JPH068821Y2 - コンパクト容器 - Google Patents

コンパクト容器

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Publication number
JPH068821Y2
JPH068821Y2 JP1988107511U JP10751188U JPH068821Y2 JP H068821 Y2 JPH068821 Y2 JP H068821Y2 JP 1988107511 U JP1988107511 U JP 1988107511U JP 10751188 U JP10751188 U JP 10751188U JP H068821 Y2 JPH068821 Y2 JP H068821Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
surface plate
transparent
resin sheet
pattern portion
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988107511U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0229609U (ja
Inventor
健司 碓井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pola Chemical Industries Inc
Original Assignee
Pola Chemical Industries Inc
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Publication date
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Publication of JPH0229609U publication Critical patent/JPH0229609U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は夫々の模様が相違して変化に富み軽量で使用
便利なコンパクト容器に関するものである。
《従来の技術》 従来より第6図、第7図に図示したようにコンパクト容
器の蓋体30を合成樹脂シート31と透明の合成樹脂表
面板32との二層で形成したものは知られている(実開
昭63−48511号公報、実開昭59−139204
号公報参照)。
又第8図に図示したようにコンパクト容器の蓋体40で
合成樹脂表面板41の内面に凹凸模様部42を設けたも
のは知られている(実開昭60−64713号公報、実
開昭54−87300号公報参照)。
《考案が解決しようとする問題点》 ところで第6図、第7図に図示した従来のコンパクト容
器の蓋体30に付した模様は柔らか味に乏しく、更に深
みがなく、且つ同一の模様を付したものが大量に出回る
ことで使用者の好みに合わない等の欠点があった。
又第8図に図示した蓋体40の内面に設けた凹凸模様部
42は光の屈曲によって図柄として見えるようにしたも
のでこの図柄も同一の模様となり使用者の好みに合わな
い等の欠点があった。
この考案は上記の問題点を解決したものであり、夫々の
異ったデザインを有した要素を備えたもので、蓋体の模
様が夫々相違して変化に富み、使用者である婦女子の好
みに合う使用便利なコンパクト容器を得ることを目的と
したものである。
《問題点を解決するための手段》 上記の目的を達成するためのこの考案は収納室1を形成
した容器体2に軸部3を介して蓋体4を開閉自在に設け
たものに於いて、蓋体4は、印刷模様部6を設けた合成
樹脂シート7と、内面に凹凸模様部8を設けた透明又は
半透明の合成樹脂表面板9との二層より成り、且つ内面
に凹凸模様部8を設けた透明又は半透明の合成樹脂表面
板9は成型時に白色の樹脂剤を混入しところどころに乳
白色ぼかし層部11を点在させると共に合成樹脂シート
7は合成樹脂表面板9の内面に設けた凹凸模様部8に熱
接着によって密接貼着して表面板10を形成したもので
ある。
《実施例》 以下図面についてこの考案の実施例を説明すると、1は
収納室であり、収納室1を形成した容器体2に軸部3を
介して蓋体4を開閉自在に設けたものに於いて、蓋体4
は軸部3を備えた内面板5と、印刷模様部6を設けた合
成樹脂シート7と、内面に凹凸模様部8を設けた透明又
は半透明の合成樹脂表面板9との二層より成り、且つ合
成樹脂シート7は合成樹脂表面板9の内面に設けた凹凸
模様部8に密接貼着して表面板10を形成し、更に表面
板10を接着剤層12を介して内面板5に接着したもの
である。
又透明又は半透明の合成樹脂表面板9は成型時に白色の
樹脂剤を混入したところどころに乳白色ぼかし層部11
を点在させたものであり、且つこの乳白色ぼかし層部1
1は成型時に合成樹脂表面板9の同一個所に位置するよ
うに設けることは不可能であり、又更に印刷模様部6を
設けた合成樹脂シート7は表面板10の成型時に合成樹
脂表面板9の凹凸模様部8に熱接着によって接着したも
のであるが、合成樹脂シート7は熱のために伸縮するの
で、接着した接着面が凹凸であることと相俟って合成樹
脂表面板9の同一個所に同一模様が表れるように接着す
ることは不可能である。
よって合成樹脂表面板9に乳白色ぼかし層部11を設け
たことと合成樹脂シート7に印刷模様部6を設けたこと
とが相俟って同一の模様が表れる表面板10を形成する
ことはできないもので夫々デザインを異にしたものを形
成でき使用者は店頭に於いて各人に好みにあった模様を
有したコンパクト容器を得ることができるものである。
又内面板5は中央をくり抜いた窓孔部13を設け、該窓
孔部13に挿入した鏡14と共に接着剤層12を介して
表面板10に直接接着されるようにしたものであり、且
つ下部層15と上部層16の2層に形成して下部層15
は金色等の光沢を有した合成樹脂、金属、その他適宜素
材で形成し、上部層16は黒又はグレー等に着色した着
色合成樹脂材で形成すると共に上部層16の周縁には下
部層15の周縁を被覆した突出条17を一体的に形成
し、該突出条17は携帯時に於ける指掛けを容易として
脱落を防止したものである。
また18は掛止部、19は指掛け凹部、20はパフ、2
1は化粧料である。
《考案の作用効果》 この考案は以上のような構成であり、蓋体4は、印刷模
様部6を設けた合成樹脂シート7と、内面に凹凸模様部
8を設けた透明又は半透明の合成樹脂表面板9との二層
より成り、且つ合成樹脂シート7は合成樹脂表面板9の
内面に設けた凹凸模様部8に密接貼着して表面板10を
形成したことによって印刷模様部6と凹凸模様部8が一
体的に見え、更に表面板10を介して見える模様は例え
ば大理石のように美しく更に光の屈折によって変化に富
んだ効果を有し柔か味を具備すると共に深みがあり、且
つ立体的に見えて模様が彫刻のような感触に見え、且つ
表面板10の表面には何ら凹凸を有さないものであるか
ら汚れが付着しても取れなくなるようなことがなく使用
上極めて好都合である。
又透明又は半透明の合成樹脂表面板9は成型時に白色の
樹脂剤を混入したところどころに乳白色ぼかし層部11
を点在させたものであり、且つこの乳白色ぼかし層部1
1は成型時に合成樹脂表面板9の同一個所に位置するよ
うに設けることは不可能であり、又更に印刷模様部6を
設けた合成樹脂シート7は表面板10の成型時に合成樹
脂表面板9の凹凸模様部8に熱接着によって接着したの
で、接着時に合成樹脂シート7は熱のために伸縮し、接
着した合成樹脂表面板9の同一個所に同一模様が表れる
ように接着することは不可能である。
よって合成樹脂表面板9に乳白色ぼかし層部11を設け
たことと合成樹脂表面板9に熱接着した合成樹脂シート
7に印刷模様部6を設けたこととが相俟って同一の模様
が表れる表面板10を形成することはできないもので使
用者は店頭に於いて異なったデザインを有した要素を備
えたもの、即ち各人の好みにあった模様を有した婦女子
の好みに合うコンパクト容器を得ることができるもので
ある。
又更に構造が簡単で機械加工による大量生産に適し、安
価に提供できる等の幾多の実用的効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は斜視図、第2図は第1図に於けるA−A一部拡
大断面図、第3図は第1図に於けるB−B一部拡大断面
図、第4図(イ)(ロ)(ハ)(ニ)は分解斜視図、第5図は開蓋し
た状態の斜視図、第6図乃至第8図は従来例の説明図で
ある。 1…収納室、2…容器体、3…軸部、4…蓋体、5…内
面板、6…印刷模様部、7…合成樹脂シート、8…凹凸
模様部、9…合成樹脂表面板、10…表面板、11…乳
白色ぼかし層部、12…接着剤層、13…窓孔部、14
…鏡、15…下部層、16…上部層、17…突出条、1
8…掛止部、19…指掛け凹部、20…パフ、21……
化粧料

