JP2531943B2 - ハンギングドツト検出器 - Google Patents
ハンギングドツト検出器Info
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/79—Processing of colour television signals in connection with recording
- H04N9/87—Regeneration of colour television signals
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/64—Circuits for processing colour signals
- H04N9/646—Circuits for processing colour signals for image enhancement, e.g. vertical detail restoration, cross-colour elimination, contour correction, chrominance trapping filters
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Signal Processing (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複合ビデオ信号からルミナンス成分とクロ
ミナンス成分とを分離するためにくし型フィルタを使用
するビデオ信号処理回路におけるハンギングドット検出
器に関する。
ミナンス成分とを分離するためにくし型フィルタを使用
するビデオ信号処理回路におけるハンギングドット検出
器に関する。
発明の背景 ある種の信号状態下では、くし型フィルタにより行な
われるルミナンスとクロミナンス成分の分離は不完全で
ある。このような状況の下では、カラーを表わす情報
が、くし型濾波されたルミナンス信号中に多少生じ、輝
度を表わす情報が、くし型濾波されたクロミナンス信号
中に(通常、この信号中に入っている垂直デテール・ル
ミナンス情報に加わって)多少生じる。前者の現象によ
り、色副搬送波の周波数において、(ハンギングドット
として知られる)一連のドットが表示される。
われるルミナンスとクロミナンス成分の分離は不完全で
ある。このような状況の下では、カラーを表わす情報
が、くし型濾波されたルミナンス信号中に多少生じ、輝
度を表わす情報が、くし型濾波されたクロミナンス信号
中に(通常、この信号中に入っている垂直デテール・ル
ミナンス情報に加わって)多少生じる。前者の現象によ
り、色副搬送波の周波数において、(ハンギングドット
として知られる)一連のドットが表示される。
隣接する表示ライン間に垂直方向の変化がなければ、
1ライン遅延のくし型フィルタは完全な分離を実現す
る。再生画像の隣接表示ライン間に色の変化があると、
カラーを表わす情報が、くし型濾波されたルミナンス信
号中に多少含まれる。極端な場合は、あるラインにおい
て、一定の振幅および位相を有し、次のラインにおい
て、それと同じ振幅および位相を有するように、カラー
を表わす情報が色副搬送波を変調する場合に生じる。こ
の場合、ラインからラインで180°の位相差があるもの
とする。この場合、カラーを表わす情報のすべてが、く
し型濾波されたルミナンス信号中に生じ、くし型濾波さ
れたクロミナンス信号は零である。この状態は、補色の
垂直変化として知られている。
1ライン遅延のくし型フィルタは完全な分離を実現す
る。再生画像の隣接表示ライン間に色の変化があると、
カラーを表わす情報が、くし型濾波されたルミナンス信
号中に多少含まれる。極端な場合は、あるラインにおい
て、一定の振幅および位相を有し、次のラインにおい
て、それと同じ振幅および位相を有するように、カラー
を表わす情報が色副搬送波を変調する場合に生じる。こ
の場合、ラインからラインで180°の位相差があるもの
とする。この場合、カラーを表わす情報のすべてが、く
し型濾波されたルミナンス信号中に生じ、くし型濾波さ
れたクロミナンス信号は零である。この状態は、補色の
垂直変化として知られている。
従来技術によるハンギングドット検出器は、くし型濾
波されたルミナンス信号およびクロミナンス信号間の相
互相関を計算することにより、くし型濾波されたルミナ
ンス信号おける、カラーを表わす情報の存在を検出する
ものである。この種のハンギングドット検出器の一例と
して、1980年12月23日に、前山氏外に付与された米国特
許第4,241,363号がある。
波されたルミナンス信号およびクロミナンス信号間の相
互相関を計算することにより、くし型濾波されたルミナ
ンス信号おける、カラーを表わす情報の存在を検出する
ものである。この種のハンギングドット検出器の一例と
して、1980年12月23日に、前山氏外に付与された米国特
許第4,241,363号がある。
このような従来技術によるハンギングドット検出器に
おいては、ハンギングドットの状態が検出されると、ル
ミナンス処理チャネルに結合される、くし型濾波された
ルミナンス信号の周波数成分が、カラーを表わす情報を
除去するように変更される。普通の変更方法は、ハンギ
ングドットの状態の間、ルミナンス処理チャネルに、低
域濾波され、くし型濾波されたルミナンス信号を供給す
ることである。通常、カラーを表わす情報が、くし型濾
波されたルミナンス信号の高周波部分を占有するから、
これによりカラーを表わす情報が除去される。ハンギン
グドットの状態が検出されなければ、全帯域幅のルミナ
ンス信号がルミナンス処理チャネルに結合される。
おいては、ハンギングドットの状態が検出されると、ル
ミナンス処理チャネルに結合される、くし型濾波された
ルミナンス信号の周波数成分が、カラーを表わす情報を
除去するように変更される。普通の変更方法は、ハンギ
ングドットの状態の間、ルミナンス処理チャネルに、低
域濾波され、くし型濾波されたルミナンス信号を供給す
ることである。通常、カラーを表わす情報が、くし型濾
波されたルミナンス信号の高周波部分を占有するから、
これによりカラーを表わす情報が除去される。ハンギン
グドットの状態が検出されなければ、全帯域幅のルミナ
ンス信号がルミナンス処理チャネルに結合される。
しかしながら、従来技術による相互相関を使うハンギ
ングドット検出器は、くし型濾波されたクロミナンス信
号およびルミナンス信号中のカラーを表わす情報の大き
さの影響を受けやすい。すなわち、この種の検出器の出
力は、くし型濾波された各信号中のカラーを表わす情報
の振幅が変わると変化する。このような状況において、
カラーを表わす情報の大きさに左右されないハンギング
ドット検出器の有ることが望ましい。
ングドット検出器は、くし型濾波されたクロミナンス信
号およびルミナンス信号中のカラーを表わす情報の大き
さの影響を受けやすい。すなわち、この種の検出器の出
力は、くし型濾波された各信号中のカラーを表わす情報
の振幅が変わると変化する。このような状況において、
カラーを表わす情報の大きさに左右されないハンギング
ドット検出器の有ることが望ましい。
本発明の原理によると、くし型濾波されたルミナンス
信号およびクロミナンス信号中のカラーを表わす情報に
より通常占有される周波数帯域における信号の位相が、
一定の時間間隔(すなわち、位相が互いに追従する)に
亘って同じ量だけ、それぞれ変化すると、これはハンギ
ングドットの状態を示すものとする。このような状態の
下では、くし型濾波されたルミナンス信号からカラーを
表わす情報を除去するための処置が取られる。
信号およびクロミナンス信号中のカラーを表わす情報に
より通常占有される周波数帯域における信号の位相が、
一定の時間間隔(すなわち、位相が互いに追従する)に
亘って同じ量だけ、それぞれ変化すると、これはハンギ
ングドットの状態を示すものとする。このような状態の
下では、くし型濾波されたルミナンス信号からカラーを
表わす情報を除去するための処置が取られる。
くし型濾波された、いずれかの信号が低振幅ならば、
その信号に対する位相検出は、より不正確になり、制御
信号が間違って発生される。また、両方の振幅が低い
と、表示されるハンギングドットは気にならない位低い
