JPH0686859B2 - グロ−プラグ通電制御装置 - Google Patents

グロ−プラグ通電制御装置

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JPH0686859B2
JPH0686859B2 JP15482586A JP15482586A JPH0686859B2 JP H0686859 B2 JPH0686859 B2 JP H0686859B2 JP 15482586 A JP15482586 A JP 15482586A JP 15482586 A JP15482586 A JP 15482586A JP H0686859 B2 JPH0686859 B2 JP H0686859B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディーゼルエンジンの低温始動時等に用いるグ
ロープラグの通電制御装置に関し、特に、グロープラグ
への不要な通電を防止することができる装置に関する。
〔従来の技術〕
グロープラグはディーゼルエンジンの燃焼室内を加熱
し、エンジンの始動性を良好にするものである。従来の
グロープラグ通電制御装置では、車両のキースイッチを
停止位置(OFF位置)から運転位置(ON位置)に操作し
た時点からグロープラグへの通電を開始し、所要の予熱
時間経過後にインジケータランプを消灯させて運転者に
予熱が完了したことを知らせ、エンジンの始動を行うこ
とが広く用いられている。
しかし、始動時に一律にグロープラグへの通電を行うこ
ととすると、エンジンが充分に暖っている場合など予熱
を必要としないときにもグロープラグに通電されること
になり、グロープラグの寿命を縮める要因になる。この
ため、エンジンの冷却水温度を検出し、たとえば40℃以
上の場合にはグロープラグへの通電を行なわないように
した装置も提案されている(特開昭56−107966号)。
しかしながら、グロープラグへの通電の要、不要は単純
に冷却水温度が決定されるものではなく、吸気温度は勿
論、エンジンのコンプレッション性能等にも影響される
ものである。このため、冷却水温度が高くても、コンプ
レッションの低下等により、グロープラグの予熱なしで
はエンジンが始動しにくく、長時間のクランキングを要
したり、排気に白煙を生じたりすることがあるという問
題点があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上記の問題点を解決するためなされたものであ
り、グロープラグへの不要な通電を防止しグロープラグ
の寿命を向上させると共に、エンジンの始動特性が悪い
場合には直ちにグロープラグへの通電加熱を開始し、始
動を確実に容易に行うことができるグロープラグ通電制
御装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため本発明では、エンジンの運転を可能とする運転
位置及びスタータを作動させる始動位置とを操作位置と
して有し、その始動位置は運転位置の次に配置され始動
位置への操作力を失なうと運転位置に自動復帰するキー
スイッチと、前記キースイッチが一旦始動位置に操作さ
れた後運転位置に戻され、再び始動位置に操作されたこ
とを検出し信号を出力する操作条件判別手段と、前記操
作条件判別手段からの信号により、グロープラグへの通
電を開始するグロープラグ通電手段とを備えることを特
徴とするグロープラグ通電制御装置が提供される。
〔作用〕
上記の構成によれば、キースイッチの操作位置を最初に
始動位置にした初回のクランキング時には操作条件判別
手段から信号が出力されずグロープラグへは通電されな
い。それ故、初回のクランキングでエンジンの始動に成
功した場合にはグロープラグへの不要な通電を防止でき
る。
一方、初回の短時間のクランキングではエンジンが始動
しなかった場合には、キースイッチを運転位置に一旦戻
し、再び始動位置にして2回目のクランキングを試みる
ことにより操作条件判別手段から信号が出力され、グロ
ープラグへの通電加熱が開始される。それ故、エンジン
