JPH0688306A - 道路等消雪用ブロック及びその施工法 - Google Patents

道路等消雪用ブロック及びその施工法

Info

Publication number
JPH0688306A
JPH0688306A JP24220592A JP24220592A JPH0688306A JP H0688306 A JPH0688306 A JP H0688306A JP 24220592 A JP24220592 A JP 24220592A JP 24220592 A JP24220592 A JP 24220592A JP H0688306 A JPH0688306 A JP H0688306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
nozzle
water
road
snow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24220592A
Other languages
English (en)
Inventor
Giichi Kitagawa
義一 北川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HOKUETSU SHIYOUSETSU KIKAI KOG
Hokuetsu Shosetsu Kikai Kogyo KK
Original Assignee
HOKUETSU SHIYOUSETSU KIKAI KOG
Hokuetsu Shosetsu Kikai Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HOKUETSU SHIYOUSETSU KIKAI KOG, Hokuetsu Shosetsu Kikai Kogyo KK filed Critical HOKUETSU SHIYOUSETSU KIKAI KOG
Priority to JP24220592A priority Critical patent/JPH0688306A/ja
Publication of JPH0688306A publication Critical patent/JPH0688306A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 舗装層の剥離箇所が少ない道路等消雪用ブロ
ック及びその施工法を提供する。 【構成】 敷設溝23に設けられる新設舗装層26にはブロ
ック本体1の突部7の上面7A、散水ノズル8のノズル
上面8Aのみがあらわれるようにする。 【効果】 既設舗装層24と新設舗装層26との間にのみ境
界があらわれることとなり、剥離しやすい箇所を半減で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路、駐車場などに設
置される道路等消雪用ブロック及びその施工法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものとして特開平2ー2
61108号公報には、縦断面が台形状のブロック本体
の内部に送水管を埋設し、このブロック本体の上面にノ
ズル上面が所定間隔をおいて設けられた複数個の散水ノ
ズルを前記送水管と連通状態に設け、そして道路に掘削
した敷設溝内に、ブロック本体の上面全面を既設舗装層
とほぼ同一面状に設けて設置した後、敷設溝の両側の既
設舗装層をブロック本体の傾斜側面の両側の空隙幅程度
切除し、敷設溝内の空隙に砂や砂利などを詰入し、ブロ
ック本体上面と既設舗装面の切除部分とに新しく舗装層
を設けて設置する道路消雪用ブロック及びその施工法が
開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術において
は、縦断面が台形状のブロック本体の上面にノズル上面
を設け、そして前記ブロック本体の上面、ノズル上面が
あらわれるように道路に設置するというものであるが、
このようなものにおいては、既設舗装面と修復用の新設
舗装面との間、及び新設舗装面とブロック本体との間に
境界ができ、該二箇所の境界にそって舗装層が剥離しや
すいという問題があった。
【0004】本発明は、前記問題を解決して敷設溝にブ
ロック本体を設置した後、舗装層の剥離箇所が少ない道
路等消雪用ブロック及びその施工法を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の道路等消雪用ブ
ロックは、ブロック本体の内部に送水管を埋設し、この
ブロック本体の上面にノズル上面が所定間隔をおいて設
けられた複数個の散水ノズルを前記送水管と連通状態に
設けた道路等消雪用ブロックにおいて、前記ブロック本
体の上面に前記ノズル上面のみ、または該ノズル上面と
その近傍のみを突設したものである。
【0006】本発明の道路等消雪用ブロックの施工法
は、ブロック本体の内部に送水管を埋設し、このブロッ
ク本体の上面にノズル上面が所定間隔をおいて設けられ
た複数個の散水ノズルを前記送水管と連通状態に設けた
道路等消雪用ブロックを、道路等舗装面に設けた敷設溝
に設置し、そして前記散水ノズルのノズル面があらわれ
るようにして前記敷設溝を舗装する道路等消雪用ブロッ
