JPH11177895A - 録画機能付きテレビ受像機 - Google Patents

録画機能付きテレビ受像機

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JPH11177895A
JPH11177895A JP9342457A JP34245797A JPH11177895A JP H11177895 A JPH11177895 A JP H11177895A JP 9342457 A JP9342457 A JP 9342457A JP 34245797 A JP34245797 A JP 34245797A JP H11177895 A JPH11177895 A JP H11177895A
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JP
Japan
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signal
circuit
recording
radio
video
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Application number
JP9342457A
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English (en)
Inventor
Koji Oka
孝司 岡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FMラジオ放送受信あるいはFMラジオ信号
再生時、表示画面上に映し出されるノイズ画面を黒画面
で隠すことができる。 【解決手段】 映像信号を映像表示手段29へ入力する
ことを阻止する阻止手段43を有し、ラジオ放送信号の
選局状態または前記ラジオ放送信号を記録した記録媒体
の再生状態を検出した時には、映像信号を映像表示手段
29へ入力することを阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、録画機能付きテレ
ビ受像機に関するものであり、特に、FMラジオ信号で
あることを認識して表示画面への映像信号の表示の切り
換えに特徴を有する。
【0002】
【従来の技術】現在、地上波TV放送は日本では、約9
0MHz〜800MHzまでの周波数を、アメリカ合衆
国では約50MHz〜900MHzまでの周波数を各チ
ャンネルに割り当てられている一方、国内のFMラジオ
放送は約70MHz〜100MHzまでの周波数帯を各
チャンネルに割り当てられて放送されている。ここで前
記地上波TV放送を受信するチューナーでは、入力RF
信号に局発信号をかけあわせ中間周波数に周波数ダウン
したあと増幅し映像信号はAM復調し、音声信号は4.
5MHzに検波した後、リミッター増幅し、FM復調す
る。中間周波数の周波数としては、日本では、映像の中
間周波数VIF58.75MHz、音声の中間周波数Q
IF54.25MHzに、アメリカ合衆国ではVIF4
5.75MHz、QIF41.25MHzに設定されて
いる。
【0003】一方、FMラジオ放送を受信するチューナ
ーではFMラジオRF信号に局発信号をかけあわせて、
10.7MHzの中間周波数に周波数ダウンし、地上波
TV放送の音声信号同様に500KHzに検波した後リ
ミッター増幅し、FM復調する。このように地上波TV
放送とFMラジオ放送の音声処理は、中間周波数に変換
後ほぼ同等の処理をすることを考慮し、FMラジオ放送
受信時には、地上波のQIF周波数と同じ中間周波数に
周波数ダウンするようにチャンネルごとに局発信号を発
振させることで4.5MHzの周波数に検波し、FM復
調することで音声を得るといった地上波チューナーとF
Mラジオチューナーの回路を共用させたTV受信機及び
その復調された音声信号を記録/再生するためのテレビ
ジョン画面表示装置が開発されている。
【0004】以下従来の録画機能付きテレビ受像機につ
いて説明する。図7はTV受像機、図8はVTR一体型
の場合のブロックである。図7のTV受像器の場合、1
は地上波TV放送信号のアンテナ入力端子、2はFMラ
ジオ放送信号のためのアンテナ入力端子、3は前記両信
号をミックスするMIX回路、4は各アンテナ1、2か
ら入力された信号を中間周波数に変換するためのチュー
ナー同調回路であり、選局した放送の周波数帯の信号を
抽出する同調回路5、一定のレベルに増幅するRF_A
GC回路6、局部発振回路8からの局部発振信号とかけ
算する乗算回路7より成り立っている。
【0005】また9は前記中間周波数に変換された信号
から不要成分を減衰させるためのSAWフィルターであ
り、映像VIF、音声QIF信号はそれぞれ個々にフィ
ルタリングされ、中間周波復調回路10に入力される。
前記回路は入力されたVIF信号を増幅し、検波し、音
声信号等のノイズを減衰し、映像のベースバンド信号を
一定レベルに増幅するVIF増幅器11、VIF検波器