の始動特性が悪い場合にも2回目以降のクランキングに
より容易に始動することができる。上記の様に、クラン
キングしてもエンジンが始動しない場合にキースイッチ
を始動位置から運転位置に戻し、少し休んだ後に再度ク
ランキングを試みるのは極く自然な操作である。
〔実施例〕
本発明の一実施例について図面に従って具体的に説明す
る。
第1図は本発明に係るグロープラグ通電制御装置の回路
図である。
ディーゼルエンジンの気筒毎に設けられたグロープラグ
1はまとめて並列に接続され、温度検出用抵抗2が直列
に接続されている。グロープラグ1のマイナス側は直接
エンジンにアースされる。ここでは4気筒のエンジンを
想定しているためグロープラグ1は4本である。温度検
出用抵抗2にはリレー4の接点を介して車輌用電源であ
る電池6の電圧が印加される。グロープラグ1は正の抵
抗温度係数を有する抵抗発熱体であり、900℃以上の温
度に到達可能である。リレー4が励磁されるとグロープ
ラグ1には温度検出用抵抗2を経由して直接電池6の電
圧が印加され、急速に加熱される。
制御ユニット7には電池6からキースイッチ8を介して
車輌用電源が供給される。制御ユニット7は温度検出用
抵抗2の両端の電圧を検出し、リレー4のコイル4Aを励
磁すると共に予熱表示ランプ9を点灯する。
キースイッチ8は、その操作位置に停止位置(OFF位
置)、エンジンの運転を可能とする運転位置(ON位置)
及びスタータを作動させクランキングをする始動位置
(ST位置)の三つの操作位置を有する。そして、始動位
置は運転位置の次の操作位置に配置され、手指をキース
イッチ8から離し、始動位置への操作力を失なうと運転
位置に自動復帰する。運転位置接点(ON接点)8Aには、
運転位置及び始動位置が選択されたときに電池6からの
電圧が供給され、制御ユニット7に電源を供給する。始
動位置接点(ST接点)8Bには、始動位置が選択されたと
きに電池6の電圧が現われ、ハイレベルの信号を制御ユ
ニット7に与える。
また、制御ユニット7には、水温センサ10からの信号が
与えられる。水温センサ10はサーミスタからなり、冷却
水の温度を検出する。
制御ユニット7の内部構成について説明する。
グロープラグ温度検出部15は、温度検出用抵抗2とグロ
ープラグ1との電圧比からグロープラグ1の抵抗値を検
出し、その抵抗値が所定値以上になったときに出力15a
がハイレベルに反転する。グロープラグ1の抵抗値は、
通常の金属体と同様に温度に大略比例して上昇するか
ら、結果的にグロープラグ1の温度を検出していること
になる。そして、グロープラグ温度検出部15の出力15a
がロウレベルからハイレベルに反転するときのグロープ
ラグ1の温度は900℃程度に設定されている。ここで、
リレー接点4が開いているときは、グロープラグ温度検
出部15の2入力共に低抵抗値のグロープラグ1を通して
アース電位になるが、この場合出力15aは強制的にハイ
レベルになるよう構成されている。
水温検出部16は、サーミスタからなる水温センサ10の抵
抗値を検出し、冷却水温が50℃以上のときにその出力16
aがハイレベルに反転する。また、水温センサ10からの
水温情報は予熱表示タイマ部17及びアフタグロータイマ
部18に伝えられる。
予熱表示タイマ部17は、予熱表示ランプ9を点灯する時
間を設定するためのタイマであり、キースイッチ8が運
転位置8Aにされ電源が供給された時点から、第2図に示
す様に、冷却水温度に対応して数秒の間、その出力17a
をロウレベルとし、ランプ駆動部19を介して予熱表示ラ
ンプ9を点灯させる。
アフタグロータイマ部18は、グロープラグ1を急速加熱
後に安定予熱する時間を設定するためのタイマであり、
グロープラグ1への通電が開始された時点から、第3図
に示す様に、冷却水温に対応して数十秒の間その出力18
aをロウレベルとする。また、アフタグロータイマ部18
はリセット入力端子18Cを有し、リセット入力端子18Cが
ハイレベルである間、即ち、キースイッチ8で始動位置
(ST位置)が選択されている間はその出力18aはロウレ
