JPH068796U - 扇風機 - Google Patents

扇風機

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JPH068796U
JPH068796U JP4774092U JP4774092U JPH068796U JP H068796 U JPH068796 U JP H068796U JP 4774092 U JP4774092 U JP 4774092U JP 4774092 U JP4774092 U JP 4774092U JP H068796 U JPH068796 U JP H068796U
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正信 大塚
初男 矢島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、1つの赤外線センサにより所定範囲
内の人体等の存在を検知して送風の方向を制御する。 【構成】生体センサ(50)を、センサ首振り機構(52)によ
り少なくとも扇風機頭部(15)の首振り範囲に対応する角
度で首振り運動させる。この状態に生体を検知すると、
首振り位置制御回路(61)によって首振り位置移動機構(4
0 〜42) を動作制御し、生体の存在方向に、扇風機頭部
の首振り範囲の中心方向を合わせる。これにより、ファ
ン(23)からの送風は生体の存在する方向に送られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、首振り運動を行う扇風機に関する。
【0002】
【従来の技術】
かかる扇風機には、実開昭58−142395号公報記載の技術のように、人 体を検知する赤外線センサをファン近傍に複数固定し、これら赤外線センサによ り各検知ゾーンを合わせて全体の検知ゾーンを広げたものがある。
【0003】 このような扇風機では、各赤外線センサのうちいずれか1つの赤外線センサに より人体を検知すると、その検知方向にファン又は風向可変板の向きを変えてい る。又、この扇風機では、各赤外線センサのうち、どの赤外線センサでも人体を 検知しなければ、ファンの回転を停止して送風を止めている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、赤外線センサは、人体から放射される赤外線により人体の存在を検 知するもので、受動型の検知器である。しかしながら、このような赤外線センサ は、1個当たりのコストが高く、これを複数設けると非常なコストアップになる 。 そこで本考案は、1つの赤外線センサにより所定範囲内の人体等の存在を検知 して送風の方向を制御できる扇風機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ファンを取り付けたファンモータ等から構成される扇風機頭部を、 基台に設けられた支柱の上部に設けた扇風機において、
【0006】 扇風機頭部を支柱に対して首振り運動させる首振り機構と、この首振り機構に よる首振り範囲の中心方向を移動する首振り位置移動機構と、生体の存在を検知 する生体センサと、この生体センサを少なくとも首振り範囲に対応する角度で首 振り運動させるセンサ首振り機構と、首振り位置移動機構を動作制御して生体セ ンサにより検知された生体の存在方向に、首振り範囲の中心方向を合わせる首振 り位置制御回路とを備えて上記目的を達成しようとする扇風機である。
【0007】
【作用】
このような手段を備えたことにより、生体の存在を検知する生体センサを、セ ンサ首振り機構により少なくとも扇風機頭部の首振り範囲に対応する角度で首振 り運動させる。
【0008】 この状態に生体を検知すると、首振り位置制御回路によって首振り位置移動機 構を動作制御し、生体の存在方向に、首振り範囲の中心方向を合わせる。これに より、ファンからの送風は生体の存在する方向に行われる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明する。
【0010】 図1は扇風機の外観図である。基台1には操作パネル2が設けられている。こ の操作パネル2は、図2に示すように入/切スイッチ3、風量切換スイッチ4、 制御風切換スイッチ5、首振り速度切換スイッチ6、首振り切換スイッチ7、タ イマ切換スイッチ8が設けられるとともに、風量切換スイッチ4に対する風量表 示ランプ9、首振り速度切換スイッチ6に対する首振り速度表示ランプ10及び タイマ切換スイッチ8に対するタイマ時間表示ランプ11が設けられている。 又、基台1には支柱12が立設され、その上部にネック支え13及びネックピ ース14を介して扇風機頭部15が設けられている。
