JPH0688167U - ブラシレスモータ - Google Patents
ブラシレスモータInfo
- Publication number
- JPH0688167U JPH0688167U JP3250893U JP3250893U JPH0688167U JP H0688167 U JPH0688167 U JP H0688167U JP 3250893 U JP3250893 U JP 3250893U JP 3250893 U JP3250893 U JP 3250893U JP H0688167 U JPH0688167 U JP H0688167U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laminated core
- peripheral surface
- fixed
- base plate
- lead wires
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】積層コアの固定とリード線の接続固定を一つの
部材で共用でき、部品コストや組付作業コストを大幅に
削減し得てしかも軽量でコンパクトなものとすることが
できばかりでなく、リード線のショートを防止すること
ができるブラシレスモータを提供すること。 【構成】軸受23,24を介して回転軸25を同軸に保
持する軸受ホルダ22がベースプレート21に固定さ
れ、内周面に駆動マグネット28を設けたロータヨーク
27が回転軸25に連結固定され、駆動マグネット28
に対向するコイル30を巻回すると共に内周面に凹部2
9aを開口した積層コア29が軸受ホルダ22の外周面
に挿入され、凹部29aに嵌合して軸受ホルダ22との
協同で積層コア29を相対回転不能に保持する凸部32
aとコイル30の端末に接続される複数のリード線31
の接続端部31aを独立して固定する固定部32eとを
一体に設けた樹脂性のコアホルダ32がベースプレート
21に固定される。
部材で共用でき、部品コストや組付作業コストを大幅に
削減し得てしかも軽量でコンパクトなものとすることが
できばかりでなく、リード線のショートを防止すること
ができるブラシレスモータを提供すること。 【構成】軸受23,24を介して回転軸25を同軸に保
持する軸受ホルダ22がベースプレート21に固定さ
れ、内周面に駆動マグネット28を設けたロータヨーク
27が回転軸25に連結固定され、駆動マグネット28
に対向するコイル30を巻回すると共に内周面に凹部2
9aを開口した積層コア29が軸受ホルダ22の外周面
に挿入され、凹部29aに嵌合して軸受ホルダ22との
協同で積層コア29を相対回転不能に保持する凸部32
aとコイル30の端末に接続される複数のリード線31
の接続端部31aを独立して固定する固定部32eとを
一体に設けた樹脂性のコアホルダ32がベースプレート
21に固定される。
Description
【0001】
本考案は、ブラシレスモータに関するものである。
【0002】
従来、図4に示すように、ベースプレート2にネジ等の固定手段(図示せず) を介して固定された円筒状のコアホルダ3と、コアホルダ3の内周面に軸受4, 4を介して回転可能に保持された回転軸5と、回転軸5にボス6を介して連結さ れた有底円筒状のロータヨーク7と、ロータヨーク7の内周面に設けられた駆動 マグネット8と、複数ヶ所(例えば、3等分点)のボルト9(1ヶ所のみ図示) を介してコアホルダ3に固定され且つ駆動マグネット8に対向するコイル10を 巻回した積層コア11と、ベースプレート2に固定された中継部材12に電気的 に接続された複数の隣接するリード線13(1つのみ図示)と、中継部材12と コイル10とを電気的に接続する接続線14とを備えたブラシレスモータ1があ る。なお、リード線13は半田15で固定されている。
【0003】 そして、このように構成されたブラシレスモータ1は、リード線13,中継部 材12,接続線14を介してコイル10に流れる電流と駆動マグネット8の磁界 とによってロータヨーク7が回転軸5と一体に回転する。
【0004】
ところで、上記の如く構成されたブラシレスモータ1あっては、積層コア11 の固定に複数のボルト9を用いているため部品点数が増して部品コストや組付作 業コストが高騰するばかりでなく重量が増すという問題が生じていた。
【0005】 また、コイル10とリード線13との接続に中継部材12を必要とするため、 部品コストや組付作業コストがさらに高騰するばかりでなく、ベースプレート2 とコイル10との間に中継部材12を設けるために高さの確保が必要となり、ブ ラシレスモータ1全体が重く且つ大型なものとなるという問題が生じていた。
