JPH0685653A - バスキーパ特徴を有するレシーバ回路 - Google Patents

バスキーパ特徴を有するレシーバ回路

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JPH0685653A
JPH0685653A JP5105563A JP10556393A JPH0685653A JP H0685653 A JPH0685653 A JP H0685653A JP 5105563 A JP5105563 A JP 5105563A JP 10556393 A JP10556393 A JP 10556393A JP H0685653 A JPH0685653 A JP H0685653A
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JP
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transistor
bus line
transistors
inverter
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Application number
JP5105563A
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Inventor
Charles Waggoner
ワゴナー チャールズ
Richard Blumberg
ブルンバーグ リチャード
Gary Kotzur
コルツァー ゲイリー
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STMicroelectronics lnc USA
Original Assignee
SGS Thomson Microelectronics Inc
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/01Shaping pulses
    • H03K5/02Shaping pulses by amplifying
    • H03K5/026Shaping pulses by amplifying with a bidirectional operation
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/353Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
    • H03K3/356Bistable circuits
    • H03K3/356104Bistable circuits using complementary field-effect transistors

Abstract

(57)【要約】 本発明は双方向入力/出力バッファを提供しており、そ
のレシーバは双方向バスキーパトランジスタを有してい
る。該キーパトランジスタは反対の導電型であり且つそ
れらのゲートはレシーバインバータの出力へ結合されて
いる。従って、キーパトランジスタは、CMOSラッチ
態様においてレシーバの入力において駆動されるデータ
状態を補強し、且つ駆動用出力ドライバがトライステー
ト状態となった後にその上の以前のデータ状態を保持す
る。キーパトランジスタはその他のレシーバトランジス
タ及び典型的な出力ドライバよりも著しく弱い駆動特性
を有しており、従ってキーパトランジスタは次のデータ
状態が異なる場合にはそれにより容易に打ち負かされる
ことが可能なものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子回路技術分野に関
するものであって、更に詳細には、デジタルドライバ/
レシーバ回路及びその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばコンピュータ、制御システム、通
信システムなどのデータ処理システムなどのシステムの
ようなデジタル電子システム用の従来のアーキテクチャ
は、集積回路部品の間において「バス」によって情報を
通信している。バスは通常プリント回路基板上に金属線
として構成される複数個の伝送線であるが、それは集積
回路チップにおける導電性(例えば、金属又はドープし
た半導体)からなる線として構成される場合もあり、そ
れに対して種々の回路機能部が接続される。これらの回
路機能部はデジタル情報で該バスを駆動し、該バスから
デジタル情報を受取り、又はそれらの両方を行なうこと
が可能であり、この場合のデジタル情報は、例えば、デ
ータ、アドレス値、制御信号などに対応している。
【0003】複数個のドライバ回路が同一のバスへ接続
されている場合には、二つ以上のドライバがかなりの時
間に亘って相補的なデータ状態で同時的にバスを駆動す
ることを防止するような態様で制御されねばならない。
バス上の対立するデータ状態は過剰な電力散逸を発生
し、且つ電子システム内のドライバ回路に損傷を与える
場合がある。従って、従来の電子回路では、通常、その
出力において高インピーダンスを与えることの可能なド
ライバが設けられており、従ってそれに接続されている
バスを解放し、別の回路からその上にデータを駆動する
ことが可能である。公知の如く、この様なドライバは、
通常、「トライステート」ドライバと呼ばれており、そ
の意味においてバスのことを「トライステート」バスと
呼んでいる。
【0004】図1を参照すると、従来の電子システム乃
至は装置の一部が単一のバスラインBUSn に関連して
示されている。ラインBUSn は単にバスの1本のデー
タ線に過ぎず、データ処理システムにおける最近のバス
では32ビットのデジタルワードを同時的に通信するた
めにたかだか32本のこの様なラインを有している。バ
スラインBUSn に対して集積回路部品20 乃至23
接続されており、各部品は各々が接続されているバスラ
インBUSn と通信することにより電子的機能を実施す
