JPH068910A - 携帯用ケーブルタイ結束装置 - Google Patents

携帯用ケーブルタイ結束装置

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JPH068910A
JPH068910A JP5058165A JP5816593A JPH068910A JP H068910 A JPH068910 A JP H068910A JP 5058165 A JP5058165 A JP 5058165A JP 5816593 A JP5816593 A JP 5816593A JP H068910 A JPH068910 A JP H068910A
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cable tie
tie
carriage
head
cable
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ブレット・ダブリュー・ジョンソン
Robert F Levin
ロバート・エフ・レヴィン
Steven S Timian
スティーヴン・エス・ティミアン
Mark B Richardson
マーク・ビー・リチャードソン
David W West
デーヴィッド・ダブリュー・ウエスト
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B13/00Bundling articles
    • B65B13/02Applying and securing binding material around articles or groups of articles, e.g. using strings, wires, strips, bands or tapes
    • B65B13/025Hand-held tools
    • B65B13/027Hand-held tools for applying straps having preformed connecting means, e.g. cable ties

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量化され製造が容易でしかも信頼性を有す
る、携帯可能な、ケーブルタイの自動結束装置を提供す
る。 【構成】 ケーブルタイ収容機構(74)が、帯状ケー
ブルタイ(52)を受けて位置決めし、帯状ケーブルタ
イから先頭部を切断し、切断したケーブルタイを送出可
能に位置決めする。ケーブルタイ搬送機構(75)が、
切断したケーブルタイをケーブルタイ収容機構から搬送
する。位置決め挿入排出機構機構(76)が、ケーブル
タイ搬送機構からケーブルタイを受け取り、ワイヤ束
(57)の周囲に位置決めし、ケーブルタイの頭部を介
してケーブルタイのひも部を挿入し、頭部を装置から排
出する。張力切断機構(77)が、ケーブルタイに張力
を加え、ケーブルタイの余分なひも部を切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のワイヤや複数体
のコードの周囲にケーブルタイを巻く自動ケーブルタイ
装置に関し、特に、帯状に連結されたケーブルタイを装
てんすると共に、その帯状のケーブルタイから先頭のケ
ーブルタイを順次切り離してこのケーブルタイを結束装
置内に送る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】種々の形式の帯状ケーブルタイを一本づ
つ結束できるように装てんする装置が、従来より、種々
の技術をもって提供されている。本願の譲受人と同じ譲
受人に譲渡された米国特許第4,498,506に開示
されている装置では、手持式の結束装置とは別体で、帯
状のケーブルタイからケーブルタイを一本づつ切り離す
ディスペンサと、各ケーブルタイを結束装置へ空気圧を
利用して圧送する搬送チューブを用いている。かかる結
束装置は、先ず、束ねられた複数体のコード等の外周に
各ケーブルタイを位置決めし、次いで、各ケーブルタイ
に所定の張力を加えた後、コードの外周に装着したケー
ブルタイのストラップ部の一端を切断する。
【0003】ところが、搬送チューブを通して高速でケ
ーブルタイを圧送すると、ケーブルタイのロック機構が
破損するおそれがある。米国特許4,498,506
は、ケーブルタイを効率的に制動する制動機構を開示し
ているが、かかる制動機構は小さなケーブルタイを制動
するためのものであった。大きなケーブルタイはより大
きな質量を有していることから、かかる大きなケーブル
タイの制動機構を破損する衝撃を最小限にするように、
より効率的な制動装置が要求される。加えて、ケーブル
タイを位置決めする観点からみると、従来の手持式の結
束装置における張力機構と切断機構とを改良すること
で、より信頼性があり、より好ましい装置が希求されて
いる。
【0004】また、他のケーブルタイ結束装置は、手持
式の結束装置内に保持された種々の形式の帯状のケーブ
ルタイから、各ケーブルタイを分離する分離機構を提供
している。このように、帯状のケーブルタイは、分離し
易い長さを有する部分を有しており、この部分が前記手
持式の結束装置に位置決めされ、この結束装置によっ
て、各ケーブルタイが順次分離され圧送された後、複数
のワイヤ等の周囲に結束される。米国特許第4,35
9,070、第4,640,319及び4,640,3
20を参照されたい。
【0005】ケーブルタイを分離する分離機構を手持式
の結束装置内に配置することによって、携帯可能な装置
を提供することができる。しかしながら、分離機構を配
置することによって、製造が複雑化し、装置が大型化し
てその重量が増加することとなる。このように、従来の
技術においては、携帯可能な装置を、軽量化し製造を容
易にししかも信頼性をもたせることができるように、そ
の改良を行う余地が存在していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の有する問題点に鑑みなされたものであり、軽量化
され製造が容易でしかも信頼性を有する、携帯可能な、
ケーブルタイの自動結束装置を提供することを目的とす
る。
【0007】また、本発明は、ケーブルタイを装置内に
位置決めし、このケーブルタイに張力を加えて被結束物
の周囲に装着し、ケーブルタイの余分なストラップを切
断し、装置からケーブルタイを除去するように改良され
た機構を備えたケーブルタイの自動結束装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明の携帯用ケーブ
ルタイ結束装置は、ひも部とひも部ロック用頭部とを備
えるケーブルタイが連続的に連結された帯状のケーブル
タイからケーブルタイを1本づつ取り出して被結束物の
周りに巻き付けて束ねるものであって、被結束物の周囲
に前記ケーブルタイを位置決めする、上側あご部と下側
あご部と、前記ケーブルタイのロック用頭部から前記ひ
も部を引き出して、被結束物の周囲にケーブルタイを締
め付ける張力付与手段と、前記帯状のケーブルタイを位
置決めする共に、該帯状のケーブルタイから先頭のケー
ブルタイを分離し、さらに、前記上側あご部と下側あご
部に進めることができるように、分離された前記ケーブ
ルタイを位置決めする、ケーブルタイ収容手段と、分離
された前記ケーブルタイを送出して、前記上側あご部と
下側あご部内に該ケーブルタイを位置決めするケーブル
タイ搬送機構とを備え、前記ケーブルタイ搬送機構は、
キャリジと、後方位置と前方位置との間で往復運動でき
るように前記ケーブルタイ結束装置に前記キャリジを取
り付けるためのキャリジ取付け手段と、前記ケーブルタ
イ収容手段から前記上側あご部と下側あご部に向けて、
分離された前記ケーブルタイを押し出す、前記キャリジ
に支持されたケーブルタイ押出手段とを備えている。
【0009】前記上側あご部は、前記携帯用ケーブルタ
イ結束装置に枢動可能に取り付けられており、また、前
記上側あご部は、該上側あご部を前記下側あご部内で上
方に枢動させるリンク装置手段に連結されており、前記
上側あご部の上方への枢動によって、前記上側及び下側
あご部内に位置決めされたケーブルタイのひも部が、ケ
ーブルタイの前記ロック用頭部を挿通し、前記張力付与
手段に係合できるようになっており、前記キャリジは、
前記リンク装置手段に係合可能に配置された挿入カム手
段を備えており、前記キャリジが前記前方位置に移動し
たとき、該挿入カム手段による前記リンク装置手段の作
動によって、前記上側あご部が枢動して、前記ケーブル
タイが挿入されるようになっており、前記キャリジの移
動によって、前記ケーブルタイが前記携帯用ケーブルタ
イ結束装置内で定期的送出されると共に、前記ケーブル
タイが前記ケーブルタイの前記ロック用頭部に定期的挿
入される。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例である携帯用ケーブルタイ
結束装置が、添付図面の参照符号50によって、全体が
示されている。
【0011】携帯用ケーブルタイ結束装置50は、帯状
の形で供給されたケーブルタイを結束するためのもので
ある。この帯状のケーブルタイは、本願の譲受人である
パンディット株式会社(Panduit Corp.)
