JPH0685679A - D/a変換装置 - Google Patents

D/a変換装置

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Publication number
JPH0685679A
JPH0685679A JP23118292A JP23118292A JPH0685679A JP H0685679 A JPH0685679 A JP H0685679A JP 23118292 A JP23118292 A JP 23118292A JP 23118292 A JP23118292 A JP 23118292A JP H0685679 A JPH0685679 A JP H0685679A
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JP
Japan
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digital data
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input digital
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Pending
Application number
JP23118292A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kano
淳 加納
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単純な構成で広い周波数範囲に使用できるD
/A変換装置を提供する。 【構成】入力デジタルデータ5と同じビット幅を持つバ
イナリカウンタ1のLSB及びMSBの順序を逆にした
出力値と入力デジタルデータ5とをコンパレータ2で比
較し、このコンパレータ2で比較されたデジタルデータ
から不要な周波数成分をローパスフィルタ3が除去し、
かつアナログデータ7を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はD/A変換装置に係り、
特に音声信号を安価にD/A変換するD/A変換装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のPWM方式(パルス幅変調方式)
のD/A変換装置は、図3に示すように、入力デジタル
データ5の分解能と同じビット幅を持ったバイナリカウ
ンタ1と、バイナリカウンタ1の出力値MSB1,LS
B1と入力デジタルデータ5の入力値MSB2,LSB
2とを比較するコンパレータ102と、コンパレータ1
02で比較されたデジタルデータ106から不要な周波
数成分を除去してアナログデータ107を出力するロー
パスフィルタ3とで構成される。
【0003】バイナリカウンタ1は、入力デジタルデー
タ5と同じビット幅を持つため、入力デジタルデータ5
の最小値から最大値までカウントする。
【0004】コンパレータ102はバイナリカウンタ1
の出力値MSB1,LSB1と入力デジタルデータ5の
入力値MSB2,LSB2を比較し、バイナリカウンタ
1の出力値MSB1,LSB1の方が小さい場合はハイ
レベルを、それ以外の場合はローレベルを出力する。
【0005】コンパレータ102の出力は、入力デジタ
ルデータ5の入力値MSB2,LSB2に応じた幅だけ
ハイレベルのパルスを一定の周期で繰り返す周期パルス
となる。
【0006】ローパスフィルタ3は、コンパレータ10
2で比較されたデジタルデータ106の値に応じた幅だ
け、ハイレベルのパルス周波数以上の周波数成分を除去
し、かつパルスの幅に応じた電圧信号に変換してアナロ
グデータ107を出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来のP
WM方式のD/A変換装置は、ローパスフィルタ3で除
去するパルスの周波数成分が、必要とする電圧信号に対
して非常に大きいため、不要なパルスの周波数成分を除
去しにくい。
【0008】そこで、不要なパルスの周波数成分を十分
に除去するには、入力デジタルデータ5の周波数に対し
て十分に短い周期で周期パルスを発生して、必要とする
パルスの周波数と周期パルスとを十分に離すか、減衰量
の大きいローパスフィルタを使用する必要がある。
【0009】周期パルスを短くする場合は、パルスの幅
を制御するために、周期パルスの周波数の分解能倍(例
えば8ビットの値を変換しようとする場合は256倍)
のクロック周波数が必要となり、周期を短くすることは
あまり現実的ではない。
【0010】ローパスフィルタの減衰量を大きくする場
合は、次数の高いローパスフィルタが必要であるため、
回路が複雑になる。
【0011】以上のように、従来のPWM方式のD/A
変換装置は単純な構成のD/A変換装置ではあるが、主
に直流に近い信号を変換する用途にしか使用できないと
いう課題がある。
【0012】それ故に、本発明の目的は、PWM方式の
D/A変換装置と同程度の単純な構成で、広い周波数範
