JPH0689585A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH0689585A
JPH0689585A JP5003850A JP385093A JPH0689585A JP H0689585 A JPH0689585 A JP H0689585A JP 5003850 A JP5003850 A JP 5003850A JP 385093 A JP385093 A JP 385093A JP H0689585 A JPH0689585 A JP H0689585A
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bipolar transistor
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JP5003850A
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Hideo Maejima
英雄 前島
Ikuro Masuda
郁朗 増田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、高速かつ高集積な半導体記憶
装置を提供することにある。 【構成】そのために、半導体記憶装置のアドレスバッフ
ァ,アドレスデコーダ,メモリ部などのメモリ構成要素
間にバイポーラトランジスタを用いたドライバを配置す
る。 【効果】このようにすることで、高速度を維持しつつ、
高集積な半導体記憶装置を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路,コンピ
ュータ及び半導体記憶装置に係り、特に高密度且つ高速
な論理LSI(Large Scale Integration)に好適な半導
体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年に於ける半導体技術の進歩に著しい
ものがある。特にMOS(Metal Oxide Semiconduct
or)の進歩は顕著であり、MOS技術の進歩により素子
の微細化が進んで、多くの回路が数ミリ角のシリコンチ
ップ状に集積される様になってきた。
【0003】しかしながら、LSIがこの様にMOS技
術によって高集積化されてくると、多数のMOS(MO
S電界効果トランジスタ)で構成されている論理ブロッ
ク間の結合に於いて、特に容量性負荷が増大し、信号伝
達速度の低下が問題となりつつある。この容量性負荷の
増大は、電圧素子であるMOS電界効果トランジスタを
多数使用するところに原因あり、MOS電界効果トラン
ジスタの弱点が表われてくる場合である。
【0004】図1は従来の高集積論理LSIの典型的な
例であるマイクロコンピュータの構成例を示したもので
ある。マイクロコンピュータ10を構成している該LS
Iは、チップの外枠に設けられている入出力バッファ群
11,ROM(Read Only Memory)12,RAM(Rend
om Access Memory)13,プロセッサ14,タイマ等の
周辺機能15,16の各要素が内部バス17によって連
結されて構成されている。この様な構成の各要素の高集
積化が進んでそれぞれの規模が増大して、多数のMOS
電界効果トランジスタを集積すると次の様な問題が発生
してくる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】その1つは、各要素内
での信号伝達遅延の増加が挙げられる。ROM12,R
AM13では高集積化に伴なって、当然ながらメモリの
総ビット数が増加する。また、プロセッサ14でもデー
タ処理ビット数が増加する。この様に高集積化した場合
の各要素の問題を明確にするため、メモリを例としてR
OM12の場合について説明する。
【0006】図2はROM12の構成を示したブロック
図である。ROM12は、アドレス信号が入力されるア
ドレスバッファ回路19,アドレスバッファ回路19の
出力信号が入力されるアドレスデコーダ回路21,アド
レスデコーダ回路21の出力に応答して複数のメモリセ
ルの少なくとも一つの特定のメモリセルを選択するドラ
イバー回路となるワード駆動バッファ23,複数のメモ
リセルからなるメモリ部25,複数のメモリセルの内の
一つのデータを検出するセンスアンプ&バッファ回路2
7からなり、これらの論理ブロック間は、それぞれアド
レス入力バス18,アドレスバッファ出力バス20,デ
コーダ出力バス22,ワード信号群24,ビッシ信号群
26,データ出力28が伝達されるバスで連結されてい
る。ROM12の総ビット数の増加に伴ない、前記アド
レスデコーダ21及びメモリ部25のアレーは増加す
る。この結果、アドレスデコーダ21を駆動するアドレ
