JPH069032Y2 - 織 物 - Google Patents
織 物Info
- Publication number
- JPH069032Y2 JPH069032Y2 JP1989144857U JP14485789U JPH069032Y2 JP H069032 Y2 JPH069032 Y2 JP H069032Y2 JP 1989144857 U JP1989144857 U JP 1989144857U JP 14485789 U JP14485789 U JP 14485789U JP H069032 Y2 JPH069032 Y2 JP H069032Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fabric
- warp
- woven
- yarns
- weft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Woven Fabrics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、平織地内に緯糸機能をもたせた帯状布地を蛇
状に織り込んだ織物に関するものである。
状に織り込んだ織物に関するものである。
従来、この種の平織物であると、単に同一番手の糸を1
本宛経糸或は緯糸として交互に絡ませて織成しているの
で、織物自体は強靱であって一般に使用されている。特
に労働着或は糸の種類によって着物の裏地等に利用され
ていることはよく知られている。
本宛経糸或は緯糸として交互に絡ませて織成しているの
で、織物自体は強靱であって一般に使用されている。特
に労働着或は糸の種類によって着物の裏地等に利用され
ていることはよく知られている。
従来の技術で述べたように平織は簡単な基礎的な織り方
であって1本宛の経糸と緯糸とが交互に絡んでいる関係
上強靱であることは知られているけれども、糸の番手に
も制限され、さらに外観から見て美観を呈する織物では
ないという問題点があった。そこで、本考案は、平織の
特徴を生かして外観上趣味観を与え模様に見える平織を
提供しようとするものである。
であって1本宛の経糸と緯糸とが交互に絡んでいる関係
上強靱であることは知られているけれども、糸の番手に
も制限され、さらに外観から見て美観を呈する織物では
ないという問題点があった。そこで、本考案は、平織の
特徴を生かして外観上趣味観を与え模様に見える平織を
提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本考案における織物は、経
糸には細糸を用い、複数本宛所定間隔おいて配列し、緯
糸には細糸と布地(着色されたものでもよい)を用いて
平織に織成したものである。詳しくは前記経糸群に緯糸
群を帯状平織部分にて挟んだ偏平布地を交互に起伏のあ
る蛇状に織り込み、前記偏平布地の耳部を布巾線より外
方に突き出して織成したものである。
糸には細糸を用い、複数本宛所定間隔おいて配列し、緯
糸には細糸と布地(着色されたものでもよい)を用いて
平織に織成したものである。詳しくは前記経糸群に緯糸
群を帯状平織部分にて挟んだ偏平布地を交互に起伏のあ
る蛇状に織り込み、前記偏平布地の耳部を布巾線より外
方に突き出して織成したものである。
又、緯糸及び偏平布地を波状に経糸に絡ませて織成する
と、洗濯後、縮まないので好適である。
と、洗濯後、縮まないので好適である。
織物は、所定間隔をおいて配列した複数本の細い経糸に
複数の緯糸群と布地とを絡ませて平織に織成するもので
あって、詳しくは織り初めは偏平布地を、前記経糸に絡
ませ、次に複数の細い緯糸を経糸に絡ませて織成し、次
に前記布地の耳部を外部に突出させた後折り返して緯糸
群を挟んで筬打工程を繰返しながら構成するものであ
る。
複数の緯糸群と布地とを絡ませて平織に織成するもので
あって、詳しくは織り初めは偏平布地を、前記経糸に絡
ませ、次に複数の細い緯糸を経糸に絡ませて織成し、次
に前記布地の耳部を外部に突出させた後折り返して緯糸
群を挟んで筬打工程を繰返しながら構成するものであ
る。
そして経糸を隣りの経糸との間に織成された布地に起伏
を生ぜしめて織物全体に模様を表わしている。
を生ぜしめて織物全体に模様を表わしている。
実施例について図面を参照して説明する。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示す織物である。
これらの図において、経糸1は、複数本の例えば少なく
とも2本以上の経糸群を所定間隔をおいて配列する。そ
して、最初偏平布地2を織り込み、次に、複数の緯糸3
の夫々に経糸1を平織に絡ませた後、前記布地2を織り
返して耳部4を布巾線より外方に突き出し、さらに各経
糸1に絡ませることにより緯糸3群が布地2と隣の布地
2間に挟まれて織成されよう繰返して織り込む。また、
布地2又は経糸1或は緯糸3は必要に応じ着色されたも
のを使用する方が好ましい。また、経糸1と隣の経糸1
にて布地2を絡ませることによって糸間に隆起部が形成
され、また、布地2と隣の布地2間の緯糸3群と経糸1
との平織部分は条溝のように窪んで、織物全体に凹凸部
の模様を形成する。5は房である。
これらの図において、経糸1は、複数本の例えば少なく
とも2本以上の経糸群を所定間隔をおいて配列する。そ
して、最初偏平布地2を織り込み、次に、複数の緯糸3
の夫々に経糸1を平織に絡ませた後、前記布地2を織り
