JPH0688680A - アーク炉の内部と外部との間を部分的にシールする装置 - Google Patents
アーク炉の内部と外部との間を部分的にシールする装置Info
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- JPH0688680A JPH0688680A JP4155883A JP15588392A JPH0688680A JP H0688680 A JPH0688680 A JP H0688680A JP 4155883 A JP4155883 A JP 4155883A JP 15588392 A JP15588392 A JP 15588392A JP H0688680 A JPH0688680 A JP H0688680A
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- annular
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F27D—DETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
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- F27D99/0073—Seals
- F27D99/0075—Gas curtain seals
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F27—FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
- F27B—FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
- F27B1/00—Shaft or like vertical or substantially vertical furnaces
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- H05B7/00—Heating by electric discharge
- H05B7/02—Details
- H05B7/12—Arrangements for cooling, sealing or protecting electrodes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F27—FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
- F27B—FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
- F27B3/00—Hearth-type furnaces, e.g. of reverberatory type; Tank furnaces
- F27B3/08—Hearth-type furnaces, e.g. of reverberatory type; Tank furnaces heated electrically, with or without any other source of heat
- F27B3/085—Arc furnaces
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
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- Furnace Details (AREA)
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 少なくとも1つの開口4を有する天井2と、
開口4を通って軸線方向に延びた電極10と、開口4の壁
と電極10との間に形成される比較的大きな通路14とを有
するアーク炉の内部16と外部18との間を部分的にシール
する装置。 【構成】 電極10の軸線X−Xに直角な炉の水平且つ平
坦な外側表面8上に配置された中空な環状要素20(開口
4の外側端部を構成する)を有し、この環状要素は所定
の環状間隙を介して電極を取り囲み、炉の出放時に炉が
傾動した際に環状要素20の移動を制限するストッパー24
を有している。
開口4を通って軸線方向に延びた電極10と、開口4の壁
と電極10との間に形成される比較的大きな通路14とを有
するアーク炉の内部16と外部18との間を部分的にシール
する装置。 【構成】 電極10の軸線X−Xに直角な炉の水平且つ平
坦な外側表面8上に配置された中空な環状要素20(開口
4の外側端部を構成する)を有し、この環状要素は所定
の環状間隙を介して電極を取り囲み、炉の出放時に炉が
傾動した際に環状要素20の移動を制限するストッパー24
を有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアーク炉の電極とその炉
の屋根との間を部分的にシールするための装置の改良に
関するものである。
