JPH0687592B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0687592B2
JPH0687592B2 JP30215586A JP30215586A JPH0687592B2 JP H0687592 B2 JPH0687592 B2 JP H0687592B2 JP 30215586 A JP30215586 A JP 30215586A JP 30215586 A JP30215586 A JP 30215586A JP H0687592 B2 JPH0687592 B2 JP H0687592B2
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はカラー画像の色強調を行なう画像処理装置に
関する。
〔従来の技術〕
画像処理装置の従来例として「内視鏡カラー画像のディ
ジタル処理(DIGITAL PROCESSING OF ENDOSCOPIC COLOR
IMAGES)」,オプティックス・コミュニケーション(O
PTICS COMMUNICATIONS)誌,55巻,4号,242頁がある。こ
こで、例えば、色度座標軸上で第6図に示すような色調
分布の原画像を考える。この原画像を彩度成分のみ強調
すると、第7図のようになり、色度平均値のa点を中心
とした色相成分のみを強調すると、第8図のようにな
る。ここで、第7図のa′点は第6図のa点とは異なる
位置になるが、第8図のa′′点は第6図のa点と同じ
位置である。すなわち、第7図では原画像の各点と原点
との距離が増幅されるのに対して、第8図ではa点の周
囲の8点の座標点がa点からの距離に応じて強調され
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような従来の画像処理装置においては、原画像の色
相分布が第9図のようであった場合、第8図のように色
調を一様に強調すると、b点、c点の象限が移動してし
まい、c′点は色相が変化し、b′点は補色となってし
まう。色相が変化してしまうことは、原画像に対する強
調の度合いを越えてしまうことになり、色再現の点で問
題がある。
また、a点とその周囲の計9点が原画像における背景的
な画像(例えば、内視鏡画像における胃壁画像)の場
合、背景的な画像とb点、c点の全部を増幅強調してし
まうと、背景までもが強調されてしまい、S/Nの低下を
招き、背景の色相の分散が大きくなるため、本来背景に
対して強調をかけようとしているb点、c点に対する強
調の効果が薄れてしまう欠点があった。このことは、医
療用の画像の場合、病変部等の背景に対して僅かに色が
異なる部分を識別するために、その部分を強調する際
に、特に不便である。
この発明は上述した事情に対処すべくなされたもので、
その目的は選択的に画素の色情報を強調し、識別したい
画素を画面の中で大部分を占めている背景的な画像に対
して効果的に強調できる画像処理装置を提供することで
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明による画像処理装置は画像信号のクロマ成分か
ら彩度成分を得る振幅検波回路12と、画像信号のクロマ
成分から色相成分を得る位相検波回路14と、1画面の画
像信号中の色相成分の頻度分布を検出する色相テーブル
処理回路22と、色相テーブル処理回路22の出力に応じ
て、色相が頻度の最大値から所定の分散外の画素に対し
て彩度成分を増幅する利得制御増幅器24を具備する 〔作用〕 この発明による画像処理装置によれば、画面の中で大部
分を占めている背景以外の画像のみ彩度強調するので、
背景ではなく識別したい部分の画像を背景画像に対して
効果的に強調できる。
〔実施例〕
以下図面を参照してこの発明による画像処理装置の一実
施例を説明する。第1図は第1実施例のブロック図であ
る。この実施例は静止画を対象としている。NTSC信号が
輝度信号(Y)/クロマ信号(C)分離回路10に供給さ
れる。クロマ信号Cは振幅(AM)検波回路12、位相検波
回路14に供給され、それぞれ彩度信号Vs、色相信号Vθ
が得られる。輝度信号YH、彩度信号Vs、色相信号Vθが
フレームメモリ16,18,20にそれぞれ書込まれる。これに
より、フレームメモリ16,18,20にはそれぞれ1画面の画
像信号の輝度成分、彩度成分、色相成分が書込まれる。