レベルである。本発明のもう1つの特徴によると、カラ
ーを表わす情報により通常占有される周波数帯域におけ
る信号の振幅が、くし型濾波されたルミナンスおよびク
ロミナンスの両方の信号において、実質的に非零である
時にのみ制御信号が発生される。
その信号に対する位相検出は、より不正確になり、制御
信号が間違って発生される。また、両方の振幅が低い
と、表示されるハンギングドットは気にならない位低い
レベルである。本発明のもう1つの特徴によると、カラ
ーを表わす情報により通常占有される周波数帯域におけ
る信号の振幅が、くし型濾波されたルミナンスおよびク
ロミナンスの両方の信号において、実質的に非零である
時にのみ制御信号が発生される。
補色の垂直変化の状態においては、くし型濾波された
クロミナンス信号の振幅は零であり、カラーを表わす情
報は、すべてくし型濾波されたルミナンス信号中に生じ
る。しかしながら、くし型濾波されたクロミナンス信号
が零の振幅にもかかわらず、ハンギングドットは最悪の
状態となる。本発明の更にもう1つの特徴によると、補
色の垂直変化が検出されると、適当な制御信号が発生さ
れる。複合ビデオ信号中のカラーを表わす情報により通
常占有される周波数帯域における信号の振幅が、ほぼ零
でないが、くし型濾波されたクロミナ信号中の対応する
周波数帯域における信号の検出振幅がほぼ零ならば、こ
れは補色の垂直変化を表わす。この場合、くし型濾波さ
れたクロミナンス信号の振幅が零であるにもかかわら
ず、制御信号が発生される。
クロミナンス信号の振幅は零であり、カラーを表わす情
報は、すべてくし型濾波されたルミナンス信号中に生じ
る。しかしながら、くし型濾波されたクロミナンス信号
が零の振幅にもかかわらず、ハンギングドットは最悪の
状態となる。本発明の更にもう1つの特徴によると、補
色の垂直変化が検出されると、適当な制御信号が発生さ
れる。複合ビデオ信号中のカラーを表わす情報により通
常占有される周波数帯域における信号の振幅が、ほぼ零
でないが、くし型濾波されたクロミナ信号中の対応する
周波数帯域における信号の検出振幅がほぼ零ならば、こ
れは補色の垂直変化を表わす。この場合、くし型濾波さ
れたクロミナンス信号の振幅が零であるにもかかわら
ず、制御信号が発生される。
くし型濾波されたルミナンスおよびクロミナンスの位
相角信号は、カラーを表わす信号が比較的ゆっくり変化
する限り、水平ライン内で追従する。しかしながら、比
較的速い変化の間は、追従が行なわれなくなる。異常を
発生させる変化の速度は、カラーを表わす情報の帯域幅
に関係している。本発明の更にもう1つの特徴による
と、ハンギングドットの状態が検出された場合、検出さ
れた状態の前後の変化期間の間に存在するように、時間
軸上において十分引伸ばされた制御信号が発生される。
相角信号は、カラーを表わす信号が比較的ゆっくり変化
する限り、水平ライン内で追従する。しかしながら、比
較的速い変化の間は、追従が行なわれなくなる。異常を
発生させる変化の速度は、カラーを表わす情報の帯域幅
に関係している。本発明の更にもう1つの特徴による
と、ハンギングドットの状態が検出された場合、検出さ
れた状態の前後の変化期間の間に存在するように、時間
軸上において十分引伸ばされた制御信号が発生される。
発明の概要 本発明による装置は、くし型フィルタ、ルミナンス処
理チャネル、およびくし型濾波されたルミナンス信号を
ルミナンス処理チャネルに結合させる信号結合装置を含
むビデオ信号処理回路において具体化される。ルミナン
ス処理チャネルに結合される、くし型濾波されたルミナ
ンス信号の周波数成分は、ハンギングドットの状態を示
す制御信号に応じて変えられる。ハンギングドット検出
器は、くし型フィルタに結合される位相検出器を含んで
いる。この位相検出器は、くし型濾波されたルミナンス
信号およびクロミナンス信号においてカラーを表わす情
報により通常占有される周波数帯域における信号の検出
位相を2つの出力にそれぞれ発生する。位相比較手段
は、位相検出器からの各々の検出位相の変化を一定の時
間期間に亘って比較する。制御信号発生器は、この比較
に応答して制御信号を発生する。
理チャネル、およびくし型濾波されたルミナンス信号を
ルミナンス処理チャネルに結合させる信号結合装置を含
むビデオ信号処理回路において具体化される。ルミナン
ス処理チャネルに結合される、くし型濾波されたルミナ
ンス信号の周波数成分は、ハンギングドットの状態を示
す制御信号に応じて変えられる。ハンギングドット検出
器は、くし型フィルタに結合される位相検出器を含んで
いる。この位相検出器は、くし型濾波されたルミナンス
信号およびクロミナンス信号においてカラーを表わす情
報により通常占有される周波数帯域における信号の検出
位相を2つの出力にそれぞれ発生する。位相比較手段
は、位相検出器からの各々の検出位相の変化を一定の時
間期間に亘って比較する。制御信号発生器は、この比較
に応答して制御信号を発生する。
実施例 第1図は、本発明に従って構成される、大きさに左右
されないハンギングドット検出器を含んでいるビデオ信
号処理回路を示す。標準のカラーテレビジョン受像機の
前端のような複合ビデオ信号源(図示せず)から複合ビ
デオ信号が端子5に供給される。端子5はインターライ
ンくし型フィルタ10に結合される。くし型フィルタ10
は、くし型濾波されたルミナンス信号Yおよびクロミナ
ンス信号Cを発生する。くし型濾波されたルミナンス信
号およびクロミナンス信号は、位相検出器20に結合され
る。位相検出器20は、くし型濾波されたルミナンス信号
およびクロミナンス信号中のカラーを表わす情報により
通常占有される周波数帯域における信号の位相を表わす
各々の信号∠Yおよび∠Cを発生する。各位相∠Yおよ
び∠Cは位相比較器30に結合される。位相比較器30は、
くし型濾波されたルミナンス位相∠Yおよびクロミナン
ス位相∠Cについて、一定の時間間隔に亘っての変化の
比較を表わす信号を発生する。
されないハンギングドット検出器を含んでいるビデオ信
号処理回路を示す。標準のカラーテレビジョン受像機の
前端のような複合ビデオ信号源(図示せず)から複合ビ
デオ信号が端子5に供給される。端子5はインターライ
ンくし型フィルタ10に結合される。くし型フィルタ10
は、くし型濾波されたルミナンス信号Yおよびクロミナ
ンス信号Cを発生する。くし型濾波されたルミナンス信
号およびクロミナンス信号は、位相検出器20に結合され
る。位相検出器20は、くし型濾波されたルミナンス信号
およびクロミナンス信号中のカラーを表わす情報により
通常占有される周波数帯域における信号の位相を表わす
各々の信号∠Yおよび∠Cを発生する。各位相∠Yおよ
び∠Cは位相比較器30に結合される。位相比較器30は、
くし型濾波されたルミナンス位相∠Yおよびクロミナン
ス位相∠Cについて、一定の時間間隔に亘っての変化の
比較を表わす信号を発生する。
位相比較器30からの信号は制御信号発生回路40に結合
される。この制御信号発生回路40は比較に応答して制御
信号を発生する。この制御信号は、信号カプラー50の制
御入力に結合される。信号カプラー50は、くし型濾波さ
れたルミナンス信号Yを受け取るように、くし型フィル
タ10に結合される信号入力端子を有する。信号カプラー
50の信号出力は、ルミナンス処理チャネル60に結合され
る。
される。この制御信号発生回路40は比較に応答して制御
信号を発生する。この制御信号は、信号カプラー50の制
御入力に結合される。信号カプラー50は、くし型濾波さ
れたルミナンス信号Yを受け取るように、くし型フィル
タ10に結合される信号入力端子を有する。信号カプラー
50の信号出力は、ルミナンス処理チャネル60に結合され
る。
信号カプラー50は、制御信号に応答して、くし型濾波
されたルミナンス信号Yの周波数成分を変える調整可能
なフィルタを含んでいる。この種の信号カプラーの一例
は、1979年4月10日、バーディック(Burdick)氏外に
付与された、“信号に依存するクロミナンス副搬送波濾
波回路”という名称の米国特許第4,149,181号明細書に
開示されている。この米国特許においては、くし型濾波
されたルミナンス信号は2つのサブチャネルに供給され
る。一方のサブチャネルには帯域消去フィルタが挿入さ
れ、他方のサブチャネルには整合用遅延があるだけであ