によって、「連続的にモールドされたリール供給用ケー
ブルタイ(Continuously Molded,
Reel−fed Cable Ties),PLT
IM−XMR」という商品名で売られている。この帯状
のケーブルタイは、米国特許No.4,498,506
に開示されており、参照することによってこの米国特許
はここに組み入れられている。図7及び図8に見られる
ように、一体に形成された帯体51としての帯状ケーブ
ルタイ52は、平行に配置された複数のケーブルタイを
有している。この複数のケーブルタイは、その頭部部分
でストリップ部53に連結されている。各ケーブルタイ
のひも部54は、ストリップ部53の長手方向に対して
直行している。帯体51の長手方向に沿って伸びている
ストリップ部53は、ストリップ部53の両平面に整合
して形成されたガイド55を備えている。ストリップ部
53は、帯体51を正確に側部に位置決めできるよう
に、一直線状の経路56を形成している。携帯用ケーブ
ルタイ結束装置50は、ワイヤ57の周囲にケーブルタ
イ52を結束させ、図21−図23に見られるようにワ
イヤ束を形成する。
【0012】図1に見られるように、携帯用ケーブルタ
イ結束装置50は、電気モータ61(図4)を含んでい
るハンドル60と、装置50のオペレータによって携帯
され電力コード63を介して装置50に電力を供給する
携帯用バッテリーパック62と、装置50の作動機構を
収容する装置ハウジング64と、帯状のケーブルタイを
ガイドするU字形のガイド65と、タイ排出開口67か
ら装置50の外側へ排出される切断されたひもを回収す
る、透明なプラスチックで形成されているひも回収機6
6と、上側あご部68と、下側あご部69と、ワイヤ束
(図示せず)の周囲に位置決めさせるために下側あご部
69を開く下側あご部操作用引き金70と、装置50に
よってケーブルタイ52を結束できるように装置制御用
電気回路を作動させる電気スイッチ72とを備えてい
る。
【0013】携帯用ケーブルタイ結束装置50は、ケー
ブルタイ収容機構74と(第3図)、ケーブルタイ搬送
機構75(第6図)と、ケーブルタイを位置決めし挿入
し排出する位置決め挿入排出機構76(第16図)と、
ケーブルタイに張力を加え切断する張力切断機構77
(第21図)とを備えている。ケーブルタイ収容機構7
4は、帯状のケーブルタイを受け取り、この帯状のケー
ブルタイを位置決めし、この帯状のケーブルタイから先
頭のケーブルタイを切断した後、この切断したケーブル
タイを送り出すことができるように位置決めを行うため
の機構である。ケーブルタイ搬送機構75は、その切断
したケーブルタイをケーブルタイ収容機構74から搬送
するための機構である。位置決め挿入排出機構機構76
は、ケーブルタイ搬送機構75からケーブルタイを受け
取り、そのケーブルタイをワイヤ束の周囲に位置決め
し、ケーブルタイのロック用頭部を介してケーブルタイ
のひも部を挿入し、ケーブルタイの頭部を装置50から
排出するための機構である。張力切断機構77は、ケー
ブルタイに所定のレベルの張力を与え、ケーブルタイの
うち余分なひも部を切断するための機構である。
【0014】携帯用ケーブルタイ結束装置50の機構
は、該装置のハンドル60に設けられた1個の電気モー
タによって、駆動されている。これによって、装置50
は、重量やコストの低減が図られ、しかも信頼性の向上
が図られている。図2と図4に示されているように、電
気モータ61は、ベベルギア80、81を駆動してお
り、ベベルギア80、81は、シャフト82と第1の駆
動スプロケット83を駆動している。駆動チェーン84
が、第1の駆動スプロケット83によって駆動されてお
り、シャフト87の第1の端部に取り付けられた第2の
駆動スプロケット88によって、シャフト87が連続的
に駆動されている。シャフト87は、装置50内に配置
されたテンション機構駆動ギア89(図14)と、シャ
フト87の反対側端部に設けられたキャリジ駆動ギア9
0とを備えている(図3)。キャリジ駆動ギア90は、
キャリジ駆動ピニオン92を連続的に駆動している。
【0015】図3、5及び9に示されているように、ケ
ーブルタイ収容機構74は、回転可能に取り付けられた
ケーブルタイ収容ドラム93を備えている。ケーブルタ
イ収容ドラム93は、ケーブルタイを収容する、長手方
向に伸びた複数の溝94を備えている。また、ケーブル
タイ収容機構74は、ケーブルタイのひも部を位置決め
するガイド組立体95を備えている。このガイド組立体
95は、ケーブルタイ収容ドラム93の後方に隣接して
配置されている。さらに、ケーブルタイ収容機構74
は、ラチェット組立体96を備えている。このラチェッ
ト組立体96は、カム式であり、ドラム93を溝一つ分
だけ漸次的に回転させて、溝94に配置される各ケーブ
ルタイを搬送できるように順々に位置決めしている。ド
ラム93に隣接して配置されたカバー97は、溝94の
上側4分の1を覆っており、これによってケーブルタイ
52が、溝94の中に保持されるようになっている。
【0016】ガイド組立体95は、上部ガイドブロック
98と、下部ガイドブロック99と、ナイフブレード1
00を備えている。上部ガイドブロック98と下部ガイ
ドブロック99によって、帯体51のストリップ部53
が正確に位置決めされている。ナイフブレード100
は、ドラム93が回転したとき、帯状のケーブルタイの
ストリップ部53から先頭のケーブルタイを切断できる
ように配置されている。上述した米国特許第4,49
8,506を参照されたい。この米国特許には、帯状の
ケーブルタイから1本づつケーブルタイを切断する同様
の機構を用いたデイスペンサが開示されている。
【0017】ラチェット組立体96は、周知技術で構成
されている。すなわち、次のケーブルタイを装置50に
搬送できる位置に、各溝94を順々に位置決めするのに
必要な回転ぶんだけ、ケーブルタイ収容ドラム93を漸
次的に回転させている。一般的に、ラチェット組立体9
6は、ラチェットカムローラ102を備えており、この
ラチェットカムローラ102は、ねじ104によってラ
チェットアーム103に回転可能に取り付けられてい
る。また、ラチェットカムローラ102は、キャリジ1
06のラチェットカム面105に係合できるように配置
されている。
【0018】ラチェットアーム103は、爪108を備
えている。爪108は、歯109に係合できるように配
置されている。歯109は、ケーブルタイ収容ドラム9
3に連結されたラチェットシャフト110に形成されて
いる。その結果、ラチェットカムローラ102がラチェ
ットカム面105に係合したとき、ラチェットアーム1
03が、図2に見られるように、時計方向に下方へ回転
する。これによって、ラチェットアーム103は、ケー
ブルタイ収容ドラム93に連結されたラチェットシャフ
ト110の歯109に係合し、ケーブルタイ収容ドラム
93は漸次的に回転する。ケーブルタイ収容ドラム93
とラチェット組立体96とは、当該技術分野でよく知ら
れている種々のブッシュやスペーサやシャフトによっ
て、前方取付けプレート111と後方取付けプレート1
12との間に、回転可能に取り付けられている。
【0019】図5、図6及び図10−図13でよく示さ
れているように、ケーブルタイ搬送機構75は、キャリ
ジ106と、キャリジ駆動組立体116と、ケーブルタ
イ押出組立体117とを備えている。キャリジ106
は、キャリジブッシュ114によって、キャリジガイド
シャフト113に摺動可能に取付けられている。キャリ
ジ106は、ラチェット組立体96を作動させるための
ラチェットカム面105(図4)と、ケーブルタイのひ
も部をケーブルタイの頭部内に挿入させるための挿入カ
ム面118(図18と図20)とを備えている。キャリ
ジ106は、断面X字形状のキャリジガイドシャフト1
13に沿って、往復運動できるように取り付けられてい
る(図6)。
【0020】キャリジ駆動組立体116は、間隔をおい
て設けられた第1のチェーンキャリジスプロケット11
9と、第2のチェーンキャリジスプロケット120とを
備えている。これらのチェーンキャリジスプロケット1
19、120は、チェーンスプロケットキャリヤ122
に支持されている。チェーンスプロケットキャリヤ12
2は、スプロケット119、120と共にキャリジチェ
ーン123を回転可能に支持している。キャリジチェー
ン123は、キャリジチェーンリンク124を備えてい
る。キャリジチェーンリンク124は、チェーン123
をピン125に連結している。ピン125は、チェーン
123から内側内で間隔をあけて配置されており、これ
によって、キャリジ106が、ガイドシャフト113に
沿って並進方向に移動できるように、チェーン123に
固定されている。一方、ピン125は、キャリジ106
に対して自由に回転できるようになっている。チェーン
リンク124は、ピン125を支持するキャリジ106
を、第1のチェーンキャリジスプロケット119の軸線
と第2のチェーンキャリジスプロケット120の軸線と
を連結する線に沿って、チェーン123の上側伸長部と
下側伸長部の間の中央部に位置決めしている。その結
果、チェーン123とキャリジチェーンリンク124と
