JPH0688691B2 - シ−ト分割巻取装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、プラスチックフィルム、紙、金属箔等の帯
状シートをスリッターにより複数条に分割して両側に振
り分け、巻芯のまわりに巻き取るシート分割巻取装置に
関する。

（従来の技術） シート分割巻取装置はスリッターワインダーと呼ばれ、
スリッターにより分割して両側へ振り分けた帯状シート
を、タッチローラを経て両側の各巻芯にシートロールと
して巻き取り、このシートロールの巻き太りにつれて各
巻芯をタッチローラから、巻芯支持体の揺動により一斉
に離反させてゆく形式が従来において一般的である。そ
してシートの横ずれによりシートロールの端面が不揃い
とならないようにするために、また所要の巻き硬さのシ
ートロールを得るために、タッチローラとシートロール
との接触圧の制御、巻取張力の制御、巻芯へ供給される
分割シートの供給張力の制御を行う。巻取中にシートロ
ールのシート層間には空気が巻き込まれ、それがシート
層間の摩擦係数を低下させ、シートが横ずべりしてシー
トロールの端面の不揃いの原因になる。特に上記接触圧
の制御は、巻取中のシートロールのシート層間に巻き込
まれる空気両を調節する働きをするので重要である。

（発明が解決しようとする問題点） しかし、これらの制御を最適に行っていても、巻取速度
を高速にするとシートが横ずべりしてシートロールの端
面が不揃いとなることが少なくない。そこで、本願発明
の発明者は、この問題を解決するための研究を行い、そ
の結果、高速巻取における巻取シートの横ずべり現象は
巻取中に巻芯が振動状態となることに起因することをつ
きとめた。そして、高速巻取における巻芯の振動を抑制
するために、巻芯支持機構から揺動部分を排除した、例
えば特願昭61-286975号の明細書及び図面に開示されて
いるような形式の高速シート分割巻取装置を開発した。
このシート分割巻取装置は、固定位置に設けたタッチロ
ーラと、分割帯状シートが振り分けられる両側に、それ
ぞれ帯状シートの幅方向に直角かつ水平方向の案内機構
と、この案内機構に支持、案内されて移動する、両側そ
れぞれの間隔調整台と、この間隔調整台に支持されて帯
状シート幅方向に位置付けられ、更に間隔調整台に対
し、帯状シート幅方向に直角かつ水平方向に直線運動可
能な複数対の、巻芯支持部を持つ巻芯支持体と、この巻
芯支持体をタッチローラへ所要の押し付け力で押すそれ
ぞれの接触圧付加機構と、上記間隔調整台をシートロー
ルの巻き太りに応じて移動させる駆動機構とを備えるも
のである。そして、シートロールとタッチローラとの接
触圧は、巻取中に間隔調整台をタッチローラから上記駆
動機構により後退させつつ、上記接触圧付加機構によっ
て調節する。

ところが、この形式のシート分割巻取装置における巻取
装置の構造は、タッチローラは固定位置に支持される
が、巻芯は巻取中、案内機構上を移動する間隔調整台
と、この間隔調整台上に移動可能に支持された巻芯支持
体の２個所の摺動部分を介して支持されるため、巻取速
度を高速にする場合、巻取中に振動をより高度に抑制し
た状態で巻芯を支持し、かつ帯状シートの分割幅変更時
にその分割幅の変更に簡単に対処できるようにするに
は、必ずしも充分とは言えない。

