JPH0687815U - 測量機用メモリカード装填装置 - Google Patents

測量機用メモリカード装填装置

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JPH0687815U
JPH0687815U JP3514893U JP3514893U JPH0687815U JP H0687815 U JPH0687815 U JP H0687815U JP 3514893 U JP3514893 U JP 3514893U JP 3514893 U JP3514893 U JP 3514893U JP H0687815 U JPH0687815 U JP H0687815U
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memory card
opening
closing lid
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connector
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開閉蓋の開閉機構を簡素化して製造コストを
低減するとともに、メモリカードの挿入・取出の操作を
簡単にする。 【構成】 柱状ケース部4のメモリカード挿入・取出口
7に開閉可能に取り付けられ、常時ばね9によりメモリ
カード挿入・取出口7を開く方向に付勢された開閉蓋8
と、柱状ケース部4に内蔵され、メモリカード挿入・取
出口7から挿入されたメモリカード13が接続されるコ
ネクタ11と、柱状ケース部4内でメモリカード13を
保持するメモリカード保持部材14と、コネクタ接続位
置とコネクタ離脱位置との間でメモリカード保持部材1
4を移動させる操作部材20とを備え、ばね23の一方
の端部23aを開閉蓋8に取り付け、ばね23の他方の
端部23bを柱状ケース部4の孔24に係合させ、操作
部材20を操作してコネクタ11からメモリカード13
を外したとき、移動するメモリカード13によりばね2
3の中間部を弾性変形させ、柱状ケース部4の孔24に
対するばね23の端部23bの係合状態を解除させるよ
うにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は測量機のメモリカード装填装置に関し、特にメモリカードの挿入・ 取出が容易なメモリカード装填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図17は従来の測量機のメモリカード装填装置を模式的に示す斜視図である。 この測量機のメモリカード装填装置では、メモリカード113の挿入・取出のた めのメモリカード挿入・取出口107が外部に露出しており、メモリカード挿入 ・取出口107から塵や雨水が侵入し得るので、屋外の使用に適さない。
【0003】 図18は従来の他の測量機のメモリカード装填装置を模式的に示す斜視図であ る。この測量機のメモリカード装填装置では、メモリカード213の挿入・取出 のためのメモリカード挿入・取出口207に開閉蓋208が開閉可能に取り付け られており、メモリカード挿入・取出口207からの塵や雨水の侵入を防ぐこと ができるので、屋外の使用に適する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、メモリカード挿入・取出口207に開閉蓋208を取り付けるには 、複雑な開閉機構を追加しなければならないので、製造コストが高くなるととも に、メモリカード挿入・取出の操作が煩雑になるという問題があった。
【0005】 前記開閉機構の一例を図19及び図20に基づいて説明する。図19は本件出 願人により提案された測量機のメモリカード装填装置を示す縦断面図、図20は 図19の測量機のメモリカード装填装置の破砕底面図である。
【0006】 この測量機のメモリカード装填装置は、柱状ケース部304のメモリカード挿 入・取出口307に取り付けられた開閉蓋308と、前記メモリカード挿入・取 出口307を開く方向に開閉蓋308を付勢するばね309と、柱状ケース部3 04に内蔵され、メモリカード挿入・取出口307から挿入されたメモリカード 313が接続されるコネクタ311と、メモリカード313を保持するメモリカ ード保持部材314と、このメモリカード保持部材314を移動させて、保持さ れたメモリカード313をコネクタ311に接続させたり、外したりする操作部 材320と、開閉蓋308を柱状ケース部304に係合させ、ばね309の付勢 力に抗して開閉蓋308の閉状態を維持する係合手段とを備えている。
【0007】 前記係合手段は308開閉蓋に取り付けられ、柱状ケース部304の孔324 に係合可能な爪317を有するスライドボタン300と、このスライドボタン3 00をメモリカード移動方向に対して直角方向(図20の矢印の方向)にスライ ドさせるスライド機構と、スライドボタン300の爪317を一定方向に常時付 勢させておく付勢手段とを備えている。