12、4.5MHzのトラップフィルター13、ベース
バンド増幅器14で構成される映像系、及び入力された
QIF信号を増幅し、検波し、映像信号等のノイズ成分
を減衰し、LIM増幅器にて増幅器にて増幅器した後音
声のベースバンドにFM復調するQIFアンプ15、Q
IF検波器16、4.5MHzのBPF17、LIM増
幅器18、FM復調回路19で構成される音声系から成
り立っている。こうして中間周波復調回路10で復調さ
れた映像信号はTV信号処理回路20に入力され、外部
からの入力映像信号と入力切替回路21で切り替えてク
ロマ処理回路22、輝度信号処理回路23で処理し、T
V復調回路24、マトリックス回路25を経由してR/
G/B信号に変換しブラウン管29に出力される。一
方、同期分離回路26では水平同期、垂直同期信号を同
期分離し、水平偏向回路27で水平方向の操作を行い、
垂直偏向回路28で垂直方向の操作を行っている。ま
た、同様に中間周波復調回路10で復調された音声信号
は音声出力回路30で外部から入力音声信号と音声切替
回路31で切り替えられスピーカー32に出力される。
【0006】また、図8のVCR一体型の場合を説明す
る。図8はチューナー部で復調した地上波TV放送の映
像/音声のベースバンド信号またはFMラジオ放送の音
声信号を記録、再生、映出のためのTV一体型磁気記録
再生回路であり、映像信号・音声信号を磁気記録媒体4
2にあった記録フォーマットに変換し記録するための映
像信号記録処理回路34、ヘッドアンプ増幅回路41、
音声信号記録処理回路35からなる磁気記録回路33、
及び前記磁気記録媒体42に記録された信号を再生する
映像信号再生回路37、音声信号再生回路38から構成
される磁気再生回路36と再生された映像信号/音声信
号をブラウン管29、スピーカ32に出力するためのT
V信号処理回路20と、音声出力回路30で構成され
る。ここで、TV信号処理回路20、音声出力回路30
については、磁気記録媒体42から再生された映像・音
声信号と外部入力からの映像、音声信号を切替回路2
1、31で切り替えた後、前記TV受信機同様の動作を
行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、通常のTV放送を受信する場合には図
6の受信チューナーにて、ベースバンド映像信号、音声
信号に復調されるので、映像表示素子29及び、音声出
力素子32に正常な出力がされるが、地上波FM放送受
信時には、映像信号がないために、中間周波増幅回路1
0からノイズである映像信号が出力される。従って、映
像表示素子媒体29にはノイズ画面が出力されるという
問題点を有していた。
【0008】また、FMラジオ放送の音声信号をVHS
フォーマットでの磁気記録媒体上42に記録するときに
は映像信号記録処理回路34にはノイズが入力されるた
めに前記FMラジオ放送信号の記録済み媒体を再生した
ときにはノイズの映像信号が20のTV信号処理回路に
入力され、結果として映像表示素子媒体上29にはノイ
ズが出力されることになる問題点も有していた。
【0009】本発明は上記従来の問題点を解決するため
に、FMラジオ放送受信時にはチューナーの映像出力が
TV信号処理回路上で印加されないようにマイクロプロ
セッサーからの指令で阻止する阻止回路と、FMラジオ
放送の音声信号記録時に記録信号を操作することで再生
時にFMラジオ放送を記録したことを判別する回路で前
記阻止回路を指令することで、FMラジオ放送を受信及
び再生の際のノイズを画面上から隠し違和感のない画面
表示をする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の録画機能付きテレビ受像機は、テレビ放送
信号とラジオ放送信号とを選択的に受信する受信手段
と、記録再生手段からの再生音声信号がラジオ音声信号
であることを判別する音声判別手段と、前記ラジオ放送
信号の受信時及び記録再生手段からの再生音声信号が前
記音声確認手段によりラジオ音声信号であると判別され
た時、前記受信手段からの映像信号の画像表示手段への
印加を阻止する手段とを有することを特徴としたもので
ある。
【0011】本発明によれば、FMラジオ放送を受信す
るときにはマイクロプロセッサーにて前記映像阻止回路
を制御し、TV信号処理回路に映像信号が入力されない
ように阻止可能となり、映像表示素子媒体にノイズでは
ない黒画面を出力することが出来る。また、VCR一体
型では、FMラジオ放送記録時には、輝度信号のFM変
調周波数を固定して磁気記録媒体上に記録することで、
再生時には前記信号を再生処理すれば輝度信号として一
定電圧で再生せしめることから、再生信号の同期部分を
検出し、平滑したレベルをマイクロプロセッサーにて判
断することで記録した信号がFMラジオ放送の信号であ
ることを認識し、前期同様にTV信号処理回路の映像阻
止回路を制御し、再生時にも、映像表示媒体上にノイズ
でない黒画面を出力することが出来る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の録画機
