JPH0226330Y2 - - Google Patents

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JPH0226330Y2
JPH0226330Y2 JP1984028341U JP2834184U JPH0226330Y2 JP H0226330 Y2 JPH0226330 Y2 JP H0226330Y2 JP 1984028341 U JP1984028341 U JP 1984028341U JP 2834184 U JP2834184 U JP 2834184U JP H0226330 Y2 JPH0226330 Y2 JP H0226330Y2
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JP
Japan
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pattern
base
mirror
temperature
decorative
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JP1984028341U
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JPS60140420U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ペンダント又はブローチなどの装
飾用装身具に関するものである。
従来の装飾用装身具は、装着していない間も、
装着している間も、その表面模様は常時一定不変
であり、変化に乏しいため、楽しみもいまひとつ
といつた感があつた。
この考案は、上記の点に鑑み、通常の使用状態
では、通常の装飾用装身具と同様の表面模様を有
し、掌に把持すると、体温に反応して、表面が他
の状態に変化するようにした装飾用装身具を提供
することを目的としする。
上記の目的を達成するため、この考案は、熱良
導性の基体Aとこれを被覆する表面体Bで構成
し、基体の表面に鏡面又は写真などの画像媒体を
備えるとともに、前記表面体を透明シート材で形
成し、かつ、それに感温変色性色素の着色層で模
様を形成することにより、通常は前記模様が表面
に表示されているが、この装飾用装身具を掌で把
持するなどして体温を加えると、体温に反応して
前記模様が消滅し、かつ、表面体が透明化して、
基体の鏡面又は画像が顕出するようにしたもので
ある。
次に、図面に基いて、この考案の実施例を説明
する。
A1は基体であり、ガラス、金属などの熱良導
性材料で形成され、その表面に反射面を有するよ
うに鏡面が設けられている。鏡面は既知の技術に
より硝酸銀水溶液を注いだガラス面に銀を沈着さ
せ、その上に樹脂などの保護膜を塗つたもの、又
は、表面を研いだステンレススチール板などを用
いることができる。後者の場合は、基体自体をス
テンレススチールで構成し、その表面に鏡面を備
えることができる。
B1はガラス又は合成樹脂などの透明シート材
で形成された表面体であり、その片面、好ましく
は、裏面に感温変色性色素を用いて所望の模様C
が着色表示されている。この感温変色性色素は、
常温において発色していて、人間の体温に反応し
て消色するものが用いられている。第1図の例で
は、花模様が描かれており、その地の部分も他の
色彩の感温変色性色素で着色されており、これに
より、常温においては、表面体の表面には、前記
花模様が表出していて、基体の表面を被覆し、前
記鏡面の存在が判らなくされている。
図示の実施例は、この考案による装飾用装身具
をペンダントとして実現したものであるため、こ
れを吊り下げるため、前記基体の一部にリング1
を取り付け、又は基体の周縁に穴を設けることに
よより、チエーン又は紐など2を結合できるよう
にしている。
基体の周縁3を他の部分よりも厚肉にし、その
周縁内に表面体を嵌合する構造とすることによ
り、基体と表面体の結合を確実なものとすること
ができる。また、感温変色性色素を表面体の裏面
に塗着した場合は、その塗着層に身体が直接接触
しないから、保護される効果が得られるが、感温
変色性色素を表面体の表面に塗着しても、基体の
周縁3を表面体の表面よりも突出させることによ
り、装着中に身体や衣服が感温変色性色素塗着層
に接触して摩耗されることを防止することができ
る。
上記の構成により、この装飾用装身具を使用し
ていない間、及び装着してもこれに体温が所要温
度に達しない位置に装着されている間は、表面体
B1の表面には、第1図に示されているような感
温変色性色素で形成された、通常の装飾用装身具
のものと同様な模様が表示されているが、この装
飾用装身具を第3図に例示するように掌に把持
し、又は身体の他の部分に直接当てて、あるい
は、他人の身体に直接当てて、体温を基体A1
ら表面体の感温変色性色素に伝達させると、前記
模様が消色して透明化するため、基体A1の鏡面
が表面に顕出する。従つて、装着者又は把持者
は、その鏡面を用いて例えば、唇の回りもしくは
目の回りなどの顔面の一部を写して、化粧直しな
どをすることができる。
すなわち、この実施例では、通常は、従来と同
様の装飾用装身具として使用できるとともに、必
要時は、単にその装飾用装身具を体で暖めて直ち
に手鏡として利用でき、従来のように、ハンドバ
ツクやポケツトなどの中から鏡を捜している姿を
他人に見られることなく、何気ない姿勢で素早く
身嗜みを整え、又は化粧直しをすることができ
る。
表面体の表面模様は、好みに合つた任意のもの
でよく、第1図に例示した花類のほか、第4図に
例示したように魚介類又は他の動物類などあるい
は、デザイン化された各種の抽象画なども好まれ
る。
第5図及び第6図は、この考案の他の実施例を
示すものであり、表面体B2をヒンジ4によつて
基体A2に対して開閉可能に結合するとともに、
フツク5により閉じた状態に保持できる構造と
し、また、基体と表面体の間に間〓6を形成し
て、その間〓に写真が映つた陽画紙、絵又は文字
などが書かれたカード、その他の画像媒体Dを介
捜できるようにしたものである。画像媒体Dは、
例えば家族、愛玩動物、友人、愛人などの写真で
あつたり、アイドル歌手の写真やブロマイドなど
