JPH0812Y2 - 使い捨てタイプの携帯用化粧料容器 - Google Patents
使い捨てタイプの携帯用化粧料容器Info
- Publication number
- JPH0812Y2 JPH0812Y2 JP8194490U JP8194490U JPH0812Y2 JP H0812 Y2 JPH0812 Y2 JP H0812Y2 JP 8194490 U JP8194490 U JP 8194490U JP 8194490 U JP8194490 U JP 8194490U JP H0812 Y2 JPH0812 Y2 JP H0812Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- cosmetic
- adhered
- mount
- cosmetic container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Closures For Containers (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、一回乃至数回の使用後廃棄する使い捨て
タイプであって、携帯に便利な薄い形態に形成された化
粧料容器に関する。
タイプであって、携帯に便利な薄い形態に形成された化
粧料容器に関する。
(従来の技術) 従来、ファンデーション、アイライナー、ほほ紅等の
化粧料を収納したコンパクトの如き化粧料容器は、通常
15mm以上の厚みを有しており、嵩ばるために形態に不便
を来たす欠点があった。そこで、これより薄く形成した
カードタイプの化粧料容器も提案され実用化されている
が、これでも4mm程度の厚みがあった。
化粧料を収納したコンパクトの如き化粧料容器は、通常
15mm以上の厚みを有しており、嵩ばるために形態に不便
を来たす欠点があった。そこで、これより薄く形成した
カードタイプの化粧料容器も提案され実用化されている
が、これでも4mm程度の厚みがあった。
一方サンプルとして提供される化粧料は、一枚の厚手
の台紙上に化粧料を担持させ、表面をフィルム若しくは
紙で被覆してシールした形態を有している。しかしなが
ら、かかるサンプルは、試用の目的達成のためのみに提
供される物品であるため、化粧料容器として携帯し、通
常の使用に供するには体裁が悪く、したがって販売店頭
や家庭で使用し得るにすぎなかった。
の台紙上に化粧料を担持させ、表面をフィルム若しくは
紙で被覆してシールした形態を有している。しかしなが
ら、かかるサンプルは、試用の目的達成のためのみに提
供される物品であるため、化粧料容器として携帯し、通
常の使用に供するには体裁が悪く、したがって販売店頭
や家庭で使用し得るにすぎなかった。
(考案が解決しようとする課題) この考案は、きわめて薄い形態に形成されていると共
に、人前でも充分に使用に耐える物品形態を備えてお
り、したがって携帯して何等の支障なく通常の使用を行
うことが出来ると共に、サンプルとしても提供すること
が出来るようにした使い捨てタイプの携帯用化粧料容器
を提供せんとするものである。
に、人前でも充分に使用に耐える物品形態を備えてお
り、したがって携帯して何等の支障なく通常の使用を行
うことが出来ると共に、サンプルとしても提供すること
が出来るようにした使い捨てタイプの携帯用化粧料容器
を提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、この考案が採った手段
は、化粧料(6)を担持した台紙(4)と、化粧料
(6)を被覆して台紙(4)の周縁に接着され、化粧料
(6)に整合して開口部(7)を備えるカバーシート
(5)とで本体シート(2)を形成し、該本体シート
(2)の上面を被覆してカバーシート(5)の周縁に接
着される蓋シート(3)を有し、該蓋シート(3)の前
部は開放のため非接着されたツマミ片(8)に形成さ
れ、後部はヒンジ部分としてより広い接着面積で接着さ
れていることを特徴とする。
は、化粧料(6)を担持した台紙(4)と、化粧料
(6)を被覆して台紙(4)の周縁に接着され、化粧料
(6)に整合して開口部(7)を備えるカバーシート
(5)とで本体シート(2)を形成し、該本体シート
(2)の上面を被覆してカバーシート(5)の周縁に接
着される蓋シート(3)を有し、該蓋シート(3)の前
部は開放のため非接着されたツマミ片(8)に形成さ
れ、後部はヒンジ部分としてより広い接着面積で接着さ
れていることを特徴とする。
(実施例) 以下に図面を参照しつつ、この考案の好ましい実施例
を詳細に説明する。第1,2図はこの考案に係る化粧料容
器の平面及び側面を示し、化粧料容器(1)は、通常の
