JPH0330067Y2 - - Google Patents
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- JPH0330067Y2 JPH0330067Y2 JP1987078092U JP7809287U JPH0330067Y2 JP H0330067 Y2 JPH0330067 Y2 JP H0330067Y2 JP 1987078092 U JP1987078092 U JP 1987078092U JP 7809287 U JP7809287 U JP 7809287U JP H0330067 Y2 JPH0330067 Y2 JP H0330067Y2
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 11
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 11
- 230000036760 body temperature Effects 0.000 claims description 9
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- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 5
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は紙または硬質合成樹脂からなる厚さが
薄い本体片の表面に画線部を形成した仏閣などの
お守りと呼ばれる守り札に関するものである。
薄い本体片の表面に画線部を形成した仏閣などの
お守りと呼ばれる守り札に関するものである。
従来、守り札として、実公昭58−8146号公報に
示すように、板材からなる本体片の表面に、仏像
などの突出部を形成すると共に、この突出部の周
囲に熱によつて色が変化する液晶を塗着し、この
液晶の表面に透明な合成樹脂被覆を施したものが
知られている。
示すように、板材からなる本体片の表面に、仏像
などの突出部を形成すると共に、この突出部の周
囲に熱によつて色が変化する液晶を塗着し、この
液晶の表面に透明な合成樹脂被覆を施したものが
知られている。
そして、この従来例の守り札は、使用者が合掌
の折りに守り札を両手に挟み、温度変化によつて
液晶が順次色変化をするようにしたものである。
の折りに守り札を両手に挟み、温度変化によつて
液晶が順次色変化をするようにしたものである。
従来例の守り札は、前述したように液晶の温度
による色変化を利用して、仏像などの突出部の周
囲部分を色変化させているだけで、仏像などの画
線部(本明細書でいう画線部とは本尊その他の仏
像などの絵と、祈願文、経文などの文字のうちの
複数とを印刷した部分をいうものとする)自体を
色変化させたり、隠顕させたりするものではない
ので、守り札の使用者にとつて感銘が薄い。ま
た、液晶は温度による色変化に時間がかかると共
に、透明にしにくく、さらに、仏像などの突出部
を本体片に設けているため、守り札全体としても
厚さが厚くなり、携帯しにくいという問題点があ
つた。
による色変化を利用して、仏像などの突出部の周
囲部分を色変化させているだけで、仏像などの画
線部(本明細書でいう画線部とは本尊その他の仏
像などの絵と、祈願文、経文などの文字のうちの
複数とを印刷した部分をいうものとする)自体を
色変化させたり、隠顕させたりするものではない
ので、守り札の使用者にとつて感銘が薄い。ま
た、液晶は温度による色変化に時間がかかると共
に、透明にしにくく、さらに、仏像などの突出部
を本体片に設けているため、守り札全体としても
厚さが厚くなり、携帯しにくいという問題点があ
つた。
本考案は、前述した問題点を解決するためにな
されたもので、熱可逆変色性インキを利用するこ
とにより、本体片に形成した画線部の本尊などが
ある主要部分自体を短時間で直接的に隠顕させる
ことで、使用者に深い霊的な感銘と強い印象を与
えることができ、また、携帯しやすく、さらに製
品の流通過程での間違いが少ない守り札を提供す
ることを目的としている。
されたもので、熱可逆変色性インキを利用するこ
とにより、本体片に形成した画線部の本尊などが
ある主要部分自体を短時間で直接的に隠顕させる
ことで、使用者に深い霊的な感銘と強い印象を与
えることができ、また、携帯しやすく、さらに製
品の流通過程での間違いが少ない守り札を提供す
ることを目的としている。
本考案による守り札は、紙または硬質合成樹脂