ベルを保ちリセット入力端子18Cがロウレベルに反転し
た時点から第3図に示すアフタグロータイマ時間の計時
が再開される。
操作条件判別部20について説明する。グロープラグ1へ
の通電の開始は主として操作条件判別部20により制御さ
れる。
キースイッチ8の始動位置接点(ST接点)8Bからの信号
は立下り微分回路21に、運転位置接点(ON接点)8Aから
の信号は立上り微分回路22にそれぞれ入力される。立下
り微分回路21は、トランジスタTR1による信号反転回路
と、コンデンサC1、抵抗R1及びダイオードD1による微分
回路とからなり、始動位置接点(ST接点)8Bからの信号
の立下り、即ち、キースイッチ8をST位置からON位置に
戻した瞬間を検出してパルス状の信号21aを出力する。
また、トランジスタTR1のコレクタからST接点信号の反
転信号21bが出力される。立上り微分回路22は、コンデ
ンサC2、抵抗R2、及びダイオードD2からなり、運転位置
接点(ON接点)8Aからの信号の立上り、即ち、キースイ
ッチ8をOFF位置からON位置に廻した瞬間を検出してパ
ルス状の信号22aを出力する。
操作条件判別部20は2つのR−Sフリップフロップ回路
23、25を有する。第1のR−Sフリップフロップ回路23
は、立下り微分回路21の出力21aによってセットされ、
立上り微分回路22の出力22aによってリセットされる。
第2のR−Sフリップフロップ回路25は、ANDゲート24
の出力によってセットされ、立上り微分回路22の出力22
aによってリセットされる。ANDゲート24は反転入力端子
を有するANDゲートであり、反転入力端子には立下り微
分回路21からのST接点信号反転信号21bが入力され、正
入力端子には第1のR−Sフリップフロップ23の出力23
aが入力される。第2のR−Sフリップフロップ回路25
の出力は操作条件判別部20の出力20aをなす。操作条件
判別部20は、また、抵抗とツェナーダイオードとからな
る定電圧発生回路26を有する。
操作条件判別部20では、キースイッチ8が運転位置(ON
位置)にされた後、2度目の始動位置(ST位置)への操
作を検出してその出力20aをハイレベルにする。
操作条件判別部20の出力20aは、微分回路31に送られ、
その立上り微分が出力される。
三つの立上り微分回路31、32、33の出力がOR回路34で併
合され、リレー駆動部40に送られる。OR回路34の出力34
aはリレー4のコイル4Aの励磁を開始する信号として用
いられる。
第1の微分回路31には操作条件判別部20の出力20aが入
力され、その立上り微分が出力される。
第2の微分回路32にはANDゲート35の出力が入力され
る。ANDゲート35は反転入力端子を有するゲートであ
り、その反転入力端子には水温検出部16の出力16aが入
力され、正入力端子にはキースイッチ8のON接点8aから
の信号がバッファ36を介して入力される。それ故、第2
の微分回路32は、冷却水温が50℃以下の場合にキースイ
ッチ8がOFF位置からON位置に廻した瞬間を検出してパ
ルス状の信号を出力する。
第3の微分回路33には休止タイマ部37からの出力37aが
入力される。休止タイマ部37は、グロープラグ1の加熱
中にリレー4を断続しグロープラグ1の温度を800℃か
ら900℃程度に保つためのタイマであり、グロープラグ
温度検出部15の出力15aがハイレベルに反転した時点(9
00℃に到達した時点)から所定時間(たとえば2秒)後
にその出力37aがハイレベルにされる。それ故、第3の
微分回路33は、グロープラグ1の温度が900℃に到達後
所定時間(2秒)経過時にパルス状の信号を出力する。
リレー駆動部40は、OR回路34からのパルス状の信号が入
力されるトリガ入力端子40Bと、駆動停止入力端子40Cと
の二つの入力端子を有する。駆動停止入力端子40Cがハ
イレベルであってもトリガ入力端子40Bが瞬時ハイレベ
ルにされると、リレーコイル4Aは励磁され、リレー接点
4が閉じてグロープラグ1への通電が開始される。通
常、通電開始時にはグロープラグ1の温度は900℃以下