返して耳部4を布巾線より外方に突き出し、さらに各経
糸1に絡ませることにより緯糸3群が布地2と隣の布地
2間に挟まれて織成されよう繰返して織り込む。また、
布地2又は経糸1或は緯糸3は必要に応じ着色されたも
のを使用する方が好ましい。また、経糸1と隣の経糸1
にて布地2を絡ませることによって糸間に隆起部が形成
され、また、布地2と隣の布地2間の緯糸3群と経糸1
との平織部分は条溝のように窪んで、織物全体に凹凸部
の模様を形成する。5は房である。
第4図は、本考案の他の実施例を示すものである。説明
を簡単にするために第1図〜第3図と同様の作用をなす
部分は同一符号で説明する。本実施例では、緯糸3及び
偏平布地2を波状に経糸1に絡ませている。他の構成
は、上述した実施例と全く同様である。
を簡単にするために第1図〜第3図と同様の作用をなす
部分は同一符号で説明する。本実施例では、緯糸3及び
偏平布地2を波状に経糸1に絡ませている。他の構成
は、上述した実施例と全く同様である。
本考案は、上述のように構成されているので、次に記載
する効果を奏する。
する効果を奏する。
少なくとも2本以上の細い緯糸群を所定間隔をおいて配
列し、該経糸群に細い緯糸群と偏平布地とを平織に織成
したので、織物全体に凹凸模様が形成されて美観を呈す
ると共に、布地の介在によって織地は勿論糸の強度を増
大して永く使用に耐えうるは勿論玄関マット、背もたれ
或はインテリアクッション等に使用するときは、さらに
その効果を増大するものである。
列し、該経糸群に細い緯糸群と偏平布地とを平織に織成
したので、織物全体に凹凸模様が形成されて美観を呈す
ると共に、布地の介在によって織地は勿論糸の強度を増
大して永く使用に耐えうるは勿論玄関マット、背もたれ
或はインテリアクッション等に使用するときは、さらに
その効果を増大するものである。
又、緯糸及び偏平布地を波状に経糸に絡ませることによ
り、織物全体に波状模様が形成されて美観を呈するため
に用途が広くなり、綿糸、綿布等の材質の伸縮を曲線部
に吸収して製品の原形が崩れないと共に、洗濯をしても
織物が収縮しないという効果がある。
り、織物全体に波状模様が形成されて美観を呈するため
に用途が広くなり、綿糸、綿布等の材質の伸縮を曲線部
に吸収して製品の原形が崩れないと共に、洗濯をしても
織物が収縮しないという効果がある。
第1図は本考案織物の一実施例を示す一部切欠平面図、
第2図は第1図のA−A線の拡大平面図、第3図は第2
図B−B線における断面図である。第4図は本考案織物
の他の実施例の要部を示す平面図である。 1…経糸、2…偏平布地、3…緯糸 4…耳部、5…房
第2図は第1図のA−A線の拡大平面図、第3図は第2
図B−B線における断面図である。第4図は本考案織物
の他の実施例の要部を示す平面図である。 1…経糸、2…偏平布地、3…緯糸 4…耳部、5…房
Claims (1)
- 【請求項1】偏平な糸条を用いて織成した織物の前記糸
条の耳部を布幅線より突き出し、緯糸を蛇行させた布地
において、細い経糸を配列して偏平状に形成した経糸群
と、細い緯糸を配列して偏平状に形成した緯糸群とを平
織に交錯し、前記緯糸群のみを蛇行させることにより布
地上の経糸群と隣接する経糸群との間の布地を隆起させ
たことを特徴とする織物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989144857U JPH069032Y2 (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | 織 物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989144857U JPH069032Y2 (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | 織 物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0385486U JPH0385486U (ja) | 1991-08-29 |
JPH069032Y2 true JPH069032Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=31691529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989144857U Expired - Lifetime JPH069032Y2 (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | 織 物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069032Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4313346Y1 (ja) * | 1965-07-15 | 1968-06-06 |
-
1989
- 1989-12-14 JP JP1989144857U patent/JPH069032Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0385486U (ja) | 1991-08-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |