JPH0685042A - ウエハ検出装置 - Google Patents

ウエハ検出装置

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JPH0685042A
JPH0685042A JP25714992A JP25714992A JPH0685042A JP H0685042 A JPH0685042 A JP H0685042A JP 25714992 A JP25714992 A JP 25714992A JP 25714992 A JP25714992 A JP 25714992A JP H0685042 A JPH0685042 A JP H0685042A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発光部から照射される照射光がウエハにより
乱反射されても受光部において前記反射光に起因する誤
検出を防止するウエハ検出装置を提供するものである。 【構成】 キャリア3内に収納された複数枚のウエハ2
に対して光照射する発光素子19及びこの発光素子19
に対向する位置に設けられウエハ2の有無を検出する受
光素子20をそれぞれ2組備えたウエハ検出装置50に
おいて、前記それぞれの発光素子19の発振波長を異波
長にするとともに、前記受光素子20の入射光路にそれ
ぞれ透過波長の異なる光学フィルタ100を設けたこと
を特徴とするウエハ検出装置50。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はウエハ検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ウエハキャリア内に収納されるウ
エハの枚数または位置を検出する手段として、例えば特
開昭62−133286号公報が知られている。この検
出手段は前記ウエハキャリアに収納されるウエハの水平
方向でかつ対向する位置にそれぞれ発光部と受光部を設
け、かつ、ウエハの間を透過させることの出来る透過型
の赤外線レーザーを固定箇所に設け、前記ウエハキャリ
アが載置される載置台を上下移動させ、前記赤外線レー
ザー光がウエハにより遮光される遮光の数または位置を
測定することにより、ウエハの枚数または位置を検出す
るものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
赤外線レーザー光がウエハにより遮光される遮光の数ま
たは位置を測定することにより、ウエハの枚数または位
置を検出するものにおいては、発光部より照射された赤
外線レーザー光がウエハの垂直面であるエッジに反射
し、この反射光が上方または下方に収納されている他の
ウエハに反射してしまう。さらに、この反射光は多段の
乱反射となり受光部において検出してしまうので、正確
にウエハの枚数または位置の検出が出来ないという問題
点があった。さらに、前記ウエハの枚数の検出が反射光
により正確に検出出来ないと、ウエハをウエハが収納さ
れているキャリアから移載装置により搬入または搬出す
る際、搬入時にはキャリアのポケットに詰めてウエハを
挿入出来なくなる問題が生じ、搬出時には未処理ウエハ
がキャリア内に残留したまま前記キャリアのウエハを空
であると判断してしまうという問題点があった。
【0004】さらに、前記ウエハの位置の検出が正確に
出来ないと、前記移載装置がウエハを前記キャリアに搬
入または搬出する際、位置ずれを起こしてしまうので前
記キャリアのポケットに挿入できなくなり、このためウ
エハをキャリアに接触させウエハを破損したり、または
キャリアを転倒させてしまうという問題点があった。
【0005】本発明の目的は、発光部から照射される照
射光がウエハにより乱反射されても受光部において前記
反射光に起因する誤検出を防止するウエハ検出装置を提
供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、キ
ャリア内に収納された複数枚のウエハに対して光照射す
る発光素子及びこの発光素子に対向する位置に設けられ
ウエハの有無を検出する受光素子をそれぞれ2組備えた
ウエハ検出装置において、前記それぞれの発光素子の発
振波長を異波長にするとともに、前記受光素子の入射光
路にそれぞれ透過波長の異なる光学フィルタを設けたこ
