JPH06253170A - ビデオ信号処理回路 - Google Patents

ビデオ信号処理回路

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Publication number
JPH06253170A
JPH06253170A JP6278693A JP6278693A JPH06253170A JP H06253170 A JPH06253170 A JP H06253170A JP 6278693 A JP6278693 A JP 6278693A JP 6278693 A JP6278693 A JP 6278693A JP H06253170 A JPH06253170 A JP H06253170A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
video signal
circuit
slice
input video
Prior art date
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Pending
Application number
JP6278693A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Yamagata
裕 山形
Shoei Ogawa
昭英 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP6278693A priority Critical patent/JPH06253170A/ja
Publication of JPH06253170A publication Critical patent/JPH06253170A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単かつ小規模な回路構成にて入力ビデオ信
号の変動に対して同期分離やデータスライスなどの信号
処理を安定して行うことが可能なビデオ信号処理回路を
提供する。 【構成】 入力ビデオ信号の同期信号レベルを同期信号
クランプ回路2で設定クランプレベルVcにクランプす
るとともに、入力ビデオ信号のペデスタルレベルVpを
サンプルホールド回路7で検出し、この設定クランプレ
ベルVc及びペデスタルレベルVpに基づいて相対的な
スライスレベルVs1,Vs2を設定し、このスライスレベ
ルVs1,Vs2を用いてコンパレータ4,5で同期分離や
データスライスを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオ信号処理回路に
関し、特に入力ビデオ信号に含まれる同期信号を分離す
る同期分離や、入力ビデオ信号に重畳された各種データ
を分離するデータスライスなどの信号処理に用いて好適
なビデオ信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】TV受像機では、映像検波して取り出し
たビデオ信号が、輝度信号、搬送色信号、水平・垂直同
期信号及びカラーバーストを複合したコンポジット信号
であることから、元のカラー映像を再生するに際し同期
信号の分離が行われる。また、文字放送などにおいて
は、ビデオ信号の帰線消去区間などのビデオ信号部分に
文字情報や信号モードなどの各種データが重畳されてお
り、TV受像機側では、このデータを分離すべくデータ
スライスが行われる。この同期分離やデータスライスを
行う場合、従来は、入力ビデオ信号に対してスライスレ
ベルを固定して行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、入力ビ
デオ信号に対してスライスレベルを固定とした従来のビ
デオ信号処理回路では、入力ビデオ信号のレベル変動に
関してはある程度対処できるものの、入力ビデオ信号に
対する相対的なスライス位置が変動するために、安定し
た同期分離やデータスライスが行えないという問題があ
った。この入力ビデオ信号のレベル変動については、入
力部分にAGC(オート・ゲイン・コントロール)回路
を備えたTV受像機の場合は問題とはならないが、AG
C回路を備えていないTV受像機にあっては、AGC回
路を新たに付加するとなると、回路構成が複雑になり、
回路規模も大きくなるという新たな問題が生ずることに
なる。
【0004】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、簡単かつ小規模な回
路構成にて入力ビデオ信号の変動に対して同期分離やデ
ータスライスなどの信号処理を安定して行うことが可能
なビデオ信号処理回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるビデオ信号処理回路においては、入力
ビデオ信号の同期信号レベルを設定クランプレベルにク
ランプするクランプ回路と、入力ビデオ信号のペデスタ
ルレベルを検出する検出回路と、この検出したペデスタ
ルレベルと上記設定クランプレベルとに基づいてスライ
スレベルを設定する設定回路と、この設定スライスレベ
ルによって入力ビデオ信号をスライスするスライス回路
とを備えた構成を採っている。
【0006】
【作用】入力ビデオ信号の同期信号レベルを設定クラン
プレベルにクランプするとともに、入力ビデオ信号のペ
デスタルレベルを検出し、この両レベルに基づいて相対
的なスライスレベルを設定し、このスライスレベルを用
いて同期分離やデータスライスなどの信号処理を行う。
これにより、入力ビデオ信号のレベル変動に対して安定
した同期分離やデータスライスが、簡単かつ小規模な回
路構成にて実現できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例を示す回路構成
図である。入力ビデオ信号は、例えば図2の波形図に示
すように、その帰線消去区間などのビデオ信号部分に文
字情報や信号モードなどの各種データが重畳されてお
り、クランプコンデンサ1を介して同期信号クランプ回
路2に入力される。同期信号クランプ回路2において
は、入力ビデオ信号に含まれる同期信号が基準電圧源3
によって与えられる設定クランプレベルVcにクランプ
される。同期信号クランプ回路2を経たビデオ信号は、
コンパレータ4,5に最終的にスライスされる信号とし
て供給されるとともに、バッファ6を介してサンプルホ
ールド(S/H)回路7に供給される。
【0008】サンプルホールド回路7は、コンパレータ
4,5におけるスライスレベルを演算するために、同期
信号レベルが設定クランプレベルVcにクランプされた
ビデオ信号をペデスタルパルスによってサンプルホール
ドすることにより、ペデスタルレベルVpを検出する。
このペデスタルレベルVpは、バッファ8を介してオペ
アンプ9の非反転入力となる。また、ペデスタルレベル
Vpと先に設定したクランプレベルVcとの電位差が抵
抗10,11によって分圧され、その分圧レベルVs1が