の屋根との間を部分的にシールするための装置の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】アーク炉、特に製鋼用アーク炉の屋根に
は各電極が貫通する通路が形成されている。炉の動作を
良好に維持するため、特に電弧の長さを調節するため
に、電極は通路内で縦方向に移動自在になっている。電
極は比較的脆い材料で作られており、しかも、電極には
制御不能な横方向振動が加わるので、電極と壁とが互い
に接触して電極が劣化するのを防止するために通路を区
画する壁は電極の外側表面からかなり離れて設けられて
いる。通路壁と電極との間にはこのような間隙があるた
め、炉の内部と外気との間には大きな連通区域ができて
いる。このような連通区域は有害なものである。実際、
炉の圧力が大気圧より高い時には、炉内のガスが連通区
域を通ってリークし、逆に、炉内の圧力が大気圧より低
い時には空気が炉内へ入る。炉内と炉外との間のこうし
た交換が大きくなると炉の良好な作動にかなりの影響が
でる。そのため、こうしたガス交換を減すための装置が
種々研究されてきた。
は各電極が貫通する通路が形成されている。炉の動作を
良好に維持するため、特に電弧の長さを調節するため
に、電極は通路内で縦方向に移動自在になっている。電
極は比較的脆い材料で作られており、しかも、電極には
制御不能な横方向振動が加わるので、電極と壁とが互い
に接触して電極が劣化するのを防止するために通路を区
画する壁は電極の外側表面からかなり離れて設けられて
いる。通路壁と電極との間にはこのような間隙があるた
め、炉の内部と外気との間には大きな連通区域ができて
いる。このような連通区域は有害なものである。実際、
炉の圧力が大気圧より高い時には、炉内のガスが連通区
域を通ってリークし、逆に、炉内の圧力が大気圧より低
い時には空気が炉内へ入る。炉内と炉外との間のこうし
た交換が大きくなると炉の良好な作動にかなりの影響が
でる。そのため、こうしたガス交換を減すための装置が
種々研究されてきた。
【0003】電極と完全に接触してシールする装置は使
用されていない。すなわち、この場合には電極内に強い
電流が通った時に電極に放射方向の固有振動が加わって
電極が急速に劣化し、従って、コストが高くなる。アー
ク炉の電極を保護するとともに、炉内と炉外との間のガ
ス交換を制限する装置は例えばフランス国実用新案第2,
360,858 号に開示されている。この保護装置は電極の周
囲を取り囲み且つ炉の天井に固定された円形水箱と、こ
の水箱に接続された上側室で形成されたガス箱(このガ
ス箱はガス取入れ口と上方部に配置されたガス排気口と
を備えている)と、このガス箱の上部壁に配置された円
弧の一部を成す複数の可動部材とによって構成され、各
可動部材は互いに共同して電極を取り囲むリングを形成
し、各可動部材はの底部にはガスが入る空間が形成され
ており、この空間には電極に横方向から対向する開口し
た側部パイプが接続されていて、ガス流が電極へ向って
流れるようになっている。しかし、この装置はかなり複
雑で、使用が難しいということが分っている。
用されていない。すなわち、この場合には電極内に強い
電流が通った時に電極に放射方向の固有振動が加わって
電極が急速に劣化し、従って、コストが高くなる。アー
ク炉の電極を保護するとともに、炉内と炉外との間のガ
ス交換を制限する装置は例えばフランス国実用新案第2,
360,858 号に開示されている。この保護装置は電極の周
囲を取り囲み且つ炉の天井に固定された円形水箱と、こ
の水箱に接続された上側室で形成されたガス箱(このガ
ス箱はガス取入れ口と上方部に配置されたガス排気口と
を備えている)と、このガス箱の上部壁に配置された円
弧の一部を成す複数の可動部材とによって構成され、各
可動部材は互いに共同して電極を取り囲むリングを形成
し、各可動部材はの底部にはガスが入る空間が形成され
ており、この空間には電極に横方向から対向する開口し
た側部パイプが接続されていて、ガス流が電極へ向って
流れるようになっている。しかし、この装置はかなり複
雑で、使用が難しいということが分っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はこれら
の問題を解決した構造が単純で、しかも使用が容易なア
ーク炉の内部と外部との間を部分的にシールする装置を
提供することにある。
の問題を解決した構造が単純で、しかも使用が容易なア
ーク炉の内部と外部との間を部分的にシールする装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも1
つの開口を有する天井と、この開口を通って軸線方向に
延びた電極と、開口の壁と電極との間に形成される通路
とを有するアーク炉の内部と外部との間のガス交換を減
少させる装置において、電極の軸線に対して直角な炉の
水平且つ平坦な外側表面上に配置された中空な環状要素
を有し、この環状要素が開口の外側の端部を構成し、こ
の環状要素は所定の環状間隙を介して電極を取り囲み、
上記の外側表面上を自由に移動できることを特徴とする
装置を提供する。
つの開口を有する天井と、この開口を通って軸線方向に
