JPH0686951A - 吹付け塗装装置 - Google Patents

吹付け塗装装置

Info

Publication number
JPH0686951A
JPH0686951A JP4239312A JP23931292A JPH0686951A JP H0686951 A JPH0686951 A JP H0686951A JP 4239312 A JP4239312 A JP 4239312A JP 23931292 A JP23931292 A JP 23931292A JP H0686951 A JPH0686951 A JP H0686951A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow path
paint
spray
switching device
flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4239312A
Other languages
English (en)
Inventor
Eisen Joerg
イェルク・アイゼン
Lehmusmayer Thomas
トーマス・レームスマイヤー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
A BEE BEE FUREEKUTO RANSUBURUK
A BEE BEE FUREEKUTO RANSUBURUKU GmbH
ABB Flaekt Ransburg GmbH
Original Assignee
A BEE BEE FUREEKUTO RANSUBURUK
A BEE BEE FUREEKUTO RANSUBURUKU GmbH
ABB Flaekt Ransburg GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by A BEE BEE FUREEKUTO RANSUBURUK, A BEE BEE FUREEKUTO RANSUBURUKU GmbH, ABB Flaekt Ransburg GmbH filed Critical A BEE BEE FUREEKUTO RANSUBURUK
Priority to JP4239312A priority Critical patent/JPH0686951A/ja
Publication of JPH0686951A publication Critical patent/JPH0686951A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nozzles (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、ある塗料から他の塗料に交換
するときの流路の洗浄に必要な時間と、この洗浄に必要
な溶剤の量とを減らし、塗装休止状態で、引き続いて他
のまたは同じ塗料の塗装がされるとき、従来より少ない
溶剤の使用で、従来より短い時間で噴霧装置のみを洗浄
することである。 【構成】塗料を導く流路(14)は、洗浄工程のために
少なくとも2つの流路部分(40,42)に区分する第
1の切換装置(38)を有し、2つの流路部分(40,
42)は分離されているが同時に洗浄可能であり、第1
の流路部分(40)は塗料交換機(10)から第1の切
換装置(38)まで延び、第2の流路部分(42)は第
1の切換装置(38)から噴霧装置の噴霧口(44)ま
で延びている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗料交換機から噴霧装
置に塗料を導くための流路を具備し、この流路は塗料交
換の際に流動媒体で洗浄され、複数の塗料のために上記
噴霧装置を用いて特に自動車の車体に液体塗料により自
動的に塗装する吹付け塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような吹付け塗装装置は、ドイツ特
許公報第3201930C2号に開示されている。塗装
工程中において塗料(不透明又は透明な塗料、ペイン
ト、ラッカ−)は、1個又は複数個の塗料容器から塗料
交換機に導かれ、この塗料交換機から流路を通って噴霧
装置に導かれ、この噴霧装置から塗料が被塗装物に吹き
付けられる。塗料交換器に塗料がもはや供給されなくな
ったときでも、すでに流路を満たしている塗料は、同一
か他の追加の流動媒体(空気、好ましくは液体、特に溶
剤)によって、塗料交換機から噴霧装置の噴霧口の付近
まで流路中を押し出され、噴霧装置から被塗装物に吹き
付けられる。
【0003】このように、そのときまだ流路に残ってい
る残留塗料は、同一か他の流動媒体を連続的又は断続的
な衝撃によって流路から排出される。こうした詳細は本
発明にも用いられる。他の詳細は上記ドイツ特許公報第
3201930C2号から明らかである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決すべきの
課題は、ある塗料から他の塗料に交換するときの流路の
洗浄に必要な時間と、この洗浄に必要な溶剤の量とを減
らすことである。
【0005】同時に解決すべき課題は、塗装休止状態