クの施工方法において、前記ブロック本体の上面に前記
ノズル上面、または該ノズル上面とその近傍のみを突設
し、そして前記ノズル上面、または該ノズル上面とその
近傍のみがあらわれるようにして前記敷設溝を舗装する
方法である。
【0007】
【作用】前記構成によって、道路に掘削したブロック本
体よりやや大きい敷設溝内にブロック本体を設置する。
この際に散水ノズルのノズル上面のみ、または該ノズル
上面とその近傍のみを既設舗装層24と同一面状に配置す
る。そして敷設溝内の空隙に砂や砂利などを詰入し、次
に詰入した砂や砂利などの上面に新設舗装層を設ける。
この際に新設舗装層の上面にはノズル上面のみ、または
該ノズル上面とその近傍のみをあらして、舗装の境界を
半減できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1乃至図5を
参照して説明する。ブロック本体1の縦断面は、下部に
矩形部2が形成され、上面3側は上方に突出するように
台形に形成されている。そして内部には送水管4が長手
方向に埋設されている。この送水管4の両端5は、ブロ
ック本体1の両側面6、6Aにあらわれている。また前
記ブロック本体1の上面3には、短円筒状の突部7が所
定間隔をおいて設けられ、この突部7の上面7Aの中心
に散水ノズル8のノズル上面8Aが設けられている。こ
の散水ノズル8は、略円筒状の散水ノズル本体9の下部
に、送水管4に接続した立上り管10が接続する送水孔9
Aが形成され、この送水孔9Aから給水される水が、回
動可能なコック式のバルブ11により開閉するバルブケー
ス12の制水孔13を通って空洞部14に至り、そして四方に
設けられた散水孔15より散水できるようになっている。
【0009】また、前記ブロック本体1の一側面6の下
部には、水平突部16が設けられ、この水平突部16の先端
には上向き突部17が形成されて連結受け部18が設けら
れ、一方他側面6Aの下部には、隣接するブロック本体
1の連結受け部18に上方向から嵌合する連結部19が設け
られいる。この連結部19は、切欠き段部20に溝21が形成
されている。なお27は送水管4の両端5を囲むように両
側面6、6Aに各々設けられた漏水防止用パッキンであ
る。
【0010】次に前記構成についてその施工法を説明す
る。道路22に掘削したブロック本体1よりやや大きい敷
設溝23内に、ブロック本体1を設置する。この際に突部
7の上面7Aと散水ノズル8のノズル上面8Aがアスフ
ァルト、コンクリート等の既設舗装層24と同一面状に配
置する。さらに連結受け部18の突部17の上方から連結部
19の溝21を嵌合させるとともに送水管4相互を連通し
て、隣接するブロック本体1相互を連結する。そして送
水管4にはポンプ(図示せず)を接続しておく。この
後、敷設溝23内の空隙に砂や砂利25などを詰入する。次
に、詰入した砂や砂利25などの上面に改修用の新設舗装
層26を設ける。この際に新設舗装層26の上面は前記突部
7の上面7Aと散水ノズル8のノズル上面8Aと同一面
状に設ける。このように設置されたブロック本体1の送
水管4にポンプから送水すると、送水管4からの水が立
上り管10を通って散水ノズル8の送水孔9A、バルブ1
1、バルブケース12の制水孔13を介して空洞部14に至
り、そして散水孔15から噴出して、周囲の雪を消雪す
る。
【0011】以上のように、前記実施例においては前記
ブロック本体1の上部に突部7を一体に設け、そしてこ
の突部7の上面7Aとノズル上面8Aが同一面状になる
ように散水ノズル8を設けて、該ブロック本体1を設置
した敷設溝23に設けられる新設舗装層26には突部7の上
面7A、散水ノズル8のノズル上面8Aのみがあらわれ
るようにしたことによって、既設舗装層24と新設舗装層
26との間にのみ境界があらわれることとなり、剥離しや
すい箇所を半減できる。
【0012】さらに、ブロック本体1の両側面6、6A
には、連結受け部18、連結部19を設けて、連結受け部18
に隣接するブロック本体1の連結部19を、上方から嵌合
することによって、簡単にブロック本体1の連結作業を
行うことができる。
【0013】図6及び図7は本発明の第2実施例を示し
ており、前記第1実施例と同一部分には同一符号を付
し、その詳細な説明を省略する。第2実施例において
は、ブロック本体1の上面3から散水ノズル8のノズル
上面8Aのみが突設しており、また連結受け部18Aの突
部17Aは平面が円弧状に形成されており、また連結部19
Aの溝21Aも平面が円弧状に形成されている。
【0014】したがって、散水ノズル8のノズル上面8
Aが既設舗装層24と同一面状に配置するように敷設溝23
内に、ブロック本体1を設置する。そして連結受け部18
Aの突部17Aの上方から連結部19Aの溝21Aを嵌合させ
るとともに、隣接するブロック本体1を円弧状の連結受
け部18Aと同じく連結部19Aの溝21Aを摺動して向きを
かえるようにして連結する。次に、詰入した砂や砂利な
どの上面に新設舗装層26を散水ノズル8の上面8Aがあ
らわれるように設ける。
【0015】以上のように、前記実施例においては前記
ブロック本体1の上面3にノズル上面8Aが同一面状に
なるように散水ノズル8を設けて、該ブロック本体1を
設置した敷設溝23に設けられる新設舗装層26には散水ノ