【0006】 しかも、リード線13を半田15で固定するため、隣接されたリード線13同 士が電気的に接続されてショートする虞があった。
【0007】 本考案は、上記実状に鑑み、積層コアの固定とリード線の接続固定を一つの部 材で共用でき、よって、部品コストや組付作業コストを大幅に削減し得てしかも 軽量でコンパクトなものとすることができばかりでなく、リード線のショートを 防止することができるブラシレスモータを提供することを目的とする。
【0008】
本考案は、その目的を達成するため、ベースプレートに固定され且つ軸受を介 して回転軸を同軸に保持する軸受ホルダと、前記回転軸に連結固定されたロータ ヨークと、該ロータヨークの内周面に設けられた駆動マグネットと、前記軸受ホ ルダの外周面に挿入され且つ前記駆動マグネットに対向するコイルを巻回した積 層コアと、該積層コアの内周面に開口する凹部と、該凹部に嵌合して前記積層コ アを相対回転不能に保持する凸部と前記コイルの端末に接続される複数のリード 線の接続端部を独立して固定する固定部とを一体に備え且つ前記ベースプレート に固定された樹脂性のコアホルダとを備えていることを要旨とするものである。
【0009】
このような構成においては、軸受を介して回転軸を同軸に保持する軸受ホルダ がベースプレートに固定され、内周面に駆動マグネットを設けたロータヨークが 回転軸に連結固定され、駆動マグネットに対向するコイルを巻回すると共に内周 面に凹部を開口した積層コアが軸受ホルダの外周面に挿入され、積層コアの凹部 に嵌合して軸受ホルダとの協同で積層コアを相対回転不能に保持する凸部とコイ ルの端末に接続される複数のリード線の接続端部を独立して固定する固定部とを 一体に設けた樹脂性のコアホルダがベースプレートに固定される。
【0010】
次に、本考案のブラシレスモータの実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】 図1及び図2において、ブラシレスモータ20は、ベースプレート21にネジ (図示せず)を介して固定された略円筒状の軸受ホルダ22と、この軸受ホルダ 22の内周面に軸受23,24を介して回転可能に保持された回転軸25と、回 転軸25にボス26を介して連結固定された有底円筒状のロータヨーク27と、 ロータヨーク27の内周面に設けられた駆動マグネット28と、軸受ホルダ22 の外周面に挿入された積層コア29と、積層コア29の各突極に巻回されたコイ ル30と、コイル30の端末に接続される複数のリード線31,31…と、ベー スプレート21に固定されたコアホルダ32とを備えている。
【0012】 積層コア29には、その内周面に開口する凹部29aが複数ヶ所(例えば、3 等分点)に形成されている。
【0013】 コアホルダ32は、比較的硬質な絶縁樹脂から形成されていて、図3(A), 図3(B)に示すように、凹部29aに嵌合する凸部32a,32aと、積層コ ア29の上端面に当接する当接部32b,32b…とを備え、この当接部32b と軸受ホルダ22に形成された鍔部22aとで積層コア29の上下を挟持すると 共に、凸部32aにより積層コア29を相対回転不能としている。
【0014】 また、コアホルダ32には、図3(C)に示す様に、リード線31,31…を 案内する案内溝32c,32c…と、リード線31,31…の接続端部31a, 31a…を独立して固定する固定溝32d,32d…とからなる固定部32eを 備え、この固定部32eをベースプレート21に形成された略扇状の開口21a に嵌合することによりベースプレート21にコアホルダ32が固定される。
【0015】 上記の構成において、ブラシレスモータ20を組み立てるには、先ず、回転軸 25にボス26を介してロータヨーク27を連結し、軸受23,24を介して軸 受ホルダ22の内周面にロータヨーク27を組み込む。
【0016】 次に、軸受ホルダ22の外周面にコイル30を巻回した積層コア29を組み付 けると共に、凹部29aに凸部32aを嵌合させた状態でコアホルダ32を軸受 ホルダ22に圧入した後、ベースプレート21に軸受ホルダ22並びにコアホル ダ32を固定する。
【0017】 そして、ブラシレスモータ20は、リード線31を介してコイル30に流れる 電流と駆動マグネット28の磁界とによってロータヨーク27が回転軸25と一 体に回転する。
【0018】 この様に、本考案のブラシレスモータ20にあっては、一つのコアホルダ32 で積層コア29とリード線31とを固定することができるばかりでなく、リード 線31の接続端部31aを独立して固定することができる。
【0019】
