JP2001037651A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2001037651A
JP2001037651A JP11214332A JP21433299A JP2001037651A JP 2001037651 A JP2001037651 A JP 2001037651A JP 11214332 A JP11214332 A JP 11214332A JP 21433299 A JP21433299 A JP 21433299A JP 2001037651 A JP2001037651 A JP 2001037651A
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hole
heater
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Hidekazu Watanabe
英一 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋体、ケースを取り外して容易に洗浄できる
と共に、安価に構成できる加熱調理器を提供する。 【解決手段】 蓋体17のケース後面17Aに蓋体用固定孔
を兼ねた横長な上部ヒータ通し孔18を形成する。上部ヒ
ンジ部材10の正面側に上部ヒータ通し孔18に対して係脱
自在な蓋体支持手段14を設ける。ケース15のケース後面
15Aにケース用固定孔を兼用する横長な下部ヒータ通し
孔16を形成する。下部ヒンジ部材5の正面側に下部ヒー
タ通し孔16に対して係脱自在なケース支持手段9を設け
る。ケース15、蓋体17を取り外して洗浄する際、ケース
15、蓋体17における下部、上部ヒンジ部材5,10への取
り付けのための個所には、不要な突出物が形成されてお
らず、この結果洗浄を極力容易にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、電気ロースター等
の加熱調理器に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来この種の加熱調理
器として、例えば特公平6−87号公報等に記載されて
いるものが知られている。これらの加熱調理器は、上面
が開口された箱状の本体ケースと、下面が開口された箱
状の蓋体と、前記本体ケースの後部外側に設けられた下
側ヒンジ部材と、この下側ヒンジ部材に対して回動自在
に軸支される上側ヒンジ部材と、この上側ヒンジ部材に
対して前記蓋体を着脱自在に取り付ける蓋体支持手段を
前記蓋体の外部に備えたものである。そして、このよう
に構成することにより、加熱調理終了後に蓋体を上側ヒ
ンジから取り外し、洗浄することが容易にできる。
【0003】しかしながらこのような構成においては、
前記蓋体の外部に蓋体支持手段が突出してしまうため、
蓋体洗浄時に邪魔になってしまうという問題があるばか
りでなく、上側ヒンジ部材に前記蓋体支持手段を保持す
る手段を設けなければならず、構造が複雑でコストアッ
プの要因となっていた。
【0004】本発明は以上の問題点を解決し、蓋体、ケ
ースを取り外して容易に洗浄できると共に、安価に構成
できる加熱調理器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
加熱調理器は、基体と、この基体の後部に設けられた下
部ヒンジ部材及びこの下部ヒンジ部材に対して回動自在
に軸支された上部ヒンジ部材より成るヒンジ機構と、上
方が開口した箱状のケースと、下方が開口し前記ケース
の開口を開閉する箱状の蓋体と、前記ヒンジ機構に取り
付けられると共に前記ケースと蓋体によって形成される
空間内に配設される熱源を備えた加熱調理器において、
前記蓋体の後部に蓋体用固定孔を形成すると共に、前記
蓋体用固定孔に対して係脱自在な蓋体支持手段を前記上
部ヒンジ部材の正面側に設けたものである。
【0006】請求項1記載の本発明は以上のように構成
することにより、加熱調理終了後、上部ヒンジ部材に形
