JP3863655B2 - 同期分離回路 - Google Patents

同期分離回路 Download PDF

Info

Publication number
JP3863655B2
JP3863655B2 JP00577398A JP577398A JP3863655B2 JP 3863655 B2 JP3863655 B2 JP 3863655B2 JP 00577398 A JP00577398 A JP 00577398A JP 577398 A JP577398 A JP 577398A JP 3863655 B2 JP3863655 B2 JP 3863655B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video signal
circuit
level
sync chip
reference voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP00577398A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11205630A (ja
Inventor
剛美 別府
憲一 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP00577398A priority Critical patent/JP3863655B2/ja
Publication of JPH11205630A publication Critical patent/JPH11205630A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3863655B2 publication Critical patent/JP3863655B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Synchronizing For Television (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン受像機やビデオテープレコーダなどで使用される映像信号から水平同期信号を分離する同期分離回路に関するもので、特にノイズの影響などを受けにくく安定に同期分離できる同期分離回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョン受像機やビデオテープレコーダなどで使用される映像信号から水平同期信号を分離する同期分離回路が知られている。
同期分離回路としては例えば、図2に示されるようなものが考えられる。
図2の入力端子1には映像信号が印加される。印加された映像信号は、シンクチップ(水平同期信号の先端部)がシンクチップクランプ回路2でクランプされる。この時のクランプ電圧は、基準電圧源3の電圧である基準電圧Vref1となる。
【0003】
クランプされた映像信号は、LPF4でノイズ成分が除去された後、バッファ5に印加される。バッファ5を通過した映像信号は、コンパレータ6で基準電圧Vref2とレベル比較される。基準電圧Vref2は、基準電圧Vref1と重畳されてコンパレータ6に印加される。
このコンパレータ6での比較により、出力端子7に同期分離された水平同期信号が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図2の方法では入力端子1に加わる映像信号の大きさが変化すると、水平同期信号をスライスするレベルが固定しているのでスライスする位置が変化してしまった。スライスする位置が変化すると、安定に同期分離できなくなる。極端な場合には同期分離自体ができなくなる。
【0005】
その様子を図3に示す。スライスするレベルが図3の点線aのように水平同期信号の先端にちかづいてしまうとする。すると、先端で発生し易いノイズの影響を受け誤判別し易くなる。逆に、スライスするレベルが図3の点線bのようにペデスタルレベルにちかづいてしまうとする。すると、図示のように映像信号の影響を受け、この場合も誤判別し易い。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の点に鑑みなされたもので、映像信号のシンクチップレベルを基準電圧Vrefにクランプするシンクチップクランプ回路と、該シンクチップクランプ回路でクランプされた映像信号のペデスタルレベルを保持する保持回路と、前記シンクチップクランプ回路でクランプされた映像信号を増幅する増幅器と、該増幅器の出力映像信号と前記保持回路の出力電圧とのレベル比較を行うコンパレータとを備え該コンパレータから水平同期信号を導出するようにしたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の同期分離回路を示す。
10は映像信号のシンクチップレベルを基準電圧Vrefにクランプするシンクチップクランプ回路、11は該シンクチップクランプ回路10でクランプされた映像信号のペデスタルレベルを保持する保持回路、12は前記シンクチップクランプ回路10でクランプされた映像信号と基準電圧Vrefが印加される差動増幅器、13は該差動増幅器12の出力映像信号と前記保持回路の出力電圧とのレベル比較を行うコンパレータ、14はLPF、15はバッファ、16は基準電圧源である。
【0008】
入力端子17には映像信号が印加される。印加された映像信号は、シンクチップ(水平同期信号の先端部)がシンクチップクランプ回路10でクランプされる。この時のクランプ電圧は、基準電圧源16の電圧である基準電圧Vrefとなる。
その様子を図4の映像信号Aに示す。
【0009】
クランプされた映像信号は、LPF14でノイズ成分が除去された後、バッファ15に印加される。バッファ15を通過した映像信号は、差動増幅器12で基準電圧Vrefに基づき増幅される。
その様子を図4の映像信号Bに示す。図1の差動増幅器12の利得を2倍に設定すると、その波形は図4のBの如くなる。即ち、シンクチップのレベルを基準電圧Vrefに保った状態で振幅が2倍になっている。
【0010】
そこで、本発明では、この2倍になった水平同期信号のセンターにスライスレベルがくるように図4の映像信号Aのペデスタルレベルを検出してスライスレベルとして利用する。その結果、最適のレベルで水平同期信号を分離可能となる。本実施例では差動増幅器12の利得を2倍に設定したが、無論許容される範囲で上下させてよい。
【0011】
図4の映像信号Aのペデスタルレベルを検出するには、S/H回路(サンプルアンドホールド)として動作する保持回路11を利用する。保持回路11は、バッファ15を通過した映像信号中のペデスタルレベルをS/Hしてコンパレータ13に印加する。
その結果、コンパレータ13では図4の映像信号Bの水平同期信号を一点鎖線のレベルでスライスできる。
【0012】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明によれば、映像信号のシンクチップレベルを基準電圧Vrefにクランプするシンクチップクランプ回路と、シンクチップクランプ回路でクランプされた映像信号のペデスタルレベルを保持する保持回路と、シンクチップクランプ回路でクランプされた映像信号を増幅する増幅器とを設け、増幅器の出力映像信号と保持回路の出力電圧とのレベル比較を行うようにしているので、常に、水平同期信号のセンターにスライスレベルがくるようになる。スライスする位置が一定化すれば、映像信号の振幅に拘わらず、安定に同期分離できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の同期分離回路を示すブロック図である。
【図2】従来の同期分離回路を示すブロック図である。
【図3】従来の動作説明に供する波形図である。
【図4】本発明の動作説明に供する波形図である。
【符号の説明】
(10) シンクチップクランプ回路
(11) 保持回路
(12) 差動増幅器
(13) コンパレータ
(16) 基準電圧源