能付きテレビ受像機は、テレビ放送信号とラジオ放送信
号とを選択的に受信し、テレビ放送信号は映像信号とテ
レビ音声信号に、ラジオ放送信号はラジオ音声信号にそ
れぞれ検波復調する受信手段と、受信された前記映像信
号と記録再生手段からの再生映像信号とを選択的に映出
する画像表示手段と、前記記録再生手段からの再生音声
信号がラジオ音声信号であることを判別する音声判別手
段と、前記ラジオ放送信号の受信時及び記録再生手段か
らの再生音声信号が前記音声判別手段によりラジオ音声
信号であると判別された時、前記受信手段からの映像信
号の画像表示手段への印加を阻止する手段とを有するこ
とを特徴としたものであり、FMラジオ放送受信時に
は、映像表示媒体上に映しだされるノイズ画面を黒画面
で隠すことが出来る。
【0013】次に、本発明の請求項2に記載された録画
機能付きテレビ受像機は、請求項1において、前記音声
判別手段は、前記記録再生手段からの再生映像信号中の
同期信号の有無を検出し、同期信号の無いときは、再生
音声信号がラジオ音声信号であるとするように構成され
ていることを特徴としたものであり、簡易な同期信号検
出によりラジオ音声信号を判別して表示画面にノイズが
表示されることを防止することが出来る。
【0014】次に、本発明の請求項3に記載された録画
機能付きテレビ受像機は、請求項1において、前記記録
再生手段は、記録すべき映像信号をFM変調してそのF
M変調波を記録するように構成されており、ラジオ放送
受信時には、映像信号に代え前記FM変調波として予め
定められた一定周波数の信号を記録することを特徴とし
たものであり、FMラジオ放送を記録した記録済み媒体
再生時には、FMラジオ信号を記録した記録媒体である
ことを認識し、表示画面を黒画面で隠すことが出来る。
【0015】(実施の形態1)以下に、本発明の請求項
1から請求項3に記載された発明の実施の形態について
図1から図3を用いて説明する。
【0016】図1は、地上波TV放送及びFMラジオ放
送を受信し、その映像信号、音声信号を映像表示素子媒
体、音声出力媒体に映出する録画機能付きテレビ受像機
において、地上波FMラジオ放送を受信する場合に、T
V信号処理回路に入力される映像信号をマイクロプロサ
ッセーからの指示に従い阻止することで、FMラジオ放
送受信時の映像ノイズ信号を画面上に映出しないように
する阻止回路を備えた装置の部分の構成図を示すもので
あり、図7に示した従来例と同様な構成部分には同一符
号を付している。
【0017】図1において、従来例と異なる点は、FM
ラジオ放送を受信時には、切替回路21で切替られた実
際はノイズである映像信号を、阻止回路43でマイコン
からの指令に応じて阻止するように構成された点であ
る。
【0018】図1の録画機能付きテレビ受像機につい
て、その動作を説明する。図1において、中間周波復調
回路10にて復調された映像信号は映像信号切替回路2
1で外部入力信号と切替えられ、阻止回路43に入力さ
れる。阻止回路43では、マイクロプロセッサーからの
制御信号により、TV放送受信時には映像信号をそのま
ま通過させ、映像表示媒体上に正常なTV放送を映出
し、FMラジオ放送受信時には映像信号を次段の回路に
入力しないよう一定電圧にミュートする。こうすること
で、FMラジオ放送受信時には次段の同期分離回路26
は動作しなくなり、またクロマ信号処理22、Y信号処
理回路23にノイズの映像信号が入力されないので、画
面上にはフリーランの水平・垂直同期周波数で、真っ黒
な画面が映像表示素子29上に映出されることになる。
【0019】一方、中間周波復調回路10で復調された
音声信号は、TV放送受信時・FMラジオ受信時のどち
らも音声信号切替回路31で切替られ、音声出力媒体3
2から正常な音声が出力される。
【0020】図2は信号阻止回路43の一例を示すもの
であり、切替回路21からの映像信号と一定電圧のDC
信号をスイッチにて切り替え、次段のクランプ回路で一
定のSYNCチップ電圧でクランプかけることで信号を
通過させないように阻止する回路である。
【0021】図3は図2のスイッチにおける切替タイミ
ングを示したものであり、(a)はFMラジオ放送から
TV放送受信に切替えたときタイミングを、(b)はT
V放送からFMラジオ放送に切替えたときのタイミング
を示す図面であり、FMラジオ放送を受信したときには
マイコンからHIGHの信号を出力し、TV放送を受信
したときにはLOWの信号を出力することで、図2のス
イッチがFMラジオ受信の時に次段に映像信号を出力し
ないように阻止し、画面上に黒画面を映出出来る。
【0022】従って、TV放送時には、正常に映像表示
媒体に映像が、音声出力素子に音声が出力され、FMラ
ジオ放送受信時には、映像信号がミュートされ真っ暗な
画面を映出し、音声信号のみ正常に出力される。
【0023】(実施の形態2)次に、本発明の請求項1
から請求項3に記載された他の発明の実施の形態につい
て、図4から図6を用いて説明する。なお図8の従来例