（問題を解決するための手段） そこで、この発明は、帯状シートをスリッターにより複
数条に分割して両側に振り分け、各分割シートに対応し
て設けたそれぞれの中心駆動される巻芯のまわりに、分
割シートを、固定位置に支持したタッチローラを経て巻
き取るシート分割巻取装置において、上記各巻芯を支持
するそれぞれの巻芯支持体と、上記巻芯に沿って巻芯下
方の固定位置に設けられた上記両側それぞれの間隔調整
台と、上記間隔調整台上において、帯状シートの分割幅
の変更に応じて帯状シート幅方向に位置付けられ、該間
隔調整台に固定される、上記巻芯支持体ごとの可動台
と、上記可動台上に設けられており、上記巻芯支持体を
支持して、帯状シートの幅方向に直角にかつ横方向へ直
線運動可能に案内するとともに、該案内方向以外の方向
へ運動しないように拘束する摺動機構と、上記各巻芯支
持体ごとに、それぞれ上記可動台とともに移動可能に設
けられており、上記巻芯支持体を上記摺動機構による案
内方向へ駆動可能であり、かつ駆動力調節可能な駆動機
構とを備えることを特徴とする。

（作用） 可動台は、シート分割幅が変わったとき間隔調整台上を
移動して摺動機構上の巻芯支持体を巻取幅に応じて所要
の位置に付け、巻取中には間隔調整台上に固定され、摺
動機構の下部を地面に対して固定した状態にする。

摺動機構は、巻芯支持体を帯状シート幅方向に直角にか
つ横方向へ直線運動可能に案内することにより、巻取
中、巻芯のまわりに巻き取られたシートロールをタッチ
ローラに押し付けることができるように、かつシートロ
ールの巻き太りに従い巻芯をタッチローラから離して行
くことができるようする。また、摺動機構は、その案内
方向以外の方向へ運動しないように巻芯支持体を拘束す
ることにより、巻芯支持体に振動の原因となるガタ（遊
び）を生じさせないようにする。それゆえ、巻芯支持体
は、巻芯を振動させようとする力が働いても、その力に
抗して巻芯の振動を抑制することができるようになる。
更に、摺動機構は巻芯支持体を横方向へ直線運動させる
ことにより、巻取中変化するシートロールの重量をシー
トロールとタッチローラとの接触圧に影響を及ぼさない
ようにする。

また、駆動機構は、巻取中に駆動力を調整することによ
り、シートロールとタッチローラとの接触圧を調節し、
巻取停止中は必要に応じて摺動機構による案内方向に巻
芯支持体を前進、後退させる。

（実施例） 第１図ないし第３図を参照して、この発明の一実施例を
説明する。第１図は、この発明によるシート分割巻取装
置の側面図、第２図は同平面図、第３図は巻芯支持部の
立面図である。

広幅の帯状シートＳは、第１図に示すように巻取位置の
上方のシート走行路から、図示しないローラ群を経てス
リッターＫへ導かれ、このスリッターＫにより複数条に
分割されて狭幅の分割シートＳ′となる。分割シート
Ｓ′は、固定位置に支持したタッチローラＴの外周面を
経て左右に振り分けられ、分割シートＳ′に対応してタ
ッチローラＴと同じ高さに設けたそれぞれの巻芯Ｃのま
わりに巻き取られてシートロールＲとなる。

各巻芯Ｃは、第２図及び第３図に示すように、その両側
に設けたそれぞれ左右一対の巻芯支持体１の先端部の所
定位置に着脱可能に支持されており、巻取中、図示しな
い公知の巻芯中心駆動機構により回転駆動される。

第１図に示すように、左右の巻芯支持体１の下方には、
それぞれ帯状シートＳの幅方向に伸びた案内部2aを持つ
間隔調整台２を基盤Ｂ上に固定して設けている。なお、
この実施例の場合には、帯状シートＳのシート走行路は
巻取位置の上方にあるので、帯状シートＳを、間隔調整
台２の下方を走行させる必要がない。そのため、間隔調
整台２をその両端部２点だけで支持する必要がなく、地
面または地面上の基盤により、間隔調整台２を適当な間
隔で３点以上で支持したり、下面全体を支持したりする
ことができ、より強固に地面上に固定することが可能で
ある。それとともにタッチローラＴの下方に空間を作
り、この空間をシートロールＲの搬出などのために有効
に利用することもできる。