とを特徴とするウエハ検出装置。
【0007】請求項2の発明では、前記発光素子の照射
する光の進行方向をそれぞれ逆に設けたことを特徴とす
るウエハ検出装置。
【0008】請求項3の発明では、前記発光素子と前記
受光素子の前面に偏光方向を同一方向とした偏光素子を
設けたことを特徴とするウエハ検出装置。
【0009】
【作用】請求項1の発明では、それぞれの発光素子から
照射される光の波長を異なる波長にするとともに、前記
受光素子の入射光路にそれぞれ透過波長の異なる光学フ
ィルタが設けられたので、発光素子から照射される照射
光がキャリア内に収容されたウエハにより乱反射されて
も、他の受光素子に入光するのを防止し、干渉による誤
検出を防止することができる。請求項2の発明では、発
光素子の照射する光の進行方向をそれぞれ逆に設けたの
で、発光素子から照射される照射光がキャリア内に収容
されたウエハにより乱反射されても、他の受光素子に入
光するのを防止することができる。請求項3の発明で
は、前記発光素子と前記受光素子の前面に偏光方向を同
一方向とした偏光素子を設けたので、発光素子から照射
される照射光がキャリア内に収容されたウエハにより乱
反射されても、他の受光素子に入光するのを防止するこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明をウエハ移載装置に適用した第
1の実施例について図面に基づいて詳述する。図1,図
2に示す示す如く、このウエハ移載装置1はウエハ、例
えば半導体ウエハ2は、キャリア3内に所定の間隔、例
えば4.76mm±0.8mmの間隔(4a)で設けら
れた各ポケット4に一枚づつ複数枚前記ウエハ2(厚
み、例えば約0.8mm)が最大25枚収納されてい
る。また、前記キャリア3は、エレベータ方式の載置台
5上に載置されており、この載置台5は、モーター、例
えばACサーボモーター6の回転軸にローラ径を変えた
結合ベルト7により係合するとともに、この係合ベルト
7により回転制御される如く直立したボールスクリュウ
8に結合されている。さらに、このボールスクリュウ8
の上方には、前記載置台5が螺合され、前記ボールスク
リュウ8の回転により昇降移動する如く昇降機構が構成
されている。さらに、この昇降機構は、前記ウエハ2の
位置検出情報により制御するように構成されている。
【0011】また、前記キャリア3の近傍、例えば対向
した位置には、ウエハ2を吸着かつ移載するアーム10
が設けられ、このアーム10にはウエハ2をバキューム
するための図示しない吸引パイプに連結したバキューム
孔10aが形成されている。また、前記アーム10はア
ーム搬入出機構11によりウエハ2を前記キャリア3に
搬入または搬出するように構成され、前記アーム搬入出
機構11は第一の固定台12に設置されている。さら
に、前記アーム搬入出機構11は固定台12に設けられ
た、モーターの回転軸にベルト結合されたローラに回転
伝達し、この回転はさらに前記アーム10を矢印方向に
移動させるようにベルト結合機構が設けられている。
【0012】また、前記アーム10の走行路でキャリア
3の間にはウエハ2の数または位置を検出するためのウ
エハ位置検出機構が設けられ、このウエハ位置検出機構
は、前記キャリア3内に収納されたウエハ2を介在し
て、例えば前記アーム10側には、発光部53と受光部
14が配設され、前記固定台12に固定設置されてい
る。また、前記アーム10と対向する位置の固定台16
には前記発光部53と対向する位置に受光部54と前記
受光部14と対向する位置に発光部13が固定設置され
ている。
【0013】以下、1組のウエハ検出装置50の光学電
気系の説明をする。図2(a)に示すように、前記発光
部13の内部には発光素子19、例えば半導体レーザー
で発振波長、例えば800nm帯が固定設置されてお
り、この発光素子19には、図2(b)に示すように、
この発光素子19を動作制御するための駆動回路25が
接続されている。また、前記発光素子19から発光され
るレーザー光17は、このレーザー光17を集光するた
めの集光レンズ21を介して投光開口部24(例えば高
さ0.5mm〜3mmで幅2mm〜10mmが穿設され
ている。)より前記レーザー光17が受光部14に向け
て投光されるように前記発光部13が構成されている。