成された蓋体支持手段と蓋体に形成された蓋体用固定孔
の係合を解き、蓋体を上部ヒンジ部材から取り外して洗
浄する。そして、蓋体を洗浄して乾燥させた後、蓋体用
固定孔と上部ヒンジ部材の蓋体支持手段とを再び係合さ
せて、蓋体を上部ヒンジ部材に取り付ける。
【0007】また、請求項2記載の本発明の加熱調理器
は、基体と、この基体の後部に設けられた下部ヒンジ部
材及びこの下部ヒンジ部材に対して回動自在に軸支され
た上部ヒンジ部材より成るヒンジ機構と、上方が開口し
た箱状のケースと、下方が開口し前記ケースの開口を開
閉する箱状の蓋体と、前記ヒンジ機構に取り付けられる
と共に前記ケースと蓋体によって形成される空間内に配
設される熱源を備えた加熱調理器において、前記ケース
の後部にケース用固定孔を形成すると共に、前記ケース
用固定孔に対して係脱自在なケース支持手段を前記下部
ヒンジ部材の正面側に設けたものである。
【0008】請求項2記載の本発明は以上のように構成
することにより、加熱調理終了後、下部ヒンジ部材に形
成されたケース支持手段と蓋体に形成されたケース用固
定孔の係合を解き、ケースを下部ヒンジ部材から取り外
して洗浄する。そして、ケースを洗浄して乾燥させた
後、ケース用固定孔と下部ヒンジ部材のケース支持手段
とを再び係合させて、ケースを下部ヒンジ部材に取り付
ける。
【0009】さらに、請求項3記載の本発明の加熱調理
器は、請求項1又は2記載の加熱調理器において、前記
蓋体又はケースの後部に熱源通し孔を形成すると共に、
該熱源通し孔と前記蓋体用固定孔又はケース用固定孔と
を一体に形成したものである。
【0010】本発明は以上のように構成することによ
り、熱源通し孔に一体に形成された固定孔に対して前記
蓋体支持手段またはケース支持手段を係合させること
で、蓋体またはケースを上部または下部ヒンジ部材に対
して固定する。
【0011】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施形態について、
図に基づいて説明する。1は基体である。この基体1
は、金属製の遮熱板2と、この遮熱板2の左右両側部に
設けられた把持部3,4と、前記遮熱板2の後部中央に
立設された下部ヒンジ部材5とで構成されている。そし
て、前記把持部3には操作部6が設けられている。ま
た、前記下部ヒンジ部材5の正面側には、遮蔽板7を介
して熱源たる下部ヒータ8がほぼ水平に設けられてい
る。なお、この下部ヒータ8は、線状のヒータを平面的
に屈曲した形状に構成されている。また、前記遮蔽板7
は後述するケースのヒータ通し孔よりやや大きく形成さ
れた横長な形状であり、その左右両側には、一対のケー
ス支持手段9が前方に突出して設けられている。このケ
ース支持手段9は略コ形形状で上下対称な金具により一
体に形成され、遮蔽板7に添うように固定した基板9A
と、この基板9Aの上部に前方へ斜め上向きで突設した
横長な板状の上部上向き突片9Bと、この上部上向き突
片9Bの先端に連設され前方へ斜め下向きで突設した横
長な板状の上部下向き突片9Cと、この上部下向き突片
9Cの先端に連設され下向きに折曲した横長な板状の上
部折曲突片9Dと、同じく基板9Aの下部に前方へ斜め
下向きで突設した横長な板状の下部下向き突片9Eと、
この下部下向き突片9Eの先端に連設され前方へ斜め上
向きで突設した横長な板状の下部上向き突片9Fと、こ
の下部上向き突片9Fの先端に連設され上向きに折曲し
た横長な板状の下部折曲突片9Gとを備えている。ま
た、前記下部ヒンジ部材5の上部には、上部ヒンジ部材
10が上下方向に回動可能に軸支されている。そして下部
ヒンジ部材5とこの下部ヒンジ部材5に対して回動自在
に軸支された上部ヒンジ部材10とでヒンジ機構11が構成
されている。また、前記上部ヒンジ部材10の正面側に
は、遮蔽板12を介して熱源たる上部ヒータ13が設けられ
ている。なお、この上部ヒータ13は、前記下部ヒータ8
と同様に、線状のヒータを平面的に屈曲した形状に構成
されている。また、前記遮蔽板12は後述する蓋体のヒー
タ通し孔よりやや大きく形成された横長な形状であり、