製の厚さが薄い本体片1の表面に、背景2aと本
尊2bおよび文字2dとを互いに異なる色で印刷
した主要部分2cと、主要部分2c外に印刷した
文字2eとからなる画線部2を形成し、前記主要
部分2cのみに、大気温度では主要部分2cを隠
蔽し体温より若干低い温度以上で透明となる熱可
逆変色性インキ3を塗着し、このインキ3の塗着
部および主要部分2c外の文字2e印刷部を含む
前記本体片1の表面全体を透明な合成樹脂からな
る保護外被4で被覆したものである。
製の厚さが薄い本体片1の表面に、背景2aと本
尊2bおよび文字2dとを互いに異なる色で印刷
した主要部分2cと、主要部分2c外に印刷した
文字2eとからなる画線部2を形成し、前記主要
部分2cのみに、大気温度では主要部分2cを隠
蔽し体温より若干低い温度以上で透明となる熱可
逆変色性インキ3を塗着し、このインキ3の塗着
部および主要部分2c外の文字2e印刷部を含む
前記本体片1の表面全体を透明な合成樹脂からな
る保護外被4で被覆したものである。
本考案の守り札は、大気温度では画線部2の文
字のある主要部分2cが熱可逆変色性インキ3で
隠蔽されて見えないか、あるいはほとんど見えな
いが、使用者が画線部2の主要部分2cに手など
を当てて加温し、前記主要部分2cが体温より若
干低い温度になると、透明にしにくい液晶と異な
り、前記インキ3が透明に変化するので、主要部
分2cの祈願文などの文字2d、本尊2bなどが
見え、見えるまでの時間が場合によつては数秒間
という短時間である。そして、加温状態に維持す
ると主要部分2cが見える状態を持続する。ま
た、大気温度まで放冷すると、大気温度と体温と
の差によるが、数秒または1分間程度の短時間で
祈願文などの文字2d、本尊2bなどが見えなく
なる。さらに主要部分2cの文字2d、本尊2b
を背景2aおよび前記インキの大気温度状態での
色と著しく異なつた色、例えば黒と白などの色に
すれば、小さい文字2dなどでも前記加温によつ
て鮮鋭に見えるようになり、隠顕の差が明確であ
り、したがつて使用者に深い霊的な感銘と強い印
象を与えることができる。
字のある主要部分2cが熱可逆変色性インキ3で
隠蔽されて見えないか、あるいはほとんど見えな
いが、使用者が画線部2の主要部分2cに手など
を当てて加温し、前記主要部分2cが体温より若
干低い温度になると、透明にしにくい液晶と異な
り、前記インキ3が透明に変化するので、主要部
分2cの祈願文などの文字2d、本尊2bなどが
見え、見えるまでの時間が場合によつては数秒間
という短時間である。そして、加温状態に維持す
ると主要部分2cが見える状態を持続する。ま
た、大気温度まで放冷すると、大気温度と体温と
の差によるが、数秒または1分間程度の短時間で
祈願文などの文字2d、本尊2bなどが見えなく
なる。さらに主要部分2cの文字2d、本尊2b
を背景2aおよび前記インキの大気温度状態での
色と著しく異なつた色、例えば黒と白などの色に
すれば、小さい文字2dなどでも前記加温によつ
て鮮鋭に見えるようになり、隠顕の差が明確であ
り、したがつて使用者に深い霊的な感銘と強い印
象を与えることができる。
さらに、肌近くに携帯していることで、携帯時
にも体温近くに保持しておけば、画線部2の主要
部分2cが見える状態となり、取出した場合には
ある程度の時間主要部分2cが見えることにな
る。
にも体温近くに保持しておけば、画線部2の主要
部分2cが見える状態となり、取出した場合には
ある程度の時間主要部分2cが見えることにな
る。
そして、本考案の守り札は、紙または硬質合成
樹脂などで本体片1が構成され、この本体片1の
表面に画線部2を印刷で形成し、前記インキ3を
塗着し、透明な合成樹脂の保護外被4で被覆した
ので、本体片1の表面に突出部などがなく、画線
部2、前記インキ3および保護外被4も厚さが薄
いことにより、守り札全体としてても薄く嵩ばら
ず携帯しやすい。
樹脂などで本体片1が構成され、この本体片1の
表面に画線部2を印刷で形成し、前記インキ3を
塗着し、透明な合成樹脂の保護外被4で被覆した
ので、本体片1の表面に突出部などがなく、画線
部2、前記インキ3および保護外被4も厚さが薄
いことにより、守り札全体としてても薄く嵩ばら
ず携帯しやすい。
しかも、本考案では、画線部2の主要部分2c
外にも例えば仏閣名などの文字2eが印刷してあ
り、これらの文字2eは、熱可逆変色性インキ3
の塗着部外にあるため、主要部分2cの文字2
d、本尊2bなどと関係なく常時見えることによ
り、製品の流通過程で本尊2bなどが見えなくて
も、主要部分2c外の文字2eを見ることで、仕