フレームメモリ20から読出された色相信号Vθが色相
(Vθ)テーブル処理回路22に供給される。Vθテーブ
ル処理回路22は色相Vθ対頻度uのヒストグラムを作成
する。このヒストグラムの一例を第2図に示す。このヒ
ストグラム作成中は、フレームメモリ16,18からはまだ
信号が読出されていない。ヒストグラムが作成される
と、フレームメモリ16,18,20から信号が同期して読出さ
れる。Vθテーブル処理回路22はフレームメモリ20から
読出した各画素の色相が頻度最大の色相を中心とした分
散θσの範囲内にあるか否かに応じて判別信号を出力す
る。
この時、フレームメモリ18から読出された彩度信号Vsが
利得制御増幅器(GCA)24により増幅される。利得制御
増幅器24の増幅率はVθテーブル処理回路22から出力さ
れる判別信号により制御される。すなわち、利得制御増
幅器24はフレームメモリ18から読出された各画素の彩度
を、その画素の色相が頻度最大の色相を中心とした分散
θσの範囲外にある時のみ増幅し、色相が頻度最大の色
相を中心とした分散θσの範囲内にある時は増幅しな
い。
特に内視鏡画像に於いては背景的な存在の部分の色相、
彩度は頻度最大の点を中心としたある一定の分散内に存
在する。ここで、被写体照度によって彩度は変化する
が、色相は変化しない。そのため、各画素の彩度を、そ
の画素の色相が頻度最大の色相を中心とした分散θσの
範囲外にある時のみ増幅することにより、背景的な存在
の部分に対して、それ以外の部分の彩度を強調でき、頻
度が少ない色相の部分の識別が容易になる。
利得制御増幅器24から出力される彩度信号Vs′は変調回
路26に供給され、そこで図示しないサブキャリア信号に
より彩度信号Vs′に位相信号Vθを変調し、クロマ信号
C′が得られる。フレームメモリ16から読出された輝度
信号が加算器28でクロマ信号C′と混合され、NTSC信号
が得られる。
各部の動作タイミングはNTSC入力に接続されるタイミン
グ発生器30から発生されるタイミングクロックにより制
御される。なお、実際には、フレームメモリ16,18,20と
してはディジタル記憶素子が用いられるので、フレーム
メモリの前後にA/D変換器、D/A変換器が接続されている
が、ここでは図示省略する。
第3図はVθテーブル処理回路22の構成を示すブロック
図である。ここでは、色相信号Vθが4ビット、すなわ
ち0〜15までの16階調の信号を例にとって説明する。フ
レームメモリ20の出力が読出しスイッチ32を介して同デ
ータ分類回路34、または比較回路36のいずれか一方に供
給される。テーブル処理(ヒストグラム作成)中は読出
しスイッチ32はa接点側に接続されている。1画面分の
色相データVθは同データ分類回路34に順次供給され、
Vθ0〜Vθ15までの16階調のうち、同じ色相のデータ
が入力される毎に、その頻度が加算される。すなわち、
同データ分類回路34はVθ0〜Vθ15までの16個のスタ
ックを有し、各スタックには同じ色相データの個数和が
入力される。
同データ分類回路34には最大値検出回路38が接続され、
同データ分類回路34のVθ0〜Vθ15までの16個のスタ
ックの中の最大個数を持つVθmaxを検出する。ここで
は、Vθ2が個数97で最大であるので、データVθ2が
Vθmaxとなる。同データ分類回路34は最大値Vθmaxか
ら所定の分散範囲内にある色相Vθσを出力する。これ
にて、テーブル処理は終了する。
次に、これを利用した強調処理を説明する。読出しスイ
ッチ32はb接点側に接続される。この時は、前述したよ
うに、フレームメモリ16,18,20から信号が同期して読出
される。これにより、1画面分の色相データVθが順次
比較回路36で最大値Vθmaxから所定の分散範囲内にあ
る色相Vθσと比較される。比較回路36はフレームメモ
リ20から読出される色相データがVθσ内にある時は、
フラグを立てる。この結果、この期間では、頻度最大の
色相から所定の分散内の画素点をほぼリアルタイムで区
別でき、フラグ信号を出力できる。
利得制御増幅器24は比較回路28からのフラグ信号に対応
して、頻度最大の色相から所定の分散範囲以外の色相を
有する画素の彩度を強調する。
このように、第1実施例では、背景的画像以外の画像の
み彩度強調しているので、効果的な色調ができる。これ
により、本来背景に対して強調をかけるようとしている