る。帯域消去フィルタは、クロミナンス周波数に対し
て、その周波数以下のものに比べて減衰量を多くする。
ハンギングドットの状態が検出された場合には、帯域消
去の濾波が行なわれ、くし型濾波されたルミナンス信号
は、ルミナンス処理チャネルに結合される。さもなけれ
ば、他方のサブチャネルからの帯域消去の濾波は行なわ
れていないがくし型濾波されたルミナンス信号が、ルミ
ナンス処理チャネルに結合される。
されたルミナンス信号Yの周波数成分を変える調整可能
なフィルタを含んでいる。この種の信号カプラーの一例
は、1979年4月10日、バーディック(Burdick)氏外に
付与された、“信号に依存するクロミナンス副搬送波濾
波回路”という名称の米国特許第4,149,181号明細書に
開示されている。この米国特許においては、くし型濾波
されたルミナンス信号は2つのサブチャネルに供給され
る。一方のサブチャネルには帯域消去フィルタが挿入さ
れ、他方のサブチャネルには整合用遅延があるだけであ
る。帯域消去フィルタは、クロミナンス周波数に対し
て、その周波数以下のものに比べて減衰量を多くする。
ハンギングドットの状態が検出された場合には、帯域消
去の濾波が行なわれ、くし型濾波されたルミナンス信号
は、ルミナンス処理チャネルに結合される。さもなけれ
ば、他方のサブチャネルからの帯域消去の濾波は行なわ
れていないがくし型濾波されたルミナンス信号が、ルミ
ナンス処理チャネルに結合される。
制御信号発生回路40は、一定の時間間隔に亘る位相変
化の比較に応答して制御信号を発生する。位相が追従し
ていれば、一定の時間期間における変化の比較はほぼ等
しいことを示し、さもなければ等しくないことを示す。
位相変化が等しいと、制御信号は信号カプラー50に送ら
れる。信号カプラー50は、くし型濾波されたルミナンス
信号からカラーを表わす情報を除去する。
化の比較に応答して制御信号を発生する。位相が追従し
ていれば、一定の時間期間における変化の比較はほぼ等
しいことを示し、さもなければ等しくないことを示す。
位相変化が等しいと、制御信号は信号カプラー50に送ら
れる。信号カプラー50は、くし型濾波されたルミナンス
信号からカラーを表わす情報を除去する。
第2図は、第1図に示すビデオ信号処理回路で使われ
る位相検出器の一部を示す。図示した部分は、くし型濾
波されたルミナンス信号Yを処理し、その信号の位相を
表わす信号∠Yを発生する。同様な部分が、くし型濾波
されたクロミナンス信号を処理し、その信号の位相を表
わす信号を発生する。これら2つの部分により、第1図
の位相検出器20が構成される。
る位相検出器の一部を示す。図示した部分は、くし型濾
波されたルミナンス信号Yを処理し、その信号の位相を
表わす信号∠Yを発生する。同様な部分が、くし型濾波
されたクロミナンス信号を処理し、その信号の位相を表
わす信号を発生する。これら2つの部分により、第1図
の位相検出器20が構成される。
第2図において、第1図のくし型フィルタ10からの、
くし型濾波されたルミナンス信号は帯域通過フィルタ22
に結合される。帯域フィルタ22は、垂直変化がある場
合、カラーを表わす情報を含んでいる周波数帯域を通過
させる。帯域フィルタ22の出力は、カラー信号復調器24
に供給される。カラー信号復調器24は、基底ベクトルの
組合わせ形式であって、それからカラーを表わす情報の
位相角が導かれる一対の基調カラー信号を発生する。例
示した実施例のカラー信号復調器24は、副搬送波周波数
の4倍の周波数で抽出されたサンプルを処理し、一対の
直角色差信号IおよびQを発生する。(他の実施例で
は、(R−Y)および(B−Y)もしくは他の任意の一
対の直角色差信号が発生され、あるいは副搬送波周波数
の3倍で抽出されたサンプルがベース信号を発生す
る。) IおよびQ信号は、位相角計算回路25に供給される。
位相角計算回路25は、ある所定軸に対して直角の色差信
号を合成したものの位相角を計算する。NTSC方式の場
合、ある一定の軸は、複合ビデオ信号のバースト成分に
より与えられる−(B−Y)軸としてしばしば扱われ
る。位相角計算回路25の出力∠Yは、第1図の位相比較
器30に供給される。(第2図において破線で示した要素
については以下に説明する。) 第2図の復調器24として使われるI,Q直角色差信号の
復調器の一例は、1983年11月15日、ヘンリージールイス
ジュニア(Henry G.Lewis,Jr.)氏に付与された“ディ
ジタル・カラーテレビジョン信号復調器”という名称の
米国特許第4,415,918号明細書に開示されている。第2
図の位相角計算回路25として使われる位相角計算回路の
一例は、1985年6月11日に、ダニイチン(Danny Chin)
氏外に付与された、“クロミナンス利得、自動肌色制御
およびI,Q信号を(R−Y),(B−Y),(G−Y)
信号に変換するためのテレビジョン受像機回路”という
名称の米国特許第4,523,221号明細書に開示されてい
る。
くし型濾波されたルミナンス信号は帯域通過フィルタ22
に結合される。帯域フィルタ22は、垂直変化がある場
合、カラーを表わす情報を含んでいる周波数帯域を通過
させる。帯域フィルタ22の出力は、カラー信号復調器24
に供給される。カラー信号復調器24は、基底ベクトルの
組合わせ形式であって、それからカラーを表わす情報の
位相角が導かれる一対の基調カラー信号を発生する。例
示した実施例のカラー信号復調器24は、副搬送波周波数
の4倍の周波数で抽出されたサンプルを処理し、一対の
直角色差信号IおよびQを発生する。(他の実施例で
は、(R−Y)および(B−Y)もしくは他の任意の一
対の直角色差信号が発生され、あるいは副搬送波周波数
の3倍で抽出されたサンプルがベース信号を発生す
る。) IおよびQ信号は、位相角計算回路25に供給される。
位相角計算回路25は、ある所定軸に対して直角の色差信
号を合成したものの位相角を計算する。NTSC方式の場
合、ある一定の軸は、複合ビデオ信号のバースト成分に
より与えられる−(B−Y)軸としてしばしば扱われ
る。位相角計算回路25の出力∠Yは、第1図の位相比較
器30に供給される。(第2図において破線で示した要素
については以下に説明する。) 第2図の復調器24として使われるI,Q直角色差信号の
復調器の一例は、1983年11月15日、ヘンリージールイス
ジュニア(Henry G.Lewis,Jr.)氏に付与された“ディ
ジタル・カラーテレビジョン信号復調器”という名称の
米国特許第4,415,918号明細書に開示されている。第2
図の位相角計算回路25として使われる位相角計算回路の
一例は、1985年6月11日に、ダニイチン(Danny Chin)
氏外に付与された、“クロミナンス利得、自動肌色制御
およびI,Q信号を(R−Y),(B−Y),(G−Y)
信号に変換するためのテレビジョン受像機回路”という
名称の米国特許第4,523,221号明細書に開示されてい
る。
第3図は、第1図のビデオ信号処理回路で使われる位
相比較器30を示す。位相検出器20からの、くし型濾波さ
れたルミナンス位相角信号∠Yおよびクロミナンス位相
角信号∠Cは、一定の時間期間に亘って各信号の位相の
変化の大きさを計算する回路32および34にそれぞれ供給
される。くし型濾波されたルミナンス位相角信号∠Y
は、遅延回路3222および減算器3224の第1の入力に結合
される。遅延回路3222の出力は減算器3224の第2の入力
に結合される。遅延回路3222および減算器3224の組合わ
せは、くし型濾波されたルミナンスの位相角信号の位相
差を、遅延回路3222により与えられる遅延時間間隔で分
けられる時間毎に計算する回路322を構成する。時間間
隔の一例としては、色副搬送波の周期でもよい。NTSC方
式の場合、色副搬送波は3.58MHzの周波数を有する。減
算器3224の出力は、大きさの発生器324に供給される。
大きさの発生器324は、一定の時間期間に亘って位相変
化の大きさを計算する。
相比較器30を示す。位相検出器20からの、くし型濾波さ
れたルミナンス位相角信号∠Yおよびクロミナンス位相
角信号∠Cは、一定の時間期間に亘って各信号の位相の
変化の大きさを計算する回路32および34にそれぞれ供給
される。くし型濾波されたルミナンス位相角信号∠Y