ズル8の上面8Aのみがあらわれるようにしたことによ
って、既設舗装層24と新設舗装層26との間にのみ境界が
あらわれることとなり、剥離しやすい箇所を半減でき
る。
【0016】さらに、ブロック本体1の両側面6、6A
には、連結受け部18A、連結部19Aを設けて、連結受け
部18Aに隣接するブロック本体1の連結部19Aを、上方
から嵌合することによって、簡単にブロック本体1の連
結作業を行うことができ,さらに連結受け部18A、連結
部19Aを円弧状に形成して、両者の摺動によって隣接す
るブロック本体1の設置方向を容易に調節することがで
きる。
【0017】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば散水ノズルは上面に散水孔が設けられ
ているものであればよく、またブロック本体に設けられ
る散水ノズル等は適宜変更が可能である。また実施例で
は既設舗装層に敷設溝を形成し、そしてブロック本体を
設置した後、新設舗装層を設けるという既設道路の場合
を示したが、新設道路或いは駐車場等でもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明の道路等消雪用ブロックは、ブロ
ック本体の内部に送水管を埋設し、このブロック本体の
上面にノズル上面が所定間隔をおいて設けられた複数個
の散水ノズルを前記送水管と連通状態に設けた道路等消
雪用ブロックにおいて、前記ブロック本体の上面に前記
ノズル上面のみ、または該ノズル上面とその近傍のみを
突設したものであり、道路等の舗装時には舗装層の境界
を半減させることができる。
【0019】本発明の道路等消雪用ブロックの施工法
は、ブロック本体の内部に送水管を埋設し、このブロッ
ク本体の上面にノズル上面が所定間隔をおいて設けられ
た複数個の散水ノズルを前記送水管と連通状態に設けた
道路等消雪用ブロックを、道路等舗装面に設けた敷設溝
に設置し、そして前記散水ノズルのノズル面があらわれ
るようにして前記敷設溝を舗装する道路等消雪用ブロッ
クの施工方法において、前記ブロック本体の上面に前記
ノズル上面、または該ノズル上面とその近傍のみを突設
し、そして前記ノズル上面、または該ノズル上面とその
近傍のみがあらわれるようにして前記敷設溝を舗装する
方法であり、道路等の舗装時には舗装層の境界を半減さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す一部切欠き正面図で
ある。
【図2】本発明の第1実施例を示す一部切欠き平面図で
ある。
【図3】本発明の第1実施例を示す一部切欠き側面図で
ある。
【図4】本発明の第1実施例を示す散水ノズルの断面図
である。
【図5】本発明の第1実施例を示す斜示図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【図7】本発明の第2実施例を示す一部切欠き平面図で
ある。
【符号の説明】
1 ブロック本体 3 上面 4 送水管 8 散水ノズル 8A ノズル上面 15 散水孔 22 道路 23 敷設溝 24 既設舗装層 26 新設舗装層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック本体の内部に送水管を埋設し、
    このブロック本体の上面にノズル上面が所定間隔をおい
    て設けられた複数個の散水ノズルを前記送水管と連通状
    態に設けた道路等消雪用ブロックにおいて、前記ブロッ
    ク本体の上面に前記ノズル上面、または該ノズル上面と
    その近傍のみを突設したことを特徴とする道路等消雪用
    ブロック。
  2. 【請求項2】 ブロック本体の内部に送水管を埋設し、
    このブロック本体の上面にノズル上面が所定間隔をおい
    て設けられた複数個の散水ノズルを前記送水管と連通状
    態に設けた道路等消雪用ブロックを、道路等舗装面に設
    けた敷設溝に設置し、そして前記散水ノズルのノズル面
    があらわれるようにして前記敷設溝を舗装する道路等消
    雪用ブロックの施工方法において、前記ブロック本体の
    上面に前記ノズル上面、または該ノズル上面とその近傍
    のみを突設し、そして前記ノズル上面、または該ノズル
    上面とその近傍のみがあらわれるようにして前記敷設溝
    を舗装する道路等消雪用ブロックの施工方法。
JP24220592A 1992-09-10 1992-09-10 道路等消雪用ブロック及びその施工法 Pending JPH0688306A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24220592A JPH0688306A (ja) 1992-09-10 1992-09-10 道路等消雪用ブロック及びその施工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24220592A JPH0688306A (ja) 1992-09-10 1992-09-10 道路等消雪用ブロック及びその施工法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0688306A true JPH0688306A (ja) 1994-03-29