【0011】 図3はこの扇風機頭部15の構成図である。ネックピース14には、モータカ バー20がスタッド21を軸として回動自在に設けられている。このモータカバ ー20の内部には、ファンモータ22が配置され、このファンモータ22の回転 軸にファン23が取り付けられている。又、ファン23を覆うように保護網24 がモータカバー20に対して設けられている。
【0012】 この扇風機頭部15には首振り機構が設けられている。すなわち、ファンモー タ22の後部には取付け板25が固定され、この取付け板25上に首振りモータ 26が設けられている。この首振りモータ26の回転軸は、取付け板25を突き 抜けて下方に突出し、クランク27に連結されている。このクランク27にはリ ンク28が連結され、このリンク28の一端側はネックピース14に取り付けら れている回転受け14aに取付ねじ29により取付けられ、他端側がクランク2 7に取付ねじ30により取付けられている。
【0013】 このクランク27の取付け板25と対向する位置には磁石31が取付けられ、 又、取付け板25の下面には各リードスイッチ32a、32bが配置されている 。これらリードスイッチ32a、32bは、扇風機頭部15の首振り範囲の左右 のリミット位置を検知するものである。
【0014】 又、首振り位置移動機構が設けられている。すなわち、首振り移動用モータ( 以下、移動用モータと省略する)40がネックピース蓋14a内に設けられ、こ の移動用モータ40の回転軸にクランク41を介してリンク42が連結されてい る。このリンク42の他端側は取付ねじ43により回転受け14aに対して摺動 自在に設けられている。つまり、取付ねじ43の位置がスタッド21を中心とす る円周上に摺動するものとなっている。又、リンク42のクランク41側には磁 石44が設けられ、ネックピース蓋14aの内側で磁石44と対応する位置には 各リードスイッチ45a、45bが配置されている。これらリードスイッチ45 a、45bは、扇風機頭部15の首振り範囲の中心方向を移動する場合の左右の 移動リミットを検知するものである。
【0015】 前記支柱12の下部には、焦電型の赤外線センサ50が設けられている。図4 はかかる赤外線センサ50の外観図であり、集光レンズ51が設けられている。 この赤外線センサ50は、生体、例えば人体から放射される赤外線を検知し、人 体が動くことによる赤外線量の変化から生体の存在を検知するものである。この 赤外線センサ50の検知ゾーンは、集光レンズ51に形成された絞り込みにより 図5及び図6に示す各範囲A、B、…D´に絞られている。図5は平面方向にお ける各検知ゾーンを示し、図6は上下方向における各検知ゾーンを示しており、 ここでは検知の範囲をさらに絞り込んで、検知ゾーンは前方30度の角度範囲で 、正面方向が約5m、左右方向が約3m、高さ方向が約4mの範囲に形成されて いる。
【0016】 又、赤外線センサ50は、図7に示すセンサ首振り機構52に設けられている 。すなわち、回転用モータ53の回転軸に円盤状の回転台54が連結され、この 回転台54上に赤外線センサ50が設けられている。回転台54における赤外線 センサ50の後方位置には、スリット55が形成されている。又、赤外線センサ 50の位置を中心としてスリット55から左右方向に60度の各角度位置には、 右リミット用フォトインタラプタ56a、左リミット用フォトインタラプタ56 bが配置されている。これらフォトインタラプタ56a、56bは、赤外線セン サ50の首振り範囲の左右の移動リミットを検知するものである。
【0017】 従って、赤外線センサ50は、センサ首振り機構52の首振りにより図9に示 すように正面方向(イ)、左30度方向(ロ)、右30度方向(ハ)、左60度 方向(ニ)、右60度方向(ホ)の各位置に停止し、前方150度の範囲の生体 を検知するものとなる。 次に電気回路の構成を図10を参照して説明する。
【0018】 操作パネル2における入/切スイッチ3や風量切換スイッチ4などの各スイッ チ3〜8、各リードスイッチ32a、32b、リードスイッチ45a、45b、 赤外線センサ50及び各フォトインタラプタ56a、56bは、入力回路60を 介して制御部61に接続されている。
