JPH0685284B2 - 平形ケーブル - Google Patents
平形ケーブルInfo
- Publication number
- JPH0685284B2 JPH0685284B2 JP61146753A JP14675386A JPH0685284B2 JP H0685284 B2 JPH0685284 B2 JP H0685284B2 JP 61146753 A JP61146753 A JP 61146753A JP 14675386 A JP14675386 A JP 14675386A JP H0685284 B2 JPH0685284 B2 JP H0685284B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat cable
- main
- release agent
- cable
- flat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B7/00—Insulated conductors or cables characterised by their form
- H01B7/08—Flat or ribbon cables
- H01B7/0823—Parallel wires, incorporated in a flat insulating profile
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B7/00—Insulated conductors or cables characterised by their form
- H01B7/08—Flat or ribbon cables
- H01B7/0838—Parallel wires, sandwiched between two insulating layers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/28—Web or sheet containing structurally defined element or component and having an adhesive outermost layer
- Y10T428/2839—Web or sheet containing structurally defined element or component and having an adhesive outermost layer with release or antistick coating
Landscapes
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電気配線部品に関し、特に、平面状のアース
部材と共に構成され、多終端コネクターに使用される平
形ケーブル組立体に関する。
部材と共に構成され、多終端コネクターに使用される平
形ケーブル組立体に関する。
多終端コネクターは、商業的に知られるようになってい
る。と言うのは各々の導体を剥いで圧着端子を使用して
成端することと比較して、時間と労働が節約されるから
である。これらのコネクターは、等間隔に設けられた複
数の端子を保持する絶縁本体を有している。この端子
は、溝の形成された金属製の平板を有している。この平
板は、前記絶縁本体の表面を越えて延び、前端が鋭く形
成されている。上記コネクターは、また、コネクタカバ
ーを有している。このコネクタカバーは、前記平板の先
端を受け入れるために、前記絶縁本体と対面する面に凹
部を有している。前記コネクターを前記平板に対応して
位置合わせした後、絶縁本体とコネクタカバーを相対的
に接近させることにより、コネクタの絶縁体が排除され
て導体が前記金属の平板と接触する。そのようなコネク
ターの作用と構造は、例えば、米国特許公報第4458967
号および第3912354号に開示されている。
る。と言うのは各々の導体を剥いで圧着端子を使用して
成端することと比較して、時間と労働が節約されるから
である。これらのコネクターは、等間隔に設けられた複
数の端子を保持する絶縁本体を有している。この端子
は、溝の形成された金属製の平板を有している。この平
板は、前記絶縁本体の表面を越えて延び、前端が鋭く形
成されている。上記コネクターは、また、コネクタカバ
ーを有している。このコネクタカバーは、前記平板の先
端を受け入れるために、前記絶縁本体と対面する面に凹
部を有している。前記コネクターを前記平板に対応して
位置合わせした後、絶縁本体とコネクタカバーを相対的
に接近させることにより、コネクタの絶縁体が排除され
て導体が前記金属の平板と接触する。そのようなコネク