Family

ID=17085821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24220592A Pending JPH0688306A (ja) 1992-09-10 1992-09-10 道路等消雪用ブロック及びその施工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0688306A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009270332A (ja) * 2008-05-07 2009-11-19 Advance:Kk 消雪ブロックの連結構造
JP2009270331A (ja) * 2008-05-07 2009-11-19 Advance:Kk 消雪ブロックの連結構造
JP2010037761A (ja) * 2008-08-01 2010-02-18 Nakashima Kensetsu Kk 単位送水管を中継する中継散水ブロック

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0245722A (ja) * 1988-08-06 1990-02-15 Hitachi Ltd ライニング設備

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0245722A (ja) * 1988-08-06 1990-02-15 Hitachi Ltd ライニング設備

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009270332A (ja) * 2008-05-07 2009-11-19 Advance:Kk 消雪ブロックの連結構造
JP2009270331A (ja) * 2008-05-07 2009-11-19 Advance:Kk 消雪ブロックの連結構造
JP2010037761A (ja) * 2008-08-01 2010-02-18 Nakashima Kensetsu Kk 単位送水管を中継する中継散水ブロック

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102021015B1 (ko) 유출지하수 및 빗물을 이용한 도로용 비산 미세먼지 저감 장치
CN112663541B (zh) 中央分隔带生态预制装配式护栏安装施工方法
JPH0688306A (ja) 道路等消雪用ブロック及びその施工法
JPH10266111A (ja) 道路構造
JP5622232B2 (ja) 舗装部における熱交換構造及びそれに用いる通水板
JPH0640006U (ja) 道路等消雪用ブロック
KR100436896B1 (ko) 교량의 교대뒷채움부 시공 방법
JPH02261108A (ja) 消雪道路用消雪ブロック及びその施工法
JP3446201B2 (ja) 消雪用ブロックと接続構造
JP3005534U (ja) 道路等消雪用ブロック
JPH0343506A (ja) 舗装路面融雪装置
JP2572427B2 (ja) 中央分離帯の改修方法およびそれに使用される防護壁ブロック
JPS62268429A (ja) 複合機能管路
JP3002246U (ja) 消雪道路用歩道縁石ブロック
JPS60258313A (ja) 道路面融雪構造
JP3217325B2 (ja) 消雪道路用散水ブロック
JP2544776Y2 (ja) 消雪道路用消雪ブロック
JPH08184017A (ja) 消雪道路用消雪ブロック
JPH0369706A (ja) 融雪装置及びその施工方法
JPS6149005A (ja) 融雪法
JPH0245724B2 (ja)
JPH0686742B2 (ja) 消雪道路における融雪水の地下還元構造
JPH0663604U (ja) 消雪道路用消雪ブロック
JP2799845B2 (ja) 地下浸透型側溝の構築工法
JP2592589Y2 (ja) 消雪道路施工形成用消雪ブロック