Claims (4)

  1. 映像信号のシンクチップレベルを基準電圧Vrefにクランプするシンクチップクランプ回路と、
    該シンクチップクランプ回路でクランプされた映像信号のペデスタルレベルを保持する保持回路と、
    前記シンクチップクランプ回路でクランプされた映像信号を増幅する増幅器と、 該増幅器の出力映像信号と前記保持回路の出力電圧とのレベル比較を行うコンパレータとを備え該コンパレータから水平同期信号を導出するようにしたことを特徴とする同期分離回路。
  2. 映像信号のシンクチップレベルを基準電圧Vrefにクランプするシンクチップクランプ回路と、
    該シンクチップクランプ回路でクランプされた映像信号のペデスタルレベルを保持する保持回路と、
    前記シンクチップクランプ回路でクランプされた映像信号を基準電圧Vrefを利用して増幅する増幅器と、
    該増幅器の出力映像信号と前記保持回路の出力電圧とのレベル比較を行うコンパレータとを備え該コンパレータから水平同期信号を導出するようにしたことを特徴とする同期分離回路。
  3. 映像信号のシンクチップレベルを基準電圧Vrefにクランプするシンクチップクランプ回路と、
    該シンクチップクランプ回路でクランプされた映像信号のペデスタルレベルを保持する保持回路と、
    前記シンクチップクランプ回路でクランプされた映像信号を基準電圧Vrefを利用して増幅する増幅器と、
    該増幅器の出力映像信号と前記保持回路の出力電圧とのレベル比較を行うコンパレータとを備え該コンパレータから水平同期信号を導出するようにしたことを特徴とする同期分離回路。
  4. 映像信号のシンクチップレベルを基準電圧Vrefにクランプするシンクチップクランプ回路と、
    該シンクチップクランプ回路でクランプされた映像信号のペデスタルレベルを保持する保持回路と、
    前記シンクチップクランプ回路でクランプされた映像信号と基準電圧Vrefが印加される差動増幅器と、
    該差動増幅器の出力映像信号と前記保持回路の出力電圧とのレベル比較を行うコンパレータとを備え該コンパレータから水平同期信号を導出するようにしたことを特徴とする同期分離回路。
JP00577398A 1998-01-14 1998-01-14 同期分離回路 Expired - Lifetime JP3863655B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00577398A JP3863655B2 (ja) 1998-01-14 1998-01-14 同期分離回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00577398A JP3863655B2 (ja) 1998-01-14 1998-01-14 同期分離回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11205630A JPH11205630A (ja) 1999-07-30
JP3863655B2 true JP3863655B2 (ja) 2006-12-27

Family

ID=11620449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00577398A Expired - Lifetime JP3863655B2 (ja) 1998-01-14 1998-01-14 同期分離回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3863655B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11205630A (ja) 1999-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4115811A (en) Data slicing apparatus and method
JP3863655B2 (ja) 同期分離回路
JP3547970B2 (ja) 同期分離回路
JPH0654374U (ja) 輝度信号と色信号との時間差の補正回路
JPS5892187A (ja) 同期分離回路
JPS63157571A (ja) 同期信号抜取り回路
JP3594490B2 (ja) 音声if信号識別装置
JPH0810924B2 (ja) ドロツプアウト補償装置
JP3568396B2 (ja) 音声if信号識別装置
JP3670985B2 (ja) データ・サービス信号検出装置
JP2546590B2 (ja) 同期信号抽出回路
KR960013000B1 (ko) 오토트랙 화인딩회로
JPS59167801A (ja) 映像信号記録あるいは記録再生装置
JPH0213514B2 (ja)
JP2536790B2 (ja) ラインノイズキャンセラを備えた磁気再生装置
JP2775801B2 (ja) 映像信号処理回路
US3076055A (en) Recording and/or reproducing apparatus
JPS6247868A (ja) 音声ドロツプアウト補償装置
JPH07162707A (ja) 同期分離回路
JPH0638073A (ja) 同期分離回路
JPH0654009A (ja) 受信入力電界強度検出回路
JPS6358667A (ja) デジタルデ−タスライス回路
JPH04319887A (ja) 映像信号処理回路および磁気記録再生装置
JPH0686225A (ja) 再生モード判別回路
JPH05292342A (ja) 同期信号分離回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050112

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060919

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060929

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101006

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111006

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121006

Year of fee payment: 6