間隔調整台２上の案内部2aには、巻取停止中におけるシ
ート分割位置の変更に対応して、巻芯支持体１の位置を
変更するために、各巻芯支持体１ごとの可動台３を設け
てある。この実施例の場合、可動台３は、断面が鳩尾型
の案内部2aに適合する蟻溝を有しており、この蟻溝を案
内部2aに摺動可能に係合している。そして、案内部2aに
案内されて所要の位置へ移動すると、その位置でクラン
プ４により間隔調整台２に強固に固定することができ
る。なお、この場合、可動台３が大型となり、作業者に
よる移動は容易でないので、間隔調整台２に沿いに、正
転、逆転両方向に駆動される可動台３移動用のねじ軸５
が設けてある。そして、このねじ軸５に、各可動台３ご
とに設けた周知の係合離脱機構（図示せず）を介して可
動台３をねじ軸５に係合させ、ねじ軸５を回転駆動する
ことにより、可動台３は移動できるようになっている。
もっとも可動台３の移動は、ラック、ピニオン機構を用
いた駆動機構等他の機構により行うようにしてもよい。

各可動台３上には、それぞれ巻芯支持体１を支持して、
帯状シートＳの幅方向に直角かつ横へ直線運動可能に案
内することともに、その他の方向への運動を拘束する摺
動機構６が設けてある。この実施例の場合、摺動機構６
として、可動台３上に固定下左右のレール6aと、このレ
ール6aの頭部に、巻取中の巻芯が振動状態となる原因で
あるガタ（遊び）が生じないように精度良くかはぶさり
はまって上下及び帯状シート幅方向へ移動しないように
案内される可動体6bとからなる直線運動軸受を採用して
いる。そして、摺動機構６の可動体6bは巻芯支持体１の
基部1bを固定して支持している。

巻芯支持体１は、その基部1bを前後に長くするととも
に、その高さを低くして、巻芯Ｃ作用する力によって生
ずるモーメントを前後二つの可動体6bで確実に支えるこ
とができる構造にしてある。また、巻芯に作用する力に
よって容易にたわみを生じないように、充分な剛性を与
えいる。そして、可動台３に設けた駆動機構７により駆
動されて可動台３上を巻取開始位置から後退位置まで直
線運動により移動することができる。なお、巻芯支持体
１を振動させないようするために、可動台３、摺動機構
６、間隔調整台２も充分な剛性を有するものであるのは
当然である。

駆動機構７は、この実施例では可動台３に取付けた流体
圧シリンダ装置からなり、ピストンロッドを巻芯支持体
の基部1bに係合させている。そして、巻取中は、図示し
ていない接触圧制御装置から、必要な接触圧を得るため
の電気信号を電空変換器（図示せず）へ与え、これを空
気圧に変換し、得られた空気圧を図示しない周知の空気
圧−液圧変換器（エアーハイドロユニット）に供給して
所要圧力の液体を得る。そして、この液体を流体圧シリ
ンダへ供給することにより流体圧シリンダ7aの駆動力を
調節してシートロールＲとタッチローラＴとの接触圧を
所要値に制御することができる。また、巻取中以外は所
定圧力の液体を液体圧シリンダ7aに供給することにより
巻芯支持体１をレール6aによる案内方向へ駆動して所要
位置へ移動することができる。更に、この場合の流体圧
シリンダは、液体を供給して駆動力を与るので、外部か
らピストンに作用する力が変わってもピストンの変位を
遅延させる働きを持っており、巻芯支持体１から流体圧
シリンダに加わる力が急変しても巻芯支持体１が瞬時に
変位するのを妨げるため、巻取中のシートロールＲの変
形に追従して変位することが妨げられる。また、シート
ロールＲの変形を巻きはじめから許さず、巻芯Ｃが振動
状態となるのを防止することができるとともに、その取
り付け構造が簡素化される。もっとも、流体圧シリンダ
が空気圧シリンダの場合もある。その場合、必要に応じ
てオイルダンパを併設してもよい。また、圧油をパイロ
ット付き圧力調整弁等により所要の圧力にちょうせいし
てシリンダに供給するようにしてもよい。また、駆動機
構７は、巻取中に巻芯支持体１をタッチローラＴの方向
へ押す駆動力を調節するとともにシートロールＲの巻き
太りに従い巻芯支持体１のタッチローラＴ空の離反を許
す機能を持ってれば、流体圧シリンダ以外のものを採用
してもよい。