囲に使用できるD/A変換装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】従って、本発明のD/A
変換装置は、上述の目的を達成するために、入力された
デジタルデータと同じビット幅を持つバイナリカウンタ
と、このバイナリカウンタのLSB及びMSBの順序を
逆にした出力値と上記デジタルデータとを比較するコン
パレータと、このコンパレータで比較されたデジタルデ
ータから不要な周波数成分を除去してアナログデータを
出力するローパスフィルタとを具備したことを特徴とす
る。
【0014】
【実施例】以下に、本発明の一実施例によるD/A変換
装置を、図面を参照して説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例によるD/A変
換装置のブロック構成図である。
【0016】図2は、本発明の一実施例によるD/A変
換装置の各部波形である。
【0017】本発明の一実施例によるD/A変換装置
は、図1に示すように、入力デジタルデータ5の分解能
と同じビット幅を持ったバイナリカウンタ1と、このバ
イナリカウンタ1のLSB及びMSBの順序を逆にした
出力値MSB1,LSB1と入力デジタルデータ5の入
力値MSB2,LSB2とを比較するコンパレータ2
と、コンパレータ2の出力から不要な周波数成分を除去
してアナログデータ7を出力するローパスフィルタ3で
構成される。
【0018】次に、本発明の一実施例によるD/A変換
装置の動作を、図1及び図2を参照して説明する。
【0019】ここでは、本発明の一実施例によるD/A
変換装置の具体例として、サンプリングレート20KH
zで8ビットデータの音声信号をD/A変換する場合と
し、バイナリカウンタ1は、1サンプリング時間で分解
能のすべての状態(この例では8ビットのデータなので
0から255まで)を一巡して動作する。
【0020】また、バイナリカウンタ1に入力するクロ
ックの周波数は(サンプリングレート×分解能) 2
0KHz×256=5.12MHzとなる。
【0021】まず、本発明の一実施例によるD/A変換
装置は、コンパレータ2の一方の入力Aに、入力デジタ
ルデータ5と同じビット幅を持ち、かつLSB1及びM
SB1の順序を逆にした出力値を備えたバイナリカウン
タ1が接続され、コンパレータ2の他方の入力Bに入力
デジタルデータ5を入力し、最小値から最大値までカウ
ントする。
【0022】このコンパレータ2は、入力Aのデータの
方が小さい場合はハイレベルを、それ以外の場合はロー
レベルをローパスフィルタ3に出力する。
【0023】従って、ローパスフィルタ3は、コンパレ
ータ2の出力信号から不要な周波数の成分を除去して、
入力デジタルデータ5の入力値MSB2,LSB2に応
じた電圧信号に変換してアナログデータ7が出力され
る。
【0024】ここで、入力デジタルデータ5に応じた数
の1クロック幅のパルスになり、かつほぼ均等に分布し
た状態となったパルスを、ローパスフィルタ3で不要な
周波数成分を削除する場合を詳細に説明する。
【0025】8ビットの分解能では、数が多すぎてわか
りにくいため、4ビットの場合で説明すると、取り得る
値は0から15の16通りが考えられる。
【0026】図2に示すように、“6”をD/A変換す
る時、バイナリカウンタ1からは、カウンタ値のLSB
とMSBの順序を逆にした値が、コンパレータ2の入力
Aに、0,8,4,12,2,10,6,14,1,
9,5,13,3,11,7,15の順番に入力され、
コンパレータ2の出力は1クロック幅のパルスが飛び飛
びに出力される。
【0027】上述のように、本発明一実施例によるD/
A変換装置では、不要な周波数成分のエネルギーはバイ
ナリカウンタ1に入力するクロックの1/2の周波数で
最大になり、バイナリカウンタ1に入力するクロック周
波数は分解能が高ければそれに伴って高くなる。
【0028】8ビットの分解能の場合は、クロック周波
数はサンプリング周波数の256倍になるので、不要な
周波数成分のエネルギーはサンプリング周波数の128
倍の周波数で最大になる。
【0029】この周波数は入力デジタルデータ5の周波
数成分(サンプリング周波数の1/2以下の周波数成
分)に比べて十分に高い周波数なので、後段のローパス
フィルタ3は比較的簡単なもので不要な周波数成分を除
去できる。
【0030】次に、従来のPWM方式によるD/A変換
装置を、図面を参照して説明する。
【0031】図3は、従来のPWM方式によるD/A変
換装置のブロック構成図である。
【0032】図4は、従来のPWM方式によるD/A変
換装置の各部波形である。
【0033】従来のPWM方式(パルス幅変調方式)の
D/A変換装置は、図3に示すように、入力デジタルデ
ータ5の分解能と同じビット幅を持ったバイナリカウン
タ1と、バイナリカウンタ1の出力値MSB1,LSB
1と入力デジタルデータ5の入力値MSB2,LSB2
とを比較するコンパレータ102と、コンパレータ10
2で比較されたデジタルデータ106から不要な周波数
成分を除去してアナログデータ107を出力するローパ