スバッファ19の負荷及びメモリ部25を駆動するワー
ド駆動バッファ23の負荷が総ビット数の増加に伴なっ
て増加し、ここで信号伝達遅延を招く。この為、例えば
図3に示した如く、ワード駆動バッファ23−iがCM
OS(Complementary MOS)電界効果トランジスタで
構成されているとすると、重い負荷を駆動する為、充分
大きなP及びNチャンネルMOS電界効果トランジスタ
が必要となってくる。なお、図3中、22−iはi番目
のデコーダ出力を意味し、23−iはワード駆動バッフ
ァのi番目の素子構成を示し、24−iはi番目のワー
ド信号を示している。しかしながら、電流容量の大きい
MOS電界効果トランジスタを使うと、それ自身の出力
負荷も同時に増加する為、飛躍的な信号伝達速度効果を
得ることが難しくなる。
【0007】その2として各要素間での信号伝達遅延の
増加が起こる。即ち、上記した各要素内での信号伝達遅
延と同様、チップレベルでシステムの要素が増加する
と、これ等を連結する内部バス17を含めた負荷も増大
し、1つの要素から他の1つの要素或いは複数の要素へ
の信号伝播の際、やはり信号伝達遅延が顕著に表われて
くる。
【0008】この様な各要素内での信号伝達遅延の増加
と、各要素間での信号伝達遅延の増加は、何れも使用し
ているMOS電界効果トランジスタの電流駆動能力の欠
如に起因するものである。
【0009】本発明の目的は、高速、かつ、高集積な半
導体記憶装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、アドレ
ス・バッファ,アドレスデコーダ,メモリ部などのメモ
リ構成要素間にバイポーラトランジスタを用いたドライ
バを配置することで目的を達成する。
【0011】
【作用】半導体記憶装置のアドレス・バッファ,アドレ
ス・デコーダ,メモリ部などの負荷の大きい部分にバイ
ポーラトランジスタを介在させることにより、高速度を
維持しつつ集積度を高めることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を従来例と同部品は
同符号を用いて図面に従って説明する。
【0013】図4は本発明の半導体集積回路の一実施例
であるROMの構成を示したブロック図であり、各ブロ
ックはCMOS電界効果トランジスタを主体として構成
されている。本実施例のROM12は、アドレス入力1
8を受けるMOSバッファ40、このバッファ40の駆
動能力を上げるバイポーラバッファ41、このバイポー
ラバッファ41の出力20をデコードし、1つのワード
を選択するMOSアドレスデコーダ42、このデコーダ
42のデコーダ出力22の駆動能力を上げるバイポーラ
バッファ43、このバイポーラバッファ43の出力であ
るワード信号24が入力されるMOSメモリ部44、こ
のメモリ部44の読出しデータであるビット信号群26
をセンスし、データ出力28を出力して次段を駆動する
バイポーラバッファ45から構成されている。
【0014】この様な構成のROM12の各論理ブロッ
クにつき以下詳細にその構成について述べる。
【0015】図5は図2に示した本実施例のMOSバッ
ファ40とバイポーラバッファ41の詳細回路例を示し
たものである。アドレス入力18を受ける入力段である
MOSバッファ40は、入力抵抗の高いMOSデバイスで
構成され、P型MOS電界効果トランジスタ401,4
02,403とN型MOS電界効果トランジスタ40
4,405,406とが夫々コンプリメンタリ結合され
て1組となったものが複数個設けられており、アドレス
入力18の各1ビットにつき正負一対の信号を作り出す
インバータ群を構成している。
【0016】図5において、PNPバイポーラトランジ
スタ411は、コレクタとベースとエミッタとを有し、
そのコレクタ・エミッタ電流路が第1の電源端子となる
+5V電源端子と出力端子「A0′」とに接続され、N
PNバイポーラトランジスタ413は、コレクタとベー
スとエミッタとを有し、そのコレクタ・エミッタ電流路
が出力端子「A0′」と第2の電源端子となる接地電源
端子とに接続される。PNPバイポーラトランジスタ4
11とNPNバイポーラトランジスタ413とは相補的
に動作し、出力信号線「A0′」に対して、充電及び放電
を実行する。P型MOS電界効果トランジスタ401と
N型MOS電界効果トランジスタ404とは、アドレス
入力信号18に応答し、このアドレス入力信号18の反
転信号を出力するインバータ回路を構成する。P型MO
S電界効果トランジスタ402は、アドレス入力信号1
8の反転信号に応答して、PNPバイポーラトランジス
タ411のベースの電流路を形成する。N型MOS電界
効果トランジスタ405は、アドレス入力信号18の反
転信号に応答して、NPNバイポーラトランジスタ41
3のベースの電流路を形成する。