この実施例によれば、個々の巻芯支持体１は可動台３に
対して個々に移動可能なので、一対の巻芯支持体１に
は、それを左右一体に移動させるための棒８が設けてあ
る。この棒８は巻芯支持体１に設けたそれぞれの保持部
1cの溝に着脱可能に入れて巻芯Ｃに平行に固定されてい
る。したがって、巻芯ＣはタッチローラＴに平行な姿勢
を保つことができる。

また、巻芯支持体１のタッチローラＴとは反対側に巻芯
支持体１のタッチローラＴへの接近離反に伴い移動する
作業床が設けてある。

このシート分割巻取装置による分割シートＳ′の巻き取
りは次のようにして行う。

即ち、巻き取りに使用する各一対の巻芯支持体１、１に
巻芯Ｃを装着し、各駆動機構７によりそれぞれのを駆動
して巻芯Ｃを、分割シートＳ′を介してタッチローラＴ
に接触する位置まで前進させる。

分割シートＳ′先端を巻芯Ｃに止めて巻取運転を開始す
ると、帯状シートＳがスリッターＫにより分割され、分
割シートＳ′が巻芯Ｃのまわりに巻き取られる。巻取
中、巻芯Ｃに分割シートＳ′が巻き取られてできたシー
トロールＲは、駆動機構７によりタッチローラＴに所要
の駆動力で押し付けられた状態で巻き太る。シートロー
ルＲが巻き太ると、タッチローラＴは固定位置に支持さ
れているため、シートロールＲがタッチローラＴに押さ
れ、巻芯ＣがタッチローラＴから離反する。その間、巻
芯支持体１は駆動機構７の駆動力に抗して直線運動しな
がら後退することにより、駆動機構７の駆動力に応じ
た、シートロールＲのタッチローラＴへの押し付け力を
得る。そして、シートロールＲとタッチローラＴとの接
触圧は、駆動機構７の駆動力に応じた所要値に維持され
る。

分割シートＳ′が所定量巻き取られると巻取を停止し、
駆動機構７の駆動により巻芯支持体１をシートロールＲ
の解放位置へ移動して、各一対の巻芯支持体１からシー
トロールＲを解放する。

帯状シートＳの分割幅が変わった場合には、帯状シート
Ｓの巻取位置を変更するために、クランプ４をゆるめ、
また棒８を取り外して、ねじ軸５の駆動により、巻取支
持体１を載せた可動台３を所要の位置へ移動させる。そ
の後、再びクランプ４により可動台３を固定するととも
に棒８を一対となる巻芯支持体１に固定する。

以上、一実施例について説明したが、この発明は実施条
件に応じて設計者の周知技術により多様に変化、応用し
得る。例えば、タッチローラを両側の巻取位置に沿って
それぞれ設けた形式、タッチローラを分割シートごとに
設けた形式、帯状シートが巻取位置の下方のシート走行
路を走行する形式、タッチローラを回転駆動し、これに
よりシートロールに表面駆動力を加える形式など多様な
形式のシート分割巻取装置にこの発明を適用できる。

また、巻芯支持体は、第１図の実施例ではその先端部が
タッチローラ側へ突出しているが、これに限らず、真っ
直な形状であってもよい。また、それ一つで巻芯を片持
ち支持するものでもよい。

また、可動台と巻芯支持体の間の摺動機構としては、レ
ール上を可動体が転動体を介して間接的に摺動するも
の、直線運動軸受のシールを巻芯支持体側に固定し、レ
ール沿いに移動する可動体を間隔調整台側に固定して支
持したものを採用することもでき、レールの数、取り付
け位置も上述の実施例に限定されない。