ることが可能である。通常、各集積回路2はバス内の複
数本のラインの各々へ接続された端子を有しており、例
えば、16ビットバスの場合には、集積回路20 は16
個の端子を有しており、各端子はバスラインの異なった
一つに接続されている。この様な並列接続は図面の簡単
化のために図示していない。
【0005】集積回路2は異なった電子機能に対応して
おり、従って、異なった態様でバスラインBUSn へ接
続することが可能である。例えば、集積回路20 はマイ
クロプロセサ又はカスタム集積回路(例えば、特定適用
集積回路即ちASIC)などのデータ処理装置とするこ
とが可能であり、それはバスラインBUSn からデータ
を受取り、そのデータをアルゴリズム又はプログラムに
従って処理し、且つその結果をバスラインBUSn へ供
給する。そうであるから、集積回路20 は双方向入力/
出力回路I/Oを有しており、それはバスラインBUS
n 上のデータを受取ると共にデータを供給する。これと
対照的に、集積回路21 は例えばRAMなどの読取り/
書込みメモリとすることが可能でありそれはバスライン
BUSn上のデータにより書込まれ、且つ、読取り動作
においては、バスラインBUSn上へデータを供給す
る。従って、集積回路21 も、双方向入力/出力回路I
/OによってバスラインBUSn へ結合された入力及び
出力の両方を有しており、一方、集積回路21 内に専用
の入力及び出力端子(及びそれと関連するレシーバ及び
ドライバ回路)を設けることも可能である。集積回路2
2 は例えばリードオンリーメモリ又はバスラインBUS
n へデータを供給するだけの同様の機能を有する入力装
置とすることが可能であり、従ってそれに接続された出
力回路Qを有している。逆に、集積回路23は例えばデ
ィスプレイ又はプリンタドライバ機能などの出力装置と
することが可能であり、従って、それは入力回路Iを介
してバスラインBUSn からデータを受取る。
【0006】勿論、当該技術分野においてその他の同様
のアーキテクチャも公知である。例えば、バスラインB
USn は直列バスとすることが可能であり、その場合に
は、それがバス内においての唯一のバスラインとなる。
更に、並列又は直列バスの何れかの場合には、集積回路
2は例えばマイクロプロセサなどのVLSI集積回路に
おける個別的な回路機能部とすることが可能であり、そ
れはバスアーキテクチャに従って設計される。更に、共
通バスラインBUSn へ結合されている特定の回路機能
部の選択及び配列は制限されるものではない。
【0007】上述した如く、バスラインBUSn がトラ
イステートバスラインである場合には、かなりの時間に
亘って二つの回路2が対立するデジタルデータ状態でバ
スラインBUSn を同時的に駆動することがないように
何らかのタイプの制御が必要である。この様な制御を行
なうための第一の従来の技術は、システムの動作におい
て、バスラインBUSn へ結合されている全ての出力ド
ライバが、何れか一つの回路2における出力ドライバを
イネーブル状態とさせてバスを駆動する前に、高インピ
ーダンス状態にあることを確保するものである。この様
な方法はバス競合及び対立を回避するものであり且つた
とえ短い時間であってもこの様な対立から発生する場合
のある電流散逸を回避するものであるが、この方法では
ある種の問題が発生する場合がある。第一の問題は、全
てのドライバが高インピーダンス状態にある場合にバス
ラインBUSn は不可避的な寄生インピーダンス及びそ
の他の原因によってノイズに結合され不定電圧にフロー
ト状態となることである。バスラインBUSn がフロー
ト状態となる電圧がそれに結合されている一つ又はそれ
以上のレシーバのトリップ点近くのものである場合に
は、それらのレシーバを介してかなりの電流が流される
場合がある。更に、バスラインBUSn がレシーバのト
リップ点を超えてフロートする場合には、レシーバの誤
ったスイッチング動作が発生する場合がある。従って、
駆動されないバスラインBUSn が不定電圧にフロート
状態となることを許容することは通常望ましいことでは
ない。
【0008】著しいバス競合及びバスフローティングの
両方を防止するために図1に関連するシステムにおいて
使用される別の技術は、バスの駆動が短い時間に亘りオ
ーバーラップするような態様で集積回路2を制御するこ
とである。このことは、別の回路2における出力ドライ
バがバスを駆動し始める直後まで回路2内の出力ドライ
バの一つを活性状態に維持することによって行なわれ、
この様にして、バスラインBUSn は決してフロート状
態とされることはない。しかしながら、二つのドライバ
が両方ともオンである期間中、対立するデータ状態が存
在し、電力散逸は極めて大きなものとなる場合がある。
この様な大きな電力散逸は、勿論、かなりの時間に亘っ
て維持される場合には回路を損傷する場合があり、たと
え短いパルスであっても、システムノイズを発生し、電
源上にグリッチを発生し、且つバスに接続されているレ
シーバの不定動作を発生する場合がある。
【0009】バスのデータ状態を維持するための受動的
な技術も使用されている。図2a及び2bを参照する
と、二つの従来のレシーバ回路4a,4bが示されてお
り、それはこの様な出力の受動的制御を有している。レ
シーバ4a,4bは、各々、ノードIOEXTからノー
ドIOINTへデータを通信するためのものである。こ
の例においては、ノードIOEXTが例えば図1のバス
ラインBUSn などのバスラインへ結合するためのもの
であり、且つノードIOINTがレシーバ4a又は4b
を有する集積回路の内部ノードへ結合するためのもので
ある。レシーバ4a,4bの各々は、Pチャンネルトラ
ンジスタ6p及びNチャンネルトランジスタ6nを有し
ており、それらは従来のCMOSインバータの態様で接
続されており、それらのソース−ドレイン経路は電源電
圧Vccと接地との間に直列に接続されており、且つそれ
らのゲートはノードIOEXTへ共通結合されており、
このインバータの出力は共通ドレインノードにある。ト