以上説明したように、本考案のブラシレスモータにあっては、ベースプレート に固定され且つ軸受を介して回転軸を同軸に保持する軸受ホルダと、前記回転軸 に連結固定されたロータヨークと、該ロータヨークの内周面に設けられた駆動マ グネットと、前記軸受ホルダの外周面に挿入され且つ前記駆動マグネットに対向 するコイルを巻回した積層コアと、該積層コアの内周面に開口する凹部と、該凹 部に嵌合して前記積層コアを相対回転不能に保持する凸部と前記コイルの端末に 接続される複数のリード線の接続端部を独立して固定する固定部とを一体に備え 且つ前記ベースプレートに固定された樹脂性のコアホルダとを備えているここと により、積層コアの固定とリード線の接続固定を一つの部材で共用でき、よって 、部品コストや組付作業コストを大幅に削減し得てしかも軽量でコンパクトなも のとすることができばかりでなく、リード線のショートを防止することができる 。
【図1】本考案のブラシレスモータの縦断面図である。
【図2】同じく、ブラシレスモータの平面図である。
【図3】同じく、(A)はコアホルダの底面図、(B)
はコアホルダの一部を破断した側面図、(C)は図3
(A)のA−A線に沿う断面図である。
はコアホルダの一部を破断した側面図、(C)は図3
(A)のA−A線に沿う断面図である。
【図4】従来のブラシレスモータの縦断面図である。
20…ブラシレスモータ 21…ベースプレート 22…軸受ホルダ 23…軸受 24…軸受 25…回転軸 27…ロータヨーク 28…駆動マグネット 29…積層コア 29a…凹部 30…コイル 31…リード線 31a…接続端部 32…コアホルダ 32a…凸部 32e…固定部
Claims (1)
- 【請求項1】 ベースプレートに固定され且つ軸受を介
して回転軸を同軸に保持する軸受ホルダと、前記回転軸
に連結固定されたロータヨークと、該ロータヨークの内
周面に設けられた駆動マグネットと、前記軸受ホルダの
外周面に挿入され且つ前記駆動マグネットに対向するコ
イルを巻回した積層コアと、該積層コアの内周面に開口
する凹部と、該凹部に嵌合して前記積層コアを相対回転
不能に保持する凸部と前記コイルの端末に接続される複
数のリード線の接続端部を独立して固定する固定部とを
一体に備え且つ前記ベースプレートに固定された樹脂性
のコアホルダとを備えていることを特徴とするブラシレ
スモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3250893U JPH0688167U (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3250893U JPH0688167U (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | ブラシレスモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0688167U true JPH0688167U (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=12360934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3250893U Pending JPH0688167U (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | ブラシレスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0688167U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57211952A (en) * | 1981-06-09 | 1982-12-25 | Siemens Ag | Stator coil end connecting device for miniature motor |
-
1993
- 1993-05-26 JP JP3250893U patent/JPH0688167U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57211952A (en) * | 1981-06-09 | 1982-12-25 | Siemens Ag | Stator coil end connecting device for miniature motor |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980901 |