ターの作用と構造は、例えば、米国特許公報第4458967
号および第3912354号に開示されている。
上記のコネクターを使用するために、導体の最も有効な
形態は平形ケーブルである。この平形ケーブルは導体を
有しており、この導体は、コネクターの端子の間隔と整
合するように等間隔で平行に延設され、絶縁体の層によ
り保持されている。この平形ケーブルを使用することに
より、導体を成端するために、一本づつ導体を配置して
保持することが除去される。平形ケーブルは、デイジチ
ェーン接続（この場合、コネクターは、中間のケーブル
の両端に適用される）あるいはエンド接続のために用い
ることができる。本体とカバーを接近させるとき、平板
の鋭い先端が、導体間のウェブ材料を貫き、導体と導体
の間においてケーブルをスリット状に切断する必要はな
い。
形態は平形ケーブルである。この平形ケーブルは導体を
有しており、この導体は、コネクターの端子の間隔と整
合するように等間隔で平行に延設され、絶縁体の層によ
り保持されている。この平形ケーブルを使用することに
より、導体を成端するために、一本づつ導体を配置して
保持することが除去される。平形ケーブルは、デイジチ
ェーン接続（この場合、コネクターは、中間のケーブル
の両端に適用される）あるいはエンド接続のために用い
ることができる。本体とカバーを接近させるとき、平板
の鋭い先端が、導体間のウェブ材料を貫き、導体と導体
の間においてケーブルをスリット状に切断する必要はな
い。
離散して配設された複数の導体を跨ぐような幅を有する
金属の平面状のアース部材を、平形ケーブル組立体内に
構成することは有益である。しかし、アース部材が存在
するために、アース部材の金属構造に近くなるにつれ
て、平形ケーブル組立体のインピーダンスと静電容量を
変化させることができる。アース部材を使用することに
より、インピーダンスを安定、低減させ、さらに、種々
の導体間のクロストークを低減する作用もあり、そのク
ロストークは、コンピュータとその周辺機器の作用に悪
影響を与える。アース部材は、導体に沿って絶縁体の中
に埋設されている。導体から絶縁体を剥いでアース部材
を露出させて、多数の導体を成端するために、特殊な電
動工具により絶縁体を切断しなければならない。アース
部材の露出が不適切に行われると、平形ケーブルの電気
的および寸法特性が悪影響を受ける。
金属の平面状のアース部材を、平形ケーブル組立体内に
構成することは有益である。しかし、アース部材が存在
するために、アース部材の金属構造に近くなるにつれ
て、平形ケーブル組立体のインピーダンスと静電容量を
変化させることができる。アース部材を使用することに
より、インピーダンスを安定、低減させ、さらに、種々
の導体間のクロストークを低減する作用もあり、そのク
ロストークは、コンピュータとその周辺機器の作用に悪
影響を与える。アース部材は、導体に沿って絶縁体の中
に埋設されている。導体から絶縁体を剥いでアース部材
を露出させて、多数の導体を成端するために、特殊な電
動工具により絶縁体を切断しなければならない。アース
部材の露出が不適切に行われると、平形ケーブルの電気
的および寸法特性が悪影響を受ける。
ケーブルの各々の対の間に配置され、ミシン目を有する
帯状の分離部に、重併せた平形ケーブルを取り外せるよ
うに結合することが公知となっている。熱と圧力を適用
することにより、ケーブルはミシン目で接着される。そ
の制限的な接着は、手操作により分離されるまでケーブ
ルの接続を保持している。このようなケーブルの作用と
構造は、例えば、米国特許公報第3173991号に開示され
ている。
帯状の分離部に、重併せた平形ケーブルを取り外せるよ
うに結合することが公知となっている。熱と圧力を適用
することにより、ケーブルはミシン目で接着される。そ
の制限的な接着は、手操作により分離されるまでケーブ
ルの接続を保持している。このようなケーブルの作用と
構造は、例えば、米国特許公報第3173991号に開示され
ている。
サンドイッチ構造の導電性の帯を含むテープ導体もまた
知られている。その導電性の帯は、離隔して対面する接
着被覆を有する基板層と、この基板層に前記テープ導体
を保持するための接着被覆を有する被覆層との間に挟持
されている。接着部分の選択的に配設することにより、
被覆層を除去するための剥離力を調節することができ
る。そのようなテープ導体は、米国特許公報第2964587
号に開示されている。
知られている。その導電性の帯は、離隔して対面する接
着被覆を有する基板層と、この基板層に前記テープ導体
を保持するための接着被覆を有する被覆層との間に挟持
されている。接着部分の選択的に配設することにより、
被覆層を除去するための剥離力を調節することができ