延びた電極と、開口の壁と電極との間に形成される通路
とを有するアーク炉の内部と外部との間のガス交換を減
少させる装置において、電極の軸線に対して直角な炉の
水平且つ平坦な外側表面上に配置された中空な環状要素
を有し、この環状要素が開口の外側の端部を構成し、こ
の環状要素は所定の環状間隙を介して電極を取り囲み、
上記の外側表面上を自由に移動できることを特徴とする
装置を提供する。
【0006】本発明の他の特徴は、鋳込時に傾動される
炉で使用する場合に、炉の傾動時に天井要素の上側表面
上での環状要素の移動を制限して、環状要素が電極の外
側表面に接触するのを防ぐストッパーが設けられている
点にある。環状要素が電極と対向する側は解放されてい
る。環状要素は、ほぼ放射方向へ延びた仕切り壁によっ
て互いに分離された室を有し、各室の電極と対向する側
は解放されている。仕切り壁は中空な環状要素の内部に
等間隔で配置されているのが好ましい。仕切り壁の内側
端縁部は、環状要素の解放端からその外側端縁部へ向か
う方向に引き下がった位置にある。仕切り壁を湾曲した
羽根の輪郭形状にすることもできる。環状要素の外側端
縁部を解放して室を作り、この室を中空リングと連通さ
せ、この室へ加圧ガスを供給することもできる。中空リ
ングの側壁は環状要素の側壁と一体部品で形成すること
ができる。
炉で使用する場合に、炉の傾動時に天井要素の上側表面
上での環状要素の移動を制限して、環状要素が電極の外
側表面に接触するのを防ぐストッパーが設けられている
点にある。環状要素が電極と対向する側は解放されてい
る。環状要素は、ほぼ放射方向へ延びた仕切り壁によっ
て互いに分離された室を有し、各室の電極と対向する側
は解放されている。仕切り壁は中空な環状要素の内部に
等間隔で配置されているのが好ましい。仕切り壁の内側
端縁部は、環状要素の解放端からその外側端縁部へ向か
う方向に引き下がった位置にある。仕切り壁を湾曲した
羽根の輪郭形状にすることもできる。環状要素の外側端
縁部を解放して室を作り、この室を中空リングと連通さ
せ、この室へ加圧ガスを供給することもできる。中空リ
ングの側壁は環状要素の側壁と一体部品で形成すること
ができる。
【0007】炉の開口を、ほぼ平ら且つ水平な外側表面
を有する天井要素に形成された孔とし、天井要素の外側
には開口と同軸なスリーブを固定し、このスリーブの天
井要素とは反対側の端部に、内径が上記の孔とほぼ等し
い環状プレートを設け、この環状プレートで開口の上端
部を構成し、天井要素とスリーブと環状プレートとによ
って加圧ガスが吹込まれる区域を形成することもでき
る。環状要素を環状プレートの外側表面上に滑動自在に
装着することもできる。また、環状要素を天井要素上に
滑動自在に装着することもできる。吹込みガスは不活性
ガスにすることができる。本発明は、添付図面を参照し
て行う以下の実施例の説明からより明らかになろう。但
し、これらの実施例は、本発明を何ら限定するものでは
ない。
を有する天井要素に形成された孔とし、天井要素の外側
には開口と同軸なスリーブを固定し、このスリーブの天
井要素とは反対側の端部に、内径が上記の孔とほぼ等し
い環状プレートを設け、この環状プレートで開口の上端
部を構成し、天井要素とスリーブと環状プレートとによ
って加圧ガスが吹込まれる区域を形成することもでき
る。環状要素を環状プレートの外側表面上に滑動自在に
装着することもできる。また、環状要素を天井要素上に
滑動自在に装着することもできる。吹込みガスは不活性
ガスにすることができる。本発明は、添付図面を参照し
て行う以下の実施例の説明からより明らかになろう。但
し、これらの実施例は、本発明を何ら限定するものでは
ない。
【0008】
【実施例】図1の (a)は製鋼で一般に使用されている傾
動式アーク炉のアーチ状天井2の上部を示している。天
井2には鉛直軸線X−Xを有する開口4が形成されてい
る。この開口4は開口4の外側端部を規定する水平方向
に平坦な上側表面8を有する天井要素6(これは天井の
一部を形成している)によって規定されている。開口4
と同軸に延びてそれを貫通した電極10は円筒形の外側表
面12を有している。電極10は、炉の正確な動作を確保す
るために、公知の手段によって軸線方向に可動な状態で
装着されている。電極10の外側表面12の直径は開口4の
直径よりかなり小さくなっていて、開口4との間にかな
り大きな環状通路14が形成されている。
動式アーク炉のアーチ状天井2の上部を示している。天
井2には鉛直軸線X−Xを有する開口4が形成されてい
る。この開口4は開口4の外側端部を規定する水平方向
に平坦な上側表面8を有する天井要素6(これは天井の
一部を形成している)によって規定されている。開口4
と同軸に延びてそれを貫通した電極10は円筒形の外側表
面12を有している。電極10は、炉の正確な動作を確保す
るために、公知の手段によって軸線方向に可動な状態で
装着されている。電極10の外側表面12の直径は開口4の
直径よりかなり小さくなっていて、開口4との間にかな
り大きな環状通路14が形成されている。
【0009】環状通路14は、電極12が放射状に振動した
時に開口4を規定する壁面と接触して電極が劣化したり