その左右両側には、一対の蓋体支持手段14が前方に突出
して設けられている。この蓋体支持手段14は前記ケース
支持手段9と同一形状な上下対称な金具であり、遮蔽板
12に添うように固定した基板14Aと、この基板14Aの上
部に前方へ斜め上向きで突設した横長な板状の上部上向
き突片14Bと、この上部上向き突片14Bの先端に連設さ
れ前方へ斜め下向きで突設した横長な板状の上部下向き
突片14Cと、この上部下向き突片14Cの先端に連設され
下向きに折曲した横長な板状の上部折曲突片14Dと、同
じく基板14Aの下部に前方へ斜め下向きで突設した横長
な板状の下部下向き突片14Eと、この下部下向き突片14
Eの先端に連設され前方へ斜め上向きで突設した横長な
板状の下部上向き突片14Fと、この下部上向き突片14F
の先端に連設され上向きに折曲した横長な板状の下部折
曲突片14Gとを備えて一体に形成されている。
【0012】前記基体1の遮熱板2上に載置される前記
ケース15は、上方が開口した箱状に形成されており、そ
の後部たるケース後面15Aには前記ケース支持手段9が
係脱自在なケース用固定孔を兼用する横長な下部ヒータ
通し孔16が形成されている。そして、ケース15を基体1
の遮熱板2上に載置した状態では、前記下部ヒータ8が
下部ヒータ通し孔16からケース15内に挿入された状態と
なっていると共に、前記遮蔽板7によって前記下部ヒー
タ通し孔16が閉塞されている。さらに前記下部ヒータ通
し孔16の縦幅Aは、上部上向き突片9Bの先端と下部下
向き突片9Eの先端間縦幅Bより小さく(A<B)、ま
た縦幅Aは上部上向き突片9Bの基端と下部下向き突片
9Eの基端間縦幅Cより大きく(A>C)、さらに縦幅
Aは上部下向き突片9Cの先端と下部上向き突片9Fの
先端間縦幅Dより大きく形成されている(A>D)。ま
た、下部ヒータ通し孔16の縁に形成されたリブのケース
後面15Aからの前方への突出長さEは、前記ケース後面
15Aとほぼ同一面状に配設される基板9Aと上部上向き
突片9Bの先端間距離Fより短く形成される(E<
F)。従って、前記ケース支持手段9が弾性によって前
記ヒータ通し孔16と係合することで、ケース15が下部ヒ
ンジ部材5、ひいては基体1に対して保持されている。
【0013】また、前記ケース15の開口を覆うように、
蓋体17が上部ヒンジ部材10の前方に取り付けられてい
る。この蓋体17は前記ケース15の開口を開閉可能に下方
が開口した箱状に形成されており、その後部たるケース
後面17Aには蓋体用固定孔を兼ねた横長な上部ヒータ通
し孔18が形成されている。また、蓋体17の前部には覗き
窓19が形成されていると共に、蓋体17の左右両側部には
把持部20が設けられている。そして、蓋体17を上部ヒン
ジ部材10に取り付けた状態では、前記上部ヒータ13がヒ
ータ通し孔18から蓋体17内に挿入された状態となってい
ると共に、前記遮蔽板12によって前記ヒータ通し孔18が
閉塞されている。さらに前記上部ヒータ通し孔18の縦幅
A´は、上部上向き突片14Bの先端と下部下向き突片14
Eの先端間縦幅B´より小さく(A´<B´)、また縦
幅A´は上部上向き突片14Bの基端と下部下向き突片14
Eの基端間縦幅C´より大きく(A´>C´)、さらに
縦幅A´は上部下向き突片14Cの先端と下部上向き突片
14Fの先端間縦幅D´より大きく形成されている(A´
>D´)。また、上部ヒータ通し孔18の縁に形成された
リブの蓋体後面17Aからの前方への突出長さE´は、前
記ケース後面17Aとほぼ同一面状に配設される基板14A
と上部上向き突片14Bの先端間距離F´より短く形成さ
れる(E´<F´)。従って、この状態では、前記蓋体
支持手段14が弾性によって前記ヒータ通し孔18と係合す
ることで、蓋体17が上部ヒンジ部材10に対して保持され
ている。
【0014】なお、21は前記ケース内の下部ヒータ8上
に収容される焼き網である。また、22は前記蓋体17の内
部に保持される遮熱板である。
【0015】次に前記構成についてその作用を説明す
る。加熱調理を行う場合は、予め下部ヒータ通し孔16よ