また、前記投光開口部24の開口部全面を被う如く偏光
素子、例えば偏光膜を透明プラスチックシートではさん
だ構造のシート状の偏光板或いは、2枚のガラス板の中
間に偏光膜を接着剤で張り合わせた偏光フィルタ(ポラ
ライザー:商品名)101が係着固定されている。
【0014】また、前記発光部13より照射される前記
レーザー光17は前記受光部14の受光素子20に受光
するための光検出開口部23、例えば高さ0.5mm〜
3mmで幅2mm〜10mmが穿設されている。さら
に、この光検出開口部23にはこの開口部23全面を被
う如く偏光素子、例えば偏光膜を透明プラスチックシー
トではさんだ構造のシート状の偏光板或いは、2枚のガ
ラス板の中間に偏光膜を接着剤で張り合わせた偏光フィ
ルタ(ポラライザー:商品名)15が係着固定されてお
り、この偏光フィルタの後面には、所定の波長領域、例
えば800nm帯を通過する光学フィルタ、例えば各層
の光学的厚さがいずれも1/4λ(λは使用中心波長)
である高屈折率の膜と低屈折率の膜とを交互に蒸着した
誘電体多層膜で通過波長、例えば800nm帯の光学フ
ィルタ100が設けられ、前記受光素子20に受光する
ように構成されている。
【0015】さらに、このレーザー光17は受光レンズ
22により集光され、光電素子である受光素子20に受
光するように構成され、前記受光素子27より出力され
る光電信号は図2(b)に示すように、この光電信号を
増幅するための信号増幅回路28に接続されている。さ
らに、この信号増幅回路28で増幅された光電信号は前
記ウエハ2の有無により位置または数を前記光電信号に
より判断検出するための比較検出回路29に接続されて
いる。また、もう1組の発光部53と受光部54は前述
の発光部13と受光部14と同様の構成にされており、
発光部53の発光素子19の発振波長、例えば700n
m帯に設定され、受光部54の光検出開口部23に係着
固定された光学フィルタは波長領域、例えば700nm
帯を通過する光学フィルタ102のみ異なるよう構成さ
れ、以上の如くウエハ移載装置1が構成されている。
【0016】次に、第一の実施例のウエハ2の検出の作
用を説明する。キャリア3内のウエハ2の位置を検出す
る場合、載置台5を前記昇降機構により昇降または降下
させ、その際に、発光部13,53と受光部14,54
よりキャリア3内に収納されるウエハ2の位置,数また
は水平状態を検出して図示しない半導体メモリ等に記憶
する。即ち、前記載置台5を前記昇降機構のモーター6
の回転に同期して上昇または降下させ、最初に前記レー
ザー光17の光路をウエハ2が遮断する位置と、次に開
光する位置を測定することにより位置または数を検出す
ることが出来る。また、この位置を一旦前記半導体メモ
リに記憶し、上記2位置間の距離を常数として演算する
ことにより、前記ウエハ2の傾きを検出する。
【0017】しかしながら、一方のセンサーの前記発光
部13から投光したレーザー光17は、偏光フィルタ1
01を介して図3の(a)に示すように、ビーム角θ1
の広がりで光路を進むことになる。さらに、前記昇降機
構によりこれと同期してウエハ2も昇降移動する。この
ウエハ2の周縁部は図3の(a)に示すように、半径R
の曲面からなる凸状となっており、この凸状周縁部に前
記レーザー光17が反射、例えば、30a,30bで反
射し角度θ2,θ3の反射光32,33となって進行す
ることになる。この反射光32,33は、図3の(b)
に示すように、反射を引き起こしたウエハ2の上段に位
置するウエハ2Xに反射し、さらにその反射光32,3
3はウエハ2に反射を繰り返しながら進行し、受光部1
4aの光検出開口部23aに係着固定された透過光、例
えば水平透過光のみを透過させる偏光フィルタ15に入
光する。さらに、前記偏光フィルタ15に角度θ3で入
光した乱反射光32,33は前記偏光フィルタ15の偏
光作用と光学フィルタの作用により対向する、発光部の
光だけ入射される。例えば光学フィルタ100は800
nm帯の発振波長のみを、また同様に図2(b)に示す
光学フィルタ102は700nm帯の発振波長のみを透
過させる作用により抑制または遮断される。
【0018】このように一方の受光部14の光検出開口
部23に偏光フィルタ15と光学フィルタ100を係着
固定させた場合において、前記受光素子20の出力波形