で、引き続いて他のまたは同じ塗料の塗装がされると
き、従来より少ない溶剤の使用で、従来より短い時間で
噴霧装置のみを洗浄することができることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の吹付け塗装装置
は、塗料を流す流路において、洗浄工程のために前記流
路を少なくとも2つの流路部分に区分する第1の切換装
置を有し、分離された2つの流路部分は同時に洗浄可能
で、前記第1の流路部分が塗料交換機から第1の切換装
置まで延び、前記第2の流路部分が第1の切換装置から
噴霧口まで延びて構成されている。
【0007】
【作用】この発明は、塗料を導く流路が洗浄工程のため
に少なくとも2つの流路部分に区分する切換装置を有
し、この切換装置に区分された2つの流路部分がそれぞ
れ同時に並行して洗浄されることにより、流路の洗浄に
必要な時間とこの洗浄に必要な溶剤の量とを減らすよう
にしたものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0009】図1は、各圧力容器4,6及び8に収容さ
れた複数の塗料、例えば3つの塗料のためにペイント用
の噴霧装置2を用いて特に自動車の車体に液体塗料によ
り自動的に塗装する本発明の吹付け塗装装置の概略構成
を示すものである。
【0010】すなわち、噴霧装置2は塗料を静電的に帯
電させる公知の手段を有する。塗料交換機(以下、ペイ
ント交換機という)10は、種々の塗料の数に従って、
例えば6個の弁、好ましくは2方向2位置配圧弁12/
1,12/2,12/3,12/4,12/5及び12
/6を有し、配圧弁が開かれるに応じて当該の塗料が流
路14を通って噴霧装置2に達する。
【0011】流路14は、すべての塗料に有効な圧力調
節器(以下、ペイント用圧力調節器という)16が設け
られている。説明を簡単にするために、例えば圧力容器
4には第1のペイント、圧力容器6には第2のペイン
ト、圧力容器8には第3のペイント、他の圧力容器18
には溶剤が収容されているとする。
【0012】圧縮空気源20は、逆止弁22/1とペイ
ント交換機10の2方向2位置配圧弁12/4とを介し
て流路14に流れとして接続されている。圧力容器18
の溶剤は、溶剤用の圧力調節器24/1、逆止弁22/
2、ペイント交換機10の2方向2位置配圧弁12/5
とを介して流路14に流れとして接続されている。
【0013】更に、溶剤用の圧力容器18は、圧力調節
器24/2、逆止弁22/3、ペイント交換機10の2
方向2位置配圧弁12/6とを介して流路14に流れと
して接続されている。また、更に溶剤用の圧力容器18
は、圧力調節器24/3と、この圧力調節器24/3に
接続する逆止弁22/4とを介して二次洗浄装置30の
2方向2位置配圧弁12/7に流れとして接続されてい
る。
【0014】二次洗浄装置30は2方向2位置配圧弁1
2/8を有し、この2方向2位置配圧弁12/8は逆止
弁22/5を介して圧縮空気源20に流れとして接続さ
れている。2個の2方向2位置配圧弁12/7及び12
/8の出口32及び34は、流れとして互いに接続さ
れ、第1の切換装置38の流動媒体接続部材36に接続
されている。
【0015】第1の切換装置38は、3方向2位置配圧
弁であることが好ましい。第1の切換装置38は、流路
14を第1の流路部分40と第2の流路部分42とに区
分し、第1の流路部分40はペイント交換機10から第
1の切換装置38まで延び、第2の流路部分42は第1
の切換装置38から、詳しくは該第1の切換装置38の
流動媒体接続部材36から、噴霧装置2の噴霧口44ま
で延びている。
【0016】噴霧口44は、回転する受口であることが
好ましい。第1の流路部分40には流量計46が設けら
れている。第1の切換装置38の3方向2位置配圧弁
は、図1に示す切換位置では、第1の流路部分40を第
2の流路部分42に流れとして接続している。
【0017】第1の切換装置38がこの切換位置にある
ときペイントは、圧力容器4,6又は8のうちの1つか
らペイント交換機10の当該の2方向2位置配圧弁12
/1又は12/2又は12/3を通って第1の流路部分
40に達し、この流路部分40から第1の切換装置38
と、該第1の切換装置38に接続し流路14の構成要素
である第2の流路部分42とを通って噴霧装置2の噴霧
口44に達する。
【0018】こうしたペイントの供給後、種々のペイン
トを分配するすべての2方向2位置配圧弁12/1,1
2/2及び12/3が閉じられると、第1の流路部分4
0と第2の流路部分42とにより構成される流路14に
はペイントの液柱(ペイント残留分)が残ることにな
る。
【0019】このペイントの液柱は、圧力容器18から
溶剤によって2個の圧力調節器24/1及び24/2の
うちの1つと、これに接続するペイント交換機10の2
方向2位置配圧弁12/5又は12/6とを通って流路
14から押し出すことができ、それによってペイントの
液柱の最終部の僅かな残りのみが噴霧口44の直前に残
る。
【0020】噴霧装置2は、2個の弁52及び54によ
り構成される第2の切換装置50を有している。一方の
弁52は、第2の流路部分42内で噴霧口44の直ぐ上
流側にあり、押し出されたペイントの液柱の上記最終部
