外れを防止されるとともに、前記取手2により左右の
動きを防止されるものである。したがって、この本体ケ
ース13をベース1上から取外すには、まず本体ケース
13の後側を少し上げて、その開口縁17を係止爪12
から外した後、この本体ケース13を前側に引いて移動
させればよい。なお、開口縁17には前記係止爪12と
係合する溝を設けたり、あるいは、開口縁17に凸縁部
をさらに一体に延設し、この凸縁部の両端が一対の係止
爪12,12同志の対向面に近接するようにして、これ
らと係止爪12との係合により、本体ケース13の左右
方向の動き止めをするようにしてもよい。
【0014】図1および図3中18は針金を組んでなる
焼き網で、これは表裏を反転したいずれの状態であって
も、前記網支え部14に両端部を支持されて本体ケース
13内に着脱自在に取付けられるとともに、表の場合と
裏の場合とでは本体ケース13の底面からの高さ位置が
夫々異なるようになっている。
【0015】また、図1〜図3に示すように本体ケース
13の上面開口は両側壁外面に蓋取手19aを取付けた
蓋体19で開閉されるようになっている。この蓋体19
は金属製であって、下面が開口された箱状をなしている
とともに、その斜め状の前壁には板ガラス製等の透視窓
20が着脱可能に取付けられている。そして、図9に示
すように蓋体19の後壁19bには熱源通し部としての
横長の通孔21が穿設されているとともに、この左右両
側において夫々凸形の係合孔22が穿設されている。し
かも、この後壁19bの長さ方向中央には係止溝23を
有する係止突片24が溶接止め等により後ろ向きに突設
されている。
【0016】蓋体19の内面には保持金具25,26が
夫々溶接止め等により突設されている。図1、図10に
示すように後側の保持金具25は、閉蓋状態で前向きに
開放する保持溝25aを有しているとともに、この溝2
5aに連なる凹み溝25bを有して形成されている。ま
た、前側の保持金具26は、閉蓋状態で前向きに開放す
る保持溝26aを有しているとともに、同閉蓋状態で保
持溝26aの下側に位置して後向きに開放するヒータ支
え溝26bを有して形成されている。
【0017】これらの保持金具25,26を介して金属
製の反射板27が蓋体19の内面に着脱自在に保持され
ている。つまり、図10に示すように反射板27には前
記保持金具25,26に対応して略3角形状等の取付け
孔28,29が穿設されていて、これらの孔28,29
を夫々保持金具25,26に嵌合させた後に、この反射
板27を後壁19b側に移動させて保持溝25a,26
aに圧入気味に差込むことにより、反射板27が蓋体1
9と後述のシーズヒータ38との間に位置して取付け保
持され、かつ、以上と逆の操作により反射板27を蓋体
19から取外せるようになっている。なお、図10中3
0は取付け孔29の近傍に設けた膨出部で、これは前記
凹み溝25bに密に係合されて、反射板27の保持状態
をより安定させるようになっている。
【0018】そして、図1〜図4に示すように前記下側
ヒンジ部材4の上部には、このヒンジ部材4とともにヒ
ンジAを構成する上側ヒンジ部材31が設けられてい
る。このヒンジ部材31は、樹脂製のヒンジカバー32
と、このカバー32の内側開放面を塞いで設けた上ヒン
ジ金具33とから形成されている。上ヒンジ金具33は
前記下ヒンジ金具8に重ねられ、これらはヒンジ軸34
を介して回動自在に連結されている。
【0019】上ヒンジ金具33には前記通孔21を塞ぐ
横長な金属製帯板からなる塞ぎ板35がナット等の取付
け具36を介して取付けられている。この板35の両端
部には夫々蓋止め片37が折曲げられている。蓋止め片
37は上向きの略3角形状をなしており、前記係合孔2
2に係脱されるようになっている。さらに、この塞ぎ板
35を貫通してシーズヒータ38が上ヒンジ金具33に
取付けられている。このヒータ38は前記蓋体19の内
側に配置されるもので、その配置状態では前端部38a