は図4の(a)に示すように、ウエハ2の位置検出は、
前記信号増幅回路28に前記受光素子20から出力され
たウエハ検出波形40aが送信され、例えばn枚目の光
路遮光時を36aとし、n+1枚目の光路遮光時を36
bとし、n+2枚目の光路遮光時を36cとし、n+3
枚目の光路遮光時を36dのように前記昇降機構の降下
または上昇時において順次ウエハ2の位置を検出する。
また、他方の受光部54の光検出開口部23に偏光フィ
ルタ15と光学フィルタ102を係着固定させた場合に
おいて、前記受光素子20の出力波形は図4の(a)に
示すように、ウエハ2の位置検出は、前記信号増幅回路
28に前記受光素子20から出力されたウエハ検出波形
41aが同様に送信される。さらに、このウエハ検出波
形41aと前記ウエハ検出波形40aは図2(b)に示
す前記比較検出回路29に送信されるとともに図4の
(a)に示すウエハ2の位置または数の比較検出信号4
2aとして検出される。
【0019】しかしながら、前記偏光フィルタ15と光
学フィルタ100,102が受光部14,54の光検出
開口部23に係着固定されてない場合、受光部14から
の出力波形40bは、前記反射光32,33が前記受光
素子20に受光レンズ22を介して入光することにな
り、ウエハ2による光路開光時にエッジ43が生じるこ
ととなり実際のウエハ2の枚数より1枚多く出力され、
また同様に受光部54からの出力波形41bは、前述同
様の反射光の影響、または、発光素子19の発振波長が
同一波長でレーザー光の照射方向が同一進行方向の場
合、それぞれのレーザー光の干渉の影響により、ウエハ
2による光路遮光時にグリッジ44が生じることとなり
実際のウエハ2の枚数より1枚多く出力される。さら
に、このグリッジ44が生じる受光部54からの出力波
形41bと前記エッジ43が生じる受光部14からの出
力波形40bが比較検出回路29にて比較検出信号42
bとして検出された場合、実際のウエハ2の枚数より2
枚多く検出される。また、前記出力波形40b,41b
の検出時間45、例えばn+2枚目の検出時間差tと図
1に示す前記載置台5の昇降機構の昇降または降下時間
にて前記ウエハ2の水平状態を検出する場合、前記検出
時間差tによりウエハ2が斜めに載置されていると判断
されることになる。
【0020】前記実施例によれば次の効果が得られる。 (1)前記レーザー光17の光路がウエハ2により遮光
されることにより、ウエハ2の枚数または位置を検出す
る際、発光部13,53より照射されたレーザー光17
がウエハ2の垂直面であるエッジに反射し、この反射光
32,33が上方または下方に収納されているウエハ2
に反射し、この反射光32,33は多段の乱反射となり
前記レーザーの受光部14,54に入光するのを前記偏
光フィルタ15で防止または抑制することができ、正確
にキャリア3内のウエハ2の枚数または位置の検出が出
来る。
【0021】(2)また、発光素子19の発振波長がそ
れぞれ異波長でかつ、前記光学フィルタ100,102
もそれぞれの異なる発振波長帯のみを透光させるので、
前記ウエハ2の枚数の検出がそれぞれのセンサーが干渉
することなく、また、それぞれのセンサーのレーザー光
が同一進行方向でないので正確に検出することができ、
キャリア3内に収納されているウエハ2を移載装置11
により搬入または搬出する際、搬入時には正確にキャリ
ア3のポケット4に詰めてウエハ2を挿入でき、搬出時
には未処理ウエハ2がキャリア3内に残留したまま前記
キャリアのウエハ2が空であると判断するのを防止でき
る。
【0022】(3)さらに、前述のようにウエハ2の位
置の検出が正確に出来るので、前記移載装置11がウエ
ハ2を前記キャリア3に搬入または搬出する際、位置ず
れを防止するので前記キャリア3のポケット4に正確に
挿入でき、ウエハ2をキャリア3に接触させウエハ2を
破損したり、またはキャリア3を転倒させることなく安
全に搬入搬出することが出来る。
【0023】(4)さらに、前述のようにウエハ2の位
置の検出が正確に出来るので、受光部14,54により
前記ウエハ2の水平状態を検出する場合、前記反射光の
影響がなくなるので、正確にウエハ2の水平状態を検出
でき、移載装置11による斜め収納されているウエハ2
の搬入搬送を未然に防ぎ、ウエハ2を破損するのを防止