【0008】 メモリカード313を装着するには、スライドボタン300をスライドさせて 柱状ケース部304の孔324に対するスライドボタン300の爪317の係合 状態を解く。爪317の係合状態が解除されると、開閉蓋308はばね309の 付勢力により開くので、メモリカード313を挿入する。挿入されたメモリカー ド313はメモリカード保持部材314により保持され、操作部材320を回転 させるとメモリカード保持部材314がコネクタ311の方へ押し上げられ、メ モリカード313はコネクタ311に接続される。
【0009】 これに対し、メモリカード313を取り外すには、まず開閉蓋308を開ける 。開閉蓋308を開けるには係合手段のスライドボタン300をスライドさせ、 柱状ケース部304の孔324に対するスライドボタン300の爪317の係合 状態を解く。開閉蓋308はばね309の付勢力により自動的に開く。
【0010】 次に、操作部材320をカード挿入のときと反対方向へ回転させる。メモリカ ード保持部材314は押し下げられ、メモリカード313はコネクタ311から 外れる。コネクタ311からメモリカード313を外した後は、メモリカード保 持部材314に保持されたメモリカード313を抜き取る。
【0011】 上述のようにメモリカード313を取り外すには、開閉蓋308を開く操作と 操作部材320の操作との2つの手順を経なければならず、煩雑であった。
【0012】 この考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は開閉蓋の開閉 機構を簡素化して製造コストを低減するとともに、メモリカードの挿入・取出の 操作が簡単な測量機のメモリカード装填装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため請求項1記載の考案の測量機のメモリカード装填装 置は、測量機本体のメモリカード挿入・取出口に開閉可能に取り付けられ、常時 前記メモリカード挿入・取出口を開く方向に付勢された開閉蓋と、前記測量機本 体に内蔵され、前記メモリカード挿入・取出口から挿入されたメモリカードが接 続されるコネクタとを備えた測量機のメモリカード装填装置において、前記測量 機本体内でメモリカードを保持するメモリカード保持部材と、保持された前記メ モリカードが前記コネクタと接続される接続位置と、前記メモリカードが前記コ ネクタから離脱される離脱位置との間で前記メモリカード保持部材を移動させる 操作部材と、前記開閉蓋の閉状態を維持するように前記開閉蓋と前記測量機本体 とを係合させる係合手段とを備え、前記操作部材を操作して前記コネクタから前 記メモリカードを外したとき、前記メモリカードの動作に連動して前記測量機本 体に対する前記係合手段の係合状態が解除されるようにした。
【0014】 また、請求項2記載の考案の測量機のメモリカード装填装置は、前記係合手段 として弾性部材を用い、この弾性部材の一端を前記開閉蓋及び前記測量機本体の 一方に取り付け、他端を前記開閉蓋及び前記測量機本体の他方に係合させ、前記 操作部材を操作して前記コネクタから前記メモリカードを外したとき、移動する 前記メモリカード又は前記メモリカード保持部材により前記弾性部材を弾性変形 させ、前記測量機本体又は前記開閉蓋に対する前記弾性部材の他端の係合状態を 解除させるようにした。
【0015】
【作用】
メモリカードの取出時、操作部材のカード取出操作を行うと、メモリカード保 持部材は離脱位置へ移動し、保持されたメモリカードはメモリカード保持部材と ともに下降してコネクタから外れ、このメモリカードの下降動作に連動して係合 手段の係合状態が解除され、開閉蓋は自動的に開く。
【0016】 また、係合手段として弾性部材を用いた場合、メモリカードの取出時、操作部 材のカード取出操作を行うと、下降するメモリカード保持部材又はメモリカード 保持部材に保持されたメモリカードにより弾性部材が弾性変形し、この弾性変形 によって測量機本体又は開閉蓋に対する弾性部材他端の係合状態が解除され、開 閉蓋は自動的に開く。
【0017】
【実施例】
以下この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0018】 図4はこの考案の一実施例に係るメモリカード装填装置を備えた測量機の内部 構造を示す縦断面図、図5は測量機の外観を示す側面図である。
【0019】 整準台1の上には測量機本体2が回転可能に取り付けられ、視準用望遠鏡3が 柱状ケース部4,5に回転可能に取り付けられている。柱状ケース部4内には後 述するメモリカード装填装置6が設けられている。