がヒータ支え溝26bに図1に示すように緩く(換言す
れば遊びをもって係合して支持される。シーズヒータ3
8はヒータ支え溝26bに係合されることによって、閉
蓋状態で前傾することなく略水平に支持されるようにな
っている。また、保持金具26は以上のように反射板2
7の前部とシーズヒータ38の前端部との支持を兼ねて
いるので、これらの支持構造を別々に必要とせず、その
ため、構造が簡単である。
【0020】さらに、ヒンジ部材31には図1〜図5に
示す支持部材39を介して前記蓋体19が着脱自在に取
付け支持されるようになっている。この部材39は、蓋
体19の着脱操作用であって、蓋体19の外部に位置さ
れたヒンジ部材31に後に説明するように移動可能に取
付けられている。支持部材39は金属製帯板からなり、
その長さ方向略中央部には、切欠溝40およびこの溝4
0の開放口を狭めて蓋止め突起41が形成されている。
蓋止め突起41は前記蓋体19に設けた係止突片24の
係止溝23に係脱するものであり、互いに逆向きの斜面
により形取られる下向きの略3角形状をなしている。
【0021】この支持部材39は、前記上ヒンジ金具3
3を左右方向に貫通して、上下左右のいずれの方向にも
移動可能に設けられているとともに、その左右両端には
操作部39a,39bが夫々折曲げ形成してある。この
支持部材39と上ヒンジ金具33との間にはコイルばね
42が張り渡されて、そのばね力で例えば図4中左方向
に向けて支持部材39は常に付勢されている。なお、図
5中39cは支持部材39の上下の折縁で、これらが上
ヒンジ金具33に設けた図示しない貫通孔の縁に当たる
ことにより、上ヒンジ金具33から外れ止めされるよう
になっている。また、上ヒンジ金具33の前面には前記
切欠溝40の開放口の幅と略等しい幅を有している縦長
の蓋止め孔43が穿設されている。そして、切欠溝40
の開放口側は、ヒンジ部材31から蓋体19を外した状
態では蓋止め孔43に丁度対向するようになっている。
なお、図1から図3中44は前記ヒンジ部材4,31を
通してシーズヒータ11,38に接続されたコードであ
る。
【0022】前記構造の電気ロースターにおいて、蓋体
19は、その係止突片24を蓋止め孔43に挿入した状
態で、その係合溝23と支持部材39の蓋止め突起41
との係合によりヒンジ部材31に支持されるとともに、
係合孔22と塞ぎ板35の蓋止め片37との係合により
支持される。つまり、蓋体19は3点で支持されてヒン
ジ部材31に取付けられている。したがって、蓋体19
はヒンジ部材31により確実に支持されるので、蓋開閉
時において蓋体19が不用意に外れたりするおそれがな
く、蓋体19を円滑かつ確実に開閉することができ、こ
れに伴い透視窓20やシーズヒータ38等の損傷を防止
できる。また、蓋体19の内面に取付けた反射板27
は、その取付け孔28,29の縁部を保持金具25,2
6の前向きに開放した保持溝25a,26aに差込んで
取付けられているから、蓋体19を立てて開放した際に
おいて作用する反射板27の自重で、前記差込みがより
強化されるものであり、したがって、蓋体19の開閉に
伴って反射板27が外れるおそれがない。
【0023】そして、この電気ロースターの使用時に
は、本体ケース13および蓋体19の通孔15,21は
夫々ヒンジ部材4,31に取付けた塞ぎ板10,35で
外側から塞がれるので、熱効率がよい。また、既述のよ
うに反射板27は保持金具25、26を介して蓋体19
の内面に取付けられ、かつ、保持金具26はシーズヒー
タ38を支持しているから、これら反射板27とシーズ
ヒータ38との相互離間距離を一定にでき、それにより
シーズヒータ38から上側に向かった熱線を確実に下側
に反射させることができる。
【0024】また、この電気ロースターにおいて蓋体1
9をヒンジ部材31から取外すには、まず、蓋体19が
閉じられたままの状態において支持部材39の外し側の
操作部39aを押す。そうすると、図8の状態から支持
部材39の図中左方向の移動によって、支持部材39が
図7に示すような多少上向きの変位を伴いながら、その
蓋止め突起41が係止突片24を乗り越えて、図6に示
す状態となる。なお、この乗り越え直後に支持部材39
はコイルばね42で引き下げられるため、前記の乗り越
えは節動感と音を伴う。この後、蓋体19の後側を少し
上げて左右の蓋止め片37と係合孔22との係合を外し
ながら、蓋体19を前側に引き出す。これによりシーズ
ヒータ38を残して蓋体19が取外される。
【0025】このようにして内面に反射板27を取付け
た蓋体19をヒンジAから取外すことにより、蓋体19
と一緒に反射板27を洗い場に持運ぶことができる。そ
の際に、シーズヒータ38および反射板27には触る必
要がないから、手が汚されたり、手の汚れが蓋体19な
どに移ることもなく、取扱いが容易である。しかも、シ
ーズヒータ38等が余熱を持っている状態でも、以上の
作業をすることが可能である。このようにする場合に
は、汚れが固まってこびり着く前に蓋体19および反射
板27を洗い場に持運んで水等に漬けて置くことができ
るので、その後の清掃作業を容易にできる。
【0026】しかも、ヒータ支え溝26bはシーズヒー
タの38前端部38aに緩く係合しているから、既述の
蓋体19の取外しに際して容易にシーズヒータ38から
外れることができる。そのため、シーズヒータ38に大
きな負荷を与えることがない。
【0027】そして、この逆に蓋体19をヒンジ部材3
1に取付けるには、蓋体19の通孔21にシーズヒータ
38を通して蓋体19を挿入し、その後壁を塞ぎ板37
に当てる。この操作によって、係止突片24を蓋止め孔
43に通して支持部材39の切欠溝40に挿通させる
(この状態を図6に示す。)とともに、左右の係合孔2
2に蓋止め片37を夫々挿入させる。次に、支持部材3
9の止め側の操作部39bを押す。そうすると、支持部
材39はコイルばね42のばね力に抗して図7に示すよ
うな上向きの変位を伴いながら図中右側に移動されて、
その蓋止め突起41が係止突片24の係止溝23を乗り
越えるとともに、少しだけ支持部材39が下がって図8
に示すように係止突片24と蓋止め突起41とが係合さ
れる。そして、前記支持部材39が下がると同時に、通
孔22と塞ぎ板35の蓋止め片37とが係合されて、蓋
体19が支持部材39を介してヒンジ部材31に取付け
られる。なお、この際にも節動感と音を伴う。
【0028】以上のようにして蓋体19の着脱を、この
蓋体19の外部に位置される支持部材39の操作にもと
づいて行えるので、蓋体19を開くことなく取外せる等
作業が簡単となる。これとともに、支持部材39が蓋体
19の外部に配置されているから、この部材39が調理
物からでる油等で汚されることが防止される。したがっ
て、蓋体19の着脱操作の際に手を汚すことも防止でき
る、しかも、支持部材39はシーズヒータ38に対して
蓋体19の後壁および上ヒンジ金具33を間において設
けられているから、シーズヒータ38で直接に加熱され
ることがなく、その熱損傷を防止できる。したがって、
以上により長寿命の調理器とできる。
【0029】また、本実施例では、蓋体19が取外せる
だけでなく、この蓋体19から反射板27を手工具を用
いることなく簡単に取外すことができ、しかも、本体ケ
ース13もベース1から手工具を用いることなく簡単に
取外すことができ、かつ、この本体ケース13から焼き
網18も容易に取外せる。したがって、これら本体ケー
ス13、焼き網18、蓋体19、反射板27を夫々単品
状態に独立させて、丸洗いすることができる。これとと
もに、これら各取外し部品を取除くことにより、ベース
1、シーズヒータ11,38、塞ぎ板10,35などは
夫々露出されるから、これらの掃除も容易に行うことが
できる。なお、本発明は本体ケースが固定の調理器、ま
たは下側の熱源を備えない調理器にも実施できる。