は、遅延回路3222および減算器3224の第1の入力に結合
される。遅延回路3222の出力は減算器3224の第2の入力
に結合される。遅延回路3222および減算器3224の組合わ
せは、くし型濾波されたルミナンスの位相角信号の位相
差を、遅延回路3222により与えられる遅延時間間隔で分
けられる時間毎に計算する回路322を構成する。時間間
隔の一例としては、色副搬送波の周期でもよい。NTSC方
式の場合、色副搬送波は3.58MHzの周波数を有する。減
算器3224の出力は、大きさの発生器324に供給される。
大きさの発生器324は、一定の時間期間に亘って位相変
化の大きさを計算する。
同様にして、くし型濾波されたクロミナンス位相角信
号∠Cは、一定の時間期間だけ異なる時間毎に入力信号
の位相差を計算する回路342により処理される。位相比
較器342は、遅延回路3422および減算器3424を含んでい
る。大きさの発生器344は、位相比較器342から位相角の
変化を受け取り、一定の時間期間に亘っての位相変化の
大きさを発生する。
号∠Cは、一定の時間期間だけ異なる時間毎に入力信号
の位相差を計算する回路342により処理される。位相比
較器342は、遅延回路3422および減算器3424を含んでい
る。大きさの発生器344は、位相比較器342から位相角の
変化を受け取り、一定の時間期間に亘っての位相変化の
大きさを発生する。
回路32の出力(大きさの発生器324からの)は、減算
器36の第1の入力に結合される。回路34の出力(大きさ
の発生器344からの)は、減算器36の第2の入力に結合
される。減算器36の出力は、くし型濾波されたルミナン
ス位相角信号∠Yおよびクロミナンス位相角信号∠Cに
ついての一定の時間期間に亘る変化の大きさ間の差を示
す。この差が零ならば、くし型濾波された2つの位相角
信号は、一定の時間期間に亘って同じ量だけ変えられ、
すなわち、位相が互いに追従される。このような結果
は、くし型濾波されたルミナンス信号Y中にカラーを表
わす情報が存在することを示し、ハンギングドットの状
態が発生する。この差が大きい程、ハンギングドットの
状態が少ないことを示す。減算器36の出力は、第1図の
制御信号発生回路40に結合される。
器36の第1の入力に結合される。回路34の出力(大きさ
の発生器344からの)は、減算器36の第2の入力に結合
される。減算器36の出力は、くし型濾波されたルミナン
ス位相角信号∠Yおよびクロミナンス位相角信号∠Cに
ついての一定の時間期間に亘る変化の大きさ間の差を示
す。この差が零ならば、くし型濾波された2つの位相角
信号は、一定の時間期間に亘って同じ量だけ変えられ、
すなわち、位相が互いに追従される。このような結果
は、くし型濾波されたルミナンス信号Y中にカラーを表
わす情報が存在することを示し、ハンギングドットの状
態が発生する。この差が大きい程、ハンギングドットの
状態が少ないことを示す。減算器36の出力は、第1図の
制御信号発生回路40に結合される。
第4図は、第1図のビデオ信号処理回路に使われる制
御信号発生回路40を示す。位相比較器30からの比較信号
が、比較器42の第1の入力に供給される。閾値レベル発
生器44が比較器42の第2の入力に結合される。比較器42
および閾値レベル源44の組合わせは、閾値検出器46を構
成する。閾値検出器46の出力は、パルス伸長器48に供給
される。パルス伸長器48の出力は、第1図の信号カプラ
ー50に結合される。
御信号発生回路40を示す。位相比較器30からの比較信号
が、比較器42の第1の入力に供給される。閾値レベル発
生器44が比較器42の第2の入力に結合される。比較器42
および閾値レベル源44の組合わせは、閾値検出器46を構
成する。閾値検出器46の出力は、パルス伸長器48に供給
される。パルス伸長器48の出力は、第1図の信号カプラ
ー50に結合される。
位相変化の比較レベルが、閾値レベル発生器44から与
えられる閾値レベルより小さいと、比較器42により、パ
ルス伸長器48は、ハンギングドットの状態を示す制御信
号を発生する。先に説明したように、比較信号が零に近
ければ近いほど、ハンギングドットの状態が存在する可
能性が多くなる。従って、閾値レベルは最適な動作を得
るように調整することができる。
えられる閾値レベルより小さいと、比較器42により、パ
ルス伸長器48は、ハンギングドットの状態を示す制御信
号を発生する。先に説明したように、比較信号が零に近
ければ近いほど、ハンギングドットの状態が存在する可
能性が多くなる。従って、閾値レベルは最適な動作を得
るように調整することができる。
パルス伸長器48は、検出されたハンギングドットの状
態の前後の変化の間、制御信号が存在するのに十分な幅
となるように、制御信号の時間期間を引き伸ばす。この
ようなパルス伸長器の一例は、1977年1月4日に、クレ
メンス(Clemens)氏外に付与された、“FM信号変換シ
ステムに使われる欠陥検出および補償装置”という名称
の米国特許第4,001,496号明細書に開示されている。特
に、第1図に示され、この米国特許の関連した部分に説
明されているスイッチ制御信号発生回路40を参照された
い。第1図の信号カプラー50は、伸長されたパルスと、
くし型濾波されたルミナンス信号とを正確に整合させる
ために、パルス伸長器48と一緒に動作する回路を有す
る。
態の前後の変化の間、制御信号が存在するのに十分な幅
となるように、制御信号の時間期間を引き伸ばす。この
ようなパルス伸長器の一例は、1977年1月4日に、クレ
メンス(Clemens)氏外に付与された、“FM信号変換シ
ステムに使われる欠陥検出および補償装置”という名称
の米国特許第4,001,496号明細書に開示されている。特
に、第1図に示され、この米国特許の関連した部分に説
明されているスイッチ制御信号発生回路40を参照された
い。第1図の信号カプラー50は、伸長されたパルスと、
くし型濾波されたルミナンス信号とを正確に整合させる
ために、パルス伸長器48と一緒に動作する回路を有す
る。
第5図は、ハンギングドット検出器のもう1つの特徴
が組み込まれたビデオ信号処理回路を示す。第1図の構
成要素と同様な、第5図の構成要素には同じ参照番号が
付与されており、同様な動作をする。このような要素に
ついては詳細に説明しない。
が組み込まれたビデオ信号処理回路を示す。第1図の構
成要素と同様な、第5図の構成要素には同じ参照番号が
付与されており、同様な動作をする。このような要素に
ついては詳細に説明しない。
第5図に示すハンギングドット検出器は、第1図のも
のと同様な方法で制御信号を発生するが、くし型濾波さ
れたルミナンス信号およびクロミナンス信号中のカラー
を表わす情報の部分の振幅が両方ともほぼ零でない場合
にだけ制御信号を発生する。先に説明したように、くし
型濾波されたルミナンスもしくはクロミナンスのいずれ
かにおけるカラーを表わす情報の大きさ|Y|,|C|が小さ
すぎると、検出される位相角∠Yもしくは∠Cは低い精
度を有する。また、これらの大きさが小さいと、悪影響
を与える効果が気になる程大きなものではなくなる。従
って、このような状況下では多分間違いではあるが、補
正回路を作動させる必要がない。
のと同様な方法で制御信号を発生するが、くし型濾波さ
れたルミナンス信号およびクロミナンス信号中のカラー
を表わす情報の部分の振幅が両方ともほぼ零でない場合
にだけ制御信号を発生する。先に説明したように、くし
型濾波されたルミナンスもしくはクロミナンスのいずれ
かにおけるカラーを表わす情報の大きさ|Y|,|C|が小さ
すぎると、検出される位相角∠Yもしくは∠Cは低い精
度を有する。また、これらの大きさが小さいと、悪影響
を与える効果が気になる程大きなものではなくなる。従
って、このような状況下では多分間違いではあるが、補
正回路を作動させる必要がない。
第5図において、くし型フィルタ10からの、くし型濾
波されたルミナンス信号Yおよびクロミナンス信号C
は、位相および振幅検出器70に供給される。ルミナンス
位相角信号∠Yおよびクロミナンス位相角信号∠Cは、
位相比較器30に結合される。ルミナンス|Y|およびクロ
ミナンス|C|の振幅信号は、非零の振幅検出器80に結合
される。非零の振幅検出器80は、くし型濾波されたルミ