【0019】 又、この制御部61には、ファンモータ駆動回路62、首振りモータ駆動回路 63、移動モータ駆動回路64、センサ首振りモータ駆動回路65及び表示ラン プ駆動回路66が接続されている。このうち、ファンモータ駆動回路62にはフ ァンモータ22が接続され、首振りモータ駆動回路63には首振りモータ26が 接続され、移動モータ駆動回路64には移動用モータ40が接続され、センサ首 振りモータ駆動回路65には回転用モータ53が接続されている。又、表示ラン プ駆動回路66には、風量表示ランプ9、首振り速度表示ランプ10及びタイマ 時間表示ランプ11が接続されている。 前記制御部61は次の各機能を有している。
【0020】 (1) 各リードスイッチ32a、32bから各検知信号を受けたときに首振りモー タ26の正逆転制御信号を首振りモータ駆動回路63に送出する機能、すなわち 、首振りモータ26の回転により扇風機頭部15が首振り運動し、例えば右方向 に首振りしてリードスイッチ32aによりそのリミット位置を検知すると、制御 部61は首振りモータ26を例えば正転から逆転させて左方向に首振り運動させ る機能を有している。 (2) 各リードスイッチ45a、45bから各検知信号を受けたときに移動用モー タ40の正又は逆転制御信号を移動用モータ駆動回路64に送出する機能、
【0021】 (3) 各フォトインタラプタ56a、56bから各検知信号を受けたときに回転用 モータ53の正又は逆転制御信号をセンサ首振りモータ駆動回路65に送出する 機能、
【0022】 (4) 赤外線センサ50からの信号を受けて生体の存在を判断し、生体の存在を検 知するとその方向を判断し、移動モータ駆動回路64を動作制御して赤外線セン サ50により検知された生体の存在方向に、扇風機頭部15の首振り範囲の中心 方向を合わせる首振り位置制御回路としての機能を有している。 次に上記の如く構成された扇風機の作用について説明する。
【0023】 入/切スイッチ3が投入されるとともに首振り切換スイッチ7が操作されると 、制御部61は、ファンモータ駆動回路62に対して回転制御信号を送出し、首 振りモータ駆動回路63に対して正転制御信号を送出し、さらにセンサ首振りモ ータ駆動回路65に対して正転制御信号を送出する。 ファンモータ駆動回路62は、回転制御信号を受けることによりファンモータ 22を回転駆動し、この回転に連動してファン23が回転し、風が送風される。
【0024】 又、首振りモータ駆動回路63は、正転制御信号を受けて首振りモータ26を 正転駆動する。この首振りモータ26の回転によりクランク27は回転し、この 回転に応動してリンク28が取付ねじ29を支点として回動する。このリンク2 9の回動により扇風機頭部15はスタッド21を回動中心として首振り運動を行 う。
【0025】 この首振り運動を図11に示す模式図を参照して説明すると、同図においてス タッド21及びリンク28の取付ねじ29の各位置は、僅かにずれている。首振 りモータ26の回転によりクランク27は矢印(ヘ)方向に回転し、この回転に 応じてリンク28は矢印(ト)方向に回動する。従って、クランク27及びリン ク28の各回動により磁石31は軌跡(チ)を辿る。なお、クランク27の中心 は、軌跡(リ)を辿る。
【0026】 そして、扇風機頭部15が左方向に首振りを行い、リードスイッチ32bによ り磁石31を検知すると、制御部61はこの検知を受けて首振りモータ駆動回路 63に対し逆転制御信号を送出し、首振りモータ26を例えば正転から逆転させ て右方向に首振りさせる。
【0027】 そうして、扇風機頭部15が右方向に首振りを行い、リードスイッチ32aに より磁石31を検知すると、上記同様に制御部61はこの検知を受けて首振りモ ータ駆動回路63に対し正転制御信号を送出し、首振りモータ26を逆転から正 転させて左方向に首振りさせる。このようにリンク28を回動させることにより 扇風機頭部15は、スタッド21を回動中心として首振り運動を行う。なお、首 振モータ26は、正転のみのものを使用してもよい。
【0028】 一方、回転用モータ53は、センサ首振りモータ駆動回路65による駆動によ り正回転し、回転台54を回転させる。この回転により赤外線センサ50は、そ の検知が変更する。この場合、回転用モータ53は図9に示すように正面方向( イ)、左30度方向(ロ)、右30度方向(ハ)、左60度方向(ニ)、右60 度方向(ホ)の各方向で停止する。従って、赤外線センサ50は、これら方向( イ)…(ホ)において生体からの赤外線を検知する。