向け先などを間違う恐れが少なくなる。
外にも例えば仏閣名などの文字2eが印刷してあ
り、これらの文字2eは、熱可逆変色性インキ3
の塗着部外にあるため、主要部分2cの文字2
d、本尊2bなどと関係なく常時見えることによ
り、製品の流通過程で本尊2bなどが見えなくて
も、主要部分2c外の文字2eを見ることで、仕
向け先などを間違う恐れが少なくなる。
以下、本考案の一実施例につき図を参照して説
明する。
明する。
第1図ないし第3図において、1は硬質紙また
は硬質合成樹脂シートからなる厚さが0.1〜0.5mm
程度の名刺大の本体片、2は本体片1の表面に形
成した画線部である。画線部2は主要部分2cを
有し、主要部分2cには、背景2aと共に本尊2
bが着色写真印刷され、さらに「家内安全」、「商
売繁昌」その他の祈願文などの文字2dが暗色の
背景2aと著しく異なる白色、黄色、または黄金
色で印刷されている。さらに、画線部2は、主要
部分2c外に仏閣名などの文字2eが印刷されて
いる。
は硬質合成樹脂シートからなる厚さが0.1〜0.5mm
程度の名刺大の本体片、2は本体片1の表面に形
成した画線部である。画線部2は主要部分2cを
有し、主要部分2cには、背景2aと共に本尊2
bが着色写真印刷され、さらに「家内安全」、「商
売繁昌」その他の祈願文などの文字2dが暗色の
背景2aと著しく異なる白色、黄色、または黄金
色で印刷されている。さらに、画線部2は、主要
部分2c外に仏閣名などの文字2eが印刷されて
いる。
3は前記画線部2の主要部分2cのみに塗着さ
れた熱可逆変色性インキであり、このインキ3
は、−30〜+34℃程度の大気温度では黒色または
藍色などの濃暗色で画線部2の主要部分2cに設
けた本尊5b、文字2dが見えないかほとんど見
えないように主要部分2cを隠蔽する作用をす
る。そして、前記インキ3は、大気温度よりも高
い35℃〜36℃の体温よりも若干低い温度以上の時
は、無色透明になるように作用するものである。
なお、前記インキ3の色は赤や緑の濃い色とした
時でも前記のものと同様の作用を期待することが
できる。また、熱可逆変色性インキ3としては、
電子供与呈色性物質、この電子供与呈色物質に対
応する電子受容性物質およびアゾメチン類の3成
分を共存させ、アゾメチン類としてはR−CH=
N−R′、R−CH=N−R′−N=CH−R、R−
N=HC−R′−CH=N−R(ただし、前記式中
R,R′は、脂肪族残基、置換脂肪族残基、芳香
族残基、置換芳香族残基、ヘテロ環残基または置
換アミノ基を示し、これらの中、少なくとも芳香
族残基または置換芳香族残基の何れか1つを含む
ものとする)を用いる特開昭60−58481号公報に
示されたものなどである。
れた熱可逆変色性インキであり、このインキ3
は、−30〜+34℃程度の大気温度では黒色または
藍色などの濃暗色で画線部2の主要部分2cに設
けた本尊5b、文字2dが見えないかほとんど見
えないように主要部分2cを隠蔽する作用をす
る。そして、前記インキ3は、大気温度よりも高
い35℃〜36℃の体温よりも若干低い温度以上の時
は、無色透明になるように作用するものである。
なお、前記インキ3の色は赤や緑の濃い色とした
時でも前記のものと同様の作用を期待することが
できる。また、熱可逆変色性インキ3としては、
電子供与呈色性物質、この電子供与呈色物質に対
応する電子受容性物質およびアゾメチン類の3成
分を共存させ、アゾメチン類としてはR−CH=
N−R′、R−CH=N−R′−N=CH−R、R−
N=HC−R′−CH=N−R(ただし、前記式中
R,R′は、脂肪族残基、置換脂肪族残基、芳香
族残基、置換芳香族残基、ヘテロ環残基または置
換アミノ基を示し、これらの中、少なくとも芳香
族残基または置換芳香族残基の何れか1つを含む
ものとする)を用いる特開昭60−58481号公報に
示されたものなどである。
4はアクリルまたはポリエチレンなどの透明な
合成樹脂からなる保護外被であり、この外被4は
画線部2の主要部分2c、すなわち前記インキ3
の塗着部およびインキ3塗着部外の文字2e印刷
部の表面を含む前記本体片1の表面全体に、塗着
またはフイルムの接着によつて被覆されている。
なお、本体片1の裏面にも保護外被を設けてもよ
い。
合成樹脂からなる保護外被であり、この外被4は
画線部2の主要部分2c、すなわち前記インキ3
の塗着部およびインキ3塗着部外の文字2e印刷
部の表面を含む前記本体片1の表面全体に、塗着
またはフイルムの接着によつて被覆されている。
なお、本体片1の裏面にも保護外被を設けてもよ
い。
また、本実施例の守り札は、和紙に包み、使用