ナンス|Y|およびクロミナンス|C|の振幅信号が両方とも
ほぼ零でないことを示す信号を発生する。
波されたルミナンス信号Yおよびクロミナンス信号C
は、位相および振幅検出器70に供給される。ルミナンス
位相角信号∠Yおよびクロミナンス位相角信号∠Cは、
位相比較器30に結合される。ルミナンス|Y|およびクロ
ミナンス|C|の振幅信号は、非零の振幅検出器80に結合
される。非零の振幅検出器80は、くし型濾波されたルミ
ナンス|Y|およびクロミナンス|C|の振幅信号が両方とも
ほぼ零でないことを示す信号を発生する。
位相比較器30および非零振幅検出器80の出力は、制御
信号発生回路90に結合される。制御信号発生回路90は、
非零振幅検出器80により検出される非零振幅および位相
比較器30の出力に応答して制御信号を発生する。
信号発生回路90に結合される。制御信号発生回路90は、
非零振幅検出器80により検出される非零振幅および位相
比較器30の出力に応答して制御信号を発生する。
制御信号発生回路90からの信号は、制御信号として信
号カプラー50に供給される。信号カプラー50は、この制
御信号に応答して、ルミナンス処理チャネル60に供給す
る前に、くし型濾波されたルミナンス信号Yからカラー
を表わす情報を除去する。
号カプラー50に供給される。信号カプラー50は、この制
御信号に応答して、ルミナンス処理チャネル60に供給す
る前に、くし型濾波されたルミナンス信号Yからカラー
を表わす情報を除去する。
再び第2図を参照すると、破線で示した部分は、くし
型濾波されたルミナンス信号Y中のカラーを表わす情報
の大きさ|Y|を表わす信号を発生する。直角色差信号I
およびQは、大きさ計算回路72に供給される。先に示し
た、チン(Chin)氏外には付与された米国特許第4,523,
221号明細書には、第2図における大きさ計算回路72と
して使われる大きさ計算回路の一例が示されている。先
に説明したように、同様な回路が、くし型濾波されたク
ロミナンス信号Cを処理し、くし型濾波されたクロミナ
ンスの振幅|C|信号を発生するために結合される。
型濾波されたルミナンス信号Y中のカラーを表わす情報
の大きさ|Y|を表わす信号を発生する。直角色差信号I
およびQは、大きさ計算回路72に供給される。先に示し
た、チン(Chin)氏外には付与された米国特許第4,523,
221号明細書には、第2図における大きさ計算回路72と
して使われる大きさ計算回路の一例が示されている。先
に説明したように、同様な回路が、くし型濾波されたク
ロミナンス信号Cを処理し、くし型濾波されたクロミナ
ンスの振幅|C|信号を発生するために結合される。
第6図は、第5図に示すビデオ信号処理回路に使われ
る非零振幅検出器80および制御信号発生回路90を示す。
第1図の制御信号発生回路40における要素と同様な要素
は、同じ参照番号が付され、同様な動作を行なう。
る非零振幅検出器80および制御信号発生回路90を示す。
第1図の制御信号発生回路40における要素と同様な要素
は、同じ参照番号が付され、同様な動作を行なう。
位相および振幅検出器70からの、くし型濾波されたク
ロミナンスの振幅信号|C|は、比較器822の第1の入力に
結合される。閾値レベル供給源824が比較器822の第2の
入力に結合される。比較器822および閾値レベル供給源8
24の組み合わせは、閾値検出器82を構成する。
ロミナンスの振幅信号|C|は、比較器822の第1の入力に
結合される。閾値レベル供給源824が比較器822の第2の
入力に結合される。比較器822および閾値レベル供給源8
24の組み合わせは、閾値検出器82を構成する。
位相および振幅検出器70からの、くし型濾波されたル
ミナンスの振幅信号|Y|は、比較器842の第1の入力に結
合される。閾値レベル供給源844は比較器842の第2の入
力に結合される。比較器842および閾値レベル源844の組
合わせは閾値検出器84を構成する。
ミナンスの振幅信号|Y|は、比較器842の第1の入力に結
合される。閾値レベル供給源844は比較器842の第2の入
力に結合される。比較器842および閾値レベル源844の組
合わせは閾値検出器84を構成する。
閾値検出器82および84の出力は、アンドゲート86の各
入力端子に結合される。アンドゲート86の出力は、非零
振幅検出器80の出力である。
入力端子に結合される。アンドゲート86の出力は、非零
振幅検出器80の出力である。
閾値検出器82および84の出力は、くし型濾波されたク
ロミナンスの振幅信号|C|およびルミナンスの振幅信号|
Y|の各々が、閾値レベル源824および844によりそれぞれ
供給されるレベルより大きい時だけ“1"であり、さもな
ければ、“0"である。従って、アンドゲート86の出力
は、くし型濾波されたルミナンス振幅信号|Y|およびク
ロミナンス振幅信号|C|の両方が、それぞれの閾値レベ
ルより大きい時だけ“1"である。先に説明したように、
この状態においては、検出された位相角は、より正確で
あって、ハンギングドットは、より目立つ。
ロミナンスの振幅信号|C|およびルミナンスの振幅信号|
Y|の各々が、閾値レベル源824および844によりそれぞれ
供給されるレベルより大きい時だけ“1"であり、さもな
ければ、“0"である。従って、アンドゲート86の出力
は、くし型濾波されたルミナンス振幅信号|Y|およびク
ロミナンス振幅信号|C|の両方が、それぞれの閾値レベ
ルより大きい時だけ“1"である。先に説明したように、
この状態においては、検出された位相角は、より正確で
あって、ハンギングドットは、より目立つ。
第4図を参照しながら先に説明したように動作する閾
値検出器46の出力は、アンドゲート94の第1の入力に結
合される。(アンドゲート86からの)非零振幅の検出器
80の出力は、アンドゲート94の第2の入力に結合され
る。アンドゲート94の出力は、パルス伸長器48に結合さ
れる。閾値検出器、アンドゲート94およびパルス伸長器
48の組合わせは、制御信号発生回路を構成する。
値検出器46の出力は、アンドゲート94の第1の入力に結
合される。(アンドゲート86からの)非零振幅の検出器
80の出力は、アンドゲート94の第2の入力に結合され
る。アンドゲート94の出力は、パルス伸長器48に結合さ
れる。閾値検出器、アンドゲート94およびパルス伸長器
48の組合わせは、制御信号発生回路を構成する。
位相が互いに追従すると、閾値検出器46の出力は、
“1"である。振幅が十分に高レベル(アンドゲート86か
らの“1"で示される)で、位相が追従している(閾値検
出器46からの“1"で示される)と、アンドゲート94の出
力は“1"である。アンドゲート94の出力が“1"ならば、
これは、ハンギングドットの状態を示す。この場合、く
し型濾波されたルミナンス信号の周波数成分は、先に説
明したように、カラーを表わす情報を除去するように変
えられる。アンドゲート94の出力が“1"のとき、パルス
伸長器48は、第4図に関連して先に説明したような理由
により、引伸ばされたパルスを発生する。パルス伸長器
48の出力は、第5図の信号カプラー50に供給される。
“1"である。振幅が十分に高レベル(アンドゲート86か
らの“1"で示される)で、位相が追従している(閾値検
出器46からの“1"で示される)と、アンドゲート94の出
力は“1"である。アンドゲート94の出力が“1"ならば、
これは、ハンギングドットの状態を示す。この場合、く
し型濾波されたルミナンス信号の周波数成分は、先に説
明したように、カラーを表わす情報を除去するように変
えられる。アンドゲート94の出力が“1"のとき、パルス
伸長器48は、第4図に関連して先に説明したような理由
により、引伸ばされたパルスを発生する。パルス伸長器
48の出力は、第5図の信号カプラー50に供給される。
第7図は、本発明の更にもう1つの特徴に従って構成
されるハンギングドット検出器を含んだビデオ信号処理
回路を示す。第1図および第5図の構成要素と同様な第
7図の構成要素は、同じ参照番号で示され、同様な動作
を行なう。
されるハンギングドット検出器を含んだビデオ信号処理
回路を示す。第1図および第5図の構成要素と同様な第
7図の構成要素は、同じ参照番号で示され、同様な動作
を行なう。
第7図において、制御信号発生回路110は、第5図の