【0029】 赤外線センサ50が左方向に首振りを行い、フォトインタラプタ56aにより スリット55を検知すると、制御部61はこの検知を受けてセンサ首振りモータ 駆動回路65に対し逆転制御信号を送出し、回転用モータ53を例えば正転から 逆転させて右方向に首振りさせる。
【0030】 そうして、赤外線センサ50が右方向に首振りを行い、フォトインタラプタ5 6bによりスリット55を検知すると、制御部61はこの検知を受けてセンサ首 振りモータ駆動回路65に対し正転制御信号を送出し、回転用モータ53を逆転 から正転させて左方向に首振りさせる。このように赤外線センサ50は、各方向 (イ)…(ホ)で停止しながら首振り運動を行う。 この検知により、例えば右30度方向(ハ)に人体からの赤外線を検知すると 、この検知信号が制御部61に送られる。
【0031】 この制御部61は、赤外線検知を受けたときの赤外線センサ50の方向が右3 0度方向(ハ)であることを判断し、この方向(ハ)に扇風機頭部15の首振り 範囲の中心方向を移動させる制御信号を移動モータ駆動回路64に送出する。こ れにより、移動用モータ40は、扇風機頭部15の首振り範囲の中心方向を方向 (ハ)に合わせる角度だけ回転する。この回転に応動してクランク41及びリン ク42は回動する。この場合、リンク42の回動に応動してその取付ねじ43の 位置は図12に示すようにスタッド21を中心として摺動する。この摺動に連動 して扇風機頭部15がその向きを変更する。
【0032】 すなわち、クランク41が(ヌ)方向に回転することにより、リンク42は取 付ねじ43の位置を(ル)方向に摺動して移動する。この摺動方向(ル)の範囲 は各リードスイッチ45a、45bにより検出される。
【0033】 従って、この摺動方向(ル)の範囲で扇風機頭部15の向きが変わる。この場 合、人体の存在する方向が右30度方向(ハ)なので、扇風機頭部15の首振り 範囲の中心方向は、この方向(ハ)に設定される。これにより、扇風機頭部15 は、方向(ハ)を中心として首振り運動を行い、人体の存在する方向を中心に送 風を行う。
【0034】 このように上記一実施例においては、赤外線センサ50を首振り運動させて人 体を検知すると、この人体の存在方向に、首振りの中心方向を合わせるようにし たので、1つの赤外線センサ50により扇風機の前方150度の範囲に存在する 生体を検知でき、かつこの人体の存在方向を中心として首振り運動ができる。従 って、高価な赤外線センサ50を1つ設ければよく経済的である。なお、赤外線 センサ50により人体を複数人、例えば二人検知した場合、制御部61は二人の 存在する中間を首振りの中心として運動させる。又、焦電型の赤外線センサ50 は、人体からの赤外線を受光するので、生体検知のための送信機能は不要である 。さらに、人体が動かず赤外線量が変化しなければ、赤外線センサ50は人体を 検知しないので、就寝しているときには人体は居ないものと検知し、扇風機の運 転を停止して寝冷えを防ぐことができる。
【0035】 なお、本考案は上記一実施例に限定されるものでなくその要旨を変更しない範 囲で変形してもよい。例えば、首振りモータ26や移動用モータ40、回転用モ ータ53は、コンデンサモータに限らず、同期モータ、パルスモータ等を用いて もよい。又、各リードスイッチ32a、32bや45a、45bは、フォトイン タラプタ等を用いてもよい。さらに、これらリードスイッチは、各2つに限らず 、首振りのリミット位置を検知できる個数だけ設ければよい。又、赤外線センサ 50は、人体に限らず赤外線を放射する生体を検知するようにしてもよい。
【0036】 又、首振りモータとして図13に示すパルスモータ70を用いた場合について 説明する。このパルスモータ70は、ロータ71の周囲に各励磁コイルS1〜S 4が配置されている。図14はこのパルスモータ70の励磁回路の構成図である 。各励磁コイルS1〜S4には、各トランジスタQ1〜Q4が接続され、かつこ れら励磁コイルS1〜S4と各トランジスタQ1〜Q4との接続点に各ダイオー ドD1,D2、D3,D4、…D8の直列回路が接続されている。
【0037】 かかる構成において、パルスモータ70の回転は、図15に示す励磁ステップ に従って各励磁コイルS1〜S4を励磁することにより行われる。ここで、各励 磁コイルS1〜S4の励磁期間は、1ステップの期間Tを調整することにより行 われ、この1ステップの期間Tの調整によりロータ71を7.5度又は15度等 の角度ごとにステップ回転させるものとなる。
