JPH0686879U - センサーを内蔵したレーザ加工機用ワーク回転装置 - Google Patents
センサーを内蔵したレーザ加工機用ワーク回転装置Info
- Publication number
- JPH0686879U JPH0686879U JP033487U JP3348793U JPH0686879U JP H0686879 U JPH0686879 U JP H0686879U JP 033487 U JP033487 U JP 033487U JP 3348793 U JP3348793 U JP 3348793U JP H0686879 U JPH0686879 U JP H0686879U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- housing
- work
- laser processing
- cable
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワークの回転原点位置等を設定するセンサー
を外部に露出させることなく装置内に内蔵したレーザ加
工機用ワーク回転装置を提供すること。 【構成】 センサーを構成するストライカ38と近接ス
イッチ39は、ワークを回転させる回転軸33とハウジ
ング35との間に設けられ、ハウジング35に形成され
た凹部41に収納されている。この結果、ストライカ3
8と近接スイッチ39をレーザ加工中に飛散するスパッ
タから保護することができる。又、近接スイッチ39が
凹部41に収納されていることから、近接スイッチ39
に接続されたケーブル45をハウジング35内に這わせ
ることができ、ケーブル45もスパッタから保護するこ
とができる。
を外部に露出させることなく装置内に内蔵したレーザ加
工機用ワーク回転装置を提供すること。 【構成】 センサーを構成するストライカ38と近接ス
イッチ39は、ワークを回転させる回転軸33とハウジ
ング35との間に設けられ、ハウジング35に形成され
た凹部41に収納されている。この結果、ストライカ3
8と近接スイッチ39をレーザ加工中に飛散するスパッ
タから保護することができる。又、近接スイッチ39が
凹部41に収納されていることから、近接スイッチ39
に接続されたケーブル45をハウジング35内に這わせ
ることができ、ケーブル45もスパッタから保護するこ
とができる。
Description
【0001】
本考案は、レーザ加工機用ワーク回転装置において、回転軸の位置を検出する センサーを内蔵し、レーザ加工の際に飛散するスパッタから保護することのでき る装置に関する。
【0002】
従来、ワークを保持し、レーザ加工を施し易い角度にそのワークを回転させた り傾けたりするレーザ加工機用ワーク回転装置として、特開平4−100688 号公報に記載の装置がある。 このワーク回転装置は、図3に示すように、モータ11の回転を減速する減速 機12の出力軸13に取り付けられたチャック14でワークWを保持し、出力軸 13の回転によってワークWを矢印A方向に回転させるようになっている。 又、レバー17を傾けることによって、ワークWを紙面の表裏方向に傾けるこ とができるようになっている。 レバー17は、支持軸16に設けられている。支持軸16は、フレーム24に 回転可能に支持されている。支持軸16の一端には、減速機12が取り付けられ ている。
【0003】 ワークWの回転原点位置は、減速機12の外側に突出した出力軸13の一端に 取り付けられたストライカ18と、ハウジング15に取り付けられた近接スイッ チ19とによって検出され設定される。このように、センサーは、通常、ストラ イカと近接スイッチとによって構成される。 ストライカ18と近接スイッチ19はハウジング15に取り付けられたカバー 20によって覆われている。 近接スイッチ19は、ハウジング15の外部に這わせたケーブル21によって コネクタ25等に接続されている。
【0004】
ところが、このようなレーザ加工機用ワーク回転装置10は、次の問題点を有 している。 (1) 近接スイッチ19のケーブル21は、ハウジング15の外部に引き回され ているため、レーザ加工の際に飛散するスパッタがケーブル21に付着し、ショ ートする恐れがある。このため、ケーブル21をチューブ(図示省略)で保護し なければない。 なお、「スパッタ」とは、レーザ光線によって溶かされたワークが高温の粒状 になって飛散するものをいう。 (2) ケーブル21や上記チューブを固定するためのグロメット22、保持金具 23等を必要とする。
【0005】
本考案は、ワークを回転させる回転軸と前記回転軸を回転可能に支持するハウ ジングとの間に設けられ前記回転軸の位置を検出するセンサーを有するレーザ加 工機用ワーク回転装置において、前記ハウジングに凹部を設け、該凹部に前記セ ンサーを収納する構成により、前記の課題を解決した。
【0006】
センサーは凹部に収納されているため、そのケーブルもハウジング内に収納さ れる。
【0007】
以下、本考案の実施例を図1、図2に基づいて説明する。 ワーク回転装置30は、モータ31の回転を減速する減速機32の出力軸33 に取り付けられたチャック34でワーク(図示省略)を保持し、出力軸33によ ってワークを矢印B方向に回転させるようになっている。 出力軸33は、減速機33のハウジング35を図1において上下方向に貫通し ている。
【0008】 又、ワーク回転装置30は、作業員がレバー37を傾けることによってワーク を図1の紙面の表裏方向に傾けることができるようになっている。 レバー37は、支持軸36の一端に取り付けられている。支持軸36は、フレ ーム49に回転可能に支持されている。支持軸36の他端には、減速機32が取 り付けられている。