場合と同様に、位相角比較器30および非零振幅検出器80
から信号を受け取る。また、制御信号発生回路110は、
位相および振幅検出器70のクロミナンス振幅|C|出力お
よびクロミナンス検出器100からの信号を受け取る。
場合と同様に、位相角比較器30および非零振幅検出器80
から信号を受け取る。また、制御信号発生回路110は、
位相および振幅検出器70のクロミナンス振幅|C|出力お
よびクロミナンス検出器100からの信号を受け取る。
クロミナンス検出器100は、その入力に端子5からの
複合ビデオ信号を受け取り、その出力にカラーを表わす
情報により通常占有される周波数帯域に信号が存在する
ことを示す信号を発生する。クロミナンス検出器100
は、例えばカラーを表わす情報を通常含んでいる周波数
成分だけを通過させる帯域通過フィルタ、この帯域フィ
ルタの出力に結合される包絡線検波器および包絡線検波
器の出力に結合される閾値検出器を包むように構成する
ことができる。
複合ビデオ信号を受け取り、その出力にカラーを表わす
情報により通常占有される周波数帯域に信号が存在する
ことを示す信号を発生する。クロミナンス検出器100
は、例えばカラーを表わす情報を通常含んでいる周波数
成分だけを通過させる帯域通過フィルタ、この帯域フィ
ルタの出力に結合される包絡線検波器および包絡線検波
器の出力に結合される閾値検出器を包むように構成する
ことができる。
包絡線検波器により検波される信号のレベルが、閾値
検出器における閾値レベルを越えると、閾値検出器の出
力は“1"であり、さもなければ“0"である。閾値検出器
の出力がクロミナンス検出器100の出力である。
検出器における閾値レベルを越えると、閾値検出器の出
力は“1"であり、さもなければ“0"である。閾値検出器
の出力がクロミナンス検出器100の出力である。
制御信号発生回路110は、くし型濾波された非零のル
ミナンス振幅信号|Y|およびクロミナンス振幅信号|C|お
よび第5図に示すように、くし型濾波されたクロミナン
ス位相角信号∠Cおよびルミナンス位相角信号∠Yの追
従に応答して制御信号を発生する。また、制御信号発生
回路110は、くし型濾波されたクロミナンスの振幅信号|
C|がほぼ零であるが、複合ビデオ信号中のカラーを表わ
す情報により通常占有される周波数帯域における信号レ
ベルが非零ならば、制御信号を発生する。後者の条件の
組合わせは補色の垂直変化を示す。これらのいずれの場
合においても、くし型濾波されたルミナンス信号中のカ
ラーを表わす情報は、信号カプラー50により除去され
る。
ミナンス振幅信号|Y|およびクロミナンス振幅信号|C|お
よび第5図に示すように、くし型濾波されたクロミナン
ス位相角信号∠Cおよびルミナンス位相角信号∠Yの追
従に応答して制御信号を発生する。また、制御信号発生
回路110は、くし型濾波されたクロミナンスの振幅信号|
C|がほぼ零であるが、複合ビデオ信号中のカラーを表わ
す情報により通常占有される周波数帯域における信号レ
ベルが非零ならば、制御信号を発生する。後者の条件の
組合わせは補色の垂直変化を示す。これらのいずれの場
合においても、くし型濾波されたルミナンス信号中のカ
ラーを表わす情報は、信号カプラー50により除去され
る。
第8図は、第7図のビデオ信号処理回路に使われる非
零振幅検出器80および制御信号発生回路110を示す。第
8図における要素の中、第4図および第6図の要素と同
様なものは、同じ参照番号が付されており、同じ動作を
行なう。
零振幅検出器80および制御信号発生回路110を示す。第
8図における要素の中、第4図および第6図の要素と同
様なものは、同じ参照番号が付されており、同じ動作を
行なう。
第6図の場合と同時に、アンドゲート94の出力は、く
し型濾波されたルミナンス振幅信号|Y|およびクロミナ
ンス振幅信号|C|の両方が各所定閾値より大きく、くし
型濾波されたクロミナンス位相信号∠Cおよびルミナン
ス位相信号∠Yが追従していれば、“1"である。アンド
ゲート94の出力はオアゲート1106の第1の入力に結合さ
れる。
し型濾波されたルミナンス振幅信号|Y|およびクロミナ
ンス振幅信号|C|の両方が各所定閾値より大きく、くし
型濾波されたクロミナンス位相信号∠Cおよびルミナン
ス位相信号∠Yが追従していれば、“1"である。アンド
ゲート94の出力はオアゲート1106の第1の入力に結合さ
れる。
クロミナンス検出器100からの複合ビデオ信号中のカ
ラーを表わす情報の非零振幅を示す信号は、アンドゲー
ト1104の第1の入力に結合される。反転回路1102は閾値
検出器82の出力に結合される。反転回路1102の出力はア
ンドゲート1104の第2の入力に結合される。アンドゲー
ト1104の出力はオアゲート1106の第2の入力に結合され
る。オアゲート1106の出力は信号伸長器48に結合され
る。信号結合器48の出力は信号カプラー50に供給される
制御信号である。
ラーを表わす情報の非零振幅を示す信号は、アンドゲー
ト1104の第1の入力に結合される。反転回路1102は閾値
検出器82の出力に結合される。反転回路1102の出力はア
ンドゲート1104の第2の入力に結合される。アンドゲー
ト1104の出力はオアゲート1106の第2の入力に結合され
る。オアゲート1106の出力は信号伸長器48に結合され
る。信号結合器48の出力は信号カプラー50に供給される
制御信号である。
反転回路1102の出力は、閾値検出器82からの“0"出力
で示されるように、くし型濾波されたクロミナンス振幅
信号|C|が所定の閾値より小さい時だけ“1"である。ク
ロミナンス検出器100の出力は、複合ビデオ信号中のカ
ラーを表わす情報を通常含んでいる周波数帯域におけを
信号がほぼ非零ならば“1"である。従って、アンドゲー
ト1104の出力は、補色の垂直変化の状態で“1"となる。
オアゲート1106の出力は、補色の垂直変化の状態あるい
は非零振幅で位相追従の状態のいずれにおいても“1"で
あり、信号伸長器48から引伸ばされた制御信号が発生さ
れる。このような検出器は両方のハンギングドットの状
態を正確に検出し、信号カプラー50は、これらの状態の
下で、くし型濾波されたルミナンス信号Yを正確に調整
する。
で示されるように、くし型濾波されたクロミナンス振幅
信号|C|が所定の閾値より小さい時だけ“1"である。ク
ロミナンス検出器100の出力は、複合ビデオ信号中のカ
ラーを表わす情報を通常含んでいる周波数帯域におけを
信号がほぼ非零ならば“1"である。従って、アンドゲー
ト1104の出力は、補色の垂直変化の状態で“1"となる。
オアゲート1106の出力は、補色の垂直変化の状態あるい
は非零振幅で位相追従の状態のいずれにおいても“1"で
あり、信号伸長器48から引伸ばされた制御信号が発生さ
れる。このような検出器は両方のハンギングドットの状
態を正確に検出し、信号カプラー50は、これらの状態の
下で、くし型濾波されたルミナンス信号Yを正確に調整
する。
例示した実施例は、ディジタル回路を使ったものであ
るけれども、本発明は、連続信号もしくはサンプル・デ
ータ信号のいずれの処理回路においても具体化すること
ができることを理解すべきである。本発明を具体化する
サンプル・データ信号処理回路はアナログ構成もしくは
ディジタル構成のいずれでもよい。
るけれども、本発明は、連続信号もしくはサンプル・デ
ータ信号のいずれの処理回路においても具体化すること
ができることを理解すべきである。本発明を具体化する
サンプル・データ信号処理回路はアナログ構成もしくは
ディジタル構成のいずれでもよい。
第1図は、本発明によるハンギングドット検出器を含ん
でいるビデオ信号処理回路のブロック図である。 第2図は、第1図、第5図および第7図に示したハンギ
ングドット検出器に使われる位相および振幅検出器の一
部のブロック図である。 第3図は、第1図、第5図および第7図に示すハンギン
グドット検出器に使われる位相比較器のブロック図であ
る。 第4図は、第1図に示すハンギングドット検出器に使わ
れる制御信号発生回路のブロック図である。 第5図は、本発明のもう1つの特徴に従って構成される
ハンギングドット検出器を含んでいるビデオ信号処理回
路のブロック図である。 第6図は、第5図に示すハンギングドット検出器に使わ