が連続的に1つの方向に回転して、キャリジ106がガ
イドシャフト113に沿って両方向に向けて、往復運動
することとなる。このように、可逆回転できない電気モ
ータを使用することによって、装置50の軽量化と、構
造の簡単さと、コストの低減化とを図ることができる。
第1のスプロケット119は、キャリジ駆動ピニオン9
2によって駆動される。キャリジ駆動ピニオン92は、
キャリジ駆動ギア90によって駆動される。第2のキャ
リジチェーンスプロケット120は、シャフト128に
回転可能に取り付けられている。
【0021】ケーブルタイ押出組立体117は、細長い
タイ押出部材129を備えている。このタイ押出部材1
29は、間隔をあけて設けた複数のピン取付けフランジ
132を支持する取付けブラケット130を備えている
(図18及び図20)。タイ押出部材129の取付けブ
ラケット130は、キャリジ106に形成された関連の
ブラケットの複数のピン取付けフランジ133内にはめ
込まれている。その結果、フランジ132、133との
間にばね134を組立て、これらフランジとばね134
を通してピン135を挿入することによって、タイ押出
部材129がキャリジ106に対して弾性可能に取り付
けられている。また、これによって、タイ押出部材12
9は、キャリジ106の内側方向に、弾性的に圧縮でき
るようになっている。
【0022】タイ押出部材129は、図10−図13に
示されているように、ケーブルタイ収容ドラム93の頂
部溝に整合されるように配置されている。その結果、キ
ャリジ106を往復運動させると、ケーブルタイの先頭
部が、ケーブルタイ収容ドラム93からケーブルタイ位
置決め挿入排出機構76に搬送される。
【0023】図15、図16に示されているように、ケ
ーブルタイ位置決め挿入排出機構76は、上側あご部6
8と、下側あご部69と、ケーブルタイヘッドリテーナ
排出装置136とを備えている。上側あご部68と下側
あご部69とは、整合した内部周辺溝137を備えてい
る。この内部周辺溝137は、ケーブルタイ押出組立体
117から最初に前に出たケーブルタイのひも部54を
受け入れ、このひも部54を、束に縛り付けるワイヤの
周囲に案内する。ヘッドストップ139は、ケーブルタ
イ52の送出されるラインに位置決めされており、これ
によって、ケーブルタイ52のひも部を通過させ、ケー
ブルタイ52の頭部の前方への移動を防止している。下
側あご部69は、装置50に枢動可能に取り付けられて
おり、一連のリンク138を介して(図2)、ハンドル
60内に配置されたケーブル(図示せず)によって、引
き金70に連結されている。この結果、引き金70を作
動させると、下側あご部69が開き、これによって、上
側あご部68と下側あご部69とがワイヤの周囲に配置
される。図15によく示してあるように、上側あご部6
8は、装置50のフレームに枢動可能に取り付けられて
おり、またリンク141を介して、あごアイドラリンク
140に枢動可能に連結されている。あごアイドラリン
ク140は、ピン142に枢動可能に取り付けられてい
る。その結果、丸められたカムエッジ143が反時計方
向に回転すると、リンク141が伸び、上側あご部68
が反時計方向に枢動する。この上側あご部の下側あご部
69内の枢動によって、あご部68、69に位置決めさ
れたケーブルタイのひも部が、ケーブルタイの頭部部を
貫き通り、頭部を通ったひも部が、ケーブルタイ張力切
断機構77によって引き込まれる。
【0024】ケーブルタイヘッドリテーナ排出装置13
6は、枢動可能に取り付けられたリテーナ部材144で
あり、このリテーナ部材144の自由端には、ケーブル
タイの末端を位置決めする溝145が形成されている。
リテーナ部材144は、ばね146によって、上方に弾
性的に付勢されている。リテーナ部材144は、装置5
0内に配置されており、ケーブルタイ搬送機構75によ
って送出されるケーブルタイの通路に隣接し、しかもこ
の通路に整合した上部面を提供している。その結果、リ
テーナ部材144は、ケーブルタイの頭部に弾性的に係
合し、これによって、ケーブルタイの頭部を上部タイガ
イド148に押圧して捕そくする。リテーナ部材144
は、ケーブルタイの末端を位置決めする溝145を下側
あご部69の溝137に整合させるように取り付けられ
ている。これによって、ケーブルタイの先端が、リテー
ナ部材144によって保持されているケーブルタイの頭
部に向けられることとなる。図15に示されているよう
に、リテーナ部材144は、ヘッドリテーナガイド15
0と、左右グリップ組立体リンク装置151とに、枢動
可能に連結されている。ヘッドリテーナガイド150
は、左右グリップ組立体側部プレート153に形成され
た対向スロット152に、摺動可能に取り付けられてお
り、これによって、ヘッドリテーナガイド150が前後
方に並進運動可能となり、リテーナ部材144が左右グ
リップ組立体リンク装置151に連動するようになって
いる。
【0025】図15、図21、図22及び図23に示さ
れているように、ケーブルタイ張力切断機構77は、グ
リップ組立体154と、張力調整組立体160と、ひも
部切断ブレード168とを備えている。グリップ組立体
154は、グリップ組立体リンク装置151を左右に備
えている。左右のグリップ組立体リンク装置151は、
前方アーム155と、下方へ突出する後方アーム156
とを備えている。グリップ組立体リンク装置151は、
互いにかみ合っているグリップギア158と中間ギア1
59とをこのリンク装置151の左右の間で回転可能に
保持している。張力調整組立体160は、ヨークロッド
161を備えている。ヨークロッド161は、張力調整
ノブ162に固定され、ねじ付きヨーク163に収容さ
れており、ばね164によってねじ付きヨーク163か
ら離れる方向へ付勢されている。ねじ付きヨーク163
は、もどり止めカム165に連結されている。もどり止
めカム165は、ピン166によって左右のグリップ組
立体側部プレート153に枢動可能に取り付けられてい
る。ひも部切断ブレード168は、左右グリップ組立体
側部プレート153のスロット169に、摺動可能に取
り付けられている(図14)。ひも部切断ブレード16
8は、ピン170によって後方アーム156に連動可能
に連結されている。
【0026】左右グリップ組立体リンク装置151は、
左右グリップ組立体側部プレート153の外側に配置さ
れており、中間ギア159の軸171によって、この側
部プレート153に枢動可能に取り付けられている。開
口部が側部プレート153に設けられており、これによ
って、グリップ組立体154が側部プレート153に対
して枢動できるようになっている。図15−図17、図
19及び図21−23は、装置50の機構を示すため
に、小室用側部プレートを取り外した状態で表されてい
る。もどり止めカムフロワ173は、前方アーム155
の末端の間で、この末端に回転可能に取り付けられてい
る。また、もどり止めカムフロワ173は、もどり止め
カム165のもどり止め174に係合可能に配置されて
いる。
【0027】グリップバックストップ175がグリップ
ギア158に隣接して配置されている。グリップバック
ストップ175は、ピン176によって枢動可能に取り
付けられている。弾力性のあるウレタンスペーサ178
によって、グリップバックストップ175の下端部の前
方方向への枢動運動が制限されている。グリップバック
ストップ175の下端側自由端は、ひも部切断ブレード
168に設けられたひも部収容スロット179に整合し
ている。その結果、この収容スロット179を通して挿
入されたケーブルタイの先端部は、バックストップ17
5によって案内され、グリップギア158に係合する。
ひも部ガイドプレート180は、グリップバックストッ
プ175に隣接して且つグリップバックストップ175
から間隔をあけて配置されている。ひも部ガイドプレー
ト180は、グリップバックストップ175と共に、切
断されたひも部を、タイ排出開口67を介して外側へ導
いている。
【0028】電気モータ61は、駆動チェーン84を介
してシャフト87に直接に駆動力を供給して、装置50
の全ての作動機構を駆動している。シャフト87に供給
された駆動力は、ケーブルタイ搬送機構75を駆動し、
チェーン駆動組立体116によってキャリジ106が往
復運動する。これによって、グリップ組立体154が直
接駆動され、テンション機構駆動ギア89によって各ケ
ーブルタイに張力が与えられる。これによって、間接的
にケーブルタイ収容ドラム93に駆動力が供給される。
すなわち、キャリジ106の往復運動によるラチェット
組立体96のカム作動によって、ケーブルタイ収容ドラ
ム93が回転する。キャリジ106の往復運動によるあ
ごアイドラリンク140のカム作動によって、上側あご
部68が間接的に稼働される。また、グリップ組立体1
54の枢動作用によって、ひも部切断ブレード168と
リテーナ部材144が間接的に駆動される。
【0029】装置50は下記のように作動する。図1に
示されているように、帯状のケーブルタイ51がU字形
のガイド65の溝に挿入される。この溝は、帯状のケー
ブルタイ51を、ケーブルタイのひも部材を位置決めし