【0020】 図1〜3はこの考案の一実施例に係るメモリカード装填装置を示し、図1はメ モリカードがコネクタに接続されている状態を示す縦断面図、図2はメモリカー ドがコネクタから外れた状態を示す縦断面図、図3はメモリカードがコネクタか ら外れて開閉蓋が開いた状態を示す縦断面図である。
【0021】 柱状ケース部4の下部にはメモリカード挿入・取出口7が設けられている。メ モリカード挿入・取出口7には雨水や塵の侵入を防ぐための開閉蓋8が開閉可能 に取り付けられている。開閉蓋8はばね9によりメモリカード挿入・取出口7を 開く方向に常時付勢されている。
【0022】 また、柱状ケース部4内にはメモリカード13に記録された情報の読出及びメ モリカード13への情報の記録等の処理を行うプリント基板10が柱状ケース部 4の内壁面4aに平行に取り付けられている。プリント基板10にはコネクタ1 1が接続されている。プリント基板10と柱状ケース部4の内壁面4aとの間に は、メモリカード13を保持するメモリカード保持部材14がスライド可能に取 り付けられている。
【0023】 柱状ケース部4には孔19が設けられ、その孔19にはメモリカード保持部材 14を上下動させる操作部材20が回転可能に取り付けられている。操作部材2 0は係合ピン21を有し、この係合ピン21は操作部材20の回転中心から径方 向にずれた位置に形成されている。
【0024】 前記開閉蓋8の内壁面には図1に示すように特殊な形状に折り曲げて形成され たばね23の一方の端部23aが固定され、鉤形に形成されたばね23の他方の 端部23bは柱状ケース部4の孔24に係合されている。ばね23が柱状ケース 部4の孔24に係合しているとき、図1に示すようにばね23の中間部はメモリ カード13の直下に位置する。
【0025】 図6はメモリカード保持部材がメモリカードを保持している状態を示す斜視図 、図7はメモリカード保持部材の斜視図である。メモリカード保持部材14は、 メモリカード13の片面を当接する本体部15、メモリカード13の中央部を抱 持する中間支持部16,16とで構成されている。さらに本体部15の上部には 、メモリカード13の上方への動きを規制するためのツメ17,17が設けられ ている。また、本体部15には、操作部材20の係合ピン21を摺動可能に係合 させるための長孔18が設けられている。
【0026】 メモリカード保持部材14と操作部材20との関係を図8及び図9に基づいて 説明する。図8はメモリカード保持部材と操作部材との関係を説明するための正 面図、図9は図8のA−A線に沿う断面図である。図8及び図9に示すように、 操作部材20の係合ピン21はメモリカード保持部材14の長孔18に摺動可能 に係合し、カム機構が構成される。操作部材20を回転させると、係合ピン21 が仮想円22に沿って回転し、その回転量にしたがってメモリカード保持部材1 4が上下方向に直線移動する。長孔18の長径は、操作部材20を回転させたと きにメモリカード13のデータ送受信部13a(図6参照)とコネクタ11とが 接続され、両者が電気的に導通するように設定されている。
【0027】 次に、メモリカード13の挿入・取出の方法を説明する。
【0028】 図3に示すように、メモリカード13を装着するには、開閉蓋8を開け、メモ リカード13をメモリカード挿入・取出口7からメモリカード保持部材14内へ 差し込む。メモリカード13は図示しない弾性部材の弾性力によりメモリカード 保持部材14内で保持される。次に、操作部材20を所定方向に回転させる。メ モリカード保持部材14の長孔18に係合している係合ピン21が仮想円22に 沿って上昇し、操作部材20の回転につれてメモリカード保持部材14が持ち上 げられる。メモリカード保持部材14が持ち上げられると、メモリカード保持部 材14に保持されたメモリカード13も同時に上昇し、メモリカード13のデー タ送受信部13aがコネクタ11に接続される。最後に、開閉蓋8を閉じる。開 閉蓋8を閉じると、図1に示すように、ばね23の端部23bが柱状ケース部4 の孔24に係合し、ばね9の付勢力に抗して開閉蓋8を閉じた状態が保持される 。
【0029】 これに対し、メモリカード13を取り出すには、メモリカード13の挿入のと きと反対方向に操作部材20を回転させるだけでよい。操作部材20を回転させ ると、係合ピン21が仮想円22に沿って下降し、操作部材20の回転につれて メモリカード保持部材14が押し下げられる。メモリカード保持部材14が押し 下げられると、メモリカード保持部材14に保持されたメモリカード13も同時 に下降してメモリカード13のデータ送受信部13aがコネクタ11から外れる 。メモリカード13が下降すると、図2に示すように、メモリカード13の下端 がばね23の中間部を押圧し、ばね23は弾性変形し、ばね23の端部23bが 柱状ケース4の孔24から外れる。その結果、図3に示すように、開閉蓋8はば ね9の付勢力により自動的に開く。