スフィルタ3とで構成される。
【0034】バイナリカウンタ1は、入力デジタルデー
タ5と同じビット幅を持つため、入力デジタルデータ5
の最小値から最大値までカウントする。
【0035】コンパレータ102はバイナリカウンタ1
の出力値MSB1,LSB1と入力デジタルデータ5の
入力値MSB2,LSB2を比較し、バイナリカウンタ
1の出力値MSB1,LSB1の方が小さい場合はハイ
レベルを、それ以外の場合はローレベルを出力する。
【0036】コンパレータ102の出力は、入力デジタ
ルデータ5の入力値MSB2,LSB2に応じた幅だけ
ハイレベルのパルスを一定の周期で繰り返す周期パルス
となる。
【0037】ローパスフィルタ3は、コンパレータ10
2で比較されたデジタルデータ106の値に応じた幅だ
け、ハイレベルのパルス周波数以上の周波数成分を除去
し、かつパルスの幅に応じた電圧信号に変換してアナロ
グデータ107を出力する。
【0038】従来のPWM方式によるD/A変換装置の
動作は、バイナリカウンタ1を例えば8ビットカウンタ
とすると、この8ビットカウンタの値と入力デジタルデ
ータ5とをコンパレータ102で比較することで、入力
デジタルデータ5に応じた幅のパルスを作ってローパス
フィルタ3に入力し、不要な周波数成分を削除してアナ
ログデータ107をローパスフィルタ3から出力する。
【0039】また、従来のPWM方式によるD/A変換
装置は、図4に示すように、バイナリカウンタ1の値と
入力デジタルデータ5とを比較し、バイナリカウンタ1
の値が小さい場合にハイレベルを出力するので、バイナ
リカウンタ1の値が0から5の間ではハイレベルを出力
し、それ以外はローレベルを出力するため、不要な周波
数成分のエネルギーがサンプリング周波数で最大にな
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のD/A変
換装置によれば、単純な構成によりPWM方式より広い
周波数範囲でD/A変換を実現でき、かつカウンタ及び
コンパレータが純粋なデジタル回路であるため、ゲート
アレイのようなデジタルICに容易に組み込める効果が
ある。
【0041】また、本発明のD/A変換装置によれば、
アナログ回路であるローパスフィルタも簡単なフィルタ
でよいことから、装置を小さく、かつ安価に実現できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるD/A変換装置のブロ
ック構成図である。
【図2】本発明の一実施例によるD/A変換装置の各部
波形である。
【図3】従来のPWM方式によるD/A変換装置のブロ
ック構成図である。
【図4】従来のPWM方式によるD/A変換装置の各部
波形である。
【符号の説明】
1 バイナリカウンタ 2,102 コンパレータ 3 ローパスフィルタ 4 バイナリカウンタ(クロック) 5 入力デジタルデータ 6,106 コンパレータ(コンパレータの出力) 7,107 アナログデータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたデジタルデータと同じビット
    幅を持つバイナリカウンタと、このバイナリカウンタの
    LSB及びMSBの順序を逆にした出力値と上記デジタ
    ルデータとを比較するコンパレータと、このコンパレー
    タで比較されたデジタルデータから不要な周波数成分を
    除去してアナログデータを出力するローパスフィルタと
    を具備したことを特徴とするD/A変換装置。
JP23118292A 1992-08-31 1992-08-31 D/a変換装置 Pending JPH0685679A (ja)

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JP23118292A JPH0685679A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 D/a変換装置

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JP23118292A JPH0685679A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 D/a変換装置

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JPH0685679A true JPH0685679A (ja) 1994-03-25

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ID=16919612

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JP23118292A Pending JPH0685679A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 D/a変換装置

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