であるから、リレー接点4が閉じられると同時にグロー
プラグ温度検出部15の出力15aはロウレベルに反転す
る。そして、グロープラグ1の温度が上昇し900℃に到
達して出力15aが再びハイレベルに反転するまでリレー
コイル4Aの励磁を持続する。
リレー駆動部40の駆動停止入力端子40Cには三入力ORゲ
ート41の出力が接続される。三入力ORゲート41の入力に
は、アフタグロータイマ部18の出力18a、グロープラグ
温度検出部15の出力15a、及びANDゲート42の出力42aが
接続される。ANDゲート42には水温検出部16からの出力1
6a及びインバータ43にて反転された操作条件判別部20の
出力20aが入力される。それ故、三入力ORゲート41の出
力がハイレベルにされリレー駆動部40の駆動停止入力端
子40Cがハイレベルにされるのは、冷却水温が50℃以上
でかつ操作条件判別部20の出力20aがロウレベルの場
合、グロープラグ1の温度が900℃以上になった場合、
及びアフタグロータイマ部18の計時が完了した場合の三
つの場合である。
上記の微分回路31、32、33、ORゲート34、リレー駆動部
40、三入力ORゲート41、休止タイマ部37、水温検出部1
6、アフタグロータイマ部18等により、操作条件判別部2
0からの信号によりグロープラグ1への通電加熱を開始
するグロープラグ通電手段を構成している。
以上の構成に基き作動について説明する。
第4図は最初のクランキングによる始動に失敗した場合
の作動を示すタイミングチャートである。冷却水温度は
50℃以上を想定している。
運転者はキースイッチ8をいきなり始動位置(ST位置)
まで操作しクランキングを行ったが、エンジンが始動し
ないためキースイッチ8を一旦運転位置(ON位置)に戻
し、一呼吸待ってから再度始動を試みる。
この場合、最初のクランキング操作(図中にP1で示す)
では、R−Sフリップフロップ23はキースイッチ8のON
位置接点8Aからの信号の立上りによりリセットされロウ
レベルのままであり、また、冷却水温が50℃以上である
ので水温検出部16の出力16aにより三入力ORゲート41の
出力41aはハイレベルであり、リレー4は励磁されるこ
となくグロープラグ1への通電は行なわれない。
キースイッチ8を一旦運転位置(ON位置)に戻すと、始
動位置接点8Bからの信号の立下りによりR−Sフリップ
フロップ23がハイレベルにセットされ、次回のクランキ
ング操作を待つ。
次回のクランキング操作(図中にP2で示す)では、始動
位置接点8Bからの信号によりR−Sフリップフロップ25
がセットされ、操作条件判別部20の出力20aがハイレベ
ルにされる。この結果、水温検出部16からの信号がAND
ゲート42に阻止され三入力ORゲート41の出力41aがロウ
レベルにされると共に、微分回路31からの立上り微分パ
ルスがORゲート34を経由してリレー駆動部40に入力さ
れ、リレー4の励磁が開始される。
リレー4が励磁されグロープラグ1への通電が開始され
るとグロープラグの温度が上昇し、数秒で900℃に到達
する。900℃に到達するとグロープラグ温度検出部15の
出力15aがハイレベルに反転し、三入力ORゲート41の出
力41aをハイレベルにしてリレー4の励磁を停止しグロ
ープラグ1への通電を中断する。通電が中断されてから
2秒後に休止タイマ部37の出力37aがハイレベルにな
り、微分回路33からの立上り微分パルスがORゲート34を
経由してリレー駆動部40に入力され、グロープラグ1へ
の通電が再開される。この2秒間の中断の間にグロープ
ラグ1は自然冷却し、約800℃まで下がる。以後はこの
動作を繰返し、グロープラグ1の温度は約800℃と900℃
の間に制御される。
やがてアフタグロータイマ部18の計時が完了し、その出
力18aがハイレベルに反転すると三入力ORゲート41の出
力41aがハイレベルになり(図中にP3で示す)、グロー
プラグ1への通電加熱を終了する。
この様にして二回目のクランキング操作(図中のP2)で
は、冷却水温度が50℃以上あるにもかかわらずグロープ
ラグ1の通電加熱が行なわれる。それ故、容易にエンジ