ランジスタ6の共通ドレインは、これらもCMOSイン
バータ態様で接続されており且つそれらのドレインが共
通的にノードIOINTに接続されているPチャンネル
トランジスタ10p及びNチャンネルトランジスタ10
nのゲートへ共通接続されている。レシーバ4a,4b
の各々は、更に、Pチャンネルトランジスタ8p及びN
チャンネルトランジスタ8nを有しており、それらはC
MOSインバータとして結合されており、それらの共通
ゲートはノードIOINTへ結合されており且つそれら
の共通ドレインはトランジスタ10のゲート及びトラン
ジスタ6のドレインへ結合されている。
【0010】動作について説明すると、レシーバ4a,
4bの各々はノードIOEXTにおいて論理状態を受取
り、それはトランジスタ6のインバータとトランジスタ
10のインバータによって論理的に2度反転し、トラン
ジスタ10p,10nのうちの一つがノードIOINT
を受取った論理状態で駆動する。駆動されるデータ状態
はトランジスタ8のインバータによりトランジスタ10
のゲートにラッチされ、従ってノードIOINTにおけ
るデータ状態がラッチされ且つノードIOEXTへ接続
されているバスラインが後に高インピーダンス状態とさ
れたとしても、そのラッチされた状態が維持される。
【0011】従来のレシーバ4aは、更に、Pチャンネ
ルトランジスタ12pを有しており、それはノードIO
EXTが接続されているシステムバスラインBUSn
フローティング状態となることを防止すべく構成されて
いる。Pチャンネルトランジスタ12pは、そのドレイ
ンをノードIOEXTへ結合しており、且つそのソース
はVcc電源へバイアスされており、トランジスタ12p
のゲートは接地へ結合されており、従ってトランジスタ
12pは常にオン状態である。実際的には、トランジス
タ12pはプルアップ抵抗であり、固定されたゲート電
圧を有するトランジスタは、通常、拡散又はポリシリコ
ン抵抗よりも最近の集積回路製造技術において一層容易
に実現されるものである。その結果、レシーバ4a内の
ノードIOEXTが接続されているバスラインBUSn
が出力ドライバ回路によりその上に駆動される論理状態
を有するものでない場合には、トランジスタ12pはI
OEXT及びバスラインBUSn をVccへ向かってプル
即ち移行させる。従って、トランジスタ12pのプルア
ップ機能は、バスラインBUSn をレシーバ(レシーバ
4aを包含する)のトリップ点近くの不定レベルから遠
ざけ、且つ上述したフローティングバス問題が発生する
ことを回避する。
【0012】一方、図2bのレシーバ4bは、トランジ
スタ12nを有しており、それはドレインをノードIO
EXTへ結合し、ソースを接地へ結合し、ゲートをVcc
へ結合したNチャンネルトランジスタであって、従って
トランジスタ12nは常にオン状態にある。従って、ト
ランジスタ12nはプルダウン装置として作用し、IO
EXT及びバスラインBUSn を接地へプルし、同様
に、レシーバ4bなどのレシーバのトリップ点近くのレ
ベルへバスラインBUSn がフローティングすることを
防止する。
【0013】何れの場合においても、プルアップトラン
ジスタ12p、プルダウントランジスタ12n又は同様
に接続された抵抗の各々はバスラインBUSn が不所望
のメタステーブル電圧へフローティングすることを防止
する。しかしながら、出力ドライバがバスラインBUS
n をトランジスタ12(又は抵抗)がバスラインをプル
するのと反対方向のデータ状態へ駆動するような場合に
は、DC電流が流され且つ電力が散逸される。トランジ
スタ12の特性は電力散逸を減少させるべくレイアウト
によって選択することが可能なものであるが、DC電力
は、尚且つこの様な反対のデータ状態に対して必然的に
流されることとなる。更に、トランジスタ12は出力ド
ライバ回路へ負荷を付加し、システム性能を減少させ且
つこの様な回路に対しての付加的な駆動能力を必要とす
る。
【0014】バスラインBUSn がフローティング状態
となることを防止するための別のプルアップ及びプルダ
ウン方法としては、オープンドレイン(又はオープンコ
レクタ)出力ドライバ回路と結合してプルアップ又はプ
ルダウン装置を使用するものがあり、それは上述したも
のと同様に、反対のデータ状態がプルアップ又はプルダ
ウン装置を介してDC電流を流すものである。更に別の
方法では、バスが駆動される場合にDC電流を減少させ
るためにレシーバトリップ点近くの選択された電圧であ
って、バスがトライステート状態にある場合に誤ったス
イッチングを回避するためにトリップ点から十分に離れ
た電圧にバスラインBUSn を維持するためにプルアッ
プ装置とプルダウン装置の両方を使用するものがある。
DC電流はこの構成によって減少されるが、この様な電
流はバスライン上に駆動されるデータ状態にかかわらず
流されるものである。なぜならば、プルアップ又はプル
ダウンの何れの装置も駆動されるデータ状態により対向
状態とされるからである。最近において、バッテリ駆動
型電子システムがより一般的なものとなっており、特に
高速CMOS技術の出現によりその傾向が強まってい
る。この様なバッテリ駆動型システムの例としては、ラ
ップトップ又はノートブック型のパソコンや、小型のデ
ジタル装置、及び小型のデジタル音響機器(CDプレー
ヤなど)がある。この様なシステムのユーザに対してバ
ッテリの寿命が許容可能なものであるためには、この様
なシステムにより流されるDC電流が最小のものとされ
ねばならない。プルアップ装置又はプルダウン装置を組
込んだ上述したバス制御方法の各々は、DC電力散逸を
犠牲にしてこの様な制御を行なうものである。この様な
電力散逸は、バッテリ駆動型システムにおいては許容可
能なものでない場合があり、特により多くの機能部が与
えられたバスに結合される場合にそのことが顕著とな
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的とすると
ころは、非常に低い電力散逸レベルにおいてトライステ