破損しないような寸法になっていなければならない。環
状通路14がかなり大きいため、多量のガスが炉の内部16
と外部18との間を流通可能である。しかし、炉の良好な
動作を確保するためにはその流量を減す必要がある。そ
のために、炉には中空の環状要素20を含む部分的密封具
が設けられている。この環状要素20は電極10と同軸な天
井要素6の上側表面8上に滑動自在に装着されており、
電極10と環状要素20との間には小さな環状間隙22が残さ
れている。上側表面8には溶融金属を排出するために電
気炉を傾動した時に上側表面8上で環状要素20が移動す
る距離を制限するためのストッパー24が固定されてい
る。従って、環状要素20と電極10との間の接触は防止さ
れ、衝撃作用で電極が剪断されたり破損するのが防止さ
れ、環状要素20と電極10との間に電弧が生じて環状要素
20が急速に破壊されるのが防止される。
時に開口4を規定する壁面と接触して電極が劣化したり
破損しないような寸法になっていなければならない。環
状通路14がかなり大きいため、多量のガスが炉の内部16
と外部18との間を流通可能である。しかし、炉の良好な
動作を確保するためにはその流量を減す必要がある。そ
のために、炉には中空の環状要素20を含む部分的密封具
が設けられている。この環状要素20は電極10と同軸な天
井要素6の上側表面8上に滑動自在に装着されており、
電極10と環状要素20との間には小さな環状間隙22が残さ
れている。上側表面8には溶融金属を排出するために電
気炉を傾動した時に上側表面8上で環状要素20が移動す
る距離を制限するためのストッパー24が固定されてい
る。従って、環状要素20と電極10との間の接触は防止さ
れ、衝撃作用で電極が剪断されたり破損するのが防止さ
れ、環状要素20と電極10との間に電弧が生じて環状要素
20が急速に破壊されるのが防止される。
【0010】図1の (b)に示した本発明の別の実施態様
では、中空な環状要素20がスリーブ21を有している。こ
のスリーブ21は炉の内部16へ向かって延び、電極10の周
囲に環状空間を区画している。この環状空間の幅は上記
の環状間隙22にほぼ等しい。この環状空間を設けること
によって炉の内部へ向かうガスの通過による圧力降下を
大きくすることができる。
では、中空な環状要素20がスリーブ21を有している。こ
のスリーブ21は炉の内部16へ向かって延び、電極10の周
囲に環状空間を区画している。この環状空間の幅は上記
の環状間隙22にほぼ等しい。この環状空間を設けること
によって炉の内部へ向かうガスの通過による圧力降下を
大きくすることができる。
【0011】図2、図3から分かるように、中空な環状
要素20は2枚の放射状に延びた環状プレート26、28で構
成されている。これのプレート26、28は互いに平行で且
つ軸線方向に間隔を介して離れている。各プレート26、
28の放射方向外側端縁部は軸線X−Xを有するスリーブ
30によって互いに接続されている。プレート26、28の放
射方向内側端縁部32、34は互いに同じ直径を有してい
る。この直径は電極10の外側表面12の直径より僅かに大
きく、炉の開口4の直径よりはかなり小さくなってい
る。プレート26と28との間の空間内には、スリーブ30の
内側表面38から延びた放射状の仕切り壁36が等間隔が分
布している。これらの仕切り壁36はスリーブ30の内側表
面38に溶接されている。仕切り壁36はプレート26、28の
1方または両方にも溶接することができる。
要素20は2枚の放射状に延びた環状プレート26、28で構
成されている。これのプレート26、28は互いに平行で且
つ軸線方向に間隔を介して離れている。各プレート26、
28の放射方向外側端縁部は軸線X−Xを有するスリーブ
30によって互いに接続されている。プレート26、28の放
射方向内側端縁部32、34は互いに同じ直径を有してい
る。この直径は電極10の外側表面12の直径より僅かに大
きく、炉の開口4の直径よりはかなり小さくなってい
る。プレート26と28との間の空間内には、スリーブ30の
内側表面38から延びた放射状の仕切り壁36が等間隔が分
布している。これらの仕切り壁36はスリーブ30の内側表
面38に溶接されている。仕切り壁36はプレート26、28の
1方または両方にも溶接することができる。
【0012】仕切り壁36の放射方向内側端縁部40はプレ
ート26と28との間、すなわちプレート26、28の各端縁部
32、34に対してスリーブ30の方へ放射方向へ引っ込んで
配置されていて、ストッパー24が無い時またはストッパ
ー24を取付ける前に環状要素20を取り扱う際に、環状要
素20と電極10とが接触して仕切り壁が劣化しないように
なっている。従って、各仕切り壁36によって区画され室
42の電極10に対向した側は解放されている。これらの室
42は、ガスが炉に出入りする際に生じる圧力降下のバッ
フルの役目をし、この室42と環状間隙22とが組み合わさ
れて、炉の内部16と外部18との間のガス交換を大幅に減
少させる。環状要素20は軽量構造で、上側表面8上に単
に置かれているだけなので、電極10が放射方向に振動し
