JP3568396B2 - 音声if信号識別装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、TV受像機やVTRなどに内蔵されPAL方式の音声IF信号の周波数を検波して識別する音声IF信号識別装置に関するもので、特にインターキャリア方式のビデオ検波器に使用して好適な音声IF信号識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
映像中間周波(以下VIF)の検波方式にはインターキャリヤ方式(映像検波の際、映像IF信号と音声IF信号の混在したものを一緒に検波する方式)とスプリット方式(映像IF信号と音声IF信号をはじめに分離して、別々に検波する方式)があり、インターキャリヤの場合には、SIFキャリヤはビデオ検波出力に一緒に出力される。これをコンポジットビデオ信号と称す。このコンポジットビデオ信号に含まれるSIFキャリヤは、FM変調がかかっている。このFM変調がかかっているSIF信号をFM検波することで音声が復調される。
【0003】
PALのSIFキャリアにはさまざまな周波数が存在する。PAL Mシステム/Nシステムでは音声IF信号周波数は、fs=4.5MHzであり、PAL Bシステム/Gシステムでは音声IF信号周波数は、fs=5.5MHzであり、PAL Iシステムでは音声IF信号周波数は、fs=6.0MHzであり、PAL Dシステム/Kシステムでは音声IF信号周波数は、Fs=6.5MHzとなる。このSIF信号の識別は、TVセットメーカーなどが手動で識別するのが一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、手動で行うのは手間がかかる。前記SIF信号は周波数が異なるのでFM検波を行い、識別することが考えられる。しかし、前述のインターキャリヤの場合には、コンポジットビデオ信号の中に混在するSIF信号をそのままFM検波器に入力して判別しようとしても輝度信号やクロマ信号が妨害波となってしまうためにうまく判別することができない。
【0005】
図2(a)は、インターキャリヤ方式で検波されたコンポジットビデオ信号の波形図である。コンポジットビデオ信号は、輝度信号(同期信号を構成する)とクロマ信号と音声IF信号とを含む。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の課題を解決するために成されたもので、音声IF信号の周波数が異なる複数の音声IF信号を識別する音声IF信号識別装置であって、クロマ信号が存在しない期間の音声IF信号を抽出する抽出手段と、該抽出手段からの音声IF信号をFM検波するFM検波器と、一定周波数で発振する発振器とを備え、前記音声IF信号のFM検波結果と前記発振器のFM検波結果との比較結果に応じて複数の音声IF信号を識別するようにしたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の音声IF信号識別装置を図1を用いて説明する。
【0008】
図1において、1はPAL方式のTV放送を受信するアンテナ、2はアンテナ1からのRF(ラジオ周波数)信号を増幅するRF増幅器、3はRF増幅器2からのRF信号をIF(中間周波数)信号に変換するとともにIF信号を増幅し、さらにIF信号のインターキャリヤ検波を行うIF検波回路、4は4.0MHZで発振する発振器、5はIF検波回路3からの輝度信号から水平同期信号を分離する同期分離回路、6は同期分離回路5から水平同期信号が印加されるとa側に切り替わり、それ以外の期間はb側に切り替わるスイッチ、7はスイッチ6からの信号をFM検波するFM検波器、8はFM検波器7で検波された発振器4の発振出力信号の検波結果をサンプルホールドする第1サンプルホールド回路、9はFM検波器7で検波された水平同期信号期間のSIF信号の検波結果をサンプルホールドする第2サンプルホールド回路、10乃至13は第1サンプルホールド回路8の出力電圧を分圧し、FM検波電圧を識別する複数の基準電圧を作成する抵抗、14乃至16は抵抗10乃至13により作られた基準電圧と第2サンプルホールド回路9の出力電圧とをレベル比較するコンパレータ、17乃至19は到来しているSIF信号の種類を3ビットの「H」レベル、「L」レベルで導出する出力端子である。
【0009】
図2(a)は、インターキャリヤ方式で検波されたコンポジットビデオ信号の波形図である。図2(b)は図2(a)に含まれているSIF信号を示す。SIF信号は、コンポジットビデオ信号中に連続して存在している。図2(a)から、その多くの期間が他の交流信号(クロマ信号、バースト信号、輝度信号等)と混在していることがわかる。この他の交流信号の影響でSIF信号のFM検波が困難になっている。
【0010】
そこで本発明では、他の交流信号の影響が最も少なく且つ検波期間の設定が容易な水平同期信号期間を利用して検波をおこなった。この期間は、図2(a)に示されるように直流成分である水平同期信号しか存在せず、他の交流信号は存在しない。又、水平同期信号は、既存の同期分離回路を使用して簡単に得られ、その検波期間を示すパルスを簡単に得ることができる。
尚、図1の実施例では水平同期信号期間を利用しているが、垂直同期信号期間でもよい。 図1の動作について説明する。
【0011】
