JPH05176336A - 色濃度調整用のバ−ストレベル補正方法 - Google Patents

色濃度調整用のバ−ストレベル補正方法

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JPH05176336A
JPH05176336A JP35526591A JP35526591A JPH05176336A JP H05176336 A JPH05176336 A JP H05176336A JP 35526591 A JP35526591 A JP 35526591A JP 35526591 A JP35526591 A JP 35526591A JP H05176336 A JPH05176336 A JP H05176336A
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JP
Japan
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burst level
circuit
difference
reference value
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Application number
JP35526591A
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Inventor
Hiroshi Hashimoto
洋 橋本
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電源系のノイズ等によりバ−ストレベル検出回
路の検出値が変動した場合でも、この変動が画面上に色
ノイズとなって現われないようにすること。 【構成】デジタル映像信号のバ−ストレベル値を平均化
した値を検出し、この検出値を基準値(例えば初回の検
出値)と比較し、その差が設定値(例えば2)未満のと
きは基準値をバ−ストレベル値として出力し、その差が
設定値と等しいときは検出値を基準値に近付ける方向に
補正した値(例えば検出値に−1または+1を加えた
値)を新たな基準値とするとともに新バ−ストレベル値
として出力し、その差が設定値を超えているときは検出
値を新たな基準値とするとともに新バ−ストレベル値と
して出力する。このため、順次送られてくるデジタル映
像信号のバ−ストレベル値を平均化した値が一定範囲内
で変動しても、色濃度調整用のバ−ストレベル値が変動
しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理装置やデジタ
ルテレビ等において、色濃度を調整するためのバ−スト
レベルを補正する方法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のバ−ストレベル補正方法
は、図3に示すような補正回路を用いて行なわれてい
た。すなわち、画像処理装置(例えばビデオカ−ド)の
Y/C(輝度信号/色信号)分離LSI10内のY/C
分離回路12にバ−ストレベル検出回路14を結合し、
このバ−ストレベル検出回路14によって順次送られて
くるデジタル映像信号のバ−ストレベル値を平均化した
値を検出し、この検出値をバ−ストレベル値としてAC
C(Automatic Chroma Contro
l)回路16へ出力するようにしていた。
【0003】Y/C分離回路12のC信号出力側には色
信号処理回路18の色濃さ調整回路20と色復調回路2
2とが順次結合されている。ACC回路16は色濃さ調
整回路20へ制御信号を出力するように構成されてい
る。Y/C分離回路12のY信号出力側には輝度信号処
理回路24の黒レベル調整回路26とコントラスト調整
回路28と輝度レベル調整回路30とが順次結合されて
いる。Y/C分離回路12のY信号出力側にはペデスタ
ルレベル検出回路32が結合され、このペデスタルレベ
ル検出回路32は、順次送られてくるデジタル映像信号
のペデスタルレベル値を平均化した値を検出し、その検
出値を黒レベル調整回路26へ出力する。34はA/D
(アナロク/デジタル)変換回路、36はマイコンであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例におけるバ−ストレベル補正方法では、Y/C分
離回路12内のBPF(バンドパスフィルタ)(図示省
略)によって図4に示すデジタル映像信号のバ−スト部
を図5に示すように絶対値化(絶対値化すると数値が0
のところでマイナスの値をプラス側に反転した波形とな
る)し、その中間部の位置a〜hの8個のレベル値の平
均値をバ−ストレベル検出回路14によって検出し、こ
の検出値を色濃度の基準となるバ−ストレベル値として
ACC回路16へ出力していたので、つぎのような問題
点があった。
【0005】色濃度の基準となるバ−ストレベル値が8
個のレベル値の平均値であるため、電源系のノイズ等に
よりバ−ストレベル検出回路14の検出値が多少(例え
ば±1)変動した場合、この変動が画面上に色ノイズと
なって現われることがあるという問題点があった。すな
わち、電源系のノイズ等により検出値が10進デ−タで
41と42の間で変動した場合、色濃度の基準が変化し
て本来の色濃度と異なる色濃度を表示する色ノイズとな
った。
【0006】本発明は上述の問題点に鑑みなされたもの
で、電源系のノイズ等によりバ−ストレベル検出回路1
4の検出値が変動した場合でも、この変動が画面上に色
ノイズとなって現われないようにバ−ストレベルを補正
する方法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本第1発明による色濃度
調整用のバ−ストレベル補正方法は、デジタル映像信号