と同じ構成については同じ符号を用いて説明を省略す
る。
【0024】図4において、図8と異なる点は、VHS
ホームVCRでは、映像信号の輝度、クロマ信号をそれ
ぞれ、FM変調記録、低域周波数変換記録するフォーマ
ットであり、FMラジオ放送の記録の際には、33の映
像信号記録処理回路に入力される信号はノイズであり、
クロマ信号はキラー回路で出力をオフされるので、44
のFM変調周波数固定回路で映像信号の輝度信号のFM
変調周波数を固定して一定になるように記録し、再生の
際には、再生された映像信号を45の同期抜取回路に入
力し、得られた同期信号を同期検波回路46で平滑し、
マイコン47のアナログ入力端子であるFM信号再生判
別部48に入力することで、FMラジオ信号を再生した
と判断する構成になっている点である。
【0025】図4において、通常のTV放送を受信し、
磁気記録媒体上に記録する場合にはチューナーにて選局
された映像信号のレベルに従い、34の映像信号記録処
理回路で、輝度信号は信号のレベルに応じて、FM変調
周波数に変調されて、クロマ信号は、629KHZの周
波数帯に低域変換されて記録する。一方、FMラジオ放
送を受信し、磁気記録媒体上に記録する場合には、映像
信号記録処理回路34及びFM変調周波数固定回路44
により、輝度信号のFM記録の変調周波数をキャリアー
周波数である3.4MHzに固定して記録することで、
再生時にはH.SWによるヘッド切り替え部のノイズ以
外の部分は映像信号再生処理回路37にてほぼDCレベ
ルに再生される。
【0026】図5、6は同期抜取回路、同期検波回路と
マイコンによる判別の一例を示したもので、これについ
て説明する。
【0027】図5において、37の映像信号再生回路で
再生された信号は、図5の(a)の同期抜取回路に入力
される。ここでは入力された信号がクランプ回路でSY
NC電圧の先端が一定のDC値=VA(V)になるよう
に動作し、次にこの信号を一定の電圧値VA+0.3V
以下の信号だけになるようスライスした後、コンパレー
ターに入力し、VA+0.15(V)以下の信号のみ、
HIGH出力を得られる構成になっている。図5の
(b)、(c)はTV放送記録済み媒体及びFMラジオ
放送記録済み媒体を再生したときの同期抜取回路の各点
A、BCでの波形を測定したもので、TV放送記録済み
媒体を再生したときには図5の(b)に示すように、ク
ランプ回路のためにA点ではSYNCの先端が一定電圧
VAにクランプされて、同期スライス回路でSYNC先
端から0.3VDCを越える電圧の信号はスライス回路
によりスライスされるため、点BではSYNC部分だけ
抜き取られた波形になる。次に、この信号をプラス側入
力がVA+0.15Vの一定電圧に固定したコンパレー
ターのマイナス側入力に入力することにより点Cに示す
ような同期出力が得られる。また、FM放送記録済み媒
体を再生したときには、図5の(c)に示すように、同
期抜取回路には、一定のDC信号が入力されるから、A
点では一定のVA電圧にクランプされ、B点でも一定電
圧VAが出力される。この一定電圧をコンパレーターの
入力に入力することで、常時HIGHの出力が出力され
る。
【0028】また図6(a)に示すように、前記同期抜
取された同期出力は、抵抗、電界コンデンサー、トラン
ジスターで構成される平滑回路によりDC検波され、同
期検波された出力は、マイクロプロセッサーのアナログ
入力端子であるFMラジオ再生判別部にに入力される。
なお図6(b)、(c)はTV放送記録済み媒体及びF
Mラジオ放送記録済み媒体を再生したときの各点D、E
の波形を示したものでTV放送記録済み媒体を再生した
ときには、入力の同期出力信号点DがSYNC部分だけ
HIGHレベルで出力されているので、抵抗、コンデン
サ、トランジスターで構成された平滑回路により、点E
の検波レベルはDC電圧で約1VDC以下のレベルにな
る。一方、FMラジオ放送記録済み媒体を再生したとき
には、点Dの同期出力信号が、DC電圧5VのHIGH
レベルであるので、次段で検波した出力もDC電圧約5
Vになる。従って、マイクロプロセッサーのアナログポ
ートにこの検波出力を入力し、入力電圧が(5−1)/
2以上である場合には再生した磁気記録媒体がFMラジ
オ放送を記録したものであると認識し、(5−1)/2
未満の電圧である場合には、TV放送を記録した記録媒
体であると認識することにより、FM放送記録済み媒体
を再生した場合には、図4の31の阻止回路を動作さ
せ、TV信号処理回路に入力される信号を阻止すること
で、映像表示媒体上にH.SWによるノイズ等のない、
違和感のない黒画面を表示させることが出来る。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明の録画機能付きテレ
ビ受像機によれば、FMラジオ放送を受信する回路とT
V放送を受信する回路を共用化したTV受信機におい
て、FM放送受信の際、ノイズである映像信号を画面上
に出力しないように真っ暗な画面にし違和感のない画面
を映出可能である。
【0030】また、VCR一体型においても、再生の