ガイドするガイド組立体95と、ケーブルタイ収容ドラ
ム93内に案内する。これは、図3にもっともよく示さ
れている。ガイド65を使用することが好ましいが、こ
のガイドを使用せずに、帯状のケーブルタイのひも部を
ガイド組立体95とドラム93に単に挿入することによ
っても成し遂げることができる。
【0030】帯状のケーブルタイ51の先頭部は、溝9
4に位置決めされ、ナイフブレード100を横切って送
出される。そして、ケーブルタイ収容ドラム93の頂部
位置において、ストリップ部53から所定部分にかけ
て、帯状のケーブルタイ51の先頭部がナイフブレード
100によって切断される。この位置では、帯状のケー
ブルタイ51の先頭部は、サイクリング装置50によっ
てタイ押出部材129に整合している。図9−図13を
参照のこと。
【0031】次に、下側あご部材操作用引き金70の操
作によって、下側あご部69が開口し、被結束物の周囲
に配置される。
【0032】次に、電気スイッチ72が押され、装置5
0の制御回路(図示せず)が作動して、ケーブルタイを
結束すべき全てのサイクルが開始する。
【0033】各サイクルの始めに、キャリジ106は、
図13で示されるように、十分に引き込まれた位置に位
置決めされる。このとき、図6に最もよく示されている
キャリジチェーンリンク124は、第2のチェーンキャ
リジスプロケット120のうち最も外側の縁部に隣接し
た位置に、位置決めされる。図13に示されるように、
この位置において、タイ押出部材129は、ケーブルタ
イ収容ドラム93の頂部溝94と整合するが、かかる溝
94から引いた位置に位置決めされる。このサイクルの
開始によって、電気モータ61が作動し、このサイクル
を通じて連続的に動力が供給される。
【0034】このように、電気モータ61によって、キ
ャリジ106がキャリジガイドシャフト113に沿って
進められる。これによって、タイ押出部材129が、ケ
ーブルタイ収容ドラム93の頂部溝94に装てんされた
ケーブルタイを前方へ、すなわちケーブルタイ位置決め
挿入排出機構76に押し進める。タイ押出部材129に
よって、ケーブルタイ52のひも部が、上側及び下側あ
ご部68、69の整合された溝137に押し進められ
る。そして、図16に示されているように、溝137
は、束ねるべきワイヤ57の周囲にひも部を案内する。
【0035】図17に示されているように、ケーブルタ
イ52は、その頭部がヘッドストップ139に当接する
まで押し進められる。ヘッドストップ139は、ひも部
がケーブルタイ52の頭部に挿入されるように、この頭
部を正確に位置決めする。リテーナ部材144は、ケー
ブルタイ52の頭部を、上側タイガイド148に押圧す
るように上方へ弾性的に付勢しており、これによって、
ケーブルタイ52の頭部が所定位置に固定される。図1
5に示されるているように、リテーナ部材144は、そ
の末端に溝145を備えており、この溝145は、下側
あご部69の溝137とケーブルタイ52の穴とに整合
している。ケーブルタイ52の先頭部は、ケーブルタイ
52の穴によってケーブルタイ52の頭部内へ案内され
る。
【0036】図18に示されるように、キャリジ106
がさらに進められたとき、キャリジ106の挿入カム面
118(図20)はあごアイドラリンク140に係合
し、あごアイドラリンク140とこのあごアイドラリン
ク140に連結されたリンク141が枢動して、上側あ
ご部68が上方へ枢動する。これによって、ケーブルタ
イ52のひも部が、その頭部と切断ブレード168のス
ロット179を通って押し進められ、ケーブルタイ張力
切断機構77のグリップギア158に係合する。図17
−図20に示されているように、タイ押出部材129は
キャリジ106に弾性力をもって取り付けられており、
この結果、ケーブルタイ52の頭部がヘッドストップ1
39に当接した後(図17及び図18)、キャリジ10
6が連続的に前方へ移動することによって、押出部材1
29がばね134を弾性圧縮する。このようにして、ケ
ーブルタイ52に加えられる力が制限され、押出部材1
29用に採用されている、から動きが効果的に行われ
る。
【0037】図21−図23に最もよく示されているよ
うに、グリップギア158に係合しながら案内されてい
るケーブルタイ52の先端は、グリップギア158によ
ってグリップバックストップ175に沿って押し進めら
れている。グリップギア158は、時計方向に連続的に
回転しており、これによってケーブルタイのひも部に張
力が加えられ、そのひも部がワイヤ57の周囲に締め付
けられる。バックストップ175は、ピン176によっ
て枢動可能に取り付けられており、その下端が弾性的に
支持され、弾力性のあるウレタンスペーサ178によっ
て時計方向の移動が制限されている。これによって、ケ
ーブルタイのひも部の厚さとグリップ組立体154との
間の公差の変化にほとんど影響を受けない張力組立体が
提供される。
【0038】張力調整組立体160は、予め調整された
力をもどり止めカムフロワー173に与えている。その
結果、グリップギア158がケーブルタイ52のひも部
を引き込んだとき、左右グリップギア組立体リンク装置
151の前方アームに加えられている下方向への力が増
加される。これによって、前方アームに加えられている
下方向への力が、張力調整組立体160によって加えら
れている力を越え、左右グリップギア組立体リンク装置
151が軸171を中心として反時計方向に回転する。
図21と図22に示されているように、後方アーム15
6の反時計方向への移動によって、ひも部切断ブレード
168が同時に引き込まれる。これによって、ケーブル
タイ52のひも部が切断され、リテーナ部材144が引
き込まれる。このとき、リテーナ部材の末端は、ケーブ
ルタイ52の頭部の後方縁部を通り過ぎて引き込まれ
る。その結果、ばね146によって、ケーブルタイ52
の頭部の後方で、ヘッドリテーナガイド150が上側に
弾性駆動される。
【0039】ひも部の切断によって、前方アーム155
と左右グリップギア組立体リンク装置151に加えられ
た下方向への力が解放される。この結果、前方アーム1
55と左右グリップギア組立体リンク装置151が、張
力調整組立体160によるもどり止めカムフロワー17
3に加えられる力によって駆動され、時計方向にもとの
開始位置まで枢動する。これによって、リテーナ部材1
44が同時に押し進められて、ケーブルタイ52の頭部
が外側に押され、装置50から排出される。
【0040】グリップギア158が連続的に回転するこ
とによって、グリップバックストップ175とガイドプ
レート180との間にある切断されたひも部が押し進め
られる。グリップバックストップ175とガイドプレー
ト180は、切断されたひも部をタイ排出開口67(図
1)の外側へ案内している。
【0041】図10−図13に最もよく示されているよ
うに、キャリジチェーン123の連続した回転によっ
て、ラチェットカム面105がラチェット組立体96の
ラチェットカムローラ102に係合するまで、キャリジ
106が引き込まれる。ラチェットカムローラ102
は、タイ収容ドラム93を溝一つ分だけ漸次的に回転さ
せており、この漸次的回転によって、次に連結されてい
るケーブルタイ52が帯体51から切断され、切断され
たケーブルタイがタイ押出部材129に整合した位置に
位置決めされる。前記制御回路はキャリジ106が十分
に引き込んだ位置を検出して、電気モータ61の回転を
止めるセンサを備えており、これによって、装置のサイ
クルが完了できるようになっている。
【0042】チェーンを駆動するケーブルタイ搬送機構
75によるキャリジ106の往復運動によって、装置の
全ての作動が行われている。そして、これによって、相
互に作用し合う個々の装置機構に正確なタイミングを連
続的に与えることが可能となる。また、これによって、
およそ1.36Kg(約3ポンド)の比較的軽量な携帯
用結束装置を安価に且つ効率的に製造できると共に、構
造が簡単でしかも信頼性のあるものとすることができ
る。
【0043】図24−25は、本願発明のうちケーブル
タイ位置決め挿入排出機構76とケーブルタイ張力切断
機構77の第2の実施例を図示している。これらは、米
国特許第4,498,506に開示されたようなディス
ペンサーから空気圧チューブ201を通して、ケーブル
タイを1本づつ空気圧により装置200に高速で圧送
し、この圧送されたケーブルタイを結束するように部分
的に修正されている。参照することによってこの米国特
許はここに組み入れられている。
【0044】図24−図25の装置200は、従来の装
置で使用された「M」すなわち小型サイズよりも大き
な、「S」すなわち標準サイズのケーブルタイを1本づ
つ受け取るように設計されている。従来の装置は、ケー
ブルタイがより大きな質量を有するために、かかるケー
ブルタイを制動して装置200内に位置決めし、これに
続けて張力を付与して装置200から排出しようとする
と、「S」サイズのケーブルタイの頭部により制動機構
が大きな損害を受けてしまうことから、かかるサイズの
ケーブルタイを制動することは大変困難であった。
【0045】「S」すなわち標準サイズのケーブルタイ
は、約18cm(約7インチ)の長さで、約1.31グ