る。そのようなテープ導体は、米国特許公報第2964587
号に開示されている。
更に、実開昭57−38524号公報に開示された平形ケーブ
ルは、裸導体をほぼ等間隔に並べた多心導体を、この多
心導体と直交して所定の幅と長さとをもつ非接着性絶縁
シートを所定間隔で頂面からサンドイッチ状にはさみ、
このサンドイッチ状体を絶縁材料で被覆して構成されて
いる。この平形ケーブルは、絶縁材料を剥がして多心導
体を露出し易くするために、多心導体と絶縁材料との間
において、ケーブルの長手方向に所定の間隔で配設され
た非接着性絶縁シートを有している。然しながら、こう
した構成では、多心導体を露出させる際、非接着性絶縁
シートが配設されている領域では前記絶縁材料を剥が易
くなるが、それ以外の領域では絶縁材料を剥がすために
大きな力または特殊な工具が必要となる。また、上記の
実開昭公報に開示された平形ケーブルは、ケーブルと一
体的に構成されたアース部材を具備していない。
ルは、裸導体をほぼ等間隔に並べた多心導体を、この多
心導体と直交して所定の幅と長さとをもつ非接着性絶縁
シートを所定間隔で頂面からサンドイッチ状にはさみ、
このサンドイッチ状体を絶縁材料で被覆して構成されて
いる。この平形ケーブルは、絶縁材料を剥がして多心導
体を露出し易くするために、多心導体と絶縁材料との間
において、ケーブルの長手方向に所定の間隔で配設され
た非接着性絶縁シートを有している。然しながら、こう
した構成では、多心導体を露出させる際、非接着性絶縁
シートが配設されている領域では前記絶縁材料を剥が易
くなるが、それ以外の領域では絶縁材料を剥がすために
大きな力または特殊な工具が必要となる。また、上記の
実開昭公報に開示された平形ケーブルは、ケーブルと一
体的に構成されたアース部材を具備していない。
本発明の目的は、アース部材と一体化された平形ケーブ
ル組立体を改良することにある。この平形ケーブル組立
体は、多数の導体を成端する際に、特別な道具を使用す
ることなく手操作により前記主ケーブルから変形させて
除去可能な、アース部材のためのプラスチックカバーを
備えている。本発明の平形ケーブル組立体は、事実上、
ケーブルと一体的に構成されたアース部材を含む従来の
平形ケーブル組立体と同様の厚さを有しており、また単
位長さ当りの重量も概ね同じである。平形ケーブル組立
体は、使用に際して信頼できるものであり、長い使用耐
久年数を有し、製造するのにも簡単で経済的である。本
発明の他の観点と特徴は、明細書中の特許請求の範囲及
び図面に明確に示されている。
ル組立体を改良することにある。この平形ケーブル組立
体は、多数の導体を成端する際に、特別な道具を使用す
ることなく手操作により前記主ケーブルから変形させて
除去可能な、アース部材のためのプラスチックカバーを
備えている。本発明の平形ケーブル組立体は、事実上、
ケーブルと一体的に構成されたアース部材を含む従来の
平形ケーブル組立体と同様の厚さを有しており、また単
位長さ当りの重量も概ね同じである。平形ケーブル組立
体は、使用に際して信頼できるものであり、長い使用耐
久年数を有し、製造するのにも簡単で経済的である。本
発明の他の観点と特徴は、明細書中の特許請求の範囲及
び図面に明確に示されている。
上述の目的を達成するために、本発明は、等間隔に配設
された複数の端子を有する多終端コネクタと共に使用さ
れ、前記コネクタの端子の間隔に合致するように、平行
かつ等間隔にシート状の絶縁体に保持された複数の導体
を含む主ケーブルを有し、前記シート状の絶縁体は、第
１の面と、第２の面と、２つの側縁部とを有しており、
前記第１と第２の面が前記２つの側縁部の間に延在され
ている平形ケーブル組立体において、 前記主ケーブルに設けられ、前記第２の面に対面する内
面を有するプラスチックカバーと、 前記主ケーブルと前記カバーとの間に配設された金属か
ら成る平面状のアース部材と、 塗布されていない部分が存在するように、前記内面と前
記第２の面の一方または両方に均一に印刷された剥離剤
とを具備し、 前記アース部材を露出するために、前記プラスチックカ
バーは、前記主ケーブルから容易に剥がすことができる
ように、前記第２の面の面に接着されていることを要旨
とする。
された複数の端子を有する多終端コネクタと共に使用さ
れ、前記コネクタの端子の間隔に合致するように、平行
かつ等間隔にシート状の絶縁体に保持された複数の導体
を含む主ケーブルを有し、前記シート状の絶縁体は、第
１の面と、第２の面と、２つの側縁部とを有しており、
前記第１と第２の面が前記２つの側縁部の間に延在され
ている平形ケーブル組立体において、 前記主ケーブルに設けられ、前記第２の面に対面する内
