JPS6149005A - 融雪法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、散水方式の融雪法ではなく、通水性ブロック
板上面ににじみ出る水により通水性ブロック板上の積雪
を在来同様に融雪して散水による衣服の水濡れや水の無
駄使いを防止する効率の良い融雪法に関するものである
。

〔従来の技術〕

在来道路の融雪法としては道路の中央や両端に融雪用散
水ノズルを埋設し、この散水ノズルから水を噴出して道
路の融雪を行っているが、散水による噴出アーチが大き
いため歩行者の衣服に水がかかったりくつの中に入った
りする上大量散水により水が無駄に使われ、地下水便用
の場合にはこの無駄な大量散水は地盤沈下を起すことに
なり、問題となっている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は、散水方式による衣服の水濡れや水の無駄使い
を防止して歩行者が安心して歩ける消雷道路を提供する
ものである。

〔問題点を解決するための手段〕

添付図面を参照にしてその構成を詳述すると次の通りで
ある。

毛細管現象により水が浸透することが可能な微細な空隙
がおこし菓子状に介在する通水性ブロック板（１）を敷
設する◇ この通水性ブロック板（１）内に導水管（２）により地
下水や温水を浸透供給せしめることにより通水性ブロッ
ク板（１）表面の積雪を融雪せしめる。

この通水性プロラグ板（１）の敷設はあらかじめ工場で
製造された通水性ブロック板（１）を現場へ運損して敷
設しても良いし、現場で所望箇所に敷設形成しても良い
。

この通水性ブロック板（１）の成形は砂や細粒石などを
セメントで固める際発泡剤を混入せしめて発泡剤により
微細な空隙がおこし菓子状ζ二介在するように成形して
も良いし、型成形する際常に型内に気体を圧入透過せし
めることにより微細な空隙がおこし菓子状に介在するよ
うに成形しても良い。

〔実施例〕

第１，３図は、通水性ブロック板（１）を歩道ブロック
として歩道に敷設し、車道寄りの歩道側に設けた送水管
（３）の適当箇所に分岐管（４）を設け、この分岐管（
４）の先端に導水管（２）を設け、この導水管（２）よ
り地下水や温水を通水性ブロック板（１）に浸透供給せ
しめて歩道上の積雪を融雪せしめる場合を示している。

第２図は、導水管（２）を通水性ブロック板（１）に内
蔵せしめて通水性ブロック板（１）を連結せしめる場合
を示している。

図中符号（５）はパルプ、（６）は散水ノズルである。

〔発明の効果〕

本発明は上述のように構成したから敷設された通水性ブ
ロック板（１）内に導水管（２）により地下水や温水を
供給せしめると地下水や温水は毛細管現象により通水性
ブロック板（１）表面に浸透して丁度雨で濡れたと同じ
状態になりこの状態で積雪の下側から徐々に融雪するか
ら在来のように融雪ノズルにより散水された水で衣服が
濡れたり大量の水を散水して貴重な地下水を無駄に使っ
たりすることなく非常に効率良く融雪し得る融雪法とな
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の融雪法を実施した実施状態の説明図、
第２図は判例の一部の斜視図、第３図は本発明の融雪法
を実施した実施状態の平面図であるＯ （１戸・通水性プＷ７り板、（２）・・導水管。 昭和５９年Ｂ月１３日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　毛細管現象により水が浸透することが可能な微細な
   空隙がおこし菓子状に介在する通水性ブロック板を敷設
   し、この通水性ブロック板内に導水管により地下水や温
   水を浸透供給せしめることにより通水性ブロック板表面
   の積雪を融雪せしめることを特徴とする融雪法。 ２　通水性ブロック板を歩道ブロックとして歩道に敷設
   して歩道上の積雪を融雪せしめる特許請求の範囲第１項
   記載の融雪法。