コンパクトと称せられる化粧料容器とほぼ同大で同形の
平面形状を有し、厚さ約1mm以下のきわめて薄い形態に
形成されており、第3図に示すように、周縁をシールし
て上面に被覆貼着されている蓋シート(3)を本体シー
ト(2)から引き剥がして上方へ開放することが出来
る。
を詳細に説明する。第1,2図はこの考案に係る化粧料容
器の平面及び側面を示し、化粧料容器(1)は、通常の
コンパクトと称せられる化粧料容器とほぼ同大で同形の
平面形状を有し、厚さ約1mm以下のきわめて薄い形態に
形成されており、第3図に示すように、周縁をシールし
て上面に被覆貼着されている蓋シート(3)を本体シー
ト(2)から引き剥がして上方へ開放することが出来
る。
本体シート(2)は、下面の台紙(4)と、該台紙
(4)の上面を被覆するカバーシート(5)とからな
る。
(4)の上面を被覆するカバーシート(5)とからな
る。
本体シート(2)並びに、蓋シート(3)は紙で形成
され、台紙(4)は容器全体に剛性と強度を持たせるた
めに所要の厚みを有する。
され、台紙(4)は容器全体に剛性と強度を持たせるた
めに所要の厚みを有する。
蓋シート(3)とカバーシート(5)は、薄い紙から
なり、蓋シート(3)には所望の色や模様或は商標等が
印刷される。カバーシート(5)は、台紙(4)上に担
持された化粧料(6)を露出させるための非使用時には
閉じられた開口部(7)を有し、必要に応じて中皿や塗
布用ブラシの模様が印刷される。
なり、蓋シート(3)には所望の色や模様或は商標等が
印刷される。カバーシート(5)は、台紙(4)上に担
持された化粧料(6)を露出させるための非使用時には
閉じられた開口部(7)を有し、必要に応じて中皿や塗
布用ブラシの模様が印刷される。
台紙(4)上にはファンデーション、アイカラー、ほ
ほ紅等の所望の化粧料(6)が、一回若しくは数回の使
用量だけ担持され、この化粧料(6)を被覆して、カバ
ーシート(5)は、台紙(4)の周縁に接着される。カ
バーシート(5)には、前記台紙(4)に担持された化
粧料(6)の位置に整合して、ミシン目を入れられて容
易に開放することの出来る開口部(7)が形成される。
ほ紅等の所望の化粧料(6)が、一回若しくは数回の使
用量だけ担持され、この化粧料(6)を被覆して、カバ
ーシート(5)は、台紙(4)の周縁に接着される。カ
バーシート(5)には、前記台紙(4)に担持された化
粧料(6)の位置に整合して、ミシン目を入れられて容
易に開放することの出来る開口部(7)が形成される。
蓋シート(3)はカバーシート(5)の上面周縁に接
着される。蓋シート(3)の前部には、開放時のツマミ
片(8)を作出するために、カバーシート(5)に非接
着の状態に残される。又、蓋シート(3)の後部(9)
は、開放時のヒンジ部分として用いるために、大きな接
着面積で接着されている。尚、接着剤を再貼着可能なも
のとすれば、数回の使用中、蓋シート(3)をカバーシ
ート(5)上に再貼着させることが出来、担持された化
粧料の保護をより確実に図ることが可能となるであろ
う。
着される。蓋シート(3)の前部には、開放時のツマミ
片(8)を作出するために、カバーシート(5)に非接
着の状態に残される。又、蓋シート(3)の後部(9)
は、開放時のヒンジ部分として用いるために、大きな接
着面積で接着されている。尚、接着剤を再貼着可能なも
のとすれば、数回の使用中、蓋シート(3)をカバーシ
ート(5)上に再貼着させることが出来、担持された化
粧料の保護をより確実に図ることが可能となるであろ
う。
(作用) このように、台紙(4)に担持された化粧料(6)
は、台紙(4)の周縁で接着されるカバーシート(5)
で被覆されており、化粧料(6)の保護と気密性の保持
が達成される。又、カバーシート(5)はその上面に周
縁で接着される蓋シート(3)で被覆されているので、
蓋シート(3)の前部のツマミ片(8)を把持して、引
き剥がすことにより、後部(9)をヒンジとして上方へ
開放され、通常のコンパクトの如き使用形態を得ること
が出来る。
は、台紙(4)の周縁で接着されるカバーシート(5)
で被覆されており、化粧料(6)の保護と気密性の保持
が達成される。又、カバーシート(5)はその上面に周
縁で接着される蓋シート(3)で被覆されているので、
蓋シート(3)の前部のツマミ片(8)を把持して、引
き剥がすことにより、後部(9)をヒンジとして上方へ
開放され、通常のコンパクトの如き使用形態を得ること
が出来る。
蓋シート(3)を開放した後、カバーシート(5)の
開口部(7)をミシン目に沿って切断し開放して、化粧
料(6)を露出させ、使用する。
開口部(7)をミシン目に沿って切断し開放して、化粧