面を有するプラスチックカバーと、 前記主ケーブルと前記カバーとの間に配設された金属か
ら成る平面状のアース部材と、 塗布されていない部分が存在するように、前記内面と前
記第２の面の一方または両方に均一に印刷された剥離剤
とを具備し、 前記アース部材を露出するために、前記プラスチックカ
バーは、前記主ケーブルから容易に剥がすことができる
ように、前記第２の面の面に接着されていることを要旨
とする。
本発明の好ましい実施例では、前記剥離剤は印刷インク
であり、前記内面に印刷することができる。特に、前記
剥離剤をドットマトリックス状に印刷し、かつ、ドット
部分が、前記面において塗布されていない部分となるよ
うに印刷することが好ましい。好ましくは、前記第２の
面の70％が前記剥離剤により塗布されている。
であり、前記内面に印刷することができる。特に、前記
剥離剤をドットマトリックス状に印刷し、かつ、ドット
部分が、前記面において塗布されていない部分となるよ
うに印刷することが好ましい。好ましくは、前記第２の
面の70％が前記剥離剤により塗布されている。
更に好ましくは、前記主平形ケーブルの第１の面には、
うね状の隆起部が等間隔に設けており、前記導体の各々
が、前記隆起部の各々と整列するように保持されてい
る。更に、前記アース部材と係合するドレンワイヤを具
備している。
うね状の隆起部が等間隔に設けており、前記導体の各々
が、前記隆起部の各々と整列するように保持されてい
る。更に、前記アース部材と係合するドレンワイヤを具
備している。
好ましくは、前記アース部材は、前記主平形ケーブルの
２つの側縁部の間において、該側縁部に到達しないよう
に延在されており、前記第２の面は中央部に凹部を有
し、該凹部内に前記アース部材が配設されている。
２つの側縁部の間において、該側縁部に到達しないよう
に延在されており、前記第２の面は中央部に凹部を有
し、該凹部内に前記アース部材が配設されている。
本発明の実施例では、前記プラスチックカバーの内面に
おいて塗布されていない部分が、前記アース部材の両側
に設けられた前記主平形ケーブルの第２の面の側縁部に
接着され。
おいて塗布されていない部分が、前記アース部材の両側
に設けられた前記主平形ケーブルの第２の面の側縁部に
接着され。
好ましくは、前記アース部材はメッシュ状に形成され
る。
る。
プラスチックカバーの内面と、主ケーブルの第２の面と
の間に設けられた剥離剤は、塗布された領域と塗布され
ていない領域が形成されるように、かつ、上記の面に一
様に印刷、塗布されるので、プラスチックカバーは、剥
離剤の塗布されていない領域では主ケーブルの第２の面
に接着され、塗布された領域では接着されず、従って、
プラスチックカバーは、ケーブルの長手方向に一定の力
により容易に剥がすことが可能となる。
の間に設けられた剥離剤は、塗布された領域と塗布され
ていない領域が形成されるように、かつ、上記の面に一
様に印刷、塗布されるので、プラスチックカバーは、剥
離剤の塗布されていない領域では主ケーブルの第２の面
に接着され、塗布された領域では接着されず、従って、
プラスチックカバーは、ケーブルの長手方向に一定の力
により容易に剥がすことが可能となる。
図面を参照すると、多終端の絶縁変位コネクター22（第
３図参照）と供に用いられる本発明の平形ケーブル組立
体は、一般に参照番号20により示される。該平形ケーブ
ル組立体20は薄い板状の構造で、かつ、等間隔で絶縁体
28中に平行に保持された複数の導体26を有しる主ケーブ
ルから成る。また、上記平形ケーブル組立体20はプラス
チックカバー29を有しており、該アース部材30が、主ケ
ーブルと上記プラスチックカバーとの間でサンドイッチ
状に保持されている。アース部材30と密接しているドレ
ンワイヤー31が、また、上記組立体中に含まれていても
よい。一方、上記平形ケーブル組立体は、電気信号を伝
達するためのものであり、その導体は各々の中心から0.
050in（1.27mm）の間隔で配設されており、種々の電気
部品に電力を供給するケーブルより大型化できるという
点が理解されるであろう。
３図参照）と供に用いられる本発明の平形ケーブル組立
体は、一般に参照番号20により示される。該平形ケーブ
ル組立体20は薄い板状の構造で、かつ、等間隔で絶縁体
28中に平行に保持された複数の導体26を有しる主ケーブ
ルから成る。また、上記平形ケーブル組立体20はプラス
チックカバー29を有しており、該アース部材30が、主ケ
ーブルと上記プラスチックカバーとの間でサンドイッチ
状に保持されている。アース部材30と密接しているドレ
ンワイヤー31が、また、上記組立体中に含まれていても
よい。一方、上記平形ケーブル組立体は、電気信号を伝
達するためのものであり、その導体は各々の中心から0.