ンを始動することができる。また、エンジンの始動後
も、アフタグロータイマ時間の間グロープラグ1への通
電加熱が維持されるため排気に白煙を生じたりすること
がない。
第5図は最初のクランキングによる始動に成功した場合
の作動を示すタイミングチャートである。冷却水温度は
50℃以上を想定している。
この場合、最初のクランキング操作(図中にP1で示す)
による作動は第4図で説明した作動と全く同様に進行す
る。しかし、初回のクランキング操作によりエンジンの
始動に成功し、2回目のクランキング操作が行なわれな
いためそれ以上作動が進行せずリレー4が励磁されるこ
とがない。このため、グロープラグ1への不要の通電を
防止しグロープラグ1の寿命を向上させることができ
る。
上記の2つの作動例では、いずれも冷却水温度が50℃以
上の場合を想定した。冷却水温度が50℃以下の場合に
は、水温検出部16からの出力16aがロウレベルになり、
反転入力端子を有するANDゲート35が開かれる。それ
故、キースイッチ8の運転位置接点8Aからの信号により
微分回路32から立上り微分パルスが出力され、キースイ
ッチ8を運転位置(ON位置)に操作すると同時にグロー
プラグ1への通電が開始される。これにより、冷却水温
度が低い場合には無条件でグロープラグへの通電加熱が
行なわれ、エンジンの始動を容易にすることができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明は上記の構成を有し、初回のク
ランキングによるエンジンの始動に失敗した場合には二
回目のクランキング操作時にグロープラグへの通電加熱
を開始するものであるから、グロープラグへの不要の通
電を防止しグロープラグの寿命を向上させると共に、エ
ンジンの始動特性が悪い場合には直ちにグロープラグへ
の通電加熱を開始し、容易に確実にエンジンの始動を行
うことができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は回路図、第2
図及び第3図は冷却水温度との関係を示す特性図、第4
図及び第5図は作動を説明するタイミングチャートであ
る。 1……グロープラグ、2……温度検出用抵抗、4……リ
レー、8……キースイッチ、9……予熱表示ランプ、10
……温度センサ、20……操作条件判別部、31、32、33…
…立上り微分回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 町野 淳一 大阪府池田市桃園2丁目1番1号 ダイハ ツ工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−23076(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの運転を可能とする運転位置及び
    スタータを作動させる始動位置とを操作位置として有
    し、その始動位置は運転位置の次に配置され始動位置へ
    の操作力を失なうと運転位置に自動復帰するキースイッ
    チと、 前記キースイッチが一旦始動位置に操作された後運転位
    置に戻され、再び始動位置に操作されたことを検出し信
    号を出力する操作条件判別手段と、 前記操作条件判別手段からの信号により、グロープラグ
    への通電を開始するグロープラグ通電手段と、 を備えることを特徴とするグロープラグ通電制御装置。
  2. 【請求項2】前記グロープラグ通電手段は、エンジンの
    冷却水温度、吸気温度等のエンジンの始動特性に係る温
    度が所定温度以下の場合に、前記操作条件判別手段から
    の信号にかかわりなく前記キースイッチが運転位置に操
    作された時点からグロープラグへの通電加熱を開始する
    手段を備えることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のグロープラグ通電制御装置。
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