【0030】 この実施例のメモリカード装填装置によれば、1回の操作でメモリカード13 を取り出すことができ、最低2回以上の操作を要する従来例に較べ、メモリカー ド13の取出しが容易になる。また、ばね23を用いて開閉機構を簡素にしたの で、製造コストの低減を図り得る。
【0031】 図10はこの考案の他の実施例に係る測量機のメモリカード装填装置の断面図 、図11はメモリカード保持部材がメモリカードを保持している状態を示す斜視 図、図12はメモリカード保持部材の斜視図、図13はメモリカード保持部材と 操作部材との関係を説明するための正面図、図14は図13のB−B線に沿う断 面図である。前述の実施例と共通する部分には同一符号を付して説明を省略する 。
【0032】 前述の実施例ではメモリカード保持部材14としてメモリカード13の片面に 当接する本体部15とメモリカード13の中央部を抱持する中間支持部16とを 有し、本体部15の上部にメモリカード13の上方への動きを規制するためのツ メ17を設けたものを用いた場合について述べたが、これに加え、図10〜14 に示すように、ツメ37(17に相当)の他にメモリカード13の下方への動き を規制するためのツメ30を設けたものを用いるようにしてもよい。
【0033】 この実施例のメモリカード保持部材34は、メモリカード13の片面と当接す る本体部35と、本体部35の上部に形成され、メモリカード13の上方への動 きを規制するためのツメ37と、本体部35の下部に形成され、メモリカード1 3の中央部を抱持する中間支持部36と、中間支持部36に連結され、メモリカ ード13の反対面と当接する下部支持部31と、下部支持部31に形成されたメ モリカード13の落下を規制するためのツメ30とで構成されている。この実施 例のメモリカード保持部材34の場合、メモリカード13の着脱を容易にするた め、下部支持部31だけを弾性材料で形成してもよいし、メモリカード保持部材 34の全体を弾性材料で形成してもよい。
【0034】 この実施例の測量機のメモリカード装填装置によれば、メモリカード13の下 端の代わりにメモリカード保持部材34のツメ30がばね23の中間部を押圧し てばね23の端部23bを柱状ケース4の孔24から外し、開閉蓋8を自動的に 開くことができ、前記実施例と同様の効果を得ることができる。又、ツメ30が メモリカード13の落下を防ぐストッパーになり、メモリカードを地面に落とす ことを防ぐことができる。
【0035】 図15はこの考案の変形例に係る測量機のメモリカード装填装置の要部を示し 、同図(a)はメモリカードがコネクタに接続されているときの断面図、同図( b)はメモリカードがコネクタから外れたときの断面図である。
【0036】 この変形例では、係合手段としてのばね23に代え、開閉蓋40の内壁面40 dに凸部40aを形成し、開閉蓋40の端部40bを鉤形に形成した。更に、開 閉蓋40の内壁面40の角部に円弧状の凹部40cを設け、開閉蓋40の先端部 にばね性をもたせた。開閉蓋40の端部40bが柱状ケース44の端部44aに 係合しているとき、凸部40aはメモリカード13の移動軌跡中に位置する。
【0037】 ばね9の付勢力に抗して開閉蓋40を閉方向へ回転させてゆくと、開閉蓋40 の鉤形の端部40bが柱状ケース44の端部44aに係合し、図15(a)に示 すように、開閉蓋40の閉状態が維持される。また、メモリカード取出時、下降 するメモリカード13の下端が凸部40aを下方へ押すと、図15(b)に示す ように、開閉蓋40の端部40bが柱状ケース44の端部44aから外れ、開閉 蓋40はばね9の付勢力により自動的に開く。
【0038】 この変形例によれば、係合手段としてのばね23が不要になり、部品点数が減 る。
【0039】 他の変形例として、開閉蓋40自体を弾性材料で形成し、しかも開閉蓋40が 自らのもつ弾性によりメモリカード挿入・取出口を開く方向に付勢されるように すれば、ばね9も不要になる。
【0040】 図16はこの考案の他の変形例に係る測量機のメモリカード装填装置を示す断 面図である。
【0041】 この変形例では、開閉蓋50の閉状態を維持する係合手段を、開閉蓋50の端 部50aに形成された凹状の雌部51と、柱状ケース54の突出部55の端部に 形成され、雌部51に嵌合する凸状の雄部52とで構成し、メモリカード取出時 の下降するメモリカード13の下端により両者51,52の係合状態を解くよう にした。この変形例では凸部55a及び凹部55cを柱状ケース54の突出部5 5に形成した。この変形例によれば図15の変形例と同様の効果を得ることがで きる。
【0042】
【考案の効果】
以上説明したようにこの考案の測量機のメモリカード装填装置によれば、操作 部材のカード取出操作を行うと、メモリカードはメモリカード保持部材とともに 下降してコネクタから外れ、このメモリカードの下降動作に連動して係合手段の 係合状態が解除され、開閉蓋は自動的に開くので、1回の操作でメモリカードを 取り出すことができ、最低2回以上の操作を要する従来例に較べ、メモリカード の取出しが容易になる。また、開閉蓋の開閉のための機構を簡素にしたので、製 造コストの低減を図り得る。