することが出来るので、移載装置11による搬入搬出の
信頼性を高めることができる。
【0024】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可
能である。前記偏光フィルタ15および光学フィルタ1
00,102は受光部14,54の光検出開口部23の
内側に係着固定するように構成してもよいことは言うま
でもない。前記実施例では、偏光膜を透明プラスチック
シートではさんだ構造のシート状の偏光板或いは、2枚
のガラス板の中間に偏光膜を接着剤で張り合わせた偏光
フィルターを説明したが斜め入射光を遮光または抑制す
るものであればどのような偏光素子でもよい。さらに、
前述検出装置を半導体製造装置に付設する際、エッチン
グ装置、プラズマCVD装置やLCD装置やECR装置
等のプラズマ処理装置或いは洗浄装置、拡散装置、熱処
理等にも応用できるのは当然のことである。さらに、半
導体製造装置に限らず、ウエハの検出を光センサーで行
なうものであればいずれにも適用できる。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明では、それぞれの発光素
子の発振波長を異波長にするとともに、前記受光素子の
入射光路にそれぞれ透過波長の異なる光学フィルタが設
けられたので、発光素子から照射される照射光がキャリ
ア内に収容されたウエハにより乱反射されても、他の受
光素子に入光するのを防止し、干渉による誤検出を防止
することができるという顕著な効果がある。
【0025】請求項2の発明では、発光素子の照射する
光の進行方向をそれぞれ逆に設けたので、発光素子から
照射される照射光がキャリア内に収容されたウエハによ
り乱反射されても、他の受光素子に入光するのを防止す
ることができるという顕著な効果がある。
【0026】請求項3の発明では、前記発光素子と前記
受光素子の前面に偏光方向を同一方向とした偏光素子を
設けたので、発光素子から照射される照射光がキャリア
内に収容されたウエハにより乱反射されても、他の受光
素子に入光するのを防止することができるという顕著な
効果がある。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施例のウエハ移載装置を
示す縱概斜視図である。
【図2】(a)図1のウエハ検出の動作を説明するため
の概略断面図である。 (b)図1のウエハ検出の動作を説明するための概略断
面図である。
【図3】(a)図1のセンサー光の反射光を説明するた
めの部分断面図である。 (b)図1のセンサーの受光部に透光する反射光を説明
するための部分断面図である。
【図4】(a)図1のセンサーと比較検出回路の出力波
形を時間軸で示す波形図である。 (b)図1のセンサーと比較検出回路の従来の誤検出の
出力波形を時間軸で示す波形図である。
【符合の説明】
1 ウエハ移載装置 2 ウエハ 3 キャリア 13,53 発光部 14,54 受光部 15,101 偏光フィルタ 17 光路 19 発光素子 20 受光素子 23 受光開口部 24 投光開口部 32,33 反射光 100,102 光学フィルタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリア内に収納された複数枚のウエハ
    に対して光照射する発光素子及びこの発光素子に対向す
    る位置に設けられウエハの有無を検出する受光素子をそ
    れぞれ2組備えたウエハ検出装置において、 前記それぞれの発光素子の発振波長を異波長にするとと
    もに、 前記受光素子の入射光路にそれぞれ透過波長の異なる光
    学フィルタを設けたことを特徴とするウエハ検出装置。
  2. 【請求項2】 前記発光素子の照射する光の進行方向を
    それぞれ逆に設けたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のウエハ検出装置。
  3. 【請求項3】 前記発光素子と前記受光素子の前面に偏
    光方向を同一方向とした偏光素子を設けたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のウエハ検出装置。
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