は弁52と噴霧口44との間の短い中間部分56に残っ
ている。第2の切換装置50の他方の弁54は、一方の
弁52の直ぐ上流側において、第2の流路部分42と受
け容器60に通じる第2の戻り管58とを接続させる。
【0021】塗料が流路14を通って噴霧口44に送ら
れる間、あるいは塗料の供給後に残っている液柱が流路
14内で排出される間、第2の切換装置50の一方の弁
52は開かれ、他方の弁54は閉じられている。更に、
塗料の供給の際、あるいは供給後の残留液柱の排出中、
二次洗浄装置30の2個の配圧弁12/7及び12/8
は閉じられている。塗料と溶剤の供給は、吹付け塗装装
置に夫々接続している圧縮空気源20によって実現され
る。
【0022】塗料がもはや噴霧装置2に供給されないと
き、又流路14に残っている液柱が上記の方法で噴霧装
置2から押し出されたとき、流路14は残留塗料のため
に洗浄されねばならない。このために、溶剤用の圧力容
器18から2個の圧力調節器24/1及び24/2のう
ちの一方又は他方と、流れとしてこれに接続される配圧
弁12/5又は12/6を通って第1の流路部分40に
溶剤を送るとともに、この第1の流路部分40から第1
の切換装置38を通り第2の流路部分42にも溶剤を送
ることができる。
【0023】この場合、溶剤は噴霧装置2の構造に従っ
て第2の切換装置50の一方の弁52を通って噴霧口4
4で流出することができるが、弁52を閉じて他の弁5
4を開いて第2の戻り管58に送り、受け容器60に供
給されるのが好ましい。
【0024】しかしながら、この洗浄工程に掛かる時間
と溶剤を節約するために、本発明に基づいて第1の切換
装置38の3方向2位置配圧弁が他方の位置すなわちい
わゆる洗浄位置に切り換えられる。この「洗浄」位置で
2つの流路部分40及び42は、第1の切換装置38の
流動媒体接続部材36を介して流れとして互いに接続さ
れるのではなく、第1の切換装置38内で互いに分離さ
れている。
【0025】その代わりこの「洗浄」作動位置におい
て、第1の流路部分40は第1の切換装置38を介して
第1の戻り管62と接続され、この第1の戻り管62も
受け容器60に導かれている。これによって、ペイント
交換機10から第1の流路部分40を通って第1の切換
装置38に送られる溶剤(又は他の洗浄剤)は第2の流
路部分42に達せず、第1の切換装置38から受け容器
60に直接達するようになる。
【0026】同時に、噴霧装置2の一方の弁52が開か
れて他方の弁54が閉じられる間、二次洗浄装置30の
配圧弁12/7及び12/8がかなり高い回数で交互に
開閉されることによって、溶剤(又は他の洗浄剤)が圧
力容器18から圧力調節器24/3及び2方向2位置配
圧弁12/7を介して、圧縮空気源20の圧縮空気が二
次洗浄装置30の2方向2位置配圧弁12/8を介して
交互に第1の切換装置38の流動媒体接続部材36にお
ける第2の流路部分42の上流側の入口端に入って、こ
こから第2の流路部分42に供給される。
【0027】この溶剤と空気は、交互に第2の切換装置
50の弁54を介して受け容器60に達する。このとき
一方の弁52は常時閉じられるが、第2の切換装置50
の他方の弁54は常時開かれている。一方の弁52と噴
霧口44との間の短い中間部分56での残留塗料を排出
するために、一方の弁52は短時間開くと同時に他方の
弁54が閉じられ、溶剤と空気による混合衝撃は二次洗
浄装置30から第2の流路部分42を通って噴霧口44
から排出される。
【0028】本発明に基づく流路14は、洗浄工程中に
夫々ほぼ同じ長さである2つの流路部分40及び42に
区分され、少なくとも基本的な長さを有するのがよい。
2つの流路部分に流路14を半分にして、本発明に基づ
いて水洗又は洗浄が並行に、従って同時に行なわれる場
合、2つの流路部分の水洗又は洗浄のために必要とする
時間がほぼ半分になる。
【0029】同時に、洗浄剤又は溶剤の消費が減少され
る。何故ならば、短い距離における洗浄効果は長い距離
における洗浄効果よりも大きく、汚れていない洗浄剤又
は溶剤が洗浄すべきペイントに比べて吸収され易いから
である。
【0030】以下、本発明に基づく吹付け塗装装置の方
法のステップを箇条書きに説明する。
【0031】圧力容器4から送られた第1のペイントで
塗装する。
【0032】ペイント交換機10のペイント用弁12/
1を閉じる。
【0033】溶剤用弁12/5を開き、溶剤を塗料の粘
度に適合した溶剤圧力をもって圧力容器18から送り、
その際、残留ペイントの液柱が減少するに連れて溶剤圧
力が流路14内で減少する。
【0034】ペイントの液柱の最終部が噴霧口44の直
前にあるようになるまで、上記溶剤によってペイントの
液柱を流路14を通して押し出す。
【0035】ペイント交換機10の溶剤用弁12/5を
閉じる。
【0036】溶剤用の圧力調節器24/1は、溶剤によ
る洗浄に必要である圧力に切り換える(これによって、
同時に溶剤量も調節される)。
【0037】同時に、溶剤が自由に貫流するようにペイ
ント用の圧力調節器16を最大値に調節する。
【0038】同時に、第1の切換装置38の3方向2位
置配圧弁の切り換えで、溶剤がペイント交換機10から
第1の切換装置38を介して噴霧装置2には流れず、溶