説明書と共に守り袋に収納して使用するなど、適
宜の包装を行つて使用することができる。
説明書と共に守り袋に収納して使用するなど、適
宜の包装を行つて使用することができる。
以上のように構成された実施例の守り札は、大
気温度では、第3図に示すように、熱可逆変色性
インキ3が黒色などの暗色であり、このインキ3
に隠蔽されて画線部2の主要部分2cが見えない
か、あるいはぼんやりとした輪郭が見える程度で
ある。しかし、包装から出しまたは包装のまま手
などを当てて体温より若干低い程度まで加温する
と、前記インキ3が透明となり、第1図に示すよ
うに画線部2の本尊2bや祈願文、経文などの文
字2dが背景2aと共に顕出し、ごく短時間で見
えるようになる。また、加温状態を維持すると、
本尊2bなどが見える状態を持続する。そして、
大気中に放置して大気温度までインキ3が冷える
と、インキ3によつて第3図に示すように画線部
2の主要部分2cが隠され、本尊2b、祈願文の
文字2cなどが顕出時よりは長いが短時間で見え
なくなる。また、肌近くに携帯していることで、
体温に近い温度に維持されると、画線部2の主要
部分2cが顕出している状態となり、包装と共に
体外に出し、包装から取出すと主要部分2cの本
尊2bなどを見ることができる。
気温度では、第3図に示すように、熱可逆変色性
インキ3が黒色などの暗色であり、このインキ3
に隠蔽されて画線部2の主要部分2cが見えない
か、あるいはぼんやりとした輪郭が見える程度で
ある。しかし、包装から出しまたは包装のまま手
などを当てて体温より若干低い程度まで加温する
と、前記インキ3が透明となり、第1図に示すよ
うに画線部2の本尊2bや祈願文、経文などの文
字2dが背景2aと共に顕出し、ごく短時間で見
えるようになる。また、加温状態を維持すると、
本尊2bなどが見える状態を持続する。そして、
大気中に放置して大気温度までインキ3が冷える
と、インキ3によつて第3図に示すように画線部
2の主要部分2cが隠され、本尊2b、祈願文の
文字2cなどが顕出時よりは長いが短時間で見え
なくなる。また、肌近くに携帯していることで、
体温に近い温度に維持されると、画線部2の主要
部分2cが顕出している状態となり、包装と共に
体外に出し、包装から取出すと主要部分2cの本
尊2bなどを見ることができる。
なお、本考案において、本体片は薄い木板であ
つてもよい。
つてもよい。
以上説明したように、本考案によれば、紙、合
成樹脂などの厚さが薄い本体片1の表面に本尊2
b、文字2d,2eのある画線部2を形成し、こ
の画線部2の本尊2b、文字2dのある主要部分
2cのみに熱可逆変色性インキ3を塗着し、使用
者がこのインキ3を体温より若干低い温度まで加
温することで透明となり、短時間で主要部分2c
の文字2d、本尊2bなどが鮮鋭に見え、この守
り札を大気温度まで放冷すると前記インキで画線
部2の主要部分2cを隠蔽し、この部分2cの本
尊2b、文字2dなどが短時間で見えなくなるの
で、隠顕の差が明確であり、使用者に深い霊的な
感銘と強い印象を与えることができる。また、本
体片1も突出部がなく、前記画線部2、前記イン
キ3およびこれらを被覆する保護外被4も厚さが
薄いことにより、守り札全体としても薄く、蒿ば
らず携帯しやすい守り札を提供できる。さらに、
画線部2の主要部分2c外にも例えば仏閣名など
の文字2eが印刷してあり、これらの文字2e
は、熱可逆変色性インキ3の塗着部外にあるた
め、主要部分2cの文字2d、本尊2bなどと関
係なく常時見えることにより、製品の流通過程で
本尊2bなどが見えなくても、主要部分2c外の
文字2eを見ることで、仕向け先などを間違う恐
れが少なくなるという効果がある。
成樹脂などの厚さが薄い本体片1の表面に本尊2
b、文字2d,2eのある画線部2を形成し、こ
の画線部2の本尊2b、文字2dのある主要部分
2cのみに熱可逆変色性インキ3を塗着し、使用
者がこのインキ3を体温より若干低い温度まで加
温することで透明となり、短時間で主要部分2c
の文字2d、本尊2bなどが鮮鋭に見え、この守
り札を大気温度まで放冷すると前記インキで画線
部2の主要部分2cを隠蔽し、この部分2cの本
尊2b、文字2dなどが短時間で見えなくなるの
で、隠顕の差が明確であり、使用者に深い霊的な
感銘と強い印象を与えることができる。また、本
体片1も突出部がなく、前記画線部2、前記イン
キ3およびこれらを被覆する保護外被4も厚さが
薄いことにより、守り札全体としても薄く、蒿ば
らず携帯しやすい守り札を提供できる。さらに、