050in（1.27mm）の間隔で配設されており、種々の電気
部品に電力を供給するケーブルより大型化できるという
点が理解されるであろう。
第３図に示す多終端のコネクター22は、高端子密度で、
かつ信号導電型であり、２列の端子凹部を有する絶縁本
体32を具備する。端子33が、0.100in（0.245mm）のピッ
チを有する前記２列の各々の列の凹部に配置されてい
る。前記２列の各々の列において隣接する端子は、隣接
する導体26の一方が一方の列の端子に接続され、他方の
導体が他方の列の端子に接続されるように交互に配設さ
れている。端子の各々は、溝の形成された金属の平板34
を具備している。この平板は、導体と導体の間を結合す
る平形ケーブルの薄いウェブ材料を貫くために、先端が
鋭く形成されており、かつ、絶縁本体の面36を越えて延
びている。
かつ信号導電型であり、２列の端子凹部を有する絶縁本
体32を具備する。端子33が、0.100in（0.245mm）のピッ
チを有する前記２列の各々の列の凹部に配置されてい
る。前記２列の各々の列において隣接する端子は、隣接
する導体26の一方が一方の列の端子に接続され、他方の
導体が他方の列の端子に接続されるように交互に配設さ
れている。端子の各々は、溝の形成された金属の平板34
を具備している。この平板は、導体と導体の間を結合す
る平形ケーブルの薄いウェブ材料を貫くために、先端が
鋭く形成されており、かつ、絶縁本体の面36を越えて延
びている。
前記平板において溝の形成された先端により絶縁材料を
押しのけられ、導体26が平板34の溝に押し込まれて、こ
れと係合して電気回路が形成される。コネクター22はコ
ネクタカバー37を有している。該コネクタカバーは絶縁
材で形成され、ピン38により絶縁本体32に位置決めされ
る。そしてコネクタカバー37は、端子33に対して平形ケ
ーブル導体26を位置決めするための凹部42と、平板34の
先端を受入れるための凹部44とが形成された面40を有し
ている。平形ケーブル組立体20が、コネクタカバー37と
絶縁本体32との間に配置された後、上記コネクタカバー
と絶縁本体とを相対的に接近させることにより、平形ケ
ーブル組立体20の複数の導体26が成端される。
押しのけられ、導体26が平板34の溝に押し込まれて、こ
れと係合して電気回路が形成される。コネクター22はコ
ネクタカバー37を有している。該コネクタカバーは絶縁
材で形成され、ピン38により絶縁本体32に位置決めされ
る。そしてコネクタカバー37は、端子33に対して平形ケ
ーブル導体26を位置決めするための凹部42と、平板34の
先端を受入れるための凹部44とが形成された面40を有し
ている。平形ケーブル組立体20が、コネクタカバー37と
絶縁本体32との間に配置された後、上記コネクタカバー
と絶縁本体とを相対的に接近させることにより、平形ケ
ーブル組立体20の複数の導体26が成端される。
第１図と第２図を参照すると、主ケーブル24は、第１の
面46と、第２の面48と、２つの側縁部50とを有してい
る。第１と第２の面は、側縁部50の間に延在している。
プラスチックカバー29は、主ケーブルの第２の面と対面
する内面52を有しており、該内面には剥離剤54が印刷さ
れている。内面52は、剥離剤により塗布された部分と塗
布されない部分とがあるように印刷されている。剥離剤
は、主ケーブルの第２の面48に、あるいは内面52と第２
の面48との両方に印刷することができる。剥離剤は、プ
ラスチックカバーの内面にドットマトリクス状に適用さ
れており、各々のドットが、塗布されてない領域あるい
は接着可能な領域を表わしている。熱と圧力を適用する
ことにより、プラスチックカバーが塗布されてない領域
において主ケーブルの第２の面48に接着される。内面52
の全表面領域の約70％が塗布されており、これらの塗布
領域では接着されない。プラスチックカバーを剥いでア
ース部材を露出するために要する力は、剥離剤の適用範
囲に応じて調節することができる。剥離剤は、ポリ塩化
ビニルのようなプラスチック上で使用可能な印刷インク
の形態をとることが好ましい。ポリ塩化ビニルは、プラ
スチックカバー29と同様に絶縁体28のための好適な材料
である。剥離剤は、ドットマトリクス状に適用されるこ
とが示されているが、他の印刷形態でもよい。例えば、
塗布されている部分と塗布されていない部分とを有する
縦方向あるいは横方向に隣接する細長い帯状に印刷して
もよい。印刷された剥離剤を使用する最大の利点は、す
べての平形ケーブル組立体の厚さと重さが実質的に少な
くとも増加しないことと、金属のアース部材30を露出す
るために、特別な道具を使用することなしにプラスチッ
クカバーを剥がせることである。また、上記のように剥
離剤をドットマトリックス状に、または帯状に印刷、塗
布することにより、ケーブルの長手方向に一定な力によ
り容易にプラスチックカバーを剥がすことが可能とな
る。ここに提案された平形ケーブル組立体20の成端は、