【0017】また、PNPバイポーラトランジスタ41
2は、コレクタとベースとエミッタとを有し、そのコレ
クタ・エミッタ電流路が第1の電源端子となる+5V電
源端子と出力端子「A0′」とに接続され、NPNバイ
ポーラトランジスタ414は、コレクタとベースとエミ
ッタとを有し、そのコレクタ・エミッタ電流路が出力端
子「A0′」と第2の電源端子となる接地電源端子とに
接続される。PNPバイポーラトランジスタ412とN
PNバイポーラトランジスタ414とは相補的に動作
し、出力信号線「A0′」に対して、充電及び放電を実
行する。P型MOS電界効果トランジスタ403は、アド
レス入力信号18に応答して、PNPバイポーラトラン
ジスタ412のベースの電流路を形成する。N型MOS
電界効果トランジスタ406は、アドレス入力信号18
に応答して、NPNバイポーラトランジスタ414のベ
ースの電流路を形成する。
【0018】このMOSバッファ40の出力は、PNP
トランジスタとNPNトランジスタとがコンプリメンタ
リ接続されている1組のトランジスタが複数個設けられ
ているバイポーラバッファ41に入力されている。この
バイポーラバッファ41は論理ブロック(MOSバッフ
ァ40)と他の論理ブロック(MOSアドレスデコーダ
42)との間に挿介された結合回路であり、MOSバッ
ファ40の出力を電流増幅して次段のMOSアドレスデ
コーダ42を強力に駆動する機能を有している。従って
次段のMOSアドレスデコーダ42の集積度が高くと
も、MOSバッファ40からの信号はバイポーラバッフ
ァ41を介することによりMOSアドレスデコーダ42
に高速で伝達される効果がある。尚、図中PはPチャン
ネルMOS電界効果トランジスタを示しNはNチャンネ
ルMOS電界効果トランジスタを示し、PNPはPNP
型バイポーラトランジスタを示し、NPNはNPN型バ
イポーラトランジスタを示している。
【0019】図6はMOSアドレスデコーダ42の詳細
回路例を示した回路図である。バイポーラバッファ41
の出力信号20に対応して、1つのワードを選択する
為、MOS電界効果トランジスタがAND接続されて構
成されたデコーダであり、図中PチャンネルのP−MO
S電界効果トランジスタ群とNチャンネルのN−MOS電界
効果トランジスタとからなり、MOSバッファ40の場
合と同様次段のバイポーラバッファ43との円滑な接続
を行う為、複数のCMOS電界効果トランジスタ421
が付加されている。MOSアドレスデコーダ42の出力
はCMOS電界効果トランジスタ421を介してバイポ
ーラトランジスタ43に入力されている。このバイポー
ラバッファ43はバイポーラバッファ41と同様に、一
対のPNPトランジスタ431とNPNトランジスタ4
32とがコンプリメンタリ接続されたものが複数個集ま
って構成されている。
【0020】図6において、CMOS電界効果トランジ
スタ421とバイポーラバッファ43とがドライバー回
路を構成する。
【0021】PNPバイポーラトランジスタ431は、
コレクタとベースとエミッタとを有し、そのコレクタ・
エミッタ電流路が第1の電源端子となる+5V電源端子
と出力端子22とに接続され、NPNバイポーラトラン
ジスタ432は、コレクタとベースとエミッタとを有
し、そのコレクタ・エミッタ電流路が出力端子22と第
2の電源端子となる接地電源端子とに接続される。PN
Pバイポーラトランジスタ431とNPNバイポーラト
ランジスタ432とは相補的に動作し、出力信号線22
に対して、充電及び放電を実行する。P型MOS電界効
果トランジスタ4211は、MOSアドレスデコーダ4
2の出力信号に応答して、PNPバイポーラトランジス
タ431のベースの電流路を形成する。N型MOS電界
効果トランジスタ4212は、MOSアドレスデコーダ
42の出力信号に応答して、NPNバイポーラトランジ
スタ432のベースの電流路を形成する。
【0022】このバイポーラバッファ43は、1つの論
理ブロック(MOSアドレスデコーダ42)と他の論理
ブロック(メモリ部44)との間に挿介された結合回路
であり、高集積されたメモリ部44を強力に駆動し、M
OSアドレスデコーダ42とメモリ部44との間の信号
伝達遅延を防止する効果がある。
【0023】図7はMOSメモリ部44の詳細回路例を
示した回路図であるが、MOS電界効果トランジスタが
OR接続されている以外は、前述したMOSアドレスデ
コーダ42と同様の構成を有しており、OR回路がメモ
リパターンを対応して配置されている。
【0024】図7において、PNPバイポーラトランジ
スタ451は、コレクタとベースとエミッタとを有し、
そのコレクタ・エミッタ電流路が第1の電源端子と出力
端子28とに接続され、NPNバイポーラトランジスタ
452は、コレクタとベースとエミッタとを有し、その
