JP4641007B2 - ボール打ちスティック - Google Patents

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Description

本発明は玉(ボール)を打って転がす為のスティックに関するものである。
ボールを用いて地面を転がすスポーツや遊戯方法は色々知られている。最も代表的なスポーツとしてはゴルフであろうが、その他にもゲートボールやビリヤードなどがよく知られている。それぞれのボール競技によって使用されるボール打ちスティックは異なり、握り部先端に設けているボール打ち部にてボールを叩いたり、押圧したりして所定のゴールへボールを導くことが出来る。
図5はゲートボールのスティックを表しているが、円柱状のボール打ち部(イ)と細長い棒から成る握り部(ロ)からなり、その形状はT形をしている。人は握り部(ロ)を握ってボール打ち部(イ)にてボールを打つことが出来、定めたルートを通過して最終的には所定のゴールに当てる競技である。
ところで、このゲートボールは比較的年老いた人を対象として行われる競技であるが、車椅子に乗っている身体障害者や老人となれば競技に参加することは出来ない。少なくとも困難である。運動量は比較的少ないが、あくまでも立った状態で行うものであり、歩くことが出来ない身体障害者や長時間立っていることが容易でない老人にとっては容易に行えるスポーツではない。
実開平3−64689号に係る「玉打ちゲーム台」は、上げ底状に形成された玉道板とこの玉道板の一端に三角形状に配列する複数個の玉穴とを備え上方へ開口する長方形箱状に形成された玉台と、玉を掬い上げる玉入れ部を下端に備えた玉打ち棒とから構成している。
この玉打ちゲーム台は玉打ち棒下端に設けている玉入れ部にて玉を掬い上げて玉台に設けている玉穴に入れるゲームである。このゲームの場合も立った状態で行うことが必要であり、立つことが出来ない人や立つことが困難な人はゲームに参加することは出来ない。
実開平3−64689号に係る「玉打ちゲーム台」
このように、ゲートボールや上記実開平3−64689号に係る「玉打ちゲーム」は一般に老人を対象とした競技であり、ゲームであるが、上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこれら問題点であって、車椅子に乗っている身体障害者であっても楽しむことが出来るスポーツや遊戯に使用することが出来るボール打ちスティックを提供する。ここで、本発明の対象はボール打ちスティックでありボールゲームではなく、このボール打ちスティックを用いて行われるボールゲームの方法は限定しないことにする。勿論、使用する対象を車椅子に乗る身体障害者や老人に限定することもしない。
本発明に係るボール打ちスティックはボール打ち部と握り部から成っている。ボール打ち部はその正面に凹部を形成し、該凹部にボールを嵌めて押出すことが出来る。ここで、該凹部の内面は一般に滑らかな円弧面とし、上下面に貫通した同じ断面形状の凹部である。そして、ボール打ち部には握り部が取付けられているが、しかし該握り部は固定されておらず揺動可能に取付けられている。凹部底の中心から後方へ所定の距離を隔てた位置に握り部の基部が水平軸を介して上下方向に揺動出来るように取付けられている。この場合、軸をボール打ち部の下面側に位置するように上面から長溝を設け、該溝底に軸を取付けている。
一方、上記凹部の代わりにボールが載る底部を有す空間を正面側に形成することもある。上記凹部には底部はなくボールは床面又は地面に載っているが、別形態ではボール打ち部の正面側にボールが載る底部を有す空間を設け、この空間にボールを収容し、該ボール打ち部をスライドさせることでボールを押し出すことが出来る。
本発明に係るボール打ちスティックはボール打ち部と握り部を有し、該握り部は固定されず上下方向に揺動出来るように取付けられている。そこで、該握り部の先端部を握ってボール打ち部を押すことが出来、この際、ボール打ち部正面に形成した凹部にボールを嵌めて押すならば、該ボールを前方へ転がすことが出来る。又、底部を有す空間にボールを収容して押すならば、該ボールは前方へ転がることが出来る。そして、ボールを所定のゴールに導くことでボール遊戯又はボール競技を行い得る。そして、本発明のボール打ちスティックの握り部は上下方向に揺動することが出来るために、高さに合わせて傾斜して握ることが出来、車椅子に乗った状態であっても、勿論、大人や子供であっても、背の高さに関係なく自分に適した高さで握り部2を持ってボールを押し出すことが出来る。
従って、車椅子に乗る身体障害者であっても該ボール打ちスティックを用いてボール競技を行うことが可能と成る。ボール打ち部は床面又は地面を滑らして押すことが出来る為に、すなわち、握り部を握ってボール打ち部を床面や地面から持ち上げる必要がないために、車椅子に乗る身体障害者が容易に扱うことが可能である。従来ではこのような人が出来るボール競技はないために、本発明は有意義である。