ラムの重さを有している。一方、「M」すなわち小型サ
イズケーブルタイは、約10cm(約3.9インチ)の
長さで、約0.27グラムの重さを有している。
【0046】装置200は、上側あご部202と、下側
あご部203と、電気モータ204と、ケーブルタイ制
動位置決め挿入排出機構205と、ケーブルタイ張力切
断機構206とを備えている。下側あご部203は、枢
動可能に取り付けられており、リンク組立体209によ
って作動ハンドル208に連結されている。作動ハンド
ル208が開いたとき、上側あご部202と下側あご部
203とがワイヤ束の周囲に位置決めされる。ばね21
0は、リンク組立体209を閉じる位置に付勢してい
る。上側あご部202は、枢動可能に取り付けられてお
り、リンク212を介して空気圧シリンダ211によっ
て作動される(図29)。この空気圧シリンダ211の
作動によって、装置50に関して上述したように、ケー
ブルタイのひも部が頭部を通って挿入される。上側あご
部202と下側あご部203は、ケーブルタイを位置決
めする内側周囲溝213を備えている。
【0047】図24と図25に示されるように、ケーブ
ルタイ制動位置決め挿入排出機構205は、ケーブルタ
イ制動排出組立体を備える。ケーブルタイ制動排出組立
体は、側部プレート218のスロット216に摺動可能
に設けられたヘッドリテーナガイド215と、その後端
がヘッドリテーナガイド215に枢動可能に取り付けら
れ、その前方末端に設けられたケーブルタイ位置決め溝
220を有するリテーナ部材219と、リテーナ部材2
19をリテーナガイド215から上方に向けて弾性的に
付勢するばね221とを備える。図32−図35に最も
よく見られるように、リテーナ部材219は、ヘッド位
置決めインセット225を備えている。ヘッド位置決め
インセット225は、ケーブルタイ52がリテーナ部材
219を通り過ぎた後、ケーブルタイ52の頭部の後方
への移動を防止している。また、ケーブルタイ制動位置
決め挿入排出機構205には、ヘッドストップ222が
摺動可能に設けられている。ヘッドストップ222は、
ケーブルタイの頭部の通路に配置されいる。また、機構
205は、ウレタン性の弾性ブレーキパッド223を備
えている。このブレーキパッド223は、ヘッドストッ
プ222と支持ブロック224との間に配置されてお
り、ヘッドストップ222と支持ブロック224に当接
している。支持ブロック224は、ヘッドストップ22
2から間隔をおいて固定されている。
【0048】上側タイガイド226が、リテーナ部材2
19の向かい側に配置されている。リテーナ部材219
とばね221とによって、ケーブルタイの頭部が上方に
上部タイガイド226に向けて弾性付勢され、ケーブル
タイの頭部が所定の位置に保持される。
【0049】上述した装置50の機構77と同一の作用
を行うケーブルタイ張力切断機構206は、グリップ組
立体228と、張力調整組立体234と、ひも部切断ブ
レード243とを備えている。グリップ組立体228
は、グリップ組立体リンク装置229を左右に備えてい
る。このリンク装置229は、前方アーム230と、下
方に突出する後方アーム231とを備えている。リンク
装置229は、互いにかみ合っているグリップギア23
2と中間ギア233とをリンク装置229の間に回転可
能に保持している。張力調整組立体234は、ヨークロ
ッド236を備えている。ヨークロッド236は、張力
調整ノブ238に固定され、ねじ付きヨーク239に収
容されており、ばね240によってねじ付きヨーク23
9から離れる方向へ付勢されている。ねじ付きヨーク2
39は、もどり止めカム241に連結されている。もど
り止めカム241は、ピン242によって側部プレート
218に枢動可能に取り付けられている。ひも部切断ブ
レード243は、側部プレート218のスロット(図示
せず)に、摺動可能に取り付けられている。ひも部切断
ブレード243は、ピン245によって後方アーム23
1に連動可能に連結されている。
【0050】左右のグリップ組立体リンク装置229
は、側部プレート218の外側に配置されており、中間
ギア233の軸246によって、この側部プレート21
8に枢動可能に取り付けられている。開口部が側部プレ
ート218に設けられており、これによって、グリップ
組立体228が側部プレート218に対して枢動できる
ようになっている。もどり止めカムフロワ247(図示
24)は、前方アーム230の末端の間で、この末端に
回転可能に取り付けられている。また、もどり止めカム
フロワ247は、もどり止めカム241のもどり止め2
48に係合可能に配置されている。
【0051】グリップバックストップ249がグリップ
ギア232に隣接して配置されている。グリップバック
ストップ249は、ピン250によって枢動可能に取り
付けられている。支持ブロック224により支持されて
いる弾力性のあるウレタンスペーサ251によって、グ
リップバックストップ249の下端側自由端部の前方方
向への枢動運動が制限されている。グリップバックスト
ップ249の下端側自由端は、ひも部切断ブレード24
3に設けられたひも部収容スロット252(図24)に
整合している。その結果、この収容スロット252を通
して挿入されたケーブルタイの先端部は、バックストッ
プ249によって案内され、グリップギア232に係合
する。ひも部ガイドプレート253が、グリップバック
ストップ249に隣接して且つグリップバックストップ
249から間隔をあけて配置されている。ひも部ガイド
プレート253は、グリップバックストップ249と共
に、切断されたひも部を、タイ排出開口(図24−図3
5に図示せず)を介して外側へ導いている。
【0052】図25に示されるように、中間ギアは、電
気モータにより駆動されるギア組立体254によって、
駆動されている。
【0053】光電気変換センサ255が、もどり止めカ
ム241の移動を検出するように取り付けられている。
枢動可能に取り付けられた空気圧用ゲート256が、空
気圧用チューブ201の出口に隣接して設けられてい
る。この空気圧用ゲート256によって、ケーブルタイ
の通路が最初に密閉されている。一方、ヘッドリテーナ
ガイド215が移動できるようにするために、空気圧用
ゲート256は移動可能となっている。
【0054】装置200は、装置50の機構と同様に作
動するが、装置200とは別体のディスペンサーから空
気圧用チューブ201を通して空気圧によって圧送され
た大きなケーブルタイを装てんできるように構成されて
いる。
【0055】図25−図35に最もよく示されているよ
うに、装置200は下記のように作動する。作動ハンド
ル208を握ることによって、下側あご部203が、開
口し、ワイヤ57のような被結束物の周囲に配置され、
配置後に作動ハンドル208を離すことによって、下側
あご部203が閉じる。当業界でよく知られている方法
によって、ディスペンサーが、ケーブルタイの最初のひ
も部をチューブ201を通して空気圧の送風によって圧
送する。図26に示されているように、ケーブルタイ5
2のひも部は、ヘッドストップ222に妨げられずに、
ヘッドストップ222を通過して送出され、上側あご部
202と下側あご部203の溝213内に案内される。
溝213は、そのひも部をワイヤ57の周囲に案内す
る。ケーブルタイ52の頭部は、リテーナ部材219の
上側面に最初に係合する。リテーナ部材219は、ばね
221によって上側へ弾性付勢されており、ケーブルタ
イの頭部の通路内に突出するように取り付けられてい
る。リテーナ部材219は制動機構として作動してい
る。リテーナ部材219によって、ケーブルタイの頭部
がヘッドストップ222に係合する前に、ケーブルタイ
52の前方に向かう速度が減速される。ヘッドストップ
222は、ケーブルタイ52の前進を妨げるように配置
されていると共に、ケーブルタイ52の前方方向への移
動を、弾性ブレーキパッド223に向けるように取り付
けられている。これによって、ケーブルタイ52の頭部
がヘッドストップ222に衝突したとき、ケーブルタイ
52の頭部の衝撃が吸収される。
【0056】ケーブルタイ52の頭部がヘッドストップ
222に接触した後、ケーブルタイ52の頭部の前進が
止められ、その頭部がヘッドストップ222とリテーナ
部材219の間に位置決めされる。すなわち、リテーナ
部材219の上側縁部に設けられたインセット225内
に着座される。インセット225は、ケーブルタイ52
の頭部を上方に弾性付勢していることから、ケーブルタ
イ52が装置200内で正確に且つしっかりと固定され
た状態で位置決めされる。
【0057】図29に示されているように、空気圧用シ
リンダ211は、装置200の制御回路によって駆動さ
れており、空気圧用シリンダ211の駆動によってリン
ク212が伸長し、上側あご部202が上側に枢動す
る。これによって、ケーブルタイ52のひも部が、ケー
ブルタイの頭部を通って、さらに切断ブレード243の
スロット252を通って送出され、ケーブルタイ張力切
断機構206のグリップギア232に係合する。
【0058】図29と図30に最もよく示されているよ
うに、グリップギア232に係合するように案内された