コレクタ・エミッタ電流路が出力端子28と第2の電源
端子となる接地電源端子とに接続される。PNPバイポ
ーラトランジスタ451とNPNバイポーラトランジスタ
452とは相補的に動作し、出力信号線28に対して、
充電及び放電を実行する。MOS電界効果トランジスタ
221は、メモリセルの出力信号に応答して、PNPバ
イポーラトランジスタ451のベースの電流路を形成す
る。MOS電界効果トランジスタ422は、メモリセル
の出力信号に応答して、NPNバイポーラトランジスタ
452のベースの電流路を形成する。
【0025】このMOSメモリ部44の出力は、N型と
P型のバイポーラトランジスタで構成されているバイポ
ーラバッファ45を介して出力される為、駆動力の高い
データ出力28を得ることが出来る。この場合のバイポ
ーラバッファ45は、図1に示した様なマイクロコンピ
ュータの論理ブロックの1つであるプロセッサー14と
の結合回路となり、マイクロコンピュータの内部バス1
7を強力に駆動する働きがあり、ここでの信号伝達遅延
を防止している。
【0026】以上説明した如くROM12を構成する各
論理ブロックは、1個のMOS電界効果トランジスタを
マトリックス状に配置した例であったが、図8に示すマ
イクロコンピュータの構成要素であるRAM13のメモ
リ部にみられる様に、複数個のMOS電界効果トランジ
スタを接続したものがマトリックス状に配置される例が
ある。この様なものに於いても、高集積化されると容量
性の負荷が増大する為、バイポーラトランジスタで構成
されているバイポーラバッファによって駆動することに
より信号伝達遅延の増加を防ぐ必要がある。
【0027】図9は本発明の半導体集積回路の他の実施
例であるマイクロコンピュータを構成するプロセッサの
演算回路図であり、これも前述したROM12とは違う
構成を有している。即ち、演算回路90は、加算回路9
1,シフタ92,演算レジスタ93,入力レジスタ9
4,出力レジスタ95等のそれぞれ異なる要素がマトリ
ックス状に配置され、且つバス96に連結されて構成さ
れている。これらの要素は、データ処理ビット方向に1
ビット分の機能が繰り返えされているものが多い。特
に、処理すべきデータ長は年々長くなる方向にあり、負
荷が増大している。このため、バイポーラバッファ10
0により上記要素の制御信号を強力に駆動することが高
速化のため重要となる。また、出力レジスタ95はバイ
ポーラバッファ97によってマイクロコンピュータの図
示されない内部バス17に接続され、前述したROM1
2のバイポーラバッファ45と同様に、前記内部バス1
7を強力に駆動する。
【0028】演算回路90には、マイクロプログラム制
御のマイクロコンピュータに於けるプロセッサに設けら
れているROM12と同じ構成のマイクロプログラムメ
モリ99の出力が、マイクロ命令デコーダ98を通し、
更にバイポーラバッファ100によって駆動力を増して、
各部に入力されている。即ち、マイクロプログラムメモ
リ99の出力であるマイクロ命令は、マイクロ命令デコ
ーダ98によってデコードされ、演算回路90を制御す
る。このマイクロ命令デコーダ98の回路構成は、図示
されていないが論理ブロックがランダム配置されたもの
から成っている。このランダム配置されている図示され
ない論理ブロックも、バイポーラバッファ100を介す
ることにより負荷の重い演算回路90の各部を高速に制
御することが出来る。
【0029】ところで、演算回路90の各部を構成して
いるシフタ92,演算レジスタ93,入力レジスタ9
4,出力レジスタ95の出力部に、バイポーラトランジ
スタを配設して、出力の駆動力を増加する処置を採るこ
とも、前記した各要素によって駆動される側の集積度に
応じて行えば、ここでの信号伝達遅延の増加を防止する
ことが出来る。
【0030】上記両実施例に依れば、例えば、マイクロ
コンピュータを構成するプロセッサ或いはROM等の集
積度の高い要素間、或いは、これ等要素内の、例えばR
OMを構成するMOSアドレスデコーダ、MOSメモリ
部等の集積度の高いブロック間に、バイポーラトランジ
スタにより構成されているバイポーラバッファを挿介し
て、該バッファより前段の出力を電流増幅して、次段の
要素或いはブロックを強力に駆動することにより、MO
S電界効果トランジスタの集積度を高めて容量性の負荷
が増大しても、各要素間或いは各ブロック間に於いて信
号伝達遅延を起こすことを防止し、高速度を保持しつつ
半導体回路の集積度を高める効果がある。尚、上記バイ
ポーラバッファは、数ミリ角のシリコンチップ状に要素
或いはブロックと一緒に形成することが出来る。
【0031】
【発明の効果】以上記述した如く本発明に依れば、半導
体記憶装置の負荷の大きいところにバイポーラバッファ
を用いることにより、高速度を保持しつつ集積度を高め