画線部2の主要部分2c外にも例えば仏閣名など
の文字2eが印刷してあり、これらの文字2e
は、熱可逆変色性インキ3の塗着部外にあるた
め、主要部分2cの文字2d、本尊2bなどと関
係なく常時見えることにより、製品の流通過程で
本尊2bなどが見えなくても、主要部分2c外の
文字2eを見ることで、仕向け先などを間違う恐
れが少なくなるという効果がある。
第1図は本考案の一実施例による守り札を示す
加温状態の一部を切欠いた平面図、第2図は第1
図の−線に沿う厚さのみを拡大した断面図、
第3図は第1図に示す守り札の大気放置状態の一
部を切欠いた平面図である。 1……本体片、2……画線部、2a……背景、
2b……本尊、2c……主要部分、2d……文
字、2e……主要部外の文字、3……熱可逆変色
性インキ、4……保護外被。
加温状態の一部を切欠いた平面図、第2図は第1
図の−線に沿う厚さのみを拡大した断面図、
第3図は第1図に示す守り札の大気放置状態の一
部を切欠いた平面図である。 1……本体片、2……画線部、2a……背景、
2b……本尊、2c……主要部分、2d……文
字、2e……主要部外の文字、3……熱可逆変色
性インキ、4……保護外被。
Claims (1)
- 紙または硬質合成樹脂製の厚さが薄い本体片1
の表面に、背景2aと本尊2bおよび文字2dと
を互いに異なる色で印刷した主要部分2cと、主
要部分2c外に印刷した文字2eとからなる画線
部2を形成し、前記主要部分2cのみに、大気温
度では主要部分2cを隠蔽し体温より若干低い温
度以上で透明となる熱可逆変色性インキ3を塗着
し、このインキ3の塗着部および主要部分2c外
の文字2e印刷部を含む前記本体片1の表面全体
を透明な合成樹脂からなる保護外被4で被覆した
ことを特徴とする守り札。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987078092U JPH0330067Y2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987078092U JPH0330067Y2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63187981U JPS63187981U (ja) | 1988-12-01 |
JPH0330067Y2 true JPH0330067Y2 (ja) | 1991-06-26 |
Family
ID=30926716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987078092U Expired JPH0330067Y2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0330067Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01280749A (ja) * | 1988-03-29 | 1989-11-10 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀写真感光材料 |
JPH0540788Y2 (ja) * | 1988-05-11 | 1993-10-15 | ||
JP6827225B1 (ja) * | 2020-04-15 | 2021-02-10 | 株式会社ファムプロダクツ | お守りの製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5734880B2 (ja) * | 1975-11-10 | 1982-07-26 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS588146Y2 (ja) * | 1980-08-07 | 1983-02-14 | 誠吾 進藤 | 変色可能なお守り |
-
1987
- 1987-05-26 JP JP1987078092U patent/JPH0330067Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5734880B2 (ja) * | 1975-11-10 | 1982-07-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63187981U (ja) | 1988-12-01 |
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