た時に上側表面8に沿って滑動することができる。ま
た、環状要素20および環状間隙22内のガスは、電極が放
射方向に振動した時に圧縮されて、環状要素20に力を加
えるので、環状間隙22はほぼ一定に維持される。それに
よって、環状要素20と電極10との接触が防止できる。
ート26と28との間、すなわちプレート26、28の各端縁部
32、34に対してスリーブ30の方へ放射方向へ引っ込んで
配置されていて、ストッパー24が無い時またはストッパ
ー24を取付ける前に環状要素20を取り扱う際に、環状要
素20と電極10とが接触して仕切り壁が劣化しないように
なっている。従って、各仕切り壁36によって区画され室
42の電極10に対向した側は解放されている。これらの室
42は、ガスが炉に出入りする際に生じる圧力降下のバッ
フルの役目をし、この室42と環状間隙22とが組み合わさ
れて、炉の内部16と外部18との間のガス交換を大幅に減
少させる。環状要素20は軽量構造で、上側表面8上に単
に置かれているだけなので、電極10が放射方向に振動し
た時に上側表面8に沿って滑動することができる。ま
た、環状要素20および環状間隙22内のガスは、電極が放
射方向に振動した時に圧縮されて、環状要素20に力を加
えるので、環状間隙22はほぼ一定に維持される。それに
よって、環状要素20と電極10との接触が防止できる。
【0013】環状要素20は、電極の近傍に生じる強い磁
界によって内部に渦電流が生じるのを防ぐために、金
属、例えば非磁性ステンレス鋼で作るのが好ましい。渦
電流が生じると電極が加熱されて電極が急速に劣化す
る。
界によって内部に渦電流が生じるのを防ぐために、金
属、例えば非磁性ステンレス鋼で作るのが好ましい。渦
電流が生じると電極が加熱されて電極が急速に劣化す
る。
【0014】図4、図5は環状要素20の別の実施態様を
示している。この場合の環状要素20は、その放射方向外
側端縁部が解放されていて、環状リング50と連通してい
る。環状リング50は、環状プレート26、28の延長線上に
ある2枚の環状プレート52、54によって形成されてい
る。プレート52、54の放射方向外側端縁部は、環状要素
20と同軸な円筒形の壁56によって閉じられている。環状
プレート52、54は環状要素20のプレート26、28と一体部
品にすることができる。円筒形の壁56には加圧ガスを供
給するパイプ60と接続された孔58が形成されている。こ
の加圧ガスは各室内を電極10方向へ流れる。この加圧ガ
スの目的は炉と外気との絶縁性を改善し、環状要素20を
冷却することにある。単純に、スリーブ30を通って延び
たノズルを介してガスを各室または少なくとも複数の室
42内へ直接吹き込むこともできる。加圧ガスは不活性ガ
スであるのが好ましい。
示している。この場合の環状要素20は、その放射方向外
側端縁部が解放されていて、環状リング50と連通してい
る。環状リング50は、環状プレート26、28の延長線上に
ある2枚の環状プレート52、54によって形成されてい
る。プレート52、54の放射方向外側端縁部は、環状要素
20と同軸な円筒形の壁56によって閉じられている。環状
プレート52、54は環状要素20のプレート26、28と一体部
品にすることができる。円筒形の壁56には加圧ガスを供
給するパイプ60と接続された孔58が形成されている。こ
の加圧ガスは各室内を電極10方向へ流れる。この加圧ガ
スの目的は炉と外気との絶縁性を改善し、環状要素20を
冷却することにある。単純に、スリーブ30を通って延び
たノズルを介してガスを各室または少なくとも複数の室
42内へ直接吹き込むこともできる。加圧ガスは不活性ガ
スであるのが好ましい。
【0015】図4から分かるように、不活性ガスが室42
を介して環状リング50内に入るように、環状要素20の仕
切り壁36を方向性のある湾曲した羽根で構成しすること
もできる。この場合、ガス流は矢印Fの方向へ軸線X−
Xに対して傾いて流れる。しかし、上記の実施態様のよ
うに、仕切り壁36を直線状にすることもできる。同様
に、湾曲羽根形状の仕切り壁は、ガスを環状要素20内へ
吹き込まない場合にも使用することができる。この湾曲
羽根は直線状の仕切り壁より接触表面積が大きくなり、
従って、より大きい圧力降下を生じさせる。
を介して環状リング50内に入るように、環状要素20の仕
切り壁36を方向性のある湾曲した羽根で構成しすること
もできる。この場合、ガス流は矢印Fの方向へ軸線X−
Xに対して傾いて流れる。しかし、上記の実施態様のよ
うに、仕切り壁36を直線状にすることもできる。同様
に、湾曲羽根形状の仕切り壁は、ガスを環状要素20内へ
吹き込まない場合にも使用することができる。この湾曲
羽根は直線状の仕切り壁より接触表面積が大きくなり、
従って、より大きい圧力降下を生じさせる。
【0016】図6、図7は、電極10が貫通する開口の所
で、炉上に環状要素20をいかに配置するかを示してい
る。この場合には開口が天井要素6の孔62および環状プ
レート64によって形成されている。環状プレート64は天
井要素6の外側表面8と平行で且つこの外側表面8から
離れている。環状プレート64の内径は孔62の直径とほぼ