ートバスラインを高インピーダンス状態に制御するため
のキーパ回路を有するレシーバ回路を提供することであ
る。
【0016】本発明の別の目的とするところは、従来の
製造技術でもって容易に実現することの可能なその様な
レシーバ回路を提供することである。
【0017】本発明の更に別の目的とするところは、特
定応用集積回路(ASIC)用の双方向I/Oセルにお
いて使用するのに適したレシーバ回路を提供することで
ある。
【0018】本発明の更に別の目的とするところは、チ
ップ内又はチップ間バス制御に使用することの可能なレ
シーバ回路を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、弱いゲート動
作されるプルアップトランジスタと弱いゲート動作され
るプルダウントランジスタとを設けることによりレシー
バ回路内に組込むことが可能である。これらのプルアッ
プトランジスタ及びプルダウントランジスタは、それら
のゲートを共通接続しており、それらのドレインを外部
端子へ接続しており、その外部端子は制御されるべきト
ライステートバスラインへ接続されている。弱いプルア
ップ及びプルダウントランジスタのゲートは論理的に外
部端子から反転されるレシーバ内のノードへ結合されて
おり、従って弱いプルアップ及びプルダウントランジス
タは、そうでない場合にはバスを論理レベルへ駆動して
いるバス上の出力ドライバが存在しない場合にバスライ
ンを弱くラッチすべく作用する。これらのプルアップ及
びプルダウントランジスタは、十分に弱いものであっ
て、バス上の従来の出力ドライバにより容易にオーバー
ドライブ即ち打ち負かされるものである。出力ドライバ
によりドライブされると、駆動されるデータ状態に対向
するプルアップ又はプルダウントランジスタのうちの一
つがターンオフし、従ってバスラインデータ状態がセッ
トされると、それを介してDC電力が流されることはな
い。
【0020】
【実施例】図3を参照すると、本発明の好適実施例に基
づいて構成されたレシーバ20を組込むことの可能な双
方向入力/出力バッファ15について詳細に説明する。
この実施例においては、バッファ15は、特定応用集積
回路(ASIC)で実現するか、又は例えばマイクロプ
ロセサ、メモリ装置などの汎用集積回路でモジュラ構成
とする場合に設計されるセルである。従って、構成すべ
きバス接続の数に依存して、複数個のバッファ15を単
一の集積回路内に実現することが可能である。
【0021】注意すべきことであるが、レシーバ20
は、以下に説明する如く双方向入力/出力回路15内に
実現する場合に特に有用なものであるが、その他の回路
構成においても有用であり且つその中に組込むことが可
能なものであって、例えば、その様な構成としては、入
力バッファ及び外部バスへ接続可能な回路などがあり、
集積回路装置内の機能部が内部バスアーキテクチャを有
するものもある。
【0022】バッファ15は双方向性であり、出力ドラ
イバ回路と入力レシーバ回路の両方を有している。出力
ドライバ側においては、バッファ15は端子Aへ結合さ
れた従来の入力段24を有しており、端子Aは、好適に
は、バッファ15を有する集積回路内部のノードであ
り、それからバッファ15がその外部の端子PADへデ
ータを通信するためのものである。端子PADは例えば
図1のバスラインBUSn などのシステムバスの一つの
ラインへ結合すべく適合されている。入力段24は、端
子Aから入力データを受取り、且つ端子ENからイネー
ブル入力を受取り、該端子ENもこの集積回路内部の内
部ノードである。端子ENは、出力ドライバ能力がイネ
ーブル状態とされるべきであるか又は高インピーダンス
状態とされるべきであるか否かを表わす。入力段24
は、イネーブル状態とされた場合に、端子Aにおけるデ
ータ状態に対応する相補的な信号を供給し、且つ端子E
Nにおける信号によりイネーブル状態とされるべきでな
い場合には、高インピーダンス状態に対応する信号を供
給する。例えば、バッファ15の出力ドライバは能動的
プシュプル型のものである場合には、ディスエーブルさ
れた状態において、入力段24はプルアップ装置とプル
ダウン装置の両方をターンオフさせる信号を供給する。
【0023】入力段24の相補的出力は、従来のスリュ
ーレート制御ブロック26へ送給され、該ブロック26
は、更に、端子Sにおける制御信号に応答して入力段2
4によって発生される制御信号SCTRLを受取る。ス
リューレート制御ブロック26は、電力散逸及びノイズ
に関連してバッファ15のスイッチング速度を最適化さ
せるような態様で、出力バッファトランジスタへ印加す
るための複数個のプシュプル制御信号を発生する。この
機能及びスリューレート制御ブロック26は当該技術分
野において公知のものであり、例えばエスジーエス−ト
ムソンマイクロエレクトロニクスインコーポレイテッド
によって製造販売されているASIC用のASICセル
BD4TRにおいて使用されている。スリューレート制
御ブロックの出力はiラインPUとjラインPDとを有
しており、その各々は出力ドライバ28へ接続されてい
る。
【0024】出力ドライバ28は、好適には、プシュプ
ル型のものである。所望の出力波形の大きな駆動電流を
与えるために、出力ドライバ28はi個のプルアップト
ランジスタ(又は並列プルアップトランジスタのセッ
ト)を有しており、その各々はスリューレート制御ブロ
ック26からのi個のラインPUのうちの一つを受取
り、且つj個のプルダウントランジスタの各々はスリュ
ーレート制御ブロック26からのj個のラインPDのう
ちの一つを受取る。バッファ15の出力ドライバ側が端
子ENにおける信号によりイネーブル状態とされると、
ラインPU又はラインPDの何れかが、駆動されるべき
データ状態に依存して、場合によっては、所望とされる
特定の出力波形に依存して、i個のラインPU又はj個
のラインPDの間のタイミングで、それらの活性状態に
設定される。プシュプル出力ドライバ28の出力はそれ
に接続されているシステムバスのライン(例えば、バス
ラインBUSn )へ送給するために端子PADへ供給さ