【0009】 ワークの回転原点位置の検出・設定は、センサーを構成する、出力軸33の下 端にボルト47(図2参照)の締め付けによって取り付けられたストライカ38 と、ハウジング35に取付台48によって取り付けられた近接スイッチ39とに よって行なわれる。 ストライカ38と近接スイッチ39は原点設定機構40を構成している。
【0010】 ストライカ38と近接スイッチ39は、ハウジング35に形成された凹部41 に収納され、カバー42によって覆われている。 近接スイッチ39は、ケーブル45によってコネクタ46に接続されている。 ケーブル45は、ハウジング35、ベルトハウジング43の内部に納められ、 ハウジング蓋44を貫通している。 ベルトハウジング43は、モータ31と減速機32とを接続するベルト(図示 省略)を収納している。 コネクタ46はモータ31等に接続されている。
【0011】 本考案を原点設定機構を構成するセンサーを実施例として説明したが、本考案 は、回転軸の位置全般を検出するセンサーにも、ストロークエンドを検出するセ ンサーにも適用できることはいうまでもない。
【0012】
本考案は次の効果を奏する。 (1) センサーがハウジング凹部内に収納されているため、レーザ加工中に発生 るするスパッタがセンサーに付着することがない。このため、センサー機能が障 害を受けることがない。 (2) センサーが凹部内に収納されているため、センサーに接続されたケーブル をハウジング内に這わせることができ、ケーブルもスパッタから保護することが できる。 (3) ケーブルをハウジング内に這わせることができることによって、従来必要 とした、グロメット、保持金具が不要になる。 (4) ケーブルがハウジングの外側を這っていないため、ケーブルに工具等を引 っ掛ける恐れがなくなり、レーザ加工作業を安全に行なうことができる。 (5) ケーブルがハウジングの外側を這っていないことと、ハウジングの外形が 平坦になることから、ワーク回転装置の外観の見栄えが良くなる。
【図1】本考案のワーク回転装置の正面図であり、一部
分断面で表わした図である。
分断面で表わした図である。
【図2】図1中2−2矢視図である。
【図3】従来のワーク回転装置の正面図であり、一部分
断面で表わした図である。
断面で表わした図である。
30 ワーク回転装置 33 出力軸(回転軸) 35 ハウジング 38 ストライカ 39 近接スイッチ 41 凹部
Claims (1)
- 【請求項1】 ワークを回転させる回転軸と前記回転軸
を回転可能に支持するハウジングとの間に設けられ前記
回転軸の位置を検出するセンサーを有するレーザ加工機
用ワーク回転装置において、前記ハウジングに凹部を設
け、該凹部に前記センサーを収納したことを特徴とす
る、レーザ加工機用ワーク回転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993033487U JP2545211Y2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | センサーを内蔵したレーザ加工機用ワーク回転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993033487U JP2545211Y2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | センサーを内蔵したレーザ加工機用ワーク回転装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0686879U true JPH0686879U (ja) | 1994-12-20 |
JP2545211Y2 JP2545211Y2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=12387919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993033487U Expired - Lifetime JP2545211Y2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | センサーを内蔵したレーザ加工機用ワーク回転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2545211Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04134289U (ja) * | 1991-05-30 | 1992-12-14 | 株式会社椿本チエイン | レーザ加工機用ワーク回転装置のワーク回転原点位置設定機構 |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP1993033487U patent/JP2545211Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04134289U (ja) * | 1991-05-30 | 1992-12-14 | 株式会社椿本チエイン | レーザ加工機用ワーク回転装置のワーク回転原点位置設定機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2545211Y2 (ja) | 1997-08-25 |
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