JPH068804Y2 - ヘアードライヤ - Google Patents

ヘアードライヤ

Info

Publication number
JPH068804Y2
JPH068804Y2 JP5237089U JP5237089U JPH068804Y2 JP H068804 Y2 JPH068804 Y2 JP H068804Y2 JP 5237089 U JP5237089 U JP 5237089U JP 5237089 U JP5237089 U JP 5237089U JP H068804 Y2 JPH068804 Y2 JP H068804Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stand
dryer
joint
shaft portion
dryer body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5237089U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02142205U (ja
Inventor
繁 長谷川
徳雄 林
正 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Home Technology Corp filed Critical Toshiba Home Technology Corp
Priority to JP5237089U priority Critical patent/JPH068804Y2/ja
Publication of JPH02142205U publication Critical patent/JPH02142205U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH068804Y2 publication Critical patent/JPH068804Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、髪を乾燥させる際などに用いるスタンド付き
のヘアードライヤに関する。
(従来の技術) 従来の大口径・薄形タイプのスタンド付きヘアードライ
ヤは、ファンとヒータ等を内蔵したドライヤ本体の下部
にスタンドを有しており、このスタンドを使って机上等
に置くことができるようになっている。従ってスタンド
付きドライヤは、机上等に置いて使用すれば両手があく
ため髪の手入れ等を行う際に便利である。この種のドラ
イヤは、机上等に置かれた時にドライヤ本体の仰角を調
整できることが望まれる。そのためにはスタンドをドラ
イヤ本体に対して軸部を中心に回動自在に枢着する必要
がある。
(考案が解決しようとする課題) 前述したスタンド付きドライヤは、不使用時にスタンド
が邪魔になるために、スタンドを折畳み可能にすること
が望まれる。しかしながらスタンドがドライヤ本体に対
して回動可能に設けられていたとしても、1軸を中心と
してスタンドが回動できる範囲にはおのずと限界がある
ため、スタンドをドライヤ本体に対して完全に重ねて折
畳むことに無理があり、コンパクトな折畳み状態を得る
ことができなかった。
従って本考案の目的は、使用時においてドライヤ本体に
対するスタンドの角度を調整可能であり、しかも不使用
時等にはスタンドをドライヤ本体に重ねることができコ
ンパクトな収納状態が得られるようなヘアードライヤを
提供することにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を果たすために開発された本考案のヘアードラ
イヤは、ファンとヒータを内蔵した筒状のケースを有す
るドライヤ本体の下部に、ハンドル兼用の棒状のスタン
ドをジョイントを介して取付けたヘアードライヤであっ
て、上記ジョイントの一端側には、上記ドライヤ本体と
の接続部分に、このジョイントをドライヤ本体に対して
前後方向に回動可能にかつその傾き角を調整可能に連結
する第1軸部を設け、また上記ジョイントの他端側に
は、上記スタンドとの接続部分に上記ドライヤ本体の前
後方向に延びる第2軸部を設け、この第2軸部によって
上記スタンドを上記ジョイントに連結するとともにこの
スタンドがドライヤ本体の背面側に重なる位置とこの位
置から上記第2軸部を中心に180°回転してドライヤ
本体の下側に突出する位置とにわたって回転できるよう
にしたことを特徴とするものである。
(作用) 本考案のドライヤは、第1軸部を中心としてスタンドを
所望角度に回動させることができるため、机上等に置く
などして使用する場合にドライヤ本体の角度を調整する
ことができる。しかもこのスタンドは、第2軸部を中心
としてドライヤ本体に重なる方向と本体から突出する方
向とにわたって回動させることができるから、不使用時
などにおいてスタンドをドライヤ本体に重ねた状態で収
納することができる。
(実施例) 以下に本考案の一実施例について、第1図ないし第13
図を参照して説明する。
図示例のヘアードライヤ1は、いわゆる大口径・薄形の
ドライヤ本体2をもつスタンド付きドライヤである。第
1図ないし第3図に示されるように、筒状をなすドライ
ヤ本体2のケース3は耐熱合成樹脂製の前ケース3aと
後ろケース3bとを備えて構成され、ケース3の内部に
周知のファンやモータ,ヒータおよびこれらを駆動する
のに必要な回路部品等(図示せず)が収納されている。
本体ケース3の前面側開口部すなわち風の吹出口4に吹
出口ガード5が設けられている。ケース3の後面側開口
部すなわち空気の吸込口6にもガード7が設けられてい
る。
ドライヤ本体2の下部に設けられるスタンド8は、左右
一対の合成樹脂製のスタンド要素8a,8bを突合わせ
て互いにねじ9,10で固定したものである。このスタ
ンド8はハンドル兼用であって、片手でつかむことがで
きるような形状・大きさに形成されており、一端側に設
けられたジョイント11を介してドライヤ本体2の下部
に取付けられている。ジョイント11の構造については
後述する。
スタンド8の前面側に設けられたスイッチ13は、前記
モータあるいはヒータをオン・オフするため等に使われ
る。スタンド8の他端側に電源コード14が引出されて
いる。コード14の先端には周知のプラグ15(第12
図参照)が設けられている。スタンド8の背面側に、机
上等に置く際の安定性を良くするための補助サポート1
6が幅方向に張出すようにして設けられている。
ジョイント11を含むスタンド取付部分は、第4図およ
び第5図等に示されるように構成されている。すなわち
このジョイント11は、合成樹脂の一体成形品である一
対のジョイント要素11a,11bを突合わせてねじ2
0によって互いに固定したものであり、左右の側壁部2
1,22にそれぞれ円形の孔23,24を有している。
これらの孔23,24は、本体ケース3のジョイント取
付部26に設けられた左右一対のフランジ27,28を
有するボス状の第1軸部31,32に回転自在に嵌合さ
せられている。
第1軸部31,32の軸線は、ドライヤ本体2の軸線O
−O(第1図参照)と直角をなす方向にある。第1軸部
31,32は貫通孔35,36を有している。ジョイン
ト11の端面37は、第1軸部31,32とほぼ同心の
半円曲面状に形成されている。従ってこのジョイント1
1は、第1軸部31,32を回転中心として、第4図中
の実線で示した水平状態の位置から2点鎖線で示した垂
直位置にわたってほぼ90°の角度範囲で往復回動でき
る。本実施例のジョイント11は本体ケース3に対して
無段階的に所望角度のところで停止させることができる
ようになっているが、いわゆるクリックストップ機構の
ように節動感をもって所定位置で停止できるように構成
されていてもよい。第1軸部31,32はこの実施例以
外の態様であっても勿論差支えない。
ジョイント11の他端側に突出する円筒状の第2軸部4
