JP3205198B2 - 電子レンジのドア部品取付構造 - Google Patents

電子レンジのドア部品取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロ波を用いた加
熱調理器である電子レンジに関するものであり、特にド
アパネル、ドアフレーム、チョークカバー、等からなる
ドア部品の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子レンジは、マイクロ波によって被調
理物を加熱する方式の加熱調理器であり、ドアは開閉し
て被調理物を出し入れする機能ばかりでなく、加熱中は
マイクロ波を遮断するという機能も有しており、複数の
部品から構成されている。図4に、従来の電子レンジの
ドア部分の断面図を示す。この電子レンジのドア部分
は、加熱調理を行うオーブン本体31に、チョークカバ
ー32、ドアパネル33、ドアフレーム34からなるド
ア部品を取り付けた構造である。
【0003】このドア部品の取り付け構造について説明
する。まずオーブン本体31に、オーブン本体側ヒンジ
部35が溶接で取り付けられている。オーブン本体側ヒ
ンジ部35は断面U字型に折り曲げられた金属板であ
り、この金属板の両突設部がオーブン本体内側より上下
に外側へ突出するように取り付けられ、両突設部には貫
通孔が設けられている。ドアパネル33の上部及び下部
にはドア側ヒンジ部36,37が溶接で取り付けられて
いる。ドア側ヒンジ部36,37は、断面L字型の金属
板36a,37aとピン36b,37bからなる。上部
のヒンジ部36はドアパネル33の上側でピン36aを
下方に突出するように金属板36aを取り付ける。下部
のヒンジ部37はドアパネル33の下側で且つピン37
bを下方に突出するように金属板37aを取り付ける。
オーブン本体側ヒンジ部35の上下の貫通孔のピッチと
ドア側ヒンジ部36,37の上下のピン36b,37b
のピッチが同じに設定されており、貫通孔にピンを嵌挿
することにより、オーブン本体31にドアパネル13を
開閉自在に取り付ける。
【0004】次に、ドアフレーム34に半矢印形状の爪
38を形成し、ドアパネル33に形成した角穴に嵌合さ
せ取り付ける。挿入時には、矢印形状部分の傾斜面によ
って爪38が多少曲がりながら角穴に入り込み、矢印部
分が角穴を通過した時点で弾性力でもとにもどること
で、爪38がドアパネル33に引っ掛かり外れなくな
る。最後にチョークカバー32をドアパネル33に取り
付ける。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ドア側ヒンジ
部のピンをオーブン本体側ヒンジ部の穴に嵌挿する場
合、各ピッチが同じなので、上下同時に2本のピンを挿
入する必要があり、位置合わせに手間取り、作業性が悪
かった。また、ドアフレームをドアパネルに爪で嵌合さ
せ取り付けると、取り付けは容易であるが、逆に取り外
しにくくなって、修理などのとき不便であった。
【0006】本発明の目的は、このような課題を解決す
るためになされたものであって、ドア部品の取り付けや
取り外しを容易に行うことができ、作業性を向上させる
ことが可能な電子レンジのドア部品取付構造を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、オーブン本体
にドア部品を水平方向に開閉自在に取り付けるため、複
数箇所で、オーブン本体側ヒンジ部の穴に、ドア側ヒン
ジ部に設けられた垂直方向に突出するピンを嵌挿して取
り付ける電子レンジのドア部品取付構造において、ドア
部品をオーブン本体に取り付ける前の状態において、ド
ア部品をオーブン本体に取り付けるときに、一方のピン
と穴の位置を合わせた後、他方のピンと穴の位置を合わ
せることを可能にするために、前記オーブン本体側ヒン
ジ部の穴のピッチが、前記ドア側ヒンジ部のピン先端の
ピッチと異なるものとしたことを特徴とする。ここで、
前記オーブン本体側ヒンジ部は、断面U字型に折り曲げ
られた金属板であることが望ましい。
【0008】
【0009】本発明は、オーブン本体にドアパネルをヒ
ンジによって開閉自在に取り付け、ドアフレームを前記
ドアパネルに取り付ける電子レンジのドア部品取付構造
であって、前記ドアパネルに設けた穴または爪に、前記
ドアフレームに設けた爪または穴を挿入しスライドさせ
て取り付けることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明によれば、オーブン本体側ヒンジ部の
のピッチ、ドア側ヒンジ部のピンのピッチ異なるか
ら、一つのピンを穴に嵌挿しても、他のピンと穴の間に
は隙間がある。したがって次にそのピンと穴を嵌挿すれ
ばよく、位置合わせが容易で、取り付けがし易い。
た、本発明によれば、ドアパネルに設けた穴または爪
に、ドアフレームに設けた爪または穴を挿入しスライド
させて取り付けるから、ドアパネルにドアフレームを容
易に取り付けたり、取り外したりできる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明に係る電子レンジのドア部分の
一実施例を示す斜視図である。この電子レンジは、被調
理物を入れて加熱を行うオーブン本体11と、ドア部品
であるチョークカバー12、ドアパネル13、ドアフレ
ーム14とから構成されている。
【0012】オーブン本体11にはオーブン本体側ヒン
ジ部15が溶接で取り付けられている。オーブン本体側
ヒンジ部15は断面U字型に折り曲げられた金属板であ
り、両突設部16,17がオーブン本体内側より上下に
外側へ突出するように取り付けられている。両突設部1
6,17には貫通孔16a,17aが設けられており、
また手前が広く奥側に行くにしたがって貫通孔16a,
17aの径と略合致する絞り溝16b,17bが形成さ
れている。