また、間隔調整台は、分割シートの巻取中に所定位置に
固定されていればよく、コンクリートの基礎に直接固定
するようにしてもよいし、公知のシート分割巻取装置の
ように巻芯支持体とともに巻取ロールを旋回させて搬出
できるようにするために、巻き取りが終われば帯状シー
トの幅方向に平行な軸線を中心に回転するようにしたも
のでもよい。

また、巻芯支持体を摺動機構の案内方向に駆動する駆動
機構は、可動台とともに間隔調整台上を移動することが
できれば、巻芯支持体に取り付けてもよいし、流体圧シ
リンダの代わりに駆動軸の回転を直線運動に変える機構
を採用し、その駆動軸のトルクを調節することにより巻
芯の押し付け力を調節するようにしてもよい。

（発明の効果） この発明によれば、タッチローラ及び間隔調整台は固定
位置に設けてあり、巻取中、タッチローラは固定位置で
回転する。一方、巻芯を支持する巻芯支持体は、一つの
摺動機構においてのみ移動可能である。そのため、振動
の原因となるガタを無くするには、２段に設けた摺動機
構を介して他面上に支持する場合に比べはるかに有利で
ある。そして、巻芯支持体は、摺動機構により上下及び
帯状シート幅方向に移動しないように案内され、直線運
動して移動するようにするので、巻芯を振動させようと
する力に対し強く抗することができる。それゆえ、一端
を中心に揺動する従来の巻芯支持体のように巻芯が振動
状態になることを確実に抑制できる。しかも、巻芯は横
に直線運動するので、シートロールの重量変化はシート
ロールとタッチローラとの接触圧に影響を及ぼさない。
それゆえ、接触圧の制御は、簡素な制御装置を用いて正
確に行える。したがって、高速運転においても、シート
ロールを品質良く巻き取ることができる。

また、シート分割仕様が変更されても、巻芯支持体を載
せた可動台を間隔調整台上を移動させて所要の位置に付
けることができるので、各分割シート幅に適した長さの
巻芯を、適当する位置で巻芯を支持して分割シートを巻
き取ることができ、巻取幅の変更作業も短時間で行え
る。

したがって、本発明に係るシート分割巻取装置によれば
生産性を大幅に向上させることが可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例に係るシート分割巻取装
置の側面図、第２図は同平面図、第３図は巻芯支持部の
立面図である。 Ｓ……帯状シート、Ｓ′……分割シート、Ｔ……タッチ
ローラ、Ｒ……シートロール、Ｃ……巻芯、１……巻芯
支持体、２……間隔調整台、３……可動台、６……摺動
機構、７……駆動機構。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】帯状シートをスリッターにより複数条に分
   割して両側に振り分け、各分割シートに対応して設けた
   それぞれの中心駆動される巻芯のまわりに、分割シート
   を、固定位置に支持したタッチローラを経て巻き取るシ
   ート分割巻取装置において、上記各巻芯を支持するそれ
   ぞれの巻芯支持体と、上記巻芯に沿って巻芯下方の固定
   位置に設けられた上記両側それぞれの間隔調整台と、上
   記間隔調整台上において、帯状シートの分割幅の変更に
   応じて帯状シート幅方向に位置付けられ、該間隔調整台
   に固定される、上記巻芯支持体ごとの可動台と、上記可
   動台上に設けられており、上記巻芯支持体を支持して、
   帯状シートの幅方向に直角にかつ横方向へ直線運動可能
   に案内するとともに、該案内方向以外の方向へ運動しな
   いように拘束する摺動機構と、上記各巻芯支持体ごと
   に、それぞれ上記可動台とともに移動可能に設けられて
   おり、上記巻芯支持体を上記摺動機構による案内方向へ
   駆動可能であり、かつ駆動力調節可能な駆動機構とを備
   えることを特徴とするシート分割巻取装置。