れる制御信号発生回路を、一部ブロック図形式で示し、
一部論理図形式で示したものである。 第7図は、本発明の更に別の特徴に従って構成されるハ
ンギングドット検出器を含んでいるビデオ信号処理回路
のブロック図である。 第8図は、第7図に示したハンギングドット検出器に使
われる制御信号発生回路を、一部ブロック図形式で示
し、一部論理図形式で示したものである。 10……くし型フィルタ、20……位相検出器、30……位相
比較器、40……制御信号発生回路、50……信号カプラ
ー、60……ルミナンス処理チャネル。
でいるビデオ信号処理回路のブロック図である。 第2図は、第1図、第5図および第7図に示したハンギ
ングドット検出器に使われる位相および振幅検出器の一
部のブロック図である。 第3図は、第1図、第5図および第7図に示すハンギン
グドット検出器に使われる位相比較器のブロック図であ
る。 第4図は、第1図に示すハンギングドット検出器に使わ
れる制御信号発生回路のブロック図である。 第5図は、本発明のもう1つの特徴に従って構成される
ハンギングドット検出器を含んでいるビデオ信号処理回
路のブロック図である。 第6図は、第5図に示すハンギングドット検出器に使わ
れる制御信号発生回路を、一部ブロック図形式で示し、
一部論理図形式で示したものである。 第7図は、本発明の更に別の特徴に従って構成されるハ
ンギングドット検出器を含んでいるビデオ信号処理回路
のブロック図である。 第8図は、第7図に示したハンギングドット検出器に使
われる制御信号発生回路を、一部ブロック図形式で示
し、一部論理図形式で示したものである。 10……くし型フィルタ、20……位相検出器、30……位相
比較器、40……制御信号発生回路、50……信号カプラ
ー、60……ルミナンス処理チャネル。
Claims (5)
- 【請求項1】くし型濾波されたルミナンス信号出力とク
ロミナンス信号出力を発生するくし型フィルタ、ルミナ
ンス処理チャネル、および制御信号に応答して前記くし
型濾波されたルミナンス信号出力の周波数成分を変える
手段を含む前記ルミナンス処理チャネルに前記くし型濾
波されたルミナンス信号出力を結合する手段を含んでい
るビデオ信号処理回路におけるハンギングドット検出器
であって、 前記くし型フィルタに結合され、カラーを表わす情報に
より通常占有される周波数帯域を占有し、前記くし型フ
ィルタのくし型濾波されたルミナンス信号出力に生じる
第1の信号の瞬時位相を示す第1の検出信号と、カラー
を表わす情報により通常占有される周波数帯域を占有
し、前記くし型フィルタのくし型濾波されたクロミナン
ス信号出力を生じる第2の信号の瞬時位相を示す第2の
検出信号を発生する位相検出手段と、 予め定められる時間期間に亘る前記第1の検出信号の変
化および前記予め定められる時間期間に亘る前記第2の
検出信号の変化を決定する手段と、 前記予め定められる時間期間に亘る前記第1の検出信号
の変化と前記予め定められる時間期間に亘る前記第2の
検出信号の変化を比較する比較手段と、 前記比較手段に結合され、前記比較に応じて前記制御信
号を発生する手段とを含んでいる、前記ハンギングドッ
ト検出器。 - 【請求項2】カラーを表わす情報により通常占有される
周波数帯域を含む複合ビデオ信号に応答し、くし型濾波
されたルミナンス信号出力とクロミナンス信号出力を発
生するくし型フィルタ、ルミナンス処理チャネル、およ
び制御信号に応答して前記くし型濾波されたルミナンス
信号出力の周波数成分を変える手段を含む前記ルミナン
ス処理チャネルに前記くし型濾波されたルミナンス信号
出力を結合する手段を含んでいるビデオ信号処理回路に
おけるハンギングドット検出器であって、 前記くし型フィルタに結合され、前記周波数帯域を占有
し、前記くし型フィルタのくし型濾波されたルミナンス
信号出力に生じる第1の信号の瞬時位相を示す第1の検
出信号と、前記周波数帯域を占有し、前記くし型フィル
タのくし型濾波されたルミナンス信号出力に生じる前記
第1の信号の振幅を示す第2の検出信号と、前記周波数
帯域を占有し、前記くし型フィルタのくし型濾波された
クロミナンス信号出力に生じる第2の信号の瞬時位相を
示す第3の検出信号と、前記周波数帯域を占有し、前記
くし型フィルタのくし型濾波されたクロミナンス信号出
力に生じる前記第2の信号の振幅を示す第4の検出信号
を発生する位相/振幅検出手段と、 前記第2と第4の検出信号の非零振幅を同時に検出する
非零振幅検出手段と、 予め定められる時間期間に亘る前記第1の検出信号の変
化および前記予め定められる時間期間に亘る前記第3の
検出信号の変化を決定する手段と、 前記予め定められる時間期間に亘る前記第1の検出信号
の変化と前記予め定められる時間期間に亘る前記第3の
検出信号の変化を比較する比較手段と、 前記比較手段と前記非零振幅検出手段に結合され、前記
同時に検出される非零振幅および前記比較に応じて前記
制御信号を発生する手段とを含んでいる、前記ハンギン
グドット検出器。 - 【請求項3】前記非零振幅検出手段が、 前記第2の検出信号に応答し、前記第2の検出信号が実
質的に非零である時は第1の状態をとり、そうでない時
は第2の状態をとる第1の出力信号を発生する第1の閾
値検出器と、 前記第4の検出信号に応答し、前記第4の検出信号が実
質的に非零である時は前記第1の状態をとり、そうでな
い時は前記第2の状態をとる第2の出力信号を発生する
第2の閾値検出器と、 前記第1と第2の出力信号に応答するそれぞれの入力端
子を有するアンドゲートから成る特許請求の範囲第2項
記載のハンギングドット検出器。 - 【請求項4】カラーを表わす情報により通常占有される
周波数帯域を含む複合ビデオ信号源、該信号源に結合さ
れてくし型濾波されたルミナンス信号出力とクロミナン
ス信号出力を発生するくし型フィルタ、ルミナンス処理
チャネル、および制御信号に応答して前記くし型濾波さ
れたルミナンス信号出力の周波数成分を変える手段を含
む前記ルミナンス処理チャネルに前記くし型濾波された
ルミナンス信号出力を結合する手段を含んでいるビデオ
信号処理回路におけるハンギングドット検出器であっ
て、 前記くし型フィルタに結合され、前記周波数帯域を占有
し、前記くし型フィルタのくし型濾波されたルミナンス
信号出力に生じる第1の信号の瞬時位相を示す第1の検
出信号と、前記周波数帯域を占有し、前記くし型フィル
タのくし型濾波されたルミナンス信号出力に生じる前記
第1の信号の振幅を示す第2の検出信号と、前記周波数
帯域を占有し、前記くし型フィルタのくし型濾波された
クロミナンス信号出力に生じる第2の信号の瞬時位相を
示す第3の検出信号と、前記周波数帯域を占有し、前記
くし型フィルタのくし型濾波されたクロミナンス信号出
力に生じる前記第2の信号の振幅を示す第4の検出信号
を発生する位相/振幅検出手段と、 前記第2の検出信号の非零振幅を検出する第1の非零振
幅検出手段と、 前記第4の検出信号の非零振幅を検出する第2の非零振
幅検出手段と、 予め定められる時間期間に亘る前記第1の検出信号の変
化および前記予め定められる時間期間に亘る前記第3の
検出信号の変化を決定する手段と、 前記予め定められる時間期間に亘る前記第1の検出信号
の変化と前記予め定められる時間期間に亘る前記第3の
検出信号の変化を比較する比較手段と、 前記周波数帯域を占有する前記複合ビデオ信号の部分の
非零振幅を検出する第3の非零振幅検出手段と、 前記比較手段、および前記第1、第2、第3の非零振幅
検出手段に結合される制御信号発生器であって、前記第
2と第4の検出信号の非零振幅が同時に検出される時前
記比較に応じて前記制御信号を発生し、また前記複合ビ
デオ信号の非零振幅および前記第4の検出信号の実質的
に零の振幅が同時に検出される時前記制御信号を発生す
る前記制御信号発生器とを含んでいる。前記ハンギング
ドット検出器。 - 【請求項5】前記制御信号発生器が、 前記比較手段に結合される入力端子を有し、該入力端子
における信号が一定の閾値以下である時は第1の状態を
とり、そうでない時は第2の状態をとる信号を発生する
閾値検出器と、 前記第1の非零振幅検出手段に結合される第1の入力端
子、前記第2の非零振幅検出手段に結合される第2の入
力端子、および出力端子を有する第1のアンドゲート
と、 前記第1のアンドゲートの出力に結合される第1の入力