のバ−ストレベル値を平均化した値を検出し、この検出
値を基準値と比較し、その差が設定値未満のときは基準
値をバ−ストレベル値として出力し、その差が設定値以
上のときは検出値を基準値に近付ける方向に補正した値
を新たな基準値とするとともに新バ−ストレベル値とし
て出力するようにしたことを特徴とするものである。
【0008】本第2発明による色濃度調整用のバ−スト
レベル補正方法は、デジタル映像信号のバ−ストレベル
値を平均化した値を検出し、この検出値を基準値と比較
し、その差が設定値未満のときは基準値をバ−ストレベ
ル値として出力し、その差が設定値と等しいときは検出
値を基準値に近付ける方向に補正した値を新たな基準値
とするとともに新バ−ストレベル値として出力し、その
差が設定値を超えているときは検出値を新たな基準値と
するとともに新バ−ストレベル値として出力するように
したことを特徴とするものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明による色濃度調整用のバ−スト
レベル補正方法の一実施例を図面を用いて説明する。図
1は本発明方法を実施する補正回路の概略構成図で、こ
の図において図3と同一部分は同一符号とする。図1に
おいて、10は本発明方法を実施する回路およびその周
辺回路のみを表示したY/C(輝度信号/色信号)分離
LSIである。前記Y/C分離LSI10は順次送られ
てくるデジタル映像信号をY信号(輝度信号)とC信号
(色信号)に分離する機能を有し、画像処理装置(例え
ばビデオカ−ド)やデジタルテレビ等に用いられる。
【0010】前記Y/C分離LSI10は、A/D変換
回路34から順次出力するデジタル映像信号をY信号と
C信号に分離するY/C分離回路12と、このY/C分
離回路12のC信号出力側に結合された色信号処理回路
18と、Y信号出力側に結合された輝度信号処理回路2
4およびペデスタルレベル検出回路32と、前記Y/C
分離回路12に結合されたバ−ストレベル検出回路14
と、ACC回路16とを具備している。
【0011】前記バ−ストレベル検出回路14は、従来
例と同様に、図4に示すようなデジタル映像信号のバ−
スト部をBPF(バンドパスフィルタ)を経由した後、
絶対値化した図5に示すような中間部の位置a〜hの8
個のレベル値の平均値を検出し、この検出値を色濃度の
基準となるバ−ストレベル値として出力するように構成
されている。前記色信号処理回路18は色濃さ調整回路
20と色復調回路22とを具備し、前記輝度信号処理回
路24は黒レベル調整回路26とコントラスト調整回路
28と輝度レベル調整回路30とを具備している。
【0012】40は制御プログラムを格納したROMや
CPU等を具備したマイコンで、このマイコン40は前
記バ−ストレベル検出回路14で検出した検出値をレジ
スタ42内の基準値と比較し、その差が設定値未満のと
きはレジスタ42内の基準値をバ−ストレベル値として
前記ACC回路16へ出力し、その差が設定値と等しい
ときは検出値を基準値に近付ける方向に補正した値を新
たな基準値としてレジスタ42に書き込むとともに新バ
−ストレベル値として前記ACC回路16へ出力し、そ
の差が設定値を超えているときは検出値を新たな基準値
としてレジスタ32に書き込むとともに新バ−ストレベ
ル値として前記ACC回路16へ出力するバ−ストレベ
ル補正機能を有する。
【0013】つぎに、図1の補正回路の作用を図2を併
用して説明する。 (イ)バ−ストレベル検出回路14は、従来例と同様
に、Y/C分離回路12から順次送られてくるデジタル
映像信号のバ−ストレベル値を平均化した値を検出す
る。マイコン40は、バ−ストレベル検出回路14の検
出値を平均値化されたバ−ストレベル値として読み込む
(リ−ドする)とともに、初回に読み込んだ検出値(例
えば42)を基準値としてレジスタ42に記録し、2回
目以降に読み込んだ検出値を検出値としてマイコン40
内のレジスタ(図示省略)に記録する。
【0014】(ロ)ついで、マイコン40は、2回目に
読み込んだ検出値をレジスタ42内の基準値(例えば4
2)と比較する。検出値と基準値の差が設定値S(説明
の便宜上S=2とする)未満のとき(例えば検出値が4
1、42または43のとき)は、レジスタ42内の基準
値(例えば42)をバ−ストレベル値としてACC回路
16へ出力させる。すなわち、バ−ストレベル検出回路
14の検出値が変動しても、その変動が設定値S未満で
あればACC回路16へ出力するバ−ストレベル値は変
化しない。
【0015】(ハ)(ロ)の比較により検出値と基準値
の差が設定値Sと等しいとき(例えば検出値が40また
は44のとき)は、「差は2以上か?」がYESで、
「差は2か?」がYESとなるので、マイコン40内の
レジスタ内の検出値(例えば40または44)に+1ま
たは−1を加えて基準値(例えば42)に近付けた補正
値(例えば41または43)を新たな基準値としてレジ
スタ42に書き込むとともに新バ−ストレベル値として
ACC回路16へ出力させる。
【0016】(ニ)(ロ)の比較により検出値と基準値
の差が設定値Sを超えたとき(例えば検出値が39また
は45のとき)は、「差は2以上か?」がYESで、
「差は2か?」がNOとなるので、マイコン40内のレ
ジスタに記録した検出値(例えば39または45)を新
たな基準値とし、この新たな基準値をレジスタ42に書
き込むとともに新バ−ストレベル値としてACC回路1
6へ出力させる。
【0017】前記実施例では、基準値を変更するか否か
の目安となる設定値Sを2に設定したが、本発明はこれ
に限るものでなく、バ−ストレベル検出回路による検出
値の変動範囲その他を考慮して適宜に設定することがで
きる。
【0018】前記実施例では、バ−ストレベル検出回路
