JPH068745B2 - ポスタルスケ−ル - Google Patents

ポスタルスケ−ル

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JPH068745B2
JPH068745B2 JP9864386A JP9864386A JPH068745B2 JP H068745 B2 JPH068745 B2 JP H068745B2 JP 9864386 A JP9864386 A JP 9864386A JP 9864386 A JP9864386 A JP 9864386A JP H068745 B2 JPH068745 B2 JP H068745B2
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宙伸 梶本
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Teraoka Seiko Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、郵便物の重量、あて先、種別、レート等に
より、その料金を自動的に算出するようにしたポスタル
スケールに関する。
なお、本願明細書中において、「郵便物」および「郵便
料金」なる表現は、単に、政府の行う通信事業における
郵便物と郵便料金のみを指すのではなく、民間の宅急便
会社等で取り扱う小荷物およびその配達料金等をも包含
する意味で使用している。
[従来の技術] 郵便料金は、郵便物の種類とそのあて先、郵便物の重
量、レート、更には客の要求するサービスの種類等によ
っても異なってくる。このような多様な要求に応じた郵
便料金を速やかに算出し、かつ窓口業務の能率化を図る
ために、ポスタルスケールが使用されている。これは、
郵便物の重量を計量する秤部、各種レート、サービス種
別等の料金情報を記憶する記憶部、計量時にキーを操作
してこれらの料金情報を指定する操作部等からなり、上
記重量と料金情報とから郵便料金を算出するものである
(特開昭59−222726号参照)。
しかるに、米国の場合、複合の郵便会社、例えば、UP
S(United Parcel Service)、USPS(United
States Postal Service)、およびFED(Federal
Express)等があり、それぞれ独自のレート、および
各種の付加サービスを行っている。更に、同一の会社で
あっても、国内と外国ではレートが異なり、また、同じ
国内あるいは外国であっても、郵便物の種別(普通便、
速達、書留等)、種類(雑誌、小包等)、あるいは大き
さ(定形内、定形外)等によってレートが複雑に細分化
されている。
また、レートが決まっても、郵便物の重量や配達先、更
には、各種の付加サービス(Add On Service)に
よっても違ってくる。例えば、UPSの場合、COD
(Collect On Delivery;配達先払い)、AOD(A
cknowledgement Of Delivery;配達の通知)、A
D(Address Correction;住所の訂正)、DV(Decla
red Value;保険)等の付加サービスによって、更に料
金が加算される。
このような複雑なレートやサービスに対応するために
は、各レート毎の製品を作ることも考えられるが、この
ような方法では製品の種類が増え、生産、管理の面で極
めて無駄が多くなってしまう。
[発明が解決しようとする問題点] このため、一機種のポスタルスケールに各社のレートを
すべて記憶させ、どのレートでも使用できるようにする
ことが考えられるが、次のような問題があった。
レート、サービスの種類が多いので、これらの種類1
つ1つに、1つのキーを割り当てると、操作部における
キーの数が増え、操作部が大形化、複雑化し、極めて操
作しにくく、また操作ミスが多くなる。
上記欠点を解決する方法として、1つのキーを2以上
のレートやサービスに対応させ、切り替えて使用する、
いわゆるダブルファンクション構成とすることも考えら
れる。この方法によれば、キーの数は減るものの、操作
性は上の場合より更に悪化する。
この発明は、このような背景の下になされたもので、複
雑なレートおよび付加サービスに対応でき、かつ操作キ
ーの減少を図ったポスタルスケールを提供することを目
的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するためにこの発明は、郵便物の重量
を計量し、前記郵便物に関するレートおよびサービスか
らなる料金情報と前記重量とから料金を演算するように
したポスタルスケールにおいて、プリセットキーと、該
プリセットキーに対応して設定されたルックアップナン
バを記憶する第1の記憶手段と、前記ルックアップナン
バと前記各料金情報との対応を記憶する第2の記憶手段
と、各種データを入力するための操作部と、前記プリセ
ットキーの操作により、これに対応する料金情報を読み
出すとともに、前記操作部から入力データにより、前記
第1の記憶手段および第2の記憶手段の内容を書き替え
る制御手段とを具備し、前記ルックアップナンバ1つ当
たりの前記料金情報は、前記レートおよび前記サービス
が最大N個(Nは2以上の正の整数)設定可能であり、
かつ前記レートは最大1個設定可能であることを特徴と
する。
さらに説明すると、この発明は、次の各点に着目してな
されたものである。
レートやサービスの種類が多くても、1つのユーザが
複数の会社のレートを使用することは少ない。従って、
ユーザが実際に使用するレートやサービスは、ポスタル
スケールが記憶しているレートやサービスの一部だけで
ある。
同一の郵便会社のレートでも、ユーザや営業所によっ
て、頻繁に使用するレートやサービスが異なる。
従って、各ユーザが実際に使用するレートやサービス
だけを、使用頻度を考慮した順番で、プリセットキーに
適宜割り当て設定できるようにすれば、プリセットキー
を効率的に使用できる。
[作用] 上記構成によれば、ポスタルスケールが記憶している料
金情報(レートおよびサービス)の中から、ユーザが必
要とするものだけを選択して、プリセットキーに割り当
てることができる。すなわち、予め予想されるすべての
レートとサービスは、料金情報として予めROM等に記
憶されているが、本発明では、プリセットキーとルック
アップナンバとの対応付けを第1の記憶手段で、ルック
アップナンバと各レートおよびサービスとの対応付けを
第2の記憶手段でそれぞれ行い、これらの対応付けを変
更できるようにしたので、自分が必要とするレート、サ
ービスだけを選択してプリセットキーに割り当てておけ
ば、ユーザは少数のプリセットキーで所望のレートやサ
ービスを呼び出すことができ、操作ミスを防止できる。
つまり、ユーザ側からみると、予め記憶されているレー
トとサービスの範囲内で、プリセットキーの設定を自由
に選択できることとなる。
[実施例] 以下、図面を参照して、本発明の実施例を説明する。
第1図は、この発明の一実施例によるポスタルスケール
の外観を示す斜視図、第2図は同実施例の電気的構成を
示すブロック図である。
これらの図において、1は、板状の計量皿と、ロードセ
ルと、A/D変換器と、インターフェイス回路とで構成
されている計量部であり、郵便物の重量に対応する重量
信号を本体3に供給する。この本体3には、帯状の台紙
に貼着されているラベルや、ロール状に巻回されたレシ
ート紙に印字を行う印字部4と、ドット表示器等からな
る表示部5と、フラットキーボード等からなる操作部6
などが設けられている。上記印字部4は、サーマルヘッ
ドによるドット式印字を行うもので、ラベル用のカセッ
トとレシート紙用のカセットとを差し替えられるように
なっている。その詳細は、例えば、特開昭60−188
821号公報に記載されている。なお、上記ラベルに
は、郵便会社名、レート、日付、重量、郵便番号および
/またはゾーンナンバ、料金、発行元記号、識別記号等
が印字される(第10図参照)。また、レシートには、
処理データの明細、各種レポート、プリセットデータの
一覧、あるいは記憶されているレートの種類およびその
内容の一覧等が印字できるようになっている。
第3図は、上記表示部5と操作部6との詳細を示す正面
図である。
まず、表示部5は、各種メッセージを示すメッセージエ
リア5−1と、郵便物の重量を表示する重量表示エリア
5−2と、郵便料金を表示する料金表示エリア5−3
と、装置の状態や現在料金算出に用いられているレート
の郵便会社名等をビット表示する表示エリア5−4とか
ら構成される。ここで、上記表示エリア5−1および5
−2は、液晶ドットディスプレイによって構成され、数
字、文字、記号等の任意の表示ができるようになってい
る。また、表示エリア5−3は7セグメント式表示器、
表示エリア5−4は発光ダイオードから構成されてい
る。
次に、操作部6は、デンキーやファンクションキーから
なるフラットキーボード6−1と、レートとサービス種
別とを指定するためのプリセットキー6−2とから構成
されている。このプリセットキー6−2は、「A〜
Z」、および「-」の27個のキーからなっており、文字
データの入力にも用いられる。
再び第2図に戻り、計量部1と操作部6の各出力信号
は、バス9を介して、CPU10に供給される。また、
印字部4は、CPU10から供給される印字信号に基づ
いて、ラベルやレシート紙にサーマルドット印字を行
う。この結果、表示部5と同様に、文字、記号、バーコ
ード等の任意の印字ができるようになっている。表示部
5はCPU10から供給される表示信号により表示を行
う。
ROM20は、第4図に示すように、各種制御プログラ
ム21と、料金テーブル22と、キャラクタジェネレー
タ23とを記憶している。ここで、制御プログラム21
は、計量制御プログラム、料金算出プログラム、プリセ
ットデータ設定プログラム等からなる。
上記料金テーブル22は、第5図に示すように、郵便会
社各社の各レートとサービスとを記録するもので、テー
ブルナンバが#1〜#50のテーブルには、レートが記
憶され、テーブルナンバ#51以上には、サービスが記
憶されている。
例べば、第5図(a)は、UPSのレートの一部である。
テーブルナンバ#15の内容を示すもので、縦方向には
重量が、横方向にはあて先別のゾーンがとられ、重量は
1〜70ポンドの範囲で1ポンド刻みに設定され、ゾー
ンは2〜8の7種類のゾーンが設定されている。また、
重量とゾーンとから料金(ドル)が決まる。例えば、重
量が48ポンド以上49ポンド未満、ゾーンが第4ゾー
ンのときは、料金が9.53ドルとなる。なお、UPS
にも他のレートやサービスがあり、これらもROM20
に記憶されている。また、他社のレートおよびサービス
も同様に記憶されている。
また、第5図(b)は、サービス料金のテーブルの一部を
示すもので、例えば、テーブルナンバ#60のところに
は、UPSのCODサービスの料金が1.90ドルであ
ることが記憶され、テーブルナンバ#61のところに
は、UPSのAODサービスの料金が0.30ドルであ
ることが記憶されている。
次に、第6図は、RAM30の構成を示すものである。
RAM30は、各種レジスタ、フラグ、印字バッファ等
からなるワーキングエリア31と、後述するプリセット
データエリア32と、処理データ格納エリア33とから
構成される。
ここで、プリセットデータエリア32は、不揮発性RA
M(Non−Volatile RAM)からなり、第7図に示す
構成を有している。
この図において、32aはプリセットキーエリアであ
る。このプリセットキーエリア32aは、第3図の27
個のプリセットキー6−2に対応する27個のエリア3
2a−1〜32a−27を有し、各エリア32a-k(k=1
〜27)には、ルックアップデータエリア32bを検索す
るためのルックアップナンバ(1〜99の数字)が設定
される。
例えば、先頭エリア32a−1には、プリセットキー6
−2のAキーに対応するルックアップナンバーNo.2
が記憶され、第2のエリア32a−2には、Bキーに対
応するルックアップナンバNo.1が記憶され……等であ
る。
ルックアップデータエリア32bは、ルックアップナン
バ「1」〜「99」に対応して、99個のエリア32b−1〜3
2b−99を持ち、各エリア32b−i(i=1〜99)に
は、料金テーブル22のテーブルナンバを5つまで格納
できるようになっている。例えば、ルックアップデータ
エリア32bの先頭テリア32b−1には、料金テーブ
ルナンバ#15が記憶され、第5図(a)の料金テーブル
#15を指示している。また、第2エリア32b−2に
は料金テーブルナンバ#15と料金テーブルナンバ#6
0とが格納され、第5図(a)の料金テーブル#15と同
図(b)の料金テーブル#60とを指示している。ここ
で、料金テーブル#15はレート、料金テーブル#60
はサービス料金のテーブルであることは既に述べた。な
お、各エリア32b−iには、レートのテーブルナンバン
が1つまたは0、サービス料金のテーブルナンバンが0
〜5つまで設定できるようになってる。これは、料金算
出時に2種類以上のレートを指定することは無意味であ
るのに対して、付加サービスには種々のサービスがある
ためである。
以上を要約すると、次の通りである。
27個の各プリセットキーに対応してルックアップナ
ンバが選択され、これがプリセットキーエリア32aに
設定される。
99個の各ルックアップナンバに対応して、99個の
エリアを持つルックアップデータエリア32bが設けら
れ、上記ルックアップナンバと、料金テーブル22内の
レートおよびサービスとの対応付けがなされる。また、
99個の各エリアには、レートとサービス合わせて5個
まで設定できる。ただし、レートは最大限1つである。
料金テーブル22には使用の予想されるすべてのレー
トとサービスとが格納され、テーブルナンバ#1〜#5
0にはレートが、テーブルナンバ#51以降にはサービ
スが記憶されている。なお、料金テーブルの変更は、R
OM20の差し替えによって行う。
次に、本実施例の動作を、設定動作と登録動作とに別け
て説明する。ここで、設定動作とは、プリセットデータ
エリア32へのデータ書き込みを意味し、登録動作とは
郵便物の料金算定を意味する。
(1)設定動作 この設定動作は、操作部6から必要なデータを入力する
ことにより行なわれる。この場合、まず、第7図のルッ
クアップデータエリア32bに料金テーブルナンバが設
定され、次にプリセットキーエリア32aにルックアッ
プナンバが設定される。なお、この設定動作は、メッセ
ージエリア5−1に表示されるメッセージを見ながら、
対話形式で行なわれる。
本体側面のモード切換スイッチ(図示せず)を設定モ
ードにする。
メッセージエリア5−1に「ルックアップデータを設
定しますか?」と表示される。YESの場合はフラット
キーボード6−1のYESキーを、NOの場合はフラッ
トキーボード6−1のNOキーを押す。
YESキーが押されると、「ルックアップナンバを入
力してください」と表示されるので、「1」〜「99」の数
字をフラットキーボード6−1のテンキーから入力した
後、ENTERキーを押す。
例えば、第7図に示すように、ルックアップデータエリ
ア32bの先頭エリア32b−1に料金テーブルナンバー
#15を設定するときは、まず、エリア32b−1の番
号「1」を押し、次にENTERキーを押す。
このとき、「ルックアップナンバ(1)レートまたはサ
ービスを入力して下さい」と表示されるので、レートあ
るいはサービスの料金テーブルナンバを入力してENT
ERキーを押す。これにより、第7図のルックアップナ
ンバエリア32bの先頭に料金テーブルナンバが書き込
まれる。例えば、ルックアップナンバエリア32bの先
頭エリア32b−1に、料金テーブルナンバ#15を設
定する場合、数値「15」を入力してENTERキーを押
せばよい。ここで、第3図のRATE#キーを押すと、
上記へ戻り、ESCキーを押すと上記へ戻る。
でレート(またはサービス)が設定されると、「ル
ックアップナンバ(1)サービスを入力して下さい」と表
示される。ここで、サービスのテーブルナンバを入力す
ると、これが、上と同様にしてルックアップナンバエリ
ア32bに設定される。なお、すでに述べたように、ル
ックアップデータエリア32bの各エリア32b−iに
は、1つのレートと4つのサービス、または最大5つの
サービスを設定できるが、レートは第1番目にのみ設定
可能なので、第2番目からは「サービスを入力して下さ
い」の表示になる。
以後、この処理は、第5番目が設定されるまで繰り返さ
れるが、RATE#キーを押すとへ戻り、ESCキー
を押すとへ戻る。
なお、上記の場合、テーブルナンバを入力した後、EN
TERキーを押した時点で、ルックアップデータエリア
32bへ書き込んでいるが、RATE#キーを押した時
点で書き込むように構成してもよい。
上記〜で、料金テーブルナンバの設定が終了した
ら、ESCキーを押す。これにより、へ戻る。
この状態で、NOキーを押すと、「プリセットキーデ
ータを設定しますか」と表示される。YESの場合はY
ESキーを押すとへ移行し、NOの場合はNOキーを
押すと日付データの設定処理へ跳ぶ。「 ルックアップナンバ入力後、プリセットキーを押し
て下さい」と表示される。ここで、1〜99のルックア
ップナンバの中から設定すべきナンバをテンキーで入力
した後、所定のプリセットキー6−2を押すと、プリセ
ットキーエリア32aの所定エリアにルックアップナン
バが設定される。
例えば、第7図に示すように、Aキーに対応するエリア
32a−1にルックアップナンバ「2」を設定するには、
「2」「A」と押す。
上記の処理を繰り返し、プリセットキーエリア32
aにルックアップナンバを設定し終わったら、ESCキ
ーを押してへ戻る。これで、設定を終了する場合は、
モード切換スイッチを登録へ切り換える。また、日付デ
ータの設定を行う場合は、NOキーを押す。
上記で設定動作を終了するが、登録モードで所定キ
ーを押すことにより、ルックアップナンバとレート/サ
ービスの設定内容の一覧表、および、プリセットキーと
ルックアップナンバとレート/サービスとの一覧表をレ
ボートとして打ち出すことができる。
なお、前記制定モード、および後述する登録モードにお
いて、MENUキーを操作することにより、入力データ
のメニューや操作メニューをメッセージエリア5−1に
表示うるように構成することも可能である。
(2)登録動作 登録動作とは、郵便物をポスタルスケールに載せて重量
を計り、料金を算出する動作である。
この場合、プリセットキー6−2を押してレートやサー
ビスを選択する操作と、選択されたレートやサービス
と、重量とから料金を算出する動作が主なものである。
また、料金算出にあたって、あて先を指定する必要があ
る場合は、テンキーから入力する。なお、米国の場合、
あて先の指示は、郵便番号(ZIP)でも、ゾーンナンバ
でも可能で、ゾーンナンバは1桁、郵便番号は複数桁な
ので、複数桁入力されたときは、郵便番号と判断され
る。郵便番号が指定された場合は、ROM20に記憶さ
れた変換テーブルにより、郵便番号からゾーンナンバが
求められるようになっている。
第8図は、プリセットキー6−2が押されたときの処理
概要を示すフローチャートである。
まず、押されたプリセットキー6−2のルックアップナ
ンバが、第7図に示すプリセットキーエリア32aから
読み出される(ステップS1)。 次に、読み出されたルックアップナンバによって、ルックアップデ-タエリア32b
が検索され、該当する料金テーブルナンバが読み出され
る(ステップS2)。そして、このテーブルナンバがRA
M30のワーキングエリア31内のレジスタに書き込ま
れる(ステップS3)。
こうして、所望の料金テーブルナンバがレジスタにセッ
トされると、CPU10は、第9図のステップSP1に
制御を移し、上記テーブルナンバに対応してROM20
に記憶されたデータから、必要な入力データを判断し、
メッセージエリア5−1に表示する。データ入力がある
と(ステップSP2)、計量部1から送られてきた重量
データと、テーブルナンバが指定するレートと、前記入
力データとから、料金を決定する(ステップSP3)。
また、付加サービスの有無を調べ(ステップSP4)、あ
る場合にはテーブルナンバに基づいて料金テーブルを検
索して料金を読み出し(ステップSP5)、これをステッ
プSP3で算出した料金に加算する(ステップSP6)。
最後に、この料金を表示する(ステップSP7)。
次に、48ポンド25オンスの荷物を、第5図の料金テ
ーブル#15(これはUPSのGROUNDに相当す
る)のゾーン4へ送る場合を例にとり、実際の登録操作
を順を追って説明する。この場合、プリセットデータエ
リア32は、第7図のように設定され、上記荷物は付加
サービスとしてCOD(配達先払い)、AOD(配達の通
知)の各サービスを受けるものとする。
モード切換スイッチ(図示せず)を登録モードにする。
これにより、メッセージエリア5−1には、「レートを
選んで下さい」と表示される。
計量部1に荷物を載せる。これにより、重量表示エリ
ア5−2に48.25と表示される。なお、荷物の計量
は、後で行ってもよい。
オペレータがプリセットキー「A」を押してレートを選
択する。CPU10は、プリセットキーエリア32aか
ら、プリセットキー「A」に対応するルックアップナンバ
No.2を読み出す。また、このルックアップナンバN
o.2から、ルックアップデータエリア32bのエリア3
2b−2を読み、料金テーブルナンバ#15と#60を
RAM30のワーキングエリア31内にあるレジスタに
転送する。
CPU10は、このテーブルナンバ#15に対応し
て、ROM20内に設定されたデータから、これがUP
SのGROUNDに相当するレートであり、かつ、ゾー
ンデータが必要であると判断し、「UPS GROUN
Dです。ZONEを入力して下さい」と表示する。
オペレータは、テンキーからゾーンデータ「4」または
郵便番号を入力し、ENTERキーを押す。これによ
り、CPU10は、料金テーブル#15のゾーン4、重
量48.25に相当する箇所から料金9.53ドルを読
み出す。また、上記レジスタに料金テーブル#60が記
憶されていることから、CPU10は料金テーブル#6
0を検索し、CODのサービス料金1.90ドルを読み
出す。そして、上記2つの料金を加算し、11.43ド
ルを算出し、これを料金表示エリア5−3に表示すると
ともに、メッセージエリア5−1に「GRD Z4 C
OD パッケージ番号を入力して下さい」と表示する。
テンキーとPINキー(第3図)でパッケージ番号を入
力する。
上記でプリントキーPRINTを押すと、ラベル発
行可能である。一方、この状態で更にサービスを追加す
ることもできる。例えばプリセットキー「C」を押すと、
ルックアップナンバNo.3からルックアップデータエ
リア32bのエリア32b−3が検索され、料金テーブル
ナンバ#61が求められ、レジスタに書き込まれる。
CPU10はレジスタに書き込まれたテーブルナンバ
#61を検索し(第5図(b)参照)、AODのサービス料
金0.30ドルを読み出す。そして、この料金を上で求
めた料金11.43ドルとを加算して11.73ドルを
算出し、表示する。更に、「GRD Z4 COD A
OD」と表示する。
の状態でプリントキーPRINTを押すと、各レー
ト、サービス別にラベルが発行される。
第10図は、上記ラベル40の例を示すものである。図
において、41はレート、42は発行所、43はパッケ
ージナンバ、44は日付、45は連番、46は重量、4