り下部ヒータ8と共にケース支持手段9を挿入して、ケ
ース15を遮熱板2上にセットする。この際、ケース支持
手段9を下部ヒータ通し孔16に挿入すると、ケース支持
手段9はその縦幅Bがいったん狭まり、上部上向き突片
9B、下部下向き突片9Eの先端を通過すると今度はケ
ース支持手段9が弾性によって復帰し、この結果下部ヒ
ータ通し孔16の上下先端は上部上向き突片9B、下部下
向き突片9Eの途中の部位によって係止して抜け止めさ
れる。同様に、上部ヒータ通し孔18より上部ヒータ13と
共に蓋体支持手段14を挿入して、蓋体17をセットする。
この際、蓋体支持手段14を上部ヒータ通し孔18に挿入す
ると、蓋体支持手段14はその縦幅B´がいったん狭ま
り、上部上向き突片14B、下部下向き突片14Eの先端を
通過すると今度は蓋体支持手段14が弾性によって復帰
し、この結果上部ヒータ通し孔18の上下先端は上部上向
き突片14B、下部下向き突片14Eの途中の部位によって
係止して抜け止めされる。このようにケース15、蓋体17
がヒンジ機構11に取り付けられた状態で焼き網21上に被
調理物を載置し、そして、ヒンジ機構11によって蓋体17
を閉じることにより、ケース15と蓋体17によって形成さ
れる空間内に配設された下部ヒータ8、上部ヒータ13に
通電、発熱させて加熱調理を行なう。
【0016】一方、加熱調理後に蓋体17を開き、被調理
物を取り出した後にケース15と蓋体17を夫々洗浄すると
きは、ケース15、蓋体17をそれぞれ前方へ引き出すと、
下部ヒータ通し孔16、上部ヒータ通し孔18によってケー
ス支持手段9、蓋体支持手段14はその縦幅B、B´がい
ったん狭まり、この結果下部ヒータ通し孔16、上部ヒー
タ通し孔18とケース支持手段9、蓋体支持手段14との係
止状態が解除され、下部ヒンジ部材5、上部ヒンジ部材
10からケース15、蓋体17を抜き出すことができる。そし
て、このように取り出したケース15、蓋体17をそれぞれ
洗浄するものである。
【0017】以上のように、前記実施例では基体1と、
この基体1の後部に設けられた下部ヒンジ部材5及びこ
の下部ヒンジ部材5に対して回動自在に軸支された上部
ヒンジ部材10より成るヒンジ機構11と、上方が開口した
箱状のケース15と、下方が開口し前記ケース15の開口を
開閉する箱状の蓋体17と、ヒンジ機構11に取り付けられ
ると共に前記ケース15と蓋体17によって形成される空間
内に配設される下部ヒータ8、上部ヒータ13を備えた加
熱調理器において、前記蓋体17のケース後面17Aに蓋体
用固定孔を兼ねた横長な上部ヒータ通し孔18を形成する
と共に、上部ヒンジ部材10の正面側に上部ヒータ通し孔
18に対して係脱自在な蓋体支持手段14を設けたことによ
り、蓋体17を上部ヒンジ部材10から取り外して洗浄する
際、蓋体17における上部ヒンジ部材10への取り付けのた
めの個所は蓋体用固定孔を兼ねた横長な上部ヒータ通し
孔18で済むので、不要な突出物が形成されておらず、こ
の結果洗浄を極力容易にすることができ、乾燥時に場所
を取らないようにすることができる。また、蓋体17を上
部ヒンジ部材10に取り付ける構造が単純にできるので、
加熱調理器を安価に構成することができる。
【0018】同様に、前記ケース15のケース後面15Aに
ケース用固定孔を兼用する横長な下部ヒータ通し孔16を
形成すると共に、下部ヒンジ部材5の正面側に下部ヒー
タ通し孔16に対して係脱自在なケース支持手段9を設け
たことにより、ケース15を下部ヒンジ部材5から取り外
して洗浄する際、ケース15における下部ヒンジ部材5へ
の取り付けのための個所はケース用固定孔を兼ねた横長
な下部ヒータ通し孔16で済むので、不要な突出物が形成
されておらず、この結果洗浄を極力容易にすることがで
き、乾燥時に場所を取らないようにすることができる。
また、ケース15を下部ヒンジ部材5に取り付ける構造が
単純にできるので、加熱調理器を安価に構成することが
できる。
【0019】さらに、前記蓋体17又はケース15の後面17
A,15Aに、上部ヒータ13、下部ヒータ8のための上部