【0013】ドアパネル13の上部及び下部にはドア側
ヒンジ部18,19が溶接で取り付けられている。ドア
側ヒンジ部は断面L字型の金属板18a,19aとピン
18b,19bからなる。上部のヒンジ部18はドアパ
ネル13の上側でピン18bを下方に突出するように金
属板18aを取り付ける。下部のヒンジ部19はドアパ
ネル13の下側でピン19bを下方に突出するように金
属板19aを取り付ける。
【0014】次に、オーブン本体とドアパネル13との
取り付けを、図2に示す断面図を参照しながら説明す
る。図2のAは取り付け前の状態であり、図2のBは取
り付け後の状態である。オーブン本体11に取り付けら
れたオーブン本体側ヒンジ部15の上下の穴のピッチM
と,ドアパネル13に設けられた取り付けられた上下の
ドア側ヒンジ部18,19のピン18b,19bのピッ
チNの関係を、M>Nにする。ドア側ヒンジ部18のピ
ン18bをオーブン本体側ヒンジ部15の上部溝16b
に沿って移動し、上部貫通孔16aに嵌挿する。このと
き、M>Nであるから、ドア側ヒンジ部19のピン19
bとオーブン本体側ヒンジ部15の下部貫通孔17aと
に隙間が生じる。よって、上部ピン18bの挿入を確認
後、下側ピン19bを挿入することができる。
【0015】こうして、ドア側ヒンジ部のピンをオーブ
ン本体側ヒンジ部の溝に沿って移動して貫通孔まで導く
ことができるので、ピンと貫通孔の位置合わせが容易と
なる。また、上下同時にピンをオーブン本体側ヒンジ部
に挿入しなければならなかった従来技術に比較して、オ
ーブン本体側ヒンジ部の貫通孔のピッチとドア側ヒンジ
部のピンのヒンジ部のピッチが異なるため、片側の穴に
ピンを嵌挿してから、もう一方の穴にピンを嵌挿できる
ので、容易に取付け可能となり、作業性が向上する。
【0016】図3は、本発明に係る電子レンジのドア部
分を示す断面図である。同図により、ダフレームのドア
パネルへの取り付けを説明する。ドアフレームにZ型の
爪21を6箇所設ける。この爪21をドアパネル13の
角穴に挿入し、図面に示した矢印方向にスライドするだ
けで取り付けができる。しかし、この状態ではドアフレ
ームを矢印方向と逆方向にスライドすると、簡単に外れ
てしまう。
【0017】そこで、最後に矢印方向に取り付けるチョ
ークカバー12に抜け防止リブ22,23を2箇所設け
ている。抜け防止リブ22はオーブン本体側ヒンジ部1
5の上側の下部に接触する部分に設け、ドアパネル13
の抜け防止を行う。抜け防止リブ23は、ドアパネル1
3の下部と、ドアフレーム下部との隙間に入り込むよう
に設け、ドアフレーム14の抜け防止を行う。さらにチ
ョークカバー12には爪がドア全周にわたり、適宜配置
されている。この爪はドアパネル13に設けられた角穴
に嵌合し、結合している。取り外す時は、チョークカバ
ー12を取り外し、ドアフレーム14を取り付けたとき
と逆方向にずらすと簡単に外すことができる。
【0018】本発明は、このような構成に限られるもの
ではない。オーブン本体側ヒンジ部にピンを設け、ドア
側ヒンジ部に貫通穴を設けた構造でもよいし、またオー
ブン本体側ヒンジ部にピンと貫通穴を設け、それと対応
してドア側ヒンジ部に貫通穴とピンを設けた構造でもよ
い。またドアパネルに爪を設け、ドアフレームに角穴を
設けて、ドアパネルにドアフレームを取り付ける構造で
もよい。
【0019】
【発明の効果】本発明によると、オーブン本体側ヒンジ
部ののピッチ、ドア側ヒンジ部のピンのピッチ
なるから、片側の穴にピンを嵌挿してから、もう一方の
穴にピンを嵌挿できるから、容易に取付け可能とな
り、作業性が向上する。
【0020】
【0021】本発明によると、ドアパネルに設けた穴ま
たは爪に、前記ドアフレームに設けた爪または穴を挿入
しスライドさせて取り付けるから、容易に取り付け、取
り外しができて、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子レンジのドア部分の一実施例
を示す斜視図である。
【図2】この電子レンジのオーブン本体とドアパネルの
取付断面図であり、(A)は取り付け前の状態、(B)
は取り付け後の状態を示す。
【図3】本発明に係る電子レンジのドア部分の断面図で
ある。
【図4】従来の電子レンジのドア部分の断面図である。
【符号の説明】
11 オーブン本体 12 チョークカバー 13 ドアパネル 14 ドアフレーム 15 オーブン本体側ヒンジ部 16a,17a 貫通孔 16b,17b 溝 18,19 ドア側ヒンジ部 18b,19b ピン
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24C 7/02 521 F24C 15/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーブン本体にドア部品を水平方向に開
    閉自在に取り付けるため、複数箇所で、オーブン本体側
    ヒンジ部の穴に、ドア側ヒンジ部に設けられた垂直方向
    に突出するピンを嵌挿して取り付ける電子レンジのドア
    部品取付構造において、 ドア部品をオーブン本体に取り付ける前の状態におい
    て、ドア部品をオーブン本体に取り付けるときに、一方
    のピンと穴の位置を合わせた後、他方のピンと穴の位置
    を合わせることを可能にするために、前記オーブン本体
    側ヒンジ部の穴のピッチが、前記ドア側ヒンジ部のピン
    先端のピッチと異なるものとしたことを特徴とする電子
    レンジのドア部品取付構造。
  2. 【請求項2】 前記オーブン本体側ヒンジ部は、断面U
    字型に折り曲げられた金属板であることを特徴とする請
    求項1記載の電子レンジのドア部品取付構造。
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