ケーブルタイの先端部は、グリップギア232によっ
て、バックストップギア249に押圧されながら、圧送
される。グリップギア232は、時計方向に連続的に回
転しており、ケーブルタイのひも部に張力を付与して、
ワイヤ57の周囲にひも部を締め付ける。バックストッ
プ249は、ピン250によって枢動可能に取り付けら
れている。バックストップ249の下端は、時計方向の
移動を制限するために、弾性スペーサ251によって、
弾性支持されている。これによって、ケーブルタイのひ
も部の厚さとグリップ組立体228との間の公差の変化
にほとんど影響を受けない張力組立体が提供される。
【0059】張力調整組立体234は、予め調整された
力をもどり止めカムフロワー247(図24)に与えて
いる。その結果、グリップギア232がケーブルタイ5
2のひも部を引き込んだとき、左右のグリップギア組立
体リンク装置229の前方アームに加えられている下方
向への力が増加される。これによって、前方アームに加
えられる下方向への力が、張力調整組立体234によっ
て加えられている力を越え、左右のグリップギア組立体
リンク装置229が軸246を中心として反時計方向に
回転する。図30に示されているように、後方アーム2
31の反時計方向への移動によって、ひも部切断ブレー
ド243が同時に引き込まれる。これによって、ケーブ
ルタイ52のひも部が切断されると共に、ヘッドリテー
ナガイド215が引き込まれる。このとき、リテーナ部
材219の末端が、ケーブルタイ52の頭部の後方縁部
を通り過ぎて引き込まれる。その結果、ばね221によ
って、ケーブルタイ52の頭部の後方で、ヘッドリテー
ナガイド215が上側に弾性付勢される。
【0060】ひも部の切断によって、前方アーム230
と左右のグリップギア組立体リンク装置229に加えら
れた下方向への力が解放される。この結果、前方アーム
230と左右のグリップギア組立体リンク装置229
が、張力調整組立体234によりもどり止めカムフロワ
ー173に加えらていれる力によって駆動され、時計方
向にもとの開始位置まで枢動する。これによって、リテ
ーナ部材219が同時に押し進められて、ケーブルタイ
52の頭部が外側に押され、装置200から排出され
る。
【0061】グリップギア232が連続的に回転するこ
とによって、グリップバックストップ249とガイドプ
レート253との間にある切断されたひも部が押し進め
られる。グリップバックストップ249とガイドプレー
ト253は、切断されたひも部を装置200の外側へ案
内している。
【0062】センサ255は、グリップ組立体228の
移動を検出して、この検出結果によって電気モータ20
4の駆動が停止され、装置のサイクルが完了する。
【0063】本願発明のうち特定の実施例が説明された
が、本願発明から逸脱することなしに、種々の観点から
本願発明に改良や変更を加えることは、当業者にとって
容易である。上述した事項や添付した図面は説明の便宜
上提供されただけであって、限定して解釈すべきではな
い。本願発明の範囲は、従来技術に基づいた観点から、
本願発明の特許請求の範囲に定義されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例にかかわる携帯用ケ
ーブルタイ結束装置の斜視図である。
【図2】図2は、装置のハウジングの一部を取り除いた
状態における、図1の装置の斜視図である。
【図3】図3は、装置のハウジングの一部を取り除いた
状態における、装置のうち帯状ケーブルタイの入口側を
示す、図1の装置の側面図である。
【図4】図4は、装置のハウジングの一部を取り除いた
状態における、装置のうち帯状ケーブルタイのストリッ
プ部を排出する側を示す、図1の装置の側面図である。
【図5】図5は、図1の装置のうち、ケーブルタイ収容
機構とケーブルタイ搬送機構との分解斜視図である。
【図6】図6は、図1の装置のうちケーブルタイ搬送機
構の斜視図である。
【図7】図7は、図1の装置によって結束される、帯状
のケーブルタイの平面図である。
【図8】図8は、図7の線8−8でとった断面図であ
る。
【図9】図9は、図1の装置のうち収容機構の上下ガイ
ドブロックの正面図であって、ケーブルタイ収容ドラム
の位置と、回転方向が矢印によって示されている状態を
想像線で表したドラムカバーの位置とを示している正面
図である。
【図10】図10は、一部切り欠いたケーブルタイ収容
ドラムと、図1の装置のケーブルタイ収容ドラムの頂部
溝に配置されたタイ押出部材を備えたキャリジの正面図
である。
【図11】図11は、キャリジがラチェットカムローラ
102に最初に係合している状態における、図10のキ
ャリジとケーブルタイ収容ドラムの側面図である。
【図12】図12は、図13の線12−12についての
断面図である。
【図13】図13は、キャリジがもっとも後退した位置
に位置決めされている状態における、図12に示すキャ
リジとケーブルタイ収容ドラムの側面図である。
【図14】図14は、ケーブルタイを位置決めし、挿入
し、排出する、ケーブルタイ位置決め挿入排出機構と、
図1の装置の、ケーブルタイに張力を与え切断する張力
切断機構との、分解斜視図である。
【図15】図15は、図1の装置におけるケーブルタイ
位置決め挿入排出機構の部分斜視図である。
【図16】図16は、装置の機構を明瞭に示すために側
部プレートを取り外した状態における、図1の装置のケ
ーブルタイ位置決め挿入排出機構の側面図であって、ケ
ーブルタイ搬送機構によってケーブルタイがあご部内に
挿入されている状態を示している側面図である。
【図17】図17は、ロック頭部を通してひも部を挿入
できるように位置決めされたケーブルタイを示してい
る、図16と同様の側面図である。
【図18】図18は、キャリジのカム面があご部アイド
ラリンクに最初に係合している状態を示した、図1の装
置のうち、キャリジとケーブルタイ押出部材の斜視図で
ある。
【図19】図19は、キャリジが進められてあご部アイ
ドラリンクが作動し、上側あご部が内部へ枢動し、ケー
ブルタイのひも部がケーブルタイの頭部を通して挿入さ
れている状態を示している、図16と同様の側面図であ
る。
【図20】図20は、キャリジのカム面によって作動さ
れるあご部アイドラリンクを示している、図18と同様
の斜視図である。
【図21】図21は、ケーブルタイのひも部がグリップ
ギアによって引き込まれている状態を示している、図1
の装置のうちケーブルタイ張力切断機構の側面図であっ
て、側部プレートを取り去って一部断面をとった側面図
である。
【図22】図22は、ケーブルタイ張力切断機構が所望
の張力をケーブルタイのひも部に与え、枢動によってひ
も部切断ブレードがひも部を切断した後の位置の状態を
示している、図21と同様の側面図である。
【図23】図23は、排出機構が装置からケーブルタイ
を排出した直後の位置の状態を示している、図21と同
様の側面図である。
【図24】図24は、ケーブルタイを空気圧で圧送でき
る装置用のケーブルタイ位置決め挿入排出機構の第2の
実施例の部分斜視図である。
【図25】図25は、側部プレートを取り去って、本願
装置のうちケーブルタイ位置決め挿入排出機構が明らか
になるように示した、図24の機構の側面図である。
【図26】図26は、ケーブルタイが、本願装置のうち
あご部の所定位置内へ空気圧で圧送された状態を示して
いる、一部断面をとった図25と同様の側面図である。
【図27】図27は、ケーブルタイのひも部が挿入でき
るようにケーブルタイが位置決められる直前におけるケ
ーブルタイの圧送状態を示す、図26と同様の側面図で
ある。
【図28】図28は、ケーブルタイのひも部が挿入でき
るようにケーブルタイの頭部が位置決められている状態
を示す、図26と同様の側面図である。
【図29】図29は、断面で表されたケーブルタイの頭
部を通ってタイ部が挿入されている状態を示す、図26
と同様の側面図である。
【図30】図30は、ケーブルタイ張力切断機構が所望
の張力をケーブルタイのひも部に与え、枢動によってひ
も部切断ブレードがひも部を切断した後の位置の状態を
示す、図26と同様の側面図である。
【図31】図31は、排出機構が、装置からケーブルタ
イを排出した直後の位置の状態を示している、図26と
同様の側面図である。
【図32】図32は、ケーブルタイが圧送され、ワイヤ
の束の周囲に結束されるときに、図24の本願装置のう
ちあご部内でケーブルタイが位置決めされている状態を
詳細に示す断面図である。
【図33】図33は、ケーブルタイが圧送され、ワイヤ
の束の周囲に結束されるときに、図24の本願装置のう
ちあご部内でケーブルタイが位置決めされている状態を
詳細に示す断面図である。
【図34】図34は、ケーブルタイが圧送され、ワイヤ
の束の周囲に結束されるときに、図24の本願装置のう
ちあご部内でケーブルタイが位置決めされている状態を
詳細に示す断面図である。
【図35】図35は、ケーブルタイが圧送され、ワイヤ
の束の周囲に結束されるときに、図24の本願装置のう
ちあご部内でケーブルタイが位置決めされている状態を
詳細に示す断面図である。
【符号の説明】
52 ケーブルタイ 54 ひも部 57 ワイヤ 68 上側あご部 69 下側あご部 77 張力切断機
