JPH068985Y2 - 粉粒体の吹込装置 - Google Patents

粉粒体の吹込装置

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JPH068985Y2
JPH068985Y2 JP1988154560U JP15456088U JPH068985Y2 JP H068985 Y2 JPH068985 Y2 JP H068985Y2 JP 1988154560 U JP1988154560 U JP 1988154560U JP 15456088 U JP15456088 U JP 15456088U JP H068985 Y2 JPH068985 Y2 JP H068985Y2
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JP
Japan
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pipe
blowing
pulverized coal
powder
tuyere
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JP1988154560U
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JPH0274350U (ja
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久生 石井
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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  • Blast Furnaces (AREA)
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  • Furnace Charging Or Discharging (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は高炉、溶融還元炉等冶金炉に粉鉱石、微粉炭、
あるいは副原料等を装入する粉粒体の吹込装置に関する
ものである。
(従来の技術) 高炉における従来の粉粒体吹込みとしては例えば実開昭
61−24448号公報に示されるようなものがある。
この例においては粉粒体吹込管はブローパイプに斜めに
挿通され、その先端はブローパイプ内の管路に突出さ
せ、粉粒体をブローパイプ内を流通する熱風と混在状態
で羽口を介して、高炉内に吹込むようになっている。
ここで用いられる粉粒体吹込管はブローパイプに位置を
固定的に装着されている。
このため使用中に羽口部分で頻繁に石炭灰分の異常付着
や異常損耗等のトラブルが発生してときは、粉粒体の吹
込みを維持することが出来ず、中断して付着物の除去を
行ったり羽口補修(交換)等を行う必要があり、最悪の
場合は高炉の休風に発展する。
例えば高炉への微粉炭吹込を例にとれば、第2図に示す
ように高炉1に吹き込まれる微粉炭Cは搬送用空気aと
共に吹込管4内をながれている。この吹込管4には冷却
空気通路6が形成されている。吹込管4の先端から吹き
込まれた微粉炭Cは送風支管3内を流れる熱風Hと混合
させて高炉1内に入る。
このとき微粉炭Cの流れは、熱風Hの流れと高炉1内側
の抵抗を受けて一定とはならず、一方向に偏った動きを
示し羽口2の一部に損傷部位Bが偏在する。この状態で
微粉炭の吹込みを継続すれば、該損傷部位の損傷が進み
微粉炭吹込流が不整流となって羽口の損傷を促進して吹
込が不安定となり操業の安定維持が困難となる。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は微粉体の吹き込みにあたり、羽口部でのトラブ
ルの解消、高炉の操業安定を目的としたもので、羽口部
での異常付着、異常損傷を抑制できる微粉体の吹込装置
を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は微粉体吹込管を送風管内に斜めに擢動かつ回転
可能に挿入してなり、この粉粒体吹込管に挿入深度の調
整機構と、回動機構を設けると共に先端部に吹込方向変
更部を配設したことを特徴とする粉粒体の吹込装置であ
り、微粉体吹込管の挿入深度を調整し、該吹込管を回転
させることによって該吹込管における吹込口の位置方向
を調整し、これによって特に羽口部又は送風管内におけ
る粉粒体の吹込流の衝突位置の偏在を防止するようにし
たものである。
このようにすることによって羽口部あるいは送風管内に
おける粉粒体の異常付着、異常損傷を防止することがで
き、その長期使用を可能にしたものである。
(実施例) 以下に本考案の実施例を第1図に基づいて説明する。こ
の実施例は高炉への微粉炭の吹込装置に適用したもので
ある。
第1図において、1は高炉、2は羽口、3は送風支管
で、その一端は羽口2に嵌入され、他端は環状管に接続
されている。
この送風支管3の上部管壁には冷却空気流通路6を形成
した微粉炭吹込管4のガイド筒5が斜めに挿入されてお
り、このガイド筒5には微粉炭吹込管4が擢動自在に挿
入されており、シリンダー7によってこの挿入深度を調
整することができる。
即ち、ガイド筒5のフランジ部Fに取付けたシリンダー
7は、受台8上を擢動する擢動体9に連結され、この擢
動体9には駆動装置10が設けられ、この駆動装置10
部の係止溝11と微粉炭吹込管4の係止環12が係合し
ている。
したがってシリンダー7を作動させることによって微粉
炭吹込管4はガイド筒5に沿って矢印A方向に擢動し、
挿入深度が調整自在で、この挿入深度の調整によって、
羽口2内における軸線方向、径方向の吹込み位置を変え
ることができる。
又、この微粉炭吹込管4は回動することができる。
即ち、この微粉炭吹込管4の外周部には歯車13が形成
され、この歯車13は駆動装置10の歯車14と噛み合
っている。したがって微粉炭吹込管4は駆動装置10に
よって回動自在である。
そしてガイド筒5の先端から突出し、送風支管3内に位
置する微粉炭吹込管の先端部には、吹込方向変更部15
を有している。この吹込方向変更部15の流通路の軸線
は微粉炭吹込管4の流通路の軸線と所定の角度θ、向き
を変えるように設計されており微粉炭吹込管4の回動に
よって羽口2内における円周方向の吹込位置を変えるこ
とができる。
したがって、微粉炭吹込管4の挿入深度と回動量を調整
することによって羽口2内に対する吹込み位置を広範囲
に亙って変えることができ、これによって羽口2内にお
ける微粉体の異常付着や局部的異常損傷を防止すること
ができる。
図中、16は回転継手、17は微粉炭搬送管、18はガ
イド筒5の冷却空気供給管、19は同冷却空気の排出管
である。
なお、本実施例は高炉への微粉炭吹込みに適用してお
り、羽口部に微粉炭と吹込むようにしているが、これに
限定するものではなく、各種冶金炉への粉粒状原料添加
剤等の吹込みにも適用されるものである。送風管内へ吹
込むようにしても良い。
粉粒体吹込管の挿入深度、回転機構、駆動機構等につい
ても本実施例に限定されるものではない。
更に、方向変更部と粉粒体吹込管とが一体であってもよ
く、着脱自在であっても交換できるようにしても良い。
(考案の効果) 本考案においては、粉粒体の吹込管に挿入深度の調整機
構および回転機構を設けると共に、該吹込管の先端部に
吹込方向の変更部を設けているので、挿入深度の調整、
回動量の調整によって粉粒体の吹込み位置、方向を調整
することができるので、羽口あるいは送風管内における
局部的な粉粒体の異常付着、あるいは異常損傷が防止で
き、長期に亙って安定的な粉粒体の吹込み操業が可能に
なった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の粉粒体の吹込装置の1実施例を示す縦
断面説明図、第2図は従来の粉粒体の吹込装置の例を示
す縦断面説明図。 1……高炉 2……羽口 3……送風支管 4……粉粒体吹込管 5……ガイド筒 6……冷却空気通路 7……シリンダー 8……受台 9……擢動体 10……駆動装置 11……係止溝 12……係止環 13,14……歯車 15……方向変更部 16……回転継手 17……微粉炭搬送管 18……冷却空気供給管 19……冷却空気排出管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉粒体吹込管を送風管の管内に斜めに擢動
    かつ回転可能に挿入してなり、この粉粒体吹込管に、挿
    入深度の調整機構と回動機構を設けると共に先端部に吹
    込方向変更部を配設したことを特徴とする粉粒体の吹込
    装置。
JP1988154560U 1988-11-28 1988-11-28 粉粒体の吹込装置 Expired - Lifetime JPH068985Y2 (ja)

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JPH0274350U JPH0274350U (ja) 1990-06-06
JPH068985Y2 true JPH068985Y2 (ja) 1994-03-09

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