【0030】その他、本発明の実施に当たっては、発明
の要旨に反しない限り、本体ケース、蓋体およびそのヒ
ータ通し部、ヒンジ、シーズヒータ、ベース、各保持金
具、各保持溝、ヒータ支え溝、反射板等の具体的な構
造、形状、位置、材質等は、前記一実施例に制約され
ず、種々の態様に構成して実施できることは勿論であ
る。
【0031】
【発明の効果】以上詳述した本発明の電気調理器におい
ては、反射板をこの反射板が着脱自在に差込まれる保持
溝を有した前後保持金具を介して蓋体内面に取付けたか
ら、反射板を蓋体と一緒に取外して洗い場に持運ぶこと
ができ、そのため、清掃に際しての蓋体および反射板の
取扱いが容易であるとともに、その際に汚れたシーズヒ
ータおよび反射板に手を触れる必要がないので、手が汚
れたり、手を介してシーズヒータ等の汚れが他に移るこ
とがなく、しかも、前側保持金具のヒータ支え溝はシー
ズヒータに緩く係合しているだけであるから、蓋体およ
び反射板を同時に取外す際にシーズヒータに負荷を与え
ることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電気ロースターを図2
中Z−Z線に沿って示す断面図。
【図2】同実施例に係る電気ロースター全体を示す斜視
図。
【図3】同実施例に係る電気ロースター全体を分解して
示す斜視図。
【図4】同実施例に係る電気ロースターのヒンジ回りの
構成を示す正面図。
【図5】同実施例に係る電気ロースターの支持部材を示
す斜視図。
【図6】同実施例に係る支持部材の動作を示す動作説明
図。
【図7】同実施例に係る支持部材の動作を示す動作説明
図。
【図8】同実施例に係る支持部材の動作を示す動作説明
図。
【図9】同実施例に係る電気ロースターの蓋体の後部と
塞ぎ板とを分解して示す斜視図。
【図10】同実施例に係る電気ロースターの反射板とそ
の保持部とを分解して示す斜視図。
【符号の説明】
1…ベース、13…本体ケース、19…蓋体、19b…
後壁、A…ヒンジ、25,26…保持金具、25a,2
6a…保持溝、26b…ヒータ支え溝、27…反射板、
28,29…取付け孔、38…シーズヒータ、38a…
前端部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース上に設置され上面が開口された箱
    状の本体ケースと、 下面が開口された箱状をなすとともに、後壁にヒータ通
    し部を有して前記本体ケースの上面開口を開閉する蓋体
    と、 前記ベースの後部に連結して設けられるとともに、前記
    蓋体を回動自在に支持したヒンジと、 このヒンジに取付けられ前記ヒータ通し部を通って前記
    蓋体内に配置されるシーズヒータと、 前記蓋体の前部内面に突設されるとともに、閉蓋状態で
    前向きに開放する保持溝、および閉蓋状態で後向きに開
    放し前記シーズヒータの前端部が着脱自在に係合支持さ
    れるヒータ支え溝を有した前側保持金具と、 前記蓋体の後部内面に突設されるとともに、閉蓋状態で
    前向きに開放する保持溝を有した後側保持金具と、 前後両側部分を前記前側および後側の両保持金具の保持
    溝に着脱自在に差し込んで前記シーズヒータと前記蓋体
    の内面との間に配置される反射板とを具備した電気調理
    器。
JP12789091A 1991-05-30 1991-05-30 電気調理器 Expired - Lifetime JPH0691B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2962021B1 (fr) * 2010-07-01 2014-01-10 Seb Sa Appareil de cuisson electrique avec cuve et reflecteur

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