同じで、その外周端縁部は軸線X−Xを有するスリーブ
66を介して炉に固定されている。環状プレート64、スリ
ーブ66および炉壁によって区画される空間に加圧ガスを
吹き込むこともできる。第1の配置(図6) では、環状
要素20がアーチ状天井要素6の上側表面8上に配置され
ている。第2の配置(図7)では、環状要素20が環状プ
レート64の上側表面70上に配置されている。本発明の環
状要素を用いることによって、炉の内部と外部との間の
連通を大幅に減少させることができ、相対シールが形成
される。すなわち、環状間隙22が通路14に比べて小さい
ので、ガスが流通する可能性が減少する。これは、環状
要素を平らな壁面上に滑動自在に配置することによって
可能になったことである。
で、炉上に環状要素20をいかに配置するかを示してい
る。この場合には開口が天井要素6の孔62および環状プ
レート64によって形成されている。環状プレート64は天
井要素6の外側表面8と平行で且つこの外側表面8から
離れている。環状プレート64の内径は孔62の直径とほぼ
同じで、その外周端縁部は軸線X−Xを有するスリーブ
66を介して炉に固定されている。環状プレート64、スリ
ーブ66および炉壁によって区画される空間に加圧ガスを
吹き込むこともできる。第1の配置(図6) では、環状
要素20がアーチ状天井要素6の上側表面8上に配置され
ている。第2の配置(図7)では、環状要素20が環状プ
レート64の上側表面70上に配置されている。本発明の環
状要素を用いることによって、炉の内部と外部との間の
連通を大幅に減少させることができ、相対シールが形成
される。すなわち、環状間隙22が通路14に比べて小さい
ので、ガスが流通する可能性が減少する。これは、環状
要素を平らな壁面上に滑動自在に配置することによって
可能になったことである。
【0017】具体的には、直径が 610mmの電極を備える
傾動式の1トンアーク炉の場合には図1と図2の構造の
直径が 620mmの放射方向内側端縁部 (32、34) を有する
環状要素20を用いることによってガス交換を減少させる
ことができる。図4、図5に示す密閉具または図6、図
7に示す構造のプレート64と天井要素6との間の空間中
に不活性ガスを導入した場合には、炉内の圧力に応じて
吹込みガスの流量を調節することによってガス交換を減
少させることができる。すなわち、炉内の圧力が外気の
圧力より過度に高くなった時には吹込みガスの流量を増
加させて、ヒュームが外部へ逸散するのを防止すること
ができる。このために環状要素20の内部へ送るガスの流
量の調節は、炉の内部と電極の孔の近傍の外部環境との
間の圧力差を検出するセンサによって制御することがで
きる。
傾動式の1トンアーク炉の場合には図1と図2の構造の
直径が 620mmの放射方向内側端縁部 (32、34) を有する
環状要素20を用いることによってガス交換を減少させる
ことができる。図4、図5に示す密閉具または図6、図
7に示す構造のプレート64と天井要素6との間の空間中
に不活性ガスを導入した場合には、炉内の圧力に応じて
吹込みガスの流量を調節することによってガス交換を減
少させることができる。すなわち、炉内の圧力が外気の
圧力より過度に高くなった時には吹込みガスの流量を増
加させて、ヒュームが外部へ逸散するのを防止すること
ができる。このために環状要素20の内部へ送るガスの流
量の調節は、炉の内部と電極の孔の近傍の外部環境との
間の圧力差を検出するセンサによって制御することがで
きる。
【図1】 (a)は本発明の第1の実施態様による密封具を
備えたアーク炉の開口部分の概念的な断面図であり、
(b)は本発明の他の実施態様のによる密封具を備える
(a)と類似した炉の概念的な断面図である。
備えたアーク炉の開口部分の概念的な断面図であり、
(b)は本発明の他の実施態様のによる密封具を備える
(a)と類似した炉の概念的な断面図である。
【図2】 図3の環状要素の線II−IIによる軸線方向の
断面図で、図1より拡大率は大きい。
断面図で、図1より拡大率は大きい。
【図3】 図2に示す環状要素の平面図。
【図4】 本発明の密封具の第2の実施態様による密封
具の平面図。
具の平面図。
【図5】 図4の線5−5による断面図。
【図6】 アーク炉における本発明のの密封具の第3の
実施態様の概念的な断面図。
実施態様の概念的な断面図。
【図7】 図6の装置の他の実施態様における図6と類
似の図。
似の図。
2 天井 4 開口 6 天井要素 8 上側表面 10 電極 12 電極の外側表面 14 環状通路 16 炉の内部 18 炉の外部 20 中空な環状要素 21、30 スリーブ 22 環状間隙 24 ストッパー 26、28 環状プレート 36 仕切り壁 42 室
フロントページの続き (72)発明者 ティエリー ベルネ フランス国 57070 メッツ リュ デュ レージュクール 31 (72)発明者 ジャン−ドミニク マルシャル フランス国 57159 マランジュ シルヴ ァンジュ ルュ デュ ラ ルッス (番 地なし) (72)発明者 ダニエル ペルネ フランス国 57070 メッツ ボルニィ リュ デュ ガスコーニュ 8 (72)発明者 ラウル ロス フランス国 68570 ウィンツセルデン リュ シュワルゼンサン 7