0は、第1軸部31,32と直交する方向、すなわち本
体ケース3の前後方向に延びる軸線O−Oに沿う方向に
設けられている。なお、第2軸部40の軸線が上記軸線
O−Oに対して多少傾いていてもよい。第2軸部40は
両端が開口し、端面側にフランジ41が設けられてい
る。そしてこの第2軸部40は、スタンド8に設けられ
た貫通孔42,43に回転自在に嵌合させられている。
図示例においては、フランジ41をスタンド内部の中間
リブ44に接面させることにより、スタンド8が第2軸
部40から抜けないようにしている。第2軸部40はこ
の実施例以外の態様であってもよい。
本実施例のスタンド8は、ジョイント11に対し第2軸
部40を回転中心として軸回りに回動自在であるが、そ
の回動範囲が第6図中の実線で示した垂直位置から2点
鎖線で示した格納位置にわたるほぼ180°の範囲とな
るように、ストッパ47,48(第5図参照)によって
回動範囲が規制されている。こうすることにより、この
ジョイント部分の内部においてコード14′がねじれる
ことを防止できる。本実施例のスタンド8はジョイント
11に対して無段階的に所望角度のところで停止させる
ことができるようになっているが、いわゆるクリックス
トップ機構のように節動感をもって所望角度で停止でき
るように構成されていてもよい。スタンド8とジョイン
ト11の内部を通ってドライヤ本体2に至る内部コード
14′は、第1軸部31,32の貫通孔35,36と第
2軸部40の貫通孔49に挿通させられている。
電源コード14は一般に使われている周知のものでよい
が、本実施例における電源コード14の一例は、第11
図に示されるように導電線50,51と、これら導電線
50,51を覆う合成樹脂製絶縁被覆52と、導電線5
0,51に触れないように絶縁被覆52の内部に配設さ
れた螺旋状の形状記憶体53とからなる。この形状記憶
体53は、例えばTi−Ni等の形状記憶合金よりな
り、変態温度が40℃ないし70℃の範囲となるように
調質されている。しかもこの形状記憶体53は、上記変
態温度まで加熱された時に、コード14を束ねやすい形
状に復元するように形状記憶処理が施されている。
次に上記構成の一実施例のヘアードライヤ1の作用につ
いて説明する。
このドライヤ1を床や机上等に置いて使用する時には、
第9図あるいは第10図に示されるようにスタンド8に
対するドライヤ本体2の仰角を調整し、床あるいは台6
0の上などに置く。この場合、第1軸部31,32を回
転中心としてドライヤ本体2の角度をおおむね0〜90
°の範囲で調整できる。第12図はこの使用態様の一例
を示している。
なお、第1図ないし第3図のようにスタンド8を引き出
した状態でスタンド8を手で握るようにすれば、通常の
ハンドル付きドライヤと同様にスタンド8をハンドルと
して使用することができる。
また、不使用時等においてスタンド8を格納しておきた
い場合には、第6図中に実線で示すようにスタンド8を
垂直状態にしてから、図中矢印で示されるように、スタ
ンド8を第2軸部40の軸回りに時計回り方向に半回転
させることにより、格納位置すなわちスタンド8がドラ
イヤ本体2の背面側に重なる位置までもってくる。こう
することにより、第7図あるいは第8図に示されるよう
に、ドライヤ本体2の背面側にスタンド8がほぼぴった
りと重なるようにしてきわめてコンパクトに収めること
ができる。従ってこのドライヤ1は収納スペースをあま
りとらず、またこのドライヤ1を包装する際には包装容
器が小さなものですむ。
更にコード14を収納したい場合には、第13図に例示
されるようにプラグ15をコンセント61に差込んだま
ま、ドライヤ1の電源をオンにし、温風を電源コード1
4に吹付ける。こうすることにより、コード14はその
内部の形状記憶体53が変態点に達し、元の形状に復元
することにより、束ねやすい形状になる。変態温度は通
常の気温および使用状態でコード14の自己発熱で越え
ない温度(40℃)以上とし、かつこのドライヤ1で温
風を当てた際に絶縁被覆52が劣化しない温度(70
℃)としてある。従ってコード14に温風を吹付けても
何等問題はない。
なお、第14図に示されるように絶縁被覆62自身を形
状記憶樹脂でつくり、上記実施例と同様の変態点と形状
記憶効果をもたせるようにすれば、電源コード14の構
造が簡略化する。
[考案の効果] 本考案によれば、使用時にはスタンドを出して所望の角
度に調整でき、収納時等においてはスタンドをドライヤ
本体にコンパクトに重ねることが可能となり、収納場所
をあまりとらないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第13図は本考案の一実施例を示し、第1
図はドライヤの側面図、第2図は正面図、第3図は背面
図、第4図はジョイント部分の断面図、第5図は第4図
中のV−V線に沿う断面図、第6図はドライヤを背面側
から見た斜視図、第7図はスタンド格納状態の背面図、
第8図はスタンド格納状態の側面図、第9図と第10図
はそれぞれ互いに異なる使用態様を示すそれぞれ側面
図、第11図は電源コードの一部を断面で示す斜視図、
第12図はドライヤな使用例を示す斜視図、第13図は
コードをまとめる時の様子を示す斜視図、第14図はコ
ードの他の例を一部断面で示す斜視図である。 1……ヘアードライヤ、2……ドライヤ本体、3……本
体ケース、8……スタンド、11……ジョイント、14
……電源コード、16……補助サポート、26……ジョ
イント取付部、31,32……第1軸部、40……第2
軸部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭54−28785(JP,B2) 特公 昭53−9142(JP,B2) 実公 昭55−167(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファンとヒータを内蔵した筒状のケース
    (3)を有するドライヤ本体(2)の下部に、ハンドル兼用の
    棒状のスタンド(8)をジョイント(11)を介して取付けた
    ヘアードライヤであって、上記ジョイント(11)の一端側
    には、上記ドライヤ本体(2)との接続部分に、このジョ
    イント(11)をドライヤ本体(2)に対して前後方向に回動
    可能にかつその傾き角を調整可能に連結する第1軸部(3
    1,32)を設け、また上記ジョイント(11)の他端側には、
    上記スタンド(8)との接続部分に上記ドライヤ本体(2)の
    前後方向に延びる第2軸部(40)を設け、この第2軸部(4
    0)によって上記スタンド(8)を上記ジョイント(11)に連
    結するとともにこのスタンド(8)がドライヤ本体(2)の背
    面側に重なる位置とこの位置から上記第2軸部(40)を中
    心に180°回転してドライヤ本体(2)の下側に突出す
    る位置とにわたって回転できるようにしたことを特徴と
    するヘアードライヤ。
JP5237089U 1989-05-02 1989-05-02 ヘアードライヤ Expired - Lifetime JPH068804Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5237089U JPH068804Y2 (ja) 1989-05-02 1989-05-02 ヘアードライヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5237089U JPH068804Y2 (ja) 1989-05-02 1989-05-02 ヘアードライヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02142205U JPH02142205U (ja) 1990-12-03
JPH068804Y2 true JPH068804Y2 (ja) 1994-03-09