剤及び空気をペイント交換機10から第1の切換装置3
8及び第1の戻り管62を通って受け容器60に送る流
路が開いている。
【0039】同時に、第2の流路部分42の下流側の端
部にある第2の切換装置50の噴霧口用の弁52を閉じ
る。
【0040】同時に、受け容器60に連通する第2の戻
り管58を通るように、噴霧装置2内に設けられた第2
の切換装置50の洗浄用の弁54を開く。
【0041】続いて、空気及び溶剤を脈動的に交互に供
給する。
【0042】(a)空気を圧縮空気源20からペイント
交換機10の配圧弁12/4を介し、また、溶剤を圧力
容器18から溶剤用の圧力調節器24/2及びペイント
交換機10の配圧弁12/6を介し、流路14の第1の
流路部分40を通って第1の切換装置38に供給し、こ
の第1の切換装置38から直接第1の戻り管62を通っ
て受け容器60に供給する。同時にそれと並行に、
(b)二次洗浄装置30から、空気は圧縮空気源20か
ら2方向2位置配圧弁12/8を介し、これと交互に、
溶剤は圧力容器18から溶剤用の圧力調節器24/3及
び二次洗浄装置30の2方向2位置配圧弁12/7を介
し、流動媒体接続部材36、従って第2の流路部分42
の入口端にそれぞれ送られ、さらにこの第2の流路部分
42を通り、弁52が閉じかつ弁54が開いていて、第
2の流路部分42の端部で第2の戻り管(二次導管)5
8を介して受け容器60に達する。
【0043】その際、第2の流路部分42の溶剤量を溶
剤用の圧力調節器24/3によって調節する(所定値又
は洗浄される塗料の洗浄の可能性に従う変化値、又は時
間に従う変化値)。
【0044】続いて、溶剤の供給を中断する。
【0045】続いて、ペイント交換機10から第1の流
路部分40に空気を吹き込み、二次洗浄装置30から第
2の流路部分42に空気を吹き込む。
【0046】空気を止める。
【0047】他の塗料すなわち他のペイントを以下のス
テップで供給することを準備する。第1の切換装置38
を図1に示す位置に切り換え、この位置で第1の切換装
置が流路14の2つの流路部分40及び42を流れとし
て互いに接続し、受け容器60は流れとして分離してお
り、二次洗浄装置30は閉じられている。
【0048】ペイント用の圧力調節器16は最大圧力に
調節のままである。
【0049】噴霧装置2の洗浄用の弁54は開いてお
り、第2の切換装置50の噴霧口用の弁52は閉じたま
まである。
【0050】当該の選択されたペイントを収容する圧力
容器4,6又は8用のペイント交換機10の配圧弁12
/1又は12/2又は12/3を開く。
【0051】選択されたペイントを第2の切換装置50
の洗浄用の弁54の直前まで流路14を通して送り、次
いでこのときにペイント用の圧力調節器16は最大圧力
の調節から塗装工程に必要なペイント圧力に切り換わ
り、ペイントを依然として開いている洗浄用の弁54
(噴霧用の弁52は閉じている)を通して、この洗浄用
の弁54の直ぐ後方まで供給する。
【0052】洗浄用の弁54を閉じる。
【0053】吹付け噴霧工程が準備される(すなわちペ
イントを押し当てる)か、吹付け噴霧工程が準備されて
実行されるべきか、すなわち、ペイントが被塗装物に吹
き付けられるべきかによって、第2の切換装置50の噴
霧用の弁52を開いてペイントをこの弁52を通し、こ
の弁52と噴霧口44との間を接続する中間部分56ま
でか、又は完全に噴霧口44まで送る。
【0054】本発明の特別な実施例では、他の種々の種
類の塗料を交換する第2の塗料交換機210を備え、第
3の流路部分240及び第3の切換装置238を通っ
て、同一の媒体接続部材36で、第2の流路部分42の
入口端に接続する。その場合、一方のペイント交換機1
0及び一方の第1の流路部分40又は他方のペイント交
換機210及び第3の流路部分240のいずれか一方が
第2の流路部分42に接続され、それによって第2の流
路部分42は共通に交互に用いられる。第3の切換装置
238は3方向2位置配圧弁によって形成され、第3の
戻り管262によって受け容器60に流れとして接続さ
れることができる。
【0055】極めて多くの種々の塗料を交換して使用す
ることとなったとしても、合間に個々の残留塗料又は塗
料を収容する圧力容器が交換又は洗浄されなければなら
ないが塗装の中断はさけられる以上説明したように上記
実施例によれば、流路を流路部分40及び42又は24
0及び42に分割することによって、第1の流路部分4
0を洗浄することなく、噴霧装置2を短時間により少な
い溶剤をもって二次洗浄装置30によって洗浄ができる
ことである。このことが目的に適っているのは、同一の
塗料を用いるとき、例えば塗装の中断中に噴霧装置2の
みの洗浄が必要になる場合である。
【0056】塗料としていわゆる水ラックが用いられる
ときは、本発明の枠内で構造的に二次洗浄装置30に対
応し、かつ必要な場合に噴霧装置2の噴霧口44のみを
溶剤と空気で洗浄することができる他の洗浄装置330
を具備することも可能である。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
ある塗料から他の塗料に交換するときの流路の洗浄に必
要な時間と、この洗浄に必要な溶剤の量とを減らし、塗
装休止状態で、引き続いて他のまたは同じ塗料の塗装が
されるとき、従来より少ない溶剤の使用で、従来より短
い時間で噴霧装置のみを洗浄することのできる吹付け塗
装装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における吹付け塗装装置の概
略構成を示す配線回路図である。
【符号の説明】
2…噴霧装置、4,6,8…圧力装置、10…塗料交換
機、14…流路、30…流動媒体供給装置、38…第1
の切換装置、40…第1の流路部分,42…第2の流路
部分、44…噴霧口、50…第2の切換装置、52,5
4…弁、58…第2の戻り管、62…第1の戻り管、2
10…第2の塗料交換機、238…第3の切換装置、2
40…第3の流路部分、262…第3の戻り管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス・レームスマイヤー ドイツ連邦共和国、デー − 6000 フラ ンクフルト、ラウレンテイウスシュトラー セ 24

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗料交換機から噴霧装置に塗料を導くた
    めの流路を具備し、この流路は塗料交換の際に流動媒体
    で洗浄され、複数の塗料のために上記噴霧装置を用いて
    特に自動車の車体に液体塗料により自動的に塗装する吹
    付け塗装装置において、 塗料を導く前記流路(14)は、洗浄工程のために少な
    くとも2つの流路部分(40,42)に区分する第1の
    切換装置(38)を有し、前記2つの流路部分(40,
    42)は分離されているが同時に洗浄可能であり、前記
    第1の流路部分(40)は前記塗料交換機(10)から
    前記第1の切換装置(38)まで延び、前記第2の流路
    部分(42)は前記第1の切換装置(38)から前記噴
    霧装置の噴霧口(44)まで延びていることを特徴とす
    る吹付け塗装装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の流路部分(40)及び前記第
    2の流路部分(42)は、洗浄に用いる流動媒体を供給
    する流動媒体供給装置(10,30)を夫々有すること
    を特徴とする請求項1記載の吹付け塗装装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも前記第2の流路部分(42)
    の前記流動媒体供給装置は、空気衝撃と溶剤衝撃とを多
    数回交互に送出する装置(30)であることを特徴とす
    る請求項2に記載の吹付け塗装装置。
  4. 【請求項4】 洗浄工程のための流れとして、前記第1
    の流路部分(40)の端部は前記第1の切換装置(3
    8)によって第1の戻り管(62)を介して、噴霧装置
    (2)は第2の切換装置(50)によって第2の戻り管
    (58)を介してそれぞれ受け容器(60)と接続され
    ていて、前記第1と第2の切換装置(38、50)は前
    記第1と第2の戻り管(62,58)を前記2つの流路
    部分(40,42)から流れを分離し、「洗浄」から
    「塗装」に再度切り換えられるとき、塗料を導くために
    前記流路(14)全体が一貫して自由に流れることを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の吹付け
    塗装装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の切換装置(50)は、「洗
    浄」から「塗装」及び「塗装」から「洗浄」のいずれか
    に切り換えられるが、この間、前記第1の切換装置(3
    8)は「洗浄」に切り換えられていることを特徴とする
    請求項4に記載の吹付け塗装装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の切換装置(38)は、切換可
    能な方向制御弁であることを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれか1つに記載の吹付け塗装装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の切換装置(50)は、2個の
    弁(52,54)により構成され、一方の弁(52)は
    前記噴霧装置(2)の噴霧口(44)に延びる前記第2
    の流路部分(42)に設けられ、他方の弁(54)は前
    記一方の弁(52)の直ぐ上流側で前記第2の流路部分
    (42)から分岐している前記第2の戻り管(58)の
    入口端を構成していることを特徴とする請求項1乃至6
    のいずれか1つに記載の吹付け塗装装置。
  8. 【請求項8】 前記噴霧装置(2)の前記噴霧口(4
    4)に洗浄剤を別個に供給する洗浄剤供給装置(33
    0)は、塗料を導く前記流路(14)から分離して設け
    られていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか
    1つに記載の吹付け塗装装置。