れる。
【0025】バッファ15のレシーバ側においては、端
子PADが直列抵抗23を介してラインIOEXTへ結
合されており、ダイオード25及び27がそれに接続さ
れている。直列抵抗23及びダイオード25,27は、
レシーバ20の静電放電保護のために設けられており、
それはバッファ15のレシーバ側において何ら能動的な
機能を有するものではない。ラインIOEXTはレシー
バ20の入力へ接続されており、レシーバ20は端子I
OINTにおける出力を、従来のバッファ4a,4bに
関して上述したのと同一の態様で、バッファ15を組込
んだ集積回路の内部ノードへ供給する。
【0026】動作について説明すると、バッファ15の
出力ドライバ側が端子ENにおける信号によってイネー
ブル状態とされると、出力ドライバ28により駆動され
るデータ状態がシステムバスのラインに対して外部端子
PADへ供給され、且つ更に集積回路内へ送給するため
にラインIOEXTを介してレシーバ20へ供給され
る。バッファ15の出力ドライバ側が端子ENにおける
信号によってイネーブル状態とされず、従って出力ドラ
イバ28の出力が高インピーダンス状態にある場合に
は、バスラインBUSn の論理状態がレシーバ20によ
って受取られ且つ端子IOINTへ送給される。
【0027】次に、図4を参照して、本発明の好適実施
例に基づいて構成されたレシーバ20の構成について詳
細に説明する。特に、バスラインBUSn が高インピー
ダンス状態にある場合についての動作に関して詳細に説
明する。尚、上述した従来のレシーバ4a,4bにおけ
るものと同一のレシーバ20における要素には同一の参
照番号を付してある。
【0028】上述した従来のレシーバの場合における如
く、レシーバ20は、ゲートをノードIOEXTに共通
接続したトランジスタ6p,6nからなる第一CMOS
インバータを有している。トランジスタ6p,6nのド
レインはトランジスタ10p,10nのゲートへ共通接
続されており、トランジスタ10p,10nもCMOS
インバータ形態に構成されており、且つそれらのドレイ
ンはノードIOINTへ共通接続されている。トランジ
スタ10p,10nによりノードIOINT上へ駆動さ
れるデータ状態のラッチングは、トランジスタ8p,8
nにより保持され、これらのトランジスタのゲートはノ
ードIOINTへ共通接続されており且つそれらのドレ
インはトランジスタ10p,10nのゲートへ共通接続
されている。
【0029】バスキープ即ちバスを維持する機能を実施
するためには、本発明のこの実施例によるレシーバ20
が、Pチャンネルトランジスタ22pとNチャンネルト
ランジスタ22nとにより構成される別のCMOSイン
バータを有している。トランジスタ22p,22nの各
々は、レシーバ20内のその他のトランジスタ6,8,
10と比較し、且つ出力ドライバ28などの従来の出力
ドライバにおけるトランジスタとも比較して、弱い駆動
特性を有し且つ「オン」状態において比較的高いソース
/ドレイン抵抗を有するように構成されている。例え
ば、0.8μmの程度のチャンネル長さを有すると共に
50乃至150μmの程度のチャンネル幅を有すること
が可能であり、且つPチャンネルトランジスタ6p,1
0pは0.8μmの程度のチャンネル長さを有すること
が可能であり且つ75乃至150μmの程度のチャンネ
ル幅を有することが可能であり、従って端子IOEXT
における状態変化に応答してのノードIOINTのスイ
ッチング動作は迅速なものである。ラッチトランジスタ
8p,8nは、通常、トランジスタ6,10と同一のチ
ャンネル長を有するものであるが、そのチャンネル幅は
減少されており、従ってラッチング機能は発生するがそ
れは容易に打ち負かされるものである。例えば、トラン
ジスタ8pのチャンネル幅は30μmの程度とすること
が可能であり且つトランジスタ8nのチャンネル幅は2
5μmの程度とすることが可能である。レシーバ20の
バスキーパ部分におけるPチャンネルトランジスタ22
pは、レシーバ20の駆動及びラッチング機能部におけ
る他方のPチャンネルトランジスタよりも著しく低いW
/L比を有している。例えば、Pチャンネルトランジス
タ22pは、6μmの程度のチャンネル長と3.4μm
の程度のチャンネル幅とを有することが可能であり、そ
の結果、トランジスタ22pのW/L比は0.56の程
度であり、一方Pチャンネルトランジスタ6p,8p,
10pのW/L比は25乃至200の範囲内である。同
様に、Nチャンネルトランジスタ22nも著しく低いW
/L比を有している。例えば、トランジスタ22nは、
5μmの程度のチャンネル長を有し且つ2μmの程度の
チャンネル幅を有することが可能であり、その結果その
W/L比は0.4の程度であり、一方トランジスタ6
n,8n,10nのW/L比は30の程度から200の
程度の範囲内である。
【0030】トランジスタ22n,22pの相対的駆動
能力は、典型的な出力装置のものと比較してもより弱い
ものとされている。一例として示すと、例えばエスジー
エス−トムソンマイクロエレクトロニクスインコーポレ
イテッドにより製造販売されているASIC用のASI
CセルBD4TRにおけるような典型的な出力ドライバ
28は、二つのグループの共通的に制御される並列状態
のNチャンネルプルアップトランジスタ(即ち、図3に
おいてi=2)と8個の個別的に制御される並列状態に
あるNチャンネルプルダウントランジスタ(即ち、図3
の場合におけるj=8)とを有しており、各トランジス
タは100又はそれ以上の程度のW/L比を有してい
る。従って、トランジスタ22の駆動は、典型的な出力
ドライバにおける単一のトランジスタのものよりも著し
く弱いものであり、それは並列接続された8個のトラン
ジスタよりはなおさら弱いものである。以下に説明する
如く、このことは、幾つかのレシーバ20が結合された
場合であっても、典型的な出力ドライバが容易にノード
IOEXTの状態をスイッチさせることを可能としてい
る。
【0031】更に、トランジスタ22p,22nのチャ
