JPH0691562A - 歩行型移動機構 - Google Patents

歩行型移動機構

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JPH0691562A
JPH0691562A JP4265365A JP26536592A JPH0691562A JP H0691562 A JPH0691562 A JP H0691562A JP 4265365 A JP4265365 A JP 4265365A JP 26536592 A JP26536592 A JP 26536592A JP H0691562 A JPH0691562 A JP H0691562A
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triangular frame
legs
arms
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moving mechanism
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JP4265365A
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Haruo Hoshino
春夫 星野
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来、上部および下部三角形枠に6本の伸縮
可能な作動腕を伸縮させて歩行型移動を行っているが、
作動腕の制御が複雑で制御が容易でなく積載物を動揺さ
せることなく安定した輸送が困難であった点を解消す
る。 【構成】 上部三角形枠11をその各頂点間に下部三角
形枠4の各頂点が位置するように設けて、それらの頂点
に脚5、6、7、12、13、14を取付け、各脚の上
端に伸縮可能な2本の作動腕15〜20、24〜29の
下端を回転自在に取付21〜23、30〜32け、それ
ら各作動腕の上端を同一脚上の各作動腕がV字形に開く
ように順次隣接させて回転自在に取付板33に取付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は建築現場や障害物等が
存在する床面等の不整地を移動できるようにした歩行型
移動機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、不整地を歩行する機構としては図
4の(A)に示すように2点鎖線で示された下部三角形
の頂点A、B、Cのやや内側のA1 、A2 、B1 、B2
、C1、C2 に6本の伸縮可能な作動腕40、41、4
2、43、44、45の下端を枢着し、その上端を三角
形ABCと頂点をずらせた2点鎖線で示された上部三角
形の頂点a、b、cのやや内側a1 、a2 、b1 、b2
、c1 、c2 に枢着したものや、図4の(B)、
(C)に示すように三角形の頂点をずらせて重ねた下部
三角形枠DEFおよび上部三角形枠defの頂点よりや
や内側部に2本ずつ合計6本の伸縮可能な作動腕46、
47、48、49、50、51を取付けたものが知られ
ている(「第6回知能移動ロボットシンポジウム予稿
集」平成4年5月21日、第11ページ〜第13ページ
参照)。
【0003】図5には前記図4の(A)および(B)、
(C)に記載されたものから機構的に簡明化された歩行
型移動機構が示されており、この機構について説明する
と、3本の梁52、53、54で形成した下部三角形枠
55の各頂点に3個の短脚56、57、58を取付け、
この下部三角形枠55の頂点の間に3本の梁59、6
0、61で形成した上部三角形枠62(区別しやすいよ
うに斜線を施してある)の各頂点を位置させ各頂点に同
じく斜線を施した長脚63、64、65を取付け、下部
三角形枠55の各梁52、53、54の頂点の内側と上
部三角形枠62の各梁59、60、61の頂点の内側と
の間に順次伸縮可能な伸縮腕66、67、68、69、
70、71が枢着されたものである。
【0004】図5の歩行型移動機構の歩行動作は、図6
の(A)〜(D)および図7の(E)〜(L)に示され
ており、まず図6の(A)、(B)において、作動腕6
6〜71(説明図であるので図6および図7とも作動腕
は単に1本の線で表されている)を縮小させることによ
って下部三角形枠55を引き上げた後、(C)、(D)
において作動腕67、68、70、71をまず伸長させ
た後作動腕66、69を伸長させることにより下部三角
形枠55を上部三角形枠62の右方に移動し接地させ
る。以下、図7の(E)〜(L)に示すように下部三角
形枠55と上部三角形枠62の作動腕66〜71を各伸
縮させて(E)、(F)に示すように上部三角形枠62
を上昇させた後、(G)、(H)に示すように上部三角
形枠62を下部三角形枠55の右方へ移動させた後接地
させ、(I)、(J)に示すように下部三角形枠55を
上昇させた後、(K)、(L)に示すように下部三角形
枠55を上部三角形枠62の右方に前進させた後接地さ
せる動作を繰返すことにより歩行を行うことができる
が、その際作動腕66〜71の伸縮度を適宜制御するこ
とにより前後左右斜め方向への移動および旋回運動がで
きるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記図4の(A)、
(B)、(C)および図5に示された歩行機構は、上下
に離れた2つの三角形枠によって構成された6辺を6本
の伸縮可能な作動腕で連結されているので、作動腕の長
さを伸縮制御することによって上部および下部の三角形
枠は3次元の移動が可能であるが、上部三角形枠上に作
業機や荷台を積載した場合、これらの積載物を動揺させ
ることなく目的とする方向に移動させることが困難であ
り、安定した輸送を行うことが容易でない欠点があっ
た。
【0006】この発明は、これらの欠点を解消し、作業
機等の積載物を動揺することなく簡単かつ容易に任意の