図1は本発明に係るボール打ちスティックを表している実施例であり、同図の1はボール打ち部、2は握り部を示している。ボール打ち部1は概略三角形断面のブロックを形成し、三角形の底に相当する正面側には円弧状の凹部3を有している。該ボール打ち部1の材質は問わないことにするが、軽くて扱いやすいことが必要なことから、木製、樹脂製、又はアルミ材が適している。
そして、該ボール打ち部1には上記握り部2が取付けられているが、完全固定ではなく、垂直面内で上下方向に揺動できるように取付けられている。図2はボール打ち部1を表しており、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。ボール打ち部1の上面4は下面5と平行な面を形成しており、その中央部には長溝6を有している。
そして、上記長溝6は一定幅で前後方向へ延び、底面7は正面側を低くなるように傾斜している。ところで、上記握り部2には基部9が設けられ、該基部9は長溝6の底に嵌って水平に設けている軸10に軸支されている。そこで、握り部2は該軸10を中心として上下方向に揺動し、適当な角度に傾斜して手で握ることが出来る。
握り部2の基部9はボール打ち部1の下面5に出来るだけ近づけた位置に軸10を介して連結され、その為に握り部2の先端部を握ってボール打ち部1を押し出す際に安定する。すなわち、軸10を下面5に近づけることで、軸10を中心として発生するモーメントが小さくなり、ボール打ち部1が転倒することなくスムーズに滑ることが出来る。
握り部2を握ってボール打ち部1を前方へ押し出す場合、下面5には床面又は地面との間に摩擦が生じるが、この摩擦に打ち勝って滑る。しかし、基部9を軸支する軸10の位置が上面側、時には上面から上方へ突出した位置であるならば、発生するモーメントが大きくなってボール打ち部1は転倒し易くなる。本発明では安定した押し出し滑りが実現するように、下面5の滑りを良くすると共に、基部9を連結する軸10を下面側に設けている。
そして、ボール打ち部1の正面には前記の通り凹部3を有し、両側には細い縁面11,11を設けている。凹部3の内面12は滑らかな円弧面と成っているが、該凹部3は横断面を同じ形状とし、上面4及び下面5に貫通した凹部3と成っている。図3はボール打ち部1にてボール13を押し出して転がす動作を表している。ボール13を凹部3に嵌めてボール打ち部1を前方へ滑らすならば該ボール13は前方へ転がることが出来る。そして、所定のゴールにボール13を当てたり、入れたりするゲーム又はボール競技を行うことが出来る。
図4はボール打ち部1の別形態を表している実施例である。該ボール打ち部1の正面側には空間8を形成し、該空間8には底部14を有している。そこで、ボール13は底部14に載り、空間8に収容される。ここで、底部14は平坦面ではなく、ボール13が安定して空間8に収容されるように、僅かな窪みを形成している。そして、ボール打ち部1に取付けられる握り部2の連結構造は前記実施例の場合と同じである。
本発明に係るボール打ちスティックを示す実施例。 本発明に係るボール打ちスティックの、(a)は平面図、(b)正面図、(c)側面図。 ボール打ちスティックにてボールを転がす場合。 本発明のボール打ちスティックを構成するボール打ち部の別形態を表す平面図と側面図。 ゲートボールのスティック。
符号の説明
1 ボール打ち部
2 握り部
3 凹部
4 上面
5 下面
6 長溝
7 底面
8 空間
9 基部
10 軸
11 縁面
12 内面
13 ボール
14 底部




















Claims (2)

  1. ボールを転がして所定のゴールへ導くための競技用又は遊戯用のボール打ちスティックにおいて、該ボール打ちスティックはボール打ち部と握り部で構成し、ボール打ち部は比較的軽い材質からなるブロック形態で正面には上面から下面にかけて同一形状の横断面を有す凹部を形成して両側には縁面を設け、そしてボール打ち部の上面には前後に延びると共に底面の正面側を低くなるように傾斜した長溝を設け、長溝の底であって下面側に取付けた水平軸に上記握り部の基部を軸支して上下方向に揺動可能に取付けたことを特徴とするボール打ちスティック。
  2. ボールを転がして所定のゴールへ導くための競技用又は遊戯用のボール打ちスティックにおいて、該ボール打ちスティックはボール打ち部と握り部で構成し、ボール打ち部は比較的軽い材質からなるブロック形態で正面側にはボールが載る底部を有す空間を形成し、そしてボール打ち部の上面には前後に延びると共に底面の正面側を低くなるように傾斜した長溝を設け、長溝の底であって下面側に取付けた水平軸に上記握り部の基部を軸支して上下方向に揺動可能に取付けたことを特徴とするボール打ちスティック。
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