ンネル長が長いために、オン状態にある場合のそれらの
ソース/ドレイン抵抗は極めて顕著なものであり、例え
ば、上述した如くに構成されたトランジスタ22p,2
2nの「オン」抵抗は25乃至50kΩの程度である。
【0032】製造における適合性のためには、長いチャ
ンネル長と低いW/L比を有するトランジスタ22p,
22nの上述した構成は好適なものである。この構成に
よれば、他の全ての特徴(例えば、ソース/ドレインド
ーピング、スレッシュホールド調節注入など)を同一の
状態に維持したまま、単にトランジスタのレイアウトの
みによって弱い駆動能力とソース/ドレイン「オン」抵
抗とが得られる。一方、本発明によれば、トランジスタ
22をレシーバ20内のその他のトランジスタと同様の
チャンネル長及びW/L特性でもって製造するが、更
に、ノードIOEXTとそれぞれのバイアス電圧との間
に各トランジスタ22のソース/ドレイン経路と直列し
て直列抵抗(拡散又はポリシリコン)を設けることによ
って、弱い駆動及び高い「オン」抵抗の同一の効果を得
ることが可能である。従って、当業者にとって、本発明
の記載を元にすれば本発明の技術的範囲を逸脱すること
なしにその他の変形例を構成することは自明なことであ
る。
【0033】本発明の好適実施例に基づくレシーバ20
の動作について詳細に説明する。その場合に、ノードI
OEXTがバッファ15内の出力ドライバ28によるか
又はバスラインBUSn へ結合されている別の集積回路
内の同様の出力ドライバによりデータ状態へ駆動される
状態から開始する。ノードIOEXTが駆動されると、
トランジスタ22p,22nは駆動されたデータ状態を
補強する。例えば、ノードIOEXTが高論理レベルへ
駆動されると、トランジスタ6nはターンオンされ且つ
トランジスタ6pはターンオフされ、その結果トランジ
スタ6p,6nのドレインは接地へプルされる。このト
ランジスタ6のドレインにおける低レベルは、トランジ
スタ22pをターンオンさせ且つトランジスタ22nを
ターンオフさせ、従ってトランジスタ22のドレインは
ccへプルされ、ノードIOEXTにおける外部的に駆
動された高論理レベルを補強する。同様に、ノードIO
EXTが出力ドライバ28によるか又はバスラインBU
n 上の別の出力ドライバにより低レベルへ駆動される
と、トランジスタ6p及び22nがオン状態となり、ト
ランジスタ6n及び22pがオフ状態となり、ノードI
OEXTにおける低論理レベルを補強する。
【0034】何れの場合においても、レシーバ20のノ
ードIOEXTにおいて駆動される状態は、対向するト
ランジスタ22をターンオフさせ、且つ補強用のトラン
ジスタ22をターンオンさせる。従って、バスラインB
USn が何れかの論理状態へ駆動される場合には、何れ
かのトランジスタを介してDC電流が流されることはな
い。
【0035】前にバスラインBUSn を駆動するものを
包含して全ての出力ドライバが高インピーダンス状態と
された時にバスラインBUSn が解放状態とされる。こ
のことは、レシーバ20におけるノードIOEXTが最
早外部的に駆動されたものとさせることはなく、トラン
ジスタ6,22のラッチ構成がノードIOEXTにおけ
る前のデータ状態を保持する。例えば、ノードIOEX
Tが高論理レベルへ駆動され次いで解放状態とされる
と、IOEXTが反対の即ち対向する低論理レベルへ駆
動される時まで、トランジスタ6n及び22pはオン状
態を保持し且つトランジスタ6p及び22nはオフ状態
を保持する。逆に、トランジスタ6,22のラッチは、
それが低状態へ駆動され次いで解放状態とされた後は、
ノードIOEXTにおいて低論理レベルを保持する。
【0036】このノードIOEXT、及びバスラインB
USn をその前の駆動された論理レベルに保持するトラ
ンジスタ22の「キープ」動作は、トランジスタ6,2
2のCMOSラッチ構成のためにほとんどDC電流を必
要とすることはない。更に、トランジスタ22の同一の
ものがバスラインBUSn が解放状態とされた後にオン
状態を保持するものであるから、このキープ機能を実施
するために何らスイッチングパワー(電力)が必要とさ
れることはない。その結果、ノードIOEXT及びそれ
に接続されているバスラインBUSn の状態を維持する
場合にレシーバ20により引出されるDC電流は、「オ
フ」状態にあるトランジスタを介してのソース/ドレイ
ンリーク電流に過ぎず、この様なリーク電流は現在のM
OSトランジスタの場合には極めて低いものである。
【0037】勿論、バスラインBUSn は、通常、その
トライステート条件とされた後のある時点において一方
の論理レベルへ駆動される。このバスラインBUSn
駆動は、異なった出力ドライバか、又は、最も最近にイ
ネーブル状態とされた同一の出力ドライバによる場合が
ある。次の駆動されるレベルが前のレベルと同一のもの
である場合には、トランジスタ6,22の状態は同一の
状態でありほとんど電力散逸が発生することはない。
【0038】次の駆動されるレベルがノードIOEXT
において維持されている状態と反対の状態である場合に
は、バスラインBUSn を駆動する出力ドライバは、新
たなデータを送給するためには、オン状態にあるトラン
ジスタ22のうちの一つの駆動に打ち勝たねばならな
い。しかしながら、上述した如く、トランジスタ22の
駆動能力は比較的弱いものであり、従って、通常の出力
ドライバ回路は、幾つかのレシーバ20が全て同一のバ
スラインBUSn へ接続されている場合であっても、ス
イッチング性能を著しく劣化させることなしに、トラン
ジスタ6を介してトランジスタ22の状態を容易にスイ
ッチさせることが可能である。更に、上述した如く、
「オン」状態にあるトランジスタ22のソース/ドレイ
ン抵抗は比較的高いものであり、例えば25乃至50k
Ωの程度である。その結果、トランジスタ22を次のデ
ータ状態へスイッチングさせる場合に散逸されるパワー
は比較的小さいものである。
【0039】従って、本発明は、従来技術と比較して著