方向に移動する歩行型移動機構を得ることを課題とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めこの発明は、上部三角形枠の各頂点部の間に下部三角
形枠の各頂点が位置するように設けて、それら各頂点に
脚を取付け、各脚の上端にそれぞれ伸縮可能な2本の作
動腕の下端を回転自在に取付け、それら各作動腕の上端
を同一脚上の各作動腕がV字形に開くように順次隣接さ
せて回転自在に取付板に取付けた歩行型移動機構の手段
を講じるものである。
【0008】
【実施例】この発明の実施例について図面を参照して説
明する。図1において、3本の梁1、2、3で形成した
下部三角形枠4の各頂点に3個の脚5、6、7を取付
け、この下部三角形枠4の頂点の間に3本の梁8、9、
10で形成した上部三角形枠11(区別しやすいように
斜線を施してある)の各頂点を位置させ、各頂点に同じ
く斜線を施した脚12、13、14を取付け、下部三角
形枠4の各梁1、2、3の頂点に設けられた脚5、6、
7の各頂面にそれぞれ伸縮可能な各2本の作動腕15、
16,17、18,19、20の下端を360度回転可
能に取付21、22、23けるとともに上部三角形枠1
1の各梁8、9、10に設けられた脚12、13、14
の各頂面にそれぞれ伸縮可能な各2本の同じく斜線を施
した伸縮可能な作動腕24、25,26、27,28、
29の下端を360度回転可能に取付30、31、32
けられ、下部三角形枠4の脚5、6、7に取付けられた
作動腕15〜20の上端は、上部三角形枠11の脚1
2、13、14に取付けられた作動腕24〜29の上端
とそれぞれ同一脚上の作動腕がV字形に開くように順次
接合させて2点鎖線で示すような取付板33に360度
回転可能に例えば34、35で示すように取付けられ
る。
【0009】前記の歩行型移動機構の歩行動作について
図2および図3を参照して説明する。まず、図2の
(A)、(B)に示すように各作動腕15〜20、24
〜29は六角形をなす取付板33に回動可能に取付けら
れている状態から移動を開始する。つぎに(C)、
(D)に示すように作動腕24〜29を縮小させ上部三
角形枠11の脚12、13、14を上昇させた後、
(E)、(F)に示すように作動腕25、26を少し伸
長させ、作動腕24、27、28、29を大きく伸張さ
せて上部三角形枠11の脚12、13、14を右方に移
動させ、続いて(G)、(H)に示すように作動腕24
〜29を少し伸長させて脚12〜14を接地させる。以
下、図3の(I)、(J)に示すように前記と同様な作
動腕の操作により下部三角形枠4を引き上げた後
(K)、(L)に示すように右方へ移動させ、(M)、
(N)に示すように下部三角形枠4を接地させ、
(O)、(P)に示すように上部三角形枠11を引上げ
た後(A)、(B)の状態に戻る操作を行うことにより
取付板33を水平を保ったまま歩行型移動を行うもので
ある。
【0010】
【発明の効果】この発明は、上部三角形枠または下部三
角形枠を移動させる際、上部三角形枠の脚または下部三
角形枠の脚のいずれかの脚に枢着した6本の作動腕は伸
縮させず接地した状態としてあるので取付板は動揺する
ことなく保持されており、この状態で他の脚に枢着した
6本の作動腕の伸縮を適宜制御することによって任意の
移動方向に容易に移動させることができるので積載して
いる作業機や荷台を動揺させることなく任意の方向に移
動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】(A)〜(H)は同じく移動方法の説明図であ
る。
【図3】(I)〜(P)は同じく移動方法の説明図であ
る。
【図4】従来例を示すもので(A)は斜視図、(B)他
の従来例を示す平面図、(C)はその正面図である。
【図5】前記従来例を簡明に表わす斜視図である。
【図6】(A)〜(D)は図5に示す従来例の移動方法
の説明図である。
【図7】(E)〜(L)は図5に示す従来例の移動方法
の説明図である。
【符号の説明】
4 下部三角形枠 5 脚 6 脚 7 脚 11 上部三角形枠 12 脚 13 脚 14 脚 15 作動腕 16 作動腕 17 作動腕 18 作動腕 19 作動腕 20 作動腕 21 枢着 22 枢着 23 枢着 24 作動腕 25 作動腕 26 作動腕 27 作動腕 28 作動腕 29 作動腕 30 枢着 31 枢着 32 枢着 33 取付板 34 取付 35 取付

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部三角形枠をその各頂点部の間に下部
    三角形枠の各頂点が位置するように設けて、それら各頂
    点に脚を取付け、各脚の上端にそれぞれ伸縮可能な2本
    の作動腕の下端を回転自在に取付け、それら各作動腕の
    上端を同一脚上の各作動腕がV字形に開くように順次隣
    接させて回転自在に取付板に取付けた歩行型移動機構。
JP04265365A 1992-09-07 1992-09-07 歩行型移動機構 Expired - Fee Related JP3138843B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014177152A (ja) * 2013-03-13 2014-09-25 Yokohama National Univ 移動装置及びプログラム
CN109895114A (zh) * 2019-03-12 2019-06-18 广东机电职业技术学院 一种气动肌肉驱动的多边形结构的攀爬机器人

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CN109895114A (zh) * 2019-03-12 2019-06-18 广东机电职业技术学院 一种气动肌肉驱动的多边形结构的攀爬机器人
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