端子、前記閾値検出器に結合される第2の入力端子、お
よび出力端子を有する第2のアンドゲートと、 前記第4の信号に応答する入力端子、および出力端子を
有する反転回路と、 前記反転回路の前記出力端子に結合される第1の入力端
子、前記第3の非零振幅検出手段に結合される第2の入
力端子、および出力端子を有する第3のアンドゲート
と、 前記第2と第3のアンドゲートの前記出力端子に結合さ
れるそれぞれの入力端子、および出力端子を有するオア
ゲートと、 前記オアゲートの前記出力端子に結合され、該オアゲー
トの出力端子における信号よりも持続時間の長い前記制
御信号を発生するパルス伸長器とから成る特許請求の範
囲第4項記載のハンギングドット検出器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/791,145 US4682213A (en) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | Magnitude independent hanging dot detector |
US791145 | 1985-10-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62101193A JPS62101193A (ja) | 1987-05-11 |
JP2531943B2 true JP2531943B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=25152821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61250956A Expired - Lifetime JP2531943B2 (ja) | 1985-10-24 | 1986-10-23 | ハンギングドツト検出器 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4682213A (ja) |
EP (1) | EP0221734B1 (ja) |
JP (1) | JP2531943B2 (ja) |
KR (1) | KR950004844B1 (ja) |
DE (1) | DE3679506D1 (ja) |
HK (1) | HK66096A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4656501A (en) * | 1985-10-31 | 1987-04-07 | Rca Corporation | Image transition detector |
EP0340648B1 (en) * | 1988-04-30 | 1994-11-23 | Victor Company Of Japan, Limited | Picture-quality improving circuit |
DE3931904C2 (de) * | 1989-09-25 | 1994-10-27 | Broadcast Television Syst | Verfahren zur Beseitigung von Restchrominanzsignalen |
JP2002344987A (ja) * | 2001-05-16 | 2002-11-29 | Mitsubishi Electric Corp | 位相補正回路、信号判別回路、位相補正方法及び信号判別方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4001496A (en) | 1974-06-06 | 1977-01-04 | Rca Corporation | Defect detection and compensation apparatus for use in an fm signal translating system |
US4050084A (en) * | 1976-07-14 | 1977-09-20 | Cbs Inc. | Comb filter for television signals having adaptive features |
US4149181A (en) * | 1977-09-02 | 1979-04-10 | Gte Sylvania Incorporated | Signal-dependent chrominance subcarrier filtering circuit |
US4179705A (en) * | 1978-03-13 | 1979-12-18 | Faroudja Y C | Method and apparatus for separation of chrominance and luminance with adaptive comb filtering in a quadrature modulated color television system |
NL7803910A (nl) * | 1978-04-13 | 1979-10-16 | Philips Nv | Kamfilterschakeling. |
US4415918A (en) * | 1981-08-31 | 1983-11-15 | Rca Corporation | Digital color television signal demodulator |
US4544944A (en) * | 1983-06-07 | 1985-10-01 | Rca Corporation | Auto-tint circuit for a TV receiver |
US4523221A (en) * | 1983-06-07 | 1985-06-11 | Rca Corporation | TV Receiver circuitry for performing chroma gain, auto-flesh control and the matrixing of I and Q signals to (R-Y), (B-Y) and (G-Y) signals |
-
1985
- 1985-10-24 US US06/791,145 patent/US4682213A/en not_active Expired - Lifetime
-
1986
- 1986-10-23 DE DE8686308258T patent/DE3679506D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1986-10-23 EP EP86308258A patent/EP0221734B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-10-23 JP JP61250956A patent/JP2531943B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1986-10-24 KR KR1019860008917A patent/KR950004844B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1996
- 1996-04-18 HK HK66096A patent/HK66096A/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0221734A3 (en) | 1988-06-01 |
US4682213A (en) | 1987-07-21 |
HK66096A (en) | 1996-04-26 |
JPS62101193A (ja) | 1987-05-11 |
DE3679506D1 (de) | 1991-07-04 |
KR950004844B1 (ko) | 1995-05-13 |
EP0221734B1 (en) | 1991-05-29 |
KR870004627A (ko) | 1987-05-11 |
EP0221734A2 (en) | 1987-05-13 |
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