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納室1を形成した容器体2に軸部3を介
    して蓋体4を開閉自在に設けたものに於いて、蓋体4
    は、印刷模様部6を設けた合成樹脂シート7と、内面に
    凹凸模様部8を設けた透明又は半透明の合成樹脂表面板
    9との二層より成り、且つ内面に凹凸模様部8を設けた
    透明又は半透明の合成樹脂表面板9は成型時に白色の樹
    脂剤を混入しところどころに乳白色ぼかし層部11を点
    在させると共に合成樹脂シート7は合成樹脂表面板9の
    内面に設けた凹凸模様部8に熱接着によって密接貼着し
    て表面板10を形成したことを特徴とするコンパクト容
    器。
JP1988107511U 1988-08-15 1988-08-15 コンパクト容器 Expired - Lifetime JPH068821Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988107511U JPH068821Y2 (ja) 1988-08-15 1988-08-15 コンパクト容器

Applications Claiming Priority (1)

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JP1988107511U JPH068821Y2 (ja) 1988-08-15 1988-08-15 コンパクト容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0229609U JPH0229609U (ja) 1990-02-26
JPH068821Y2 true JPH068821Y2 (ja) 1994-03-09

Family

ID=31341992

Family Applications (1)

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JP1988107511U Expired - Lifetime JPH068821Y2 (ja) 1988-08-15 1988-08-15 コンパクト容器

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JP (1) JPH068821Y2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5811290Y2 (ja) * 1977-11-28 1983-03-03 株式会社吉野工業所 合成樹脂製コンパクトの蓋体構造
JPS59139204U (ja) * 1983-03-10 1984-09-18 株式会社資生堂 化粧料用容器
JPS6064713U (ja) * 1983-10-06 1985-05-08 株式会社 葛飾プレス工業所 コンパクト
JPS6348511U (ja) * 1986-09-18 1988-04-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0229609U (ja) 1990-02-26

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