Claims (16)
- 【請求項1】 少なくとも1つの開口を有する天井と、
この開口を通って軸線方向に延びた電極と、開口の壁と
電極との間に形成される通路とを有するアーク炉の内部
と外部との間のガス交換を減少させる装置において、 電極の軸線に対して直角な炉の水平且つ平坦な外側表面
上に配置された中空な環状要素を有し、この環状要素が
開口の外側の端部を構成し、この環状要素は所定の環状
間隙を介して電極を取り囲み、上記の外側表面上を自由
に移動できるようになっていることを特徴とする装置。 - 【請求項2】 炉が傾動した時に上記の外側表面上での
環状要素の移動を制限するストッパを有する請求項1に
記載の装置。 - 【請求項3】 環状要素が電極と対向する側に放射状に
開いた内側部分を有する請求項1または2に記載の装
置。 - 【請求項4】 環状要素が、ほぼ放射状の仕切り壁によ
って区画された室を有し、各室の電極と対向する側が解
放されている請求項3に記載の装置。 - 【請求項5】 仕切り壁が環状要素に周方向に互いに隔
てられて配置されている請求項4に記載の装置。 - 【請求項6】 仕切り壁の内側端縁部が、環状要素の解
放された側からその外側端縁方向へ放射方向に離れた位
置にある請求項4または5に記載の装置。 - 【請求項7】 仕切り壁が湾曲した羽根の輪郭形状を有
する請求項4〜6のいずれか一項に記載の装置。 - 【請求項8】 上記の室の少なくとも複数へガスを吹き
込む手段を有する請求項1〜7のいずれか一項に記載の
装置。 - 【請求項9】 環状要素の放射方向外側端縁部が解放さ
れており且つ中空リングと連通し、この中空リングへ加
圧ガスが供給される請求項7に記載の装置。 - 【請求項10】 中空リングと環状要素とが一体部材の
側面を有する請求項9に記載の装置。 - 【請求項11】 炉の開口が、ほぼ平ら且つ水平な外側
表面を有する天井要素に形成された孔であり、天井要素
の外側には開口と同軸なスリーブが固定されており、こ
のスリーブの天井要素とは反対側の端部には、内径が上
記の孔とほぼ等しい環状プレートが設けられ、この環状
プレートは開口の上端部を構成し、天井要素とスリーブ
と環状プレートとによって加圧ガスが吹込まれる区域が
形成されている請求項1〜7のいずれか一項に記載の装
置。 - 【請求項12】 環状要素が環状プレートの外側表面上
に配置されている請求項10に記載の装置。 - 【請求項13】 環状要素が天井要素の上側表面上に滑
動自在に配置されている請求項10に記載の装置。 - 【請求項14】 加圧ガスが不活性ガスである請求項8
に記載の装置。 - 【請求項15】 環状要素が非磁性ステレンス鋼で作ら
れている請求項1〜14のいずれか一項に記載の装置。 - 【請求項16】 環状要素が炉の内側へ突出し且つ電極
の周囲に環状間隙を区画するスリーブを有する請求項1
〜15のいずれか一項に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9106170A FR2676799A1 (fr) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | Dispositif d'etancheite partielle entre l'interieur et l'exterieur d'un four a arc. |
FR9106170 | 1991-05-22 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0688680A true JPH0688680A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=9413012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4155883A Withdrawn JPH0688680A (ja) | 1991-05-22 | 1992-05-22 | アーク炉の内部と外部との間を部分的にシールする装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0515249A1 (ja) |
JP (1) | JPH0688680A (ja) |
KR (1) | KR920021960A (ja) |
FR (1) | FR2676799A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3634977A1 (de) * | 1985-10-14 | 1987-04-16 | Fuji Kiko Kk | Anordnung zur neigung eines lenkrades mittels einer hilfsantriebskraft |
JP2011523768A (ja) * | 2008-06-06 | 2011-08-18 | オウトテック オサケイティオ ユルキネン | 密封装置 |
