JPH068820Y2 - 化粧料保護カバ−の取付け構造 - Google Patents

化粧料保護カバ−の取付け構造

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JPH068820Y2
JPH068820Y2 JP1987116383U JP11638387U JPH068820Y2 JP H068820 Y2 JPH068820 Y2 JP H068820Y2 JP 1987116383 U JP1987116383 U JP 1987116383U JP 11638387 U JP11638387 U JP 11638387U JP H068820 Y2 JPH068820 Y2 JP H068820Y2
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JP
Japan
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protective cover
cosmetics
layer
cosmetic
cover
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JP1987116383U
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JPS6423907U (ja
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正夫 天雲
一男 鈴木
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は化粧料保護カバーの取付け構造に係り、特に、
化粧料収容皿の上縁周囲に合成樹脂製の保護カバーを接
着して化粧料の表面を保護するようにしたものに関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、コンパクトに収容された化粧料に保護のための
カバーを取付けることが行われており、このようなもの
としては実開昭56−4509号公報に記載されている
ものがある。
これは、第4図に示すように、化粧料収容皿10の上縁11
に合成樹脂製の保護カバー12を取り付けたものであり、
これによって化粧料13の保護が図られるようになってい
る。
また、保護カバー12を上縁11に超音波熔着等により接着
したものもあり、化粧料を使用する際には保護カバー12
を剥離して化粧料13を露出させる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、前記した従来のものにおいて、保護カバー12
を剥離した場合、化粧料収容皿10の上縁11と保護カバー
との接着部分が無理に剥がされることとなるため、剥離
を円滑に行うことが困難であるとともに、その部分が白
化して光沢が失われ、美観を損ねるという問題がある。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、保護カバー
を容易に剥離できるとともに、保護カバーを剥離しても
接着部分が白化せず美観を損ねる虞れがないようにした
化粧料保護カバーの取付け構造とすることを技術的課題
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するために、化粧料収容
皿1の上縁2の周囲に合成樹脂製の保護カバー3を接着
して化粧料5の表面を保護する構造において以下のよう
な構成とした。
即ち、化粧料収容皿1の上縁2と保護カバー3との間
に、前記化粧料収容皿1及び保護カバー3の内少なくと
も一方との親和性が低い介材層4を形成せしめて化粧料
保護カバーの取付け構造とした。
前記介材層4としては金属薄膜、或は、化粧料収容皿1
の材質よりも低温で溶解する樹脂であるものが例示で
き、前記金属薄膜はホットスタンプで形成することがで
きる。
〔作用〕
化粧料収容皿1の上縁2と保護カバー3との間に、これ
らとの親和性が低い介材層4を形成したため、保護カバ
ーを剥離しても化粧料収容皿の上縁周囲の接着部分が無
理に剥がされることはない。このため、保護カバーを容
易に剥離できるとともに、接着部分が白化することはな
く美観を損ねる虞れはない。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図ないし第3図に基づいて説明す
る。
略円形に形成された化粧料収容皿1の中央には凹部1aが
形成され内部には化粧料5が充填されている。また、前
記化粧料収容皿1にはヒンジを介して蓋体5が開閉自在
に設けられている。
凹部1aの周囲上縁には突堤部1aが摺接されており、この
突堤部1aの上面にはホットスタンプにより介材層4とし
ての金属薄膜が形成されている。
ホットスタンプは第3図に示すように、接着剤層6a、ク
ロム蒸着層6b、保護ラッカ層6c、離型層6d、ポリエステ
ルフィルム層6eからなるクロムホイル6を化粧料収容皿
1に圧着しつつ加熱し、クロム蒸着層6bと保護ラッカ層
6cのみを化粧料収容皿1に転写するものである。
そして転写後は、クロム蒸着層6bと保護ラッカ層6cが介
材層4となる。
この金属薄膜(4)上にはPVC製の保護カバー3が取り
付けられるようになっている。この保護カバー3は周囲
部分に段部3aが形成されているとともに、指でつまむた
めの舌片3bが形成されている。この段部3aにより保護カ
バー3が凹部1aを覆うよう位置決めがなされるようにな
っている。
保護カバー3を固定するに際しては、前記突堤部1aの上
面に介材層4を形成した後、超音波熔着にて保護ラッカ
層6cに熔着する。
保護カバー3を剥離するため前記舌片3bを引くと、保護
ラッカ層6cが保護カバー3に付随して剥がれる。すると
化粧料収容皿1にはクロム蒸着層6b(金属薄膜)が残存
するため化粧料収容皿1が白化することはない。金属薄
膜は保護ラッカ層6cとの親和性が低いため、その剥離後
でも光沢が失われることがなく装飾的効果をも期待でき
る。
なお、クロムホイル6として保護ラッカ層6cを有しない
ものを使用する場合には、保護カバー3に接着剤を塗布
してクロム蒸着層6bに直接接着する。
一方、前記介材層4としては前記した金属薄膜のみなら
ず、化粧料収容皿1に熔着しない樹脂を用いることがで
きる。
この樹脂は保護カバー3または化粧料収容皿1に塗布
し、両者を圧接して接着するものであり、例えば低温で
溶解する所謂ホットメルトや、水溶性接着剤等を用いる
ことができる。
この実施例の場合、樹脂が化粧料収容皿1を侵すことが
ないため、保護カバー3の剥離に際して化粧料収容皿1
が白化することはない。
なお、保護カバー3の材質としてはPVCに限定される
ものではなく可撓性の合成樹脂であればよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、化粧料収容皿の上縁と保護カバーとの
間に、前記化粧料収容皿及び保護カバーの内少なくとも
一方との親和性が低い介在層を形成したので、保護カバ
ーの剥離が容易であるとともに、保護カバーを剥離して
も化粧料収容皿の上縁周囲の接着部分は白化せず、美観
を損ねる虞れがない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、第1図は全
体の斜視図、第2図は要部の断面図、第3図はホットス
タンプ用フィルムの断面図、第4図は従来の化粧料保護
カバーの取付け構造を示す斜視図である。 1…化粧料収容皿、2……上縁、 3…保護カバー、4…介材層、 5…化粧料。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】化粧料収容皿1の上縁2の周囲に合成樹脂
    製の保護カバー3を接着して化粧料5の表面を保護する
    構造において、 化粧料収容皿1の上縁2と保護カバー3との間に、前記
    化粧料収容皿1及び保護カバー3の内少なくとも一方と
    の親和性が低い介在層4を形成したことを特徴とする化
    粧料保護カバーの取付け構造。
  2. 【請求項2】前記介材層4が金属薄膜であることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の化粧料保護
    カバーの取付け構造。
  3. 【請求項3】前記介材層4が、化粧料収容皿1の材質よ
    りも低温で溶解する樹脂であることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の化粧料保護カバーの取付
    け構造。
JP1987116383U 1987-07-29 1987-07-29 化粧料保護カバ−の取付け構造 Expired - Lifetime JPH068820Y2 (ja)

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