絶縁体中に平行な導体に沿って埋設されたアース部材を
一体的に有する従来の平形ケーブルよりも簡単化され
る。
面46と、第２の面48と、２つの側縁部50とを有してい
る。第１と第２の面は、側縁部50の間に延在している。
プラスチックカバー29は、主ケーブルの第２の面と対面
する内面52を有しており、該内面には剥離剤54が印刷さ
れている。内面52は、剥離剤により塗布された部分と塗
布されない部分とがあるように印刷されている。剥離剤
は、主ケーブルの第２の面48に、あるいは内面52と第２
の面48との両方に印刷することができる。剥離剤は、プ
ラスチックカバーの内面にドットマトリクス状に適用さ
れており、各々のドットが、塗布されてない領域あるい
は接着可能な領域を表わしている。熱と圧力を適用する
ことにより、プラスチックカバーが塗布されてない領域
において主ケーブルの第２の面48に接着される。内面52
の全表面領域の約70％が塗布されており、これらの塗布
領域では接着されない。プラスチックカバーを剥いでア
ース部材を露出するために要する力は、剥離剤の適用範
囲に応じて調節することができる。剥離剤は、ポリ塩化
ビニルのようなプラスチック上で使用可能な印刷インク
の形態をとることが好ましい。ポリ塩化ビニルは、プラ
スチックカバー29と同様に絶縁体28のための好適な材料
である。剥離剤は、ドットマトリクス状に適用されるこ
とが示されているが、他の印刷形態でもよい。例えば、
塗布されている部分と塗布されていない部分とを有する
縦方向あるいは横方向に隣接する細長い帯状に印刷して
もよい。印刷された剥離剤を使用する最大の利点は、す
べての平形ケーブル組立体の厚さと重さが実質的に少な
くとも増加しないことと、金属のアース部材30を露出す
るために、特別な道具を使用することなしにプラスチッ
クカバーを剥がせることである。また、上記のように剥
離剤をドットマトリックス状に、または帯状に印刷、塗
布することにより、ケーブルの長手方向に一定な力によ
り容易にプラスチックカバーを剥がすことが可能とな
る。ここに提案された平形ケーブル組立体20の成端は、
絶縁体中に平行な導体に沿って埋設されたアース部材を
一体的に有する従来の平形ケーブルよりも簡単化され
る。
主ケーブル24の第１の面46は、好ましくは波状に形成さ
れる。つまり第１の面46は、複数のうね状の隆起部56を
有しており、導体26の各々が複数の隆起部56の各々に配
置される。隆起部56は、平板34に対応して各々の導体26
を正確に位置決めするために、コネクタカバー37の凹部
42に受承される。これは、両面が平坦に形成された平形
ケーブルよりも有利である。なぜなら、コネクター22
は、平形ケーブル組立体を成端する際、該平形ケーブル
組立体を正しく位置決めするための固定部を、コネクタ
カバーと絶縁本体の一方あるいは両方に備える必要がな
いからである。
れる。つまり第１の面46は、複数のうね状の隆起部56を
有しており、導体26の各々が複数の隆起部56の各々に配
置される。隆起部56は、平板34に対応して各々の導体26
を正確に位置決めするために、コネクタカバー37の凹部
42に受承される。これは、両面が平坦に形成された平形
ケーブルよりも有利である。なぜなら、コネクター22
は、平形ケーブル組立体を成端する際、該平形ケーブル
組立体を正しく位置決めするための固定部を、コネクタ
カバーと絶縁本体の一方あるいは両方に備える必要がな
いからである。
主ケーブルの第２の面48は、好ましくは、中央部にアー
ス部材のための凹部58を有する。アース部材30は、好ま
しくは銅によりメッシュ状に形成されている。さらに該
アース部材30は、主ケーブル24の側端50に達しないよう
に延在しているので、金属との不注意な接触から機械的
および電気的に保護される。プラスチックカバー29の内
面52の塗布されていない部分が、アース部材の両側の主
ケーブルの第２の面48の両側縁部に接着されている。第
２の面48は、ドレンワイヤー31を配置するための長手方
向の溝60を有している。ドレンワイヤー31は、平形ケー
ブル組立体20の長手方向全体に渡ってアース部材30と密
接するように保持されている。
ス部材のための凹部58を有する。アース部材30は、好ま
しくは銅によりメッシュ状に形成されている。さらに該
アース部材30は、主ケーブル24の側端50に達しないよう
に延在しているので、金属との不注意な接触から機械的
および電気的に保護される。プラスチックカバー29の内
面52の塗布されていない部分が、アース部材の両側の主
ケーブルの第２の面48の両側縁部に接着されている。第
２の面48は、ドレンワイヤー31を配置するための長手方
向の溝60を有している。ドレンワイヤー31は、平形ケー
ブル組立体20の長手方向全体に渡ってアース部材30と密
接するように保持されている。
本発明の平形ケーブル組立体20の作用は以下のとおりで
ある。主ケーブル24の終端において、プラスチックカバ
ー29は、手操作あるいは非常に簡単な道具を使用して剥
