JPH0686761U - ゲートボール用スティック - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボールを打ち易いゲートボール用スティック
を提供すること。 【構成】 ヘッド（１）に対し、シャフト（２）を所望
の傾斜位置で固定するようにしたこと。 【効果】 ヘッドに対しシャフトが傾斜しているので身
長の低い老人でもヘッドが良く見え非常に打ち易くな
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、ゲートボール用スティックの改良に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のスティックは単にヘッドの中間位置にシャフトを固定してＴ型に形成し たものである。従って打ちづらく、特に老人はヘッドの状態が良く見ることがで きない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の課題は、ボールを打ち易く、特に老人が自分の体形に合せてシャフト を傾斜固定させ、ヘッドを良く見ることができるゲートボール用ステッキを提供 することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案の手段は次のとおりである。

【０００５】 ヘッドに対し、シャフトを倒立可能に枢着し、かつシャフトは所要傾斜位置で 固定する手段を施したゲートボール用スティック。

【０００６】

【作用】

必要に応じ軸９を支点にヘッド１に対しシャフト２を自身の体形に合った角度 に傾斜させて固定し、その状態でプレーする。前記シャフトの傾斜角度は自由に 変更することができる。

【０００７】

【実施例】

図において１はヘッド、２はシャフトである。ヘッド１の中間位置にシャフト ２の取付金具３を取付ける。取付金具３の埋込部３ａはヘッド１に穿った嵌合穴 ４に嵌め、嵌合穴４より反対側に貫通する。小孔８にボルト５を挿入して埋込部 ３ａにねじ込んで取付金具３を固定し、取付金具３に横孔６をあけ、めねじ孔７ を穿った軸９を横孔６に緩挿し、更に取付金具３にめねじ孔７を露出させる切欠 １０を設ける。

【０００８】 シャフト２の先端にはめねじ孔７に螺合するおねじ１１を突設し、おねじ１１ に緩挿する孔１３を有する固定駒１２をシャフト２に嵌め、その円弧凹面１５に 適合する円弧面１６を取付金具３の表面に形成し、シャフト２のおねじ１１を切 欠１０から軸９のめねじ孔７にねじ込んでシャフト２のつば１７を固定駒１２に 圧接し、固定駒１２を介してシャフト２を固着し、少々ゆるめると、軸９は動き シャフト２は切欠１０の範囲内傾斜させ、その位置でおねじ１１を締付けると、 固定駒１２及びシャフト２は固着する。

【０００９】

【効果】

本考案によれば、ヘッド１に対してシャフト２を所望に傾斜させることができ るのでボールが非常に打ち易くなり、特に老人はヘッドが良く見えて一層効果的 となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】正面図。

【図２】要部の縦断側面図。

【図３】取付金具の正面図。

【図４】固定駒の下面図。

【符号の説明】

１ ヘッド ２ シャフト ３ 取付金具 ４ 嵌合穴 ５ ボルト ６ 横孔 ７ ねめじ孔 ９ 軸 １０ 切欠 １１ おねじ １２ 固定駒 １３ 緩挿孔

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ヘッドに対し、シャフトを倒立可能に枢
   着し、かつシャフトは所要傾斜位置で固定する手段を施
   したゲートボール用スティック。