【0038】 従って、図15の励磁ステップに示すように各トランジスタQ1〜Q4を順次 オンさせて各励磁コイルS1〜S4を順次励磁すると、パルスモータ70は正回 転する。又、逆に各トランジスタQ4〜Q1の順にオンさせて各励磁コイルS4 〜S1を順次励磁すると、パルスモータ70は逆回転する。
【0039】 なお、パルスモータ70のロータ71に減速ギアを連結し、50分の1乃至1 00分の1のギヤーダウンを行って首振りのスピードダウン及びトルクアップを 図ってもよい。
【0040】 又、首振り速度は、上記1ステップにおける各励磁コイルS1〜S4の励磁期 間を調整することにより変化する。つまり、各トランジスタQ1〜Q4のオン期 間を制御することにより行われる。
【0041】 例えば、ステップ角度7.5度、ギヤー比85分の1、励磁期間(パルス幅) 10msec の条件下で首振り速度を求めると、1分間のパルス数が6000パル スとなり、このパルス数により1分間の駆動角度は45000度回転する。これ を回転数に換算すると、125回転となるが、ギヤー比により首振り速度は1. 47rpmとなる。
【0042】 従って、かかる構成であれば、各励磁コイルS1〜S4の励磁期間を調整する ことにより首振り速度を、例えば「強」「中」「弱」の3段階に設定することが できる。
【0043】
【考案の効果】
以上詳記したように本考案によれば、1つの赤外線センサにより所定範囲内の 人体等の存在を検知して送風の方向を制御できる扇風機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる扇風機の外観図。
【図2】同扇風機における操作パネルの外観図。
【図3】同扇風機の頭部の構成図。
【図4】同扇風機における赤外線センサの外観図。
【図5】同赤外線センサの水平方向の検知ゾーンを示す
図。
【図6】同赤外線センサの高さ方向の検知ゾーンを示す
図。
【図7】同赤外線センサのセンサ首振り機構の構成図。
【図8】同赤外線センサ首振り機構を上方から見た構成
図。
【図9】同赤外線センサの首振り範囲を示す図。
【図10】上記扇風機の電気回路の構成図。
【図11】同扇風機の首振り運動を示す模式図。
【図12】同扇風機の首振り中心の移動を示す模式図。
【図13】同扇風機に適用するパルスモータの構成図。
【図14】同パルスモータの励磁回路の構成図。
【図15】同励磁回路の励磁ステップを示す図。
【符号の説明】
1…基台、 12…支柱、 15…扇風機頭部、 22…ファンモータ、 23…ファン、 26…首振りモータ、 27…クランク、 28…リンク、 40…首振り移動用モータ、 41…クランク、 42…リンク、 50…赤外線センサ、 52…センサ首振り機構、 53…回転用モータ、 54…回転台、 55…スリット、 56a…右リミット用フォトインタラプタ、 56b…左リミット用フォトインタラプタ、 61…制御部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンが取り付けられたファンモータ等
    から構成される扇風機頭部を、基台に設けられた支柱の
    上部に設けた扇風機において、 前記扇風機頭部を前記支柱に対して首振り運動させる首
    振り機構と、この首振り機構による首振り範囲の中心方
    向を移動する首振り位置移動機構と、生体の存在を検知
    する生体センサと、この生体センサを少なくとも前記首
    振り範囲に対応する角度で首振り運動させるセンサ首振
    り機構と、前記首振り位置移動機構を動作制御して前記
    生体センサにより検知された前記生体の存在方向に、前
    記首振り範囲の中心方向を合わせる首振り位置制御回路
    とを具備したことを特徴とする扇風機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08219525A (ja) * 1995-02-14 1996-08-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空調装置およびその制御方法
JPH08219524A (ja) * 1995-02-14 1996-08-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空調装置およびその制御方法
JP2016176481A (ja) * 2016-07-08 2016-10-06 東芝ホームテクノ株式会社 扇風機

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