  9. 【請求項9】 複数の塗料を交換する少なくとも1個の
    第2の塗料交換機(210)が設けられ、この第2の塗
    料交換機(210)に連通して塗料を導く流路(14)
    は、前記第2の塗料交換機(210)から第3の切換装
    置(238)まで延びる第3の流路部分(240)と、
    前記第1の流路部分(40)と、第1と第3の切換装置
    (38,238)を介してすべての塗料のために選択的
    に使用される前記第2の流路部分(42)とにより構成
    されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか
    1つに記載の吹付け塗装装置。
JP4239312A 1992-09-08 1992-09-08 吹付け塗装装置 Pending JPH0686951A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4239312A JPH0686951A (ja) 1992-09-08 1992-09-08 吹付け塗装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4239312A JPH0686951A (ja) 1992-09-08 1992-09-08 吹付け塗装装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0686951A true JPH0686951A (ja) 1994-03-29

Family

ID=17042845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4239312A Pending JPH0686951A (ja) 1992-09-08 1992-09-08 吹付け塗装装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0686951A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010501339A (ja) * 2006-08-25 2010-01-21 イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド ベルカップ洗浄システムおよび洗浄方法
KR101157562B1 (ko) * 2008-10-10 2012-06-19 재단법인 포항산업과학연구원 페인트 자동주입라인에 잔류하는 페인트 원료 제거장치 및 제거방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010501339A (ja) * 2006-08-25 2010-01-21 イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド ベルカップ洗浄システムおよび洗浄方法
KR101157562B1 (ko) * 2008-10-10 2012-06-19 재단법인 포항산업과학연구원 페인트 자동주입라인에 잔류하는 페인트 원료 제거장치 및 제거방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4205210B2 (ja) 塗装するための方法及び装置
US3674205A (en) Multiple color paint spray system
SU1683495A3 (ru) Установка дл электростатического нанесени покрыти и способ ее эксплуатации
US6090450A (en) Method and apparatus for spray coating a workpiece
JPH11507872A (ja) 塗料供給システムを備える塗装ロボット
JPS5990666A (ja) 塗色変更装置
US20010013315A1 (en) Process and apparatus for coating
JPH0686951A (ja) 吹付け塗装装置
US6077354A (en) Vehicle painting system having a paint recovery mechanism
JPS59112859A (ja) 塗装装置
JP3111902B2 (ja) 塗料供給装置
JPH0153586B2 (ja)
JPH10151385A (ja) 塗料送給方法および塗装装置
JP3268674B2 (ja) 塗装装置
JPH11216401A (ja) 塗装装置
JPS6141628B2 (ja)
JPH0338907B2 (ja)
JPH0632213Y2 (ja) 塗装装置
JPH0422459A (ja) 塗料供給装置
JP3022088B2 (ja) 多色塗装装置の洗浄方法
JPH0810387Y2 (ja) 塗料供給装置
JPS63166462A (ja) 塗装装置における塗料洗浄方法
WO2018105048A1 (ja) 自動液体塗布装置
JPS6231170Y2 (ja)
JPS6031554B2 (ja) 塗装方法および装置