がされる。銅によるメッシュ状のアース部材30の隙間を
通してプラスチックカバーを主ケーブル第２の面48への
予備的、制限的に接着し、かつ、主ケーブルの第２の面
48の両側縁部に接着することにより、ケーブルの寸法お
よび電気的特性の一方または両者を変更するような大き
な力を発揮する特別な道具を使用する必要がなくなる。
ある。主ケーブル24の終端において、プラスチックカバ
ー29は、手操作あるいは非常に簡単な道具を使用して剥
がされる。銅によるメッシュ状のアース部材30の隙間を
通してプラスチックカバーを主ケーブル第２の面48への
予備的、制限的に接着し、かつ、主ケーブルの第２の面
48の両側縁部に接着することにより、ケーブルの寸法お
よび電気的特性の一方または両者を変更するような大き
な力を発揮する特別な道具を使用する必要がなくなる。
第３図に示すように、アース部材30は主ケーブルから後
方に剥がされる。これはアース部材30が熱伝導率が高い
ので容易になされる。主ケーブルの第２の面48をプラス
チックカバーに溶着する際、上記第２の面48に熱と圧力
を加えても、第２の面48とアース部材30とは実質的に接
着されない。多終端のコネクター22を主ケーブルに対し
て閉じることにより、各々の導体26が溝の形成された平
板34に対応して成端される。アース部材は、従来の方法
で設置するかあるいは切断することができる。
方に剥がされる。これはアース部材30が熱伝導率が高い
ので容易になされる。主ケーブルの第２の面48をプラス
チックカバーに溶着する際、上記第２の面48に熱と圧力
を加えても、第２の面48とアース部材30とは実質的に接
着されない。多終端のコネクター22を主ケーブルに対し
て閉じることにより、各々の導体26が溝の形成された平
板34に対応して成端される。アース部材は、従来の方法
で設置するかあるいは切断することができる。
上記のことから本発明の目的が達せられると同時に、他
の有益な成果も得られることが了解されよう。
の有益な成果も得られることが了解されよう。
上記発明の範囲内で種々の変更が可能であり、また上記
詳細な説明あるいは図面の範囲内のすべての事項は、例
示的なものでこれに制限されるものではない。
詳細な説明あるいは図面の範囲内のすべての事項は、例
示的なものでこれに制限されるものではない。
第１図は、本発明を具体化した平形ケーブル組立体の部
分展開斜視図である。 第２図は、第１図の平形ケーブル組立体の断面図であ
る。 第３図は、第１図の平形ケーブル組立体に用いられる多
終端のコネクターの分解斜視図である。 20……平形ケーブル組立体、22……コネクター 24……主ケーブル、26……導体 28……絶縁体、29……プラスチックカバー 30……アース部材、31……ドレンワイヤー 32……絶縁本体、33……端子 34……溝の形成された平板、36……面 37……コネクタカバー、38……ピン 40……面、42……凹部 44……凹部、46……第１の面 48……第２の面、50……側縁部 52……内面、54……剥離剤 56……隆起部、58……凹部 60……溝
分展開斜視図である。 第２図は、第１図の平形ケーブル組立体の断面図であ
る。 第３図は、第１図の平形ケーブル組立体に用いられる多
終端のコネクターの分解斜視図である。 20……平形ケーブル組立体、22……コネクター 24……主ケーブル、26……導体 28……絶縁体、29……プラスチックカバー 30……アース部材、31……ドレンワイヤー 32……絶縁本体、33……端子 34……溝の形成された平板、36……面 37……コネクタカバー、38……ピン 40……面、42……凹部 44……凹部、46……第１の面 48……第２の面、50……側縁部 52……内面、54……剥離剤 56……隆起部、58……凹部 60……溝
Claims (10)
- 【請求項１】等間隔に配設された複数の端子（33）を有
する多終端コネクタ（32）と共に使用され、前記コネク
タの端子（33）の間隔に合致するように、平行かつ等間
隔にシート状の絶縁体（28）に保持された複数の導体
（26）を含む主ケーブル（24）を有し、前記シート状の
絶縁体（28）は、第１の面（46）と、第２の面（48）
と、２つの側縁部（50）とを有ており、前記第１と第２
の面が前記２つの側縁部の間に延在されている平形ケー
ブル組立体（20）において、 前記主ケーブル（29）に設けられ、前記第２の面（48）
に対面する内面（52）を有するプラスチックカバー（2
9）と、 前記主ケーブルと前記カバーとの間に配設された金属か
ら成る平面状のアース部材（30）と、 塗布されていない部分が存在するように、前記内面（5
2）と前記第２の面（48）の一方または両方に均一に印
刷された剥離剤（54）とを具備し、 前記アース部材を露出するために、前記プラスチックカ
バーは、前記主ケーブルから容易に剥がすことができる
ように、前記第２の面に接着されていることを特徴とす
る平形ケーブル。 - 【請求項２】前記剥離剤は、印刷インクである請求項１