際、FMラジオ放送の記録部分を検出し、その部分の再
生や特殊再生などでノイズ画面にならないよう画面を真
っ暗にして音声だけの信号を出力素子であるスピーカー
から出力させることが可能になる。なお、本発明では一
例として、判別結果で映像信号をミュートし映像表示媒
体に黒画面を映出させることを説明してきたが、オンス
クリーンディスプレイなどの手段を使って、再生信号が
FMラジオ信号を記録したものであることを文字等で使
っている人に知らせることもできることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における録画機能付きテ
レビ受像機のブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における録画機能付きテ
レビ受像機の映像信号阻止回路の回路図
【図3】本発明の実施の形態1における録画機能付きテ
レビ受像機のTV放送受信とラジオ放送受信の切り換え
のタイミングを説明するための図
【図4】本発明の実施の形態2における録画機能付きテ
レビ受像機のブロック図
【図5】本発明の実施の形態2における録画機能付きテ
レビ受像機の同期抜取回路の回路図及び動作波形図
【図6】本発明の実施の形態2における録画機能付きテ
レビ受像機の同期検波回路の回路図及び動作波形図
【図7】従来の録画機能付きテレビ受像機のブロック図
【図8】従来の他の録画機能付きテレビ受像機のブロッ
ク図
【符号の説明】
1 地上波TV放送アンテナ入力端子 2 FMラジオ放送アンテナ入力端子 3 MIX回路 4 チューナー同調回路 8 局部発振回路 9 SAWフィルター 10 中間周波復調回路 20 TV信号処理回路 21 切替回路 29 映像表示素子媒体 30 音声出力回路 31 音声切替回路 33 磁気記録回路 36 磁気再生回路 37 映像信号再生処理回路 38 音声信号再生処理回路 39 映像EE/VV切り替え回路 40 音声EE/VV切り替え回路 43 阻止回路 44 FM変調周波数固定回路 45 同期抜取回路 46 同期検波回路 47 マイクロプロセッサー 48 FM信号再生判別部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ放送信号とラジオ放送信号とを選
    択的に受信し、テレビ放送信号は映像信号とテレビ音声
    信号に、ラジオ放送信号はラジオ音声信号にそれぞれ検
    波復調する受信手段と、受信された前記映像信号と記録
    再生手段からの再生映像信号とを選択的に映出する画像
    表示手段と、前記記録再生手段からの再生音声信号がラ
    ジオ音声信号であることを判別する音声判別手段と、前
    記ラジオ放送信号の受信時及び記録再生手段からの再生
    音声信号が前記音声判別手段によりラジオ音声信号であ
    ると判別された時、前記受信手段からの映像信号の画像
    表示手段への印加を阻止する手段とを有することを特徴
    とする録画機能付きテレビ受像機。
  2. 【請求項2】 前記音声判別手段は、前記記録再生手段
    からの再生映像信号中の同期信号の有無を検出し、同期
    信号の無いときは、再生音声信号がラジオ音声信号であ
    るとするように構成されていることを特徴とする請求項
    1に記載の録画機能付き受像機。
  3. 【請求項3】 前記記録再生手段は、記録すべき映像信
    号をFM変調してそのFM変調波を記録するように構成
    されており、ラジオ放送受信時には、映像信号に代え前
    記FM変調波として予め定められた一定周波数の信号を
    記録することを特徴とする請求項1記載の録画機能付き
    テレビ受像機。
JP9342457A 1997-12-12 1997-12-12 録画機能付きテレビ受像機 Pending JPH11177895A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2048650A2 (en) 2007-10-12 2009-04-15 Funai Electric Co., Ltd. Liquid crystal display device

Cited By (2)

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EP2048650A2 (en) 2007-10-12 2009-04-15 Funai Electric Co., Ltd. Liquid crystal display device
US8421731B2 (en) 2007-10-12 2013-04-16 Funai Electric Co., Ltd. Liquid crystal display device with reduced power consumption in standby mode

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