スライス回路を構成するコンパレータ4にそのスライス
レベルとして供給される。
【0009】ここで、抵抗10,11の各抵抗値をR
1,R2とすると、抵抗10,11による分圧レベルV
s1は、
【数1】 Vs1=Vc+(Vp−Vc)・(R1/R1+R2) なる式で与えられる。このようにして、分圧レベルVs1
は、同期信号レベルVcとペデスタルレベルVpとの略
中間レベルに設定される。これにより、この分圧レベル
Vs1をスライスレベルとするコンパレータ4では、入力
ビデオ信号に含まれる同期信号を分離する信号処理が行
われる。
【0010】一方、ペデスタルレベルVpを非反転
(+)入力とするオペアンプ9は、入力抵抗12を介し
て供給される設定クランプレベルVcを反転(−)入力
としている。オペアンプ9の反転入力端子と出力端子と
の間には、帰還抵抗13が接続されている。このオペア
ンプ9の出力レベルVs2は、スライス回路を構成するコ
ンパレータ5にそのスライスレベルとして供給される。
ここで、抵抗12,13の各抵抗値をR3,R4とする
と、オペアンプ9の出力レベルVs2は、
【数2】Vs2=Vp+(Vp−Vc)・(R4/R3) なる式で与えられる。そして、この出力レベルVs2をス
ライスレベルとするコンパレータ5では、入力ビデオ信
号の帰線消去区間などのビデオ信号部分に重畳された各
種データをスライスする信号処理が行われる。
【0011】このように、入力ビデオ信号の同期信号レ
ベルを設定クランプレベルVcにクランプするととも
に、入力ビデオ信号のペデスタルレベルVpを検出し、
この両レベルVc,Vpに基づいて相対的なスライスレ
ベルVs1,Vs2を設定し、同期分離やデータスライスの
際のスライスレベルとして用いることにより、入力ビデ
オ信号のレベル変動に対して安定した同期分離やデータ
スライスなどの信号処理が実現できる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力ビデオ信号の同期信号レベルを設定クランプレベル
にクランプするとともに、入力ビデオ信号のペデスタル
レベルを検出し、この設定クランプレベル及びペデスタ
ルレベルに基づいて相対的なスライスレベルを設定し、
このスライスレベルを用いて同期分離やデータスライス
などの信号処理を行うようにしたので、入力ビデオ信号
のレベル変動に対して安定した同期分離やデータスライ
スが、簡単かつ小規模な回路構成にて実現できることに
なる。したがって、本発明によるビデオ信号処理回路
は、AGC回路を備えていないTV受像機におけるビデ
オ信号の信号処理に用いて好適なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路構成図である。
【図2】入力ビデオ信号及びペデスタルパルスを示す波
形図である。
【符号の説明】
2 同期信号クランプ回路 4,5 コンパレータ 7 サンプルホールド回路 9 オペアンプ Vc 設定クランプレベル Vp ペデスタルレベル Vs1,Vs2 スライスレベル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ビデオ信号の同期信号レベルを設定
    クランプレベルにクランプするクランプ回路と、 前記入力ビデオ信号のペデスタルレベルを検出する検出
    回路と、 前記設定クランプレベルと前記ペデスタルレベルとに基
    づいてスライスレベルを設定する設定回路と、 前記スライスレベルによって前記入力ビデオ信号をスラ
    イスするスライス回路とを備えたことを特徴とするビデ
    オ信号処理回路。
  2. 【請求項2】 前記スライス回路は、前記入力ビデオ信
    号に含まれる同期信号を分離することを特徴とする請求
    項1記載のビデオ信号処理回路。
  3. 【請求項3】 前記スライス回路は、前記入力ビデオ信
    号に重畳されたデータをスライスすることを特徴とする
    請求項1記載のビデオ信号処理回路。
JP6278693A 1993-02-26 1993-02-26 ビデオ信号処理回路 Pending JPH06253170A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6278693A JPH06253170A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 ビデオ信号処理回路

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JP6278693A JPH06253170A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 ビデオ信号処理回路

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Publication Number Publication Date
JPH06253170A true JPH06253170A (ja) 1994-09-09

Family

ID=13210387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6278693A Pending JPH06253170A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 ビデオ信号処理回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06253170A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6259485B1 (en) 1997-09-17 2001-07-10 Sony Corporation Sync separating circuit
US6912009B2 (en) 2001-03-12 2005-06-28 Sony Corporation Data slice circuit separating data added to a signal superposed on a video signal based on slice level

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6259485B1 (en) 1997-09-17 2001-07-10 Sony Corporation Sync separating circuit
US6912009B2 (en) 2001-03-12 2005-06-28 Sony Corporation Data slice circuit separating data added to a signal superposed on a video signal based on slice level

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