ヒータ通し孔18、下部ヒータ通し孔16を蓋体用固定孔又
はケース用固定孔と兼用して一体に形成したことによ
り、前記後面17A,15Aに形成する孔の個所を少なくし
て加熱調理時の熱の損失等を防止できる。また、蓋体製
造時に打ち抜く孔が少なくて済み、蓋体またはケース、
ひいては加熱調理器全体をより一層安価に構成すること
ができる。
【0020】しかも、前記ケース支持手段9、蓋体支持
手段14は、それぞれ上下対称な金具により一体に形成さ
れ、遮蔽板7,12に添うように固定した基板9A,14A
と、この基板9A,14Aの上部に前方へ斜め上向きで突
設した横長な板状の上部上向き突片9B,14Bと、この
上部上向き突片9B,14Bの先端に連設され前方へ斜め
下向きで突設した横長な板状の上部下向き突片9C,14
C、この上部下向き突片9C,14Cの先端に連設され下
向きに折曲した横長な板状の上部折曲突片9D,14D
と、同じく基板9A,9Aの下部に前方へ斜め下向きで
突設した横長な板状の下部下向き突片9E,14Eと、こ
の下部下向き突片9E,14Eの先端に連設され前方へ斜
め上向きで突設した横長な板状の下部上向き突片9F,
14Fと、この下部上向き突片9F,14Fの先端に連設さ
れ上向きに折曲した横長な板状の下部折曲突片9G,14
Gとを備え、そして、下部ヒータ通し孔16、上部ヒータ
通し孔18の縦幅A,A´は、上部上向き突片9B,14B
の先端と下部下向き突片9E,14Eの先端間縦幅B,B
´より小さく(A<B,A´<B´)、また縦幅A,A
´は上部上向き突片9B,14Bの基端と下部下向き突片
9E,14Eの基端間縦幅C,C´より大きく(A>C,
A´>C´)、さらに縦幅A,A´は上部下向き突片9
C,14Cの先端と下部上向き突片9F,14Fの先端間縦
幅D,D´より大きく形成されている(A>D,A´>
D´)。また、下部ヒータ通し孔16、上部ヒータ通し孔
18の縁に形成されたリブのケース後面15A、蓋体後面17
Aからの前方への突出長さE,E´は、前記ケース後面
15A、蓋体後面17Aとほぼ同一面状に配設される基板9
A,14Aと上部上向き突片9B,14Bの先端間距離F,
F´より短く形成される(E<F,E´<F´)ので、
ケース支持手段9、蓋体支持手段14が弾性によって前記
ヒータ通し孔16,18と係合することで、ケース15、蓋体
17が下部ヒンジ部材5、上部ヒンジ部材6に対して確実
に保持される。
【0021】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えばケース支持手段9、蓋体支持手段14は
前記略コ形形状のもの以外に、固定孔に対して係脱自在
な支持手段であればよく、またケース支持手段9、蓋体
支持手段14を下部ヒータ通し孔16、上部ヒータ通し孔18
の左右両端にも係止できるようにしてもよい等の変形が
可能である。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の加熱調理器は、
基体と、この基体の後部に設けられた下部ヒンジ部材及
びこの下部ヒンジ部材に対して回動自在に軸支された上
部ヒンジ部材より成るヒンジ機構と、上方が開口した箱
状のケースと、下方が開口し前記ケースの開口を開閉す
る箱状の蓋体と、前記ヒンジ機構に取り付けられると共
に前記ケースと蓋体によって形成される空間内に配設さ
れる熱源を備えた加熱調理器において、前記蓋体の後部
に蓋体用固定孔を形成すると共に、前記蓋体用固定孔に
対して係脱自在な蓋体支持手段を前記上部ヒンジ部材の
正面側に設けたものであり、加熱調理終了後、上部ヒン
ジ部材に形成された蓋体支持手段と蓋体に形成された蓋
体用固定孔の係合を解き、蓋体を上部ヒンジ部材から取
り外して洗浄する際、蓋体に不要な突出物が形成されて
いないため、洗浄を極力容易にすることができ、乾燥時
に場所を取らないようにすることができる。また、蓋体
を上部ヒンジ部材に取り付ける構造が単純にできるの
で、加熱調理器を安価に構成することができる。
【0023】また、請求項2記載の本発明の加熱調理器
は、基体と、この基体の後部に設けられた下部ヒンジ部