に記載の平形ケーブル。 - 【請求項３】前記剥離剤は、前記内面に印刷されている
請求項１に記載の平形ケーブル。 - 【請求項４】前記剥離剤は、ドットマトリックス状に印
刷されており、ドット部分が、前記面において塗布され
ていない部分である請求項３に記載の平形ケーブル。 - 【請求項５】前記第２の面の70％が前記剥離剤により塗
布されている請求項３に記載の平形ケーブル。 - 【請求項６】前記主平形ケーブルの第１の面には、うね
状の隆起部が等間隔に設けており、前記導体の各々が、
前記隆起部の各々と整列するように保持されている請求
項１に記載の平形ケーブル。 - 【請求項７】更に、前記アース部材と係合するドレンワ
イヤを具備する請求項１に記載の平形ケーブル。 - 【請求項８】前記アース部材は、前記主平形ケーブルの
２つの側縁部の間において、該側縁部に到達しないよう
に延在されており、 前記第２の面は中央部に凹部を有し、該凹部内に前記ア
ース部材が配設されている請求項３に記載の平形ケーブ
ル。 - 【請求項９】前記プラスチックカバーの内面において塗
布されていない部分が、前記アース部材の両側に設けら
れた前記主平形ケーブルの第２の面の側縁部に接着され
る請求項８に記載の平形ケーブル。 - 【請求項１０】前記アース部材がメッシュ状に形成され
ている請求項１に記載の平形ケーブル。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US750523 | 1985-06-27 | ||
| US06/750,523 US4678864A (en) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | Mass terminable flat cable assembly with readily separable ground plane |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS622473A JPS622473A (ja) | 1987-01-08 |
| JPH0685284B2 true JPH0685284B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=25018211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61146753A Expired - Lifetime JPH0685284B2 (ja) | 1985-06-27 | 1986-06-23 | 平形ケーブル |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4678864A (ja) |
| EP (1) | EP0207649A3 (ja) |
| JP (1) | JPH0685284B2 (ja) |
| AU (1) | AU589421B2 (ja) |
| CA (1) | CA1256174A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH0828139B2 (ja) * | 1988-09-20 | 1996-03-21 | 株式会社フジクラ | テープ電線の製造方法 |
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| JP7139208B2 (ja) * | 2018-09-28 | 2022-09-20 | 株式会社マキタ | 電動作業機 |
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- 1985-06-27 US US06/750,523 patent/US4678864A/en not_active Expired - Lifetime
-
1986
- 1986-06-02 AU AU58252/86A patent/AU589421B2/en not_active Ceased
- 1986-06-06 EP EP86304340A patent/EP0207649A3/en not_active Withdrawn
- 1986-06-23 JP JP61146753A patent/JPH0685284B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1986-06-27 CA CA000512673A patent/CA1256174A/en not_active Expired
Also Published As
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| AU589421B2 (en) | 1989-10-12 |
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