Family

ID=31572614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5237089U Expired - Lifetime JPH068804Y2 (ja) 1989-05-02 1989-05-02 ヘアードライヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH068804Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2535161Y2 (ja) * 1990-03-12 1997-05-07 株式会社テスコム ヘアードライヤー

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02142205U (ja) 1990-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS623359Y2 (ja)
JPH04218428A (ja) サンバイザ
JPH068804Y2 (ja) ヘアードライヤ
JP2522982Y2 (ja) ヘアードライヤ
JPH0277207A (ja) 折り畳み式ヘアドライヤー
JPH07221A (ja) スタンド型ヘアドライヤー
JP2570452Y2 (ja) ヘアードライヤ
JPS639454B2 (ja)
JP3448674B2 (ja) ヘアードライヤ
JPH0540801Y2 (ja)
JPS63111574U (ja)
JP4241966B2 (ja) テーブル
JPH0220995Y2 (ja)
JPH0710641Y2 (ja) ヘアードライヤ
CN215076082U (zh) 一种用于分体式折叠电吹风的螺纹连接结构
TWI830464B (zh) 吹風機
JPS6243450Y2 (ja)
JPH0123405Y2 (ja)
JPS58112508A (ja) ヘア−ドライヤ
JPH0538642Y2 (ja)
JPS637134Y2 (ja)
JPH0747044Y2 (ja) ヘアードライヤ
JPS5927903Y2 (ja) 携帯用電気機器
JPH068802Y2 (ja) 毛髪乾燥機
JPS6311004B2 (ja)