た半導体記憶装置を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のマイクロコンピュータの一例を示す構成
図。
【図2】図1で用いられているROMの詳細例を示す構
成図。
【図3】図2で示したワード駆動バッファ23の部分回
路例を示す回路図。
【図4】本発明の半導体集積回路の一実施例であるRO
Mの構成図。
【図5】図4に示したMOSバッファとバイポーラバッ
ファの詳細例を示した回路図。
【図6】図4に示したMOSアドレスデコーダとバイポ
ーラバッファの詳細を示した回路図。
【図7】図4のMOSメモリ部とバイポーラバッファの
詳細例を示す回路図。
【図8】マイクロコンピュータを構成するRAMのメモ
リ部の詳細例を示す回路図。
【図9】本発明の半導体集積回路の他の実施例であるマ
イクロコンピュータを構成するプロセッサの構成図。
【符号の説明】
12…ROM、13…RAM、40…MOSバッファ、
41,43,45,97,100…バイポーラバッファ、
42…MOSアドレスデコーダ、44…MOSメモリ
部、90…演算回路、91…加算回路、92…シフタ、
93…演算レジスタ、94…入力レジスタ、95…出力
レジスタ、98…マイクロ命令デコーダ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11C 11/414 11/407 17/18 H01L 27/04 D 8427−4M 27/06 27/10 461 8225−4M H03K 19/0175 6741−5L G11C 11/34 303 6741−5L 315 6741−5L 354 Z 6741−5L 17/00 306 A 9170−4M H01L 27/06 321 J 8941−5J H03K 19/00 101 A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のメモリセルと、 アドレス信号が入力されるアドレスバッファ回路と、 上記アドレスバッファ回路の出力信号が入力されるアド
    レスデコーダ回路と、 上記アドレスデコーダ回路の出力に応答して上記複数メ
    モリセルの少なくとも一つの特定のメモリセルを選択す
    るドライバー回路と、 上記複数のメモリセルに接続され、上記複数のメモリセ
    ルの内の少なくとも一つのデータを検出するセンス回路
    からなる半導体記憶装置において、 上記アドレスバッファ回路の出力部が、 コレクタとベースとエミッタとを有し、コレクタ・エミ
    ッタ電流路が第1の電源端子と出力端子とに接続される
    第1のバイポーラトランジスタと、 コレクタとベースとエミッタとを有し、コレクタ・エミ
    ッタ電流路が上記出力端子と第2の電源端子とに接続さ
    れる第2のバイポーラトランジスタと、 少なくとも一つの入力端子に印加されるアドレス信号に
    応答して、上記第1のバイポーラトランジスタのベース
    の電流路を形成する少なくとも一つの一方導電型のMO
    S電界効果トランジスタと、 上記入力端子に印加される上記アドレス信号に応答し
    て、上記第2のバイポーラトランジスタのベースの電流
    路を形成する少なくとも一つの他方導電型のMOS電界効
    果トランジスタとから構成されることを特徴とする半導
    体記憶装置。
  2. 【請求項2】複数のメモリセルと、 アドレス信号が入力されるアドレスバッファ回路と、 上記アドレスバッファ回路の出力信号が入力されるアド
    レスデコーダ回路と、 上記アドレスデコーダ回路の出力に応答して上記複数メ
    モリセルの内の少なくとも一つの特定のメモリセルを選
    択するドライバー回路と、 上記複数のメモリセルに接続され、上記複数のメモリセ
    ルの内の少なくとも一つのデータを検出するセンス回路
    からなる半導体記憶装置において、 上記ドライバー回路の出力部が、 コレクタとベースとエミッタとを有し、コレクタ・エミ
    ッタ電流路が第1の電源端子と出力端子とに接続される
    第1のバイポーラトランジスタと、 コレクタとベースとエミッタとを有し、コレクタ・エミ
    ッタ電流路が上記出力端子と第2の電源端子とに接続さ
    れる第2のバイポーラトランジスタと、 少なくとも一つの入力端子に印加される上記アドレスデ
    コーダ回路の出力信号に応答して、上記第1のバイポー
    ラトランジスタのベースの電流路を形成する少なくとも
    一つの一方導電型のMOS電界効果トランジスタと、 上記入力端子に印加される上記アドレスデコーダ回路の
    出力信号に応答して、上記第2のバイポーラトランジス
    タのベースの電流路を形成する少なくとも一つの他方導