であつたり、又はプライベートな情報などであつ
たりすることができる。
表面体を基体に対して開閉自在とするには、上
記ヒンジによるもののほか、表面体を基体に対し
てねじ合わせる構造、又は嵌合する構造であつて
もよい。
このように、この実施例では、表面体の蓋のよ
うにして開閉して、画像媒体を随時交換すること
ができるので、使用者の希望に応じて、任意のも
のを介捜して所持することができる。
この実施例においても、表面体B2の表面又は
裏面には、感温変色性色素による着色模様が施さ
れている。
従つて、この装飾用装身具は、使用していない
間及び身体に装着しても体温と同じ温度にならな
い位置に装着されている間は、表面体の例えば魚
の一種であるふぐの表面模様が表出して、通常の
装飾用装身具と何ら変らない外観を備えている
が、これを掌に把持し、又は身体の他の部分に当
てて体温と同じ温度にすると、表面模様が消失
し、その代りに、画像媒体の写真、絵、情報など
が顕出する。従つて、この実施例よれば、装飾用
装身具に必要時に、容易に画像を顕出させて楽し
むことができる。
この考案は、第3実施例として、上記第1実施
例における基体A1と表面体B1の間に画像媒体D
を恒久的に介在させたものとすることもできる。
また、上記の実施例は、この考案をペンダント
して実現した例であるが、この考案はブローチ又
はヘアーアクセサリーなどとして実現することも
できるものである。
上述のように、この考案によれば、通常の使用
状態では、表面に従来のものと同様に装飾模様を
備え、装身具として使用することができるととも
に、必要時は、掌に把持し、又はその他の身体に
押し当てて、体温を加えることにより、これに反
応して、表面の模様が消失し、代りに鏡面又は画
像が顕出するので、装身具として意外な変化を楽
しむことができるとともに、これを化粧直しなど
をするための手鏡として、又は画像表示体として
使用することもでき、従来品に全くない実用性を
備えることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の一実施例を示すものであ
り、第1図は正面図、第2図は第1図の−線
断面図、第3図は表面を変化させる時の一態様を
示す斜視図、第4図は表面模様の他の例を示す正
面図、第5図及び第6図はこの考案の他の実施例
を示すもので、第5図は正面図、第6図は第5図
の−線断面図である。 A1,A2……基体、B1,B2……表面体、C……
模様、D……画像媒体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 下記の構成要素からなる装飾用装身具。 (イ) 表面に鏡面及び/又は写真などの画像媒体
    を備えた基体。 (ロ) 前記基体の表面を被覆するように設けら
    れ、かつ常温において発色し、体温に反応し
    て消色して透明状となり、前記鏡面及び/又
    は写真などの画像媒体を顕出させる感温変色
    性色素で着色してなる表面体。 (2) 基体の表面に鏡面が設けられ、表面体に感温
    変色性色素で所望の模様が着色されていること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載の装飾用装身具。 (3) 表面体が基体に対して接離自在に結合され、
    基体と表面体の間に画像媒体が交換可能に介捜
    されていることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載の装飾用装身具。
JP2834184U 1984-02-29 1984-02-29 装飾用装身具 Granted JPS60140420U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2834184U JPS60140420U (ja) 1984-02-29 1984-02-29 装飾用装身具

Applications Claiming Priority (1)

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JP2834184U JPS60140420U (ja) 1984-02-29 1984-02-29 装飾用装身具

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Publication Number Publication Date
JPS60140420U JPS60140420U (ja) 1985-09-17
JPH0226330Y2 true JPH0226330Y2 (ja) 1990-07-18

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ID=30526124

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JP2834184U Granted JPS60140420U (ja) 1984-02-29 1984-02-29 装飾用装身具

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07976Y2 (ja) * 1989-02-07 1995-01-18 株式会社トーツー創研 ペンダント

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4943673U (ja) * 1972-07-26 1974-04-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54140991U (ja) * 1978-03-24 1979-09-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4943673U (ja) * 1972-07-26 1974-04-17

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JPS60140420U (ja) 1985-09-17

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