構 74 ケーブルタイ収容機構 75 ケーブルタ
イ搬送機構 106 キャリジと 114 キャリジ
ブッシュ 117 ケーブルタイ押出組立体 118 挿入カム
面 140 あごアイドラリンク 141 リンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スティーヴン・エス・ティミアン アメリカ合衆国イリノイ州60451,ニュ ー・レノックス,スクールゲート・ロード 508 (72)発明者 マーク・ビー・リチャードソン アメリカ合衆国イリノイ州60435,ジョリ エット,グレンウッド・アベニュー 1503 (72)発明者 デーヴィッド・ダブリュー・ウエスト アメリカ合衆国イリノイ州60540,ネイパ ーヴィル,ロビン・ヒル・ドライブ 215

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ひも部とひも部ロック用頭部とを備える
    ケーブルタイが連続的に連結された帯状のケーブルタイ
    からケーブルタイを一本づつ取り出して被結束物の周り
    に巻き付けて束ねる携帯用ケーブルタイ結束装置であっ
    て、 前記ケーブルタイを被結束物の周りに位置決めする上側
    あご部と下側あご部と、 前記ひも部を前記ひも部ロック用頭部から引き抜いて該
    ケーブルタイを前記被結束物の周りに締め付ける張力付
    与手段と、 前記帯状のケーブルタイを位置決めした後、先頭のケー
    ブルタイを切り離し、その切り離したケーブルタイを前
    記上側あご部と下側あご部側へ送り出す位置に位置決め
    するケーブルタイ収容手段と、 分離された前記ケーブルタイを送出して、前記上側あご
    部と下側あご部内に該ケーブルタイを位置決めするケー
    ブルタイ搬送機構とを備え、 前記ケーブルタイ搬送機構は、キャリジと、後方位置と
    前方位置との間で往復運動できるように前記ケーブルタ
    イ結束装置に前記キャリジを取り付けるためのキャリジ
    取付け手段と、前記ケーブルタイ収容手段から前記上側
    あご部と下側あご部側に、分離された前記ケーブルタイ
    を押し出す、前記キャリジに支持されたケーブルタイ押
    出手段とを備えており、 前記上側あご部は、前記携帯用ケーブルタイ結束装置に
    枢動可能に取り付けられており、また、前記上側あご部
    は、該上側あご部を前記下側あご部内で上方に枢動させ
    るリンク装置手段に連結されており、前記上側あご部の
    上方への枢動によって、前記上側及び下側あご部内に位
    置決めされたケーブルタイのひも部が、ケーブルタイの
    前記ロック用頭部を挿通し、前記張力付与手段に係合で
    きるようになっており、 前記キャリジは、前記リンク装置手段に係合可能に配置
    された挿入カム手段を備えており、前記キャリジが前記
    前方位置に移動したとき、該挿入カム手段による前記リ
    ンク装置手段の作動によって、前記上側あご部が枢動し
    て、前記ケーブルタイが挿入されるようになっており、 前記キャリジの移動によって、前記ケーブルタイが前記
    携帯用ケーブルタイ結束装置内で定期的送出されると共
    に、前記ケーブルタイが前記ケーブルタイの前記ロック
    用頭部に定期的挿入されることを特徴とする携帯用ケー
    ブルタイ結束装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された携帯用ケーブルタ
    イ結束装置において、 前記ケーブルタイ収容手段を漸次的に進めて、前記帯状
    のケーブルタイを送出し、続けてケーブルタイの先頭を
    分離し且つ位置決めする、ラチェット手段を備え、 前記キャリジは、前記ラチェット手段に係合できるよう
    に設けられたラチェットカム手段を備えており、前記キ
    ャリジが前記後方位置に引き込まれたとき、前記ラチェ
    ットカム手段との係合によって前記ラチェット手段が作
    動し、 前記キャリジの移動によって、前記帯状のケーブルタイ
    から、ケーブルタイが定期的に分離されると共に、この
    分離されたケーブルタイが前記携帯用ケーブルタイ結束
    装置内で定期的に送出され、分離されたケーブルタイが
    該ケーブルタイのロック用頭部に定期的に挿入されるこ
    とを特徴とする携帯用ケーブルタイ結束装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された携帯用ケーブルタ
    イ結束装置において、 前記ケーブルタイ搬送手段は、前記キャリジを往復運動
    させるキャリジ駆動手段を備えており、 前記キャリジ駆動手段は、間隔をあけて設けられた第1
    のスプロケットと第2のスプロケットとを備えており、
    一体のチェーンリンクを有するキャリジチェーンが前記
    第1のスプロケットと第2のスプロケットに取り付けら
    れており、 前記チェーンリンクは、前記キャリジチェーンの上側伸
    長部と下側伸長部の間の内側で突出しており、前記第1
    のスプロケットと第2のスプロケットの軸に沿って一体
    のピンを位置決めしており、 前記ピンは、前記キャリジに連結されて、前記チェーン
    リンクと共に前記キャリジを前後方へ並進運動させてお
    り、 前記チェーンリンクが前記第1のスプロケットと第2の
    スプロケットの周囲に進められたとき、前記ピンは、前
    記キャリジに対して自由に回転できるようになってお
    り、前記キャリジチェーンの連続的な回転によって、前
    記ピンと前記キャリジが、前記前方位置と後方位置との
    間で往復運動することを特徴とする携帯用ケーブルタイ
    結束装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載された携帯用ケーブルタ
    イ結束装置において、 前記ケーブルタイが前記被結束物に結束された後に、該
    装置から前記ケーブルタイを排出するケーブルタイ排出
    手段を備え、 前記ケーブルタイ排出手段は、前方位置から後方位置に
    かけて並進運動できるように、前記携帯用ケーブルタイ
    結束装置に移動可能に取り付けられたヘッドリテーナガ
    イドと、前記ヘッドリテーナガイドに枢動可能に取り付
    けらえたリテーナ部材とを備え、 前記ヘッドリテーナガイドが前方位置にあるときに、前
    記リテーナ部材は、前記上側及び下側あご部に位置決め
    されたケーブルタイの前記頭部に向けて上方に弾性付勢
    され、これによって前記ケーブルタイの前記頭部が前記
    携帯用ケーブルタイ結束装置に保持されており、 前記ヘッドリテーナガイドを、前記前方位置と前記後方
    位置との間で往復運動させる作動手段を備え、 前記ヘッドリテーナガイドの後方への移動によって、前
    記リテーナ部材が引き込められて、前記ケーブルタイの
    前記頭部との係合が解除されると共に、前記リテーナ部
    材の末端が、前記ケーブルタイの前記頭部の後方に位置
    決めされ、 この後、前記リテーナ部材が前方位置に復帰することに
    よって、前記ケーブルタイの前記頭部が前記携帯用ケー
    ブルタイ結束装置から排出されることを特徴とする携帯
    用ケーブルタイ結束装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載された携帯用ケーブルタ
    イ結束装置において、 前記キャリジ駆動手段と前記張力付与手段とが、共に1
    つの電気モータによって駆動されることを特徴とする携
    帯用ケーブルタイ結束装置。
  6. 【請求項6】 ひも部とひも部ロック用頭部とを備える
    ケーブルタイが連続的に連結された帯状のケーブルタイ
    からケーブルタイを一本づつ取り出して被結束物の周り
    に巻き付けて束ねる携帯用ケーブルタイ結束装置であっ
    て、 前記ケーブルタイを被結束物の周りに位置決めする上側
    あご部と下側あご部と、 前記ひも部を前記ひも部ロック用頭部から引き抜いて該
    ケーブルタイを前記被結束物の周りに締め付ける張力付
    与手段と、 前記帯状のケーブルタイを位置決めした後、先頭のケー
    ブルタイを切り離し、その切り離したケーブルタイを前
    記上側あご部と下側あご部側へ送り出す位置に位置決め
    するケーブルタイ収容手段と、 分離された前記ケーブルタイを送出して、前記上側あご
    部と下側あご部内に該ケーブルタイを位置決めするケー
    ブルタイ搬送機構とを備え、 前記ケーブルタイ搬送機構は、キャリジと、後方位置と
    前方位置との間で往復運動できるように前記ケーブルタ
    イ結束装置に前記キャリジを取り付けるためのキャリジ
    取付け手段と、前記ケーブルタイ収容手段から前記上側
    あご部と下側あご部に向けて、分離された前記ケーブル
    タイを押し出す、前記キャリジに支持されたケーブルタ