材及びこの下部ヒンジ部材に対して回動自在に軸支され
た上部ヒンジ部材より成るヒンジ機構と、上方が開口し
た箱状のケースと、下方が開口し前記ケースの開口を開
閉する箱状の蓋体と、前記ヒンジ機構に取り付けられる
と共に前記ケースと蓋体によって形成される空間内に配
設される熱源を備えた加熱調理器において、前記ケース
の後部にケース用固定孔を形成すると共に、前記ケース
用固定孔に対して係脱自在なケース支持手段を前記下部
ヒンジ部材の正面側に設けたものであり、加熱調理終了
後、下部ヒンジ部材に形成されたケース支持手段とケー
スに形成されたケース用固定孔の係合を解き、ケースを
下部ヒンジ部材から取り外して洗浄する際、ケースに不
要な突出物が形成されていないため、洗浄を極力容易に
することができ、乾燥時に場所を取らないようにするこ
とができる。また、ケースを下部ヒンジ部材に取り付け
る構造が単純にできるので、加熱調理器を安価に構成す
ることができる。
【0024】また請求項3記載の本発明の加熱調理器
は、請求項1又は2において、前記蓋体又はケースの後
部に熱源通し孔を形成すると共に、該熱源通し孔と前記
蓋体用固定孔又はケース用固定孔とを一体に形成したも
のであり、熱源通し孔に一体に形成された前記蓋体用固
定孔又はケース用固定孔に対して前記蓋体支持手段、ケ
ース支持手段を係合させることで、蓋体、ケースを上部
ヒンジ部材、下部ヒンジ部材に対して固定するので、加
熱調理時の熱の損失を少なくできると共に、蓋体、ケー
ス製造時に打ち抜く孔が少なくて済み、蓋体、ケース、
ひいては加熱調理器全体をより一層安価に構成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】同要部の断面図である。
【図3】同斜視図である。
【図4】同正面図である。
【図5】同背面図である
【符号の説明】
1 基体 5 下部ヒンジ部材 8 下部ヒータ(熱源) 9 ケース支持手段 10 上部ヒンジ部材 11 ヒンジ機構 13 上部ヒータ(熱源) 14 蓋体支持手段 15 ケース 15A 後面 16 下部ヒータ通し孔(ケース用固定孔) 17 蓋体 17A 後面 18 上部ヒータ通し孔(蓋体用固定孔)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体と、この基体の後部に設けられた下
    部ヒンジ部材及びこの下部ヒンジ部材に対して回動自在
    に軸支された上部ヒンジ部材より成るヒンジ機構と、上
    方が開口した箱状のケースと、下方が開口し前記ケース
    の開口を開閉する箱状の蓋体と、前記ヒンジ機構に取り
    付けられると共に前記ケースと蓋体によって形成される
    空間内に配設される熱源を備えた加熱調理器において、
    前記蓋体の後部に蓋体用固定孔を形成すると共に、前記
    蓋体用固定孔に対して係脱自在な蓋体支持手段を前記上
    部ヒンジ部材の正面側に設けたことを特徴とする加熱調
    理器。
  2. 【請求項2】 基体と、この基体の後部に設けられた下
    部ヒンジ部材及びこの下部ヒンジ部材に対して回動自在
    に軸支された上部ヒンジ部材より成るヒンジ機構と、上
    方が開口した箱状のケースと、下方が開口し前記ケース
    の開口を開閉する箱状の蓋体と、前記ヒンジ機構に取り
    付けられると共に前記ケースと蓋体によって形成される
    空間内に配設される熱源を備えた加熱調理器において、
    前記ケースの後部にケース用固定孔を形成すると共に、
    前記ケース用固定孔に対して係脱自在なケース支持手段
    を前記下部ヒンジ部材の正面側に設けたことを特徴とす
    る加熱調理器。
  3. 【請求項3】 前記蓋体又はケースの後部に熱源通し孔
    を形成すると共に、該熱源通し孔と前記蓋体用固定孔又
    はケース用固定孔とを一体に形成したことを特徴とする
    請求項1又は2記載の加熱調理器。
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