しい利点を提供している。本発明に基づいて構成される
レシーバは、バスラインを最後の駆動されたレベルに保
持することにより、トライステート状態とすることの可
能なバスラインがフローティングすることを防止してい
る。この機能は、極めて低いDC電流を必要とするに過
ぎない態様で得られており、この様な電流は、MOSト
ランジスタが「オフ」状態にある場合のソース/ドレイ
ンリーク電流であるに過ぎない。このキープ機能は、
又、比較的弱い駆動能力を有する装置により与えられる
ものであり、従ってバスラインのトライステートの後に
反対のデータ状態とさせることは、典型的な出力ドライ
バにより行なうことが可能であり、その場合に著しい性
能の劣化が発生することはない。従って、本発明は、例
えばバッテリにより駆動されるような低パワーシステム
において特に重要な態様で、且つ従来の集積回路製造技
術と適合性を有する態様でシステムバス制御を提供して
いる。
【0040】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 バスをベースとしたアーキテクチャにおいて
構成された従来の電子システムを示した概略ブロック
図。
【図2a】 バス制御装置を具備する従来のレシーバの
一例を示した概略図。
【図2b】 バス制御装置を具備する従来のレシーバの
別の例を示した概略図。
【図3】 本発明の一実施例に基づいて構成されたレシ
ーバを組込んだ双方向ドライバ/レシーバ回路を示した
概略ブロック図。
【図4】 本発明の好適実施例に基づいて構成されたレ
シーバを示した概略図。
【符号の説明】
15 双方向入力/出力バッファ 20 レシーバ 24 入力段 26 スリューレート制御ブロック 28 出力ドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 29/10 8020−5K H04L 13/00 309 Z (72)発明者 チャールズ ワゴナー アメリカ合衆国, テキサス 75080, リチャードソン, フォーレスト グロー ブ 2810 (72)発明者 リチャード ブルンバーグ アメリカ合衆国, テキサス 75075, プラノー, パインハースト コート 3632 (72)発明者 ゲイリー コルツァー アメリカ合衆国, テキサス 77388, スプリング, フォーレスト エルムズ ドライブ 18406

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レシーバ回路において、 トライステートバスラインへ結合するための入力ノー
    ド、 出力ノード、 前記入力ノードへ結合した入力と前記出力ノードへ結合
    した出力とを具備するインバータ、 前記入力ノードと第一バイアス電圧との間に結合された
    導通経路を具備すると共に制御端子を具備する第一トラ
    ンジスタ、 前記入力ノードと第二バイアス電圧との間に結合された
    導通経路を具備すると共に制御端子を具備する第二トラ
    ンジスタ、 を有しており、前記第一及び第二トランジスタの制御端
    子が、前記入力ノードにおける論理レベルが前記第一バ
    イアス電圧に対応することに応答して前記第一トランジ
    スタがオンであり且つ前記第二トランジスタがオフであ
    り且つ前記入力ノードにおける論理レベルが前記第二バ
    イアス電圧に対応することに応答して前記第二トランジ
    スタがオンであり且つ前記第一トランジスタがオフであ
    るような態様で前記インバータの出力へ結合されてお
    り、且つ前記第一及び第二トランジスタが前記インバー
    タよりも著しく弱い駆動特性を有していることを特徴と
    するレシーバ回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第一及び第二ト
    ランジスタが電界効果トランジスタであることを特徴と
    するレシーバ回路。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記第一及び第二ト
    ランジスタがそれぞれ第一及び第二導電型であり、且つ
    それらの制御端子を前記インバータの出力へ共通接続さ
    せていることを特徴とするレシーバ回路。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記インバータが電
    界効果型の第一及び第二インバータトランジスタを有し
    ており、それらのソース/ドレイン経路が前記第一及び
    第二バイアス電圧の間に直列接続されており、それらの
    ゲートが前記入力ノードへ共通接続されており、且つそ
    れらのドレインが前記出力ノードへ結合されていること
    を特徴とするレシーバ回路。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記第一トランジス
    タの幅/長さ比が前記第一インバータトランジスタの幅
    /長さ比よりも著しく小さく、且つ前記第二トランジス
    タの幅/長さ比が前記第二インバータトランジスタの幅
    /長さ比よりも著しく小さいことを特徴とするレシーバ
    回路。
  6. 【請求項6】 請求項4において、前記第一トランジス
    タのソース/ドレインオン抵抗が前記第一インバータト
    ランジスタのものよりも著しく大きく、且つ前記第二ト
    ランジスタのソース/ドレインオン抵抗が前記第二イン
    バータトランジスタのものよりも著しく大きいことを特
    徴とするレシーバ回路。
  7. 【請求項7】 電子装置において、 バスライン、 前記バスラインを第一論理状態又は第二論理状態へ選択
    的に駆動し且つ高インピーダンス出力状態を有するドラ
    イバ回路、 出力ノードを有しており、入力を前記バスラインへ結合
    し且つ出力を前記出力ノードへ結合したインバータを有
    すると共に導通経路を前記バスラインと第一バイアス電