【0043】 また、係合手段として弾性部材を用いた場合、操作部材のカード取出操作を行 うと、下降するメモリカード保持部材又はメモリカード保持部材に保持されたメ モリカードにより弾性部材が弾性変形し、この弾性変形によって測量機本体又は 開閉蓋に対する弾性部材他端の係合状態が解除され、開閉蓋は自動的に開くので 、メモリカード装填装置の動作は一層確実になり安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの考案の一実施例に係る測量機のメモ
リカード装填装置を示し、メモリカードがコネクタに接
続されている状態を示すメモリカード装填装置の縦断面
図である。
【図2】図2はメモリカードがコネクタから外れた状態
を示すメモリカード装填装置の縦断面図である。
【図3】図3はメモリカードがコネクタから外れて開閉
蓋が開いた状態を示すメモリカード装填装置の縦断面図
である。
【図4】図4はこの考案の一実施例に係るメモリカード
装填装置を備えた測量機の内部構造を示す縦断面図であ
る。
【図5】図5は測量機の外観を示す側面図である。
【図6】図6はメモリカード保持部材がメモリカードを
保持している状態を示す斜視図。
【図7】図7はメモリカード保持部材の斜視図である。
【図8】図8はメモリカード保持部材と操作部材との関
係を説明するための正面図である。
【図9】図9は図8のA−A線に沿う断面図である。
【図10】図10はこの考案の他の実施例に係る測量機
のメモリカード装填装置の縦断面図である。
【図11】図11はメモリカード保持部材がメモリカー
ドを保持している状態を示す斜視図である。
【図12】図12はメモリカード保持部材の斜視図であ
る。
【図13】図13はメモリカード保持部材と操作部材と
の関係を説明するための正面図である。
【図14】図14は図13のB−B線に沿う断面図であ
る。
【図15】図15はこの考案の変形例に係る測量機のメ
モリカード装填装置の要部を示す断面図である。
【図16】図16はこの考案の他の変形例に係る測量機
のメモリカード装填装置を示す断面図である。
【図17】図17は従来の測量機のメモリカード装填装
置を示す斜視図である。
【図18】図18は従来の他の測量機のメモリカード装
填装置を示す斜視図である。
【図19】図19は開閉蓋の開閉機構を説明するための
メモリカード装填装置の縦断面図である。
【図20】図20は図19のメモリカード装填装置の破
砕底面図である。
【符号の説明】
2 測量機本体 4 柱状ケース部 6 メモリカード装填装置 7 メモリカード挿入・取出口 8 開閉蓋 9,23 ばね 11 コネクタ 13 メモリカード 14 メモリカード保持部材 18 長孔 20 操作部材 21 ピン 24 孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測量機本体のメモリカード挿入・取出口
    に開閉可能に取り付けられ、常時前記メモリカード挿入
    ・取出口を開く方向に付勢された開閉蓋と、 前記測量機本体に内蔵され、前記メモリカード挿入・取
    出口から挿入されたメモリカードが接続されるコネクタ
    とを備えた測量機のメモリカード装填装置において、 前記測量機本体内でメモリカードを保持するメモリカー
    ド保持部材と、 保持された前記メモリカードが前記コネクタと接続され
    る接続位置と、前記メモリカードが前記コネクタから離
    脱される離脱位置との間で前記メモリカード保持部材を
    移動させる操作部材と、 前記開閉蓋の閉状態を維持するように前記開閉蓋と前記
    測量機本体とを係合させる係合手段とを備え、 前記操作部材を操作して前記コネクタから前記メモリカ
    ードを外したとき、前記メモリカードの動作に連動して
    前記測量機本体に対する前記係合手段の係合状態が解除
    されることを特徴とする測量機のメモリカード装填装
    置。
  2. 【請求項2】 前記係合手段として弾性部材を用い、こ
    の弾性部材の一端を前記開閉蓋及び前記測量機本体の一
    方に取り付け、他端を前記開閉蓋及び前記測量機本体の
    他方に係合させ、 前記操作部材を操作して前記コネクタから前記メモリカ
    ードを外したとき、移動する前記メモリカード又は前記
    メモリカード保持部材により前記弾性部材を弾性変形さ
    せ、前記測量機本体又は前記開閉蓋に対する前記弾性部
    材の他端の係合状態を解除させるようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の測量機のメモリカード装填装置。
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