7はゾーン、48はレート料金、49は合計料金であ
る。また、41aはCODサービス、41bはAODサー
ビス、48aはCODのサービス料金、48bはAODの
オービス料金である。
この実施例によれば、1つのプリセットキーに対して、
レートとサービス合わせて5つまで割り当てることがで
きるので、レートおよびサービスを指定する際のプリセ
ットキー操作回数を少なくできる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明は、郵便物の重量を計量
し、前記郵便物に関するレートおよびサービスからなる
料金情報と前記重量とから料金を演算するようにしたポ
スタルスケールにおいて、プリセットキーと、該プリセ
ッオキーに対応して設定されたルックアップナンバを記
憶する第1の記憶手段と、前記ルックアップナンバと前
記各料金情報との対応を記憶する第2の記憶手段と、各
種データを入力するための操作部と、前記プリセットキ
ーの操作により、これに対応する料金情報を読み出すと
ともに、前記操作部から入力データにより、前記第1の
記憶手段および第2の記憶手段の内容を書き替える制御
手段とを具備し、前記ルックアップナンバ1つ当たりの
前記料金情報は、前記レートおよび前記サービスが最大
N個(Nは2以上の正の整数)設定可能であり、かつ前記
レートは最大1個設定可能であるので、次の効果を得る
ことができる。(1)プリセットキーに任意のレートやサ
ービスを割り当てることができる。従って、各ユーザの
事情に応じて、必要なレート、サービスを設定すること
により、操作が簡単で、誤動作を未然に防止できるポス
タルスケールを提供できる。
(2)後日の変更が簡単に行えるので、柔軟性に富んだポ
スタルスケールを提供できる。
(3)プリセットキーとルックアップナンバとの対応付
け、およびルックアップナンバと料金情報との対応付け
を、別個に変更できるようにしたので、例えば、メーカ
が出荷するときに、出荷先ユーザでの使用が予想される
料金情報を、適当にルックアップナンバと対応付けて設
定しておけば、ユーザは、この中から必要とする料金情
報のみを選んで、任意のプリセットキーに適宜割り当て
ることができる、設定作業が簡単に行える。
この結果は、上記実施例のように、プリセットキーの数
に対してルックアップナンバの数が多く、また、1つの
ルックアップナンバに2つ以上の料金情報が対応付けら
れる場合に極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるポスタルスケールの
外観構成を示す斜視図、第2図は同ポスタルスケールの
電気的構成を示すプロック図、第3図は同ポスタルスケ
ールの操作部および表示部の構成を示す正面図、第4図
は同ポスタルスケールのROM20の構成を示す概念
図、第5図は料金テーブル22の一構成例を示す概念
図、第6図は上記ポスタルスケールのRAM30の構成
を示す概念図、第7図はプリセットデータエリア32の
構成を示す概念図、第8図はプリセットキーの操作によ
り料金テーブルナンバを求めるときの動作を説明するた
めのフローチャート、第9図は料金算出時の動作を説明
するためのフローチャート、第10図はラベルの印字例
を示す正面図である。 1……計量部、6−1……操作部、6−2……プリセッ
トキー、10……CPU(制御手段)、22……料金テ
ーブル、32a……プリセットキーエリア(第1の記憶
手段)、32b……ルックアップデータエリア(第2の
記憶手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】郵便物の重量を計量し、前記郵便物に関す
    るレートおよびサービスからなる料金情報と前記重量と
    から料金を演算するようにしたポスタルスケールにおい
    て、 プリセットキーと、 該プリセットキーに対応して設定されたルックアップナ
    ンバを記憶する第1の記憶手段と、 前記ルックアップナンバと前記各料金情報との対応を記
    憶する第2の記憶手段と、 各種データを入力するための操作部と、 前記プリセットキーの操作により、これに対応する料金
    情報を読み出すとともに、前記操作部からの入力データ
    により、前記第1の記憶手段および第2の記憶手段の内
    容を書き替える制御手段と を具備し、前記ルックアップナンバ1つ当たりの前記料
    金情報は、前記レートおよび前記サービスが最大N個
    (Nは2以上の正の整数)設定可能であり、かつ前記レ
    ートは最大1個設定可能である ことを特徴とするポスタルスケール。
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