    イ押出手段とを備えており、 前記ケーブルタイ搬送手段は、前記キャリジを往復運動
    させるキャリジ駆動手段を備えており、 前記キャリジ駆動手段は、間隔をあけて設けられた第1
    のスプロケットと第2のスプロケットとを備えており、
    一体のチェーンリンクを有するキャリジチェーンが前記
    第1のスプロケットと第2のスプロケットに取り付けら
    れており、 前記チェーンリンクは、前記キャリジチェーンの上側伸
    長部と下側伸長部の間の内側で突出しており、前記第1
    のスプロケットと第2のスプロケットの軸に沿って一体
    のピンを位置決めしており、 前記ピンは、前記キャリジに連結されて、前記チェーン
    リンクと共に前記キャリジを前後方へ並進運動させてお
    り、 前記チェーンリンクが前記第1のスプロケットと第2の
    スプロケットの周囲に進められたとき、前記ピンは、前
    記キャリジに対して自由に回転できるようになってお
    り、前記キャリジチェーンの連続的な回転によって、前
    記ピンと前記キャリジが、前記前方位置と後方位置との
    間で往復運動することを特徴とする携帯用ケーブルタイ
    結束装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載された携帯用ケーブルタ
    イ結束装置において、 前記キャリジ駆動手段が、1つの非可逆電気モータによ
    って駆動されることを特徴とする携帯用ケーブルタイ結
    束装置。
  8. 【請求項8】 ケーブルタイを被結束物の周囲に結束さ
    せるケーブルタイ結束装置であって、前記ケーブルタイ
    は、ひも部と、ひも部ロック用頭部とを備えており、 ケーブルタイを位置決めする上側あご部と下側あご部
    と、 張力が付与されたケーブルタイのうち余分なひも部を切
    断する、ひも部切断手段と、 前記ケーブルタイのロック用頭部から前記ひも部を引き
    出して、被結束物の周囲にケーブルタイを締め付ける、
    ケーブルタイの張力付与手段とを備え、 該張力付与手段は、張力付与位置とひも部切断位置との
    間で枢動できるように取り付けられたグリップ組立体を
    備えており、 該グリップ組立体は、前記ケーブルタイの前記頭部と係
    合できるように設けられたグリップギアを備えており、 前記グリップ組立体が前記張力付与位置にあるとき、前
    記グリップギアによって、前記ケーブルタイのひも部が
    前記ケーブルタイの前記頭部から引き出されるようにな
    っており、 前記グリップ組立体は、予め決められた張力が前記ひも
    部に加えられたとき、前記グリップ組立体を前記ひも部
    切断位置に枢動させる張力検出手段を備えており、 前記グリップ組立体の枢動によって、前記ひも部切断手
    段が作動し、張力が付与された前記ケーブルタイの前記
    ひも部が切断されると共に、このひも部が前記グリップ
    ギアとの係合から外れるようになっており、 張力が付与された前記ケーブルタイの前記ひも部を前記
    ケーブルタイ結束装置から排出するための手段を備えて
    おり、 該排出手段が、前記グリップ組立体の枢動運動によって
    作動することを特徴とするケーブルタイ結束装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載されたケーブルタイ結束
    装置において、 前記排出手段は、前記ケーブルタイ結束装置に移動可能
    に設けられたヘッドリテーナガイドを備えており、該ヘ
    ッドリテーナガイドは、前方位置から後方位置にかけ
    て、前記グリップ組立体の枢動に伴って並進運動できる
    ように、前記グリップ組立体に連結されており、 また、前記排出手段は、前記ヘッドリテーナガイドに枢
    動可能に取り付けられたリテーナ部材を備えており、 前記ヘッドリテーナガイドが前記前方位置にあるとき、
    前記リテーナ部材が、前記上側あご部と下側あご部に位
    置決めされたケーブルタイの前記頭部に向けて上方に弾
    性付勢され、これによって、前記ケーブルタイの前方頭
    部が前記ケーブルタイ結束装置に保持されるようになっ
    ており、 前記グリップ組立体が前記ひも部切断位置に向けて枢動
    したとき、この枢動に伴って前記ヘッドリテーナガイド
    が後方に移動することによって、前記リテーナ部材が前
    記ケーブルタイの前記頭部との係合から外れると共に、
    前記リテーナ部材の末端が前記ケーブルタイの前記頭部
    の後方に位置決めされ、 前記リテーナ部材が、後方に移動した後、前記前方位置
    に戻ることによって、前記ケーブルタイの前記頭部が前
    記ケーブルタイ結束装置から排出されることを特徴とす
    るケーブルタイ結束装置。
  10. 【請求項10】請求項9に記載されたケーブルタイ結束
    装置において、 前記リテーナ部材の末端は、ひも部ガイド溝を備えてお
    り、該ひも部ガイド溝は、前記ケーブルタイの前記ひも
    部を該ケーブルタイの前記頭部に案内できるよに位置決
    めされていることを特徴とするケーブルタイ結束装置。
  11. 【請求項11】請求項10に記載されたケーブルタイ結
    束装置において、 前記張力付与手段のグリップギアは、グリップバックス
    トップに隣接して且つ該グリップバックストップから間
    隔をあけて配置されており、ケーブルタイの前記ひも部
    が、前記グリップバックストップによって前記グリップ
    ギアに係合するように案内されており、 前記グリップバックストップは枢動可能に取り付けられ
    ており、 また、前記グリップバックストップの下端が弾性スペー
    サによって支持されて、前記グリップバックストップの
    前記下端の前方への枢動が制限されており、 これによって、前記張力付与手段が、ケーブルタイと前
    記グリップ組立体との間の公差によって、ほとんど影響
    を受けないことを特徴とするケーブルタイ結束装置。
  12. 【請求項12】請求項9に記載されたケーブルタイ結束
    装置において、 前記上側及び下側あご部の所定位置に、所定の通路に沿
    ってケーブルタイを空気圧で圧送する手段を備え、 弾性付勢される前記リテーナ部材は、前記ケーブルタイ
    の前記通路内に突出可能に配置されて、圧送される前記
    ケーブルタイを弾性的に減速させており、 これによって、前記ケーブルタイの減速によって引き起
    こされる衝撃が軽減されることを特徴とするケーブルタ
    イ結束装置。
  13. 【請求項13】請求項12に記載されたケーブルタイ結
    束装置において、 ヘッドストップを、前記ケーブルタイの前記通路の中の
    所定の位置に設け、該ヘッドストップは、前記ケーブル
    タイのひも部を通過させるが前記ケーブルタイの前記頭
    部の進行を妨げることが可能であり、 また、前記ヘッドストップの前方に弾性ブレーキパッド
    を設け、 前記ヘッドストップを移動可能に取り付けて、該ヘッド
    ストップが前方弾性ブレーキパッドを押圧するように移
    動可能であり、 これによって、前記ケーブルタイの前記頭部の前記ヘッ
    ドストップへの衝突により生じる衝撃が、弾性的に消滅
    されることを特徴とするケーブルタイ結束装置。
  14. 【請求項14】請求項12に記載されたケーブルタイ結
    束装置において、 前記リテーナ部材の末端がひも部ガイド溝を備えてお
    り、該ひも部ガイド溝が、前記ケーブルタイの前記ひも
    部を該ケーブルタイの前記頭部に案内できるように位置
    決めされていることを特徴とするケーブルタイ結束装
    置。
  15. 【請求項15】請求項12に記載されたケーブルタイ結
    束装置において、 前記リテーナ部材の末端は、前記リテーナ部材の前方に
    配置されたケーブルタイ頭部の後方へ移動を防止できる
    ように設けられたヘッド位置決めインセットを備えてい
    ることを特徴とするケーブルタイ結束装置。
  16. 【請求項16】請求項12に記載されたケーブルタイ結
    束装置において、 前記張力付与手段の前記グリップギアは、グリップバッ
    クストップに隣接して且つ該グリップバックストップか
    ら間隔をあけて配置されており、ケーブルタイの前記ひ
    も部が、前記グリップバックストップによって前記グリ
    ップギアに係合するように案内されており、 前記グリップバックストップは枢動可能に取り付けられ
    ており、 また、前記グリップバックストップの下端が弾性スペー
    サによって支持されて、前記グリップバックストップの
    前記下端の前方への枢動が制限されており、 これによって、前記張力付与手段が、ケーブルタイと前
    記グリップ組立体との間の公差によって、ほとんど影響
    を受けないことを特徴とするケーブルタイ結束装置。
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