KR20140056409A (ko) * | 2012-10-24 | 2014-05-12 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 전극홀 간극 차단장치 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19529924C1 (de) * | 1995-08-01 | 1996-10-31 | Mannesmann Ag | Lichtbogenofen und Verfahren zur Vermeidung von Überhitzungen der Ofenwand |
IT202100030824A1 (it) * | 2021-12-07 | 2023-06-07 | Danieli Off Mecc | Forno elettrico ad arco per la fusione di materiale metallico ed impianto siderurgico comprendente detto forno elettrico ad arco |
CN115127353B (zh) * | 2022-06-15 | 2024-09-13 | 中冶赛迪工程技术股份有限公司 | 一种长寿命横向风冷直流电弧炉底结构 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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GB130678A (en) * | 1918-03-12 | 1919-08-14 | Theodore Henry Eickhoff | Improvements in the Breech Mechanism of Firearms. |
GB130687A (en) * | 1918-03-14 | 1919-08-14 | Colin Clarence Gow | Improvements relating to the Mounting of Electrodes of Electric Furnaces. |
GB1332928A (en) * | 1970-11-20 | 1973-10-10 | Belousov A A | Controlled-atmosphere furnace with gas seal |
DE3271455D1 (en) * | 1981-11-20 | 1986-07-03 | Coated Electrodes Ltd | Apparatus for sealing electrodes in electric arc furnaces |
DE3940848A1 (de) * | 1989-12-11 | 1991-06-13 | Foseco Int | Verfahren und vorrichtung zum verschliessen des spaltes zwischen elektrode und ofendeckel eines elektro-schmelzofens |
-
1991
- 1991-05-22 FR FR9106170A patent/FR2676799A1/fr active Pending
-
1992
- 1992-05-14 EP EP92401323A patent/EP0515249A1/fr not_active Withdrawn
- 1992-05-21 KR KR1019920008656A patent/KR920021960A/ko not_active Application Discontinuation
- 1992-05-22 JP JP4155883A patent/JPH0688680A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3634977A1 (de) * | 1985-10-14 | 1987-04-16 | Fuji Kiko Kk | Anordnung zur neigung eines lenkrades mittels einer hilfsantriebskraft |
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KR20140056409A (ko) * | 2012-10-24 | 2014-05-12 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 전극홀 간극 차단장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0515249A1 (fr) | 1992-11-25 |
FR2676799A1 (fr) | 1992-11-27 |
KR920021960A (ko) | 1992-12-19 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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