    電型MOS電界効果トランジスタとから構成されること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】複数のメモリセルと、 アドレス信号が入力されるアドレスバッファ回路と、 上記アドレスバッファ回路の出力信号が入力されるアド
    レスデコーダ回路と、 上記アドレスデコーダ回路の出力に応答して上記複数メ
    モリセルの内の少なくとも一つの特定のメモリセルを選
    択するドライバー回路と、 上記複数のメモリセルに接続され、上記複数のメモリセ
    ルの内の少なくとも一つのデータを検出するセンス回路
    からなる半導体記憶装置において、 上記センス回路の出力部が、 コレクタとベースとエミッタとを有し、コレクタ・エミ
    ッタ電流路が第1の電源端子と出力端子とに接続される
    第1のバイポーラトランジスタと、 コレクタとベースとエミッタとを有し、コレクタ・エミ
    ッタ電流路が上記出力端子と第2の電源端子とに接続さ
    れる第2のバイポーラトランジスタと、 少なくとも一つの入力端子に印加される上記特定のデー
    タに応答して、上記第1のバイポーラトランジスタのベ
    ースの電流路を形成する少なくとも一つの一方導電型の
    MOS電界効果トランジスタと、 上記入力端子に印加される上記特定のデータに応答し
    て、上記第2のバイポーラトランジスタのベースの電流
    路を形成する少なくとも一つの他方導電型のMOS電界効
    果トランジスタとから構成されることを特徴とする半導
    体記憶装置。
  4. 【請求項4】アドレス信号が入力されるアドレスバッフ
    ァ回路と、 上記アドレスバッファ回路の出力信号に応答する複数の
    MOS電界効果トランジスタを含んで構成されるアドレ
    スデコーダ回路を含む半導体集積回路において、 上記アドレスバッファ回路は、 少なくとも一つの入力端子に印加されるアドレス信号に
    応答するMOS電界効果トランジスタで構成される論理
    回路を含む入力部と、 上記入力部の出力信号に応答して、その出力信号線に対
    して、充電あるいは放電を実行するバイポーラトランジ
    スタを含む出力部とから構成されることを特徴とする半
    導体記憶装置。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲4項において、 上記アドレスバッファ回路は、 コレクタとベースとエミッタとを有し、コレクタ・エミ
    ッタ電流路が第1の電源端子と出力端子とに接続される
    第1のバイポーラトランジスタと、 コレクタとベースとエミッタとを有し、コレクタ・エミ
    ッタ電流路が上記出力端子と第2の電源端子とに接続さ
    れる第2のバイポーラトランジスタと、 少なくとも一つの入力端子に印加されるアドレス信号に
    応答して、上記第1のバイポーラトランジスタのベース
    の電流路を形成する少なくとも一つの一方導電型のMO
    S電界効果トランジスタと、 上記入力端子に印加される上記アドレス信号に応答し
    て、上記第2のバイポーラトランジスタのベースへの電
    流路を形成する少なくとも一つの他方導電型MOS電界効
    果トランジスタとを含むことを特徴とする半導体記憶装
    置。
  6. 【請求項6】アドレス信号が入力されるアドレスバッフ
    ァ回路と、 上記アドレスバッファ回路の出力信号に応答する複数の
    MOS電界効果トランジスタを含んで構成されるアドレ
    スデコーダ回路と、 上記アドレスデコーダ回路の出力に応答するドライバー
    回路とを含む半導体記憶装置において、 上記ドライバー回路の出力部が、 コレクタとベースとエミッタとを有し、コレクタ・エミ
    ッタ電流路が第1の電源端子と出力端子とに接続される
    第1のバイポーラトランジスタと、 コレクタとベースとエミッタとを有し、コレクタ・エミ
    ッタ電流路が上記出力端子と第2の電源端子とに接続さ
    れる第2のバイポーラトランジスタと、 少なくとも一つの入力端子に印加される上記アドレスデ
    コーダ回路の出力信号に応答して上記第1のバイポーラ
    トランジスタのベースへの電流路を形成する少なくとも
    一つの一方導電型のMOS電界効果トランジスタと、 上記入力端子に印加される上記アドレスデコーダ回路の
    出力信号に応答して、上記第2のバイポーラトランジス
    タのベースへの電流路を形成する少なくとも一つの他方
    導電型MOS電界効果トランジスタとから構成されるこ
    とを特徴とする半導体記憶装置。
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