PAL方式のTV放送はアンテナ1で受信されRF(ラジオ周波数)信号を増幅するRF増幅器で増幅される。RF増幅器2からのRF信号は、IF検波回路3でIF(中間周波数)信号に変換されて、増幅される。そして、さらにIF信号は、IF検波回路3でインターキャリヤ検波される。インターキャリヤ検波されたコンポジットビデオ信号は、スイッチ6の端子a、同期分離回路5に印加される。同期分離回路5は、図2(c)に示すように水平同期信号を分離すると、スイッチ6と第2サンプルホールド回路9に印加する。すると、スイッチ6は、水平同期信号の発生期間中のみ端子a側に切り替わり図2(d)のごときSIF信号がFM検波器7に印加される。
【0012】
図3はFM検波器7の入力信号周波数と検波出力電圧の関係を示す特性図である。入力信号周波数が高くなると検波出力電圧が低くなる関係である。今、PAL Bシステム/GシステムのSIF信号が到来しており、その周波数がfs=5.5MHzであったとすると2.7Vの検波電圧が発生する。この2.7Vの検波電圧は、第2サンプルホールド回路9にホールドされる。ホールドされた2.7Vの検波電圧はコンパレータ14乃至16の負入力端子に印加される。
【0013】
一方、FM検波器7には発振器4から4.0MHZのFM信号が印加され、図3から解るように4.0Vの直流電圧が発生する。このため、FM検波器7の検波出力信号は、図2(e)のように、水平同期信号期間は2.7Vとなり、それ以外の期間は4.0Vとなる。第1サンプルホールド回路8には図2(f)のサンプリング用パルスが印加される。このため、第1サンプルホールド回路8は、4.0Vの直流電圧を抵抗10乃至13に印加する。
【0014】
PAL Mシステム/NシステムのSIF(fs=4.5MHz)が印加された時は3.65V、PAL Bシステム/GシステムのSIF(fs=5.5MHz)が印加された時は2.7Vであり、PAL IシステムのSIF(fs=6.0MHz)が印加されたときは2.2Vであり、PAL Dシステム/KシステムのSIF(fs=6.5MHz)が印加されたときは1.7Vである。
【0015】
そこで、各SIF検波電圧の中間値をコンパレータでの判別しきい値とした。例えば、3.15V(入力信号周波数の5MZに対応)をコンパレータ14に印加することで、Mシステム/Nシステムとそれ以外のものとの判別ができる。同様に、2.45Vと1.95Vをコンパレータ15、16に供給する。
【0016】
図3に示すFM検波器の検波特性は、回路のバラツキなどに起因して必ずしも実線の特性にならない。そのため、コンパレータ14乃至16のしきい値を固定値にすると、入力信号値の変動に対応できない。そこで、本発明ではコンパレータ14乃至16のしきい値を相対値とした。すなわち、発振器4の出力信号を検波した電圧(4.0V)に基づいてコンパレータ14乃至16のしきい値を作成している。すると、FM検波器の検波電圧が変動すれば、しきい値も一緒に変動する。このため、相対的な検波電圧としきい値との関係は変わることがない。
【0017】
前述の第2サンプルホールド回路9にホールドされた2.7Vの検波電圧はコンパレータ14乃至16の負入力端子に印加されている。その結果、出力端子17乃至19には「H、L、L」が発生し、Bシステム/Gシステムであることを識別する。
【0018】
以下、同様に、各SIF信号の周波数に応じて出力端子17乃至19には異なる3ビットのデジタルデータが得られる。
【0019】
従って、図1の装置によればインターキャリヤ方式で検波されたコンポジットビデオ信号からSIF信号の種類を判別できる。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、インターキャリヤ方式で検波されたコンポジットビデオ信号からSIF信号の種類を自動的に判別できる。
【0021】
又、本発明によれば、水平同期信号期間などのクロマ信号が存在しない期間にFM検波をおこなっているので、周波数識別が容易に行える。
【0022】
更に、本発明によれば、固定の発振器を使用して判別の基準電圧を作成しているので、相対的な検波電圧としきい値との関係は変わることがなく常に安定した判別が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声IF信号識別装置である。
【図2】本発明の説明に供するための波形図である。
【図3】本発明の説明に供するための特性図である。
【符号の説明】

Claims (2)

  1. 音声IF信号の周波数が異なる複数の音声IF信号を識別する音声IF信号識別装置であって、
    クロマ信号が存在しない期間の音声IF信号を抽出する抽出手段と、
    該抽出手段からの音声IF信号をFM検波するFM検波器と、
    一定周波数で発振する発振器とを備え、前記音声IF信号のFM検波結果と前記発振器のFM検波結果との比較結果に応じて複数の音声IF信号を識別するようにしたことを特徴とする音声IF信号識別装置。
  2. 音声IF信号の周波数が異なる複数の音声IF信号を識別する音声IF信号識別装置であって、
    クロマ信号が存在しない期間の音声IF信号を抽出する抽出手段と、
    該抽出手段からの音声IF信号をFM検波するFM検波器と、
    一定周波数で発振する発振器と、
    前記音声IF信号のFM検波結果をサンプルホールドする第1のサンプルホールド回路と、
    前記発振器のFM検波結果をサンプルホールドする第2のサンプルホールド回路とを備え、前記第1及び第2のサンプルホールド回路の出力電圧に応じて複数の音声IF信号を識別するようにしたことを特徴とする音声IF信号識別装置。
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