料(6)を露出させ、使用する。
台紙(4)、カバーシート(5)並びに蓋シート
(3)を互に接着した状態において、全体の厚みは実質
的に1mm以下であり、きわめて薄いため携帯に便利であ
る。
(3)を互に接着した状態において、全体の厚みは実質
的に1mm以下であり、きわめて薄いため携帯に便利であ
る。
(考案の効果) この考案によれば、全体がきわめて薄い形態であるた
め、携帯に便利であると共に、化粧料試用のためのサン
プルとして提供するのにも最適である。
め、携帯に便利であると共に、化粧料試用のためのサン
プルとして提供するのにも最適である。
又、全体の形状は、実際のコンパクトと同様の形状に
仕上げることが出来、蓋シートをヒンジ状に開放して使
用するようにしてあるので、実際のコンパクトに近似し
た使用感を得ることが出来、安物のイメージしかない従
来のサンプルとは異なって、高級なイメージがあり、ハ
ンドバック等に携帯して充分に人前で使用するに耐える
ものとなる。
仕上げることが出来、蓋シートをヒンジ状に開放して使
用するようにしてあるので、実際のコンパクトに近似し
た使用感を得ることが出来、安物のイメージしかない従
来のサンプルとは異なって、高級なイメージがあり、ハ
ンドバック等に携帯して充分に人前で使用するに耐える
ものとなる。
第1図は平面図、第2図は側面図、第3図は使用時の平
面図、第4図は第1図A−A′線に沿った断面図、第5
図は第3図B−B′線に沿った断面図、第6図は分解斜
視図である。 (1)……化粧料容器、(2)……本体シート (3)……蓋シート、(4)……台紙 (5)……カバーシート、(6)……化粧料 (7)……開口部、(8)……ツマミ片 (9)……後部
面図、第4図は第1図A−A′線に沿った断面図、第5
図は第3図B−B′線に沿った断面図、第6図は分解斜
視図である。 (1)……化粧料容器、(2)……本体シート (3)……蓋シート、(4)……台紙 (5)……カバーシート、(6)……化粧料 (7)……開口部、(8)……ツマミ片 (9)……後部
Claims (1)
- 【請求項1】化粧料(6)を担持した台紙(4)と、化
粧料(6)を被覆して台紙(4)の周縁に接着され、化
粧料(6)に整合して開口部(7)を備えるカバーシー
ト(5)とで本体シート(2)を形成し、 該本体シート(2)の上面を被覆してカバーシート
(5)の周縁に接着される蓋シート(3)を有し、該蓋
シート(3)の前部は開放のため非接着されたツマミ片
(8)に形成され、後部はヒンジ部分としてより広い接
着面積で接着されていることを特徴とする使い捨てタイ
プの携帯用化粧料容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8194490U JPH0812Y2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 使い捨てタイプの携帯用化粧料容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8194490U JPH0812Y2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 使い捨てタイプの携帯用化粧料容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0441317U JPH0441317U (ja) | 1992-04-08 |
JPH0812Y2 true JPH0812Y2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=31628323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8194490U Expired - Lifetime JPH0812Y2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 使い捨てタイプの携帯用化粧料容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0812Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-31 JP JP8194490U patent/JPH0812Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0441317U (ja) | 1992-04-08 |
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