で検出した検出値を基準値と比較し、その差が設定値と
等しいときは検出値を基準値に近付ける方向に補正し、
その差が設定値を超えたときは検出値を新たな基準値と
するように補正し、設定値以上の差が有るときに増加方
向と減少方向のそれぞれの方向に2段階に補正して補正
時のバ−ストレベル値の変化量を少なくして表示面の色
濃度変化が少なくなるようにしたが、本発明はこれに限
るものでなく、設定値以上の差が有るときに増加方向と
減少方向のそれぞれの方向に1段階に補正するようにし
てもよく、または3段階以上に補正して補正時のバ−ス
トレベル値の変化量をさらに少なくして表示面の色濃度
変化がさらに少なくなるようにしてもよい。
【0019】前記実施例では、マイコンを用いたソフト
ウエアによって色濃度調整用のバ−ストレベル値を補正
するようにしたが、本発明はこれに限るものでなく、比
較器、ゲ−ト回路等のハ−ドウエアによって色濃度調整
用のバ−ストレベル値を補正するようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明による色濃度調整用のバ−ストレ
ベル補正方法は、上記のように、デジタル映像信号のバ
−ストレベル値を平均化した値を検出し、この検出値を
基準値と比較し、その差が設定値未満のときは基準値を
バ−ストレベル値として出力し、その差が設定値を超え
ているときは検出値を基準値に近付ける方向に補正した
値を新バ−ストレベル値として出力するように構成した
ので、バ−ストレベル検出回路で検出した検出値が一定
範囲内で変動した場合でも出力するバ−ストレベル値が
周期的に変動しない。このため、順次送られてくるデジ
タル映像信号のバ−ストレベル値を平均化した値が一定
範囲内で変動しても、この変動が画面上の色ノイズとな
って現われることがない。
【0021】また、検出値と基準値を比較し、その差が
設定値未満のときは基準値をバ−ストレベル値として出
力し、その差が設定値と等しいときは検出値を基準値に
近付ける方向に補正した値を新バ−ストレベル値として
出力し、その差が設定値を超えているときは検出値を新
バ−ストレベル値として出力するように構成した場合に
は、補正するバ−ストレベル値の変化量が少なくなり、
表示画面の色濃度の変化を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバ−ストレベル補正方法の一実施
例を実施する補正回路の概略構成図である。
【図2】図1の作用を説明するフロ−チャ−トである。
【図3】従来のバ−ストレベル補正方法を実施する回路
の概略構成図である。
【図4】デジタル映像信号のバ−スト部分の波形図であ
る。
【図5】バ−ストレベル検出回路の作用を説明するため
の波形図で、図4の信号をBPFを通し、値を絶対値化
した波形である。
【符号の説明】
10…Y/C分離LSI、 12…Y/C分離回路、1
4…バ−ストレベル検出回路、 16…ACC回路、1
8…色信号処理回路、 20…色濃さ調整回路、22…
色復調回路、24…輝度信号処理回路、 32…ペデス
タルレベル検出回路、34…A/D変換回路、 40…
マイコン、 42…レジスタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル映像信号のバ−ストレベル値を平
    均化した値を検出し、この検出値を基準値と比較し、そ
    の差が設定値未満のときは基準値をバ−ストレベル値と
    して出力し、その差が設定値以上のときは検出値を基準
    値に近付ける方向に補正した値を新たな基準値とすると
    ともに新バ−ストレベル値として出力するようにしたこ
    とを特徴とする色濃度調整用のバ−ストレベル補正方
    法。
  2. 【請求項2】デジタル映像信号のバ−ストレベル値を平
    均化した値を検出し、この検出値を基準値と比較し、そ
    の差が設定値未満のときは基準値をバ−ストレベル値と
    して出力し、その差が設定値と等しいときは検出値を基
    準値に近付ける方向に補正した値を新たな基準値とする
    とともに新バ−ストレベル値として出力し、その差が設
    定値を超えているときは検出値を新たな基準値とすると
    ともに新バ−ストレベル値として出力するようにしたこ
    とを特徴とする色濃度調整用のバ−ストレベル補正方
    法。
JP35526591A 1991-12-20 1991-12-20 色濃度調整用のバ−ストレベル補正方法 Pending JPH05176336A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2026588A1 (en) 2007-07-26 2009-02-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Image signal processor and method thereof

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2026588A1 (en) 2007-07-26 2009-02-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Image signal processor and method thereof
US8648965B2 (en) 2007-07-26 2014-02-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Image signal processor and method thereof

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