病変部等の、背景に対して僅かに色が異なる部分を識別
し易くなる。なお、図示してはいないが、彩度のみでな
く、Vθテーブル処理回路22の出力判別信号に応じて、
色相の強調を制御してもよい。さらに、上述の彩度強調
に加えて、または彩度強調の代わりに、背景の部分の彩
度を逆に抑圧してもよい。
第4図は第2実施例の回路図である。第1実施例と同一
部分は同一参照数字を付す。この実施例Vθテーブル処
理回路22で最大値を検出する代わりに、平均値回路によ
って頻度最大の色相成分を検出する。そのため、頻度が
高い背景的な存在の色相群が複数個存在する時は、誤差
が大きくなるが、背景的な存在の色相群が単一の場合
は、有効である。第2実施例はフレーム積分時間のタイ
ムラグにて処理されるので、実時間プロセスであり、動
画にも適応する。
色相信号Vθは1フレームの時定数を持つローパスフィ
ルタ(LPF)42によって積分・平均値化される。これに
より、LPF42から1フレームの色相の平均値VθMが出
力される。この色相平均値VθMに電源43の直流電圧△
Vが加算器44、減算器46でそれぞれ加算、減算される。
加算器44の出力VθM+ΔVが比較器48の反転入力端子
に供給される。減算器46の出力VθM−ΔVが比較器50
の非反転入力端子に供給される。比較器48の非反転入力
端子、比較器50の反転入力端子には位相検波回路14から
実時間の色相信号Vθが供給される。比較器48、比較器
50の出力信号がANDゲート52に供給される。
比較器48、比較器50、ANDゲート52はウィンドウコンパ
レータを構成する。ウィンドウコンパレータは実時間の
色相信号VθがVθM±ΔVの範囲内にあるかどうか判
定し、VθがVθM±ΔVの範囲内にある場合にLレベ
ルの信号を出力し、それ以外の時にHレベルの信号を出
力する。この様子を第5図(a),(b)に示す。この
ウィンドウコンパレータのウィンドウ幅±ΔVは第1実
施例のVθテーブル処理回路22の分散θσに相当する。
従って、ANDゲート52からは背景的色相の部位に対応し
てLレベルのパルスが、それ以外の部位に対応してHレ
ベルのパルスが出力され、これがGCA24の利得制御信号
になる。これにより、GCA24は利得制御信号がHレベル
である背景以外の部位の彩度信号Vsを増幅する。
このような第2実施例によっても、背景的画像以外の画
像のみ彩度強調しているので、効果的な色強調ができ
る。
なお、この発明は上述した実施例に限定されず、発明の
要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、画面の中で大部
分を占めている背景以外の画像のみ彩度強調するので、
背景ではなく識別したい部分の画像を背景画像に対して
効果的に強調できる画像処理装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による画像処理装置の第1実施例の構
成を示すブロック図、第2図は第1実施例における色相
テーブル処理回路の動作を説明する図、第3図は第1実
施例における色相テーブル処理回路の構成を示すブロッ
ク図、第4図はこの発明による画像処理装置の第2実施
例の構成を示すブロック図、第5図(a),(b)は第
2実施例の動作を説明する信号波形図、第6図、第7
図、第8図は画像処理の従来例を示す色度分布図、第9
図、第10図は従来の色相強調処理を示す色度分布図であ
る。 10……輝度信号/クロマ信号分離回路、12……振幅検波
回路、14……位相検波回路、22……色相テーブル処理回
路、24……利得制御増幅器、26……変調回路、28……加
算器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像信号のクロマ成分を振幅検波して彩度
    成分を得る手段と、画像信号のクロマ成分を位相検波し
    て色相成分を得る手段と、1画面の画像信号中の色相成
    分の頻度分布、または平均値を検出する手段と、前記検
    出手段の出力に応じて、色相が頻度の最大値から所定の
    分散外の画素、または色相が平均値から所定の範囲外の
    画素に対して彩度成分を増幅する手段を具備する画像処
    理装置。
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