    圧との間に結合しており且つ制御端子を具備する第一ト
    ランジスタを有しており、且つ導通経路を前記バスライ
    ンと第二バイアス電圧との間に結合しており且つ制御端
    子を具備する第二トランジスタを有するレシーバ、 を有しており、前記第一及び第二バイアス電圧が前記第
    一及び第二論理状態にそれぞれ対応しており、前記第一
    及び第二トランジスタの制御端子が、前記バスラインに
    おける前記第一論理状態に応答して前記第一トランジス
    タがオンであり且つ前記第二トランジスタがオフであ
    り、且つ前記バスラインにおける前記第二論理状態に応
    答して前記第二トランジスタがオンであり且つ前記第一
    トランジスタがオフであるような態様で、前記インバー
    タの出力へ結合されており、且つ前記第一及び第二トラ
    ンジスタが前記ドライバ回路よりも著しく弱い駆動特性
    を有していることを特徴とする電子装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記第一及び第二ト
    ランジスタが電界効果トランジスタであることを特徴と
    する電子装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記第一及び第二ト
    ランジスタがそれぞれ第一及び第二導電型であり、且つ
    それらの制御端子を前記インバータの出力へ共通接続し
    ていることを特徴とする電子装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記インバータが
    電界効果型の第一及び第二インバータトランジスタを有
    しており、該トランジスタはそれらのソース/ドレイン
    経路を前記第一及び第二バイアス電圧の間に直列接続し
    ており、それらのゲートを前記バスラインへ共通結合し
    ており、且つそれらのドレインを前記出力ノードへ結合
    しており、前記第一トランジスタのソース/ドレインオ
    ン抵抗は前記第一インバータトランジスタのものよりも
    著しく大きく、前記第二トランジスタのソース/ドレイ
    ンオン抵抗は前記第二インバータトランジスタのものよ
    りも著しく大きいことを特徴とする電子装置。
  11. 【請求項11】 請求項9において、前記ドライバ回路
    がプシュプル型であることを特徴とする電子装置。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記ドライバ回
    路が、 電界効果型のプルアップトランジスタと、 電界効果型のプルダウントランジスタと、 を有しており、前記第一トランジスタの幅/長さ比が前
    記プルアップトランジスタの幅/長さ比よりも著しく小
    さく、且つ前記第二トランジスタの幅/長さ比が前記プ
    ルダウントランジスタの幅/長さ比よりも著しく小さい
    ことを特徴とする電子装置。
  13. 【請求項13】 請求項7において、前記ドライバ回路
    及び前記レシーバが同一の集積回路上に配設されている
    ことを特徴とする電子装置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記バスライン
    が前記ドライバ回路及びレシーバと同一の集積回路上に
    配設されていることを特徴とする電子装置。
  15. 【請求項15】 第一トライステート出力ドライバ及び
    レシーバが結合されているバスラインの制御方法におい
    て、 最初に前記バスラインを前記第一出力ドライバで第一及
    び第二論理レベルのうちの選択した一つへ駆動し、 前記第一駆動ステップの後に、前記第一駆動ステップが
    前記バスラインを前記第一論理レベルへ駆動することに
    応答して前記バスラインと前記第一論理レベルに対応す
    る第一バイアス電圧との間に結合されている第一トラン
    ジスタをターンオンし、且つ前記第一駆動ステップが前
    記バスラインを前記第二論理レベルへ駆動することに応
    答して前記バスラインと前記第二論理レベルに対応する
    第二バイアス電圧との間に結合されている第二トランジ
    スタをターンオンさせることによって前記バスラインレ
    ベルを維持し、 前記維持ステップの後に前記第一出力ドライバを高イン
    ピーダンス状態に設定し、前記設定ステップの後に、前
    記維持ステップにおいてターンオンされた前記第一又は
    第二トランジスタの状態を保持する、 上記各ステップを有しており、前記第一及び第二トラン
    ジスタが前記第一出力ドライバよりも著しく弱い駆動特
    性を有していることを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 請求項15において、更に、前記保持
    ステップの後に、前記バスラインを前記第一駆動ステッ
    プにおいて駆動されたものから反対の論理レベルへ駆動
    するステップを有することを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 請求項15において、前記第一及び第
    二トランジスタが電界効果型のものであり、且つ互いに
    反対の導電型を有することを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 請求項15において、更に、前記保持
    ステップの後に、前記バスラインをそれに結合された第
    二出力ドライバで駆動し、前記第一出力ドライバが前記
    高インピーダンス状態に止どまることを特徴とする方
    法。
JP5105563A 1992-05-06 1993-05-06 バスキーパ特徴を有するレシーバ回路 Pending JPH0685653A (ja)

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